JPH09225784A - 工程図作成装置及び作業編成装置 - Google Patents

工程図作成装置及び作業編成装置

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JPH09225784A
JPH09225784A JP2670096A JP2670096A JPH09225784A JP H09225784 A JPH09225784 A JP H09225784A JP 2670096 A JP2670096 A JP 2670096A JP 2670096 A JP2670096 A JP 2670096A JP H09225784 A JPH09225784 A JP H09225784A
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knitting
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Toshihiko Hoshino
俊彦 星野
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の組み立て工程により構成される生産設
備における作業工程図を作成する工程図作成装置及びそ
の生産設備全体の作業を編成する作業編成装置の提供。 【解決手段】 オヘ゜レータは、生産ラインにおける組み立てに
必要な部品の情報についてのテ゛ータヘ゛ース登録する。次にオヘ
゜レータは、登録された部品の中から1つの作業工程を構成
するのに必要な部品(A,B,C)をCRT上にイメーシ゛として呼び
出して関係付け、1工程として定義する((1)〜(3))。作
業編成装置は、この関連付け情報と、その関連付けられ
た部品が有する制約条件とに基づいて1工程における部
品の組み立て順序を表わす工程図30'を作成する。更
に、この工程図の列に基づいて後段の処理により生産ライ
ン全体の作業を編成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の組み立て工
程により構成される生産設備における個々の作業工程図
を作成する工程図作成装置及びその生産設備全体の作業
を編成する作業編成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の組み立て工程により構成される生
産設備の一種として、自動車等の車両の生産ラインにお
いては、その生産ラインにおける個々の作業工程の編成
及び編成された個々の工程と生産ラインが有する設備や
作業者等の制約条件とに基づいたライン全体の作業編成
が行われている。そして、従来の前記の作業の手順を説
明すれば、まず、生産ラインにおける個々の組み付け作
業を、作業順序、所要時間等のデータと共に図式化した
工程図を、いわゆるDTP作業に類似した作業により作
成する。更に、その工程図のデータに基づいて、その生
産ラインにおける作業者の配置、自動装置の配置等を考
慮しつつ、あるワークが到着してから次のワークが流れ
てくるまでの所定の時間(以下、サイクルタイム)内で
最も効率良く構成し、ライン全体としての作業負荷の均
一化を図る作業工程の編成(以下、作業編成)が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例において、作業編成は現場の作業者の長年の経験によ
るノウハウにより行われており、多大な工数を要する作
業となっている。また、工程図の作成と作業内容が重複
する部分も多く大きな問題となっている。更に、生産ラ
インにおける作業者や自動装置等の移動、モデルチェン
ジによる部分的な作業編成の変更も多く大きな問題とな
っている。近年では、例えば特開平5−165842に
開示されているように、編成した複数の作業工程の所要
時間を算出する手法が提案されているが、生産ラインに
おける様々な制約条件を考慮し、作業の編成を行なうこ
とはできない。
【0004】そこで本発明は、複数の組み立て工程によ
り構成される生産設備における作業工程図を作成する工
程図作成装置及びその生産設備全体の作業を編成する作
業編成装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の工程図作成装置は以下の構成を特徴とす
る。
【0006】即ち、表示手段及び記憶手段を備え、組み
立て作業に必要な複数の部品に関する情報とその組み立
て手順とを記載した工程図を作成する工程図作成装置で
あって、予め前記記憶装置に記憶した前記複数の部品の
形状を、前記表示手段に表示し、希望する組み立て手順
に関する情報をオペレータに要求する入力手段と、前記
希望する組み立て手順に関する情報を、予め前記記憶装
置に記憶した前記組み立て手順の制約を表わす情報に基
づいて変更し、その変更した結果に基づいて前記工程図
を作成する作成手段と、を備えたことを特徴とする。こ
れにより、オペレータはある作業に必要な部品を記憶手
段から読み出し、リンクするだけで工程図を得ることが
できる。
【0007】具体的には前記入力手段は、前記希望する
組み立て手順を表わす矢線を、オペレータに要求するこ
とを特徴とする。または、前記入力手段は、前記表示手
段に表示した前記複数の部品の形状を、前記希望する組
み立て手順に応じて個々に移動・設定することをオペレ
ータに要求し、前記作成手段は、前記複数の部品の組立
後の形状を前記工程図に併せて記載することを特徴とす
る。何れの場合もオペレータは実際の作業を感覚的に把
握することができる。また、上記の目的を達成するた
め、本発明の作業編成装置は以下の構成を特徴とする。
【0008】即ち、表示手段及び記憶手段を備え、組み
立て作業に必要な複数の部品に関する情報とその組み立
て手順とを記載した工程図を作成し、更にその工程図を
複数配列することにより、生産ラインの作業を編成する
作業編成装置であって、予め前記記憶装置に記憶した前
記複数の部品の形状を、前記表示手段に表示し、希望す
る組み立て手順に関する情報をオペレータに要求する入
力手段と、前記希望する組み立て手順に関する情報を、
予め前記記憶装置に記憶した前記組み立て手順の制約を
表わす情報に基づいて変更し、その変更した結果に基づ
いて前記工程図を作成する作成手段と、前記作成手段に
より作成された複数の工程図を、前記組み立て手順の制
約を表わす情報に基づいて配列する配列手段と、前記配
列手段により配列された工程図の列を、前記組み立て手
順の制約を表わす情報と前記生産ラインに関する所定の
値とに基づいて置換・分割してグループを編成する編成
手段と、を備えたことを特徴とする。これにより、オペ
レータはある作業に必要な部品を記憶手段から読み出
し、リンクするだけで工程図を得ることができる。更
に、作成した工程図の情報により生産ラインおける最も
効率のよい作業編成を求められる。
【0009】具体的に、前記生産ラインに関する所定の
値は、前記生産ラインにおける標準作業者の処理可能な
担当範囲に関する値であり、前記編成手段は、前記工程
図の列を前記担当範囲に関する値に基づいて前記グルー
プを編成することを特徴とする。これにより、生産ライ
ンおける最も効率のよい作業編成であり、且つ作業者に
も無理の無い作業編成を求められる。
【0010】または、前記生産ラインに関する所定の値
は、前記生産ラインにおける設備の配置・有無に関する
値であり、前記編成手段は、前記工程図の列を前記設備
の配置・有無に関する値に基づいて前記グループを編成
することを特徴とする。これにより、生産現場のハード
に係る制約条件を満足する作業編成を求める。
【0011】または、前記生産ラインに関する所定の値
は、前記生産ラインへのワークの投入時間間隔であり、
前記編成手段は、前記工程図にそれぞれ記載された組み
立て作業を行なうための所要時間を積算し、その積算値
が前記投入時間間隔に近似するように前記グループを編
成することを特徴とする。これにより、生産ラインにお
ける作業の進捗を円滑にする。
【0012】更に、前記分割手段により生成された複数
のグループのうち、あるグループに含まれる工程図にそ
れぞれ記載された組み立て作業を行なうための所要時間
の積算値が、前記投入時間間隔より大きい場合に、前記
複数のグループが全て前記投入時間間隔を満足すべく、
且つ前記組み立て手順の制約を表わす情報を満足すべ
く、前記あるグループに含まれるある工程図を他のグル
ープに含まれるある工程図と置換する及びまたは前記あ
るグループに含まれるある工程図を他のグループに移動
する調整手段を備えることを特徴とする。これにより、
制約条件が変化した場合でも生産ラインにおける各グル
ープの作業の所要時間を平準化し、短時間で作業編成を
再編成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。はじめに、本発明の作業工程の編
成処理の概要を説明すれば、まず準備として、オペレー
タは、製造ラインにおける組み立てに必要な部品の情報
(部品番号、形状、制約条件等)についてのデータベー
ス登録を行う。次にオペレータは、登録された部品の中
から1つの作業工程を構成するのに必要な部品をCRT
上にイメージとして呼び出して関係付ける(尚、いくつ
かの部品により構成される作業を工程と呼ぶ。以下同
様)。作業編成装置は、この関連付け情報と、その関連
付けられた部品が有する制約条件とに基づいて1工程に
おける部品の組み立て順序を決定する。個々の工程が決
定されると、作業編成装置(工程図作成・作業編成装
置)は、部品が有する制約条件に基づいて各工程の順番
を決定し、1つの列とする。そして、作業編成装置は、
生産ラインが有する設備や作業者等の制約条件に基づい
て、順番を決定した工程の列における工程の入れ替えを
行う。以上の流れにより生産ラインの作業編成が行われ
る。
【0014】次に、本発明を適用した作業編成装置とし
てのエンジニアリングワークステーション(EWS)の
構成を図1を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態としての作業
編成装置のブロック構成図である。
【0016】図中、1はCPU、2は表示手段であるC
RT、3は入力手段であるキーボード、4はブートプロ
グラム等を記憶しているROM、5は各種処理結果を一
時記憶するRAM、6は予め作成された部品及び/また
は予め読み取られた部品のCAD図形データファイル、
イメージ処理プログラム、そして本発明の作業工程編成
処理を行なうプログラム等を記憶するハードディスクド
ライブ(HDD)等の記憶装置、7は入力補助手段とし
てのマウス等のポインティング装置、8はイメージスキ
ャナ等のイメージ入力装置、9は外部の装置と通信回線
19を介して通信するための通信インタフェース、そし
て10は外部の印刷装置20にテキストやイメージを印
刷するためのプリンタインタフェースである。また、こ
れらの各構成は、内部バス11を介して接続されてい
る。尚、前記の3次元処理プログラムや本発明の作業工
程編成処理を行なうプログラム等は、必要によりROM
4に保存してもよい。
【0017】次に、前記の構成を備える本発明の作業編
成装置による作業工程の編成処理を工程図の作成と作業
編成の作成とに分けて説明する。
【0018】<工程図の作成>工程図の作成処理を図2
及び図3を参照して説明する。
【0019】図2は、本発明の一実施形態としての工程
図の作成処理の概要を示すフローチャートである。
【0020】図中、ステップS1では、オペレータに生
産ラインの各組み立て工程で必要になる部品の情報(以
下、パーツデータ)を入力させる。ここで、パーツデー
タの構成を図3に示す。
【0021】図3は、本発明の一実施形態としてのパー
ツデータのフォーマットを示す図であり、このフォーマ
ットで各部品のパーツデータは記憶装置6に記憶され
る。
【0022】図中、21は部品のパーツ番号、22は記
憶装置6における部品の形状を表わすイメージデータの
所在を示すポインタ、33は部品(パーツ)の名称、2
4はパーツ番号21の部品を取り付けるための作業時
間、そして25はパーツ番号21の部品を取り付けるた
めの制約条件である。
【0023】ここで、前記の制約条件25について説明
する。制約条件25の表現形式は、 parts No.1.+(or -),parts No.2.+(or -), ・・・・ ,parts No.n.+(or -) 但し、 +:対象としている部品がparts No.iよりも後でないと
組み付けられない -:対象としている部品がparts No.iよりも先でないと
組み付けられない と表現する。例えば、パーツ番号21の欄が100であ
り、制約条件25の欄が、 parts No.125.+,parts No.500.-,parts No.30.+ であれば、その意味として、パーツ番号100の部品の
組み付けは、パーツ番号125の部品より後、且つパー
ツ番号500の部品より先、且つパーツ番号30の部品
より後という制約が定義されていることを表わす。オペ
レータは、ある部品Xについて制約条件25を定義する
際、作業編成を行うべき生産ラインにおいて使用する全
ての部品群における部品Xの位置付けを考慮して定義を
行う必要がある。また、この制約条件25における各要
素の定義の順番はランダムであっても問題ない(データ
のメンテナンスの便宜を考慮し、記憶装置6への格納は
パーツ番号の昇順に並べられているものとする)。尚、
各部品のイメージデータは、外部または自装置において
CADシステムにより予め作成されたものであっても、
イメージ入力装置8により入力され、イメージ処理機能
により形状を成形されたものであってもよい。また、予
めCADシステムにより作成された部品のイメージデー
タを使用する場合には、そのCADシステムと一般的な
帳票作成システムをリンクさせ、データを共有すること
により、ステップS1のパーツデータの登録作業を軽減
することができる。
【0024】ステップS2は、ステップS1で登録した
パーツデータに基づいて工程の編成と工程図の作成を行
う(詳細は後述する)。
【0025】ステップS3では、ステップS1で登録さ
れた部品群のうち、どの工程図にも使用されていない部
品が有るかどうか、即ち、工程図を作成していないパー
ツデータがあるかを判断し、全てのパーツデータについ
て工程図を作成した場合は処理を終了する。
【0026】一方、ステップS3で工程図を作成してい
ないパーツデータが残っていた場合は、ステップS4で
残っていた部品のパーツ番号、パーツ名称等をリストと
してCRT2に表示し、ステップS2に戻って工程の編
成(及び工程図の作成)処理を継続する。
【0027】次に、パーツデータによる工程の編成及び
工程図の作成処理(図2のステップS2)について図4
〜図6を参照して説明する。
【0028】図4は、本発明の一実施形態としての図2
のステップS2の詳細フローチャートである。
【0029】図5は、本発明の一実施形態としての工程
図の作成処理を説明する図である。
【0030】図4において、ステップS11では、ある
工程を編成するのに必要な部品のパーツ番号をオペレー
タに入力させる。
【0031】ステップS12では、入力されたパーツ番
号に基づいてポインタを参照し、記憶装置6から形状イ
メージを読出してCRT2に表示する。また、同画面上
に入力されたパーツ番号、その部品の名称等をリストと
して表示する。この時のCRT2の表示例を図5の
(1)に示す。図中、□で囲まれたA,B,Cは、入力
されたパーツ番号に基づいてそれぞれ記憶装置6から読
み出された部品のイメージである。尚、これらのイメー
ジは、前記のリスト(図中の画面右上)の各行における
テキストの表示色に対応して表示色が異なるので、オペ
レータは部品番号とパーツイメージとの判別を容易に行
える。
【0032】ステップS13、ある工程を編成するのに
必要な部品を全て読み込んだかどうかをオペレータに判
断させ、NOの場合はステップS11に戻って部品の読
み込み処理を継続する。
【0033】一方、YESの場合は、ある工程を編成す
るのに必要な部品が揃ったことになるので、ステップS
14としてオペレータに部品の組み立て順序に基づい
て、各パーツイメージの関連付けを入力させる。この時
のCRT2の表示例を図5の(2)に示す。図中、□で
囲まれたA,B,Cは、組み立ての順序を表わす矢線に
より結ばれている。
【0034】ステップS15では、ステップS14にお
いて入力された各パーツ間の関連付け情報と、ステップ
S1で定義された部品が有する制約条件とに基づいて1
工程としての部品の組み立て順序を決定し、工程図とし
て表示及び/または不図示の印刷装置により印刷する。
この時のCRT2の表示例(工程図30)を図5の
(3)に示す。従って、パーツイメージのCRT2への
読み込み順序は、工程内の組み立て順序とは無関係であ
り、組み立て順序の決定にあたっては制約条件がオペレ
ータによる各パーツ間の関連付け情報に優先される。
【0035】ステップS16では、ステップS15の処
理結果を記憶装置6に記憶する。
【0036】ステップS17では、更に他の工程図を作
成するかを問い合わせ、NOの場合はステップS11に
戻って処理を継続する。一方、YESの場合は処理を終
了する。
【0037】<工程図の作成の変形例>図6は、本発明
の一実施形態としての工程図の作成処理の変形例を説明
する図であり、図4のステップS14においてパーツイ
メージの関連付けを行う際、画面上の各イメージを矢線
で結ぶ代わりに実際の組み立て手順に従って移動させ、
手順毎に登録させる。この場合のCRT2の表示例を図
6の(1)〜(3)に示す。また、図4のステップS1
5において、作成した工程図に図6(3)の組み立てた
部品のイメージを併せて表示する(図6(4)(工程図
30’))。このため、実際の作業の把握が容易であ
る。以上説明した部分以外は、前述した図5の場合と同
様なため説明を省略する。
【0038】<作業編成の作成>次に、作業編成の作成
処理を図7〜図11を参照して説明する。
【0039】図7は、本発明の一実施形態としての作業
編成の作成処理のフローチャートである。
【0040】図7において、ステップS31では、前述
の工程図の作成処理で記憶装置6に格納した全ての工程
図を読み出し、各工程図のデータに含まれるパーツデー
タの制約条件に基づいて工程図単位で順番に並べる。こ
こで生成される各工程図の順番は、工程図で表わされた
作業の単位に基づいて組み立ての流れが成り立つように
並べたものである。ステップS32では、ステップS3
1で順番に並べた各工程図を、現場における一人の作業
者が担当する範囲(以下、作業ステーション)に分割す
る。この分割は、生産ラインに配置される作業ステーシ
ョンの数、標準的な組み立て順序及びその標準的な組み
立てを実現するのに必要な作業者の数、自動化設備・装
置の設置されている作業ステーションにより決定され
る。即ち、この分割の評価の基準となるのは、生産ライ
ンにおいて一人の作業者が担当する現場に、あるワーク
が到着してから次のワークが到着するまでの時間(以
下、サイクルタイム)である。このサイクルタイムを満
足して各作業者(作業ステーション)の作業効率を最適
にするように、且つ、各工程図のデータに含まれるパー
ツデータの制約条件を満足するように工程図を入れ替え
及び/またはまとめて1つの作業ステーションを編成す
る。
【0041】図8は、本発明の一実施形態としての作業
編成の作成処理における作業ステーションの割り付けを
説明する図である。図8(1)は、ステップS31で各
工程図が1列に並べられた状態を表わす。また、図8
(2)は、ステップS32で作業ステーションに分割さ
れた状態を表わす。
【0042】ステップS33では、編成された各ステー
ションを、各ステーションが有する規制条件に基づいて
評価する。ここで、規制条件とは、例えば以下の諸条件
である。 ・生産ラインにおいて、ある作業をするために必要な設
備(例えばロボット等の自動機)の有無・配置 ・作業順序 ・工具の数 ・作業時間のばらつき(幅) ・部品供給の方法 ・作業者の能率(年齢、経験、技能等) ・同じような作業は1つの作業ステーションに集約する
という条件 ・ネジ締め作業と締め付けトルクのチェックは同一作業
ステーションにしないという条件 これらの条件を予め数値、計数として登録して評価を行
う。尚、この評価の場合も、各工程図のデータに含まれ
るパーツデータの制約条件は満足していることが前提と
なる。また、上記の作業時間のばらつき(幅)が規制条
件に含まれるのは、対象としている生産ラインにおい
て、異なる車種が組み立てられるためである。
【0043】ステップS34では、ステップS33の評
価結果に基づいて作業ステーションに含まれる工程の順
番を割り付ける。ステップS32で決定された作業ステ
ーション内の工程の順番が、ステップS33の評価結果
に基づいて変更された例を図9に示す。
【0044】図9は、本発明の一実施形態としての作業
編成の作成処理における作業ステーションの評価を説明
する図である。図中、図8(2)で決定された作業ステ
ーションSTN1に含まれる工程及びその順番が、工程
a→工程pであったが、作業ステーションSTN1にお
けるロボット32の配置という規制条件により、工程p
→工程aに入れ替えられた状態を表わす。
【0045】ステップS35では、S34で決定された
作業ステーションに含まれる各工程のタクトを積算し、
その作業ステーションとしてのタクトを算出する。ステ
ップS36では、算出したタクトが生産ラインのサイク
ルタイムより小さいかを判断する。NOの場合、その作
業ステーションに割り付けた全作業をサイクルタイム内
で処理しきれないことを表わすので、ステップS37と
してパーツデータの制約条件に基づいて他の作業ステー
ションに変更可能な工程を選択し、ステップS35で積
算した作業ステーションとしてのタクトに余裕のある作
業ステーションに入れ替える。一方、算出したタクトが
生産ラインのサイクルタイムより大きい場合は、ステッ
プS38で上記の処理を全作業ステーションについて終
了したかを判断し、NOの場合はステップS33に戻っ
て処理を継続する。一方、YESの場合は、作業編成の
作成が完了したことになるため、処理を終了する。
【0046】ステップS33〜ステップS37の処理を
具体例で説明する。
【0047】図10及び図11は、本発明の一実施形態
としての作業編成の作成処理における作業ステーション
の評価を説明する図である。図10及び図11におい
て、作業ステーションはSTN1〜STN3であり、そ
の作業ステーションに含まれる工程を、(作業ステーシ
ョン番号)−(工程の番号)で表わしている。図11
は、各作業ステーションの作業者による作業の所要時間
の積算値であるタクトと、サイクルタイムとの大小関係
を表わしている。図10(1)及び図11(1)は、当
初生成された作業編成を示している。図11(1)のS
TN3のタクトが所定のサイクルタイムをオーバーして
いることが判る。そこで、STN3にロボット33を投
入し、部品の供給及び位置決めの作業を自動化すること
を決定したとする。この場合、図11(1)’のSTN
3に示すようにSTN3自身のタクトはサイクルタイム
よりかなり短くなっている(自動化により工程3−3も
工程3−3’に短縮されている)。しかし、このロボッ
ト33による作業は、ロボット33の動作範囲の関係で
ワーク32のボンネットを予め閉めて行わなければなら
ない場合には、図11(1)’のSTN2に示すように
「ボンネットを閉める」作業工程2−7が追加されたこ
とによりサイクルタイムをオーバーしてしまう。そこで
パーツデータの制約条件に基づいて他の作業ステーショ
ンに変更可能な工程であるSTN2の工程2−2,2−
4(例えば、ラベルの張付作業等)を選択し、タクトに
余裕のあるSTN3に入れ替える(ステップS37)。
この状態を図10(2)及び図11(2)に示す。各作
業ステーションのタクトがサイクルタイムを満足してい
ることが判る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の組み立て工程により構成される生産設備における
作業工程図を作成する工程図作成装置及びその生産設備
全体の作業を編成する作業編成装置の提供が実現する。
即ち、オペレータはある作業に必要な部品をCRT上に
読み出し、実際の作業を感覚的に把握しながらリンクす
るだけで工程図を容易に得ることができる。また、作成
した工程図の情報により、生産ラインおける最も効率の
よい作業編成を短時間で容易に求められる。更に、制約
条件が変化した場合でも生産ラインにおける各グループ
の作業の所要時間を平準化し、作業編成を再編成するこ
とが容易に行えるようになる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての作業編成装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態としての工程図の作成処理
の概要を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態としてのパーツデータのフ
ォーマットを示す図である。
【図4】本発明の一実施形態としての図2のステップS
2の詳細フローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態としての工程図の作成処理
を説明する図である。
【図6】本発明の一実施形態としての工程図の作成処理
の変形例を説明する図である。
【図7】本発明の一実施形態としての作業編成の作成処
理のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態としての作業編成の作成処
理における作業ステーションの割り付けを説明する図で
ある。
【図9】本発明の一実施形態としての作業編成の作成処
理における作業ステーションの評価を説明する図であ
る。
【図10】本発明の一実施形態としての作業編成の作成
処理における作業ステーションの評価を説明する図であ
る。
【図11】本発明の一実施形態としての作業編成の作成
処理における作業ステーションの評価を説明する図であ
る。
【符号の説明】 1 CPU 2 CRT 3 キーボード 4 ROM 5 RAM 6 記憶装置 7 ポインティング装置 8 イメージ入力装置 9 通信インタフェース 10 プリンタインタフェース 11 内部バス 19 通信回線 20 印刷装置 30,30’ 工程図 31 生産ライン 32,33 ロボット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段及び記憶手段を備え、組み立て
    作業に必要な複数の部品に関する情報とその組み立て手
    順とを記載した工程図を作成する工程図作成装置であっ
    て、 予め前記記憶装置に記憶した前記複数の部品の形状を、
    前記表示手段に表示し、希望する組み立て手順に関する
    情報をオペレータに要求する入力手段と、 前記希望する組み立て手順に関する情報を、予め前記記
    憶装置に記憶した前記組み立て手順の制約を表わす情報
    に基づいて変更し、その変更した結果に基づいて前記工
    程図を作成する作成手段と、を備えたことを特徴とする
    工程図作成装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記希望する組み立て
    手順を表わす矢線を、オペレータに要求することを特徴
    とする請求項1記載の工程図作成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、前記表示手段に表示し
    た前記複数の部品の形状を、前記希望する組み立て手順
    に応じて個々に移動・設定することをオペレータに要求
    し、前記作成手段は、前記複数の部品の組立後の形状を
    前記工程図に併せて記載することを特徴とする請求項1
    記載の工程図作成装置。
  4. 【請求項4】 表示手段及び記憶手段を備え、組み立て
    作業に必要な複数の部品に関する情報とその組み立て手
    順とを記載した工程図を作成し、更にその工程図を複数
    配列することにより、生産ラインの作業を編成する作業
    編成装置であって、 予め前記記憶装置に記憶した前記複数の部品の形状を、
    前記表示手段に表示し、希望する組み立て手順に関する
    情報をオペレータに要求する入力手段と、 前記希望する組み立て手順に関する情報を、予め前記記
    憶装置に記憶した前記組み立て手順の制約を表わす情報
    に基づいて変更し、その変更した結果に基づいて前記工
    程図を作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された複数の工程図を、前記組
    み立て手順の制約を表わす情報に基づいて配列する配列
    手段と、 前記配列手段により配列された工程図の列を、前記組み
    立て手順の制約を表わす情報と前記生産ラインに関する
    所定の値とに基づいて置換・分割してグループを編成す
    る編成手段と、を備えたことを特徴とする作業編成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記生産ラインに関する所定の値は、前
    記生産ラインにおける標準作業者の処理可能な担当範囲
    に関する値であり、 前記編成手段は、前記工程図の列を前記担当範囲に関す
    る値に基づいて前記グループを編成することを特徴とす
    る請求項4記載の作業編成装置。
  6. 【請求項6】 前記生産ラインに関する所定の値は、前
    記生産ラインにおける設備の配置・有無に関する値であ
    り、 前記編成手段は、前記工程図の列を前記設備の配置・有
    無に関する値に基づいて前記グループを編成することを
    特徴とする請求項4記載の作業編成装置。
  7. 【請求項7】 前記生産ラインに関する所定の値は、前
    記生産ラインへのワークの投入時間間隔であり、 前記編成手段は、前記工程図にそれぞれ記載された組み
    立て作業を行なうための所要時間を積算し、その積算値
    が前記投入時間間隔に近似するように前記グループを編
    成することを特徴とする請求項4記載の作業編成装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記分割手段により生成された複
    数のグループのうち、あるグループに含まれる工程図に
    それぞれ記載された組み立て作業を行なうための所要時
    間の積算値が、前記投入時間間隔より大きい場合に、前
    記複数のグループが全て前記投入時間間隔を満足すべ
    く、且つ前記組み立て手順の制約を表わす情報を満足す
    べく、前記あるグループに含まれるある工程図を他のグ
    ループに含まれるある工程図と置換する及びまたは前記
    あるグループに含まれるある工程図を他のグループに移
    動する調整手段を備えることを特徴とする請求項7記載
    の作業編成装置。
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