JP5191941B2 - 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタルカメラ等によって得られる画像データに対して、所定の粒状パターンを付加する技術に関する。
デジタルカメラで撮影した画像データに対して、銀塩写真の銀塩粒子による粒状感に似せた粒状パターンを重畳する技術が様々提案されている。特許文献1では、画素単位で乱数を発生させ、周波数フィルタ処理やスケール変更を行って期待する粒状度の粒状を画像に重畳させている。また、特許文献2では、均一露光されたカラーフィルムから得られた露光画像から平滑化した画像を減算することで、粒状パターンを算出している。
米国特許第5,641,596号明細書 特開平11−85955号公報
デジタルカメラでは、画像データのサイズを小さくして、記録・表示する場合がある。通常、様々な画像処理が施された画像データに対して、データサイズを小さくする処理を行うが、画像データに粒状パターンを重畳させてから、データサイズを縮小すると、縮小時に細かな粒状パターンがつぶれてしまうという問題があった。
本発明は、十分に粒状感のある粒状パターンが重畳された縮小画像データを得るための技術を提供することを目的とする。
本発明のある態様に係る撮像装置は、被写体を撮像して第1の画像データを得る撮像部と、前記第1の画像データに対して画像処理を行い第2の画像データを生成する画像処理部と、記録時の記録サイズを設定するサイズ設定部と、前記サイズ設定部で設定された記録サイズと前記第2の画像データのサイズに基づいて前記第2の画像データをリサイズし、第3の画像データを生成するリサイズ部と、前記第2または第3の画像データに所定の粒状パターンを付加する粒状パターン付加モードを設定する粒状パターン付加モード設定部と、前記粒状パターン付加モード設定部により、前記粒状パターン付加モードが設定されている場合において、前記サイズ設定部で設定された記録サイズが、前記第2の画像データを縮小して生成されるサイズの場合には、前記第3の画像データに対して前記所定の粒状パターンを付加し、前記サイズ設定部で設定された記録サイズが前記第2の画像データを縮小せずに生成されるサイズの場合には、前記第2の画像データに対して前記所定の粒状パターンを付加する粒状パターン付加部と、を備えることを特徴とする。
本発明のある態様に係る画像処理装置は、入力された画像データに対して所定の粒状パターンを付加する画像処理装置であって、前記入力された画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するリサイズ部と、前記リサイズ部によって前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記入力された画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加する第1の粒状パターン付加部と、前記リサイズ部によって前記縮小画像データが生成された場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加する第2の粒状パターン付加部と、を備えることを特徴とする。
本発明のある態様に係る画像処理方法は、画像データに対して所定の粒状パターンを付加する画像処理方法であって、前記画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するステップと、前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記画像データに対して所定の粒状パターンを付加し、前記縮小画像データを生成する処理が行われた場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のある態様に係る画像処理プログラムは、画像データに対して所定の粒状パターンを付加するための画像処理プログラムであって、前記画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するステップと、前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記画像データに対して所定の粒状パターンを付加し、前記縮小画像データを生成する処理が行われた場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、粒状感が損なわれていない粒状パターンが付加された縮小画像データを得ることができる。
第1の実施形態における画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理フローを示すフローチャートである。 静止画の撮影・記録動作の詳しい処理内容を示すフローチャートである。 図3Aに示すフローチャートに続く処理内容を示すフローチャートである。 ライブビュー表示の詳しい処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置において行われる静止画の撮影・記録動作の処理のうち、図3AのステップS313の後に行われる処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置において行われるライブビュー表示処理の詳しい処理内容を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルスチルカメラは、カメラ本体1と交換式レンズ2から構成される。
交換式レンズ2は、レンズ1010と、Flashメモリ1011と、マイクロコンピュータ1012と、ドライバ1013と、絞り1014と、を有している。交換式レンズ2は、I/F999を介して、カメラ本体1と通信可能に接続されている。
カメラ本体1は、メカシャッター101と、撮像素子102と、アナログ処理部103と、アナログ/デジタル変換部104(以下、A/D変換部104)と、バス105と、SDRAM106と、画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、JPEG処理部110と、メモリインターフェース111(以下、メモリI/F111)と、記録媒体112と、LCDドライバ113と、LCD114と、マイクロコンピュータ115と、操作部116と、Flashメモリ117と、拡大・縮小部118と、画像加算部119と、を有している。
レンズ1010は、被写体の光学像を撮像素子102に集光させる。レンズ1010は、単焦点レンズであってもよいし、ズームレンズであってもよい。
マイクロコンピュータ1012は、I/F999、Flashメモリ1011、および、ドライバ1013と接続されていて、Flashメモリ1011に記憶されている情報の読み込み・書き込みを行うとともに、ドライバ1013を制御する。マイクロコンピュータ1012は、さらに、I/F999を介して、マイクロコンピュータ115と通信することができ、様々な情報をマイクロコンピュータ115へ送信し、また、マイクロコンピュータ115から絞り値等の情報を受信する。
ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示を受けて、レンズ1010を駆動させて、焦点距離やフォーカス位置の変更を行うとともに、絞り1014を駆動する。絞り1014は、レンズ1010の近傍に設けられ、被写体の光量を調節する。
メカシャッター101は、マイクロコンピュータ115の指示を受けて駆動し、撮像素子102に被写体を露光する時間を制御する。
撮像素子102は、各画素を構成するフォトダイオードの前面に、ベイヤー配列のカラーフィルタが配置された撮像素子である。ベイヤー配列は、水平方向にR画素とG(Gr)画素が交互に配置されたラインと、G(Gb)画素とB画素が交互に配置されたラインとを有し、さらにその2つのラインを垂直方向にも交互に配置することで構成されている。この撮像素子102は、レンズ1010により集光された光を、画素を構成するフォトダイオードで受光して光電変換することで、光の量を電荷量としてアナログ処理部103へ出力する。なお、撮像素子102は、CMOS方式のものでもCCD方式のものでも良い。
アナログ処理部103は、撮像素子102から読み出された電気信号(アナログ画像信号)に対し、リセットノイズ等を低減した上で波形整形を行い、さらに目的の明るさとなるように、ゲインアップを行う。A/D変換部104は、アナログ処理部103から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号(以後、画像データという)に変換する。
バス105は、デジタルカメラ内部で発生した各種データをデジタルカメラ内の各部に転送するための転送路である。バス105は、A/D変換部104と、SDRAM106と、画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、JPEG処理部110と、メモリI/F111と、LCDドライバ113と、マイクロコンピュータ115と、拡大・縮小部118と、画像加算部119に接続されている。
A/D変換部104から出力される画像データは、バス105を介して一旦SDRAM106に記憶される。SDRAM106は、A/D変換部104において得られた画像データや、画像処理部107、JPEG処理部110、拡大・縮小部118、画像加算部119において処理された画像データ等の各種データが一時的に記憶される記憶部である。
画像処理部107は、オプティカルブラック減算部1071(以下、OB減算部)、ホワイトバランス補正部1072(以下、WB補正部1072)、同時化処理部1073、ガンマ・色再現処理部1074、カラーマトリクス演算部1075、エッジ強調処理部1076、および、ノイズ低減処理部1077(以下、NR処理部1077)を含み、SDRAM106から読み出した画像データに対して様々な画像処理を施す。
OB減算部1071は、画像データに対して、オプティカルブラック減算処理(以下、OB減算処理)を行う。OB減算処理は、画像データを構成する各画素の画素値から、撮像素子102の暗電流等に起因するオプティカルブラック値(以下、OB値)を減算する処理である。
WB補正部1072は、画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。ホワイトバランスモードは、晴天、曇天、電球、蛍光灯などの光源に応じて、ユーザが設定可能である。
同時化処理部1073は、ベイヤー配列による画像データから、1画素あたりR、G、Bの情報からなる画像データへ同時化する処理を行う。ガンマ・色再現処理部1074は、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
カラーマトリクス演算部1075は、画像データに対して、カラーマトリクスを乗じる線形変換を行って、画像データの色を補正する。エッジ強調処理部1076は、画像データから、エッジを抽出し、抽出したエッジのデータに所定のゲインを乗じてから、画像データに加算することにより、画像データのエッジを強調する処理を行う。NR処理部1077は、高周波を低減するフィルタを用いた処理や、コアリング処理等により、ノイズを低減する処理を行う。
画像処理部107は、必要に応じて、内部に備えた各部1071〜1077を選択して、各処理を行う。画像処理部107によって各処理が行われた後の画像データは、SDRAM106に記憶される。
AE処理部108は、画像データから被写体輝度を算出する。被写体輝度を算出するためのデータは、専用の測光センサの出力であってもよい。AF処理部109は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、AF(Auto Focus)積算処理により、合焦評価値を取得する。
拡大・縮小部118は、SDRAM106に記憶されている画像データのサイズを、指定されたサイズに縮小または拡大する処理を行う。拡大・縮小部118は、画像データを縮小する場合には、ローパスフィルタを用いて、折り返し歪みが生じないように、高周波成分を低減させてから、画像の画素数を減らす処理を行う。
画像加算部119は、画像処理後の画像データと、銀塩粒子による粒状感に似せた粒状パターンの画像データとを加算して、粒状パターンを重畳させた画像データを出力する。粒状パターンを重畳させた画像データは、SDRAM106に記憶される。なお、粒状パターンの画像データと加算する前の画像処理後の画像データには、拡大・縮小部118で縮小処理が行われない画像データだけでなく、縮小処理が行われた画像データも含まれる。
JPEG処理部110は、画像データの記録時には、SDRAM106から画像データを読み出し、読み出した画像データをJPEG圧縮方式に従って圧縮して、圧縮したJPEG画像データを、SDRAM106に一旦記憶する。マイクロコンピュータ115は、SDRAM106に記憶されたJPEG画像データに対して、JPEGファイルを構成するために必要なJPEGヘッダを付加してJPEGファイルを作成し、作成したJPEGファイルを、メモリI/F111を介して記録媒体112に記録する。記録媒体112は、例えばカメラ本体1に着脱可能なメモリカードからなる記録媒体であるが、これに限定されるものではない。
LCDドライバ113は、LCD114に画像を表示させる。画像の表示には、撮影直後の画像データを短時間だけ表示するレックビュー表示、記録媒体112に記録されたJPEGファイルの再生表示、および、ライブビュー表示等の動画の表示が含まれる。記録媒体112に記録されたJPEGファイルを再生する場合、JPEG処理部110は、記録媒体112に記録されているJPEGファイルを読み出して伸張処理を施した上で、伸張した画像データを一旦SDRAM106に記憶させる。LCDドライバ113は、伸張された画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データを映像信号へ変換した後でLCD114へ出力して、画像の表示を行う。
制御部としての機能を有するマイクロコンピュータ115は、デジタルカメラ本体1の各種シーケンスを統括的に制御する。マイクロコンピュータ115には、操作部116およびFlashメモリ117が接続されている。
操作部116は、電源ボタン、レリーズボタン、各種入力キー等の操作部材である。ユーザによって、操作部116の何れかの操作部材が操作されることにより、マイクロコンピュータ115は、ユーザの操作に応じた各種シーケンスを実行する。電源ボタンは、当該デジタルカメラの電源のオン/オフ指示を行うための操作部材である。電源ボタンが押されたときに、マイクロコンピュータ115は、当該デジタルカメラの電源をオン又はオフする。レリーズボタンは、ファーストレリーズスイッチとセカンドレリーズスイッチの2段スイッチを有して構成されている。レリーズボタンが半押しされて、ファーストレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、AE処理やAF処理等の撮影準備シーケンスを行う。また、レリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、撮影シーケンスを実行して撮影を行う。
Flashメモリ117は、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインやローパスフィルタ係数等のデジタルカメラの動作に必要な各種パラメータ、銀塩粒子による粒状感に似せた粒状パターンの画像データ、および、デジタルスチルカメラを特定するための製造番号などを記憶している。また、Flashメモリ117は、マイクロコンピュータ115にて実行する各種プログラムも記憶している。マイクロコンピュータ115は、Flashメモリ117に記憶されているプログラムに従い、またFlashメモリ117から各種シーケンスに必要なパラメータを読み込み、各処理を実行する。
図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理フローを示すフローチャートである。ユーザにより電源ボタンが押されて、デジタルスチルカメラの電源がオンになると、マイクロコンピュータ115は、ステップS201の処理を開始する。
ステップS201では、撮影を行うか否か、すなわち、レリーズボタンが押されたか否かを判定する。レリーズボタンが押されたと判定すると、ステップS202に進み、静止画の撮影・記録動作を行う。静止画の撮影・記録動作については、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS201でレリーズボタンが押されていないと判定すると、ステップS203に進む。ステップS203では、画像データの記録サイズの変更指示があったか否かを判定する。ユーザは、操作部116のボタンを操作することにより、画像データの記録サイズを変更(指定)することができる。記録サイズは、例えば、4032×3024(フルサイズ)、2560×1920、1280×960、640×480の画素サイズの中から選択することができる。ユーザによる記録サイズの変更指示があったと判定すると、ステップS204に進む。
ステップS204では、ユーザの指示に応じた記録サイズへの変更・設定を行う。
一方、ステップS203において、記録サイズの変更指示が無いと判定すると、ステップS205に進む。ステップS205では、ライブビュー表示を行う。ライブビュー表示の詳細な処理については、図4に示すフローチャートを用いて後述する。
なお、上述した図2のフローチャートでは、電源がオンされた後、レリーズボタンが押されず、画像データの記録サイズの変更指示も無い場合に、ライブビュー表示を行うものとして説明したが、ユーザによってライブビュー表示の指示が出された場合に、ライブビュー表示を行うようにしてもよい。
図3Aおよび図3Bは、図2に示すフローチャートのステップS202で行う静止画の撮影・記録動作の詳しい処理内容を示すフローチャートである。ステップS301からステップS303までの処理は、ファーストレリーズにて行われる処理であり、ステップS304以後の処理は、セカンドレリーズにて行われる処理である。
ステップS301では、AF処理部109において、合焦評価値を算出する。マイクロコンピュータ115は、合焦評価値に基づいて、レンズ1010を駆動させる指令をドライバ1013に出す。
ステップS302では、AE処理部108において、被写体輝度を算出する。ステップS303では、被写体輝度に基づいて、Flashメモリ117に記憶された絞り値およびシャッター速決定テーブルを参照することにより、絞りとシャッター速を算出する。
ステップS304では、ユーザによってレリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する。セカンドレリーズスイッチがオンされていないと判定すると、ステップS305に進む。ステップS305では、レリーズボタンが戻されたか否かを判定する。レリーズボタンが半押しされている状態から戻されたと判定すると、撮影・記録動作を終了し、レリーズボタンが戻されていないと判定すると、ステップS304に戻る。
一方、ステップS304でセカンドレリーズスイッチがオンされたと判定すると、ステップS306に進む。ステップS306では、撮影を行う。撮影に関しては、従来から用いられている手法と同様である。ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示に基づいて、設定された絞り値になるように絞り1014を駆動させる。そして、算出したシャッター速に基づいて、メカシャッター101を制御して撮影を行い、画像データ(第1の画像データ)を得る。
ステップS307では、OB減算部1071により、撮影により得られた画像データから、撮像時に得られたOB値を減算するOB減算処理を施す。
ステップS308では、WB補正部1072により、OB減算処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。なお、ホワイトバランスモードは、ユーザが操作部116に含まれる入力キーを操作することによって、1回の撮影ごとに設定することができる。マイクロコンピュータ115は、ユーザによる操作部116の操作に基づいて、ホワイトバランスモードを設定する。また、デジタルスチルカメラがホワイトバランスを自動的に調整するオートホワイトバランス機能を備えている場合、マイクロコンピュータ115は、撮影時の光源に応じたホワイトバランスモードを自動的に設定する。
ステップS309では、同時化処理部1073により、ホワイトバランス補正処理が施された画像データに対して、同時化処理を施す。ステップS310では、カラーマトリクス演算部1075により、同時化処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクスを乗じるカラーマトリクス演算を行う。
ステップS311では、ガンマ・色再現処理部1074により、カラーマトリクス演算が行われた画像データに対して、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
ステップS312では、エッジ強調処理部1076により、ガンマ補正処理および色再現処理が行われた画像データに対して、エッジ強調処理を行う。
ステップS313では、NR処理部1077により、エッジ強調処理が行われた画像データに対して、ノイズを低減する処理を行う。ノイズ低減処理は、コアリングパラメータに基づいたコアリング処理、または、ノイズ低減パラメータ(以下、NRパラメータ)に基づいて、高周波を低減するフィルタを用いた処理を行う。
ステップS313の処理を行うと、図3BのステップS314に進む。ステップS314では、拡大・縮小部118により、ノイズ低減処理後の画像データ(第2の画像データ)をSDRAM106から読み出し、読み出した画像データ(フルサイズ)のデータサイズを、レックビュー表示サイズに縮小する処理を行う。レックビュー表示サイズは、例えば、640×480の画素サイズである。
ステップS314に続くステップS321では、画像データに対して、粒状パターンの画像データを付加する粒状パターン付加モードに設定されているか否かを判定する。ユーザは、操作部116の操作により、粒状パターン付加モードの設定を予め行うことができる。粒状パターン付加モードに設定されていないと判定するとステップS316に進み、粒状パターン付加モードに設定されていると判定すると、ステップS315に進む。
ステップS315では、画像加算部119により、ステップS314で縮小された画像データに対して、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを加算する処理を行う。この後、ガンマ・色再現処理部1074により、加算後の画像データに対して、画像データのコントラストを強調する階調変換処理が行われる。この階調変換処理により、ハイライトおよびシャドーの粒状感を抑えつつ、中間調の粒状感を強調して、銀塩写真が持つ独特の粒状感を表現することができる。
ステップS316では、画像データを、極短時間だけLCD114に表示するレックビュー表示を行う。レックビュー表示を行う画像データは、ステップS315の処理を行った場合には、粒状パターンを加算した画像データであり、ステップS315の処理を行わなかった場合には、粒状パターンを加算していない画像データである。
ステップS316に続くステップS322では、設定されている記録サイズが縮小サイズであるか否かを判定する。ここでは、設定されている記録サイズがフルサイズであれば、縮小サイズではないと判定し、それ以外の記録サイズが設定されている場合には、縮小サイズであると判定する。設定されている記録サイズが縮小サイズではないと判定するとステップS323に進み、縮小サイズであると判定すると、ステップS317に進む。
ステップS317では、拡大・縮小部118により、ステップS313でノイズ低減処理が行われた後にSDRAM106に記憶されているフルサイズの画像データを読み出して、画像データのデータサイズを記録サイズに縮小する処理を行う。記録サイズは、図2に示すフローチャートのステップS204で変更されたデータサイズである。
ステップS323では、粒状パターン付加モードに設定されているか否かを判定する。粒状パターン付加モードに設定されていないと判定するとステップS319に進み、粒状パターン付加モードに設定されていると判定すると、ステップS318に進む。
ステップS318では、画像加算部119により、ステップS317で記録サイズに縮小された画像データ(第3の画像データ)に対して、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを加算する処理を行う。この後、ガンマ・色再現処理部1074により、加算後の画像データに対して、画像データのコントラストを強調する階調変換処理が行われる。この階調変換処理により、ハイライトおよびシャドーの粒状感を抑えつつ、中間調の粒状感を強調して、銀塩写真が持つ独特の粒状感を表現することができる。
なお、ステップS322において、設定されている記録サイズが縮小サイズではないと判定してから、ステップS318に進んだ場合には、ステップS313でノイズ低減処理が行われた画像データに対して、粒状パターンの画像データが加算される。この場合、縮小しない画像データに加算する粒状パターンの画像データと、縮小した画像データに加算する粒状パターンの画像データとは、同一のものである。
ステップS319では、JPEG処理部110において、画像データに対して、JPEG圧縮を行う。JPEG圧縮を行う画像データは、ステップS318の処理を行った場合には、粒状パターンが加算された画像データであり、ステップS318の処理を行っていない場合には、粒状パターンが加算されていない画像データである。ステップS320では、画像の記録モードや露出条件などの撮影情報をフィルヘッダ情報として作成し、作成したファイルヘッダ情報を、JPEG圧縮された画像データに付加して、メモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。
図4は、図2に示すフローチャートのステップS205で行うライブビュー表示の詳しい処理内容を示すフローチャートである。
ステップS401では、AE処理部108において、被写体輝度を算出する。ステップS402では、被写体輝度に基づいて、Flashメモリ117に記憶された絞り値およびシャッター速決定テーブルを参照することにより、絞りとシャッター速を算出する。
ステップS403では、撮影を行う。この撮影は、ライブビュー表示を行うための撮影であり、いわゆる電子シャッターによる撮影である。ライブビュー表示を行うための撮影については、従来から用いられている手法と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
ステップS404では、OB減算部1071により、撮影により得られた画像データから、撮像時に得られたOB値を減算するOB減算処理を施す。ステップS405では、WB補正部1072により、OB減算処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。
ステップS406では、同時化処理部1073により、ホワイトバランス補正処理が施された画像データに対して、同時化処理を施す。ステップS407では、カラーマトリクス演算部1075により、同時化処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクスを乗じるカラーマトリクス演算を行う。
ステップS408では、ガンマ・色再現処理部1074により、カラーマトリクス演算が行われた画像データに対して、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。ステップS409では、エッジ強調処理部1076により、ガンマ補正処理および色再現処理が行われた画像データに対して、エッジ強調処理を行う。
ステップS410では、NR処理部1077により、エッジ強調処理が行われた画像データに対して、ノイズを低減する処理を行う。ノイズ低減処理は、コアリングパラメータに基づいたコアリング処理、または、ノイズ低減パラメータ(以下、NRパラメータ)に基づいて、高周波を低減するフィルタを用いた処理を行う。
ステップS411では、拡大・縮小部118により、ステップS410でノイズ低減処理が行われた後にSDRAM106に記憶されている画像データを読み出して、画像データのデータサイズをライブビュー表示画像サイズに縮小する処理を行う。ライブビュー表示画像サイズは、例えば、640×480の画素サイズである。
ステップS411に続くステップS414では、粒状パターン付加モードに設定されているか否かを判定する。粒状パターン付加モードに設定されていないと判定するとステップS413に進み、粒状パターン付加モードに設定されていると判定すると、ステップS412に進む。
ステップS412では、画像加算部119により、ステップS411で縮小された画像データに対して、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを加算する処理を行う。この後、ガンマ・色再現処理部1074により、加算後の画像データに対して、画像データのコントラストを強調する階調変換処理が行われる。この階調変換処理により、ハイライトおよびシャドーの粒状感を抑えつつ、中間調の粒状感を強調して、銀塩写真が持つ独特の粒状感を表現することができる。
ステップS413では、LCDドライバ113により、画像データを、LCD114に表示させる。ここでは、ステップS412の処理を行った場合には、粒状パターンが加算された画像データの表示を行い、ステップS412の処理を行っていない場合には、粒状パターンが加算されていない画像データの表示を行う。ステップS401からステップS413の処理を繰り返し行うことにより、ライブビュー表示を継続して行うことができる。
以上、第1の実施形態における画像処理装置によれば、画像データに対して所定の粒状パターンを付加する画像処理装置であって、画素数の少ない縮小画像データを生成する場合には、縮小画像データに対して、所定の粒状パターンを付加するので、十分に粒状感のある粒状パターンが重畳された縮小画像データを得ることができる。すなわち、従来技術のように、粒状パターンを付加した画像データを縮小することによって、縮小画像データを生成した場合には、縮小時に粒状パターンがつぶれてしまうことがあるが、第1の実施形態における画像処理装置によれば、粒状パターンがつぶれるようなことはない。
<第2の実施形態>
第1の実施形態における画像処理装置では、画像データを縮小してから、所定の粒状パターンを付加することにより、粒状感を維持した縮小画像データを生成した。第2の実施形態における画像処理装置では、画像を縮小する際の縮小率に対応する拡大率で粒状パターンを拡大し、縮小前の画像データと拡大した粒状パターンとを加算してから画像データを縮小することにより、粒状パターンを付加した縮小画像データを生成する。
第2の実施形態における画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理フローは、図2に示す処理フローと同じである。ただし、ステップS202で行われる静止画の撮影・記録処理、および、ステップS205で行われるライブビュー表示処理の内容が異なるので、以下でそれらの処理内容について説明する。
始めに、第2の実施形態における画像処理装置において行われる静止画の撮影・記録処理について説明する。第2の実施形態における画像処理装置で行われる静止画の撮影・記録処理では、第1の実施形態に対して、図3Aに示すステップS301からステップS313までの処理は同一であり、ステップS313より後に行われる処理が異なる。従って、以下では、ステップS313の処理の後に行われる処理について説明する。
図5は、第2の実施形態における画像処理装置において行われる静止画の撮影・記録動作の処理のうち、図3AのステップS313の後に行われる処理内容を示すフローチャートである。ステップS313の処理が行われた後に進むステップS507では、粒状パターン付加モードに設定されているか否かを判定する。粒状パターン付加モードに設定されていないと判定するとステップS502に進み、粒状パターン付加モードに設定されていると判定すると、ステップS500に進む。
ステップS500では、撮影して得られたフルサイズの画像データを記録サイズの画像データに縮小する際の縮小率の逆数を拡大率に設定し、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを、設定した拡大率で拡大することにより、拡大粒状パターン画像データを生成する。例えば、縮小率が1/2の場合には、拡大率を2倍に設定し、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを2倍に拡大する。ここでの処理は、マイクロコンピュータ115で行ってもよいし、拡大粒状パターンデータ生成部を別途設けて、拡大粒状パターンデータ生成部で行うようにしてもよい。
ステップS501では、拡大・縮小部118により、ステップS313でノイズ低減処理が行われた後にSDRAM106に記憶されているフルサイズの画像データを読み出して、ステップS500で生成した拡大粒状パターン画像データと加算する処理を行う。この後、ガンマ・色再現処理部1074により、加算後の画像データに対して、画像データのコントラストを強調する階調変換処理が行われる。この階調変換処理により、ハイライトおよびシャドーの粒状感を抑えつつ、中間調の粒状感を強調して、銀塩写真が持つ独特の粒状感を表現することができる。
ステップS502では、拡大・縮小部118により、拡大粒状パターン画像データと加算された画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データ(フルサイズ)のデータサイズを、レックビュー表示サイズに縮小する処理を行う。ただし、ステップS500およびS501の処理を行っていない場合には、粒状パターン画像データが加算されていない画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データのデータサイズを、レックビュー表示サイズに縮小する。
ステップS503では、ステップS502で縮小された画像データを、極短時間だけLCD114に表示するレックビュー表示を行う。
ステップS503に続くステップS508では、設定されている記録サイズが縮小サイズであるか否かを判定する。設定されている記録サイズが縮小サイズではないと判定するとステップS505に進み、縮小サイズであると判定すると、ステップS504に進む。
ステップS504では、拡大・縮小部118により、SDRAM106に記憶されているフルサイズの画像データを読み出して、データサイズを記録サイズに縮小する処理を行う。縮小対象の画像データは、ステップS501の処理を行った場合には、拡大粒状パターン画像データと加算された画像データであり、ステップS501の処理を行っていない場合には、拡大粒状パターン画像データと加算されていない画像データである。
ステップS505では、JPEG処理部110において、画像データに対して、JPEG圧縮を行う。JPEG圧縮を行う画像データは、ステップS504の処理を行った場合には、縮小された画像データであり、ステップS504の処理を行っていない場合には、縮小されていない画像データである。ステップS506では、画像の記録モードや露出条件などの撮影情報をフィルヘッダ情報として作成し、作成したファイルヘッダ情報を、JPEG圧縮された画像データに付加して、メモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。
続いて、第2の実施形態における画像処理装置において行われるライブビュー表示処理について説明する。
図6は、第2の実施形態における画像処理装置において行われるライブビュー表示処理の詳しい処理内容を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートの処理と同一の処理を行うステップについては、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
ステップS401からステップS410までの処理は、図4に示すフローチャートの処理と同じである。ステップS410に続くステップS603では、粒状パターン付加モードに設定されているか否かを判定する。粒状パターン付加モードに設定されていないと判定するとステップS602に進み、粒状パターン付加モードに設定されていると判定すると、ステップS600に進む。
ステップS600では、撮影して得られたフルサイズの画像データを記録サイズの画像データに縮小する際の縮小率の逆数を拡大率に設定し、Flashメモリ117に記憶されている粒状パターンの画像データを、設定した拡大率で拡大することにより、拡大粒状パターン画像データを生成する。この処理は、マイクロコンピュータ115で行ってもよいし、拡大粒状パターンデータ生成部を別途設けて、拡大粒状パターンデータ生成部で行うようにしてもよい。
ステップS601では、拡大・縮小部118により、ステップS410でノイズ低減処理が行われた後にSDRAM106に記憶されているフルサイズの画像データを読み出して、ステップS600で生成した拡大粒状パターン画像データと加算する処理を行う。この後、ガンマ・色再現処理部1074により、加算後の画像データに対して、画像データのコントラストを強調する階調変換処理が行われる。この階調変換処理により、ハイライトおよびシャドーの粒状感を抑えつつ、中間調の粒状感を強調して、銀塩写真が持つ独特の粒状感を表現することができる。
ステップS602では、拡大・縮小部118により、拡大粒状パターン画像データと加算された画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データのデータサイズを、ライブビュー表示画像サイズに縮小する処理を行う。ただし、ステップS600およびS601の処理を行っていない場合には、拡大粒状パターン画像データが加算されていない画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データのデータサイズを、ライブビュー表示画像サイズに縮小する。
ステップS413では、ステップS602で縮小した画像データを、LCD114に表示する。ステップS401からステップS413の処理を繰り返し行うことにより、ライブビュー表示を継続して行うことができる。
以上、第2の実施形態における画像処理装置によれば、所定の縮小率で、画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成する画像処理装置であって、所定の縮小率に対応する拡大率で粒状パターンを拡大し、画像データに対して、拡大された粒状パターンを付加してから、所定の縮小率で縮小する。これにより、十分に粒状感のある粒状パターンが重畳された縮小画像データを得ることができる。
また、第1の実施形態では、静止画の撮影・記録処理時に、図3Bに示すように、粒状パターンの画像データを加算する処理を2回行っているが、第2の実施形態では、図5に示すように、1回だけで済むので、処理時間を短縮することができる。なお、ステップS501では、記録サイズの画像データに縮小する際の縮小率の逆数の値である拡大率で拡大した粒状パターン画像データを加算して、レックビュー表示を行った。レックビュー表示サイズと記録サイズとが異なる場合、拡大粒状パターン画像データは、レックビュー表示サイズに応じたデータサイズとなっていないが、レックビュー表示は、極短時間だけ行われるものであるため、表示時に問題となる可能性は低い。
なお、上述した第1〜第2の実施形態の説明では、画像処理装置が行う処理としてハードウェアによる処理を前提としていたが、このような構成に限定される必要はない。例えば、別途ソフトウェアにて処理する構成も可能である。この場合、画像処理装置は、CPU、RAM等の主記憶装置、上記処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えている。ここでは、このプログラムを画像処理プログラムと呼ぶ。そして、CPUが上記記憶媒体に記憶されている画像処理プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の画像処理装置と同様の処理を実現させる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、この画像処理プログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該画像処理プログラムを実行するようにしても良い。
本発明は、上述した第1〜第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、画像データに加算する所定の粒状パターンとして、銀塩粒子による粒状感に似せた粒状パターンを一例として挙げたが、この粒状パターンに限定されることはない。
第2の実施形態では、レックビュー表示の場合でも、記録サイズの画像データに縮小する際の縮小率の逆数の値である拡大率で拡大した粒状パターンを加算するようにした。しかし、レックビュー表示サイズの画像データに縮小する際の縮小率の逆数の値である拡大率で粒状パターンを拡大して、画像データに加算してから、レックビュー表示サイズに縮小する際の縮小率で縮小して、レックビュー表示するようにしてもよい。
1…カメラ本体
2…交換式レンズ
101…メカシャッター
102…撮像素子
103…アナログ処理部
104…アナログ/デジタル変換部
106…SDRAM
107…画像処理部
108…AE処理部
109…AF処理部
110…JPEG処理部
112…記録媒体
114…LCD
115…マイクロコンピュータ
116…操作部
117…Flashメモリ
118…拡大・縮小部
119…画像加算部
1010…レンズ
1012…マイクロコンピュータ
1071…OB減算部
1072…ホワイトバランス補正部
1073…同時化処理部
1074…ガンマ・色再現処理部
1075…カラーマトリクス演算部
1076…エッジ強調処理部
1077…ノイズ低減処理部

Claims (4)

  1. 被写体を撮像して第1の画像データを得る撮像部と、
    前記第1の画像データに対して画像処理を行い第2の画像データを生成する画像処理部と、
    記録時の記録サイズを設定するサイズ設定部と、
    前記サイズ設定部で設定された記録サイズと前記第2の画像データのサイズに基づいて前記第2の画像データをリサイズし、第3の画像データを生成するリサイズ部と、
    前記第2または第3の画像データに所定の粒状パターンを付加する粒状パターン付加モードを設定する粒状パターン付加モード設定部と、
    前記粒状パターン付加モード設定部により、前記粒状パターン付加モードが設定されている場合において、前記サイズ設定部で設定された記録サイズが、前記第2の画像データを縮小して生成されるサイズの場合には、前記第3の画像データに対して前記所定の粒状パターンを付加し、前記サイズ設定部で設定された記録サイズが前記第2の画像データを縮小せずに生成されるサイズの場合には、前記第2の画像データに対して前記所定の粒状パターンを付加する粒状パターン付加部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 入力された画像データに対して所定の粒状パターンを付加する画像処理装置であって、
    前記入力された画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するリサイズ部と、
    前記リサイズ部によって前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記入力された画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加する第1の粒状パターン付加部と、
    前記リサイズ部によって前記縮小画像データが生成された場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加する第2の粒状パターン付加部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データに対して所定の粒状パターンを付加する画像処理方法であって、
    前記画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するステップと、
    前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記画像データに対して所定の粒状パターンを付加し、前記縮小画像データを生成する処理が行われた場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加するステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  4. 画像データに対して所定の粒状パターンを付加するための画像処理プログラムであって、
    前記画像データよりも画素数の少ない縮小画像データを生成するステップと、
    前記縮小画像データを生成する処理が行われていない場合には、前記画像データに対して所定の粒状パターンを付加し、前記縮小画像データを生成する処理が行われた場合には、前記縮小画像データに対して、前記所定の粒状パターンを付加するステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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