JP5193488B2 - 酸化膜の形成方法及びその装置 - Google Patents

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本発明は紫外光とオゾン含有ガスを用いてシリコン基板上に形成される膜や薄膜トランジスタの界面酸化膜(ゲート酸化膜の下地膜)の面内均一性を得るための技術に関する。
近年、シリコン系ULSIデバイス(フラッシュメモリ等)やガラス基板上のシリコンデバイス(薄膜トランジスタ等)の作成におけるプロセスのスループットの向上や低温プロセスを目指し、基板の表面への光特に紫外光の照射により低温化を実現する光励起プロセスが検討、実用化されている。
光照射プロセスによる低温化または反応促進が確認できているのは層間絶縁膜、ゲート酸化膜の作成プロセスなどに多岐にわたる。
層間絶縁膜作成への適用例としては例えば特許文献1に開示された絶縁膜の形成方法や特許文献2に開示された薄膜状半導体装置の作製方法が周知となっている。
この両者においても、酸素ガス雰囲気またはオゾン含有ガス雰囲気に特定の波長より短い光特に紫外光を照射することによりオゾンあるいは電子的に励起された酸素原子(O(1D)、あるいは一部局所的な非平衡電子イオン(いわゆるプラズマ)(以下活性種)を気相で作成し、これらを処理表面に供給する。これらは元のガス種(酸素ガスやオゾンガス)に比べ反応性が高いため基板温度が低い場合でも反応が進む、
これらのプロセスを用いて2層構造ゲート酸化膜の第1層の絶縁膜を形成し、界面準位密度のばらつきを抑制している。第1層を用いない界面準位密度は1.0×1011[cm2/eV]であるが、2nmの光酸化膜を作成すると4.0×1010[cm2/eV]まで減少する(非特許文献1)。
また、第1層の絶縁膜は以下の式で定義される面内均一性を要する。
面内均一性[%]=(最大膜厚[nm]−最小膜厚[nm])/(2×平均膜厚[nm])×100
特開2001−274155 特開平6−124890 中田行彦 他,真空,47,5,2004,pp.357
2層構造ゲート酸化膜の形成において第1層の絶縁膜の形成の主流は非平衡電子イオン(プラズマ)プロセスである。プラズマの利点は外部から磁場によりコントロールできることである。
しかしながら、電極間のGapの長さや、Gasの流量調整、サンプルステージの平行度など高精度の調節が必要不可欠であり、界面の膜質にはプラズマによるダメージが避けられない。
また、極めて反応性が高いオゾンガスを含有したガスを使用したオゾン熱酸化では、オゾンの熱分解によって発生する原子状酸素を酸化剤として利用している。オゾンガスは熱分解しやすいため、大口径基板においては、ガスの流れに対して上流側に比べ下流側で膜厚が薄くなりやすく、均一な膜が得られにくいという問題がある。オゾン熱酸化は大口径基板においてはガスの上流側に高い膜厚が形成され、下流側は上流側に比べ低い膜厚またはガスの枯渇などの問題があり、面均一性に不適当である。
低濃度のオゾン含有ガスを要するプロセスにおいて放電等で得られる10〜20vol%濃度の産業用オゾン発生器を発生源として用いられるが、この産業用オゾン発生器の主流はN2添加型であり、オゾン発生と同時にNOXや放電部のパーティクル(重金属)も発生する。このNOXやパーティクルは酸化膜の膜質に悪影響を及ぼす原因となっている。
そこで、前記課題を解決するための酸化膜の形成方法は、処理炉内にて10Pa以下の圧力のもとでオゾン濃度10vol%以上のオゾン含有ガスが供給されるシリコン基板を100℃〜300℃の範囲で加熱すると共に、210nm〜300nmの波長領域連続したスペクトルを有する光を前記処理炉の光導入窓の上面で90mW/cm 2 以上の照度で前記基板に照射し、この照射に際して、前記光導入窓と前記基板との間のガスが流れる領域のギャップが0.1〜3cmに確保され且つ当該基板の径よりも大きい照射領域にて照度の均一度を±30%以内に調整して、前記ガスの流れに対して垂直に照射することにより、当該基板の処理表面の最表面全体であってその基板の厚み方向の一部を選択的に加熱しながら、前記オゾン含有ガスを前記基板の表面に対して平行に供給して、前記処理表面に酸化膜を形成する。
また、前記課題を解決するための酸化膜形成装置は、シリコン基板を加熱すると共に当該基板の表面に対して紫外光領域の光を照射しながら前記基板にオゾン含有ガスを供給して当該基板の処理表面に酸化膜を形成する酸化膜形成装置であって、前記基板を格納すると共に10Pa以下の圧力のもとでオゾン濃度10vol%以上のオゾン含有ガスが当該基板の表面に対して平行に供給される処理炉と、前記処理炉内の基板を保持するサセプターと、前記基板の温度が100℃〜300℃の範囲となるように前記サセプターを加熱する光源と、前記基板に210nm〜300nmの波長領域連続したスペクトルを有する光を前記処理炉の光導入窓の上面で90mW/cm 2 以上の照度で照射し、この照射に際して、前記導入窓と前記基板との間のガスが流れる領域のギャップが0.1〜3cmに確保され、当該基板の径よりも大きい照射領域にて照度の均一度が±30%以内に調整されて、前記ガスの流れに対して垂直に照射することにより当該基板の処理表面の最表面全体であってその基板の厚み方向の一部を選択的に加熱する光源とを備える。
以上の酸化膜の形成方法及びその装置によれば面内均一性10%以内である製膜が実現する。すなわち、面内の膜厚分布を面内平均膜厚の絶対値の10%以下に抑えることができる。また、面内均一性が10%以内である酸化膜を短時間で効率よく形成できる。さらに、オゾン含有ガスのガス流の方向に依存することなく、均一な製膜が実現できる、均一の製膜が実現する。また、オゾン含有ガスのオゾンガス濃度に依存することなく均一な製膜が実現する。したがって、オゾン含有ガスのオゾン濃度を10%〜100%と広範囲に設定できる。
前記酸化膜形成装置の処理炉の態様としては基板のみが加熱されると共にオゾン含有ガスが基板表面の一端からの他端に向けて表面に平行に流れるコールドウォール層流タイプが挙げられる。前記処理炉の圧力(全圧)は0.1Pa〜10Paの範囲に設定される。オゾン含有ガスとしては放電等で得られるオゾン酸素混合ガスから蒸気圧の違いを用いオゾンガスのみを分留して得られる高純度オゾンガスを用いるとよい。また、前記オゾン含有ガスのオゾン濃度が0.1vol%〜100vol%の範囲に設定される際のオゾンガス以外に共存するガスとしてはO2ガス、N2ガス、He、Ar、Xeの単体または混合ガスが挙げられる。
前記基板に紫外光を照射する光源は基板の表面に向けて波長220nm〜300nmの範囲の光照度が大気で計測して50mW/cm2以上となる条件で照射するとよい。特に紫外光の波長を210nmより長い波長に限定することで基板への光損傷を大きく軽減できる。また、光照度が800mW/cm2に設定されると製膜速度が増大し製膜時間を短縮できる。
したがって、以上の発明によれば大型サイズの基板に酸化膜を均一に形成できる。
図1は発明の一実施形態に係る処理装置1の概略構成図である。
酸化膜形成装置1は処理炉2と配管3,4と光源5と光源6とを備える。処理炉2は横型層流減圧方式の炉である。処理炉2は酸化膜が形成される基板7を格納する。処理炉2は基板7のみを加熱して基板7の周辺温度に依存しないようにしているのでコールドウォールチャンバーを採用している。
配管3は高純度のオゾン含有ガスを処理炉2に供給するための配管である。一方、配管4は処理炉2内のガスを排気するための配管である。配管4の一端側には前記オゾン含有ガスを吸引するための図示省略された吸引ポンプが接続される。前記吸引ポンプは処理炉2の内圧が10Pa以下となるように動作制御される。吸引ポンプとしてはオゾンに対して耐性のあるドライポンプが採用される。また、処理炉2において、オゾン含有ガスの導入口、排出口の位置は基板7の上流端及び下流端からそれぞれ1cm以上上流側、下流側に配置され、これらの形状、個数に関して制限はない。
光源5としては紫外光領域すなわち波長210nmより長波長領域の光例えば210nm〜300nmの領域の光を発する光源が採用される。光源5としてはウシオ電機製のUVランプ(DEEP−UVランプ,ランプ出力2000W)が例示される。前記光は基板7の表面に向けガスの流れと垂直に照射される。前記光の照度は基板7の要求される処理面の均一性に応じ、基板7の全面での照度の揺らぎが小さくなるように調節される。
処理炉2の天井部20には光源5から照射された光を導入するための開口部21が形成されている。開口部21の径は少なくとも基板7の最大外径よりも大きく設定される。開口部21は光源5から照射された光を導入する光導入窓22によって密閉されている。光導入窓22は合成石英に例示される耐熱性及び光透過性を有する材料から形成される。また、光源5と光導入窓22との間には基板7への前記光の照射領域を調整するための凹面レンズ8が上下方向移動可能に配置されている。紫外光の照射される領域は例えば1mm以上1cm以下の範囲で基板7のサイズより大きく設定され、そして、照射される領域内で照度の均一度が±30%以内に調整される。光導入窓22と基板7と間のガスが流れる領域のギャップは例えば0.1cm〜3cmに設定される。
一方、処理炉20の底部23には光源6から照射された光を導入するための開口部24が形成されている。開口部24の径も少なくとも基板7の最大外径よりも大きく設定される。開口部24は光源6から照射された光を導入する光導入窓25によって密閉されている。光源6は基板7の加温手段である。光源6は加熱手段に用いられている既知の光源を採用すればよい。例えばハロゲンランプが挙げられる。光導入窓25は合成石英に例示される耐熱性及び光透過性を有する材料から形成される。
基板7はセラミックスに例示される耐熱性を有する材料から成るサセプター26によって保持されている。サセプター26はステージ27によって処理炉2の上下方向に移動可能となっている。ステージ27には処理炉2の光導入窓25から導入された光源6の光をサセプター26に供するための開口部28が形成されている。一方、サセプター26には熱電対10が接続されている。光源6は熱電対10に伝達されたサセプター26の熱に基づいて照度を調節して基板7を加温するサセプター26の温度を制御する。
処理炉2では図1に示されるように基板7がサセプター26に装着され、光源6によって例えば300℃まで加熱される。また、光源5からは紫外光が光導入窓22を介して基板7に照射される。紫外光はオゾン含有ガスが導入される時に照射され、オゾン含有ガスの供給が停止された時にその照射が停止される。
紫外光の照度の強度分布は図2に例示されたタイミングチャートのように要求される膜厚の許容ゆらぎに応じ許可される範囲で決定される。また、照射する光の波長は210nmより長い波長に限定するが、210nm〜300nmの間の波長が90mW/cm2以上であれば照度分布は限定しない。
紫外光の照度は高いほど緻密な膜を堆積でき、エッチング耐性を始めとする膜質の向上が実現できる光による製膜速度及び膜質改善は光が処理表面に到達することにより処理表面数nm〜10nmが選択的に加熱されて以下の表面反応が促進されることが確認されている。
3+hν(λ<410nm)→O23Σ)+O(1D)
3+hν(λ<310nm)→O21Δg)+O(1D)
処理圧力については、光子の処理基板への到達をできるだけ大きくするため、すなわちシリコン薄膜の表面温度の上昇及びそれに伴う表面反応の促進を実現するため、できるだけ低いほうがよい。
オゾンガスは放電等で得られる10〜20vol%濃度の産業用オゾン発生器を発生源として用いることができる。しかし、処理炉2内の光照射領域に酸素ガスが共存すると、生成した励起状態酸素原子(O(1D))が周辺部の酸素分子と以下の反応(反応速度定数k=3.2×10-11exp(67/T),Tはガス温度)を起こして失活し、基板7表面に対する反応性が低下するので、紫外光照射の効果が低下する。したがって、できるだけ高濃度のオゾンガス例えば特公平5−17164号公報に開示されているほぼ100%濃度のオゾンガスを用いることができる。
O(1D)+O2→O(3P)+O2
以下に本プロセスで製膜したSiO2膜厚分布図の一例を示す。
水素終端した6インチのSi(100)基板をサセプター26に装着した。ハロゲンランプ(ランプ:アプライド・マテリアル製 型式:ランプモジュール200mm)が採用された光源6によって基板温度が300℃となるまでサセプター26を加熱した。次いで、明電舎製の高純度オゾン発生装置(MPOZ−HM1A1)で製造した濃度90vol%以上オゾンガス(以下、高濃度オゾンガスを称す)を、100sccmで室温に制御された配管を経由させて、有効容積(チャンバー容積)5,700cm3の処理炉2に供給した。また、この処理炉2の上部から光導入窓22を介して気相走行距離(光導入窓22と基板7との間の距離)15mmで光源5としてウシオ電機製のDeep−UVランプ(ランプ出力2000W)の光を高濃度オゾンガスの供給と同時に照射した。光照度は光導入窓22の上面で90mW/cm2(210〜300nm、以下の照度はこの範囲で定義する)となるように調整した。処理時間は20分とし、処理炉2の圧力(以下、処理圧力と称する)は10Pa以下となるようにドライポンプで排気した。
図3は以上のプロセスによってSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布(面内均一性8.7%)を示す。図示された矢印はガス流の方向(Gas flow direction)を示す。また、比較例を図4及び図5を示した。図4は処理圧力30Paのもとで6インチのSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布(面内均一性11.3%)を示す。図5は処理圧力100Paのもとで6インチのSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布(面内均一性12.3%)を示す。
図3〜図5の膜厚分布図の比較から明らかなように処理圧力を10Pa以下とすることで面内均一性が著しく向上することが確認された。
そして、図10に示したように処理圧力を10Pa以下、基板の温度を100℃〜300℃のもとで酸化膜を形成すると面内均一性は10%以下となることが確認された。
図6は高濃度オゾンガスを酸素によってオゾン濃度が10%まで希釈したガスを処理炉2内に導入して処理圧力10Pa以下のもとでSi(100)基板に形成させた酸化膜の膜厚分布(面内均一性7.5%)を示す。比較例を図7及び図8に示した。図7は高濃度オゾンガスを酸素によってオゾン濃度10%まで希釈したガスを処理炉2内に導入して処理圧力30PaのもとでSi(100)基板に形成させた酸化膜の膜厚分布(面内均一性12.4%)である。図8は高濃度オゾンガスを酸素によってオゾン濃度10%まで希釈したガスを処理炉2内に導入して処理圧力が100PaのもとでSi(100)基板に形成させた酸化膜の膜厚分布(面内均一性13.3%)である。
図6〜図8の特性図の比較から明らかなように高濃度オゾンガス同様に濃度10%オゾンガスを供給して処理圧力10Pa以下のもとで酸化膜を形成させても面内均一性が10%以下となることが確認された。
図9は図3〜図8の膜厚分布図に基づき処理圧力と面内均一性の依存を示した特性図である。この特性図からは処理圧力が10Pa以下に設定されると基板に供給されるオゾン含有ガスのオゾン濃度に依存することなく前記基板に形成される酸化膜の面内均一性が10%以内に低減できることが示唆される。
また、酸化膜形成装置1に基づくUV光励起オゾンプロセスにおいて、光源5(ウシオ電機製のDeep−UVランプ)の光強度を光導入窓22の上面で800mW/cm2、高濃度オゾンガスの流量を100sccm、処理圧力を10Pa以下及び30Paに設定した場合にSi(100)基板に形成される酸化膜の製膜速度を検証した。
11はその検証結果を示した酸化膜厚の経時的変化である。この特性図から明らかなように処理圧力10Pa以下のもとで処理した場合の酸化膜の製膜速度は処理圧力30Paのもとで処理した場合に比べて速いレートで実現することが示された。
発明の一実施形態に係る酸化膜形成装置の概略構成図。 オゾン含有ガス流量、紫外光(UV)光強度及び基板(Wafer)温度のタイミングチャート。 処理圧力10Pa以下のもとで6インチのSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 処理圧力30Paのもとで6インチのSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 処理圧力100Paのもとで6インチのSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 高濃度オゾンガスを酸素によって希釈して得たオゾン濃度10%のガスを導入して処理圧力10Pa以下のもとでSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 高濃度オゾンガスを酸素によって希釈して得たオゾン濃度10%のガスを導入して処理圧力30PaのもとでSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 高濃度オゾンガスを酸素によって希釈して得たオゾン濃度10%のガスを導入して処理圧力100PaのもとでSi(100)基板に形成された酸化膜の膜厚分布図。 処理圧力と面内均一性との関係を示した特性図。 基板温度と面内均一性との関係を示した特性図。 処理圧力が10Pa以下の場合及び30Paである場合の酸化膜厚の経時的変化。
符号の説明
1…酸化膜形成装置
2…処理炉、20…天井部、21,24,28…開口部、22,25…光導入窓、23…底部、26…サセプター、27…ステージ
3,4…配管
5,6…光源
7…基板
8…凹面レンズ

Claims (2)

  1. 処理炉内にて10Pa以下の圧力のもとでオゾン濃度10vol%以上のオゾン含有ガスが供給されるシリコン基板を100℃〜300℃の範囲で加熱すると共に、210nm〜300nmの波長領域連続したスペクトルを有する光を前記処理炉の光導入窓の上面で90mW/cm 2 以上の照度で前記基板に照射し、この照射に際して、前記光導入窓と前記基板との間のガスが流れる領域のギャップが0.1〜3cmに確保され且つ当該基板の径よりも大きい照射領域にて照度の均一度を±30%以内に調整して、前記ガスの流れに対して垂直に照射することにより、当該基板の処理表面の最表面全体であってその基板の厚み方向の一部を選択的に加熱しながら、前記オゾン含有ガスを前記基板の表面に対して平行に供給して、前記処理表面に酸化膜を形成すること
    を特徴とする酸化膜の形成方法。
  2. シリコン基板を加熱すると共に当該基板の表面に対して紫外光領域の光を照射しながら前記基板にオゾン含有ガスを供給して当該基板の処理表面に酸化膜を形成する酸化膜形成装置であって、
    前記基板を格納すると共に10Pa以下の圧力のもとでオゾン濃度10vol%以上のオゾン含有ガスが当該基板の表面に対して平行に供給される処理炉と、
    前記処理炉内の基板を保持するサセプターと、
    前記基板の温度が100℃〜300℃の範囲となるように前記サセプターを加熱する光源と、
    前記基板に210nm〜300nmの波長領域連続したスペクトルを有する光を前記処理炉の光導入窓の上面で90mW/cm 2 以上の照度で照射し、この照射に際して、前記導入窓と前記基板との間のガスが流れる領域のギャップが0.1〜3cmに確保され、当該基板の径よりも大きい照射領域にて照度の均一度が±30%以内に調整されて、前記ガスの流れに対して垂直に照射することにより当該基板の処理表面の最表面全体であってその基板の厚み方向の一部を選択的に加熱する光源と
    を備えたこと
    を特徴とする酸化膜形成装置。
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