JP5190008B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キーボードなどの操作手段、および蓋体を備えた情報処理装置に関する。
近年、情報処理装置の一種であるノートパソコンは、消費者からさらなる小型化が要望されている。特に、ディスク状媒体を着脱可能なディスクドライブを備えたノートパソコン(例えば特許文献3参照)を小型化することが要望されている。このようなノートパソコンを小型化する手法の一つとして、キーボードのサイズを小型化する手法があるが、キーの数を減少させずにキーボードを小型化すると、キートップのサイズが小さくなってしまう。キートップのサイズが小さくなると、所望のキーを押圧操作する際に、誤って隣接する他のキーを押圧操作してしまう可能性が高くなり、誤操作が増えてしまうという問題が生じる。
特許文献1は、キートップのサイズを小さくせずに、携帯型情報処理装置を運搬する際にキーボードの嵩を小さくして携帯性を向上させる手法を開示している。特許文献2は、キーボードを備える本体内部にバッテリーやディスクドライブを着脱可能に収納する電子機器において、パームレスト部を開閉する構成によりバッテリーやディスクドライブの着脱を容易にする手法を開示している。特許文献3は、ディスクドライブをパームレスト部の下側に配置し、パームレスト部に配置したカバーを開閉可能とすることにより、ディスクドライブにディスク状媒体を着脱可能とする構造を開示している。
特許文献3を特許文献1や特許文献2に適用すると、キーボードのサイズを小さくするか、または、装置を大型化するかの何れかでしか対応できなかった。キーボードのサイズを小さくするとキータッチ性が低下し使い勝手が悪くなるため、特許文献3のようにディスク状媒体をキーボードの下部に潜り込ませてキーボードとディスクドライブとをオーバーラップさせることで、キーボードの操作性を維持しながら装置の小型化を図っていた。
特開平4−268907号公報 特開平8−185241号公報 特開2004−326499号公報
しかしながら、特許文献3に開示されている構成では、ディスクドライブへのディスクの着脱操作性を確保するためには、キーボードとディスクドライブとのオーバーラップ量を大きく確保することができなかった。例えば、ターンテーブルに装着されたディスク状媒体の主面の約半分がキーボード下部に隠れるほどのオーバーラップ量を確保すると、ディスクドライブにおけるターンテーブルに対してディスク状媒体を着脱しにくいという問題が生じる。よって、オーバーラップ量は、ターンテーブルに装着されたディスク状媒体の主面の1/4程度がキーボード下部に隠れるほどの量にとどめることが好ましい。この程度のオーバーラップ量では、ノートパソコンを大幅に小型化することができない。
本発明は、キーボードなどの操作手段の操作性を確保し、装置本体を小型化することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、筐体と、前記筐体の主面に配された蓋体と、前記蓋体を回動自在に軸支する支軸と、前記筐体の主面および前記蓋体の表面に配され、複数の押下キーを備えた操作手段と、を有し、前記支軸が前記押下キーの変位方向に変位することにより、前記蓋体が、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面と、前記筐体の主面に配された前記押下キーの操作面とがほぼ面一となる下降位置と、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面が、前記筐体の主面に配された前記押下キーの操作面に対して、前記押下キーの変位方向に高い位置となって開蓋状態に移行可能な上昇位置とに変位可能であり、前記操作手段は、前記蓋体上に配された前記押下キーと前記蓋体との間、ならびに、前記筐体の主面に配された前記押下キーと前記筐体の主面との間に、前記筐体の主面および前記蓋体の表面に渡って配された前記押下キーの変位を電気信号に変換するメンブレン部を備え、前記メンブレン部は、前記蓋体上に配された前記押下キーと前記筐体の主面に配された前記押下キーとの間の部分が弛まされて、前記蓋体の下部に配された巻き付け軸に巻き付けられている。
本発明によれば、操作手段の操作性を確保し、装置本体を小型化することができる。
本発明の情報処理装置において、前記操作手段に含まれる少なくとも一部の押下キーは、前記蓋体上に配されている構成とすることができる。このような構成とすることにより、筐体を小型化することができ、情報処理装置を小型化することができる。
本発明の情報処理装置において、前記支軸は、前記押下キーの変位方向に変位可能とし、前記蓋体は、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面と、前記蓋体以外の部位に配された前記押下キーの操作面とがほぼ面一となる下降位置と、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面が、前記蓋体以外の部位に配された前記押下キーの操作面に対して、前記押下キーの変位方向に高い位置となる上昇位置とに、変位可能であり、前記上昇位置にある時に前記被閉塞部を開閉可能である構成とすることができる。このような構成とすることにより、蓋体を下降位置に位置させた時にキーピッチを狭くすることができるので、筐体を小型化することができ、情報処理装置を小型化することができる。また、筐体を上昇位置に位置させた時にキーピッチを広くすることができるので、上昇位置から蓋体を開閉させる際に隣接するキー同士が干渉するのを防ぐことができる。
(実施の形態1)
〔1.情報処理装置の構成〕
図1は、実施の形態1にかかる情報処理装置の一例であるノートパソコンの外観を示す斜視図である。なお、実施の形態1では、情報処理装置の一例としてノートパソコンを挙げたが、少なくともキー操作手段および蓋体を備えた情報処理装置であればよく、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯通信端末などにも適用できる。
図1に示すように、ノートパソコンは、情報処理回路が実装された電気回路基板やハードディスクドライブなどを内蔵した第1の筐体1と、液晶ディスプレイ2aを備えた第2の筐体2とを備えている。第1の筐体1と第2の筐体2とは、ヒンジ部3によって互いに回動自在に支持されている。第2の筐体2を、図1に示す位置(第1の状態)から矢印Aに示す方向へ回動させることで、液晶ディスプレイ2aとキーボード5とが近接対向した第2の状態へ移行させることができる。また、第2の状態において第2の筐体2と対向する第1の筐体1の面を上側とすると、第1の筐体1の上面1aには、各種文字の入力操作が可能なキーボード5と、液晶ディスプレイ2aに表示されるカーソルを所望の位置へ移動する操作が可能なポインティングデバイス6とを備えている。なお、キーボード5から出力される情報信号(使用者によりキーボードのキーが押圧操作されることによりキーボード5から出力される電気信号)や、ハードディスクドライブに対して入出力される情報信号などは、情報処理回路(図示は省略)で所定の処理を施し、例えば液晶ディスプレイ2aに情報を表示するための表示信号などに変換される。
第1の筐体1の上面1aには、蓋体11を備えている。蓋体11は、支軸13(後述)によって第1の筐体1に回動自在に軸支されている。蓋体11は、図1に示す閉蓋状態から矢印Bに示す方向へ、支軸13の軸周りに回動することができる。図2は、蓋体11を開蓋状態に移行させた状態を示す図である。蓋体11は、ディスクドライブ12を開閉することができる。すなわち、蓋体11は、図1に示す閉蓋状態の時、ディスクドライブ12を閉塞し、図2に示す開蓋状態に移行させることでディスクドライブ12を開放することができる。
ディスクドライブ12は、ターンテーブル12aとピックアップ12bとを備えている。ターンテーブル12aは、ディスク状媒体21の略中央に形成された孔部21aに嵌合することで、ディスク状媒体21を保持することができる。ターンテーブル12aは、別途設けられたモータなどの駆動手段により回転させることができる。ピックアップ12bは、ターンテーブル12aの近傍に配され、ディスク状媒体21の半径方向に移動可能である。ピックアップ12bは、発光素子と受光素子とを備えている。ピックアップ12bは、ターンテーブル12aに装着されたディスク状媒体21の記録面に対してレーザー光を照射して記録面に情報を記録したり、ディスク状媒体21の記録面に対してレーザー光を照射し記録面を反射した光を受光素子で受光することで、ディスク状媒体21に記録された情報を再生したりすることができる。
図3は、第1の筐体1の平面図である。図3に示すように、ディスクドライブ12は、その一部がキーボード5の下部に配されている。すなわち、ディスクドライブ12の一部は、第1の筐体1の厚さ方向(キーボード5におけるキーの押下方向)に、キーボード5に対してオーバーラップするように配されている。また、蓋体11の上面には、キーボード5に含まれる複数のキーのうち一部のキーが配置されている。実施の形態1では、ポインティングデバイス6に最も近いキー列5aに含まれる一部のキーと、キー列5aに対して第2の筐体2側に隣接したキー列5bに含まれる一部のキーとを、蓋体11の上面に配置している。
図4及び図5は、図3におけるZ−Z部の断面図である。以下、キーボード5の具体的構成について説明するが、キー列5aに含まれるキーを一例として挙げて説明する。
キー列5aに含まれる各キーは、キートップ51、リンク部材52a及び52b、ドーム部53を備えている。キートップ51は、図示のように断面形状が略台形になるように形成されている。キートップ51の上面51aには、各キーの機能を表す文字や記号などが記載されている。キートップ51の下面側(上面51aの裏側)には、略中央に突起部51bが形成され、突起部51bの両側にはリンク支持部51c及び51dが形成されている。突起部51bは、ドーム部53に形成された凹部53aに嵌合している。リンク支持部51cは、開口部を有し、その開口部にリンク部材52aの一方の端部が遊嵌している。リンク支持部51dは、開口部を有し、その開口部にリンク部材52bの一方の端部が遊嵌している。
リンク部材52a及び52bは、互いに交差するように配されている。リンク部材52aは、一方の端部がリンク支持部51cに回動自在に支持され、他方の端部がメンブレン部55に形成されたリンク支持部54aに移動自在に支持されている。リンク部材52bは、一方の端部がリンク支持部51dに回動自在に支持され、他方の端部がメンブレン部55に形成されたリンク支持部54bに移動自在に支持されている。リンク部材52a及び52bは、キートップ51を矢印E及びFに示す昇降方向へ案内する部材である。
ドーム部53は、図示のように内部が中空構造となったドーム状に形成されている。ドーム部53は、上端に形成された凹部53aに突起部51bが嵌合し、下端がメンブレン部55に固定されている。ドーム部53は、外部から圧力が印加された際に変形し、圧力が印加されていない状態では図4に示す形状に復帰する、ゴムなどの弾性材料で形成されている。ドーム部53は、凹部53aの裏側に突起部53bが形成されている。ドーム部53は、図4に示すようにキートップ51が押圧操作されていない時に、キートップ51が自重により矢印Eに示す方向へ変位しないように、キートップ51を支持する部材である。ドーム部53は、図4に示すようにキートップ51が押圧操作されていない状態から、使用者により矢印Eに示す方向へ押圧操作された場合、キートップ51の矢印Eに示す方向への変位に伴って圧縮変形する。
リンク支持部54aは、リンク部材52aの他方の端部を支持している。リンク支持部54bは、リンク部材52bの他方の端部を支持している。キートップ51が図4に示す位置から矢印Eに示す方向へ変位する際、リンク部材52aの他端はリンク支持部54aとメンブレン部材55との対向領域内を矢印Hに示す方向へ移動し、リンク部材52bの他端はリンク支持部54bとメンブレン部材55との対向領域内を矢印Gに示す方向へ移動する。また、キートップ51が図4に示す位置にある時は、リンク部材52aの他端はリンク支持部54aの図示向かって右端の内壁に当接し、リンク部材52bの他端はリンク支持部54bの図示向かって左端の内壁に当接する。これにより、リンク部材52aの他端が矢印Gに示す方向へ移動するのを規制し、リンク部材52bの他端が矢印Hに示す方向へ移動するのを規制することができ、キートップ51が矢印Fに示す方向へ変位するのを規制することができる。
メンブレン部55は、上部メンブレンシート55a、下部メンブレンシート55b、スペーサ55c、上部接点55d、下部接点55eを備えている。上部メンブレンシート55aと下部メンブレンシート55bとは、互いに略平行に配されている。上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bは、それぞれ、例えばシリコンゴムなどで形成された基材に、例えばAgインクによる配線パターン(不図示)と接点55d及び55eが形成されている。上部接点55dは、上部メンブレンシート55aにおける下部メンブレンシート55bに対向する面に形成されている。下部接点55eは、下部メンブレンシート55bにおける上部メンブレンシート55aに対向する面に形成されている。上部接点55d及び下部接点55eは、配線パターン(不図示)を介して、第1の筐体1内の電気回路基板(不図示)に電気的に接続されている。上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bは、スペーサ55cを挟んで貼り合わされている。スペーサ55cは、少なくとも上部接点55d、下部接点55e、及びその周辺においては、上部メンブレンシート55aと下部メンブレンシート55bとを空間的に連通させるように開口部を有し、上部メンブレンシート55aの弾性変形に伴う上部接点55dと下部接点55eとの電気的接触を妨げないようにしている。上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bの間にスペーサ55cを挟むことにより、上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bの間、特に上部接点55dと下部接点55eとの間に所定の空隙を形成し、キートップ51が押圧操作されていない状態において上部接点55dと下部接点55eとが接触するのを防いでいる。
メンブレン部55は、大半が第1の筐体1の上面1aに配されているが、一部は蓋体11上に配されている。具体的には、キー列5aとキー列5bとに含まれる一部のキーが蓋体11上に配されている。図6は、メンブレン部55の平面図である。図6に示すように、メンブレン部55は、キー列5bとキー列5cとの間においては連続的に配されているが、キー列5a及び5bにおける蓋体11上に配されたキー群5dに対応するメンブレンシートと、キー列5a及び5bにおける第1の筐体1上に配されたキー群5eに対応するメンブレンシートとの間には、スリット55fが形成されている。スリット55fは、蓋体11の回動動作を妨げないために形成されている。なお、図6における接続部55gは、第1の筐体1内に配されたコネクタ(不図示)に電気的及び機械的に接続され、メンブレン部55と第1の筐体1内に配された電気回路基板とを電気的に接続することができる。
蓋体11は、薄肉で、かつ支軸13により第1の筐体1に支持されている構成であるため、第1の筐体1に比べて機械的強度が低い。したがって、実施の形態1では、蓋体11の上面とメンブレン部55との間に補強板56を配している。補強板56を配することにより、蓋体11上に配されたキーが強い力で押圧操作された時における蓋体11の変形を抑え、蓋体11や、蓋体11の下部に配されたディスクドライブ12の破損を防いでいる。なお、補強板56は、例えばアルミニウムなどの金属で形成することができる。
以下、キーボード5の動作について説明する。
図4は、キートップ51が押圧操作されていない状態である。図4に示す状態では、キートップ51は、ドーム部53によって図示の位置(上昇位置)が維持され、自重による矢印Eに示す方向への変位が規制されている。また、この時、接点55dと接点55eとは離間している。
この状態から、使用者が指などでキートップ51を矢印Eに示す方向へ押圧すると、キートップ51は、リンク部材52a及び52bによって案内されながら、矢印Eに示す方向へ変位する。この時、ドーム部53は、キートップ51にかかる矢印Eに示す方向の押圧力により圧縮変形する。また、キートップ51は、リンク部材52a及び52bによって支持されているため、メンブレン部55に対して平行な姿勢を保ったまま矢印Eに示す方向へ変位する。キートップ51が矢印Eに示す方向へ変位する際、リンク部材52aは、他方の端部がリンク支持部54aに支持されながら矢印Hに示す方向へ移動し、リンク部材52bは、他方の端部がリンク支持部54bに支持されながら矢印Gに示す方向へ移動する。
使用者によりキートップ51が所定の位置まで押圧されると、ドーム部53に形成された突起部53bが上部メンブレンシート55aに当接する。この状態からさらにキートップ51が押圧されると、突起部53bが上部メンブレンシート55aを押圧し、上部メンブレンシート55aは矢印Eに示す方向へ湾曲変形する。上部メンブレンシート55aが所定位置まで変形すると、上部接点55dと下部接点55eとが接触する。上部接点55dと下部接点55eとが接触することにより、上部メンブレンシート55aに形成された配線パターンと下部メンブレンシート55bに形成された配線パターンとが導通状態となり、電気的オン状態を得ることができる。配線パターンは、メンブレン部55に配された接続部55g(図8参照)を介して、第1の筐体1内に配された信号処理回路に電気的に接続されているため(接続状態は周知であるため不図示)、信号処理回路では押圧操作されたキーに対応した信号処理を実行する。例えば、押圧操作されたキーに所定の文字入力機能が割り当てられている場合は、割り当てられている文字を第2の筐体2に配された表示部2aに表示するよう制御する。
使用者がキートップ51から指を離間させると、キートップ51は、ドーム部53の弾性復帰力によって矢印Fに示す方向へ上昇する。すなわち、ドーム部53は、キートップ51を矢印Fに示す方向へ押し上げる程度の弾性復帰力を有する。この時、キートップ51は、リンク部材52a及び52bによって案内されるため、メンブレン部55に対して平行な姿勢を保ったまま矢印Fに示す方向へ上昇する。ドーム部53が圧縮変形した状態から元の形状に復帰することで、上部メンブレンシート55aを押圧していた突起部53bが上部メンブレンシート55aから離間する。上部メンブレンシート55aは、突起部53bが離間することにより、湾曲変形していた状態から元の形状(図4に示すように下部メンブレンシート55bに平行対向した形状)に復帰し、上部接点55dと下部接点55eは離間する。上部接点55dと下部接点55eとが離間することにより、上部メンブレンシート55aの配線パターンと下部メンブレンシート55bの配線パターンとが電気的に乖離された状態となり、電気的にオフの状態となる。
キートップ51が所定位置まで上昇すると、リンク部材52aの他端はリンク支持部54aの図示向かって右端の内壁に当接し、リンク部材52bの他端はリンク支持部54bの図示向かって左端の内壁に当接する。これにより、リンク部材52aの他端が矢印Gに示す方向へ移動するのを規制し、リンク部材52bの他端が矢印Hに示す方向へ移動するのを規制することができ、キートップ51が矢印Fに示す方向へ変位するのを規制することができる。以上の動作により、キートップ51は図4に示す元の位置に復帰する。
〔2.ディスクドライブへのディスク状媒体の着脱操作〕
ディスクドライブ12にディスク状媒体21を装着する場合は、図1に示すように蓋体11が閉蓋状態の時に、蓋体11を支軸13(図3参照)の軸周りに矢印Bに示す方向へ回動させる。これにより、図2に示すように、蓋体11を開蓋状態へ移行させることができる。図2に示す状態では、ディスクドライブ12が露出した状態となるので、使用者はディスクドライブ12内に配されたターンテーブル12aにディスク状媒体21を嵌合させる。
図5は、蓋体11を開蓋状態にした時における、図3のZ−Z部の断面図である。実施の形態1では、蓋体11の上面にキーボード5の一部(キー列5a及び5b)が配置され、メンブレン部55が蓋体11の上面から第1の筐体1の上面1aまで連続的に配置されている。したがって、蓋体11を閉蓋位置から開蓋位置へ変位させると、図5及び図6に示すようにメンブレン部55がR1部で曲がる。蓋体11を図5に示す開蓋状態にすることで、ディスク状媒体21をディスクドライブ12内のターンテーブル12aに装着することができる。
なお、上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bは、シリコンゴムなどの弾性を有する基材で主に形成されているため、図5に示すように容易に屈曲し、蓋体11の開閉操作性を妨げることはない。
また、上部メンブレンシート55a及び下部メンブレンシート55bは、薄肉に形成されているとともに、シリコンゴムなどの弾性を有する基材で主に形成されているため、屈曲しても配線パターンが電気的に破断することがほとんどない。
また、蓋体11を図5に示すように開蓋状態に移行させた時、キー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーとが接触しないことが好ましい。このような構成とすることにより、蓋体11を開蓋状態に移行させた際に、不意にキー列5bに含まれるキーやキー列5cに含まれるキーが誤操作されることを防止することができるとともに、キー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーに傷が付いてしまうことを防止することができる。実施の形態1では、蓋体11を第1の筐体1の上面1aに対して約45度まで開いた時にキー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーとの間に僅かな隙間が生じるように、キーを配置した。なお、蓋体11の開蓋角度は、45度に限らず、少なくともディスク状媒体21をターンテーブル12aに着脱可能な角度であればよく、おおよそ30度以上開蓋すればディスク状媒体21の着脱に支障が少ない。
次に、蓋体11を図5に示す開蓋状態から、支軸13の軸周りに矢印Cに示す方向へ回動させて、図4に示す閉蓋状態に移行させる。なお、図示は省略するが、蓋体11は、図4に示す閉蓋状態を維持できるように、蓋体11に係合可能なロック爪などの規制手段を備えている。
ディスクドライブ12に装着されているディスク状媒体21を取り出す際は、上記のディスク装着時の手順と同様に蓋体11を閉蓋状態から開蓋状態に移行させ、ディスク状媒体21をターンテーブル12aから取り外すことで、ディスク状媒体21をディスクドライブ12から取り出すことができる。
〔3.実施の形態の効果、他〕
実施の形態1にかかる情報処理装置によれば、ディスクドライブ12を開閉する蓋体11の上面にキーボード5の一部を配置したことにより、ディスクドライブ12をより第2の筐体2側に近づけて配置することができる。したがって、第1の筐体1におけるパームレスト部分の奥行き寸法D2を小さくすることができるので、第1の筐体1の奥行き寸法D1(図3参照)を小さくすることができ、第1の筐体1を小型化することができる。
また、キーボード5のサイズを小さくせずに、パームレスト部分の奥行き寸法D2を小さくするため、キーボード5の各キーのサイズは十分な大きさを確保することができるので、操作性を損なうことはない。
また、第1の筐体1の奥行き寸法D1を従来と同等する場合は、キーボード5の奥行き寸法D3(図3参照)を大きくすることができるので、キーボード5に含まれるキートップのサイズを大きくすることができ、操作性を向上させることができる。
なお、実施の形態1では、キートップ51をパンタグラフ式のリンク部材52a及び52bで支持したパンタグラフキーボードを一例として挙げたが、メンブレン部を直接押圧操作することができるメンブレンキーボードでも実現することができる。
また、実施の形態1では、キーボード5において、ポインティングデバイス6に最も近いキー列5aと、キー列5aに対して第2の筐体2側に隣接したキー列5bとを蓋体11の上面に配置する構成としたが、キー列5aのみを蓋体11の上面に配置するだけでも、従来に比べて第1の筐体1を小型化することができる。また、キー列5bに対して第2の筐体2側に隣接したキー列5cも蓋体11の上面に配置する構成とすることで、第1の筐体1をさらに小型化することができる。
また、実施の形態1では、ディスクドライブ12を蓋体11で開閉可能にする構成としたが、蓋体11で開閉可能とする構造はディスクドライブに限らず、バッテリーを着脱可能なバッテリー装着部や、ハードディスクドライブを着脱可能なドライブ装着部にも適用できる。
(実施の形態2)
図7A〜図7Cは、実施の形態2にかかる情報処理装置の構成を示す断面図である。実施の形態2にかかる情報処理装置において、実施の形態1にかかる情報処理装置と同様の構成要素については、同一符号を付与して詳細な説明は省略する。
実施の形態2にかかる情報処理装置において、実施の形態1にかかる情報処理装置の構成と異なるのは、蓋体11を矢印EまたはFに示す方向へ昇降可能にした点である。このような構成を実現するために、第1の筐体1に形成されている支軸13を支持する孔部の形状を、実施の形態1では円形としていたが、長円形とした。長円形に形成された孔部61は、蓋体11の昇降方向、すなわち第1の筐体1の上面1aに対して略直交する方向に、長径部を有するように形成されている。
また、メンブレン部55は、キー列5bとキー列5cとの間の部分を弛ませて、巻き付け軸71に巻き付けている。巻き付け軸71は、蓋体11の下部に配されている。また、巻き付け軸11は、支軸13に対して平行に配され、その両端が蓋体11に固定されている。
以下、蓋体11の開閉動作について説明する。
図7Aは、蓋体11が閉蓋位置にある状態を示す。蓋体11を閉蓋状態から開蓋状態へ移行させる場合は、まず、図7Aに示す閉蓋状態から蓋体11を矢印Fに示す方向へ上昇させる。この時、支軸13は、長孔状に形成された孔部(不図示)に案内されて矢印Fに示す方向へ上昇する。なお、蓋体11は、使用者が手動で矢印Fに示す方向へ上昇させる構成としてもよいが、バネなどの付勢手段による付勢力で矢印Fに示す方向へ上昇させる構成としてもよい。その場合は、蓋体11を図7Aに示す閉蓋位置において上昇を規制する規制手段を設け、規制手段による規制状態を解除することで蓋体11が付勢手段の付勢力により矢印Fに示す方向へ上昇する構成とすることができる。また、メンブレン部55は、図7Aに示す状態では巻き付け軸71の軸面に当接して巻き付いた状態となっている。
蓋体11を図7Aに示す閉蓋位置から矢印Fに示す方向へ上昇させ、支軸13が孔部61の図示上端に達すると、図7Bに示す状態になる。図7Bに示す状態では、メンブレン部55における巻き付け軸71に巻き付けられている部分は、一部が巻き付け軸71から図中左方向へ移動して巻き付け軸71から離間する。蓋体11は、図5Bに示す状態から、支軸13の軸周りに矢印Bに示す方向へ回動することができる。図7Cは、開蓋状態となった蓋体11を示す。
図7Cに示す開蓋状態では、キー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーとは接触していないため、キーの誤操作を防止することができるとともに、キーに傷などが付着するのを防止することができる。また、メンブレン部55は、巻き付け軸71近傍の弛みがなくなり、巻き付け軸71の軸面に巻き付けられた状態となる。
蓋体11を開蓋状態から閉蓋状態へ移行させる場合は、図7Cに示す開蓋状態から蓋体11を矢印Cに示す方向へ、支軸13の軸周りに回動させる。蓋体11を図7Bに示す位置まで回動させた後、蓋体11を矢印Eに示す方向へ下降させる。この時、支軸13は、孔部61に案内されて矢印Eに示す方向へスライドする。支軸13が孔部61の図示向かって下端に至るまで蓋体11を下降させることにより、図7Aに示すように蓋体11を閉蓋状態に移行させることができる。
実施の形態2にかかる情報処理装置によれば、蓋体11を矢印EまたはFに示す方向へ昇降可能な構成としたことにより、蓋体11が閉蓋状態にある時に、キー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーとのピッチP1を小さくすることができる。したがって、キーボード5を小型化することができ、ノートパソコンを小型化することができる。また、キーピッチを小さくすることができるので、キーボード5内に埃などの異物が侵入するのを低減することができる。
また、キー列5bに含まれるキーとキー列5cに含まれるキーとのピッチP1を小さくすることにより、キーボード5全体の操作性を考慮して他のキーのピッチP1も小さくすることができるので、キーボード5を小型化することができ、ノートパソコンを小型化することができる。また、キーピッチを小さくすることができるので、キーボード5内に埃などの異物が侵入するのを低減することができる。
また、蓋体11を開蓋状態にした時に、互いに隣接するキーが接触しない構成としたことにより、蓋体11をスムーズに開閉させることができる。また、キーが誤操作されることを防止することができる。また、キーに傷などが付着するのを防止することができる。
また、メンブレン部55において、キー列5b及びキー列5cの間の弛み部分を、巻き付け軸71に巻き付ける構成としたことにより、蓋体11の昇降及び開閉時にメンブレン部55が鋭角に屈曲することを防ぎ、メンブレン部55内での断線を防ぐことができる。また、メンブレン部55におけるキー列5b及びキー列5cの間の弛み部分が、ディスクドライブ12内に収容されたディスク状媒体21に接触するのを防ぐことができる。
また、実施の形態1及び2における蓋体は、本発明における蓋体の一例である。実施の形態1及び2におけるディスクドライブ12は、本発明における被閉塞部の一例である。実施の形態1及び2における操作手段は、本発明におけるキーボードの一例である。
本発明の情報処理装置は、ディスクドライブなどの被閉塞部を閉塞可能な蓋体に、キーボードなどの操作部を備えた装置に有用である。
実施の形態1にかかる情報処理装置の外観を示す斜視図 実施の形態1にかかる情報処理装置の外観を示す斜視図 第1の筐体の平面図 図3におけるZ−Z部の断面図 蓋体が開いた状態を示す断面図 メンブレン部の平面図 実施の形態2にかかる情報処理装置の断面図 実施の形態2にかかる情報処理装置の断面図 実施の形態2にかかる情報処理装置の断面図
1 第1の筐体
5 キーボード
11 蓋体
55 メンブレン部

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体の主面に配された蓋体と、
    前記蓋体を回動自在に軸支する支軸と、
    前記筐体の主面および前記蓋体の表面に配され、複数の押下キーを備えた操作手段と、を有し、
    前記支軸が前記押下キーの変位方向に変位することにより、前記蓋体が、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面と、前記筐体の主面に配された前記押下キーの操作面とがほぼ面一となる下降位置と、前記蓋体上に配された前記押下キーの操作面が、前記筐体の主面に配された前記押下キーの操作面に対して、前記押下キーの変位方向に高い位置となって開蓋状態に移行可能な上昇位置とに変位可能であり、
    前記操作手段は、前記蓋体上に配された前記押下キーと前記蓋体との間、ならびに、前記筐体の主面に配された前記押下キーと前記筐体の主面との間に、前記筐体の主面および前記蓋体の表面に渡って配された前記押下キーの変位を電気信号に変換するメンブレン部を備え、
    前記メンブレン部は、前記蓋体上に配された前記押下キーと前記筐体の主面に配された前記押下キーとの間の部分が弛まされて、前記蓋体の下部に配された巻き付け軸に巻き付けられている、情報処理装置。
  2. 前記蓋体が前記上昇位置に変位した状態では、前記メンブレン部の一部が前記巻き付け軸から離間する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記蓋体が前記開蓋状態のときに、前記蓋体上に配された前記押下キーと前記筐体の主面に配された前記押下キーとが接触しない、請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
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