JP5189355B2 - ハンマ位置決定装置 - Google Patents
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Description
回転軸および、当該回転軸を中心に回転する複数の回転板であって、各回転板の外周側には少なくとも2以上のハンマ取付位置が設けられ、各回転板における各ハンマ取付位置と他の回転板のハンマ取付位置とが互いに同一直線上に位置するように設けられることによって1つの列を形成する複数の回転板を備えた破砕機のためのハンマ配置決定装置であって、
前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を取得するハンマ重量取得手段と、
前記ハンマ重量取得手段において取得した各ハンマの重量に基づいて、前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を列毎に加算して得られる列重量と、いずれかの他列における列重量との差が少なくなるように、各ハンマの配置を決定するハンマ配置決定手段と、
を備えたことを特徴とする。したがって、破砕機における最適なハンマ配置を自動計算して、ハンマ交換における作業効率を向上させることができる。
ハンマ配置決定手段は、
各ハンマの重量値の順に基づいて、各ハンマをいずれの回転板のいずれのハンマ取付位置に予め配置しておくべきかを示した仮配置テーブルにしたがって、各ハンマを仮配置するハンマ仮配置手段を含むこと
を特徴とする。したがって、簡単な方法で入れ替え処理を効率的に行うことができる。例えば、破砕機の種類等に応じてハンマ取付位置を決定しておき、この取付位置における仮配置テーブルを用いることで、破砕機ごとに適切なハンマ配置処理を実行することができる。また、仮配置によってハンマ配置バランスが最適化された場合には処理を迅速に終了することができ、最適化されない場合であっても、ハンマ配置バランスは既にある程度最適化されていることにより、次の入替処理を行う場合には、入替の回数を少なくすることができる。
ハンマ配置決定手段は、
列毎にハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を加算して列重量を算出するとともに、各列の列重量から他列の列重量を減算して、各列毎に列重量差を算出する列重量差算出手段と、
対象列に含まれるハンマと他列に含まれるハンマを入れ替えると、当該対象列における列重量差の絶対値が現状より小さくなるようなハンマであって、所定条件をみたすハンマが前記他列に存在すると判断した場合には、当該対象列に含まれるハンマと当該他列に含まれるハンマとを入れ替えるハンマ入替手段を含むこと
を特徴とする。したがって、列ごとのバランスを考慮して、破砕機における最適なハンマ配置を自動計算することができる。
列重量差算出手段は、各列の列重量からその対角列の列重量を減算して、各列毎に列重量差を算出すること
を特徴とする。したがって、対角列同士の相対的なバランスを考慮して、破砕機における最適なハンマ配置を自動計算することができる。
ハンマ入替手段は、対象列に含まれるハンマと、その対角列に含まれるハンマとを入れ替えるか否かを判断する対角列入替手段を含むこと
を特徴とする。したがって、重心バランスに最も影響を与えやすい1組の列に含まれるハンマ同士を入れ替えて、破砕機における最適なハンマ配置を自動計算することができる。なお、対角列入替手段は、上述した仮配置手段の次に簡単な最適化方法であり、以下に示す非対角列入替手段のように複雑なアルゴリズムを用いない。このため、対角列入替手段においてハンマ配置バランスを最適化できれば処理を迅速に終了できる。
前記対角列入替手段は、前記対象列における列重量差を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とすること
を特徴とする。したがって、重心バランスのためにハンマ同士を入れ替える場合において、バランスが向上する方向にのみ変更することができる。
対角列入替手段は、対象列における列重量差の2分の1の値を前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とすること
を特徴とする。したがって、入れ替え処理における無限ループを回避して、迅速に最適値を求めることができる。
ハンマ入替手段は、対象列に含まれるハンマと、その対角列以外の列である非対角列に含まれるハンマとを入れ替えるか否かを判断する非対角列入替手段を含むこと
を特徴とする。したがって、少なくとも重心バランスに影響を与える列に含まれるハンマ同士を入れ替えて、破砕機における最適なハンマ配置を自動計算することができる。また、非対角列入替手段の実行により、上記対角列入替手段によって最適化を十分に行いきれない場合であっても、さらに入替の対象を広げて確実かつ高精度にロータバランスを最適化することができる。
非対角列入替手段は、
対象列における列重量差が正の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が負の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値またはその非対角列における列重量差の絶対値のいずれか小さい方の2倍の値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とし、
対象列における列重量差が負の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が正の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値またはその非対角列における列重量差の絶対値のいずれか小さい方の2倍の値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値に加算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とすること
を特徴とする。したがって、重心バランスのためにハンマ同士を入れ替える場合において、バランスが向上する方向にのみ変更することができる。
非対角列入替手段は、
対象列における列重量差が正の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が負の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値およびその非対角列における列重量差の絶対値を加算して2で除算した値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算した値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とし、
対象列における列重量差が負の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が正の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値およびその非対角列における列重量差の絶対値を加算して2で除算した値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値に加算した値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とすること
を特徴とする。したがって、入れ替え処理における無限ループを回避して、迅速に最適値を求めることができる。
非対角列入替手段は、前記対角列入替手段を実行した後に実行されること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。
ハンマ仮配置手段は、前記ハンマ入替手段を実行する前に実行されること
を特徴とする。したがって、ハンマ入れ替え処理の処理速度を向上させることができる。
ハンマ配置決定手段は、
対象列に含まれるすべてのハンマと対角列に含まれるすべてのハンマを入れ替えると、当該対象列を含む複数の列における列重量差の合計の絶対値が現状より小さくなるような対角列であって、所定条件をみたす対角列が存在すると判断した場合には、当該対象列と当該対角列をそのまま入れ替えるハンマ列全体入替手段を含むこと
を特徴とする。したがって、複数のハンマによるハンマ列全体同士を比較して入れ替えることができる。これにより、上記対角入替手段および非対角列入替手段によって最適化を十分に行いきれない場合であっても、全体として確実かつ高精度にロータバランスを最適化することができる。
ハンマ列全体入替手段は、ハンマ入替手段を実行した後に実行されること
を特徴とする。したがって、破砕機全体としての重量バランスを最終調整することができる。
少なくとも2以上の物体が互いに同一直線上に位置するように設けられることによって1つの列を形成し、当該列が少なくとも2以上存在する場合における物体配置決定方法であって、
各物体の属性を取得する属性取得ステップと、
列毎に、各列における各物体の属性に基づいて、列属性を算出するとともに、各列の列属性および他列の列属性に基づいて、各列毎に他列に対する列属性差を算出する列属性差算出ステップと、
対象列に含まれる物体と他列に含まれる物体を入れ替えると、当該対象列における列属性差の絶対値が現状より小さくなるような物体であって、所定条件をみたす物体が前記他列に存在すると判断した場合には、当該対象列に含まれる物体と他列に含まれる物体とを入れ替える物体入替ステップと、
を実行することを特徴とする。したがって、各列に含まれる物体を入れ替えて、各列間における物体の配置バランスを最適化することができる。
(A)ハンマ配置決定装置のハンマ重量取得手段は、実施形態においては、図3のステップS301およびS303の機能がこれに該当する。ハンマ配置決定手段は、実施形態においては、図3のステップS305〜S317の処理がこれに該当する。列重量差算出手段は、実施形態においては、図3のステップS309およびS311の機能等がこれに該当する。ハンマ仮配置手段は、実施形態においては、図3のステップS305〜S307の機能がこれに該当する。ハンマ入替手段は、実施形態においては、図3のステップS309〜S316の機能がこれに該当する。対角列入替手段は、実施形態においては、図3のステップS313(図4)の機能がこれに該当する。非対角列入替手段は、実施形態においては、図3のステップS315(図5)の機能がこれに該当する。ハンマ列全体入替手段は、実施形態においては、図3のステップS317(図6)の機能がこれに該当する。
1−1.概要
1−1−1.全体の流れ
図7に示すように、破砕機700は、回転軸701の周囲に着脱式のハンマ703が複数個(本実施形態においては32個として説明する。)取り付けられて使用されるものである。なお、破砕機700は、各回転板705は、周縁部の等角位置において、8個の連結ピン707によって連結されている。そして、各ハンマは、各回転板705の連結ピン707の位置に取り付けられるものであり、この連結によって、各回転板におけるハンマ取付位置が1つの列を形成している。以下、この破砕機700におけるハンマ703の取り付け作業について簡単に説明する。
上述したハンマ配置決定装置におけるハンマの取付位置の演算は、(1)仮配置処理、(2)対角列入替処理、(3)非対角列入替処理、(4)列全体入替処理の順で実行される。以下、各処理の概要について説明する。
図1に、本発明にかかるハンマ配置決定装置1の機能ブロック図を示す。この図において、ハンマ配置決定装置1は、入力手段101、ハンマ重量取得手段103、ハンマ配置決定手段104および出力手段119を備えている。ここで、ハンマ配置決定手段104は、ハンマ仮配置手段105、列重量差算出手段109、ハンマ入替手段111およびハンマ列全体入替手段117を含む。さらに、ハンマ入替手段111は、対角列入替手段113および非対角列入替手段115を含む。
図1に示したハンマ配置決定装置1を構成する装置をCPUを用いて実現したハードウェア構成の一例を、図2に示す。なお、本実施形態においては、ハンマ配置決定装置1を1つのコンピュータ装置で構成する例について説明する。
図3〜図6は、CPU203においてハンマ配置決定プログラム2091を実行させた場合に行われる各処理を示したフローチャートである。なお、図3はハンマ配置決定処理のメインルーチンを示し、図4〜6はハンマ配置決定処理のサブルーチンを示している。
作業者であるユーザが、マウス/キーボード207を用いてディスプレイ201上に表示されたハンマ配置決定プログラム2091を示す所定アイコンをダブルクリックまたは選択後実行すると、CPU203はハンマ配置決定プログラム2091を起動し、図8aに示すような入力画面801をディスプレイ201に表示する。
まず、CPU203は、重量値の小さい順(軽い順)に、すべてのハンマをソート(並び替え)する(ステップS305)。
上述したステップS312において、全列の対角重量差が0でなければ、さらにハンマ配置バランスを最適化することを目的として、CPU203は、図4に示すサブルーチンで対角列入替処理を実行する(図3、ステップS313)。図8cに示すように、破砕機700のハンマ取付位置は各回転板705において等角に配置されるため、ハンマ取付位置の個数が偶数個の場合には、回転板中心を隔てて対向する位置にもハンマ取付位置が存在する。本実施形態においては、この位置において複数の回転板によって形成されるハンマ取付位置の列を対角列とする。例えば、図8bおよび図8cにおいて、「1列」の対角列は「5列」となる。
上述したステップS314において、全列の対角重量差が0でなければ、さらにハンマ配置バランスを最適化することを目的として、CPU203は、図5に示すサブルーチンで非対角列入替処理を実行する(図3、ステップS315)。図8cに示すように、破砕機700のハンマ取付位置は各回転板705において等角に配置されるため、回転板中心を隔てて対向する位置(対角)以外にもハンマ取付位置が存在する。本実施形態においては、この位置において複数の回転板によって形成されるハンマ取付位置の列を非対角列とする。例えば、図8bおよび図8cにおいて、「1列」の非対角列は「5列」以外の列である「2列」〜「4列」および「6列」〜「8列」となる。
まず、CPU203は、対象列および入れ替え対象とする非対角列を決定する(ステップS501、S503)。例えば、図13の1301に示すように、「1列」〜「8列」のハンマ重量合計および対角重量差が算出されているものとする。上述したように、各列とその対角列においては、それぞれの対角重量差は相対的な値をとる。ここで、対象列を「3列」とすると、その対角列は「7列」であるので、その非対角列は「1列」、「2列」、「4列」〜「6列」および「8列」となる。これらの非対角列の中から、対象列の対角重量差に対して逆の符号を有する対角重量差にかかる非対角列を入れ替え対象として抽出する。
CPU203は、対象列および入れ替え対象とする非対角列を決定すると(ステップS501、S503)、対象列における対象行を決定する(ステップS505)。例えば、対象列を「3列」とし、入れ替え対象の非対角列を「1列」とし、対象行を「3段」として以下の処理を説明する。なお、対象列は、いずれの列を選択してもよい。また、対象行は、対象列におけるいずれの行を選択してもよい。さらに、入れ替え対象の非対角列は、上述したように、所定の順に決定してもよい。
上記においては、対象列における対角重量差が正数(プラス)であって、かつ、非対角列における対角重量差が負数(マイナス)の場合を、図11を用いて説明した。しかし、対象列における対角重量差が負数(マイナス)である場合もあり得る。そこで、対象列における対角重量差が負数(マイナス)であって、かつ、非対角列における対角重量差が正数(プラス)の場合を、図12を用いて説明する。なお、対象列における対角重量差が0(ゼロ)となる場合には、バランスがとれているため処理する必要はない。
上述したステップS316において、全列の対角重量差が0でなければ、さらにハンマ配置バランスを最適化することを目的として、CPU203は、図6に示すサブルーチンでハンマ列全体入替処理を実行する(図3、ステップS317)。上記により、仮配置処理、対角列入替処理、非対角列入替処理を終えると、ある程度バランスのとれたハンマ配置が決定される。
次に、CPU203は、上記の各処理を経由して決定した破砕機700におけるハンマ配置を表示する(図3、ステップS318)。このときCPU203は、上記において決定したハンマ配置の状態に基づいて、再度ハンマ重量合計および対角重量差を算出する。CPU203は、ハンマ配置データ、算出したハンマ重量合計および対角重量差に基づいて、図8bに示すハンマ取付重量配列画面821および図8cに示すハンマバランスイメージ画面841をそれぞれディスプレイ201に表示する。
以上により、破砕機700のハンマ交換作業を行うユーザは、上述したハンマ配置決定装置1を使用して、破砕機700に取り付ける各ハンマについて、最適なハンマ配置を自動計算させ、ハンマ交換における作業効率を向上させることができる。これにより、破砕機700のメンテナンスにおいて、ハンマの交換作業を効率的かつ正確に行うことができ、破砕機700の稼働時間の低下を防ぐことができる。
2−1.
上記実施形態においては、図7に示した破砕機700に取付を行うハンマの配置処理について説明したが、本発明は、複数のハンマを取り付けた回転板を有する他の破砕機にも適用可能である。例えば、回転軸が水平方向に設けられた破砕機がこれに該当する。
上記実施形態においては、破砕機700に略同一重量のハンマを取り付ける例について説明したが、本発明は、取付位置に応じて種類や重量の異なるハンマをとりつける構造を有する破砕機にも適用可能である。このような場合、ハンマまたはハンマ列が入れ替え可能か否かを判断して、本発明を適用すればよい。また、ハンマをグループ化できる場合には、当該グループ内に取り付けられたハンマに対して、本発明を適用すればよい。
上記実施形態においては、破砕機700とは独立したハンマ配置決定装置1における処理について説明したが、本発明は、配置決定機能を組み込んだ破砕機としても適用可能である。この場合、ハンマ重量を入力する場合には、各取付位置において重量センサを組み込んでおけばよい。
上記実施形態においては、破砕機700の回転板には、偶数個の取付位置が存在していることを前提としているが、本発明は、奇数個の場合にも適用可能である。この場合、対象列から所定数離れた位置にある他の列を、対角列とみなして同様の処理を行うことにより、ハンマバランスを最適化することができる。
上記実施形態においては、図1に示す各機能を実現する為に、CPUを用いソフトウェアによってこれを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
Claims (12)
- 回転軸および、当該回転軸を中心に回転する複数の回転板であって、各回転板の外周側には少なくとも2以上のハンマ取付位置が設けられ、各回転板における各ハンマ取付位置と他の回転板のハンマ取付位置とが互いに同一直線上に位置するように設けられることによって1つの列を形成する複数の回転板を備えた破砕機のためのハンマ配置決定装置であって、
前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を取得するハンマ重量取得手段と、
前記ハンマ重量取得手段において取得した各ハンマの重量に基づいて、前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を列毎に加算して得られる列重量と、いずれかの他列における列重量との差が少なくなるように、各ハンマの配置を決定するハンマ配置決定手段と、
を備えたことを特徴とするハンマ配置決定装置。 - 回転軸および、当該回転軸を中心に回転する複数の回転板であって、各回転板の外周側には少なくとも2以上のハンマ取付位置が設けられ、各回転板における各ハンマ取付位置と他の回転板のハンマ取付位置とが互いに同一直線上に位置するように設けられることによって1つの列を形成する複数の回転板を備えた破砕機のためのハンマ配置決定装置を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を取得するハンマ重量取得手段と、
前記ハンマ重量取得手段において取得した各ハンマの重量に基づいて、前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を列毎に加算して得られる列重量と、いずれかの他列における列重量との差が少なくなるように、各ハンマの配置を決定するハンマ配置決定手段。 - 請求項1または2のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記ハンマ配置決定手段は、
各ハンマの重量値の順に基づいて、各ハンマをいずれの回転板のいずれのハンマ取付位置に予め配置しておくべきかを示した仮配置テーブルにしたがって、各ハンマを仮配置するハンマ仮配置手段を含むこと
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項1〜3のいずれかのハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記ハンマ配置決定手段は、
前記列毎に前記ハンマ取付位置に取り付けられる各ハンマの重量を加算して列重量を算出するとともに、各列の列重量から他列の列重量を減算して、各列毎に列重量差を算出する列重量差算出手段と、
対象列に含まれるハンマと他列に含まれるハンマを入れ替えると、当該対象列における列重量差の絶対値が現状より小さくなるようなハンマであって、所定条件をみたすハンマが前記他列に存在すると判断した場合には、当該対象列に含まれるハンマと当該他列に含まれるハンマとを入れ替えるハンマ入替手段を含むこと
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項4のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記列重量差算出手段は、各列の列重量からその対角列の列重量を減算して、各列毎に列重量差を算出すること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項5のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記ハンマ入替手段は、対象列に含まれるハンマと、その対角列に含まれるハンマとを入れ替えるか否かを判断する対角列入替手段を含むこと
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項6のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記対角列入替手段は、前記対象列における列重量差を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とすること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項7のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記対角列入替手段は、前記対象列における列重量差の2分の1の値を前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とすること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項5〜8のいずれかのハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記ハンマ入替手段は、対象列に含まれるハンマと、その対角列以外の列である非対角列に含まれるハンマとを入れ替えるか否かを判断する非対角列入替手段を含むこと
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項9のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記非対角列入替手段は、
前記対象列における列重量差が正の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が負の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値またはその非対角列における列重量差の絶対値のいずれか小さい方の2倍の値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とし、
前記対象列における列重量差が負の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が正の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値またはその非対角列における列重量差の絶対値のいずれか小さい方の2倍の値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値に加算して得られた値と、前記対象列に含まれるハンマの重量値との間に存在する値となる重量値を有するハンマを入れ替えの対象とすること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項10のハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記非対角列入替手段は、
前記対象列における列重量差が正の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が負の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値およびその非対角列における列重量差の絶対値を加算して2で除算した値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値から減算した値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とし、
前記対象列における列重量差が負の場合であって、かつ、その非対角列における列重量差が正の場合には、前記対象列における列重量差の絶対値およびその非対角列における列重量差の絶対値を加算して2で除算した値を、前記対象列に含まれるハンマの重量値に加算した値に最も近似する重量値を有するハンマを他のハンマよりも優先して入れ替えの対象とすること
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。 - 請求項1〜11のいずれかのハンマ配置決定装置またはプログラムにおいて、
前記ハンマ配置決定手段は、
対象列に含まれるすべてのハンマと対角列に含まれるすべてのハンマを入れ替えると、当該対象列を含む複数の列における列重量差の合計の絶対値が現状より小さくなるような対角列であって、所定条件をみたす対角列が存在すると判断した場合には、当該対象列と当該対角列をそのまま入れ替えるハンマ列全体入替手段を含むこと
を特徴とするハンマ配置決定装置またはプログラム。
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