JP5190869B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

この発明は計測装置に関し、特に、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力の計測装置に関する。
可撓性を有する線状体は、体内挿入式の医療器具として実用化されている。たとえば、血管および尿管等の管に挿入するガイドワイヤおよびカテーテルが知られている。また、動脈瘤を塞栓するために、先端に塞栓用のコイルがついたワイヤが知られている。体内挿入式の医療器具を操作する際には、これらの線状体を人体の管に挿入し、人体外部から操作して目的部位まで誘導する。体内にある管は直線状ではなく、屈曲および分岐しており、外部からの誘導操作に熟練が必要である。特に操作の際に過度の荷重が人体の管に作用すると、人体の管を損傷する恐れがある。
このような問題点を解決するために、たとえば、特許文献1のカテーテルは、カテーテルチューブの先端に設けられたセンサ部の触圧をセンサ部の備える感圧センサによって検知する構成を有する。
特開平10−263089号公報
しかしながら、特許文献1のようにカテーテルチューブの先端に感圧センサをつけるのは困難であり、特に極細のガイドワイヤについては実現性に困難を伴う。細いガイドワイヤ、特に脳血管に入れるガイドワイヤの場合、その直径は0.35mmくらいであり、先端部に小型の感圧センサを取り付けることは、困難を極める。また、人体外部に感圧センサの検出信号を導出するために、ガイドワイヤの中に配線を通すのは、さらなる困難を要する。
また、塞栓用のコイルがついたワイヤの場合は、ワイヤの先端に白金のコイルが付いており、コイルは塞栓時にワイヤより離脱される。したがって、コイル部分に小型の感圧センサを取り付けるのは、ほとんど不可能である。
また、従来技術には、先端の感圧センサの検出出力と術者のワイヤ挿入時の力覚がかならずしも一致しない。なぜならば、人体の管は屈曲しているために、管へのガイドワイヤや塞栓コイル用ワイヤなどの医療用線状体の挿入抵抗は、管との摩擦などの影響を受けているからである。そのため、術者は、画面に映し出される人体の透視画像による視覚情報と、人体外部において指先で把持した線状体の挿入抵抗の力覚情報とを基に、医療用線状体の管への挿入操作を実施している。
また、上述の課題に付随する課題として、先端の感圧センサの検出出力と術者の挿入時の力覚がかならずしも一致しないために、術者の力覚は線状体を挿入している術者しか知ることができない。その結果、経験の少ない術者へ定量的な手技の伝授ができない。
さらに、手術の目的に合わせて、使用する線状体の種類は異なるために、さまざまな手術に適応した感圧センサ付き線状体を用意することは、不経済であり、製造コストの増大をまねく。
それゆえに、本発明の目的は、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことが可能な計測装置を提供することである。
この発明のある局面に従うと、可撓性を有する線状体に作用する圧縮力を計測する計測装置は、線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、貫通孔は線状体に圧縮力が作用していないとき、貫通孔の内部において線状体が所定の方向に湾曲し、線状体に圧縮力が作用するとき、線状体に圧縮力が作用していないときと比べて線状体が所定の方向へさらに湾曲するように形成され、さらに、貫通孔に光を照射する発光部と、貫通孔を通過した光を受光する複数個の受光素子を含む受光部と、受光部における受光素子の受光量に基づく画像データを用いて、所定演算を行なうことにより、線状体の湾曲度合いを検出する画像処理部と、線状体に圧縮力が作用していないときに画像処理部により検出された湾曲度合いに基づき、線状体の曲げ剛性を検出する曲げ剛性検出手段と、画像処理部により検出された湾曲度合いと、曲げ剛性検出手段により検出された曲げ剛性とに基づき、線状体に作用する圧縮力を検出する圧縮力検出手段とを備える。
好ましくは、曲げ剛性検出手段に対し、線状体に圧縮力が作用していない状態であることを通知する手段をさらに備える。
好ましくは、貫通孔の内壁の一部には弾性体が埋め込まれて、弾性体は、線状体に圧縮力が作用していないときに線状体が真直ぐに戻ろうとする復元力によって変形する。
好ましくは、弾性体はシリコーンゴムからなる。
好ましくは、圧縮力検出手段は、画像処理部により検出された湾曲度合いと、曲げ剛性検出手段により検出される曲げ剛性に依存する所定のパラメータとに基づき、線状体に作用する圧縮力を検出する。
好ましくは、検出された線状体に作用する圧縮力を外部に出力する。
この発明の他の局面に従うと、上述の計測装置を備える医療装置が提供される。
この発明の他の局面に従うと、上述の計測装置を備える訓練装置が提供される。
本発明によれば、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、人体に挿入されつつある医療用線状体に作用する圧縮力を測定するために、当該線状体の先端に加えられる圧力を測定するのではなく、人体の外側にある線状体の手元操作部において、線状体に作用している圧縮力を測定する。
図1は、本発明の各実施の形態に係る計測装置の本体の構成を示す外観図である。
図1を参照して、計測装置101は、透明の樹脂材料からなる計測装置本体2を備え、計測装置本体2には可撓性を有する線状体1が貫通する貫通孔3が形成される。
図2は、図1のII−II線による断面を示し、図3は、図1のIII−III線による断面を示す。
図2を参照して、貫通孔3は、線状体1が貫通する出入口を大きくして挿入性を向上させるために、出入口にテーパ状の入出力ポート4を形成する。計測装置本体2の内部の拘束部5において、貫通孔3の直径は線状体1の直径よりもわずかに大きい。また、線状体1の長手軸方向に沿った貫通孔3の長さは線状体1の直径の数倍以上である。したがって、線状体1は、拘束部5において長手軸方向以外への動作を拘束される。
貫通孔3は、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用していないとき、貫通孔3の内部において線状体1が所定の方向に湾曲し、線状体1に圧縮力が作用するとき、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用していないときと比べて線状体1が所定の方向へさらに湾曲するように形成される。同じ大きさの圧縮力を作用させたとき、この湾曲度合い(湾曲の程度)は線状体1に固有の値を指し、より具体的には線状体1に固有の曲げ剛性によって定まる。
このような構成により、線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力が非常に小さい場合でも、正確に圧縮力を検出することができる。より詳細には、貫通孔3は、2つの拘束部5の間で曲がっており、線状体1は一方の壁に沿って曲がりながら貫通孔3を貫通する。また、貫通孔3は、2つの拘束部5の間で、線状体1が沿っていない壁側が広がって幅広部6を形成している。
幅広部6は、紙面と平行方向における線状体1の動作を拘束しないように形成されている。なお、入出力ポート4および幅広部6において、紙面と垂直方向の貫通孔3の高さは線状体1の直径よりもわずかに大きく、線状体1に対して紙面と垂直方向の動作を拘束している。すなわち、入出力ポート4および幅広部6において、線状体1の長手軸方向に垂直な断面における貫通孔3の断面の形状は、長方形である。このような構成により、貫通孔3の内部における線状体1の湾曲方向を規定し、線状体1に長手軸方向の圧縮力が作用するときの線状体1の湾曲部の位置を決定している。
図4は、図2の断面図において、線状体1に圧縮力が作用し、計測装置本体2の内部において線状体1が湾曲している状態を示す図である。
図4を参照して、線状体1に長手軸方向の圧縮力Pが作用するとき、貫通孔3の内部の幅広部6において所定の方向へ、すなわち幅広部6において線状体1が沿っていない壁側へ向かって線状体1が湾曲する。同一線状体1の場合において、湾曲度合いは湾曲の山の高さhに比例する。高さhは、圧縮力P=0であるときに線状体1の湾曲の山の高さを基準として示される。ここでは圧縮力Pについては0<P1<P2の関係を示し、山の高さhについては(圧縮力P1が作用するときの山の高さh1)<(圧縮力P2が作用するときの山の高さh2)の関係を示す。
図5は、図2の断面図において、貫通孔3内の線状体1の通路に弾性体61を設けることにより、線状体1に作用する圧縮力Pがゼロのときにおいても、線状体1の湾曲度合いが線状体1の曲げ剛性によって異なることを示している。図5において、線状体1に作用する圧縮力Pがゼロであるときに、線状体1が計測装置本体2の中央付近で貫通孔3の内壁と接触しないような状態において、さらに、線状体1の湾曲度合いを拘束する貫通孔3の内壁は弾性体61が埋込まれることにより形成される。線状体1は湾曲されているので、真直ぐに戻ろうとする復元力RSが作用する。この復元力RSは、貫通孔3の内壁の線状体1との接触部に作用する。この接触部は弾性体61で形成されるために、復元力RSは弾性体61を変形させることになる。この変形の程度は、線状体1の復元力RSが大きいほど、すなわち線状体1の曲げ剛性が大きいほど大きくなる。ここで、貫通孔3の拘束部5においては弾性体61によって、線状体1が支持されるので、結局のところ、線状体1に作用する圧縮力Pがゼロのときの線状体1の湾曲度合いは、線状体1に固有の曲げ剛性によって決まることになる。
なお、弾性体61としては、線状体1との摩擦が少なく人体に対して無害なシリコーンゴムなどが望ましい。
図6には、各実施の形態に係る線状体1の曲げ剛性EIと、線状体1に作用する圧縮力Pがゼロであるときの湾曲度合いHの相関関係がグラフを用いて模式的に示される。前述したように湾曲度合いHは山の高さhにより指示される。図6のグラフは、横軸に曲げ剛性EIが取られ、縦軸に湾曲度合いHが取られて、両者は1対1の関係を有することが示される。図6のグラフが示す相関関係のデータは、予め実験などにより求めておくことができる。
図6に示す圧縮力Pがゼロのときの線状体1の湾曲度合いHと線状体1の曲げ剛性EIの関係を示すデータを、線状体1に圧縮力が作用しないときに測定(検出)された湾曲度合いHに基づき検索することによって、当該湾曲度合いHに対応する曲げ剛性EIを推測(検出)することができる。
図7には各実施の形態に係る計測装置101の機能構成が概略的に示される。図8には各実施の形態に係る曲げ剛性毎の圧縮力Pと湾曲度合いHとの相関関係がグラフにて示される。図8のグラフが示す相関関係のデータは、予め実験などにより求めておくことができる。図8では、線状体1の曲げ剛性EI毎に、すなわち曲げ剛性EI1およびEI2のそれぞれ毎に、湾曲度合いH(山の高さh)と圧縮力Pが1対1で対応することが示される。
したがって、図6の相関関係に基づき推定した線状体1の曲げ剛性EIに基づき、当該曲げ剛性EIに対応する図8の圧縮力Pと湾曲度合いHとの関係を示すデータを検索することによって、当該曲げ剛性EIを有する線状体1について測定(検出)された湾曲度合いHであるときの圧縮力Pを、すなわち線状体1に作用している圧縮力Pを推測(検出)することができる。
図7を参照して計測装置101は、線状体1に作用する圧縮力Pを検出するための処理部30、処理部30に接続されて術者により操作される入力部16、および処理部30に接続されたラインセンサ11を有する。入力部16は、術者による操作に応じた信号を処理部30に出力する。入力部16はスイッチ126を有する。スイッチ126は、術者が線状体1を計測装置本体2の貫通孔3に挿入した後、線状体1に力を加えない状態で操作される。これにより、線状体1に作用する圧縮力Pがゼロであることを通知するための信号52が処理部30に出力される。ラインセンサ11は線状体1の湾曲部の画像を示す画像信号50を処理部30に出力する。出力部15は画像表示部、音声出力部およびプリンタ部などからなり、処理部30により検出された圧縮力Pを指す信号54を入力し、入力した信号54に基づき圧縮力Pを画像、音声または印字などにより出力する。
処理部30は画像処理部12、曲げ剛性変換部13および圧縮力変換部14を含む。画像処理部12は画像信号50を入力し、入力した画像信号50に基づき画像処理を行ない、処理結果に基づき線状体1の湾曲度合いHを指すデータ51を出力する。曲げ剛性変換部13は入力部16から信号52を入力すると、応じて画像処理部12から入力するデータ51に基づき図6に示した相関関係のデータを検索して、対応する曲げ剛性EIを検知する。圧縮力変換部14は、曲げ剛性変換部13から出力された曲げ剛性EIを指すデータ53と、このとき画像処理部12から出力される湾曲度合いHを指すデータ51とを入力し、入力したこれらデータに基づき図8の相関関係のデータを検索して、対応する圧縮力Pを検知する。検知された圧縮力Pを指す信号54は出力部15に与えられる。
図9と図10には本実施の形態における計測装置本体2におけるアレイセンサ11とその周辺部の取り付け状態が示される。図3に示したように、入出力ポート4および幅広部6では、線状体1の長手軸方向に垂直な断面における貫通孔3の断面形状は、長方形状である。このようにして、貫通孔3の内部における線状体1の湾曲方向を規定するとともに、線状体1に長手軸方向の圧縮力Pが作用したときに線状体1が湾曲する位置を定めている。
図4に示したように、線状体1に長手軸方向の圧縮力Pが作用すると、貫通孔3の内部の幅広部6において線状体1が沿っていない壁側へ向かって、線状体1が湾曲する。この湾曲する位置においては、図9に示すように湾曲の山の高さhを検出するための光学式のラインセンサ11が埋設される。
図10には、図9のラインセンサ11にかかるX−X線による断面を示す。図10に示すように、ラインセンサ11は線状体1の湾曲の山の高さhの方向に1次元に配列された複数の受光素子14を有する。貫通孔3の幅広部6を介してラインセンサ11の反対側に光源であるLED(Light Emitting Diode)8と、幅広部6を介してラインセンサ11と同じ側に結像用のレンズ10が計測装置本体2に埋設されている。アレイセンサ11およびレンズ10と、LED8とは、貫通孔3を挟んで対向する位置に配置される。LED8は、幅広部6およびレンズ10を介してラインセンサ11に向けて照明光を出射する。
LED8から出射された照明光は、線状体1のない領域ではレンズ10を介してラインセンサ11に入射するが、線状体1のある部分では線状体1で遮られてラインセンサ11に入射しない。換言すると、ラインセンサ11に線状体1の影ができる。照明光が入射した受光素子14では受光量に応じた大きな光電流が発生し、線状体1の影に位置する受光素子14では光電流はほとんど発生しない。
したがって、各受光素子14の光電流を検出することにより、幅広部6内における湾曲している線状体1の山の高さhを指す画像を示す画像信号50を検出することができる。
図11は、図10において幅広部6を詳細に示した図である。
図12には、各実施の形態に係る処理部30の機能を搭載するコンピュータの構成が示される。当該コンピュータは計測装置101に備えられる。図12を参照して処理部30は、CPU(Central Processing Unit)31、各種のデータおよびプログラムを格納するためのメモリ32、画像信号50および信号52を入力し、A/D(Analog/Digital)変換などし、CPU31に出力するための入力I/F(インターフェイスの略)33、CPU31から出力された圧縮力Pのデータを入力し、D/A(Digital/Analog)変換処理して信号54として出力部15に与える出力I/F34を備える。
図13を参照し、メモリ32は領域E1およびE2を有する。領域E1には、図6の相関関係を指すデータを有する曲げ剛性変換テーブル37が予め格納される。領域E2には、曲げ剛性変換テーブル37を検索することによって検出され得る異なる曲げ剛性EIのそれぞれに関連して図8の相関関係を指すデータを有する圧縮変換テーブル38が予め格納される。曲げ剛性変換テーブル37には、線状体1の作用する圧縮力Pがゼロであるときに検出される湾曲度合いHのデータそれぞれに対応して、曲げ剛性EIのデータが格納される。
領域E2には、複数の圧縮力変換テーブル38が格納されており、曲げ剛性EIに基づき領域E2を検索することによって、当該曲げ剛性EIに関連付けられた圧縮変換テーブル38を特定(検出)検出することができる。圧縮変換テーブル38のそれぞれには、関連付けされた曲げ剛性EIを有する線状体1について検出される湾曲度合いHのそれぞれに対応して、当該湾曲度合いHであるときの線状体1の長手軸方向に作用する圧縮力Pのデータが格納される。
図14には、本実施の形態に係る線状体1に作用する圧縮力Pを検出するための処理フローチャートが示される。このフローチャートは、予めプログラムとして、メモリ32に格納されており、CPU31がメモリ32から当該プログラムの各命令コードを読出し実行することにより、図14の処理手順が実現される。
図14の処理フローチャートは、術者が線状体1を貫通孔3に挿入した状態で圧縮力Pを作用させない(圧縮力Pはゼロ)ときに、術者がスイッチ126を操作したことに応じて出力される信号52をCPU31が入力したことに応じて開始される。また、CPU31は、信号52を入力したことに応答して、LED8を制御して、アレイセンサ11の方向に光照射を行なわせる。
処理が開始されると、まず、CPU31は、入力I/F33から画像信号50を入力する(ステップS3)。
続いて、CPU31は、メモリ32に格納された画像処理のための処理プログラムに従い、画像信号50の入力I/F33から出力されるデジタルのデータを2値化処理などして、画像データに変換する(ステップS5)。
次にCPU31は、画像データに基づき山の高さhを検出する。ここで山の高さhと湾曲度合いHは前述のように比例の関係を有するので、比例の関係式に従い、検出した山の高さhに対応する湾曲度合いHを算出する。これにより、圧縮力Pがゼロであるときの湾曲度合いHを検出する(ステップS7)。そして、CPU31は、検出された湾曲度合いHに基づき、メモリ32の領域E1の曲げ剛性変換テーブル37を検索し、対応する曲げ剛性EIの値を読出す(検出する)(ステップS9)。検出された曲げ剛性EIの値を指すデータはメモリ30の所定領域に格納される。
そして、術者は計測装置本体2の入力ポート4側において線状体1に挿入力を加えるので、線状体1には挿入力の増加に従い線状体1の長手軸方向に作用する圧縮力P(>0)が増加する。
このとき、湾曲度合いHが検出される(ステップS11)。具体的には、CPU31は、入力I/F33から入力した画像信号50のデータに基づき、ステップS7と同様の手順で画像データを処理し湾曲度合いHを検出する。そして、検出した湾曲度合いHに基づき、このとき作用している圧縮力Pを検出する。具体的には、前述のステップS9で検出された曲げ剛性EIのデータをメモリ32の所定領域から読出し、読出した曲げ剛性EIのデータに基づきメモリ32の領域E2を検索する(ステップS13)。この結果、当該曲げ剛性EIに関連付けられた圧縮力変換テーブル38を一意に特定(検出)することができる。続いて、CPU31は、特定された圧縮力変換テーブル38をステップS11で検出された湾曲度合いHに基づき検索し、当該湾曲度合いHに対応する圧縮力Pを圧縮力変換テーブル38から読出す(検出する)(ステップS15)。
CPU31は、検出した圧縮力Pを出力I/F34を介して、圧縮力Pを示す信号54として出力部15に与える(ステップS17)。これにより、出力部15においては、検出された圧縮力Pが画像、音声、印字などの各種態様により出力される。
続いてCPU31は、術者により、入力部16を介して、終了の指示信号が与えられたか否かを検出する(ステップS19)。終了の指示信号が入力I/F33を介して与えられないことを検出すると(ステップS19でNO)、ステップS11の処理に戻り、以降の処理を同様に繰り返す。一方、終了指示が与えられたことを検出すると(ステップS19でYES)、LED8を消灯し一連の処理は終了する。
ここでは、スイッチ126の操作に応答して圧縮力Pの検出処理が開始されるので、例えば使用する線状体1に製品バラツキがあって、線状体1毎に曲げ剛性EIの値が微妙に異なっていたとしても、線状体1を使用する直前にスイッチ126を操作することでキャリブレーションできる。
ここでは、図6および図8の相関関係を指す曲げ剛性変換テーブル37および圧縮力変換テーブル38のデータは、実測をもとに予め作成するか、数値解析を使用して作成しておく。また、圧縮力Pを検出する過程において、曲げ剛性EIを直接使用せずに、圧縮力Pがゼロのときの線状体1の湾曲度合いHなど、曲げ剛性EIに依存している他のパラメータを用いることもできる。
また、ここでは図6および図8の相関関係を指す曲げ剛性変換テーブル37および圧縮力変換テーブル38を予め準備したが、図6および図8のグラフを示す関数式を予め求めておいて、この関数式と検出した湾曲度合いHおよび曲げ剛性EIの値とを用いて、圧縮力Pを演算して検出するようにしてもよい。この場合には、曲げ剛性変換テーブル37および圧縮力変換テーブル38を格納するためのメモリ容量を削減することができる。
本実施の形態によれば、線状体1に圧縮力を測定するための感圧センサを特別に取り付ける必要はないので、今まで使用してきた医療用線状体をそのまま使用することできる。
(実施の形態2)
図15は、本発明の実施の形態2に係る計測装置101の圧縮力Pの出力方法の例を示す模式図である。図15において、計測装置本体2の電圧出力で指示される線状体1に作用する圧縮力Pの信号54は、出力部15に相当する表示器18、表示装置19および比較器20を接続するスピーカ21にそれぞれ与えられる。表示器18は入力した信号54を、圧縮力Pを指す数値に変換して表示し、表示装置19は入力する信号54に基づき時間履歴を伴って圧縮力Pをグラフ状に表示する。また、信号54の電圧レベルが予め決定された所定のしきい値以上を指すか否かを比較器20を用いて検出し、すなわち線状体1に作用する圧縮力Pが所定のしきい値以上を指すか否かを検出し、検出結果に基づきスピーカ21の出力音を変更させる。
スピーカ21は比較器20から与えられる検出結果に基づき出力する音を変化させる。たとえば、比較器20の検出結果が、圧縮力Pは所定のしきい値以上を指すことを指示する場合には、スピーカ21は警告音を鳴らす。線状体1に作用する圧縮力Pが所定のしきい値以上となることは、ランプの点灯などの視覚効果の変化によっても示すことができる。また、スピーカ21とランプを併用してもよい。さらに、複数のしきい値を予め決定しておき、各しきい値に対応して、スピーカ21の音やランプの色を変更することもできる。しきい値の前後で視覚効果あるいは音響効果を急激に変更すると、術者の注意を確実に喚起することができるので効果的である。たとえば、しきい値の前後でランプの発光色を変更する、または警告音の音色・音量・音程(断続音と連続音、低音と高音など)を変更する、などの対応が考えられる。
図15では、計測装置本体2と、表示器18と表示装置19と比較器20を有するスピーカ21とは、ケーブルで接続されているが、ケーブルに代替して赤外線や他の電磁波を用いた無線通信などの他の信号転送手段を使用することもできる。
図15の構成によって、術者が外部において指先で把持した線状体1の挿入抵抗の力覚情報を定量化して表示することができる。さらに、データとして記録してもよい。具体的には、紙に記されるグラフや数値などの印刷物として、またはハードディスクやメモリなどを設けて、これら記録媒体に電子的データとして記録することもできる。したがって熟練した術者の手技を定量的に経験の少ない者へ伝授することができる。また、線状体1に作用する圧縮力Pが予め定められたしきい値以上となったことは、警告音やランプの点灯によって術者が確実に認識することができる。したがって、管に過大な荷重が作用するのを防止することができる。
(実施の形態3)
次に、上述の計測装置101を実用化する例として、体内の管の中へ挿入される線状の医療器具である線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pを計測する計測装置101が、他の医療機器に組み込まれて使用される例を示す。
図16は、本発明の実施の形態3に係るYコネクタの構成を示す図である。図16を参照して、Yコネクタ(医療装置)200は、計測装置101と、入力ポート45および46と、出力ポート47とを備える。
計測装置101は、Yコネクタ200の内部の、入力ポート45と出力ポート47とを連通する通路に組み込まれている。線状体1は、たとえば、血管および尿管等の体内の管に挿入されるガイドワイヤおよびカテーテル、ならびに動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に付いたワイヤ等、線状の医療器具である。線状体1は、入力ポート45側からの操作によって体内の目的部位まで誘導される。
線状体1に作用する長手軸方向の圧縮力Pの増加を計測することにより、圧縮力Pの反力すなわち線状体1が体内の管に作用する荷重を計測することができる。すなわち、医療器具の先端が管の内壁に接触することを検知することができ、体内の管に過大な荷重が作用することを防止できる。
また、計測装置101がYコネクタ200に組み込まれているため、Yコネクタ200の入力ポート45から線状体1を操作し、入力ポート46から薬剤を注入することができる。たとえば、カテーテルとガイドワイヤとの摩擦を低減するための生理食塩水を入力ポート46から注入することができる。また、血管の中に挿入したカテーテルを人体外部から目的部位まで誘導した後に、入力ポート46から血管造影剤を注入して、血管造影剤を体内の目的部位に注入することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、上述の計測装置101を実際の治療や検査に使用する例を説明する。図17は、本実施の形態4に係る脳動脈瘤の塞栓手術に計測装置101を適用した例を示す図である。
図17の場合の線状体1は、カテーテル120を脳動脈瘤に誘導するデリバリーワイヤ122として提供されている。デリバリーワイヤ122の先端には、塞栓用の白金コイル121が設けられている。計測装置101の計測装置本体2は、医療器具のYコネクタ200内に組み込まれている。Yコネクタ200の出力ポートはカテーテル120に接続され、Yコネクタ200の2つの入力ポートの一方は生理食塩水や薬剤を注入するための液体注入器123に接続され、他方の入力ポートからデリバリーワイヤ122が挿入される。
デリバリーワイヤ122の先端は、術者124の手元操作により、患者125の血管内を進行し、脳動脈瘤まで誘導される。術者124は、白金コイル121を操作して脳動脈瘤の塞栓手術を行なう。デリバリーワイヤ122の先端が血管内を進行して行く様子や塞栓手術の様子のX線透視画像は、X線透視装置128で撮影され、映像モニタ(図示せず)に表示される。また、計測装置101の図7または図12に示した処理部30は、ケーブル27を介して制御ボックス110に接続される。制御ボックス110は処理部30から出力される圧縮力Pを指す信号54を入力して、データ処理して、圧縮力表示装置112に圧縮力Pを指す画像(数値・圧縮力Pの計時変化を指すグラフなど)を表示する。また、手術中の記録として、検出される圧縮力Pを制御ボックス110内部の記録媒体に逐次記録するようにしてもよい。
この適用例では、手術中におけるデリバリーワイヤ122である線状体1の圧縮力Pを高精度で計測することができ、線状体で血管を傷付けることなく、脳動脈瘤の塞栓手術を行なうことができる。また、たとえばベテランの術者の手技を定量的に検出して外部に視覚的に提示することができ、若手医師の早期育成に役立てることができる。
(実施の形態5)
図18には、本発明の実施の形態5に係る訓練装置の構成が示される。図18を参照して、訓練装置は、計測装置101と、ガイドワイヤ(線状体1に相当する)151と、カテーテル152と、シミュレータ154と、ケーブル156と、表示装置157とを備える。
カテーテル152は、計測装置101に接続され、計測装置101を通過したガイドワイヤ151が挿入される。
ガイドワイヤ151を把持する術者153がガイドワイヤ151をシミュレータ154の内部へ進めるためにガイドワイヤ151に圧縮力Pをかけると、その圧縮力Pが計測装置101により検出されて表示装置157によって表示される。
シミュレータ154は、人体を模擬するものであり、人体の管の透視画像と同等のものを表示部155に表示する。医療装置の訓練を行なっている術者153はシミュレータ154の表示部155の表示画像を見ながらガイドワイヤ151を操作する。シミュレータ154は、挿入されたガイドワイヤ151に対する挿入抵抗を変化させる。操作時の抵抗力すなわち、計測装置101で計測されるガイドワイヤ151に作用する圧縮力Pは、表示装置157に表示されるとともに、ケーブル156を介してシミュレータ154にも伝達される。シミュレータ154は、伝達された圧縮力Pに基づいてガイドワイヤ151の挿入抵抗を変更する。
なお、図18では計測装置101およびシミュレータ154が分離されているが、計測装置101およびシミュレータ154が一体化される構成であってもよい。また、表示装置157の代わりにシミュレータ154の表示部155に表示する模擬透視画像にガイドワイヤ151に作用する圧縮力Pを追加表示する構成であってもよい。
このような構成により、熟練術者の操作を定量化して提示することができ、経験の少ない術者の手技を早期に向上させることができる。また、手術中の記録として、透視画像とともに、術者の操作を記録することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の各実施の形態に係る計測装置の本体の構成を示す外観図である。 図1のII−II線による断面を示す断面図である。 図1のIII−III線による断面を示す断面図である。 図2の断面図において、線状体に作用する圧縮力と、計測装置本体の内部における線状体の湾曲部の山の高さとの関係を示す図である。 図2の断面図において、線状体の曲げ剛性と、計測装置本体の内部における線状体の湾曲度合いとの関係を示す図である。 各実施の形態に係る線状体に圧縮力が作用していない場合の曲げ剛性と湾曲度合いとの関係を示す図である。 各実施の形態に係る計測装置の制御部の機能構成を示す図である。 各実施の形態に係る曲げ剛性毎の圧縮力と湾曲度合いの関係を示す図である。 各実施の形態に係る計測装置本体におけるラインセンサの取り付け態様を示す図である。 図9のラインセンサにかかるX−X線による断面を示す図である。 図10の幅広部6を詳細に示した図である。 本実施の形態に係る処理部の機能を搭載するコンピュータの構成図である。 図12のメモリの内容例を示す図である。 各実施の形態に係る圧縮力を検出するための処理フローチャートである。 実施の形態2に係る計測装置の圧縮力の出力方法の例を示す模式図である。 実施の形態3に係るYコネクタの構成を示す図である。 実施の形態4に係る脳動脈瘤の塞栓手術に計測装置を適用した例を示す図である。 実施の形態5に係る訓練装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 線状体、2 計測装置本体、3 貫通孔、4 入出力ポート、5 拘束部、6 幅広部、8 LED、11 ラインセンサ、12 画像処理部、13 曲げ剛性変換部、14 圧縮力変換部、15 出力部、16 入力部、30 処理部、37 曲げ剛性変換テーブル、38 圧縮力変換テーブル、126 スイッチ、EI 曲げ剛性、H 湾曲度合い、P 圧縮力。

Claims (8)

  1. 可撓性を有する線状体に作用する圧縮力を計測する計測装置であって、
    前記線状体が貫通する貫通孔が形成される本体を備え、
    前記貫通孔は
    前記線状体に前記圧縮力が作用していないとき、前記貫通孔の内部において前記線状体が前記所定の方向に湾曲し、前記線状体に前記圧縮力が作用するとき、前記線状体に前記圧縮力が作用していないときと比べて前記線状体が前記所定の方向へさらに湾曲するように形成され、さらに、
    前記貫通孔に光を照射する発光部と、
    前記貫通孔を通過した光を受光する複数個の受光素子を含む受光部と、
    前記受光部における受光素子の受光量に基づく画像データを用いて、所定演算を行なうことにより、前記線状体の湾曲度合いを検出する画像処理部と、
    前記線状体に前記圧縮力が作用していないときに前記画像処理部により検出された前記湾曲度合いに基づき、前記線状体の曲げ剛性を検出する曲げ剛性検出手段と、
    前記画像処理部により検出された湾曲度合いと、前記曲げ剛性検出手段により検出された前記曲げ剛性とに基づき、前記線状体に作用する前記圧縮力を検出する圧縮力検出手段とを備える計測装置。
  2. 前記曲げ剛性検出手段に対し、前記線状体に前記圧縮力が作用していない状態であることを通知する手段をさらに備える、請求項1または2に記載の計測装置。
  3. 前記貫通孔の内壁の一部には弾性体が埋め込まれて、
    前記弾性体は、前記線状体に前記圧縮力が作用していないときに当該線状体が真直ぐに戻ろうとする復元力によって変形する、請求項1または2に記載の計測装置。
  4. 前記弾性体はシリコーンゴムからなる、請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記圧縮力検出手段は、前記画像処理部により検出された湾曲度合いと、前記曲げ剛性検出手段により検出される前記曲げ剛性に依存する所定のパラメータとに基づき、前記線状体に作用する前記圧縮力を検出する、請求項1から4のいずれかに記載の計測装置。
  6. 検出された前記線状体に作用する前記圧縮力を外部に出力する、請求項1から5のいずれかに記載の計測装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の計測装置を備える医療装置。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の計測装置を備える訓練装置。
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