JP5188662B2 - 液晶性媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は液晶性媒体に関し、しかも極めて短い切り替え時間と良好な急峻性と角度依存性を有するねじれネマチック(TN)およびスーパーねじれネマチック(STN)液晶ディスプレイに関し、更にその中に使用する新規なネマチック液晶混合物に関する。
【0002】
TNディスプレイは例えば、M. SchadtとW. HelfrichのAppl. Phys. Lett.18,127 (1971)から公知である。STNディスプレイは例えば、EP 0 131216 B1;DE 34 23 993A1; EP 0 098 070 A2; M. SchadtとF. Leenhouts, 17th FreiburgConference on Liquid Crystals (8-10/04/87); K. Kawasaki 等, SID 87Digest 391 (20. 6); M. SchadtとF. Leenhouts, SID 87 Digest 372 (20. 1);K. Katoh等 Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 26, No. 11, L 1784-L 1786(1987); F. Leenhouts等 APPl. Phys. Lett. 50 (21), 1468(1987);H. A.van SprangとH. G. Koopman, J. Appl. Phys. 62(5) 1734 (1987); T. J. Scheffer と J. Nehring, Appl. Phys. Lett.45(10), 1021(1984), M. Schadt とF. Leenhouts, Appl. Phys. Lett. 50(5), 236(1987), E. P. Raynes, Mol.Cryst. Liq. Cryst. Letters Vol. 4(1), pp 1-8(1986)である。ここで言う用語STNは160°と360°の間に達するねじれ角度を有するいかなる比較的強くねじれたディスプレイ素子も含み、例えば、Waters 等によるディスプレイ素子(C. M. Waters 等, Proc. Soc. Inf. Disp. ( New York )(1985)( 3rd Intern.
Display Conference, Kobe, Japan), the STN LCDs (DE-A-35 03 259), SBELCDs (T. J. Scheffer とJ. Nehring, Appl. Phys. Lett. 45 (1984) 1021、
OMI LCDs (M. Schadt と F. Leenhouts, Appl. Phys. Lett. 50(1987), 236,
DST LCDs (EP-A 0 246 842) または BW STN LCDs (K. Kwasaki 等, SID 87 Digest 391 (20. 6))である。
【0003】
特にSTNディスプレイは標準的なTNディスプレイと比較して電気光学的特性曲線とそれに伴う好ましいコントラスト値のかなり好ましい傾斜とそのコントラストのかなり低下した角度依存性に優れている。
【0004】
特に低温において極めて短い切り替え時間を有するTNとSTNに特に関心がある。短い切り替え時間に到達するためには、現在までは通常は比較高い蒸気圧を有するモノトロピック性添加物を使用することによって液晶混合物の回転粘度を最適化して実現していた。到達した切り替え時間はしかしながら全ての使用には適切ではなかった。
【0005】
本発明によるディスプレイ内の急峻な電気光学的特性曲線に達するためには、液晶混合物は比較的大きな値K33/K11と比較的小さい値Δε/ε を持つべきであり、ただしΔεは誘電異方性、εは分子の長さ方向軸に直角な誘電率である。最適化したコントラストと最適化した切り替え時間を越えて、その様な混合物は更に重要な要求に従わねばならない。
1.広いd/p窓
2.高い長期間の化学的安定性
3.高い電気抵抗
4.しきい値の低い周波数依存性と低い温度依存性
【0006】
到達したパラメーターの組み合わせは特に高いマルチプレクスSTNディスプレイ(約1/400の範囲内のマルチプレックス比)にはなお全く不適切であって、しかし低いまたは中程度のマルチプレックスSTNディスプレイ(それぞれ約1/64からおよび1/16からの範囲内のマルチプレックス比)にも、さらにTNディスプレイにも全く不適切である。このための一つの理由は種々の要求に対する材料パラメーターの効果が反対方向に引っ張っぱているからである。
【0007】
従って、特に低い及び中程度のマルチプレックスSTNディスプレイのために、上記の特記した要求に合致した広い操作温度範囲、急峻な特性曲線、コントラストの良好な角度依存性、低いしきい値電圧と結びついた極めて短い切り替え時間を有するTN、STNディスプレイのための大きな需要がなお存在している。
【0008】
液晶性媒体を、特に上記の特記した欠点を持たないまたはこれらを低い程度にのみ持ち、同時に特に低温において短い切り替え時間と極めて良好な急峻さを持つTNおよびSTNディスプレイ用に提供することが本発明の目的である。
【0009】
式Aの1種以上の化合物と少なくとも1種の式Bの化合物を含む液晶混合物を使用するならば、この目的を達成することが出来ることを我々は今回発見した。
【化15】
Figure 0005188662
ただしR 、R 、Rbb は未置換の、CNまたはCF で単一に置換された、または少なくともハロゲンで単一に置換されている1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基の追加の選択を有し、それぞれの場合に互いに独立であり、O原子が直接結合していない様な方法で−O−、−S−、
【化16】
Figure 0005188662
、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、
で置換されており、
は水素またはフッ素原子であり、
QはCF,OCF,CFH、OCFHまたは単結合であり、
Yはフッ素または塩素であり、
Q−Yは代わってNCS,SCNまたはSF でもある。
【0010】
式AとBの化合物の本発明によるTNおよびSTNディスプレイのための混合物の中での使用は以下の結果になる。
・ 急峻な傾斜の電気光学特性曲線、
・ しきい値電圧の低い温度依存性、
・ 特に低温において極めて早い切り替え時間
式Aおよび式Bの化合物は特にTNおよびSTN混合物の切り替え時間を明らかに短くしており、他方同時に急峻さの増加としきい値電圧の低い温度依存性を生じている
本発明による混合物は更に以下の長所によって優れている:
−低い粘度を有し、
−低いしきい値電圧と操作電圧を有し、
−低温でのディスプレイ中に長い保存時間を生ずる。
【0011】
本発明は
−一つの角を有してセルを形成する2枚の基盤、
−セルの中に含まれている、正の誘電異方性を有するネマチック液晶混合物、
−基盤の内側で配向膜を有する電極層、
−0〜30°の基盤の表面での分子の長軸と基盤との間のプレチルト角、
−配向膜から配向膜にかけての22.5°と600°間の角度に達するセル中の液晶混合物のねじれ角、
a)+1.5よりも大きな誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Aの15−75重量%、
b)−1.5と+1.5の間の誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Bの25−85重量%、
c)−1.5より小さい誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Dの0−20重量%、
d)選択的には層厚さ(基盤の間隔)とキラルネマチック液晶混合物のナチュラルピッチ間の比が約0.2から1.3までである値のような光学活性成分C、−を含むネマチック液晶混合物
を含む液晶ディスプレイに関し、その特徴とするところは成分Aは式Aの少なくとも1種の化合物を含み、更に成分Bは式Bの少なくとも1種の化合物を含み、
【化17】
Figure 0005188662
ただし、R、R、Rbb、L、Q−Y は定義した意味を有する。
【0012】
本発明は、本発明による液晶混合物を含む、特に中程度のおよび低いマルチプレックスSTNディスプレイ中の、TNおよびSTNディスプレイにも関する。
特に、式Aは補助式A−1からA−8の化合物を含み、
【化18】
Figure 0005188662
【化19】
Figure 0005188662
ただしRとLは請求項1の中で定義した意味を有する。
【0013】
式A−1および/またはA−2の少なくとも1種の化合物を含む本発明による混合物が特に好ましく、それぞれの場合にL =Fである式A−1の少なくとも1種の化合物を含む本発明の化合物が特に好ましい。
式AとA−1からA−8ではRは特に好ましくは直鎖アルキルまたはアルコキシであり、2〜7個の炭素原子を有する1E−アルケニルまたは3Eアルケニルである。
【0014】
特に式Bは補助式B−1ないしB−5の補助式の化合物を含む。
【化20】
Figure 0005188662
ただしAlkylまたはAlkyl はそれぞれ互いに独立であり、1〜15個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれしたアルキル基であり、
AlkenylまたはAlkenylはそれぞれ互いに独立であり、2〜15個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれしたアルケニル基である。
好ましくは、「AlkylまたはAlkyl 」基および「AlkenylまたはAlkenyl 」基は直鎖であり、7個までの炭素原子を有する。
【0015】
式AとBの化合物の本発明による液晶混合物中での使用は回転粘度に特に低い値を生じ、特に低温において高い急峻さと急速な切り替え時間を有するTNおよびSTNを生ずる。
本発明による成分Aと液晶混合物は式Aの化合物に加えて式IIaないしIIkの化合物から成るグループから選択した1種以上の3,4,5−トリフルオロフェニル化合物を含んでいる。
【化21】
Figure 0005188662
【化22】
Figure 0005188662
【0016】
式AとBの化合物に加えて、本発明による媒体は式IIaないしIIsの極性末端基を有する1種以上の化合物を含むことが出来る。
【化23】
Figure 0005188662
【0017】
【化24】
Figure 0005188662
【0018】
【化25】
Figure 0005188662
ただしここではRはRに定義した意味の一を有し、LとL はそれぞれ互いに独立して、水素またはフッ素である。これらの化合物中でのRは7個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニルまたはアルコキシであることが特に好ましい。
【0019】
本発明による媒体または成分Aは式IIa、IIb、IIc,IId,IIe、IIf、IIg、IIj、IIb、IIc,IId、IIfおよび/またはIIi、特に式IIa,IIb,IId,IIi,IIa,IIiを含むことが出来る。
【0020】
本発明による混合物は好ましくは式IIIaないしIIIjの1種以上のシアン化合物を含んでいる。
【化26】
Figure 0005188662
【0021】
【化27】
Figure 0005188662
【0022】
【化28】
Figure 0005188662
ただしここではRはRに定義した意味の一を有し、L、LおよびL はそれぞれ互いに独立して、水素またはフッ素原子である。これらの化合物中でのRは7個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニルまたはアルコキシであることが特に好ましい。
【0023】
式IIIb、IIIcおよびIIIfの1種以上の化合物、特にLおよび/またはLがフッ素原子である化合物を含む混合物が特に好ましい。
式IIIfおよび/またはIIIg、ただしLが水素原子、Lが水素原子またはフッ素原子、特にフッ素原子である1種以上の化合物を含む混合物も特に好ましい。
【0024】
式A,Bおよび式IIa−IIk、IIa−IIsおよびIIIaないしIIIjおよびその補助式または本発明による混合物中およびTNおよびSTNディスプレイ中で使用する事が出来る他の化合物も公知であるか、または公知化合物のための方法に類似した方法で製造することが出来る。
【0025】
式Aの化合物は低い粘度、特に低い回転粘度を有し、弾性常数の比K33/K11 の低い値を示し、従って本発明によるディスプレイでは短い切り替え時間を生じ、他方特に高い濃度では高い誘電異方性を有する式Bの化合物の存在は低い粘度に成って現れる。
【0026】
好ましい液晶混合物は成分Aの1種以上の化合物を含有し、好ましくは15〜75%、特に20〜65%の割合で含むことが好ましい。これらの化合物は誘電異方性Δε≧+3、特にΔε≧+8、特に好ましくはΔε≧+12を持っている。
【0027】
更に好ましい混合物は
・ 1種以上の、特に2〜4種の式Aの化合物
・ 式A−1とA−3のそれぞれの1、2、3種の化合物、
・ 1種以上の、特に1または2種の式Bの化合物、
・ 1種以上の、特に2〜5種の式IIIb、IIIcおよび/またはIIIfの化合物
を含む。
好ましい液晶混合物は成分Bの1種以上の化合物を含み、好ましくは25から85%までを含む。グループBの化合物はその回転粘度γの低い値に特に優れている。
【0028】
成分Bは好ましくは式IVの1種以上の化合物を含み
【化29】
Figure 0005188662
ただしmは0か1であり、
は2〜7個の炭素原子を有するアルケニル基であり、
はRに定義した意味の一を有し、またはm=1ならば、代わってフッ素、塩素原子、CF、OCF であり、
およびL はそれぞれ互いに独立して水素またはフッ素原子である。
【0029】
式IVの特に好ましい化合物はR4が2〜7個の炭素原子を有するアルケニルであり、特に以下の式の化合物が好ましい。
【化30】
Figure 0005188662
ただしここでR3aとR4a はそれぞれ互いに独立しており、水素,CH、C、またはn−Cであり、Alkylは1〜7個の炭素原子を有するアルキル基である。
【0030】
液晶混合物が式IV−1および/またはIV−3の少なくとも1種の化合物を含み、その中でR3aとR4a それぞれが同一の意味を有し、液晶混合物が式IV−5の少なくとも1種の化合物を含む本発明によるTNおよびSTNディスプレイが特に好ましい。
更に好ましい態様では、本発明による混合物は式IV−6の1種以上の化合物を含む。
【0031】
成分Bは好ましくは更にV−1ないしV−9の2環化合物から成るグループから選択された化合物を含み、
【化31】
Figure 0005188662
および/またはV−10ないしV−27の3環化合物から成るグループから選択された化合物をふくむ。
【0032】
【化32】
Figure 0005188662
【0033】
【化33】
Figure 0005188662
および/またはV−28ないしV−34の4環化合物から成るグループから選択された化合物をふくむ。
【0034】
【化34】
Figure 0005188662
ただしここのRとRは式Aの中のRに定義した意味を有し、Lは水素またはフッ素原子である。
【0035】
式V−25ないしV−31の化合物が特に好ましく、ただしRはアルキルであり、Rはアルキルまたはアルコキシであり、それぞれ1〜7個の炭素原子を持つアルコキシ基である。式V−25、V−28、V−34の化合物が好ましく、ただしLはフッ素原子である。
式V−1ないしV−34の化合物中のR、Rは特に好ましくは1〜12個の炭素原子を有する直鎖のアルキルまたはアルコキシである。
【0036】
式B−3aおよび/またはB−5aの1種以上の化合物を含む、本発明による混合物が特に好ましい。
【化35】
Figure 0005188662
好ましくは、その混合物は式B−5aの化合物を2−25重量%、特に2−15%含有している。
【0037】
液晶性混合物は選択的に光学活性成分Cを含んでおり、その量は層厚さ(基盤の間隔)とキラルネマチック液晶混合物のナチュラルピッチの比が0.2より大きくなる量である。この成分を当業者は多くのキラルドーパントから選択し、その中の一部は市販で入手できて、例えば、Merck KGaA ダルムシュタットから入手できるコレステリルノナノエート、S−811、S−1011、S−2011とCB15(BDH、Poole 連合王国)である。ドーパントの選択はそれ自身決定的ではない。成分Cの化合物の割合は好ましくは0〜10%、特に0〜5%であり、特に好ましくは0〜3%である。
【0038】
本発明による混合物は選択的には<−2の誘電異方性を持つ1種以上の化合物20%までを含んでもよい(成分 D)。
混合物が成分Dの化合物を含むならば、これらは好ましくは構造部分2,3−ジフロロ−1,4−フェニレンを含む1種以上の化合物であり、例えば、DE−A−3807801、3807861、3807863、3807864または3807908による化合物である。国際特許出願PCT/DE 88/00133による上記の構造部分を含むトラン類が特に好ましい。
成分Dのその他の公知の化合物は例えば、DE−A3231707およびDE−A3407013による下記の構造部分を含む2,3−ジシアノヒドロキノンまたはシクロヘキサン誘導体である。
【化36】
Figure 0005188662
好ましくは本発明による液晶ディスプレイは成分Dのいかなる化合物も含有しない。
【0039】
、R、Rbb、R、R、R、R、R、R の意味の中の用語Alkenylは直鎖または枝分かれしたアルケニル基、特に直鎖基を包含する。特に好ましいアルケニル基はC−C−1E−アルケニル、C−C−3E−アルケニル、C−C−4−アルケニル、C−C−5−アルケニル、C−6−アルケニルであり、特にC−C−1E−アルケニル、C−C−3E−アルケニル、C−C−4−アルケニルである。
【0040】
好ましいアルケニル基の例はビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル,3E−ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテニルなどを含む。5個までの炭素原子を有する基が一般に好ましい。
【0041】
更に好ましい態様は本発明による液晶混合物に関し、
− 更に式Vaおよび/またはVbの1種以上、特に好ましくは1、2または3種のヘテロ環化合物を含む混合物であり、
【化37】
Figure 0005188662
ただしRとR は上記に定義した意味を有し、
Yはフッ素または塩素原子であり、
− VaとVbから成るグループからの化合物の割合は好ましくは2〜35%、特に5〜20%であり、
− 更に式T2a、T2bおよび/またはT2cの1種以上、特に好ましくは1、2または3種のトラン化合物を含む混合物である。
【化38】
Figure 0005188662
ただしRとR は上記に定義した意味を有す。
【0042】
T2a、T2bおよび/またはT2cから成るグループからの化合物の割合は好ましくは2〜20%、特に4〜12%である。
好ましくは本発明による混合物は式T2aおよび/またはT2bの2または3種の化合物を含む。
【0043】
特に好ましい態様では、その混合物は
− 式A−1の少なくとも1種の化合物
【化39】
Figure 0005188662
− および式IIbの少なくとも1種の化合物、
【化40】
Figure 0005188662
− 式IIjの少なくとも1種の化合物、
− 式T2cの少なくとも1種のトラン化合物、
− 式Aの少なくとも2種、特に3種の化合物、
− 式Bの少なくとも2種、特に3種の化合物、
− 式T2aの少なくとも1種の化合物と式T2bの少なくとも1種の化合物、
− 以下の式の少なくとも1種の化合物
【化41】
Figure 0005188662
(ただしLは水素かフッ素原子である)
− 式IV−5の化合物を少なくとも2.5%
− 式Aの化合物を5−30重量%、好ましくは10−25重量%、
− 式Bの化合物を5−30重量%、好ましくは5−20重量%、
− 式Aの少なくとも3種の同族化合物、ただしRはその場合には好ましくはC、n−C、n−C11 である。
【0044】
更に特に好ましい態様は液晶混合物に関し、
− その混合物は式AとBの合計3〜6種の化合物を含み、全混合物中でのこれら化合物中の割合は25〜65%、特に30〜55%であり、
− 誘電異方性Δε≧+12を有する20%以上の化合物を含む。
本発明による混合物は特に高い層厚さを有するTNおよびSTN内で使用されるときには、極めて低い全切り替え時間(tges=ton+toff)で優れている。
本発明によるSTNおよびTNセル内で使用される液晶混合物はΔε≧1を有して誘電的に正である。Δε≧3、特にΔε≧5を有する液晶混合物が特に好ましい。
【0045】
本発明による液晶混合物はしきい値電圧V10/0/20 と回転粘度γ には有用な値を示す。光路差d・Δnが所定の値を有しているならば、層厚さdの値は光学異方性Δnによって決まる。特に比較的高いd・ Δn 値では比較的高い光学異方性の値を有する本発明による液晶混合物の使用は好ましく、その理由はdの比較的小さい値を選ぶことが出来て、それが切り替え時間のより好ましい値に導くからである。しかしながら、Δnの低い値を有する本発明による液晶混合物を含む本発明によるこれらの液晶ディスプレイさえも切り替え時間の有利な値に特徴を有する。
【0046】
本発明による液晶混合物は電気光学特性曲線の傾斜の有利な値に更に特徴があり、特に20℃以上の温度で高いマルチプレックス比で操作可能である。更に、本発明による液晶混合物は高い安定性を示し、好ましい電気抵抗値としきい値電圧周波数依存性の好ましい値を示す。本発明による液晶ディスプレイは広い操作温度範囲とコントラストの良好な角度依存性を持っている。
【0047】
偏光子、電極基盤、それぞれに隣接する液晶分子の優先配向(ダイレクターDirector)が通常は一方の電極から他方にかけて160°〜720°の量だけ互いにねじれている様に表面処理した電極を含む本発明による液晶ディスプレイ素子の構造はそのような素子のための通常のデザインに相当する。この意味で、用語「通常のデザイン」は幅広く解釈すべきであって、また特にマトリックスディスプレイ素子および追加の磁石を含むディスプレイ素子を含んだ、TNおよびSTNの全ての変更と修正を含む。
【0048】
二つの基板での表面ティルト角は同一であっても異なっていてもよい。同一のティルト角が好ましい。好ましいTNディスプレイは基板表面での分子の長さ方向の軸と基盤との間で0°〜7°、好ましくは0.01°〜5°特に0.1°〜2°のプレティルト角を有している。STNディスプレイでは、プレティルト角は1°〜30°、好ましくは1°〜12°、特に3°〜10°である。
【0049】
セル中のTN混合物のねじれ角度は22.5°と170°の間、好ましくは45°と130°の間、特に80°と115°との間になる。セル中では、STN混合物のねじれ角度は、配向膜から配向膜にかけて100°と600°の間、好ましくは170°と300°の間、特に180°と270°の間になる。
【0050】
本発明に従って有用な液晶混合物の製造はそれ自身公知の方法で行うことが出来る。原則として、少量で使用される成分の希望量を主成分をなしている成分中に、便宜的には高温で、溶解する。または成分の溶液を有機溶媒、例えば、アセトン、クロロフォルム、メタノールの溶液を混合し、例えば、蒸留によって完全混合の後に溶媒を再び除去することも可能である。
【0051】
当誘電体は更に当業者に公知であって、文献にも記載されている添加物を含有することもできる。例えば、多色性染料0−15%を添加することもできる。
【0052】
本出願書および以下の例では液晶化合物の構造を頭成語で示し、その化学式への転換は以下の表AとBによって定義する。全ての基C2n+1およびC2m+1はnまたはm個の炭素原子を有する直鎖のアルキル基である。アルケニル基はトランス配置である。表Bによるコード化は自明である。表Aのみは親化合物の代わりに頭成語で作表した。
個々の場合には、親化合物の頭成語にはダッシュとコードが続き、置換基R1*、R2*、L1*、L2*、L3*には以下の表に示す。
TNおよびSTNディスプレイは好ましくは表AとBから1種以上の化合物から成る液晶混合物を含む。
【0053】
【表1】
Figure 0005188662
【0054】
表A(L 1* 、L 2* 、L 3* =水素またはフッ素原子)
【化42】
Figure 0005188662
【0055】
【化43】
Figure 0005188662
【0056】
表B
【化44】
Figure 0005188662
【0057】
【化45】
Figure 0005188662
【0058】
表C
表Cは本発明による混合物に通常に使用されるドーパントを表出する。
【化46】
Figure 0005188662
【0059】
【化47】
Figure 0005188662
以下の例は発明を説明することを目的としており、発明を限定する物ではない。記号の意味は以下の通り:
Klp 透明点(ネマチック−アイソトロピック相転移温度)
S−N スメクチックーネマチック相転移温度。
Visk 流動粘性(mm/s、特記しない限り、20℃で測定)
Δn 光学異方性(589nm、20℃)
Δε 誘電異方性(1kHZ、20℃)
γ 回転粘度(mPa・s、20℃)
急峻性 特性曲線の急峻性=(V90/V10−1)・100[%]
10 しきい値電圧=10%の相対コントラストでの特性電圧
90 相対コントラスト90%での特性電圧
ave (ton+toff )/2(平均の切り替え時間)
on スイッチオンと最高コントラストの90%に達するまでの間に経過した時間
off スイッチオフと最高コントラストの10%に達するまでの間に経過した時間
Mux マルチプレックス比
store 低温保存安定性の時間(−20℃、−30℃、−40℃)
【0060】
これまでとこれ以降において、すべての温度表示は℃で示す。百分率は重量百分率である。特記しない限り、全ての値は20℃である。特記しない限り、ディスプレイは非マルチプレックスモードで駆動する。特記しない限り、ねじれは90°である。
例1
【表2】
Figure 0005188662
【0061】
例2
【表3】
Figure 0005188662
【0062】
例3
【表4】
Figure 0005188662

Claims (18)

  1. 式Aで表される1種以上の化合物および式Bで表される1種以上の化合物
    Figure 0005188662
    ただし
    は、未置換の、またはCNで単一に置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基は、それぞれの場合に互いに独立して、O原子が共に直接結合しないように−O−、−S−、
    Figure 0005188662
    、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−で置換されてもよく、
    およびRbbは、それぞれ互いに独立して、未置換の、CNまたはCF で単一に置換された、またはハロゲンで少なくとも単一に置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基は、それぞれの場合に互いに独立して、O原子が共に直接結合していないように−O−、−S−、
    Figure 0005188662
    、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−で置換されてもよく、
    は水素またはフッ素原子であり、
    QはCF 、OCF 、CFH、OCFHまたは単結合であり、
    Yはフッ素または塩素であり、
    Q−Yはまた、NCS,SCNまたはSF であってもよい
    を含むことを特徴とする液晶性媒体。
  2. 式A−1またはA−2
    Figure 0005188662
    (ただしRおよびLは請求項1の中で定義した意味を有する。)
    で表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の液晶性媒体。
  3. 式A−1で表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項2に記載の液晶性媒体。
  4. 式B−1〜B−5
    Figure 0005188662
    ただし
    alkylおよびalkylは、それぞれ互いに独立して、1〜15個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれしたアルキル基であり、
    alkenylおよびalkenylは、それぞれ互いに独立して、2〜15個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれしたアルケニル基である
    のいずれかで表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の液晶性媒体。
  5. 式B−3〜B−5のいずれかで表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項4に記載の液晶性媒体。
  6. 式B−3aまたはB−5a
    Figure 0005188662
    ただし、
    3aは、水素、CH、C、またはn−Cであり、
    alkylは、1〜15個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれしたアルキル基である
    で表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液晶性媒体。
  7. 式A−1
    Figure 0005188662
    (ただしRおよびLは請求項1の中で定義した意味を有する。)
    で表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項5または6に記載の液晶性媒体。
  8. がFである式A−1で表される1種以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項7に記載の液晶性媒体。
  9. 式IIa〜IIk
    Figure 0005188662
    Figure 0005188662
    Figure 0005188662
    (ただしR は未置換の、CNまたはCF で単一に置換された、またはハロゲンで少なくとも単一に置換される1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基は、それぞれの場合に互いに独立して、O原子が直接結合しないように−O−、−S−、
    Figure 0005188662
    、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−、
    で置換されてもよい。)
    のいずれかで表される1種以上の化合物をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液晶性媒体。
  10. 式IIIa〜IIIj
    Figure 0005188662
    Figure 0005188662
    (ただしR は未置換の、CNまたはCF で単一に置換された、またはハロゲンで少なくとも単一に置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基は、それぞれの場合に互いに独立して、O原子が共に直接結合しないように−O−、−S−、
    Figure 0005188662
    、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−、
    で置換されてもよく、
    、LおよびL はそれぞれ互いに独立して、水素またはフッ素原子である。)
    で表される1種以上のシアン化合物をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜9いずれか1項に記載の液晶性媒体。
  11. 式IV
    Figure 0005188662
    (ただし式中、mは0または1であり、
    は2〜7の炭素原子を有するアルケニル基であり、
    はRに定義した意味の一を有し、またはm=1の場合にはまた、フッ素、塩素原子、CFまたはOCFであってもよく、
    とL はそれぞれ互いに独立して、水素またはフッ素原子である。)
    で表される1種以上の化合物をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の液晶性媒体。
  12. 式T2a、T2bおよびT2c
    Figure 0005188662
    (ただし式中、R とRは未置換の、CNまたはCF で単一に置換された、またはハロゲンで少なくとも単一に置換された1〜12個の炭素原子を有するアルキルであり、基の中の1以上のCH 基は、それぞれの場合に互いに独立して、O原子が共に直接結合しないように−O−、−S−、
    Figure 0005188662
    、−CH=CH−、−C≡C−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−、
    で置換されてもよい。)
    のいずれかで表される1種以上のトラン化合物をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の液晶性媒体。
  13. 式Aの化合物を5〜30重量%含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の液晶性媒体。
  14. 式Bの化合物を5〜30重量%含むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の液晶性媒体。
  15. 媒体がΔε≧+12の誘電異方性を有する化合物を20重量%以上含むことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の液晶性媒体。
  16. 電気光学的目的のための請求項1〜15のいずれか1項に記載の液晶性媒体の使用。
  17. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の液晶性媒体を含む電気光学的液晶ディスプレイ。
  18. − 一つの角を有してセルを形成する2枚の基盤、
    − セルの中に含まれている、正の誘電異方性を有するネマチック液晶混合物、
    − 基盤の内側に配向膜を有する電極層、
    − 0〜30°の基盤の表面での分子の長軸と基盤との間のプレチルト角、
    − 配向膜から配向膜にかけて22.5°と600°間の角度に達するセル中の液晶混合物のねじれ角、
    − 以下のa)、b)、c)およびd)
    a)+1.5よりも大きな誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Aの15〜75重量%、
    b)−1.5と+1.5の間の誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Bの25〜85重量%、
    c)−1.5より小さい誘電異方性を有する1種以上の化合物から成る、液晶性成分Dの0〜20重量%、
    d)選択的には層厚さ(基盤の間隔)とキラルネマチック液晶混合物のナチュラルピッチ間の比が約0.2から1.3までである値のような光学活性成分C、
    を含むネマチック液晶混合物であって、成分Aは式Aの少なくとも1種の化合物を含み、さらに成分Bは式Bの少なくとも1種の化合物を含む
    Figure 0005188662
    (式中、
    は、未置換の12個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、基の中の1または2以上の隣接しないCH 基は、O原子が直接結合しないように−O−、−CH=CH−、−CO−、−O−CO−または−CO−O−、
    で置換されてもよく、
    およびRbbは、それぞれ互いに独立して、未置換のまたはフッ素で置換された12個までの炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、基の中の1または2以上の隣接しないCH 基は、O原子が直接結合していなように−O−、−CH=CH−、−CO−、−O−CO−または−CO−O−で置換されてもよく、
    は水素またはフッ素原子であり、
    QはCF,OCF,CFH、OCFHまたは単結合であり、
    Yはフッ素または塩素原子であり、
    Q−Yはまた、NCS,SCNまたはSF であってもよい)
    ことを特徴とする前記ネマチック液晶混合物、
    を含むTNまたはSTN液晶ディスプレイ。
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