JP5192030B2 - 燃焼器具 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の燃焼器具は、燃焼室内で燃料を燃焼させるバーナと、屋外から前記燃焼室に至る給気路と、前記燃焼室から屋外に至る排気路と、前記給気路を介して前記燃焼室への給気を行うとともに、前記排気路を介して前記燃焼室からの排気を行う送風手段と、酸性の凝縮水を中和させる中和剤が内部流路内に充填された中和器と、前記排気路を介して前記燃焼室からの排気を行う際に排気温度が低下するのに伴って発生する前記凝縮水を、前記中和器へと流入させる第一流路と、屋外から前記給気路内へ浸入した水を、前記中和器へと流入させる第二流路と、前記中和器内の水を器具外へと流出させる第三流路とを備え、前記中和器の内部流路、前記第一流路、前記第二流路、及び前記第三流路、いずれかの流路上にある箇所であって当該箇所を空気が通過するのを許容したまま前記送風手段を作動させると当該箇所を通過した空気が前記第二流路経由で前記給気路へと吸引されることとなる一又は二以上の箇所には、内部に所定量の水が溜まるとともに当該溜まった水によって水の通過を妨げることなく空気の通過を阻止可能なトラップ流路が形成され、さらに、屋外から前記給気路内へ浸入した水が溜まる受け皿が設けられていて、当該受け皿に溜まった水が前記第二流路へ流入するように構成されており、しかも、燃焼室内で発生した排気を前記排気路へと集める排気フードが配置されていて、前記受け皿は、前記排気フードと一体成形又は前記排気フードに接触配置されていることを特徴とする。
さらに、このような燃焼器具であれば、屋外から給気路内へ浸入した水を受け皿で受けてから、第二流路へと流入させることができる。しかも、この受け皿が排気フードと一体成形又は排気フードに接触配置されているので、排気フードの熱を受け皿へと伝えることにより、排気フードの放熱を促すことができ、これにより、排気温度をより一層低下させることができる。
このように構成された燃焼器具によれば、二重管が上記のように傾斜配置されているので、排気路で凝縮水が発生しても、その凝縮水は二重管の傾斜に従って器具側へと流れる。したがって、酸性の凝縮水が二重管の屋外側端部から漏れ出すのを防止することができる。
請求項6に記載の燃焼器具は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃焼器具において、前記中和器は、内部に所定量の水が溜まる構造とされるとともに、前記中和器内に所定量の水が溜まった際に水没する位置において互いに連通する二以上の領域に区画された構造とされ、しかも、前記二以上の領域のうち、いずれかの領域に前記第二流路が連通する一方、前記第二流路が連通する領域とは異なる領域に前記第一流路及び前記第三流路が連通する構造とされることにより、前記中和器の内部流路に前記トラップ流路が形成されていることを特徴とする。
[給湯器の構造]
図1に示す給湯器1は、本発明の燃焼器具の一例に相当するものである。
以上説明したように、上記給湯器1によれば、排気路9内で凝縮水が発生しても、この凝縮水については中和器31で中和させてから器具本体2の外部へと流出させることができるので、酸性の凝縮水がそのまま器具本体2の外部へ廃棄されるのを防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
Claims (7)
- 燃焼室内で燃料を燃焼させるバーナと、
屋外から前記燃焼室に至る給気路と、
前記燃焼室から屋外に至る排気路と、
前記給気路を介して前記燃焼室への給気を行うとともに、前記排気路を介して前記燃焼室からの排気を行う送風手段と、
酸性の凝縮水を中和させる中和剤が内部流路内に充填された中和器と、
前記排気路を介して前記燃焼室からの排気を行う際に排気温度が低下するのに伴って発生する前記凝縮水を、前記中和器へと流入させる第一流路と、
屋外から前記給気路内へ浸入した水を、前記中和器へと流入させる第二流路と、
前記中和器内の水を器具外へと流出させる第三流路と
を備え、
前記中和器の内部流路、前記第一流路、前記第二流路、及び前記第三流路、いずれかの流路上にある箇所であって当該箇所を空気が通過するのを許容したまま前記送風手段を作動させると当該箇所を通過した空気が前記第二流路経由で前記給気路へと吸引されることとなる一又は二以上の箇所には、内部に所定量の水が溜まるとともに当該溜まった水によって水の通過を妨げることなく空気の通過を阻止可能なトラップ流路が形成され、
さらに、屋外から前記給気路内へ浸入した水が溜まる受け皿が設けられていて、当該受け皿に溜まった水が前記第二流路へ流入するように構成されており、
しかも、燃焼室内で発生した排気を前記排気路へと集める排気フードが配置されていて、前記受け皿は、前記排気フードと一体成形又は前記排気フードに接触配置されている
ことを特徴とする燃焼器具。 - 前記給気路及び前記排気路は、外管の内側に内管を通してなる二重管によって構成され、前記外管の内側で前記内管の外側となる空間が前記給気路として利用され、前記内管の内側となる空間が前記排気路として利用される
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼器具。 - 前記二重管は、器具側から屋外側に向かって上り勾配となるように傾斜配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載の燃焼器具。 - 前記内管の外面には、前記内管の外面を伝って器具側へと流れる水を、前記外管の内面へと滴下させる誘導部材が設けられ、
前記外管の内面を伝って器具側へと流れる水が、前記第二流路へと流入する構造とされている
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の燃焼器具。 - 内部に所定量の水が溜まるU字形配管が前記第二流路の途中に設けられることにより、前記第二流路に前記トラップ流路が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃焼器具。 - 前記中和器は、内部に所定量の水が溜まる構造とされるとともに、前記中和器内に所定量の水が溜まった際に水没する位置において互いに連通する二以上の領域に区画された構造とされ、しかも、前記二以上の領域のうち、いずれかの領域に前記第二流路が連通する一方、前記第二流路が連通する領域とは異なる領域に前記第一流路及び前記第三流路が連通する構造とされることにより、前記中和器の内部流路に前記トラップ流路が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃焼器具。 - 前記中和器は、内部に所定量の水が溜まる構造とされるとともに、前記中和器内に所定量の水が溜まった際に水没する位置において互いに連通する三以上の領域に区画された構造とされ、しかも、前記三以上の領域のうち、第一の領域に前記第一流路が連通し、第二の領域に前記第二流路が連通し、第三の領域に前記第三流路が連通する構造とされることにより、前記中和器の内部流路に前記トラップ流路が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃焼器具。
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JP2012122685A JP2012122685A (ja) | 2012-06-28 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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