JP5194340B2 - 画像読取装置及びこれを用いたプロジェクタ - Google Patents

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本発明は、スキャナ、画像入力装置、複写機などに用いられ、原稿に記録された画像を読み取り、その画像を表す電気信号を取得する画像読取装置及びこれを用いたプロジェクタに関する。
従来、原稿に記録された画像を読み取って電気信号を取得し、取得した電気信号を所定形式の電子データに変換する場合や、原稿に記録された画像を読み取り、その複写画像を作成する際には、画像読取装置を用いて原稿に記録された画像を表す電気信号を取得している。
その場合、原稿の読取面をフラットなプラテンガラスに向けて載置し、プラテンガラスの下方一定の離隔距離を隔てて移動する光源から光を照射し、読取面から反射する反射光による等倍の正立像を固体撮像素子の受光面に結像させて電気信号を得るか、あるいは原稿を自動送出装置に載置して1枚ずつ繰り出すとともに、所定位置に固定された光源から照射される光の反射光により、通過する原稿に記録された画像を表わす電気信号を取得するのが一般的である。
また、複写画像の作成においては、高精細な原稿に忠実な画像を再現したいという要請から、原稿を高解像度で正確に読み取る必要がある。
しかしながら、複数頁の原稿が綴じ込まれた書籍に記録された画像を読み取り電気信号を取得する場合には、その書籍を裏返しにして、プラテンガラスに読取面を密着させて等倍の正立像を固体撮像素子の受光面に結像させる必要がある。また、複数頁にわたる読み取りを行う場合には一々ページをめくった後に、読取面を裏返す必要があることから、読み取り効率が悪い上、書籍をいためる恐れがある。さらに、厚手の書籍については、プラテンガラスに強く押し付けても、読み取りが難しく、取得した電気信号によって再現された、複写画像は、綴じ込み部分付近全体が黒くなったり、画像が歪み、見難いという問題がある。
そこで、原稿の読み取り面を上向きにしたまま読み取る方法が提案されている。例えば、2次元CCDなどのエリアセンサを首振り自在に装着し、読取対象となる原稿面を複数の領域に分割して撮影し、分割撮影画像を接合することにより原稿全体の画像を得るものが知られている。しかし、原稿面を接写したときに、撮影画像全体を合焦させることは不可能であることから、原稿面を複数の領域に分割する一方、結像光学系と原画像との位置関係に基づいて、分割された各領域のうち、合焦された使用可能領域を求め、撮影画像からその使用可能領域を切り出して貼り合わせることにより接合精度を高め良好な画質を確保する提案がなされている(特許文献1参照。)。
また、原稿を上向きにして撮影する画像読取装置において、読取領域の指定により切り出した画像を変倍したり、レイアウト変更して貼り合わせた場合のイメージの確認を可能にするため、切り出し領域を外部装置に出力できるようにしたものがある(特許文献2参照。)。
さらに、電子カメラを用いて距離が異なる複数の被写体を撮影する場合に、フィルムの結像面上の光軸と撮像レンズの光軸とをずらす、いわゆるあおり補正を行うことによりピント合わせを行う方法があり、その場合にあおり補正を電子的に行うことなどにより、撮像範囲のどの部分が合焦しているかを画像データの処理により確認することができるようにしたものがある(特許文献3参照。)。
ところで、上述したように、原稿面を上向きにして読み取る場合には、一般に、エリアセンサを用いるか、あるいはエリアセンサが内蔵された電子カメラを用いる方法が採用されている。
このエリアセンサは、リニアセンサに比べて1ラインの画素数をそれほど多くすることができないことから、数十万画素から数百万画素のものが多用されている。そのため、撮影領域が小さいときは高い解像度が得られる一方、撮影領域を広げると、画素の荒さが目立ち、たとえ電子的にデータ補完を行なっても解像度を向上させることができない。そこで、原稿面を適度なサイズに区分し、所定の解像度を得るとともに、区分された領域相互を貼り合わせて所定の解像度を確保する必要がある。
したがって、特許文献1や特許文献2に開示された方法では、エリアセンサが使用されるため解像度がそれほどよくない上、領域分割して撮影された区分領域を貼り合せる際にソフトウエアが必要となるため、その処理に時間がかかるという難点がある。また、特許文献2に開示された方法は、原稿を載せる台や読取面を俯瞰する装置が必要であり、机の上に装置を載せて原稿を読み取るには、装置全体のサイズが大きすぎるという難点がある。さらに、特許文献3に開示された技術を用いれば、装置全体を小型化することができるが、この技術により、読取面を分割し、各領域を順次合焦させて撮影したとしても、撮影の都度得られた画像データをソフトウエア処理により貼り合せる処理は残るので、その処理に時間がかかる上、貼り合わせることにより生じる画質劣化要因を完全には排除することができない。
そこで、リニアセンサを用いることにより画像読取時の解像度を高めるとともに、読取面を領域区分することなく読み取ることにより、貼り合せる際に必要なソフトウエア処理を不要にして読み取り時間の短縮を図り、かつ机上に載せたまま原稿を読み取ることが可能で、持ち運びが容易な画像読取装置として、次のような改良型の載置台無し画像読取装置(以下、「改良型画像読取装置」と言う。特開2005−191670号公報の請求項6参照)が考えられる。
「上部に窓部を有し、上向きの原稿の読取面に垂直な壁面を備えた筐体と、
前記筐体に収容され、
前記読取面に水平に軸着され、前記壁面の幅方向に延びる狭幅の読取光を前記窓部から斜下方向に出射し、該読取面に照射される該読取光を該壁面の幅方向と交わる走査方向に走査する読取光源、
前記読取光に平行な回転軸に軸支され、前記読取面で反射し、前記窓部から入射する該読取光を反射することにより該壁面の下方向に向ける回転ミラー、
前記壁面の上下方向に移動して前記回転ミラーで反射した前記読取光を所定位置で反射し、前記読取面の前記走査方向各位置で反射した該読取光による光像の歪みを矯正する非球面ミラー、
繰出し量を調節し、前記非球面ミラーの所定位置で反射した前記読取光による合焦した光像を結像させるレンズ、
前記レンズにより合焦した光像を撮像して前記原稿に記録された画像を表わす電気信号を取得する1次元固体撮像素、及び
前記読取光源による前記読取光の走査に合わせて、前記回転ミラーを回転させると共に、前記非球面ミラーを移動させて、前記窓部から前記回転ミラーに入射し、該回転ミラーで反射した該読取光を該非球面ミラーの前記所定位置に向ける駆動部を具備した原稿読取部と、を備えた画像読取装置。」
特開平10−210272号公報 特開平10−327312号公報 特開2000−13665号公報 特開2002−33891号公報 特開平08−154153号公報
しかし、このような原稿上向き画像読取装置は、既存のスキャナ、複写機などと異なり載置台が存在しないため、使用者が原稿をどの位置に配置してよいか分からないという問題がある。そのため、原稿と容易に区別することのできるように、載置台を白色基準版としたものや、原稿上向き画像読取装置で書籍を撮影する場合に特化した載置台がある(特許文献参照。)。また、使用者が原稿の位置合わせを行う時に簡易スキャンを行い、簡易スキャンの結果を表示装置に表示することで、使用者に視覚的なフィードバックをかけて位置調整しやすくするものもある(特許文献参照。)。
ここで、原稿上向き型の画像読取装置の更なる問題点を説明するために、特許文献に記載された発明のように原稿を載せるための載置台を持たない画像読取装置と、特許文献に記載された発明のように原稿を載せるための載置台を持つ画像読取装置の2種類に分類し、前者を原稿上向き載置台無し画像読取装置、後者を原稿上向き載置台付き画像読取装置と呼ぶ。
従来型の原稿上向き載置台付き画像読取装置は、特許文献に記載された発明で触れられているように、撮像部と載置台の位置関係が固定され、また載置台の上に原稿を置く位置を指定するマーカのようなものが加えられている。しかし、この種の載置台付き画像読取装置は、撮像部と載置台の位置関係を固定する必要があるため、載置台と撮像部を別々に扱うことができずに一体型にする必要がある。そのため、画像読取装置が巨大になってしまうという問題がある。
また、特許文献に記載された発明の原稿上向き載置台無し型画像読取装置は、撮像部の下方に適当に原稿を置き、原稿が写される様子をモニタに表示しながら視覚的なフィードバックをかけて位置調整を行うことにより適切な位置に配置できるようにした。しかしこの発明では、原稿を配置する机の材質、色などの特性を画像から読み取らなければならず、原稿と類似した色や反射率を持つ机の場合には、画像から原稿のみを抽出することが非常に難しいという問題があった。
来の載置台付き画像読取装置と載置台無し画像読取装置はトレードオフの関係にあり、一方の課題を満たすと他方の課題を満たさなくなる。
更に、原稿上向き画像読取装置に関して、次のような問題があることが判明した。
既存のスキャナは、PC(PERSONAL COMPUTER)からマウスなどを用いてメニューを選択することで操作を行い、既存の複写機などは操作パネルからメニューを選択するものが主流である。従来の原稿上向き型画像読取装置では、PCからマウスを用いてメニューを選択するようになっている。それは、原稿上向き型画像読取装置は机などの狭い領域に置くことを想定して作られているので、操作パネルを別個用意すると、机の使用可能領域が狭くなってしまうからである。
しかし、専用の操作パネルでの操作と比べて、PCで読取装置を操作することは煩雑であり、多くの時間を要する。このことは原稿上向き型画像読取装置の最大の特徴である、画像読取時間の短さを冒す非常に重要な問題となる。また、操作パネルを筐体自体に付随させることも考えられるが、筐体のバランスが崩れ倒れる恐れがある。
また、上記改良型画像読取装置は、光が通過しうる窓部を有し、ホコリや手垢などによりこの窓部が汚れる可能性が高く、窓部の汚れにより画像読取精度に悪影響が生じるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、なされた発明であり、小型化が図れ、操作パネルの有効利用が図れる原稿上向き型画像読取装置及び新規なプロジェクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、撮影台と、該撮影台上に載置された原稿を読み取る画像読取部とを有し、前記画像読取部内に設けられた光源から前記撮影台上に載置された原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を受光することにより、前記原稿を読み取る読取装置において、
前記撮影台と画像読取部とは、回転機構で結合され、
前記撮影台の前記原稿を載置する面に、タッチセンサと表示部とを備えたタッチパネル付表示装置を設け、
前記撮影台は、前記画像読取部との角度が所定角度未満の収納状態と、前記画像読取部との角度が所定角度以上で、前記原稿を読みとるときの状態である撮影可能状態とを有し、
前記撮影台が、前記収納状態から、前記原稿を読みとる撮影可能状態に移行したとき、電源の投入によりもたらされた撮影台オープン待ち状態から、原稿の読み取り条件を設定する読取条件設定状態に移行し、前記表示部は、前記原稿を位置決めする枠又は位置決めマークと前記原稿の読取りを開始させる読取開始ボタンとを表示するように構成することができる。
このように、表示装置と載置台と操作パネルを兼用とすることで省スペースを図ることができる。また、これにより、画像読取装置を小型化、軽量化することができる。更に、画像のトリミングを行うときに、PCなどのモニタから操作するよりも操作性を高くすることができる。
また、これにより、使用者が原稿の載置位置を簡単に知ることができるので、原稿の載置位置あわせを容易にすることができる。
上記の目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、前記読取条件設定状態において、前記表示部に表示された編集ボタンを押下することにより編集状態に移行し、前記表示部に、読み取った画像を編集するGUIを表示するように構成することができる。
読み取った画像を編集するGUIを表示するように構成したので、編集時における使用者の操作上の手間を減らすことができる。また、読み取られた画像を、簡便に編集することができる。
上記の目的を達成する本発明は、画像読取装置で読みとった画像を、投影装置に供給してプロジェクタとして構成することができる。
これにより、新規なプロジェクタを提供することができる。
上記の目的を達成するために、本発明のプロジェクタは、前記タッチパネル付表示装置の前記タッチセンサ上で行う操作に対応するコマンドを与えておき、
前記タッチパネル付表示装置の前記タッチセンサ上で操作した内容を反映して、前記投影装置に、画像を供給するように構成することができる。
これにより、画像読取装置をプロジェクタへの信号入力器として利用する際に、タッチパネルにより読み取った信号を変換し付加することで、表示画像に様々な視覚効果を付加できる。また、画像読取装置とタッチパネルを組み合わせることでOHPと同等の機能が得られ、新しいプレゼンテーション形態を提供することができる。
本発明によれば、小型化が図れ、操作パネルの有効利用が図れる原稿上向き型画像読取装置及び新規なプロジェクタを提供することができる。
本発明の最良の形態を説明する前に、本発明の契機となった上記改良型画像読取装置について説明する。
図1は、改良型画像読取装置を示す概略外観図である。図1に示す画像読取装置は、厚さが薄い箱型の筐体1に収容されている。筐体1は、正面及び背面をなす壁面2と、壁面2と直角に交わる両側面3と、上面4及び底面5とを有する。改良型画像読取装置における筐体1の壁面2及び両側面3は、原稿の読取面に垂直になっているが、原稿の脇に、原稿に平行に配置する必要から、少なくとも正面の壁面2が垂直であればよく、背面の壁面や両側面3は、必ずしも原稿の読取面に垂直である必要はない。
また、改良型画像読取装置の筐体1は、机上に載せて使用することや、携行に便利なように側面3の幅を狭くして薄型になるように構成されている。また、壁面2の幅は、目的に応じて任意に設定可能であるが、A4版サイズ横置きの原稿又は書籍(あるいはA3版縦置きの原稿又は書籍。ただし、書籍の場合には、綴じ込み部分が壁面2に平行になるように配置する。)に合わせて決定することが好ましい。
正面の壁面2上部には、原稿を読み取る読取光が出射されると共に、読取面で反射した読取光が入射する窓部(開口)6が設けてあり、窓部6は、筐体1内部への埃の侵入や収納される光学機器を防護するため、ガラスで覆われている。さらに、正面の壁面2、右上部には、高さ測定用の測定光が出射される窓部7が設けられ、中央上部には、原稿の読み取り面の明るさを検知するAEセンサ用の窓部8がそれぞれ設けられている。
また、改良型画像読取装置には、原稿読取部により読み取られた原稿に記録された画像をモニタ表示する、液晶パネルにより構成された画像表示部9を備えている。
さらに、画像表示部9の下部及び上部、筐体1の側面3には、操作者が操作を行う操作釦10が設けられている。
なお、操作釦10としては、読み取る原稿がフラットな読取面か、凹凸のある書籍かの選択を行う原稿選択釦、原稿のサイズを指定する指定釦、及び非球面ミラーを読取開始位置にセットする初期設定釦がある。
画像表示部9は、蝶番を介して側面3に固定されているので、不使用時には壁面2に押し付けて収納し、原稿を読み取る際には、表示部9を図のように引き起こし、読み取った画像をモニタすることができる。
なお、画像読取装置には、画像読取部で使用する商用電源を得るための電源コード11が接続されている。
改良型画像読取装置は、フラットな読取面を有する原稿や書籍のように綴じ込み部分を有し、読取面に凹凸がある原稿のいずれについても、読取面を上向きにした状態で、読取面に記録された画像を光学的に読み取り、その画像を表わす電気信号を取得することができるように構成されている。また、机の上に載せて、その脇に置いた原稿を読み取ることができるようにするため、原稿の読取面に対して斜め上方から読取光を照射し、その読取光を走査することにより画像を読み取るように構成されている。さらに、筐体の側面の幅の寸法は、壁面の高さの寸法よりも小さくして、画像読取装置全体が薄型になるように構成することもできる。
改良型画像読取装置においては、フラットな読取面を有する原稿を読み取るのか、読取面に凹凸がある原稿を読み取るかの選択は操作釦10の操作により行い、フラットな読取面を有する原稿の場合には、原稿のサイズと、読取光の照射位置とに応じ予め決められたレンズ位置に合焦するようにプログラムされている。一方、読取面に凹凸がある原稿を読み取る場合には、予め読取面各位置の基準面からの高さを測定し、その測定結果に基づいてプログラムされたレンズ位置に修正が施される。また、斜光を走査することによる一般的な画像歪みは、位置に応じて異なる反射特性を有する非球面ミラーを、斜光の走査に合わせて移動させることにより矯正し、読取面に凹凸がある原稿を読み取る場合には、測定された高さに応じて、読み取られた電気信号にディストーション補正が施される。
図2は、改良型画像読取装置を側面から見た、筐体に収納された画像読取部を示す概略図である。
図2に示すように、改良型画像読取装置の画像読取部は、筐体1内に収容され、その筐体1は、読み取り面を上向きにして配置された原稿100の脇に、窓部6が設けられた正面の壁面2をその原稿の読取面に向けて配置されている。なお、窓部6は、原稿100の読取面のうちの壁面2に最も近い位置で反射した光が筐体1内部に十分入射できる大きさの開口を有する。
筐体1内部には、筐体1の上部側から、読取光源20、回転ミラー21、非球面ミラー22、反射ミラー23、レンズ24、及び1次元固体撮像素子25の順序で画像読取部を構成する各部が配置され、読取光源20、及び回転ミラー21は、原稿100の読取面の何れの位置からでも見通せる位置に配置されている。
読取光源20は、例えば発光素子がライン状に配列され集光レンズを介して壁面2の幅方向に細長の読取光を斜上方向から出射するとともに、筐体1の側面3上部に、読取面に水平に設けられた、回転軸20aに軸支されている。したがって、窓部6から読取面に向けて読取面の幅方向に細長い読取光を照射する一方、回転軸20aの回転に伴って照射された細長い読取光で読取面を線順次に隈なく走査することができる。
ここで、原稿が書籍の場合には、書籍の綴じ込み部分と、筐体1の壁面2とが平行になるように、筐体1を配置することにより、読取面の幅方向に読取光を同じ条件で照射することができる。
回転ミラー21は、平面状の反射ミラーで、読取光源の回転軸20aより下部側、その回転軸20aと平行に設けられた図示しない回転軸によって、筐体1の両側面に軸支されている。そして、読取光源20が回転するのに合わせて回転するように構成されているので、読取光により読取面が走査されたとき、その走査された読取面の各位置で乱反射し、窓部6から回転ミラー21に所定の角度で入射する読取光の向きを壁面2の下方向に変えることができる。したがって、読取光の走査によって読取面各位置で反射した、各位置に記録された画像に応じた反射光を1次元撮像素子25で捉えることができる。
非球面ミラー22は、読取面の各位置で反射した読取光が回転ミラー21で反射するまでの距離の違いにより画像歪が生じるのを光学的に回避する役割を持っている。
改良型画像読取装置の読取光源20は、読取面に対して斜め方向から光を照射するとともに、その照射される光を走査するように構成されている。したがって、図3(a)に示すように、矩形の原稿面ABの斜め方向から読取光110を照射し、原稿面ABで反射した読取光120を、読取光の出射位置近傍に配置された回転ミラー21で反射した後、非球面ミラー22を経てレンズ24で合焦させ、1次元撮像素子25で捉えた光像は、原稿面の手前側Bと手先側Aとでは撮影距離が異なっている。このため、原稿面の手前側Bと手先側Aとでは画像倍率が相違し、図3(b)に示す、実線で表わす矩形の原稿面ABは、図の破線で示すように、歪んだ状態で捉えられる。すなわち、撮影距離が長い場合には縮小された画像として1次元撮像素子25に捉えられる。
そこで、改良型画像読取装置の非球面ミラー22は、筐体1の壁面2に上下移動自在に設置されるとともに、上下方向の反射特性が変化するように設計されている。
すなわち、撮影距離が長い場合には拡大する必要があるので、凹面をなし、撮影距離が短い場合には、その逆に凸面をなしている。そして、回転ミラー21で反射し、非球面ミラー22に入射する読取光の反射位置が、その読取光の読取面における反射位置に応じて移動し、画像歪が矯正されるように、非球面ミラー22は、回転ミラー21の回転に合わせて上下移動するように構成されている。
ここでは、上下移動する非球面ミラー22を1つ用いているが、非球面ミラー22は、1つである必要はなく複数用いてもよい。また、非球面ミラー22は、画像倍率の補正用に限定する必要はなく、その他の要因による歪の補正に用いてもよい。
レンズ24は、非球面ミラー22で反射した読取光による光像を1次元固体撮像素子25の受光面に結像させる。
ここで、改良型画像読取装置のレンズ24は、通常は、回転ミラー21、非球面ミラー22と連動してレンズ位置が自動調節されて合焦するようにプログラムされている。そして、読取面に凹凸がある書籍を上向きで読み取る場合には、原稿の読み取りに先駆けて行われる、測定部による読取面各位置の高さを測定した測定結果に基づいて、自動調節されるレンズ位置に修正が施される。また、レンズ24は、焦点距離が可変なズームレンズにより構成することが可能であり、ズーム倍率を複数段階に設定することもできる。
ただし、その場合、レンズの焦点距離が所定の範囲から外れた場合には、非球面ミラー22のみでは画像歪みが矯正しきれないので、1次元固体撮像素子で撮像して取得した電気信号に、画像処理回路で所定のディストーション補正を施す必要がある。
1次元固体撮像素子25は、レンズ24により結像された、読取面に記録された画像による光像(光量分布)に応じて電気信号を出力する。
ここで、1次元固体撮像素子15は、例えば感光部と転送部とを1列に並べたリニアCCD、あるいはラインセンサを用いることができる。
これにより、エリアセンサを用いる場合よりも高解像度を得ることができる。
改良型画像読取装置の筐体の側面3に設けられた操作釦10を押すと、読取光源20から、筐体の壁面の幅方向に延びる、狭幅の読取光110が出射され、その読取光は読取面を矢印X方向に走査される。読取面で反射した読取光120は、回転ミラー21に入射し、さらに非球面ミラー22の所定の反射特性を有する部分で反射し、読取光の走査による画像倍率の変動やリニヤリティが補正され、レンズ24に入射する。レンズ24は、読取光の走査に合わせてレンズ位置が設定されるので、1次元固体撮像素子25には、読取面に記録された画像の光像が合焦した状態で受光される。
図4は、改良型画像読取装置における概略機能ブロック図である。
図4に示すように改良型画像読取装置は、回転ミラー及び非球面ミラーを連動させ回転又は上下移動させるミラー駆動機構30、ミラー駆動機構30を駆動するモータ31、モータ31の回転を制御するモータ駆動回路32、非球面ミラーの位置を検出しモータ駆動回路32に伝達する位置検出センサ28、読取光源20、読取光源20を回転させるランプ駆動回路33、レンズ位置を自在に変えるレンズ機構34、そのレンズ機構34をモータの駆動によりズームレンズを移動させたり、プログラムにしたがって合焦させたりする、ズーム・AFモータ駆動回路35、レンズにより結像された光像に基づく電荷を蓄積する1次元CCD素子(ここでは1次元固体撮像素子として、1次元CCD素子が用いられている)25、1次元CCD素子に所定の信号を送り駆動するCCD駆動回路36、1次元CCD素子に蓄積された電荷を読み出した電気信号をデジタル化するとともに、所定のゲインコントロールを行う画像処理回路37、画像処理回路37で処理されたデジタル信号及び読取面のサイズ毎の結像レンズの合焦位置を記憶するメモリ38、読取面各位置の基準面からの高さを測定するAF投光ランプ39、読取面の明るさを測定するAE受光素子40、メモリ38に記憶されたデジタル信号をモニタ画面に表示する画像表示部9、この画像読取装置に操作釦10の操作により所定の指令を送る操作パネル41、外部装置とデジタル信号の送受を行うインタフェース42とを備えており、各回路および各機構は、CPU50により制御されている。
ここで、読取光源20は、AE受光素子40による測定結果に基づいて、読取光の強度を調整して出射することができる。また、読取面における走査方向の各位置に応じて、1次元CCD素子25で撮像する際の平均的な明るさが均一になるように、例えばAF投光ランプ39を点灯させて読取面の高さ測定を行った際の1次元CCD素子25で取得された電気信号に基づいて、出射する読取光の強度を調整することや、読取光の走査速度を調整することもできる。
また、画像処理回路37は、レンズ機構34におけるズームレンズのズーム倍率と補正定数との対応表を有し、ズーム倍率の設定如何により焦点距離が所定の範囲から外れたときは、1次元CCD素子25で撮像して取得した電気信号に、その対応表を用いてディストーション補正を施すことができる。また、測定部により測定された高さに基づいて、1次元CCD素子25で撮像して取得した電気信号に補正を施す。
さらに、操作パネル41には、読み取る原稿の種別を設定する原稿選択釦10aと、原稿サイズを指定する指定釦10bと、非球面ミラーを読取開始位置にセットする初期設定釦10cとがある。
そして、CPU50は、操作パネル41における原稿選択釦10aを操作することにより非平面状態が選択されたときは、AF投光ランプ39を点灯させて読取面の高さを測定した後、読取光源を点灯させ、モータ31を回転駆動して回転ミラーに回転させ、非球面ミラーを移動させる制御を行う。また、測定された読取面各位置の高さに応じてズーム・AFモータ駆動回路35に予めプログラムされている、レンズ機構34のレンズ位置に修正を施すことができる。
ランプ駆動回路33により読取光源20が点灯されると、AE受光素子40は、読取面全体の平均的な明るさを測定する。そして、その測定結果に応じてランプ駆動回路33は、読取光が読取面に照射されたときに、その照射された読取面が適切な明るさとなり、1次元CCD25に結像される光像により適正な電気信号が得られるように、読取光源20に印加される電圧又は電流を調整する。また、ランプ駆動回路33の調整結果に応じて、読取光源20により読取面が走査され、読取面に記録された画像を読み取る速度が設定される。操作パネル41の原稿選択釦10aには、フラットなシートを選択する釦と、綴じ込み部分を有し、読取面に凹凸がある、書籍を選択する釦とがあるので、読み取る原稿の種別に応じて何れかを選択する。
例えば、書籍を選択する釦が押されると、距離を測定する測定光源(AF投光ランプ)39が点灯し、回転ミラー、非球面ミラー、結像レンズが所定の動作を行い、測定光源39による読取面各位置(凹凸が生じている)の反射光が受光され、基準面(読取面がフラットである場合のその読取面)における基準位置(例えば、測定光が読取面を斜めに横断する筋状の光が基準面に照射される位置)からのずれが検出され、そのずれから、凹凸のある読取面各位置の高さが求められる。その場合、モータ駆動回路32は所定の回転速度となるようモータを駆動し、ミラー駆動機構30を駆動する。その場合、非球面ミラーの位置は位置検出センサ28で検出され、検出結果に応じて回転ミラーが駆動される。また、AFモータ駆動回路35は、予めプログラムされた通りにレンズの合焦機構を駆動する。一方、CCD駆動回路36は、ミラー駆動機構30の駆動速度にあわせて1次元CCD素子25を駆動する。画像処理回路37は、1次元CCD素子25から電荷を読み出して電気信号を得ると共に、デジタル化してメモリに蓄積する。
そのようにして検出された凹凸のある読取面各位置の高さに基づいて、CPU50は、予め原稿のサイズに合わせてプログラムされているレンズの合焦位置を修正する。そして、CPU50で修正されたレンズの合焦位置に基づいて、読取光源から照射され、走査された読取光による電荷が1次元CCD素子25に蓄積される。蓄積された電荷は、読み出され、取得された電気信号は、画像処理回路37でデジタル化されてメモリ38に記憶される。画像処理回路37は、AF投光ランプ39を点灯させて測定した読取面核位置の高さに基づいて、メモリ38に記憶されたデジタルデータに所定の補正を施す。
なお、図4の改良型画像読取装置に対して、これから説明する本発明は、タッチパネル付表示装置を有する撮影台を設けた点が主な改良点である。これにより、画像読取装置を小型すると共に、ユーザの操作性を向上させたものである。したがって、本発明においても、入力出力部分、メモリで記憶される内容、CPUで処理される処理の内容等が追加的の変更されるものの、図4の装置が、本発明の処理内容に対応して変更することにより、そのまま使用できる。
したがって、図6に示された第1の実施例の追加された機能、及び図16に示された第2の実施例の追加された機能は、図4のCPU50に相当するものによって、処理される。
(第1の実施例)
本発明の画像読取装置の第1の実施例を説明する。図5(A)に本体の外観を示す。本体は大きく分けて画像読取部201と、載置台(撮影台)202、電源ボタンM301、載置台固定部204から構成されている。なお、画像読取部201として、上述した改良型画像読取装置の画像読取部を用いる。したがって、ここで、画像読取部201について説明をすると、説明が重複するので、画像読取部201に関する説明は省略する。
また、載置台202は、図5(A)に示す、原稿を読みとることが可能な撮影可能状態(モード)と、図5(B)に示す、収納時の形態である収納状態(モード)とを有する。
画像読取部201と載置台202は回転機構で結合されており、図5(A)の撮影可能状態から図5(B)の収納状態に、載置台202を回動させることで、状態(モード)を移行させることができる。
図5に示すように、画像読取部201と載置台202とが回転機構で結合されているので、画像読取部201と載置台202とを所定の位置関係に固定することができる。更に、図5(A)を上方より観察すると図5(C)ように見える。図5(C)によれば、載置台202には、タッチパネル付き液晶モニタ203が設けられている。なお、タッチパネル付き液晶モニタ203は、タッチセンサ部と表示部とから構成されている。
次に、図6に、載置台202上のタッチパネル付き液晶モニタ203と画像読取部201とに係る状態遷移図と、図4のCPU50に接続されている読取領域記憶部B301と読取相対ズーム倍率記憶部B302とを示す。
図6に示されているS301〜S308はタッチパネル付き液晶モニタ203に係る状態であり、S309は画像読取部201に係る状態である。なお、画像読取部201に係る状態の詳細な動作は、図1〜図4における改良型画像読取装置の画像読取部の動作と同じであるので、説明を省略する。また、図6中のM301〜M317は、動作を示している。
また、読取領域記憶部B301と読取相対ズーム倍率記憶部B302は、状態S301〜S308で得られたデータを記憶し、このデータは、S309での画像読取状態で使用される。読取領域記憶部B301は、画像が読取可能な領域サイズを記憶する。例えば、A4縦、A4横などと記憶する。これに対して、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶される相対ズーム倍率は、…−2、−1,0,1,2…などの整数値を記憶する。ここで、相対ズーム倍率0とは、読取領域記憶部B301内に記憶されている領域を最も適切なサイズで撮影可能なズーム倍率を指す。また、相対ズーム倍率が0よりも小さい場合は、ズームアウトを表し、相対ズーム倍率が0よりも大きい場合は、ズームインを表す。
つまり、S301〜S308の状態を遷移しながら、読取領域記憶部B301と読取相対ズーム倍率記憶部B302の記憶部の値を変化させ、S309の状態に達したときに、読取領域記憶部B301と読取相対ズーム倍率記憶部B302とに記憶されたデータを使用して画像読取を行うことになる。
また、図7と図9は読取設定状態S304、図8は用紙サイズ選択状態S305、図10と図11はズーム設定状態S306、図12はトリミング領域設定状態S307を説明するための図である。
それでは本実施例の動作を図6を用いて説明する。
まず、デフォルト値として読取領域記憶部B301は、A4横領域を、読取相対ズーム倍率記憶部B302は、相対ズーム倍率0に設定されているものとする。
(S301:電源ボタンオフ状態)
図6では、電源ボタンオフ状態S301のとき、電源ボタンM301を押すと、載置台オープン待ち状態S302に遷移する。
その他の状態のときに電源ボタンM301を押すと電源ボタンオフ状態S301に遷移する。
(S302:載置台オープン待ち状態)
載置台オープン待ち状態S302は、載置台202がオープン(撮影可能状態)のときは、無条件で読取設定状態S304に遷移する。載置台オープンとは、図5(A)で示される場合を代表とする、画像読取部201と載置台202の角度がα以上の場合であり、載置台オープン(収納状態)とは図5(B)で示される場合を代表とする画像読取部201と載置台202の角度がα未満の場合である。
なお、載置台クローズから載置台オープンにすると、読取設定状態S304に遷移する。
(S304:読取設定状態)
読取設定状態S304に遷移すると、図7に代表されるような読取条件を設定するGUI(Graphical User Interface)がタッチパネル付き液晶モニタ203に表示される。
図7では、画像読取領域が、網がけで示されている。また、図7のタッチパネル付き液晶モニタ203には、読取範囲指定ボタンM306、ズームボタンM308、スタートボタンM310及びトリミングボタンM312が表示されている。
読取設定状態S304に遷移した際、読取領域記憶部B301に記憶されている領域と、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率に基づいて、画像読取領域を表示する。図7はデフォルト値(読取領域記憶部B301は、「A4横」、読取相対ズーム倍率記憶部B302は、「0」に設定されている。)のものを表している。また、図9は読取領域記憶部B301に記憶されている領域がA5縦、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率が0の場合を表している。なお、図7〜図13で、網がけの領域が読取領域を表している。
この読取設定状態S304において、トリミングボタンM312を押すと、トリミング領域設定状態S307に遷移する。
また、この読取設定状態S304において、読取範囲ボタンM306を押すと、用紙サイズ選択状態S305に遷移する。
また、この読取設定状態S304において、スタートボタンM310を押すと、画像読取状態S309に遷移する。
また、この読取設定状態S304において、編集ボタンM304を押すと、編集状態S303に遷移する。
また、この読取設定状態S304において、ズーム設定ボタンM308を押すと、ズーム設定状態S306に遷移する。
(S305:用紙サイズ選択状態)
用紙サイズ選択状態S305では、図8に代表されるような用紙の大きさを選択するGUIがタッチパネル付き液晶モニタ203に表示される。
図8では、用紙サイズA3横、A3縦、A4横、A4縦、A5横、A5縦、B3横、B3縦、B4横、B4縦の表示と共に、その表示の上方に、用紙選択ボタンM307が表示されている。ユーザは、表示されている用紙サイズのうちから、所定の用紙サイズの用紙選択ボタンを押すと、読取領域記憶部B301にはその用紙サイズが記憶され、読取設定状態S304へ遷移する。その際、読取相対ズーム倍率記憶部B302には、相対ズーム倍率「0」を記憶する。
具体例として、用紙選択ボタンM307により、A5縦のボタンを選択した後に遷移した読取設定状態S304の表示を、図9に示す。
(S306:ズーム設定状態)
ズーム設定状態S306では、図10に代表されるような相対ズーム倍率を変更するGUIがタッチパネル付き液晶モニタ203に表示される。図10で表示されている読取領域(網がけの領域)は、読取領域記憶部B301に記憶されている領域サイズと、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率に依存する。
ズームアウトボタンM314を選択すると、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率に−1を加えて記憶し、ズームインボタンM315を選択すると、読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率に1を加えて記憶する。また、変更した相対ズーム倍率に合わせて、用紙を載置する位置を示す枠の表示を変更し、ズーム設定状態S306へ自己遷移する。
ズーム設定状態S306において、ズーム設定終了ボタンM309を押すと、読取設定状態S304へ遷移する。
図11は、ズームインボタンM314を押した場合に遷移した後のズーム設定状態S306の表示である。撮像される領域が網がけの領域で示されている。読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている相対ズーム倍率が1であることから、読取領域(網がけの領域)がA4用紙サイズ(太線のサイズ)よりも小さくなっていること、ズームイン1の文字が、大きくなっている。
(S307:トリミング領域設定状態)
トリミング領域設定状態S307では、図12(A)に代表されるようなトリミング領域を設定するGUIが表示される。トリミング領域設定状態S307に移行した際に、「A4用紙を太線枠に合わせて置いて下さい。」と表示されているので、図12(B)に示すように、用紙を太線枠に合わせて載置する。続いて、トリミング領域設定ボタン901を押す。続いて、太線枠で囲まれた領域内を、指などのタッチパネルに反応する物体で閉曲面を描く。トリミング領域設定ボタン901を押したことと、閉曲線が入力されたことにより閉領域判定状態S308に遷移する。この際、タッチパネルに指などの指示物体が反応している間、音などを発するようにすると、どの領域がトリミングされるか分かりやすくなる。
(S308:閉領域判定状態)
閉領域判定状態S308では、トリミング領域設定状態S307で描写された閉曲線が基準を満たすか否かを判定する。この基準とは、閉領域か否かの判定に関する基準で、例えば、
・閉曲線が読取領域外を描写していた場合
・閉じていない図形の場合
・交点が2つ以上ある曲線の場合
等は、閉領域と判定しないとする基準である。
閉領域判定状態S308により、描写された図形が閉領域とみなされる場合(領域認識成功M316)には認識された閉領域を読取領域記憶部B301に記憶して画像読取状態S309に遷移する。描写された図形が閉領域とみなされない場合(領域認識失敗M317)はトリミング領域設定状態S307に遷移する。
(S303:編集状態)
集状態S303では、図13に代表されるような読み取った画像を編集するGUIが表示される。このGUIを用いると既存の編集技術を行うことができる。
集状態S303において、読取設定ボタンM305を押すと、読取設定状態S304に遷移する。
(S309:画像読取状態)
画像読取状態S309では、読取領域記憶部B301と読取相対ズーム倍率記憶部B302に記憶されている情報を使用して画像読取部201により画像の読取を行う。
本実施例では説明を省略しているが、読取設定状態S304などで、連続画像読取などを指定したときには、画像読取状態S309は自己遷移を行う。
画像の読取が規定回数終了した場合(M311読取終了)、読取設定状態S304に遷移する。
(第2の実施例)
第一の実施例で説明した画像読取装置は、読取可能な最大原稿サイズ以上の大きさを持つ必要がある。本実施例では、読取可能な最大原稿サイズ以下でも画像読取が行える画像読取装置の例を説明する。図14に図5(C)と対応する、本実施例に係る画像読取装置を上部からみた図を示す。画像読取部1101は、図5の画像読取部201と同様、上述した改良型画像読取装置の画像読取部を用いる。また、タッチパネル付き液晶モニタ1103は、図5のタッチパネル付き液晶モニタ203と同様の働きをする。
一の実施例と同様、画像読取部201と載置台202とが所定の位置関係に固定することができることから、1102を、固定載置台と呼ぶ。なお、タッチパネル付き液晶モニタ1103は、後述するように、回転軸1108を軸に、360度回転する。1104は可動載置台であり、図15のように、固定載置台1102から分離することができる。そのため、可動載置台と呼ぶ。
また、B5位置マーク1105、A4位置マーク1106、B4位置マーク1107は、それぞれB5、A4、B4サイズの原稿を画像読取する場合に、原稿の端部の位置あわせを行うのに使用される。回転軸1108は、タッチパネル付き液晶モニタ1103を360度回転させることのできる軸である。180度回転した様子を図19に示す。
次に、図16はタッチパネル付き液晶モニタ1103と画像読取部1101に係る状態遷移図と、図4のCPU50に接続されている読取領域記憶部B1301と読取相対ズーム倍率記憶部B1302と回転角度記憶部B1303を示す。
図16に示されているS1301〜S1306はタッチパネル付き液晶モニタ1103に係る状態であり、S1307は画像読取部1101に係る状態である。なお、画像読取部1101に係る状態の詳細な動作は、図1〜図4における改良型画像読取装置の画像読取部の動作と同じであるので、説明を省略する。また、図16中のM1301〜M1313は動作を示している。
また、読取領域記憶部B1301と読取相対ズーム倍率記憶部B1302と回転角度記憶部B1303は、状態S1301〜S1306で得られたデータを記憶し、このデータは、S1307での画像読取状態で使用される。読取領域記憶部B1301は、画像読取部1101に画像読取する領域を知らせる役割を持ち、読取相対ズーム倍率記憶部B1302は画像読取部1101が撮像するときの相対ズーム倍率を知らせる役割を持つ。
また、回転角度記憶部B1303は、タッチパネル付き液晶モニタ1103が、固定載置台1102に対して回転している角度を記憶する。なお、固定載置台1102とタッチパネル付き液晶モニタ1103の位置関係が図14のとき、回転角度記憶部B1303は「0」を記憶しており、1102固定載置台と1103タッチパネル付き液晶モニタの位置関係が図19のとき、回転角度記憶部は180を記憶している。また、回転角度記憶部B1303と、タッチパネル付き液晶モニタ1103は連動しており、回転角度記憶部B1303に記憶されている角度に応じてタッチパネル付き液晶表示装置1103は表示の向きを変える。本実施例では、図14の方向からタッチパネル付き液晶モニタ1103を見た場合に常に文字が正対するように文字を表示するものとする。
本実施例は、S1301〜S1306の状態を遷移しながら、読取領域記憶部B1301と読取相対ズーム倍率記憶部B1302の記憶部の値を変化させ、画像読取状態S1307の状態に達したときに読取領域記憶部B1301と読取相対ズーム倍率記憶部B1302に記憶されているデータを使用して画像読込を行うものである。初期状態として、デフォルト値として読取領域記憶部B1301はA4領域を、読取相対ズーム倍率記憶部B1302は、載置台上のA4領域を厳密に画像読取できる相対ズーム倍率である相対ズーム倍率「0」に設定されているものとする。
(S1301:電源ボタンオフ状態(第一の実施例と同様))
電源ボタンオフ状態S1301のとき、電源ボタンM1301を押すと、載置台オープン待ち状態S1302に遷移する。
その他の状態のときに電源ボタンを押すと電源ボタンオフ状態S1301に遷移する。
(S1302:載置台オープン待ち状態(第一の実施例と同様))
載置台オープン待ち状態S1302は、載置台がオープンのときは、無条件で読取設定状態S1304に遷移する。
置台クローズから載置台オープンにすると、読取設定状態S1304の読取設定に遷移する。
(S1304:読取設定状態)
読取設定状態S1304は、図17に代表されるような読取条件を設定するGUIがタッチパネル付き液晶モニタ1103に表示される。この際、読取領域記憶部B1301に記憶されている領域と、読取相対ズーム倍率記憶部B1302に記憶されている相対ズーム倍率に基づいて、画像読取領域を表す位置マークを表示する。
読取設定状態S1304において、読取範囲ボタンM1306を押すと、用紙サイズ選択状態S1305に遷移する。
また、読取設定状態S1304において、スタートボタンM1308を押すと、読取設定状態S1304に遷移する。
また、読取設定状態S1304において、編集ボタンM1304を押すと、編集状態S1303に遷移する。
なお、定期的に読取領域記憶部B1301と回転角度記憶部B1303の領域のデータを確認し、図20の表の状態(B5,0度)、(A4,0度)、(B4,0度)、(A3,180度)のいずれかの組み合わせでなければ、液晶パネル位置確認状態S1306へ遷移する(パネル位置不適切M1313)。
(S1305:用紙サイズ選択状態)
用紙サイズ選択状態S1305では、図18に代表されるような用紙の大きさを選択するGUIがタッチパネル付き液晶モニタ1103に表示される。図18では、B5、A4、B4、A3の表示と共に、その表示の左方に、用紙選択ボタンM1307が表示されている。ユーザは、表示されている用紙のうちから、所定の用紙の用紙選択ボタンM1307(例えば、A4)を押すと、読取領域記憶部B1301にはその用紙が記憶され、用紙を載置する位置を示す枠の表示を変更し、液晶パネル位置確認状態S1306へ遷移する。また、読取領域記憶部B1301には、用紙サイズA4が記憶される。連動して、読取相対ズーム倍率記憶部B302に相対ズーム倍率「0」が記憶される。
(S1306:液晶パネル位置確認状態)
液晶パネル位置確認状態S1306では、読取領域記憶部B1301に記憶されている用紙サイズと、現在の液晶の位置が適切な位置にあるかを判定する。その判定は、図20の表に基づく。図20の表の状態以外のときは、タッチパネル付き液晶モニタ1103に、上記で説明した適切な位置にタッチパネル付き液晶モニタ1103を回転させるよう、メッセージを表示する。
(S1303:編集状態)
集状態S1303では、図13に代表されるような読み取った画像を編集するGUIが表示される。このGUIを用いると既存の編集技術を行うことができる。
集状態S1303において、読取設定ボタンM1305を押すと、読取設定状態S1304に遷移する。
(S1307:画像読取状態)
画像読取状態S1307では、読取領域記憶部B1301と読取相対ズーム倍率記憶部B1302に記憶されている情報を使用して画像読取部1101により画像の読取を行う。
本実施例では説明を省略しているが、読取設定S1304などで、連続画像読取などを指定したときには、画像読取状態S1307は自己遷移を行う。
画像の読取が規定回数終了した場合(読取終了M1309)、読取設定状態S1304に遷移する。
(第3の実施例)
本実施例では、第一、第二の実施例により読み取った画像を表示する一例を示す。図21のように、画像読取装置1701と載置台1703をケーブルなどにより投影装置1702に接続する。そして第一の実施例と同様、載置台1703上にある文書を読み取ると、画像読取装置1701内にある画像記憶部に記憶される。そして記憶された画像が投影装置1702により被投影面1704に投影される。このように、画像読取装置1701内にある画像記憶部に画像が記憶されている状態を投影状態とする。
投影状態では、載置台1702のタッチパネル上で操作した内容を反映して被投影面1704に投影される。たとえば、載置台1703に置かれている画像を、載置画像1801とすると、図22に示されているように、載置画像1801の“かきくけこ“の下の部分を指でなぞると、投影画像1802の”かきくけこ“の下に赤線がひかれる。このようにタッチパネルで行う操作に対応するコマンドを与えておくことで、線を引く、線を消す、画像の一部を拡大、縮小するなどの操作が行うことができる。
また、撮像部と載置台を結合し、撮像部に対する載置台の相対位置を撮像状態と収納状態の二箇所に変動できるようにする。撮像時には、撮像状態の位置にすることで、撮像部と載置台の相対位置が既知となる。また、非撮像時には収納状態の位置にすることで、装置の小型化を達成することができ、更に、載置台によって、窓部を保護することができる。また、操作パネルを別個用意すると容積が増えるので、操作パネルと載置台を同一化するために、タッチパネル式の表示装置を持つ載置台とする。加えてこの表示装置を用いて編集作業を行うことができる。画像読取装置を直接プロジェクタ等と接続し、読み取った画像を直接表示することができる。
本発明の実施例によれば、小型化が図れ、載置台と原稿の区別が容易な、撮像範囲の認識が確実にでき、操作パネルの有効利用が図れ、窓部の保護が図れる原稿上向き型画像読取装置を提供することができる。
また、画像読取装置とタッチパネルを組み合わせることでOHPと同等の機能が得られ、新しいプレゼンテーション形態を提供することができる。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。
改良型画像読取装置の概略外観図である。 改良型画像読取装置を側面から見た、筐体に収納された画像読取部を示す概略図である。 改良型画像読取装置において、読取光により1次元撮像素子によって捉えられた画像と読取面との関係を示す模式図である。 改良型画像読取装置における概略機能ブロック図である。 本発明の画像読取装置の第1の実施例を説明するための図である。 本発明の画像読取装置の第1の実施例の動作を説明するための図である。 読取設定状態を説明するための図(その1)である。 用紙サイズ選択状態を説明するための図である。 読取設定状態を説明するための図(その2)である。 ズーム設定状態を説明するための図(その1)である。 ズーム設定状態を説明するための図(その2)である。 トリミング領域設定状態を説明するための図である。 集状態を説明するための図である。 本発明の画像読取装置の第2の実施例を説明するための図である。 可動載置台を説明するための図である。 本発明の画像読取装置の第2の実施例の動作を説明するための図である。 読取設定状態を説明するための図である。 用紙サイズ選択状態を説明するための図である。 タッチパネル付き液晶モニタ1103を180度回転した状態を示す図である。 液晶の位置が適切な位置にあるかを判定する表である。 本発明の画像読取装置の第3の実施例を説明するための図(その1)である。 本発明の画像読取装置の第3の実施例を説明するための図(その2)である。
符号の説明
1 筐体
2 壁面
3 側面
4 上面
5 底面
6〜8 窓部
9 表示部
10 操作釦
11 電源コード
20 読取光源
20a 回転軸
21 回転ミラー
22 非球面ミラー
23 反射ミラー
24 レンズ
25 1次元固体撮像素子(1次元CCD素子)
30 ミラー駆動機構
31 モータ
32 モータ駆動回路
33 ランプ駆動回路
34 レンズ機構
35 ズーム、AFモータ駆動回路
36 CCD駆動回路
37 画像処理回路
38 メモリ
39 AF投光ランプ(測定部)
40 AE受光素子(測光部)
41 操作パネル
42 インタフェース
50 CPU
201、1101 画像読取部
202、1703 載置台
203、1103 タッチパネル付き液晶モニタ
204 載置台固定部
1102 固定載置台
1104 可動載置台
1105 B5位置マーク
1106 A4位置マーク
1107 B4位置マーク
1108 回転軸
1701 画像読取装置
1702 投影装置
1704 被投影面

Claims (4)

  1. 撮影台と、該撮影台上に載置された原稿を読み取る画像読取部とを有し、前記画像読取部内に設けられた光源から前記撮影台上に載置された原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を受光することにより、前記原稿を読み取る読取装置において、
    前記撮影台と画像読取部とは、回転機構で結合され、
    前記撮影台の前記原稿を載置する面に、タッチセンサと表示部とを備えたタッチパネル付表示装置を設け、
    前記撮影台は、前記画像読取部との角度が所定角度未満の収納状態と、前記画像読取部との角度が所定角度以上で、前記原稿を読みとるときの状態である撮影可能状態とを有し、
    前記撮影台が、前記収納状態から、前記原稿を読みとる撮影可能状態に移行したとき、電源の投入によりもたらされた撮影台オープン待ち状態から、原稿の読み取り条件を設定する読取条件設定状態に移行し、前記表示部は、前記原稿を位置決めする枠又は位置決めマークと前記原稿の読取りを開始させる読取開始ボタンとを表示することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読取条件設定状態において、前記表示部に表示された編集ボタンを押下することにより編集状態に移行し、
    前記表示部に、読み取った画像を編集するGUIを表示することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像読取装置で読みとった画像を、投影装置に供給することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 前記タッチパネル付表示装置の前記タッチセンサ上で行う操作に対応するコマンドを与えておき、
    前記タッチパネル付表示装置の前記タッチセンサ上で操作した内容を反映して、前記投影装置に、画像を供給することを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
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