JP6331306B2 - 中和装置および潜熱回収式熱源機 - Google Patents

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Description

本発明は、中和装置および潜熱回収式熱源機に関し、より特定的には、潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンを中和する中和装置およびこれを備える潜熱回収式熱源機に関する。
熱源機の一例として、熱効率を高めるために燃焼排気ガスの顕熱および潜熱(燃焼排気ガス中の水蒸気が保有している潜熱)を回収する熱交換器を備えたものが実用化されている。この潜熱回収可能な熱交換器を用いた場合、燃焼排気ガス中の水蒸気は潜熱を奪われることにより凝縮して結露するため、熱交換器に多量のドレン(結露水)が発生する。燃焼排気ガス中には窒素酸化物などが含まれるため、これがドレンに溶け込んでドレンは酸性となる。この酸性のドレンを中和するために中和剤が用いられている。
たとえば特開平11−19662号公報(以下、特許文献1という)には、酸性のドレンを中和する中和装置として、平衡pHがアルカリ性のマグネシウムが充填された処理層の下流側に平衡pHがほぼ中性の炭酸カルシウムが充填された処理層が設けられた中和装置が提案されている。また、たとえば特開昭58−224251号公報(以下、特許文献2という)には、酸性のドレンを中和する中和装置として、マグネシウムなどが配置された処理槽とリン酸塩ガラスなどが配置された処理槽とが設けられた中和装置が提案されている。また、特開平7−251184号公報(以下、特許文献3という)には、有機性排水の処理装置として、強アルカリ性液が配置された槽の下流側に弱アルカリ性液が配置された槽が設けられた処理装置が提案されている。
特開平11−19662号公報 特開昭58−224251号公報 特開平7−251184号公報
上記特許文献1および2において提案されている中和装置では、熱源機で発生した酸性のドレンを中和して排出することが可能である。しかしこれらの中和装置では、雨水などのドレンと異なるpHを有する液体が排気口より装置内に流入した場合、ドレンおよび雨水の両方を中和して排出することが困難である。具体的には、酸性のドレン(pHが約3)よりもpHが高い雨水(pHが約5.8)が中和装置を通過するとアルカリ性が強くなり(pHが約10)、排出基準値(pH5.8〜8.6)を超えるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、酸性のドレンおよびドレンと異なるpHを有する液体の両方を中和して排出することが可能な中和装置およびこれを備える潜熱回収式熱源機を提供することである。
本発明に従った中和装置は、潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンおよびドレンと異なるpHを有する液体を中和する中和装置である。この中和装置は、中和槽とpH調整槽とを備えている。中和槽には、平衡pHがアルカリ性である中和剤が充填されている。pH調整槽は、中和槽の上流側または下流側に配置され、上記液体のpHをドレンのpHに近づける。この中和装置は、ドレンおよび上記液体が中和槽およびpH調整槽を通過して中和装置から排出されるように構成されている。
本発明に従った中和装置では、中和槽に充填された中和剤により酸性のドレンを中性化することができる。これにより、中性化されたドレンを中和装置から排出することができる。またこの中和装置では、中和槽の上流側または下流側に配置されたpH調整槽において上記液体のpHをドレンのpHに近づけることができる。これにより、中和槽の通過前に上記液体のpHをドレンのpHに予め近づけておき、その後ドレンおよび上記液体の両方を中和槽において中性化することができる。または、中和槽の通過後に上記液体のpHを既に中性化されたドレンのpHに近づけることにより、ドレンおよび上記液体の両方を中性化することができる。したがって、本発明に従った中和装置によれば、酸性のドレンおよびドレンと異なるpHを有する液体の両方を中和して排出することが可能な中和装置を提供することができる。
上記中和装置において、pH調整槽は、中和槽の上流側に配置され、液体を酸性化する酸性化剤が充填された酸性化槽により構成されていてもよい。これにより、中和槽の通過前に上記液体を酸性化して上記液体のpHをドレンのpHに近づけることができる。そして、中和槽にてドレンおよび上記液体の両方を中性化した後に中和装置から排出することができる。
上記中和装置において、酸性化剤は、ゼオライトおよび固体酸の少なくともいずれかを含んでいてもよい。これにより、酸性化剤の充填量をより少なくすることが可能になり、また酸性化剤の寿命をより長くすることができる。
上記中和装置は、取込口と排出口とを有し、酸性化槽の内部に開口した取込口から上方へ延びた後に下方に延びて中和槽の内部に開口した排出口に達してサイフォンを構成する流路部材をさらに備えていてもよい。これにより、酸性化槽から中和槽へ一定量の液体を排出することができる。
上記中和装置において、中和槽は、排出口の下方に位置するとともに貫通孔を有する底面部を有していてもよい。またこの中和装置は、排出口から排出されたドレンおよび上記液体が中和剤の少なくとも一部の表面に沿って下方に流れた後に底面部の貫通孔を通じて底面部の下方へ流れ落ちるように構成されていてもよい。これにより、ドレンおよび上記液体が中和槽内に滞留しないようにすることができる。
上記中和装置において、pH調整槽は、中和槽よりも下流側に配置され、中和剤によりアルカリ性化された上記液体を中性化する中性化剤が充填された中性化槽から構成されていてもよい。これにより、中和槽の通過後にアルカリ性化された上記液体を中性化して上記液体のpHをドレンのpHに近づけることができる。そして、中和槽にて既に中性化されたドレンとともに上記液体を中和装置から排出することができる。
上記中和装置において、中性化剤は、硫酸カルシウムを含んでいてもよい。このように中和性能が高い硫酸カルシウムを中性化剤に用いることにより、流下処理により上記液体を中性化することができる。その結果、中和の処理時間をより短縮することができる。
上記中和装置は、中和槽よりも上流側に配置され、ドレンおよび上記液体を貯留する貯留槽と、取込口と排出口とを有し、貯留槽の内部に開口した取込口から上方へ延びた後に下方に延びて中和槽の内部に開口した排出口に達してサイフォンを構成する流路部材をさらに備えていてもよい。これにより、貯留槽から中和槽へ一定量のドレンおよび上記液体を排出することができる。
上記中和装置において、中性化槽は、中和槽側に開口部を有するとともに上記開口部とは反対側に排出部を有していてもよい。またこの中和装置は、上記開口部から中性化槽に供給されたドレンおよび上記液体が排出部より中性化槽から排出されるように構成されていてもよい。これにより、ドレンおよび上記液体が中性化槽内に滞留しないようにすることができる。
本発明に従った潜熱回収式熱源機は、上記本発明に従った中和装置を備えている。したがって、本発明に従った潜熱回収式熱源機によれば、酸性のドレンおよびドレンと異なるpHを有する液体の両方を中和して排出することが可能な中和装置を備える潜熱回収式熱源機を提供することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明に従った中和装置および潜熱回収式熱源機によれば、酸性のドレンおよびドレンと異なるpHを有する液体の両方を中和して排出することが可能な中和装置およびこれを備える潜熱回収式熱源機を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る潜熱回収式熱源機の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る潜熱回収式熱源機の中和装置の構成を示す概略図である。 貯留槽における雨水のpHの時間変化を示すグラフである。 貯留槽におけるドレンのpHの時間変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る潜熱回収式熱源機の中和装置においてドレンおよび雨水が中和される様子を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る潜熱回収式熱源機の中和装置において中和剤が消耗した様子を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る潜熱回収式熱源機の中和装置の構成を示す概略図である。 流下経路における雨水のpHの時間変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る潜熱回収式熱源機の中和装置においてドレンおよび雨水が中和される様子を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る潜熱回収式熱源機の中和装置において中和剤が消耗した様子を示す概略図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
はじめに、本発明の一実施の形態である実施の形態1について説明する。まず、本実施形態に係る潜熱回収式熱源機の構成について説明する。図1を参照して、本実施の形態に係る潜熱回収式熱源機は、熱源機で発生したドレンDを回収し、排出可能に構成されている。潜熱回収式熱源機は、中和装置1と、ドレンタンク2と、水位検知手段7と、ドレン排出ポンプ4と、逆止弁5と、制御部6と、給湯側熱交換器21と、風呂側熱交換器22と、ドレン受け23と、給湯配管24aと、給水配管24bと、往き配管25aと、戻り配管25bと、燃焼バーナ26と、送風機27とを主に有している。
中和装置1は、潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンD(pHが約3)、および排気口などから装置内に流入した雨水(pHが約5.8)などドレンDと異なるpHを有する液体を中和する。中和装置1は、ドレンタンク2およびドレン受け23に接続されており、ドレン受け23で受けられた酸性のドレンDを中和させた後に、ドレンタンク2内に供給できるよう構成されている。また、中和装置1は、装置内に流入した雨水を中和させた後に、ドレンタンク2内に供給できるよう構成されている。中和装置1の詳細な構成については後述する。
ドレンタンク2は、潜熱回収式熱源機で発生したドレンDを貯留するためのものである。また、ドレンタンク2は、中和装置1から排出された雨水も貯留可能となっている。水位検知手段7は、ドレンタンク2内におけるドレンDや雨水の水位を検知するためのものである。水位検知手段7は、ドレンタンク2内におけるドレンDや雨水の水位が少なくとも高位および低位のいずれかにあることを検知可能である。この水位検知手段7は、ドレンタンク2内の低水位(L:低位)を検知するための電極部Lと、高水位(H:高位)を検知するための電極部Hとを有している。
ドレン排出ポンプ4は、ドレンタンク2に貯留されたドレンDや雨水を機外に排出するためのものである。ドレン排出ポンプ4はドレンタンク2に接続されている。ドレン排出ポンプ4の下流側に逆止弁5が接続されていてもよい。この逆止弁5は、逆止弁5の上流側から下流側へのドレンDや雨水の流れを許容し、下流側から上流側へのドレンDや雨水の流れを許容しないよう構成されている。またドレンDや雨水の排出先は、たとえば浴室防水パンなどの排出部などである。
制御部6は、水位検知手段7、ドレン排出ポンプ4の各々に電気的に接続されている。制御部6は水位検知手段7からのドレンDや雨水の水位が高位以上であることの信号に基づいて、ドレンDや雨水の水位が低位であることの信号が入力されるまでドレン排出ポンプ4を駆動するよう制御可能に構成されている。
給湯側熱交換器21および風呂側熱交換器22のそれぞれは、潜熱回収型の熱交換器である。潜熱回収型の熱交換器では、従来排出していた熱交換後のガスが二次熱交換器へ通されることで二次熱交換器内の水が予熱される。この過程で燃焼ガスの温度が60℃程度まで下がることで、燃焼ガス中に含まれる水分が凝縮して潜熱を得ることができる。このため給湯側熱交換器21は、一次熱交換器21aと、二次熱交換器21bとを有している。また風呂側熱交換器22は、一次熱交換器22aと、二次熱交換器22bとを有している。
給湯側熱交換器21において、一次熱交換器21aの一方端と二次熱交換器21bの一方端とは互いに接続されている。一次熱交換器21aの他方端には給湯配管24aが接続されており、二次熱交換器21bの他方端には給水配管24bが接続されている。一次熱交換器21aが二次熱交換器21bよりも燃焼バーナ26の近くに配置されている。
また風呂側熱交換器22においても、一次熱交換器22aの一方端と二次熱交換器22bの一方端とは互いに接続されている。一次熱交換器22aの他方端には往き配管25aが接続されており、二次熱交換器22bの他方端には戻り配管25bが接続されている。一次熱交換器22aが二次熱交換器22bよりも燃焼バーナ26の近くに配置されている。
燃焼バーナ26は、給湯側熱交換器21および風呂側熱交換器22との間で熱交換を行なうための燃焼ガスを発生させるためのものである。送風機27は燃焼バーナ26に対して燃焼に必要な空気を供給するためのものである。
潜熱回収式の熱交換器では、上記のとおり燃焼ガスの水蒸気を凝縮させる構造上、凝縮した水(ドレン)が発生するためドレンの排水が必要である。このため、ドレン受け23が、二次熱交換器21b、22bのそれぞれの下側に配置されている。このドレン受け23で受けられたドレンDは、排気ガス中の窒素酸化物などが溶け込んでいるため、酸性となる。この酸性のドレンDはドレン受け23から中和装置1に供給される。
次に、本実施の形態に係る中和装置の構成について詳細に説明する。中和装置1は、潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンDおよびドレンDと異なるpHを有する雨水(液体)を中和するためのものである。図1および図2を参照して、中和装置1は、貯留槽11(pH調整槽、酸性化槽)と、流路部材12と、中和槽13と、排出槽14と、中和剤15とを備えている。中和装置1は、ドレンDや雨水が貯留槽11、中和槽13および排出槽14を順に通過して中和装置1から排出されるように構成されている。
貯留槽11は中和槽13の上流側に配置されている。貯留槽11はドレン受け23から供給された酸性のドレンD(pHが約3)や排気口より装置内に流入した雨水(pHが約5.8)を一時的に貯留するためのものである。貯留槽11は内部の空間にドレンDや雨水を貯留可能に構成されている。この内部の空間は、たとえば20cmの容積を有している。
貯留槽11の内部の空間には酸性化剤16が充填されている。酸性化剤16は、図2に示すように複数の粒状の材料から構成されている。酸性化剤16はゼオライトおよびイオン交換能を有する固体酸剤の少なくともいずれかを含み、ゼオライト(平衡pHが約4)およびイオン交換能を有する固体酸剤のいずれかにより構成されている。本実施の形態では、酸性化剤16はゼオライトより構成されている。
ここで、貯留槽11の内部の空間に酸性のドレンDおよび雨水が貯留された場合のpHの変化について説明する。図3は、貯留槽11の内部に貯留された雨水のpHの時間変化を示している(横軸:時間、縦軸:pH)。また、図4は、貯留槽11の内部に貯留されたドレンDのpHの時間変化を示している。図3を参照して、雨水は酸性化剤16により酸性化されて一定時間経過後にpH(約5.8)が酸性化剤16の平衡pH(約4.0)にまで近づく。一方、図4を参照して、ドレンDのpHは時間が経過しても大きく変化しない。そのため、貯留槽11において雨水のpHをドレンのpHに近づけて、雨水のpHとドレンDのpHとの差を小さくすることができる。
流路部材12は、貯留槽11から中和槽13にドレンDや雨水を排出するためのものである。流路部材12は、取込口12aと排出口12bとを有している。流路部材12は、取込口12aから上方へ延びた後に下方に延びて排出口12bに達してサイフォンを構成する。このため、流路部材12は、取込口12aから貯留槽11に貯留されたドレンDや雨水を取り込んで、排出口12bから一定量のドレンDや雨水を中和槽13に排出することができる。つまり、流路部材12は排出口12bから排出されるドレンDや雨水の流速を一定化することができる。取込口12aは貯留槽11の内部に開口するように配置されており、排出口12bは中和槽13の内部に開口するように配置されている。つまり、流路部材12によって貯留槽11と中和槽13とは連通している。流路部材12はサイフォンを構成するものであればよく、たとえば管であってもよく、また成形による流路を有するものであってもよい。この管としては、たとえば円筒状のものであってもよく、矩形状のものであってもよい。また、この成形による流路を有するものとしては、たとえば、板材をプレス成形したり、樹脂成形により形成された凹部が流路を構成するものであってもよい。
中和槽13は、酸性のドレンDおよび酸性化された雨水を中和剤15によって中和するためのものである。中和槽13は内部の空間に中和剤15が充填されている。中和槽13は、内部の空間において、酸性のドレンDおよび酸性化された雨水が中和剤15と反応することにより酸性のドレンDおよび酸性化された雨水を中和するように構成されている。
この中和槽13は底面部13aを有している。この底面部13aは貫通孔13bを有している。この底面部13aは貫通孔13bから中和剤15が脱落しないように構成されていればよい。この底面部13aはたとえば網で構成されていてもよい。また、この底面部13aは排出口12bの下方に配置されている。中和槽13は、中和剤15の内部に排出口12bが配置されるように構成されている。
中和剤15は平衡pHがアルカリ性である。この中和剤15は中和槽13内に充填されている。中和剤15は複数の粒状の材料から構成されていてもよい。この場合、複数の材料の粒径は、たとえば1mm以上3mm以下である。これにより、ドレンDや雨水との接触効率を高めることができる。なお、中和剤15は繊維状、塊状の材料から構成されていてもよい。また、中和剤15は、ドレン流路部151と、ストック部152とを有している。このドレン流路部151はドレンDや雨水と接触して反応するための部分である。このドレン流路部151はドレンDや雨水が流れるように構成されている。このドレン流路部151は排出口12bよりも下方に配置されている。
またストック部152は中和剤15を保存するための部分である。このストック部152はドレンDや雨水が流れないように構成されている。このストック部152はドレン流路部151の上方に配置されており、排出口12bよりも上方に配置されている。したがってストック部152はドレンDおよび雨水と接触しないためドレンDおよび雨水と反応もしない
中和剤15には、酸化マグネシウムを用いることができる。中和剤15に酸化マグネシウムを用いた場合、潜熱回収式熱源機の寿命を考慮して、酸性のドレンDと反応していない状態(初期状態)において、ドレン流路部151はたとえば128cmの体積を有しており、ストック部152はたとえば155cmの体積を有していることが好ましい。すなわち、出力24号の潜熱回収式熱源機の寿命を15年と設定すると、その間に発生するドレンの量はたとえば約9000リットルとなる。このドレンを中和するのに必要な酸化マグネシウムの量は270gと見積もられる。ドレン流路の容積は128cm(幅8cm×奥行き4cm×高さ4cm)に設定しており、また酸化マグネシウムのかさ密度は1.74g/cmであるため、ドレン流路部151の酸化マグネシウムの量は222.7gとなる。したがって、必要な酸化マグネシウムの量は492.7gとなり、体積は合計で283cmとなる。よって、ドレン流路部151の体積は128cmとなり、ストック部152の体積は155cmとなる。また、中和剤15には、水酸化カルシウム、炭酸マグネシウムなども用いることが可能である。
中和装置1は、排出口12bから排出されたドレンDおよび雨水が中和剤15の少なくとも一部の表面に沿って下方に流れた後に底面部13aの貫通孔13bを通じて底面部13aの下方へ流れ落ちるように構成されている。また、貫通孔13bを通じて底面部13aの下方に流れ落ちたドレンDおよび雨水が中性になるように底面部13aと排出口12bとの間に保持された中和剤15の量が設定されている。
排出槽14は内部の空間に貫通孔13bから流れ落ちたドレンDおよび雨水を収容可能に構成されており、またこのドレンDおよび雨水をドレンタンク2に供給可能に構成されている。
次に、本実施の形態のドレンおよび雨水の排出動作について説明する。まず、ドレンの排出動作について説明する。図1および図5を参照して、潜熱回収式熱源機が運転している場合には、給湯側熱交換器21および風呂側熱交換器22で発生しドレン受け23に受けられたドレンDが中和装置1に供給される。
中和装置1では、まず貯留槽11にドレン受け23から供給された酸性のドレンDが貯留される。貯留槽11内においてドレンDのpH(約3)はほぼ変化しない(図4参照)。
貯留槽11に貯留されたドレンDの水位が上昇すると、取込口12aから流路部材12内に酸性のドレンDが取り込まれ、流路部材12内を通って排出口12bから排出される。このとき、流路部材12がサイフォンを構成するため、一定量のドレンDが排出口12bから排出される。
また排出口12bがドレン流路部151の上方に開口しているためドレン流路部151の上方から下方に向かってドレンDが流れる。具体的には、ドレンDは中和剤15の表面に沿って下方に流れ、底面部13aの貫通孔13bから流れ落ちる。この際、中和剤15とドレンDが接触して反応することによって、ドレンDが中和される。中和剤15によって中和され、貫通孔13bから流れ落ちたドレンDは、排出槽14を経て中和装置1から排出される。このようにして、中性化されたドレンD(pHが5.8〜8.6の範囲内)を中和装置1から排出することができる。
次に、雨水の排出動作について説明する。図5を参照して、排気口(図示しない)から流入した雨水が貯留槽11に貯留される。貯留槽11において雨水は酸性化剤16により酸性化され、雨水のpH(約5.8)が酸性化剤16の平衡pH(約4)に近づく(図3参照)。その結果、雨水のpHがドレンDのpHに近づく。
貯留槽11に貯留された雨水の水位が上昇すると、取込口12aから流路部材12内に酸性の雨水が取り込まれ、流路部材12内を通って排出口12bから排出される。このとき、流路部材12がサイフォンを構成するため、一定量の雨水が排出口12bから排出される。
また排出口12bがドレン流路部151の上方に開口しているためドレン流路部151の上方から下方に向かって雨水が流れる。具体的には、雨水は中和剤15の表面に沿って下方に流れ、底面部13aの貫通孔13bから流れ落ちる。この際、中和剤15と雨水が接触して反応することによって、雨水が中和される。中和剤15によって中和され、貫通孔13bから流れ落ちた雨水は、排出槽14を経て中和装置1から排出される。このようにして、中性化された雨水(pH5.8〜8.6の範囲内)を中和装置1から排出することができる。
また、図5および図6を参照して、貯留槽11に貯留された酸性のドレンDおよび雨水が流路部材12内を通って排出口12bから排出されると、ドレン流路部151は酸性のドレンDおよび雨水と反応することにより消耗する。これにより、ドレン流路部151にスペースが生じてドレン流路部151の体積が減少するが、ドレン流路部151の上方に位置するストック部152が自重により下方に移動して上記スペースが補填される。このようにして、酸性のドレンDおよび雨水と接触して反応する部分の中和剤15が自動的に補充される。これにより、ドレン流路部151の量を一定に保つことができるため、ドレンDおよび雨水とドレン流路部151との反応量を一定に保つことができる。
次に、本実施の形態に係る中和装置1の作用効果について説明する。本実施の形態に係る中和装置1では、中和槽13に充填された中和剤15により酸性のドレンDを中性化することができる。これにより、中性化されたドレンDを中和装置1から排出することができる。またこの中和装置1では、中和槽13の上流側に配置された貯留槽11において雨水を酸性化して、雨水のpHをドレンDのpHに近づけることができる。これにより、中和槽13の通過前に雨水のpHをドレンDのpHに予め近づけておき、その後ドレンDおよび雨水の両方を中和槽13において中性化することができる。したがって、本実施の形態に係る中和装置1によれば、酸性のドレンDおよびドレンDと異なるpHを有する雨水の両方を中和して排出することができる。そのため、装置側において雨水侵入対策などを施す必要をなくすことができる。
また、本実施の形態では貯留槽11の内部の空間に酸性化剤16が配置される場合について説明したが、この酸性化剤16はドレン受け23に配置されていてもよいし、ドレン受け23よりもさらに上流の雨水と接触する箇所に配置されていてもよいし、またこれらの配置箇所(貯留槽11、ドレン受け23および上記接触する箇所)のうちの複数の箇所に配置されていてもよい。また、ゼオライトから構成されたイオン交換能を有する酸性化剤16は雨水との反応により酸性化能が消費されるが、ドレンDと反応することによりこれを回復させることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の他の実施の形態である実施の形態2について説明する。本実施の形態に係る潜熱回収式熱源機は、基本的には上記実施の形態1に係る潜熱回収式熱源機(図1)と同様の構成を備え、同様に動作する。しかし、本実施の形態に係る潜熱回収式熱源機は、中和装置の構成において上記実施の形態1の場合とは異なっている。
図7を参照して、本実施の形態に係る中和装置3は基本的には上記中和装置1と同様の構成を有しており、貯留槽31と、流路部材32と、中和槽33と、排出槽34と、中和剤35(ドレン流路部351およびストック部352)とを主に有している。また、中和装置3は、上記構成に加えて中和槽33および排出槽34よりも下流側に配置される流下経路37(中性化槽、pH調整槽)をさらに備えている。
図1および図7を参照して、貯留槽31は中和槽33よりも上流側に配置されている。貯留槽31はドレン受け23から供給された酸性のドレンDおよび装置内に流入した雨水を一時的に貯留するためのものである。
流路部材32は、取込口32aと排出口32bとを有している。流路部材32は、貯留槽31の内部に開口した取込口32aから上方へ延びた後に下方に延びて中和槽33の内部に開口した排出口32bに達してサイフォンを構成する。
中和槽33は内部の空間に中和剤35が充填されている。この中和槽33は底面部33aを有している。この底面部33aは貫通孔33bを有している。
排出槽34は内部の空間に貫通孔33bから流れ落ちたドレンDおよび雨水を収容可能に構成されており、またこのドレンDおよび雨水を流下経路37に供給可能に構成されている。
流下経路37は、中和槽33および排出槽34よりも下流側に配置され、中性化剤36が充填されている。中性化剤36は硫酸カルシウムを含み、好ましくは硫酸カルシウムから構成されている。
ここで、中和剤35により中性化されたドレンDおよびアルカリ性化された雨水が流下経路37を通過した場合のpHの変化について説明する。図8は、アルカリ性化された雨水が流下経路37を通過した場合のpHの時間変化を示している(横軸:時間、縦軸:pH)。図8を参照して、雨水は流下経路37に充填された中性化剤36により中性化されて、pHが中性域になる。一方、中和剤35により既に中性化されたドレンDは、流下経路37を通過してもpHは中性域のままとなる。そのため、流下経路37において雨水のpHをドレンDのpHに近づけて、雨水のpHとドレンDのpHとの差を小さくすることができる。
図7を参照して、流下経路37は中和槽33側に開口部37aを有する。この流下経路37は開口部37aとは反対側に排出部37bを有する。流下経路37は開口部37aからドレンDや雨水が供給されて排出部37bから排出されるように構成されている。これにより、ドレンDや雨水を流下経路37において滞留させることなく排出することができる。
次に、本実施の形態のドレンおよび雨水の排出動作について説明する。まず、ドレンの排出動作について説明する。図1および図9を参照して、潜熱回収式熱源機が運転している場合には、給湯側熱交換器21および風呂側熱交換器22で発生しドレン受け23に受けられたドレンDが中和装置3に供給される。
貯留槽31に貯留された酸性のドレンDは取込口32aから取り込まれ、流路部材32内を通って排出口32bから中和槽33内に排出される。そして、ドレン流路部351の上方から下方に向かってドレンDが流れる。この際、中和剤35とドレンDとが接触して反応することによって、ドレンDのpHが中性域(5.8〜8.6の範囲内)になる。
中和剤35と反応したドレンDは、排出槽34を経て流下経路37に供給される。ドレンDはpHが上記中性域に維持された状態で中和装置3から排出される。
次に、雨水の排出動作について説明する。図9を参照して、排気口(図示しない)から流入した雨水が貯留槽31に貯留される。貯留槽31に貯留された雨水の水位が上昇すると、取込口32aから流路部材32内に酸性の雨水が取り込まれ、流路部材32内を通って排出口32bから排出される。このとき、流路部材32がサイフォンを構成するため、一定量の雨水が排出口32bから排出される。
また排出口32bがドレン流路部351の上方に開口しているためドレン流路部351の上方から下方に向かって雨水が流れる。具体的には、雨水は中和剤35の表面に沿って下方に流れ、底面部33aの貫通孔33bから流れ落ちる。この際、中和剤35と雨水が接触して反応することによって、雨水のpHが約10になる。
中和剤35によってアルカリ性化され、貫通孔33bから流れ落ちた雨水は、排出槽34を経て流下経路37に供給される。雨水は流下経路37に充填された中性化剤36により中性化されてpHが中性域(5.8〜8.6の範囲内)になる。そして、中性化された雨水が中和装置3から排出される。
また、図9および図10を参照して、貯留槽31に貯留された酸性のドレンDおよび雨水が流路部材32内を通って排出口32bから排出されると、ドレン流路部351は酸性のドレンDおよび雨水と反応することにより消耗する。これにより、ドレン流路部351にスペースが生じてドレン流路部351の体積が減少するが、ドレン流路部351の上方に位置するストック部352が自重により下方に移動して上記スペースが補填される。このようにして、酸性のドレンDおよび雨水と接触して反応する部分の中和剤35が自動的に補充される。これにより、ドレン流路部351の量を一定に保つことができるため、ドレンDおよび雨水とドレン流路部351との反応量を一定に保つことができる。
次に、本実施の形態に係る中和装置3の作用効果について説明する。
本実施の形態に係る中和装置3では、中和槽33に充填された中和剤35により酸性のドレンDを中性化することができる。これにより、中性化されたドレンDを中和装置3から排出することができる。またこの中和装置3では、中和槽33の下流側に配置された流下経路37において雨水のpHをドレンDのpHに近づけることができる。これにより、中和槽33の通過後に雨水のpHを既に中性化されたドレンDのpHに近づけ、その後ドレンDおよび雨水の両方を中性化して排出することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の中和装置および潜熱回収式熱源機は、潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンを中和する中和装置およびこれを備える潜熱回収式熱源機において、特に有利に適用され得る。
1,3 中和装置、2 ドレンタンク、4 ドレン排出ポンプ、5 逆止弁、6 制御部、7 水位検知手段、11,31 貯留槽、12,32 流路部材、12a,32a 取込口、12b,32b 排出口、13,33 中和槽、13a,33a 底面部、13b,33b 貫通孔、14,34 排出槽、15,35 中和剤、16 酸性化剤、21 給湯側熱交換器、21a,22a 一次熱交換器、21b,22b 二次熱交換器、22 風呂側熱交換器、23 ドレン受け、24a 給湯配管、24b 給水配管、25a 往き配管、25b 戻り配管、26 燃焼バーナ、27 送風機、36 中性化剤、37 流下経路、37a 開口部、37b 排出部、151,351 ドレン流路部、152,352 ストック部、D ドレン、H,L 電極部。

Claims (4)

  1. 潜熱回収式熱源機で発生した酸性のドレンおよび前記ドレンと異なるpHを有する液体を中和する中和装置であって、
    平衡pHがアルカリ性である中和剤が充填された中和槽と、
    前記中和槽の上流側または下流側に配置され、前記液体のpHを前記ドレンのpHに近づけるpH調整槽とを備え、
    前記ドレンおよび前記液体が前記中和槽および前記pH調整槽を通過して前記中和装置から排出されるように構成されており、
    前記液体は雨水であり、前記ドレンのpHが3であり、前記雨水のpHが5.8であり、前記pH調整槽にはpHが4のゼオライトが充填されており、
    ゼオライトは前記雨水との反応により酸性化能が消費されるが、前記ドレンと反応することにより酸性化能を回復させる、中和装置。
  2. 取込口と排出口とを有し、前記pH調整槽の内部に開口した前記取込口から上方へ延びた後に下方に延びて前記中和槽の内部に開口した前記排出口に達してサイフォンを構成する流路部材をさらに備える、請求項1に記載の中和装置。
  3. 前記中和槽は、前記排出口の下方に位置するとともに貫通孔を有する底面部を有し、
    前記排出口から排出された前記ドレンおよび前記液体が前記中和剤の少なくとも一部の表面に沿って下方に流れた後に前記底面部の前記貫通孔を通じて前記底面部の下方へ流れ落ちるように構成されている、請求項2に記載の中和装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の中和装置を備える、潜熱回収式熱源機。
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