JP5188927B2 - 照明光学系 - Google Patents
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Description
ところが、このとき同時に十分な照明がされていないと観察はできない。すなわち照明範囲も広くしなければならないという課題がある。
そこで、側方を照明する方法として、例えば以下の提案がされている。
特許文献1はライトガイド束を屈曲させて側方を照明している。ところが、この方法だとライトガイドの屈曲による曲げ部分のスペースが径方向に大きくなってしまうのはさけられない。また、この構成では広い画角の照明を行うには基本的には屈曲の角度を大きくするしかなく、そのため本発明に使用するには小型化の面で最適な方法とはいえなかった。
0.1≦|fp/fn|≦1.6 ・・・(2)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、fpは前記正レンズの焦点距離である。
また、本発明に係る第2の発明による照明光学系は、光源側から順に、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記反射部材はプリズムであり、前記負レンズと該プリズムは、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする。
0.2≦|fn/Dp|≦2.5 ・・・(3)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。
0.05≦|fp/Rp|≦0.6 ・・・(4)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rpは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
また、本発明に係る第4の発明による照明光学系は、光源側から順に、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は正のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする。
0.02≦|fp/Rn|≦0.4 ・・・(5)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rnは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
0.1≦|fp/fn|≦1.6 ・・・(2)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、fpは前記正レンズの焦点距離である。
また、本発明に係る第6の発明による照明光学系は、光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記反射部材はプリズムであり、前記負レンズと該プリズムは、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする。
0.2≦|fn/Dp|≦2.5 ・・・(3)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。
0.05≦|fp/Rp|≦0.6 ・・・(4)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rpは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
また、本発明に係る第8の発明による照明光学系は、光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は正のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする。
0.02≦|fp/Rn|≦0.4 ・・・(5)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rnは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
−2.5≦(r1n+r2n)/(r1n−r2n)≦−0.2 ・・・(1)
ただし、r1nは前記負レンズの光源側曲率半径、r2nは前記負レンズの物体側曲率半径である。
−4≦β≦−0.5 ・・・(6)
ただし、βは前記光源から前記反射部材の該反射面の間に配置された光学系の横倍率である。
−1.0≦β≦−0.2 ・・・(7)
ただし、βは前記光源から前記反射部材の該反射面の間に配置された光学系の横倍率である。
0.25≦(r1p+r2p)/(r1p−r2p)≦2.5 ・・・(8)
ただし、r1pは前記正レンズの光源側曲率半径、r2pは前記正レンズの物体側曲率半径である。
0.3≦fp/Dp≦1.7 ・・・(9)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。
0.05≦fp/Dr≦0.7 ・・・(10)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Drは前記ロッドレンズの光軸に沿って測った長さである。
1.6≦n≦2.2 ・・・(11)
ただし、nは該プリズムのd線の屈折率である。
第1及び第2の発明は、光源側から順に、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置されている。
これにより、側方、後方での配光が適切にされ、また小型化も同時に達成できる。その結果、管腔内での病変観察が見やすくなり、その結果見落としを軽減することが可能になってくる。
光源から出射した光線を反射面で屈曲させることにより、側方への配光を行っている。
そのため反射面により物体側に部材を配置すると内視鏡の径方向に大きくなるのは避けられない。しかしながら第1及び第2の発明で説明したようにそこに負レンズを配置することは配光の面で必要であった。そこで、第3及び第4の発明では反射面自体にパワーを持たせるように構成した。すなわち、反射面に光路を屈曲させる役割と配光をコントロールする役割を持たせた。これにより径方向への部材の配置が不要になりさらなる小型化が達成できる。
また、ロッドレンズは、外周の傷、汚れなどによる光量低下するので、コア部とクラッド部から構成されることが望ましい。
−2.5≦(r1n+r2n)/(r1n−r2n)≦−0.2 ・・・(1)
ただし、r1nは負レンズの光源側曲率半径、r2nは負レンズの物体側曲率半径である。
なお、条件式=−1が平凹、光源が物体側の座標系で定義される。
この条件式(1)の上限を超えると、光源側曲率がきつくなりすぎて加工性が悪くなったり、サグ量が大きくなることにより径方向が拡大してしまう。また下限を下回ると、物体側の曲率がきつくなりすぎて光線が全反射を起こし光量損失が大きくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(1’)を満たすのが良い。
−1.8≦(r1n+r2n)/(r1n−r2n)≦−0.5 ・・・(1’)
0.1≦|fp/fn|≦1.6 ・・・(2)
ただし、fnは負レンズの焦点距離、fpは正レンズの焦点距離である。
この条件式(2)の上限を超えると、正レンズのパワーが弱くなりすぎて反射面の小型化ができなくなってしまうか、負レンズのパワーが強くなりすぎてレンズの加工性が悪くなったり、射出面で全反射が発生し光量損失してしまう。また下限を下回ると、正レンズのパワーが強くなりすぎてレンズの加工性が悪くなるか、負レンズのパワーが弱くなりすぎて配光の角度が確保できなくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(2')を満たすのが良い。
0.3≦|fp/fn|≦1.2 ・・・(2')
0.2≦|fn/Dp|≦2.5 ・・・(3)
ただし、fnは負レンズの焦点距離、Dpはプリズムの光軸に沿って測った長さである。
この条件式(3)の上限を超えると、負レンズのパワーが弱くなりすぎて十分な配光ができなくなってしまう。また下限を下回ると、負レンズのパワーが強くなりすぎてレンズの加工性が悪くなりコスト的に不利になる。
なお、より好ましくは条件式(3')を満たすのが良い。
0.3≦|fn/Dp|≦2.1 ・・・(3')
0.05≦|fp/Rp|≦0.6 ・・・(4)
ただし、fpは正レンズの焦点距離、Rpは反射部材の反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
この条件式(4)の上限を超えると、正レンズのパワーが弱くなりすぎて反射面の小型化ができなくなってしまうか、反射面の負パワーが強くなりすぎて拡散作用が大きくなることにより射出面の面積が大きくなって小型化できなくなってしまう。また下限を下回ると、正レンズのパワーが強くなりすぎてレンズの加工性が悪くなるか、反射面の負パワーが弱くなりすぎて配光の角度が確保できなくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(4')を満たすのが良い。
0.1≦|fp/Rp|≦0.4 ・・・(4')
0.02≦|fp/Rn|≦0.4 ・・・(5)
ただし、fpは正レンズの焦点距離、Rnは反射部材の反射面内における最大パワーでの曲率半径である。
この条件式(5)の上限を超えると、正レンズのパワーが弱くなりすぎて反射面の小型化ができなくなってしまうか、反射面の正パワーが強くなりすぎて拡散作用が大きくなることにより射出面の面積が大きくなって小型化できなくなってしまう。また下限を下回ると、正レンズのパワーが強くなりすぎてレンズの加工性が悪くなるか、反射面の正パワーが弱くなりすぎて配光の角度が確保できなくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(5')を満たすのが良い。
0.05≦|fp/Rn|≦0.3 ・・・(5')
−4≦β≦−0.5 ・・・(6)
ただし、βは光源から反射面の間に配置された光学系の横倍率である。
この条件式(6)の上限を超えると、射出面より物体面側で結像してしまい熱による危険がある。また下限を下回ると、収斂作用が十分ではなく反射面有効部が小さくならず小型化できなくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(6’)を満たすのが良い。
−2.5≦β≦−0.7 ・・・(6’)
−1.0≦β≦−0.2 ・・・(7)
ただし、βは光源から反射面の間に配置された光学系の横倍率である。
この条件式(7)の上限を超えると、収斂作用が大きくなりすぎて反射面の面積は小さくなるが反射面有効範囲が大きくなってしまい効果的に小型化できない。また下限を下回ると、収斂作用が小さくなりすぎて反射面の面積が小さくならずに小型化できない。
なお、より好ましくは条件式(7’)を満たすのが良い。
−0.7≦β≦−0.3 ・・・(7’)
0.25≦(r1p+r2p)/(r1p−r2p)≦2.5 ・・・(8)
ただし、r1pは正レンズの光源側曲率半径、r2pは正レンズの物体側曲率半径である。
この条件式(8)の上限を超えると、正レンズ自体の光線高が大きくなってしまい径を小型にすることができなくなる。また下限を下回ると、正レンズの主点が光源側に移動してしまうため結像倍率による小型化の効果を出しにくくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(8’)を満たすのが良い。
0.5≦(r1p+r2p)/(r1p−r2p)≦1.75 ・・・(8’)
0.3≦fp/Dp≦1.7 ・・・(9)
ただし、fpは正レンズの焦点距離、Dpはプリズムの光軸に沿って測った長さである。
この条件式(9)の上限を超えると、正レンズのパワーが弱くなりすぎて反射部材が小型化できなくなってしまうか、反射部材の構成長が長くなりすぎて光源の周辺から発光する光がけられてしまう。また下限を下回ると、正レンズのパワーが強くなりすぎて照明光学系の射出面の有効範囲が大きくなってしまうか、反射部材の構成長が足りなくなって光量損失が発生してしまう。
なお、より好ましくは条件式(9’)を満たすのが良い。
0.5≦fp/Dp≦1.3 ・・・(9’)
0.05≦fp/Dr≦0.7 ・・・(10)
ただし、fpは正レンズの焦点距離、Drはロッドレンズの光軸に沿って測った長さである。
この条件式(10)の上限を超えるか、下限を下回ると、ともに反射面での光線高が上がってしまい反射部材の小型化が難しくなってしまう。
なお、より好ましくは条件式(10’)を満たすのが良い。
0.1≦fp/Dr≦0.6 ・・・(10’)
1.6≦n≦2.2 ・・・(11)
ただし、nはプリズムのd線の屈折率である。
この条件式(11)の上限を超えると、コストが高くなりすぎたり、短波長側の透過率が悪くなって適切な照明ができなくなる。また下限を下回ると構成長を確保できなくなって光量損失が起きてしまう。
なお、より好ましくは条件式(11’)を満たすのが良い。
1.7≦n≦2.05 ・・・(11’)
本実施例のスペックは焦点距離0.617mm、φ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
なお、数値データ及び図面において、rは各レンズ各面の曲率半径、dは各レンズの肉厚または面間隔、ndは各レンズのd線(587.56nm)に対する屈折率を表している。長さの単位はmmである。またロッドレンズはコア部とクラッド部があり、n-coreはコア部のd線の屈折率、n-cladはクラッド部のd線の屈折率、er-coreはコア部の半径である。
なお、これらの記号は後述する各実施例の数値データにおいても共通である。
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 3.50 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.05
4 ∞ 1.00 1.883
5 -0.800 0.05
6 ∞ 1.30 1.883
7 ∞ 0.20
8 -1.500 0.30 1.883
9 ∞
本実施例のスペックは焦点距離1.355mm、φ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中では集光していない。
数値実施例2
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 2.70 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.10
4 ∞ 1.00 1.883
5 -1.000 0.00
6 ∞ 1.20 1.883
7 ∞ 0.30
8 -1.000 0.30 1.883
9 ∞
本実施例のスペックは焦点距離0.607mm、φ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
数値実施例3
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 4.20 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.05
4 3.500 1.00 1.883
5 -0.800 0.05
6 ∞ 1.10 2.003
7 ∞ 0.20
8 -1.500 0.30 1.883
9 -8.000
本実施例のスペックは焦点距離3.117mm、φ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中では集光していない。
数値実施例4
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 2.70 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.10
4 -5.500 1.00 1.883
5 -1.200 0.10
6 ∞ 1.20 1.720
7 ∞ 0.30
8 -0.800 0.30 1.883
9 -3.000
本実施例のスペックは焦点距離0.775mm、φ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
数値実施例5
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 3.10 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.05
4 3.000 1.00 1.883
5 -0.800 0.05
6 ∞ 1.50 1.883
7 3.000
本実施例はφ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
数値実施例6
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 3.50 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.05
4 ∞ 1.00 1.883
5 -0.700 0.05
6 ∞ 0.70 1.883
7 5.000 0.70 1.883(45°反射)
8 ∞
本実施例はφ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
数値実施例7
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 3.30 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.10
4 3.000 1.00 1.883
5 -1.000 0.10
6 ∞ 0.60 1.883
7 -4.000 0.70 1.883(45°反射)
8 ∞
本実施例はφ9mmの光源に対応している。本実施例では光源から射出面までの光路の途中で一回集光している。
Z=ΣΣCnm・Xn・Ym
このとき、例えば3次式まで記載すると以下のような式になる。
Z=C00
+C01・y+C10・|x|
+C02・y2+C11・y・|x|+C20・x2
+C03・y3+C12・y2・|x|+C21・y・x2+C31・|x3|
数値実施例8
単位mm
面番号 r d nd n-core n-clad er-core
1 光源端面 0.00
2 ∞ 3.30 1.805 1.516 0.45
3 ∞ 0.10
4 5.000 1.30 1.883
5 -1.000 0.10
6 ∞ 0.60 1.883
7 回転非対称面 0.70 1.883(45°反射)
8 ∞
第7面
C20 1.0000E-01
C11 5.0000E-02
C02 -5.0000E-02
C03 -2.0000E-02
C23 1.0000E-02
SFn -1.00 -1.00 -0.68 -1.73
|fp/fn| 0.53 1.00 0.39 1.19
|fn/Dp| 1.30 0.94 1.93 1.09
|fp/Rp| - - - -
|fp/Rn| - - - -
β -0.46 -1.13 -0.34 -2.43
SFp 1.00 1.00 0.63 1.56
fp/Dp 0.69 0.94 0.75 1.30
fp/Dr 0.26 0.42 0.20 0.58
n 1.89 1.89 2.01 1.72
実施例5 実施例6 実施例7 実施例8
SFn 1.00 - - -
|fp/fn| 0.24 - - -
|fn/Dp| 2.25 - - -
|fp/Rp| - - 0.24 0.21(Y方向)
|fp/Rn| - 0.16 - 0.10(X方向)
β -0.57 -0.41 -0.59 -0.58
SFp 0.58 1.00 0.50 0.67
fp/Dp 0.54 0.56 0.74 0.80
fp/Dr 0.26 0.23 0.29 0.32
n 1.89 1.89 1.89 1.89
なお、上記において
SFnは(r1n+r2n)/(r1n−r2n)のことであり、
SFpは(r1p+r2p)/(r1p−r2p)のことである。
スコープ20は、内部にライトガイドファイバ束1を備えている。また、スコープ20は、光源部10及びプロセッサ30に接続されている。
挿入部21の先端部には、ライトガイドファイバ束1の出射端側に配置された本発明の照明光学系2と、照明光学系とは異なる光路上に配置された対物光学系23と、撮像素子24を有している。
撮像素子24は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いて構成されており、結像された画像を撮像することで、電気信号化して出力する。
プロセッサ30は、撮像素子24で撮像した画像信号を信号処理する。モニタ40は、CRTモニタや液晶モニタなどを用いて構成されており、プロセッサ30で信号処理された画像情報を表示する。
2 照明光学系
10 光源部
20 スコープ
21 挿入部
23 対物光学系
24 撮像素子
30 プロセッサ
40 モニタ
M 被写体
Claims (16)
- 光源側から順に、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記正レンズと前記負レンズの焦点距離は、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.1≦|fp/fn|≦1.6 ・・・(2)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、fpは前記正レンズの焦点距離である。 - 光源側から順に、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記反射部材はプリズムであり、前記負レンズと該プリズムは、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.2≦|fn/Dp|≦2.5 ・・・(3)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。 - 光源側から順に、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は負のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(4)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.05≦|fp/Rp|≦0.6 ・・・(4)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rpは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。 - 光源側から順に、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は正のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.02≦|fp/Rn|≦0.4 ・・・(5)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rnは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。 - 光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記正レンズと前記負レンズの焦点距離は、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.1≦|fp/fn|≦1.6 ・・・(2)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、fpは前記正レンズの焦点距離である。 - 光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、反射部材、負レンズの順に配置され、前記反射部材はプリズムであり、前記負レンズと該プリズムは、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.2≦|fn/Dp|≦2.5 ・・・(3)
ただし、fnは前記負レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。 - 光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は負のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(4)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.05≦|fp/Rp|≦0.6 ・・・(4)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rpは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。 - 光源側から順に、ロッドレンズ、正レンズ、パワーを持った反射部材の順に配置され、前記反射部材の反射面は正のパワーを持ち、該反射面は、以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする照明光学系。
0.02≦|fp/Rn|≦0.4 ・・・(5)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Rnは該反射面内における最大パワーでの曲率半径である。 - 前記負レンズは、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする請求項1、2、5、6のいずれかに記載の照明光学系。
−2.5≦(r1n+r2n)/(r1n−r2n)≦−0.2 ・・・(1)
ただし、r1nは前記負レンズの光源側曲率半径、r2nは前記負レンズの物体側曲率半径である。 - 前記光源から発光した光は照明光学系の射出面までに集光することなく、さらに前記光源から前記反射部材の反射面の間に配置された光学系の横倍率が以下の条件式(6)を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明光学系。
−4≦β≦−0.5 ・・・(6)
ただし、βは前記光源から前記反射部材の該反射面の間に配置された光学系の横倍率である。 - 前記光源から発光した光は照明光学系の射出面までに一旦集光し、さらに前記光源から前記反射部材の反射面の間に配置された光学系の横倍率が以下の条件式(7)を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明光学系。
−1.0≦β≦−0.2 ・・・(7)
ただし、βは前記光源から前記反射部材の該反射面の間に配置された光学系の横倍率である。 - 前記正レンズは、以下の条件式(8)を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明光学系。
0.25≦(r1p+r2p)/(r1p−r2p)≦2.5 ・・・(8)
ただし、r1pは前記正レンズの光源側曲率半径、r2pは前記正レンズの物体側曲率半径である。 - 前記反射部材はプリズムであり、前記正レンズと該プリズムは、以下の条件式(9)を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明光学系。
0.3≦fp/Dp≦1.7 ・・・(9)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Dpは該プリズムの光軸に沿って測った長さである。 - 前記ロッドレンズと前記正レンズは、以下の条件式(10)を満たすことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の照明光学系。
0.05≦fp/Dr≦0.7 ・・・(10)
ただし、fpは前記正レンズの焦点距離、Drは前記ロッドレンズの光軸に沿って測った長さである。 - 前記反射部材はプリズムであり、以下の条件式(11)を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の照明光学系。
1.6≦n≦2.2 ・・・(11)
ただし、nは該プリズムのd線の屈折率である。 - 請求項1〜15のいずれかに記載の照明光学系において、前記正レンズ又は前記負レンズ又は前記反射部材の反射面の少なくともいずれか1面が回転非対称面であることを特徴とする照明光学系。
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