JP5192872B2 - 端子切断一体型電気検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は電気検査装置に関する。
従来、コネクタ、リレー、IC等の電子部を製造する工程においては、ダイ及びパンチを備えた切断装置により、ワークに設けたリード端子形成用の突片部を切断する場合があった。
特開平6−21299号公報 特開2005−17024号公報
ところで、リード端子形成後のワークの短絡や断線、耐電圧等の電気検査は上記切断装置による切断工程の後において行われるが、このように切断工程とは別工程で電気検査を行った場合、製品完成までの製造リードタイムが長くなり、結果的に電子部品の製造コストが増すという問題がある。
また、例えば特許文献1には、ワークのリード端子を成形型により折り曲げ、この後、ワークを成型型によって所定位置まで搬送し、これによりワークのリード端子をリード受具の接点部に接触させて電気検査を行う半導体製造装置が開示してある。
しかし、上記特許文献1は、リード端子が曲げ端子タイプのものにしか適用することができず、表面実装タイプのものには適用できない。また、成形型でリード端子を折り曲げた後の別工程において電気検査を行うものであり、この点で製造リードタイムが長くなる。
また、ワークは例えば特許文献2に示すようなプローブを利用して電気検査を行う場合があるが、この場合はリード端子のピッチが狭くなるとプローブでは電気検査を行うことが困難となる。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、製造リードタイムを短くして製品の製造コストを削減でき、尚且つ、リード端子が表面実装タイプのものや、リード端子のピッチが狭いものにも適用できる端子切断一体型電気検査装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る端子切断一体型電気検査装置は、リード端子5形成用の突片部4を設けたワーク3を、対向する一対のダイブロック10で構成されたダイ1上にセットし、該ワーク3の突片部4を両ダイブロック10の間の空所により構成されたパンチ挿入部8にパンチ2を挿入することで切断して複数のリード端子5を形成する端子切断一体型電気検査装置であって、前記パンチ2によって押圧されてンチ挿入部8内に移動したリード端子5形成後のワーク3を保持するための保持部20と、該保持部20に保持したワーク3の複数のリード端子5に接触する検査用電極21と、該検査用電極21を用いて保持部20に保持したワーク3の電気検査を行う電気検査手段22を有し、保持部20としてダイ1にワーク3を嵌め込む嵌込部分を形成したものであり、両ダイブロック10のパンチ挿入部8側の側面に前記検査用電極21を設けて、これら検査用電極21により前記嵌込部分を構成し、前記パンチ挿入部8内に移動したワーク3の両側のリード端子5の切断端面が、対応するダイブロック10の検査用電極21に接触してワーク3が保持されるようにしたことを特徴とする。
また、前記検査用電極21として、複数の第1電極21b(21c)及び複数の第2電極21b(21c)を第1電極21b(21c)と第2電極21b(21c)が交互に位置するよう列設し、各第1電極21bを電気接続すると共に各第2電極21bを電気接続し、前記電気検査手段22として、前記第1電極群27及び第2電極群28間の絶縁状態を検査する絶縁検査手段22b(22c)を備えることが好ましい。
また、前記パンチ2の突片部4を押圧する押圧部17を絶縁体で構成することが好ましい。
また、前記パンチ挿入部8内にワーク3を受けるバックアップ材30を配設し、該バックアップ材30とパンチ2の絶縁体よりなる押圧部17とで前記保持部20に保持したワーク3のリード端子5を挟み込み可能とすることが好ましい。
また、前記保持部20に保持したワーク3の入力電圧用のリード端子5aに接触する一対の電圧印加用電極21eと、一対の電圧印加用電極21e間に電圧を印加して保持部20に保持したワーク3に電圧を印加する電圧印加手段29を備え、前記電気検査手段22として、前記電圧印加手段29により電圧が印加された状態にあるワーク3の電気検査を行う電圧印加状態検査手段22aを備えることが好ましい。
また、前記両ダイブロック10のパンチ挿入部8側の側面にパンチ2によって押圧されたワーク3のリード端子5をスライド自在に嵌め込み可能な嵌込溝38を形成し、各嵌込溝38の溝底面に前記検査用電極21を設けることが好ましい。
請求項1に係る発明では、パンチによって押圧されてダイのパンチ挿入部内に移動したリード端子形成後のワークを保持部で保持し、該保持部で保持したワークの複数のリード端子に検査用電極を接触させてワークの電気検査を行うことができる。特にこの場合、パンチによりワークを保持部で保持される位置まで移動させることができ、ワークの電気検査の工程をワークの切断の工程に組み込むことができる。従って、製造リードタイムを短くして製品の製造コストを削減できる。また、リード端子が表面実装タイプのものや、リード端子のピッチが狭いものにも適用できる。また、保持部をダイで構成できると共にダイに検査用電極を設けることができるので、保持部として他の部材を設けたり、検査用電極を設けるための他の部材を設ける必要がなく、装置の製造コストを削減できる。
また、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、各第1電極及び各第2電極を例えばコネクタのように多数のリード端子を列設したワークのリード端子に接触させ、絶縁検査手段により第1電極群及び第2電極群間の絶縁状態を検査することで、上記コネクタのようなワークの隣接するリード端子間の絶縁検査を行うことができる。
また、請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、パンチの押圧部を絶縁体で構成することで、電気検査手段による電気検査の際にパンチの押圧部とワークのリード端子とを非接触状態とする必要がなくなり、製造リードタイムを一層短くできる。
また、請求項4に係る発明では、請求項3に係る発明の効果に加えて、バックアップ材とパンチの押圧部とでワークのリード端子を挟み込み、この状態で電気検査手段による電気検査を行うことができる
また、請求項5に係る発明では、請求項1乃至のいずれか1項に係る発明の効果に加えて、例えばリレーのようなワークの電圧印加状態における電気検査を行うことができる。
また、請求項6に係る発明では、請求項1乃至のいずれか1項に係る発明の効果に加えて、両ダイブロックのパンチ挿入部側の側面にパンチによって押圧されたワークのリード端子をスライド自在に嵌め込み可能な嵌込溝を形成することで、パンチの押圧による移動時及び電気検査時のワークの姿勢を安定させることができ、より確実な電気検査を実現できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1乃至図4に示す本実施形態の端子切断一体型電気検査装置(以下、単に電気検査装置と記載する場合がある)は、コネクタ、リレー、IC等の電子部品の製造工程においてワーク3に設けたリード端子5形成用の突片部4を切断する装置であり、従来のダイ・パンチ式の切断装置と同様に、ワーク3に設けたリード端子5形成用の突片部4をダイ1及びパンチ2により切断し、これによりワーク3に複数のリード端子5を形成するものである。
また、本例の電気検査装置はワーク3の両側にリード端子5を形成するものであり、ワーク3には予め左右両外側に突片部4を突設してある。ワーク3は合成樹脂等からなるワーク本体16から上記金属製の突片部4を設けてなる。また、図示例の各突片部4はワーク本体16より下方に突出した後、外側方に向けて折り曲げてあり、その突端部はワーク本体16よりも外側方に突出している。なお、各突片部4はワーク本体16から直接外側方に突出するものであっても良い。
電気検査装置は、図1に示すように、上記ダイ1及びパンチ2に加えて、切断時にダイ1上に載置したワーク3を押さえるための押さえプレート6を備えている。押さえプレート6は超硬合金や工具鋼などで形成してあり、ダイ1の上方に上下動自在に配設してある。
パンチ2は超硬合金等で形成してあり、押さえプレート6に形成したパンチガイド孔13内に上下方向にスライド自在に収納してある。パンチ2の両側端の下端部は切断時において突片部4を下方に押圧する押圧部17となり、両押圧部17間には下方に開口するワーク収納凹部15を形成している。パンチ2及び押さえプレート6により上型(雄型)を構成している。
下型(雌型)を構成するダイ1は対向する左右一対のダイブロック10で構成してあり、両ダイブロック10間の空所によりパンチ2に対応するパンチ挿入部8を構成している。
各ダイブロック10は、下部のダイベース11と、ダイベース11上に設けたダイ部材7とで構成してある。各ダイ部材7はブロック状に形成してあり、パンチ挿入部8の上部の左右幅はパンチ2の左右幅と略同じである。
図2に示すように各ダイ部材7の主部は略ブロック状でセラミック等の絶縁体からなる本体18で構成してある。本体18のパンチ挿入部8側の側面の上縁部には超硬合金からなる切断刃体19を設けている。また、図1に示すように各ダイベース11のパンチ挿入部8側の側面は斜め下方に向かって傾斜させており、これによりパンチ挿入部8の下部の左右幅は上部よりも広くなっている。
ダイ1及びパンチ2を用いてワーク3を切断するには、まず図3(a)に示すようにダイ1上の所定位置にワーク3を載置する。この時、ワーク3は、ワーク本体16がパンチ挿入部8上に位置するようワーク3の両側の突片部4の突端側をダイ部材7上に載置する。そして、この状態から図示しない駆動手段により以下に示すようにパンチ2及び押さえプレート6を下降させる。
即ち駆動手段は、パンチ2及び押さえプレート6を押さえプレート6が各ダイ部材7上に載置した突片部4に当たるまで下降させ、さらにここから図3(b)に示すように押さえプレート6内にあるパンチ2のみを下降させて、パンチ2をダイ1のパンチ挿入部8に挿入する。
このようにパンチ2がパンチ挿入部8に挿入される時、ワーク3は押さえプレート6によって上から押さえられた状態で、パンチ2の両側の押圧部17によって対応する突片部4の突出基部が下方に押圧される。これによりワーク3の両側の突片部4にはダイ1とパンチ2による剪断力が作用して対応するダイ1の切断刃体19により切断され、これによりワーク3の両側に複数のリード端子5が形成される。また、上記パンチ2による切断時には、ワーク本体16はパンチ2のワーク収納凹部15内に収納されパンチ2には接触しないようになっており、パンチ2によりワーク本体16が変形することを防止している。
なお、上記リード端子5を形成したワーク3は図3(c)及び図3(d)に示す工程を経てパンチ2によりダイ1の下方に送られるが、この点については後述する。
次に電気検査機能につき説明する。本実施形態の電気検査装置は、パンチ2によって押圧されてダイ1のパンチ挿入部8内に移動したリード端子5を形成した後のワーク3を保持するための保持部20と、該保持部20に保持したワーク3の複数のリード端子5に接触する検査用電極21と、該検査用電極21を用いて保持部20に保持したワーク3の電気検査を行う電気検査手段22を有している。
図2に示すようにパンチ2の左右幅と略同寸法の間隔を介して配置した各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面には検査用電極21としてワーク3の対応するリード端子5と同ピッチで前後に複数(図示例では3個)の電極21aを並設してある。各電極21aはパンチ2の移動方向である上下方向に長い直線状に形成してあり、また、一方のダイ部材7に設けた各電極21aと他方のダイ部材7に設けた各電極21aは対向している。各電極21aはワーク3の対応するリード端子5の切断端面に接触させた状態でワーク3を他の部材でなんら支持することなく保持できる位置に設けてある。即ち、ダイ1の各電極21aによって切断後のワーク3が嵌め込み保持される嵌込部分を構成してあり、該嵌込部分により保持部20を構成している。
上記各電極21aは図1に示すように検査ケーブル24を介して電気検査手段22を構成する検査機22aに電気接続してあり、該検査機22aによりワーク3の電気検査が行われる。
検査機22aによる電気検査は以下に示すように前記パンチ2による突片部4の切断直後に行われる。即ち、電気検査を行うには、既述の図3(b)に示す状態においてワーク3の突片部4を切断した後のパンチ2を駆動手段により所定量(本実施形態では1〜3mm)下降させ、当該パンチ2の両押圧部17により、図4に示すようにワーク3を各リード端子5が対応する電極21aに接触するまで移動させ、これによりダイ1の嵌込部分である各電極21a間にワーク3を嵌め込み保持する。なお、図4では他方のダイ部材7の図示を省略している。
次に、各電極21aによってワーク3を保持したまま、上記パンチ2を図3(c)に示すように所定量(本実施形態では1〜3mm)上昇させる。これにより各電極21aによって保持されたワーク3の各リード端子5とパンチ2の押圧部17とが離間し、ワーク3の各リード端子5は対応する電極21aにのみ接触した状態となる。
そしてこの状態で上記検査機22aによる電気検査を実施する。この電気検査の一例としては、左右対をなす電極21a間の導通状態を検査すること等が挙げられる。
上記図3(c)に示す電気検査の後に図3(d)に示すように駆動手段によりパンチ2を下降させる。これによりパンチ2の両押圧部17によりワーク3の各リード端子5は下方に押圧されてパンチ挿入部8の下部にまで移動する。パンチ挿入部8の下部はワーク3よりも幅広となっているので、前記パンチ挿入部8の下部にまで移動したワーク3はダイ1の下方へと落下する。
以上説明した本実施形態の端子切断一体型電気検査装置は、ダイ1に設けた各電極21aによりパンチ2によって押圧されてパンチ挿入部8内に移動したワーク3を保持し、該ワーク3の電気検査を行うことができる。特にこの場合、パンチ2によりワーク3を保持部20で保持される位置まで移動させることができるので、ワーク3の電気検査の工程をワーク3の切断の工程に組み込むことができ、製造リードタイムを短くして製品の製造コストを削減できる。また、リード端子5が表面実装タイプのものや、リード端子5のピッチが狭いものにも適用できる。
また、本実施形態では保持部20をダイ1で構成し、このダイ1に検査用電極21を設けている。このため保持部20として他の部材を設けたり、検査用電極21を設けるための他の部材を設ける必要がなく、装置の製造コストを削減できる。
(実施形態2)
次に図5乃至図7に基づいて実施形態2について説明する。なお、上記実施形態1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の端子切断一体型電気検査装置は、図6に示す電気回路同士を接続するためのコネクタ25の製造工程において用いられるものである。
コネクタ25を構成する切断前のワーク3は、板金プレスにより成形した多数の突片部4をインサート品としてインサート成形したものであり、ワーク3の左右両側には多数の突片部4を列設してある。
ところで、このように製造したワーク3は以下の理由により隣接するリード端子5間が短絡する恐れがある。即ち、上記突片部4の板金プレス時においてはカス上がりやバリが生じる恐れがあり、これが上記インサート成形時において樹脂流動により押し流されて隣接するリード端子5間に跨ってとどまり、絶縁不良が発生するのである。
そこで、本実施形態の電気検査装置は、図5のように上記絶縁不良を検査するために電気検査手段22として絶縁検査機22b(絶縁検査手段)を備えている。
また、図7に示すように各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面には検査用電極21として、複数の第1電極21bと複数の第2電極21bを、第1電極21bと第2電極21bとが交互に位置するように、ワーク3の突片部4と同ピッチで前後に列設してある。各第1電極21b及び各第2電極21bを上下に長い直線状に形成してある点、各電極21b、21bがワーク3の対応するリード端子5の切断端面に接触させた状態でワーク3を他の部材でなんら支持することなく保持できる位置に設けてある点は実施形態1と同じである。
また、上記各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面の上下には夫々前後に長い直線状の導電部26を設けている。同一のダイ部材7に設けた各第1電極21bは同電位となるようその下端が下の導電部26により一体に接続してあり、これにより実質的には櫛歯状の一つの電極となっている。また、同一のダイ部材7に設けた各第2電極21bは同電位となるようその上端が上の導電部26により一体に接続してあり、これにより実質的には櫛歯状の一つの電極となっている。以下、上記同一のダイ部材7に設けた第1電極21bをまとめて第1電極群27と称し、同一のダイ部材7に設けた第2電極21bをまとめて第2電極群28と称す。
図5に示すように上記各第1電極群27及び各第2電極群28は電気検査手段22を構成する絶縁検査機22bに電気接続してあり、該検査機22bによりワーク3の電気検査が行われる。
絶縁検査機22bによる電気検査は実施形態1と同様にパンチ2による突片部4の切断直後の図3(c)に示す状態において行われる。即ち、ワーク3の各リード端子5を対応する第1電極21b又は第2電極21bに接触させ、これによりワーク3を保持した状態で行われる。
この電気検査は、絶縁検査機22bにより、両ダイ部材7の第1電極群27と両ダイ部材7の第2電極群28間に電圧を印加し、この間の漏れ電流を検知してワーク3の絶縁状態を検査し、これにより既述のワーク3のリード端子5間に短絡が生じていないかどうかの検査を行うものである。
(実施形態3)
次に図8及び図9に基づいて実施形態3について説明する。なお、上記実施形態1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の端子切断一体型電気検査装置は、図8に示すようにパンチ2の切断時においてワーク3の突片部4に接触する両側の押圧部17をダイヤモンドからなる絶縁体で構成してある。
このように押圧部17を絶縁体で構成することで、実施形態1においては電気検査時において各リード端子5とパンチ2の押圧部17を離間させるために図3(c)に示すようにパンチ2を一旦上昇させる工程が必要であったが、本実施形態においてはこの工程を省略できる。
即ち、本実施形態では図9(a)〜(c)に示すようにパンチ2を動作させるものである。実施形態1では図9(b)の状態からパンチ2とワーク3の絶縁をはかるためにパンチ2を一旦上昇させたが、本実施形態では図9(b)の状態で駆動手段によるパンチ2の下降を停止し、パンチ2の両押圧部17とワーク3の各リード端子5を接触させたまま、既述の電気検査を行い、この後、図9(c)のようにパンチ2を下降させてワーク3を落下させるのである。このように本実施形態では実施形態1における図3(c)に示すパンチ2を一旦上昇させる工程を省略でき、製造リードタイムを一層短くできる。
なお、本実施形態は実施形態2に適用しても良いものとする。
(実施形態4)
次に図10及び図11に基づいて実施形態4について説明する。なお、上記実施形態3と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態のワーク3は図14に示すように実施形態1の突片部4と同様の構成を有する突片部4をワーク本体16の両側に前後に多数列設したものである。なお、図14は実施形態5の説明に用いる図であり、ワーク3のみを参照されたい。また、ワーク3は実施形態2のワーク3であっても良いものとする。
パンチ挿入部8内にはワーク3を受けるブロック状のバックアップ材30を配設してある。バックアップ材30はダイ1とは別体であり、その主体をブロック状でセラミックよりなる絶縁体で構成してある。バックアップ材30はその上面がダイ部材7と同レベルに位置するよう配設してある。
そして、バックアップ材30と前記パンチ2の絶縁体からなる両押圧部17でワーク3のリード端子5を上下に挟み込み可能としてあり、つまり、本実施形態では保持部20をバックアップ材30とパンチ2で構成している。
バックアップ材30の上面には、検査用電極21として複数の第1電極21cと第2電極21cを第1電極21cと第2電極21cとが交互に位置するように且つワーク3の突片部4と同ピッチで、前後に列設してある。各第1電極21c及び第2電極21cは左右に長い直線状に形成してある。
図11のようにバックアップ材30の両側面の下部には前後に長い直線状の導電部31を設けている。各第1電極21cは互いに同電位となるようバックアップ材30の一方の導電部31に一体に接続してあり、これにより実質的に一つの電極となっている。また、各第2電極21cは互いに同電位となるようバックアップ材30の他方の導電部31に一体に接続してあり、これにより実質的に一つの電極となっている。また、本実施形態のダイ1には検査用電極21を設けていない。
各第1電極21cで構成される第1電極群32と、各第2電極21cで構成される第2電極群33は夫々電気検査手段22を構成する絶縁検査機22c(絶縁検査手段)に電気接続してあり、該検査機22cにより電気検査が行われる。
絶縁検査機22cによる電気検査は図10に示すようにパンチ2の両押圧部17とバックアップ材30とでワーク3のリード端子5を上下に挟持した状態で行う。
即ち、前述の実施形態3では図9(b)に示すようにワーク3の各リード端子5をダイ1の検査用電極21に接触させたが、これに代えて、本実施形態では、突片部4を切断した後のパンチ2によりワーク3を移動することにより、図10に示すようにパンチ2の両押圧部17によりワーク3の各リード端子5をバックアップ材30に押さえつけるものである。これによりバックアップ材30で受けたワーク3の各リード端子5はパンチ2の両押圧部17と対応する検査用電極21である第1電極21c又は第2電極21cにより挟持される。
上記挟持状態ではワーク3の左右対となるリード端子5が同一の検査用電極21である第1電極21c又は第2電極21cに接触し、この状態で絶縁検査機22cによる電気検査を行う。この電気検査は絶縁検査機22cにより、バックアップ材30に設けた第1電極群32及び第2電極群33間に電圧を印加し、この間の漏れ電流を検知してワーク3の絶縁状態を検査する。
このように本実施形態では電気検査手段22による電気検査をパンチ2の両押圧部17とバックアップ材30とによってワーク3のリード端子5を挟持した状態で行うことができる。また、ダイ1のストレート部分(即ちダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面の上下長さ)を短くし、ダイ1のワーク3のリード端子5と擦れる部分の長さを短くすることも可能となり、この場合、金属粉の発生を抑えることができて金属粉の発生を嫌う製品に有効となる。
なお、本実施形態では、バックアップ材30とパンチ2からなる保持部20のみでワーク3を保持しても良いし、バックアップ材30とパンチ2からなる保持部20により保持したワーク3をダイ1に嵌め込んでも良いものとする。
(実施形態5)
次に図12乃至図14に基づいて実施形態5について説明する。なお、上記実施形態3と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態のワーク3は図14に示すものであり、即ち実施形態4と同様のものである。なお、ワーク3は実施形態2のワーク3であっても良い。
図14に示すように各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面には実施形態2と同様に検査用電極21として複数の第1電極21bと複数の第2電極21bを設けている。また、各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面の上下には夫々前後に長い直線状の導電部26を設けてあり、実施形態2と同様に各第1電極21b及び各第2電極21bは上下の導電部26で一体に接続してある。以下、上記同一のダイ部材7に設けた第1電極21bをまとめて第1電極群27と称し、同一のダイ部材7に設けた第2電極21bをまとめて第2電極群28と称す。
また、パンチ挿入部8内にはワーク3を受けるブロック状のバックアップ材30を配設してある。バックアップ材30はダイ1とは別体であり、その主体をブロック状でセラミックよりなる絶縁体で構成してある。バックアップ材30はその上面がダイブロック10と同レベルに位置するよう配設してある。
そして、バックアップ材30とパンチ2の絶縁体からなる両押圧部17とでリード端子5形成後のワーク3のリード端子5を上下に挟み込み可能としてあり、つまり、本実施形態では、既述のダイ1で構成した保持部20に加えて、前記バックアップ材30とパンチ2で構成した保持部20を備えている。
図13に示すようにバックアップ材30の上面には、検査用電極21として複数の第1電極21dと第2電極21dを、第1電極21dと第2電極21dとが交互に位置するように、ワーク3の突片部4と同ピッチで前後に列設してある。各第1電極21d及び各第2電極21dは左右に長い直線状に形成してあり、また互いに電気的に独立している。
図12のように電気検査手段22としては、絶縁検査機22bと導通チェック機22dを備えている。
上記ダイ1の各第1電極群27及び各第2電極群28は絶縁検査機22bに電気接続してあり、また、スイッチ34を介して導通チェック機22dに接続してある。バックアップ材30の各第1電極21dは、すべてが独立した回路で、別々のスイッチ35を介して独立して導通チェック機22dに電気接続してある。また、各第2電極21dも、すべてが独立した回路で別々のスイッチ35を介して独立して導通チェック機22dに電気接続してあり、これにより各第1電極21d及び各第2電極21dは導通チェック機22dにより各電極毎に独立して導通のチェックを行えるようになっている。なお、図12では一方のダイ部材7の第2電極群28、他方のダイ部材7の第1電極群27及び第2電極群28の夫々の絶縁検査機22bとの電気接続、バックアップ材30の第2電極21dの導通チェック機22dとの電気接続の図示を省略している。
電気検査手段22による電気検査は図12に示す状態において行われる。即ち、パンチ2を実施形態3における図9(b)に示す状態とすることで、ワーク3の各リード端子5をダイ1の対応する第1電極21b又は第2電極21bに接触させ、尚且つ、実施形態4と同様に、ワーク3の各リード端子5をパンチ2の両押圧部17とバックアップ材30の対応する検査用電極21である第1電極21d又は第2電極21dにより挟持する。また、この挟持状態ではワーク3の左右対となるリード端子5を同一の検査用電極21である第1電極21d又は第2電極21dに接触させる。
電気検査手段22による電気検査では以下のように導通チェックを行った後に絶縁チェックを行う。
即ち、スイッチ34、35を閉じ、この状態で導通チェック機22dによりダイ1の各第1電極群27とこれに対応するバックアップ材30の各第1電極21dとの間に電圧を印加すると共に、ダイ1の各第2電極群28とこれに対応するバックアップ材30の各第2電極21dとの間に電圧を印加し、これにより第1電極群27及び各第1電極21d間及び第2電極群28及び各第2電極21d間の導通チェックを行う。そしてこの導通チェックによりダイ1の各第1電極21b及び各第2電極21bが対応するリード端子5に正常に接触して導通しているかどうかを判定する。なお、この導通チェックは前述のように各第1電極21d毎、各第2電極21d毎に行われるものである。
即ち、例えば第1電極群27及び任意の第1電極21d間に導通があれば当該第1電極21bが対応するリード端子5に正常に接触している状態がわかり、導通がなければ当該第1電極21bが対応するリード端子5に正常に接触していないことがわかり、これを利用して各第1電極21b及び各第2電極21bが対応するリード端子5に導通しているかどうかを判定する。
そして、上記導通チェックの後、スイッチ34、35を開き、実施形態2と同様、絶縁検査機22bにより両ダイ部材7の第1電極群27と両ダイ部材7の第2電極群28間に電圧を印加し、この間の漏れ電流を検知してワーク3の絶縁状態を検査する。
上記のようにワーク3の絶縁状態を検査する前に導通チェックを行うことで、例えばこの導通チェックの段階で各第1電極21b及び各第2電極21bが対応するリード端子5に導通していないと判定した場合には、これを報知したり、データとして記録したり、以後の絶縁検査機22bによる電気検査を行わないといった制御を行うことができ、各第1電極21b及び各第2電極21bが対応するリード端子5に確実に接触導通した状態で、前記絶縁検査機22bによる電気検査を行うことが可能となる。従って、検査精度を更に向上できる。
(実施形態6)
次に図15及び図16に基づいて実施形態6について説明する。なお、上記実施形態1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の端子切断一体型電気検査装置は、図16に示すリレー36の製造工程において用いられるものである。
リレー36を構成する切断前のワーク3には左右対となる突片部4を前後に複数対(図示例では3対)設けている。このうち一対の突片部4は入力電圧用のリード端子5aを構成し、他の対の突片部4は図示しないワーク本体16内部の開閉接点を介して電気接続されるリード端子5bを構成する。ワーク3は左右対となったリード端子5a、5a間への電圧印加の有無を切替えることで、内部の図示しない開閉接点を切り替えて他の対の端子5b間の導通を切替えられるのようになっている。
図15のように両ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面に形成した電極21aのうち、左右一対の電極21aは夫々電圧印加用電極21eを構成し、他の電極21aは検査電極21fを構成している。
電気検査手段22は電圧印加状態検査手段としての接点開閉検査機22eからなる。また、電気検査装置は電圧印加手段として電源29を備えている。各検査電極21fは接点開閉検査機22eに電気接続し、各電圧印加用電極21eは電源29に電気接続している。なお、図15では後端の一対の検査電極21fと接点開閉検査機22eの電気接続の図示は省略している。
電気検査手段22による電気検査は実施形態1と同様にパンチ2による突片部4の切断直後の図3(c)に示す状態において行われる。即ち、ワーク3の各リード端子5aを対応する電圧印加用電極21eに接触させると共に、各リード端子5bを対応する検査電極21fに接触させ、これによりワーク3を保持した状態で行われる。
電気検査手段22による電気検査は、まず、一対の電圧印加用電極21eには電圧を印加せず、この状態で接点開閉検査機22eにより左右対をなす検査電極21f間に電圧を印加し、この間の導通をチェックし、これにより各対の検査電極21f間の開閉接点が正常に切断されているかどうかを検査する。
この後、電源29から一対の電圧印加用電極21e間に所定電圧(本実施形態では5V)を印加した状態で、接点開閉検査機22eにより左右対をなす検査電極21f間に電圧を印加し、この間の導通をチェックし、これにより各対の検査電極21f間の開閉接点が正常に接続されているかどうかを検査する。
このように本実施形態ではリレー36を構成するワーク3を電圧印加をしていない状態と電圧印加した状態の両方で電気検査を行うことができる。なお、本実施形態は実施形態2〜5に適用しても良い。
(実施形態7)
次に図17乃至図20に基づいて実施形態7について説明する。なお、上記実施形態1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の端子切断一体型電気検査装置にあっては、ダイ1に嵌込溝38を形成し、パンチ2によって押圧されたワーク3の各リード端子5が前記嵌込溝38にスライド自在に嵌め込まれるようにしてある。
各ダイブロック10は図17に示すダイ部材7を備えている。各ダイ部材7のパンチ挿入部8側の側面にはワーク3の対応するリード端子5と同ピッチで前後に複数の嵌込溝38を形成してあり、各嵌込溝38は平面視でパンチ挿入部8側の幅が広い台形状に形成してある。
各嵌込溝38はダイ部材7の上下全長に亘っており、このうち切断刃体19に形成された部分を切断溝部38aとし、本体18に形成された部分を本体溝部38bとしている。つまり各嵌込溝38は切断溝部38aとこれと同一形状で連続する本体溝部38bで構成してある。
各嵌込溝38の本体溝部38bの溝底面において上下方向の中央部には検査用電極21として電極21gを設けている。各電極21aはパンチ2の移動方向である上下方向に長い直線状に形成してある。各電極21gは実施形態1の電極21aと同様に検査機22aに電気接続してある。
図20に示すように上記ダイ1のパンチ挿入部8に挿入されるパンチ2の両側面の各嵌込溝38に対応する位置にはパンチ2の上下方向に亘る突起39を突設してある。ワーク3の各突片部4を切断するにあたってパンチ2をパンチ挿入部8に挿入した際には、各突起39は対応する嵌込溝38に挿入される。そしてこれに伴いワーク3の各突片部4は対応する突起39により下方に押圧され、この際に対応する嵌込溝38の切断溝部38aによって切断され、図19に示すように平面視台形状のリード端子5となる。なお、図19の二点鎖線はリード端子5の突片部4のリード端子5を除く部分を示している。
そして、上記切断後には、実施形態1と同様にパンチ2が動作し、これによりワーク3は各リード端子5が対応する電極21gに接触するまで移動するのだが、この時、各リード端子5の先端部はパンチ2の突起39により下方に押圧されて嵌込溝38内を下方にスライド移動する。また、電気検査時、即ち各リード端子5が対応する電極21gに接触した状態においても、図18に示すように各リード端子5の先端部は嵌込溝38に嵌め込まれた状態となり、この時にはワーク3の各リード端子5は対応する電極21gと嵌込溝38によって保持されることとなる。つまり、本実施形態では嵌込溝38によりワーク3が嵌め込み保持される嵌込部分を構成してあり、該嵌込部分により保持部20を構成している。
このように本実施形態では保持部20として、ダイ1にパンチ2によって押圧されたワーク3の各リード端子5をスライド自在に嵌め込み可能な嵌込溝38を形成している。従って、移動時及び電気検査時にはワーク3の各リード端子5の先端部を嵌込溝38に挿入してワーク3の姿勢を安定させることができ、より確実な電気検査を実現できる。
なお、本実施形態は既述の実施形態2〜6に適用しても良い。
本発明の実施形態1の説明図である。 同上のダイ部材のパンチ挿入部側から見た斜視図である。 (a)〜(d)は実施形態1の切断及び電気検査の工程を順に示した説明図である。 同上のダイ部材によってワークを保持した状態を示す斜視図である。 実施形態2のダイ部材のパンチ挿入部側から見た斜視図である。 同上のワークを構成するコネクタの斜視図である。 同上の説明図である。 実施形態3の説明図である。 (a)〜(c)は実施形態3の切断及び電気検査の工程を順に示した説明図である。 実施形態4の説明図である。 同上のバックアップ材の上側から見た斜視図である。 実施形態5の説明図である。 同上のバックアップ材の上側から見た斜視図である。 同上のダイ部材及びバックアップ材によりワークを保持した状態を示す斜視図である。 実施形態6の説明図である。 同上のワークを構成するリレーの斜視図である。 実施形態7のダイ部材を示し、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。 同上のダイ部材とリード端子の接触部における平面図である。 同上のリード端子の斜視図である。 同上のパンチの斜視図である。
符号の説明
1 ダイ
2 パンチ
3 ワーク
4 突片部
5 リード端子(電圧印加用)
5a リード端子
17 押圧部
20 保持部
21 検査用電極
21b 第1電極
21b 第2電極
21c 第1電極
21c 第1電極
22 電気検査手段
22b 絶縁検査手段
22c 絶縁検査手段
29 電圧印加手段
30 バックアップ材
38 嵌込溝

Claims (6)

  1. リード端子形成用の突片部を設けたワークを、対向する一対のダイブロックで構成されたダイ上にセットし、該ワークの突片部を両ダイブロックの間の空所により構成されたパンチ挿入部にパンチを挿入することで切断して複数のリード端子を形成する端子切断一体型電気検査装置であって、前記パンチによって押圧されてンチ挿入部内に移動したリード端子形成後のワークを保持するための保持部と、該保持部に保持したワークの複数のリード端子に接触する検査用電極と、該検査用電極を用いて保持部に保持したワークの電気検査を行う電気検査手段を有し、保持部としてダイにワークを嵌め込む嵌込部分を形成したものであり、両ダイブロックのパンチ挿入部側の側面に前記検査用電極を設けて、これら検査用電極により前記嵌込部分を構成し、前記パンチ挿入部内に移動したワークの両側のリード端子の切断端面が、対応するダイブロックの検査用電極に接触してワークが保持されるようにしたことを特徴とする端子切断一体型電気検査装置。
  2. 前記検査用電極として、複数の第1電極及び複数の第2電極を第1電極と第2電極が交互に位置するよう列設し、各第1電極を電気接続すると共に各第2電極を電気接続し、前記電気検査手段として、前記第1電極群及び第2電極群間の絶縁状態を検査する絶縁検査手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の端子切断一体型電気検査装置。
  3. 前記パンチの突片部を押圧する押圧部を絶縁体で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子切断一体型電気検査装置。
  4. 前記パンチ挿入部内にワークを受けるバックアップ材を配設し、該バックアップ材とパンチの絶縁体よりなる押圧部とで前記保持部に保持したワークのリード端子を挟み込み可能としたことを特徴とする請求項3に記載の端子切断一体型電気検査装置。
  5. 前記保持部に保持したワークの入力電圧用のリード端子に接触する一対の電圧印加用電極と、一対の電圧印加用電極間に電圧を印加して保持部に保持したワークに電圧を印加する電圧印加手段を備え、前記電気検査手段として、前記電圧印加手段により電圧が印加された状態にあるワークの電気検査を行う電圧印加状態検査手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端子切断一体型電気検査装置。
  6. 前記両ダイブロックのパンチ挿入部側の側面にパンチによって押圧されたワークのリード端子をスライド自在に嵌め込み可能な嵌込溝を形成し、各嵌込溝の溝底面に前記検査用電極を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の端子切断一体型電気検査装置。
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