JP2007019617A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】銀塩カメラで撮影したのと同じ様な写真が得られる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影条件設定ダイヤルにより銀塩カメラの撮影条件や現像条件を任意に設定して銀塩カメラで撮影したのとほぼ同じ写真が得られるような画像データを生成する。さらにノイズコントロールダイヤルにより粒状性ノイズの付与率を設定するようにしておいて銀塩カメラで撮影して得た写真の粒状感を表わす粒状性データを画像データに重畳する。その画像データを基に画像を得ることができる様にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮影光学系で被写体を捉えて該被写体を撮像素子に結像させてその撮像素子で被写体を表わす画像データを生成する撮影装置に関する。
最近は素人にも比較的簡単に扱えるデジタルカメラが主流になってきて、昔ながらの銀塩カメラを用いる人が少なくなってきている。
銀塩カメラを用いる人の多くは大抵写真撮影を趣味とする人が多く、そのような人の中にはプロ級の腕前を持つハイアマチュアと呼ばれる人もいる。このような人達は好んで銀塩カメラを用いようとするが、そういう人たちの中にも銀塩カメラの一眼レフカメラとほぼ同等の機能を持つ一眼レフデジタルカメラを用いる人が出てきている。このような一眼レフデジタルカメラにおいてはいままでのようにフィルムに結像させて現像して写真を得る代わりに撮像素子に被写体を結像させ結像させた撮像素子で被写体を表わす画像データを生成してその画像データを用いて写真を得ている。このように画像データが生成されると画像データに信号処理部によって様々な信号処理を施すことができるので銀塩カメラで得たのと同じ様な画像を得ることも、また全く異なる画像を得ることもできる。この信号処理部で行なわれる信号処理の中には自然な色合いや動きを持つ被写体にするために画像データにディザと呼ばれる階段状のノイズを与えて実際に見えるときに現われるような階段状の変化を画像データにわざわざ与えるようにしたり、被写体のゆっくりとした動きが画像データに現われるようにゆらぎ(いわゆる1/fノイズである)と呼ばれるノイズをわざわざ与えるようなことが行なわれている(例えば特許文献1、2参照)。
ところで、従来の銀塩カメラで撮影を行なって得た写真の特徴として銀塩フィルムの感度を定める因子の一つである銀粒子の細かさがある。この銀粒子を大きくすればするほど感度は上がるが、感度を上げた分画質が非常に粗くなってきて写真がざらざらする、すなわち粒状感が上がることが知られている。さらに、上記ハイアマチュアの人の中には自分で現像を行って現像時に増感材を用いて感度を上げるような工夫をする人もいる。
このような粒状感は本来好まれるものではないが、銀塩カメラならではのものであってハイアマチュアの人の中には上記したデジタル一眼レフカメラを用いて撮影を行なったときにおいても、あえてこの粒状感を使って視覚的効果を得たいと思う人もいる。
しかしながら、この粒状感は上記デジタル一眼レフカメラが持つディザやゆらぎの技術を駆使したとしても得られない。
特許第2894117号公報 特開2003−162716号公報
本発明は、上記事情に鑑み、銀塩カメラで撮影したのと同じ様な写真が得られる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、被写体像を捉えて画像データを生成する撮影装置において、
画像上に粒状性を付与する粒状性データを記憶しておくデータ記憶部と、
画像データに、上記データ記憶部に記憶された粒状性データに基づく粒状性付与処理を実行する画像処理部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記画像処理部によって上記画像データに上記データ記憶部に記憶された粒状性データに基づく粒状性付与処理が実行されて銀塩カメラによる撮影により得た写真と同じような視覚効果を与える、粒状性データに基づく粒状性が画像データ全体にわたって付与される。
その粒状性が付与された画像データに基づく画像を写真にすると、銀塩カメラで撮影したのと同じような粒状感を持つ写真が得られる。
ここで、上記データ記憶部は、画像上に粒状レベルが互いに異なる粒状性を付与する複数の粒状性データを記憶しておくものであり、
上記データ記憶部に記憶された複数の粒状性データのうちのいずれかの粒状性データを選択する粒状性選択部を備え、
上記画像処理部は、画像データに、上記粒状性選択部で選択された粒状性データに基づく粒状性付与処理を実行するものであることが好ましい。
そうすると、例えばISO感度に応じて銀粒子の大きさの異なる粒状性データを複数準備しておいていずれかの粒状性データに基づく粒状性付与処理を実行することができる。
さらに、前述したように増感材などを用いたときに現われる画質の粗さを表わす粒状性データを準備しておくと、増感材を用いて得た写真と同じ様な写真を得るための画像データを得ることもできる。
また上記データ記憶部は、上記粒状性データに加え、さらに、画像に、異なる色温度の光源下で撮影を行なったときに得られる色味を付与する色温度変換データを記憶しておくものであり、
上記画像処理部は、画像データに、上記粒状性付与処理の実行に加え、さらに上記データ記憶部に記憶された色温度変換データに基づく色温度変換処理を実行するものであることが好ましい。
そうすると、写真上に現われる、上記様々な粒状感に加えて、様々な光源下での撮影により得られる色味を考慮した写真を作成することもできるようになる。
以上、説明したように、銀塩カメラで撮影したのと同じ様な写真が得られる撮影装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるデジタルカメラの外観を示す図である。図1には三角法による展開図(正面図、上面図、背面図、側面図)がそれぞれ示されている。図1(a)には正面図が示されており、図1(b)には上面図が示されている。また図1(c)には背面図が示されており、図1(d)には側面図が示されている。
図1に示すように、カメラボディ1aの中央にレンズ鏡胴101が配備されており、そのレンズ鏡胴101内にはズーム光学系101aが内蔵されている。このズーム光学系101aが捉える被写体が内部にある撮像素子まで導かれて撮影が行なわれるようになっている。またレンズ鏡胴101の上方(図1は三角法で描かれているので図1(a)にはレンズ鏡胴101の下方に示されているものが実際には上方に位置する)にはセルフタイマ用のLED101bとフラッシュ発光窓101cと背面のファインダ接眼部171bと対をなすファインダ対物窓171aが備えられている。
またカメラボディ1a上面には電源スイッチ10が有り、その電源スイッチ10が投入されるとこのデジタルカメラ1は動作状態になる。また、カメラボディ1a上面には電源スイッチ10のほか、このデジタルカメラ1aの撮影条件の設定を行なう撮影条件設定ダイヤル190が配備されており、その撮影条件設定ダイヤル190が設定されると、例えば銀塩カメラで撮影するときにLBフィルタ等を取り付けて色温度補正を行なっていたような処理を後述するYC信号作成部に仮想的に行なわせることができる。
この実施例においては撮影条件設定ダイヤル190に階層設定用のアップ191、ダウンキー192が設けられており、そのアップキー191が操作されると階層が下位側から上位側に向かって順次切り替わっていき、ダウンキー192が操作されると階層が上位側から下位側に向かって順次切り替わっていく構成になっている。
図2は、その撮影条件設定ダイヤルのアップキー191やダウンキー192の操作によりいずれかの階層に切り替えられたときに表示画面上に表示される設定画面の一例を示す図である。図2には、階層構造を説明するために最上位層のものから最下位層ものまですべて描かれているが実際にはいずれか一つの階層の項目が表示画面上に表示される。
例えば後述するメニュースイッチ15が操作されてマルチファンクションスイッチ14等の操作により‘撮影条件選択画面’が選択されると、撮影条件設定ダイヤルのアップキーあるいはダウンキーが示す階層に応じて仮想光学フィルタの種類、または色合いの種類、またはISO感度の種類、またはプリント条件にあたる画質の種類、または画像サイズの種類のうちのいずれかが表示画面上に表示される。
例えばアップキー191の操作により最上位の階層が指定された場合には図2の最も左側に書かれている仮想光学フィルタに関する撮影条件の設定が行なえる。またその仮想光学フィルタに関する撮影条件が表示されている最中にダウンキー192が操作されると、一つ下の階層の色合いの設定、さらにダウンキー192が操作されると、二つ下のISO感度の設定というように順に下位の階層の設定が行えるようになっている。さらにダウンキー192が操作されると、画質、さらに操作されると画像サイズの設定を行なうことができるようになっている。
例えば撮影条件設定ダイヤル190のアップキー191の操作により階層が最上位に切り替えられた状態にあるときに‘フィルタなし’がマルチファンクションスイッチ14およびセットキー14aの操作により選択設定されているときには撮影時にデジタルカメラ内部の後述する各処理部で通常の処理が行なわれ、例えば‘LA**フィルタ等’が設定されたときには、光源種に応じた、色変換温度下降用、もしくは色温度上昇用フィルタを模擬するために後述するホワイトバランス部の各色(RGB)アンプにゲインが各々設定されて各アンプのゲイン設定の比率に応じたホワイトの調色が行なわれるようになっている。
また撮影条件設定ダイヤル190のダウンキー192等の操作により例えば‘標準カラー’が設定されたときには後述するYC信号作成部に通常の色変換パラメータが設定されてRGBからYC信号への変換が行なわれる。またダウンキー192等の操作により例えばISO感度400が設定されたら、そのISO感度400に応じた画素混合数が後述するYC信号作成部にセットされてYC信号作成部により画素混合が行なわれて感度アップ処理が行なわれる。同様に画質、画像サイズなどの設定が行なわれたらCPUの制御の基、圧縮伸張部等でリサイズ処理等が行なわれるようにもなっている。
なお、本実施形態のデジタルカメラ1においては、撮影条件設定ダイヤル190を設定した後、撮影条件設定ダイヤル190が回転してしまうと設定画面により設定を行っている最中に画面が切り替わってしまう恐れがあるので、この撮影条件設定ダイヤル190が回転しないようにするためのロック用の操作キー193も設けられている。このロック用の操作キー193がロック側に操作されると撮影条件設定ダイヤル190がロックされる。
またカメラボディ1a上面には、ノイズコントロールダイヤルスイッチ194(図1参照)も設けられており、このノイズコントロールダイヤルスイッチ194には−2〜+2までの目盛りが設けられている。このノイズコントロールダイヤルスイッチ194が回転操作により回転操作されたときに中央に−2〜+2のうちのいずれかが位置すると、その位置に応じた処理が後述する粒状性付与画像合成手段により行なわれるようになっている。
ここではプラス側に設定されればされるほどより細かな銀粒子からなる粒状性ノイズが画像データに重畳され、−側に操作されると粒状性ノイズを付与するのとは逆に画像データのノイズリダクション処理が行なわれるようになっている。このノイズコントロールダイヤルスイッチ194にもロックスイッチ195が設けられており、プラス側あるいはマイナス側にノイズコントロールダイヤルスイッチ194が操作された後、上記ロックスイッチ195がロック側に操作されるとそのノイズコントロールダイヤルスイッチ194は固定されて動かなくなる。
図3は撮影条件がすべて設定されたときに表示画面上に設定された撮影内容が表示されている状態を示す図である。
上記撮影条件設定ダイヤル190とノイズコントロールダイヤル194の操作により撮影条件およびノイズコントロールの値がすべて設定されたら、図3に示す撮影条件の設定内容(橙フィルタ 調色なし白黒 400 RAW+Normal A4)と+2が表示画面上に表示される。このようにしておくと、撮影者が撮影を行なおうとしているときに表示画面上で設定内容に間違いがないかどうかの確認が行なえる。
なお、図3には、撮影条件設定ダイヤル190のダウンキー192が操作されて最下層の‘画像サイズ’の選択項目が表示されているときに‘A4’が選択された後の、現在の撮影条件の設定内容が示されている。
ここで図1に戻ってデジタルカメラ1の構成の説明を続ける。
さらにカメラボディ1a上面にはレリーズスイッチ11が配備されており、そのレリーズスイッチ11の押下に応じて撮影処理が行なわれるようになっている。このレリーズスイッチ11は2つの操作態様を有するものである。このレリーズスイッチ11が半押しされたときには内部の測距部により測距が行なわれてズーム光学系内のフォーカスレンズが合焦位置に配置されたり、内部の測光部により測光が行なわれて図示しない絞りの開口径が調節されりし、レリーズスイッチ11が全押しされたら半押し時に調節された露出で撮影処理が開始される。
また、図1(c)に示すカメラボディ1aの背面には、撮影モードと動画撮影モードと再生モードとを切り替えるモードスイッチ12が備えられており、その横にはズームスイッチ13も配備されている。このズームスイッチ13の操作に応じてズーム光学系内にあるズームレンズの位置が調節され焦点距離が調節される。
さらに、そのズームスイッチ13の下方にマルチファンクションスイッチ14が配備されており、そのマルチファンクションスイッチ14の中央にはセット(SET)キー14aが配備されている。また、そのマルチファンクションスイッチ14の側方には数々の操作用スイッチ15〜19が配備されている。また、その数々の操作スイッチ15〜19の隣には表示画面170aが配備されており、上記モードスイッチ12が撮影モードあるいは動画撮影モードに切り替えられているときにはその表示画面170aに被写体が表示されファインダ代わりにその表示画面170上の被写体を視認しながら撮影を行なうことも、その表示画面170の上方にあるファインダ171bを覗いて被写体を視認しながら撮影を行なうこともできるようになっている。また、モードスイッチ12が再生モード側に切り替えられているときには既撮影画像データに基づく既撮影画像が表示画面170a上に表示されるようになっている。さらにメニュースイッチ15が押されると表示画面上にメニューが表示されその中のいずれかがマルチファンクションスイッチ14などの操作により選択されると選択された項目の設定画面が表示される。その中には上記した撮影条件設定画面もあり、その撮影条件設定画面がマルチファンクションスイッチ14等の操作により選択されると上記撮影条件設定ダイヤル190の設定位置に応じた、いずれかの層の選択項目が画面に表示される。
また上記数々の操作子の中には上記表示画面170a上に上記メニュースイッチ15のほか、フラッシュ光を発光するか否かをこの撮影内部のCPU(後述する)に指示するフラッシュスイッチ16、また表示画面170aのオンオフを指示するDISPスイッチ17や消去を指示するときに操作されるゴミ箱スイッチ18さらにはマクロ撮影を行なうときに操作されるマクロスイッチ19が配備されている。また、本実施形態のデジタルカメラ1には、ゴミ箱スイッチ18の機能割当を消去から復元に切り替えるためのShiftキー18aも配備されている。このShiftキー18aを押しながらゴミ箱スイッチ18を押すとゴミ箱スイッチ18が復元指示用のスイッチとして機能する。
図4は、そのデジタルカメラ1内部の構成を示す構成ブロック図である。
図4に示すようにこのデジタルカメラの動作を統括的にCPU10により制御されている。CPU100はメインメモリ100a内に格納されているプログラムの手順にしたがってこのデジタルカメラ1全体の動作を制御する。
図4を参照して画像データの流れを説明する。
レンズ鏡胴101に内蔵されているズーム光学系101aによって被写体が捉えられCCD102までその捉えられた被写体が導かれるようになっている。CPU100の制御の基、図示しないクロックジェネレータからCCD102に向けて露光開始信号が供給されてからシャッタ秒時を隔てて露光終了信号が供給されるまでの間にCCD102で露光が行なわれ、露光終了信号のタイミングでCCD102から被写体を表わす画像データがCDSアナログデコーダ103に出力される。このCDSアナログデコーダ103では、画像データに乗っているノイズの低減が行なわれてさらにR色,G色,B色を表わす各色信号に分解される。それらの色信号それぞれが後段のホワイトバランスアンプ104に供給され、ここで加色混合が行なわれる。このときに各色アンプに所定のゲインを設定するための制御電圧がEVR(電子ボリューム)109を介してそれぞれ供給されている。ここではこのデジタルカメラ1を統括的に制御しているCPU100が撮影条件設定ダイヤル190の設定に応じてEVR109の抵抗値を調節することによりホワイトバランスアンプ104内の各色アンプのゲインを撮影時に照明を行なっている光源種にする構成が示されている。
さらに各色信号はγ補正部105に供給され、γ補正部105によって表示に適した色信号に各変換される。さらに表示に適したR色信号、G色信号、B色信号が後段の点順次化部によって順次化されてA/Dコンバータ107に供給される。このA/Dコンバータによりデジタル信号に変換された各色信号からなる画像データがメモリコントローラ108によりバス110へと導かれる。
そのバス110に導かれた画像データがYC信号作成部111でYC信号に変換された後、バス110を介してLCDドライバ112に供給されてLCD170の表示画面170a上にその画像データに基づく画像(スルー画)が表示される。
このスルー画が表示されているときにも随時調節されているが、レリーズスイッチ11が半押しされてスイッチS1が接続されたらそのレリーズスイッチ11の半押しタイミング時の被写界輝度と合焦位置の検出結果に基づいてCPU100の制御の基アイリスモータドライバ1013により絞りが駆動され適切な径になるように絞り開口が調節され、さらにAFモータドライバ1014により合焦位置に配置されるようにフォーカスレンズが駆動されてピントが調節される。さらにレリーズスイッチ11が全押しされスイッチS2が接続されたら、図示しないタイミングジェネレータからCCD102に露光開始信号が供給され、所定のシャッタ秒時経過後に今度は露光終了信号が供給されて露光終了信号の供給タイミングに同期してCDSアナログデコーダ103に各色信号が出力される。さらにホワイトバランスアンプ104により各色信号が加色混合処理され例えば無彩色の白色が得られるように各色のゲインが調節された後、γ処理部105に供給され、さらにこのγ処理部105により表示用信号への変換が行なわれて各色信号が点順次化部でR、G、Bという順に順次化されてA/Dコンバータ107へ出力される。さらにA/Dコンバータ107を介してデジタル信号に変換された画像データが、メモリコントローラ108によりバス110に導かれる。バス110に導かれた画像データは、YC信号作成部111に供給され、YC信号に分離された後、圧縮伸張部113に供給され外部メモリインターフェイス114を介して外部メモリ115である記録メディア115に画像データを含む画像ファイルが記録される。なおモードスイッチ12が動画撮影モード側に切り替えられている場合には、動画信号がMPEGエンコーダ&デコーダ部1131に供給されMPEG規格に応じた圧縮が行なわれて外部メモリインターフェイス114を介して記録メディア115に動画を表わす画像データが記録される。
また、本実施形態のデジタルカメラ1は外部ビデオ端子を有しており、その外部出力端子からNTSC信号作成部1111で作成されたNTSC信号(ビデオ信号)を出力することができるようにもなっている。このNTSC信号をテレビジョン受像機に接続するとテレビジョン受像機の画面上に画像が表示されるようにもなる。
また動画を表わす画像データを撮影するときなどに用いられるAudio入出力手段121も備えられており、そのAudio入出力手段121に音声信号を入力するマイク122や撮影時にそのマイク122で拾って録音した音声を表わす信号を再生時に出力するためのスピーカ123も備えられている。
また、図1で説明した2つの操作態様を持つレリーズスイッチ11のほか、撮影条件設定ダイヤル190、ノイズコントロールダイヤル194、さらに図1で説明した各種スイッチ12〜19がCPU100の入力部に接続されており、これらのスイッチ12〜19のうちのいずれかが操作されるとその操作信号がCPU100に供給されてCPU100がその操作信号に応じた処理を実行することができるようになっている。
撮影条件設定ダイヤル190(図1参照)の操作により設定画面(図2,図3参照)を見ながら様々な撮影条件がマルチファンクションスイッチ等の操作により設定されたらCPU100はその撮影条件に応じた画像処理パラメータをYC信号作成部111に設定して設定した画像処理パラメータに応じた画像処理をYC信号作成部111に行なわせたり、ノイズコントロールダイヤル194の操作により粒状性ノイズの付与率(感度に応じた粒子の粗さ)が設定されたらCPU100は粒状性選択部180に粒状性データベース(データ記憶部)181を参照させて粒状性データを選択させたりしている。さらに上記YC信号作成部111に生成させた画像データと粒状性選択部180に選択させた粒状性データとの双方を、粒状性画像合成手段182に供給させて画像データに粒状性ノイズを重畳させる処理を行なわせている。このようにして粒状性ノイズを重畳させた画像データを外部メモリインターフェイスに指示して外部メモリ115であるメモリカードに記録させている。
本実施形態においては、上記YC信号作成部111と上記粒状性付与画像合成手段182とホワイトバランスアンプ104とCPU100が本発明にいう画像処理部に該当する。
ここで、図5を参照してCPU100が行なう撮影条件の設定処理を説明する。
図5は、CPU100が行なう撮影条件の設定処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS501で設定画面(図2,図3参照)により設定された仮想光学フィルタの設定内容を参照する。次のステップS502へ進んでステップS502でフィルタ設定ありと判定したらYes側に進み、フィルタ設定なしと判定したらNo側に進む。ステップS502でYes側に進んだらステップS503でカラー撮影関連フィルタであるか白黒用フィルタであるかを判定する。次のステップS504で、カラー撮影関連フィルタ(図2のフィルタなしあるいはYフィルタが設定されていたら)であると判定したら、色温度の補正をすべくEVR109(図4参照)を調節して色温度にあったゲインを、各色信号を増幅する各色系統(以降においては色chという)のアンプに設定して色温度補正を行なう。次のステップS505で色合いの設定が‘標準カラー’であるかどうかを判定して‘標準カラー’であると判定したら、Yes側に進んでYC信号作成部に通常の色変換処理パラメータを設定して標準のカラー処理を行なってこのフローの処理を終了する。ステップS505で標準カラーではないと判定したらNo側に進んでステップS506で彩度がアップするような色変換処理パラメータをYC信号作成部111に設定してこのフローの処理を終了する。
またステップS503でカラー撮影関連フィルタではないと判定したらNo側に進んでステップS508で撮影した画像に対しての各色系統(図5には色chと示してある)のアンプのゲインを調節して重み付けして各色(R,G,B)をミックスする。このときに次のステップS509で調色するかどうかを判定して調色しないと判定したらNo側に進んですべての色アンプのゲインを所定の比率(例えば1:1:1)にするような処理を行なって無彩色化を図ってこのフローの処理を終了する。
ステップS509で調色すると判定した場合には、ステップS510で各色系統のゲインを調節して重み付けしてミックスして白色を青みがかったものや赤みがかったものにするようにしてこのフローの処理を終了する。
また、ステップS502でNo側に進んだらステップS512で白黒かどうかを判定して白黒であると判定したら、ステップS509へ進んでステップS509とステップS510,あるいはステップS509とステップS511の処理を行なってこのフローの処理を終了する。またステップS512で白黒ではないと判定したら、No側に進んでステップS505とステップS506,あるいはステップS505とステップS507の処理を行なってこのフローの処理を終了する。
また、図6はCPU100が行なうノイズコントロール処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS601で、ノイズコントロールダイヤルの設定内容を読む。次のステップS602で、設定が負側(−2あるいは−1)であったら、Yes側に進んでそれらの設定値に応じたノイズリダクション処理をYC信号作成部111(図4参照)に行なわせてこのフローの処理を終了する。
ステップS604でノイズコントロールダイヤルの設定が0であると判定したら、ステップS604でYes側に進んで何の設定もせずにこのフローの処理を終了する。
ステップS605で設定が+1であると判定したら、Yes側に進んでステップS606で粒状性選択部180(図4参照)にISO感度400相当の銀塩フィルムの二次元粒状性データを粒状性データベース181から選択させ粒状性付与画像合成手段182に供給させる。このときにはYC信号作成部111に指示してYC信号作成部111で生成された画像データを粒状性付与画像合成手段182に供給させて双方の画像合成を粒状性付与画像合成手段182に行なわせてこのフローの処理を終了する。
ステップS605で、ノイズコントロールダイヤルの設定が+2であると判定したらNo側に進んでステップS607で粒状性選択部180にISO感度1600相当の銀塩フィルムの二次元粒状性データを粒状性データベース181(図4参照)から選択させ粒状性付与画像合成手段182に供給させる。このときにはYC信号作成部111に指示してYC信号作成部111で生成された画像データを粒状性付与画像合成手段182に供給させて双方の画像合成を粒状性付与画像合成手段182に行なわせてこのフローの処理を終了する。
このようにしておくと、このメモリカードに記録した画像データに基づく画像をプリンタにより写真プリントしたときに従来の銀塩カメラで撮影したのとほぼ同じ様な粒状感を持つ写真が得られる。
以上説明したように銀塩カメラで撮影したのと同じ様な写真が得られる、記録メディアに画像データを記録する撮影装置が実現される。
図7は、図6の変形例を説明する図である。
図7にはノイズコントローラにより+2以上が設定されたときに増感材を用いて感度を上げる処理を行なった場合に観察される、粒状性データに基づく粒状性を画像データに重畳するようにした場合の例である。
図7に示すステップS6071でノイズコントロールダイヤルが+2に設定されていた場合には、図6のステップS607に示すISO感度1600相当の銀塩フィルムの2次元粒状性データを画像データに重畳する代わりに、ISO感度400相当の銀塩フィルムを4倍の増感現像を行ったときに得られる粒状を表わす粒状性データを画像データに重畳するように変更している。
このようにしておくと、いままで増感材を用いて感度を上げた写真の出来栄えと同様の粒状感を持つ画像が得られる。
図8は、ノイズコントロールダイヤル194の各設定位置(−2 −1 0 1 +2)に割り当てることが可能な機能を説明する図である。
図8に示す左側の設定例その1が図6で説明した各機能をノイズコントロールダイヤルの各設定位置(+2でISO1600相当銀塩フィルムの粒状性を付与等)に割り当てた場合の例であり、設定例その2が図7で説明した各機能割当をノイズコントロールダイヤルの各設定位置(+2で4倍増感現像条件の粒状性を付与等)に割り当てた場合の例である。
そのほか、設定例その3からその5までの設定などを行なっておいても良い。設定例その3はISO感度50、100、400、800、1600を−2〜+2までの各設定位置に割り当てた場合の例であり、設定例その4は現像液の条件を各設定位置に割り当てた場合の例であり、設定例その5はフィルム種を各設定位置に割り当てた場合の例である。
このように現像液、フィルム種、増感現像、ISO感度等に応じた粒状性データをデータベース化しておくと、様々な粒状性データを画像データに重畳することができるようになって、銀塩カメラで撮影していたときに、異なる種類のフィルムや異なる現像方法により得た写真上の微妙な視覚効果の違いが画像上に忠実に再現されるようになる。
以上説明したように銀塩カメラで撮影したのと同じ様な写真が得られる記録メディアに画像データを記録する撮影装置が実現される。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラの外観を示す図である。 撮影条件設定画面を説明する図である。 撮影条件,ノイズコントロールの設定内容を説明する図である。 図1のデジタルカメラ1内部の構成を示す構成ブロック図である。 CPUが行なう撮影条件の設定処理を説明するためのフローチャートである。 CPUが行なう粒状付与処理を説明するためのフローチャートである。 図5の変形例を説明する図である。 ノイズコントロールダイヤルの各設定位置(−2,−1,0,1,2)に割り当てることが可能な機能を説明する図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 電源スイッチ
11 レリーズスイッチ
12 モードスイッチ
13 ズームスイッチ
14 マルチファンクションスイッチ
14a セットキー(SETキー)
15 メニュースイッチ
16 フラッシュスイッチ
17 DISPスイッチ
171 ファインダ
18 ゴミ箱スイッチ
18a Shiftキー
19 マクロスイッチ
100 CPU
100a メインメモリ(EEPROM)
101 レンズ鏡胴
101a ズーム光学系
102 CCD
103 CDSアナログデコーダ
104 ホワイトバランスアンプ
105 γ補正部
106 点順次化部
107 A/Dコンバータ
108 メモリコントローラ
109 EVR
110 バス
111 YC信号作成部
112 LCDドライバ
113 圧縮伸張部
114 外部インターフェイス
115 記録メディア
180 粒状性データ生成手段
181 粒状性データベース
182 粒状性付与画像合成手段
190 撮影条件設定ダイヤル
191 アップキー
192 ダウンキー
193 ロックキー
194 ノイズコントロールダイヤル
195 ロックキー

Claims (3)

  1. 被写体像を捉えて画像データを生成する撮影装置において、
    画像上に粒状性を付与する粒状性データを記憶しておくデータ記憶部と、
    画像データに、前記データ記憶部に記憶された粒状性データに基づく粒状性付与処理を実行する画像処理部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記データ記憶部は、画像上に粒状レベルが互いに異なる粒状性を付与する複数の粒状性データを記憶しておくものであり、
    前記データ記憶部に記憶された複数の粒状性データのうちのいずれかの粒状性データを選択する粒状性選択部を備え、
    前記画像処理部は、画像データに、前記粒状性選択部で選択された粒状性データに基づく粒状性付与処理を実行するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記データ記憶部は、前記粒状性データに加え、さらに、画像に、異なる色温度の光源下で撮影を行なったときに得られる色味を付与する色温度変換データを記憶しておくものであり、
    前記画像処理部は、画像データに、前記粒状性付与処理の実行に加え、さらに前記データ記憶部に記憶された色温度変換データに基づく色温度変換処理を実行するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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