JP5187016B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ及び複合機に備えられる電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、感光体ドラム、中間転写ベルト等のトナー像担持体の表面に、種々の添加物を含むトナーによって形成されるトナー像を担持させ、そのトナー像を紙、OHPシート等の記録媒体に転写するものがある。中間転写ベルトを採用する場合、感光体に形成されたトナー画像は一旦中間転写ベルトに転写され、その後に、中間転写ベルトに転写されたトナー画像が、さらに紙に転写される。感光体ドラム及び中間転写ベルトのいずれの場合であっても、これらのトナー像担持体の表面に担持されたトナー像は、全て記録媒体に転写されるのが理想的である。しかし、実際には、トナー像担持体上に担持されているトナーの一部は、転写されることなくトナー像担持体の表面に残留する。このようなトナー像担持体の表面に残留したトナー(以下、「残留トナー」という。)がトナー像担持体の表面に蓄積されると、白スジ、濃度ムラ等の印刷不良の原因となる。
従来、残留トナーを除去するための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、トナー像担持体としての感光体ドラムの表面の残留トナーを除去するためのトナー除去ローラとクリーニング・ブレードとを備える。クリーニング・ブレードは、感光体ドラムの回転方向にトナー除去ローラよりも下流側に設けられ、感光体ドラムに先端縁で接触して残留トナーを掻き落とす。これにより、トナー除去ローラによって感光体ドラムの表面の残留トナーが除去された後、さらに、クリーニング・ブレードによって感光体ドラムの表面の残留トナーを掻き落とす。
特開2003−215999号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、クリーニング・ブレードの先端縁に掻き取られた残留トナーがその先端縁にやがて蓄積するとフィルミングが発生する。フィルミングは、トナー像担持体の表面上に残留トナーが薄く付着した状態をいい、クリーニング・ブレードの先端縁とトナー担持体とが互いに擦れることによって生じる摩擦熱でトナーが溶融し、溶融したトナーがクリーニング・ブレードの先端縁によってトナー担持体の表面に擦り付けられることによって生じる。フィルミングは、上述のような印刷不良の原因となる。
フィルミングは、トナーに混入された研磨剤によって抑制できるが、トナー像担持体の長寿命化及び地球環境への配慮のため、研磨剤の使用は控えることが望ましい。そこで、本発明は、フィルミング等のない綺麗な状態でトナー像担持体の表面を長期間にわたって維持することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
循環移動できるように環状をなす外表面を有し、記録媒体に転写するためのトナー像を上記外表面上に担持するトナー像担持体と、
上記記録媒体に転写した後に上記トナー像担持体の外表面に残留するトナーである残留トナーを清掃するために、上記トナー像担持体の外表面に接触して設けられる第1清掃部材と、
上記残留トナーを清掃するために、上記トナー像担持体の移動方向に上記第1清掃部材よりも下流側に上記トナー像担持体の外表面に接触して設けられる多孔質材料からなる第2清掃部材とを備え
上記第2清掃部材は、柱状に形成され、上記トナー像担持体の外表面に接触した状態を保ちながら長軸を中心に、上記トナー像担持体の移動方向の反対方向に回転可能であり、
上記第2清掃部材の回転を制御するための条件を示す制御情報を記憶するとともに、上記制御情報により示される条件に従って上記トナー像担持体の移動と上記第2清掃部材の回転を制御する制御部を備え、
上記制御情報は、予め設定された上記記録媒体の枚数を示す第1情報と、上記第2清掃部材の1回当たりの回転角度を示す第2情報とを含み、
上記制御部は、記録した上記記録媒体の枚数が上記第1情報に示される枚数に到達したか否かを判断し、上記第1情報に示される枚数に到達したと判断した場合に、上記第2清掃部材を上記第2情報に示される角度だけ回転させる。
多孔質材料は、小さい多数の気泡を含んでおり、各気泡を隔てる隔壁部分を含む。多孔質材料と接触するトナー像担持体の表面は、実質的に広い隔壁部分と接触しており、その接触している広い隔壁部分によって残留トナーは擦り落とされる。従って、本発明によると、多数のブレードによって残留トナーが擦り落とされることと同様の効果を奏することが可能になり、小さい部材で効率的に残留トナーを除去することが可能になる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置10の構成の概要を示す図である。画像形成装置10は、画像を示すための電子データ(以下、「画像データ」という。)を取得し、その画像データに対応する画像を紙、OHPシート等の記録媒体に記録する装置である。図1に示す画像形成装置10は、原稿を読み取ることによって画像データを取得する画像読取部40を備える複写機の例である。なお、画像形成装置は、ファクシミリ、プリンタ、複合機等であってもよい。
画像形成装置10は、概ね、画像形成装置10の各部を制御する制御部30と、画像データを読み取る画像読取部40と、紙110を順次移動させるプリント部50と、外表面が環状をなして循環移動し、紙110に転写するためのトナー像をその外表面上に担持するトナー像担持体としての転写ベルト60と、プリント部50において紙110に転写した後に転写ベルト60の外表面に残留するトナーである残留トナーを清掃するクリーナ部70と、画像データに含まれるイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4つの色成分のトナー像をそれぞれが作成する作像部90a,90b,90c,90dとを備える。
本実施の形態の画像形成装置10は、色成分ごとに設けられた作像部90a〜90dにより転写ベルト上に画像を形成する、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置である。なお、本発明は、1つの回転する転写ドラムの周りに4つの作像部を配置した、いわゆる4サイクル方式のカラー画像形成装置、静電潜像担持体上のトナー像を記録媒体に直接転写させる、いわゆる直接転写方式のカラー画像形成装置にも適用できる。また、本発明は、カラー画像を形成する他に、1つの作像部のみを備えるモノクロ画像形成装置にも適用できる。
転写ベルト60は、環状をなすベルトであり、例えばポリイミドのような転写性能に優れた素材を用いて作られている。また、その厚さは、一般に50μm以上150μm以下程度である。転写ベルト60は、クリーナ部70側とプリント部50側との両端部のそれぞれに備えられる2つのメインローラ62,64と、各作像部90a〜90dに対応付けられた4つの補助ローラ66とを囲むように巻き回され、所定の張力を保って支持されている。メインローラの1つであるプリント部50側のメインローラ64は、図示しないモータ等の駆動源に接続されており、図1の矢印で示す方向に(同図で転写ベルト60の上方は左へ、下方が右へ)循環するように転写ベルト60を移動させる。このような転写ベルト60の循環移動に伴って、メインローラ62及び各補助ローラ66も図1の矢印の方向に回転する。
クリーナ部70は、図2に詳細を示すように、ハウジング71を備え、そのハウジング71の内部に、残留トナーを所定の極性に帯電させる帯電ブラシ72と、残留トナーを掻き取る第1清掃部材としてのクリーニングブラシ73と、クリーニングブラシ73に回収されたトナーを回収する回収ローラ74と、回収ローラに回収されたトナーを掻き取るスクレーパ76と、クリーニングブラシ73によってき取られなかった残留トナーをさらに掻き取る第2清掃部材としてのクリーニングローラ77aとを備える。
帯電ブラシ72は、ハウジング71に固定された平板状の基部78と、多数の線状部材であるパイル部79とを有する。パイル部79の基端は、例えば基部78に植設されており、それによって、基端が基部78に固定されている。また、パイル部79の先端は、転写ベルト60の外表面に接触する。
基部78とパイル部79とは、ともに導電性を有する材料、例えば金属、導電性樹脂等を用いて作られている。基部78とパイル部79とは、クリーナ部70の外部に備えられた電源80に電気的に接続されており、これによって、負極性に帯電している。
クリーニングブラシ73は、転写ベルト60の移動方向に帯電ブラシ72よりも下流側に設けられ、長軸を中心に回転可能にハウジング71に固定された円柱状の基部81と、基部81に固定されたブラシ部82とを有する。ブラシ部82の基端は、基部81に例えば植設されている。ブラシ部82の先端は、転写ベルト60の外表面に所定の圧力で当接する。基部81は、図示しないモータ等の駆動源に接続されており、転写ベルト60とは反対であるカウンタ方向に回転する。そのため、ブラシ部82の先端も、カウンタ方向に移動しながら転写ベルト60に当接し、これによって、トナーの除去性能を向上させることが可能になる。
回収ローラ74は、クリーニングブラシ73の回転方向とは反対方向に回転する。これによって、クリーニングブラシ73からの回収性能を向上させることが可能になる。また、回収ローラ74が回転することによって、回収ローラ74の外表面がスクレーパ76との当接部分に対して移動するため、スクレーパ76が回収ローラ74の外表面に付着したトナーを掻き取ることが可能になる。
クリーニングブラシ73と回収ローラ74とは、ともに導電性を有する材料、例えば金属、導電性樹脂等を用いて作られている。クリーニングブラシ73と回収ローラ74とは、クリーナ部70の外部に備えられた電源75に電気的に接続されており、これによって、正極性に帯電している。
クリーニングローラ77aは、円柱状をした部材であり、転写ベルト60の移動方向にクリーニングブラシ73よりも下流側に設けられる。クリーニングローラ77aは、ポリエーテル系ポリウレタンフォーム、ポリエステル系ポリウレタンフォーム等の多孔質材料を用いて作られる。クリーニングローラ77aは、その外表面が転写ベルト60の外表面に接触しており、その接触状態を保ちながら自身の長軸83を中心に、転写ベルト60の移動方向と反対であるカウンタ方向に回転可能である。
一般に多孔質材料は、小さい多数の気泡を含んでおり、各気泡を隔てる隔壁部分を含む。多孔質材料と接触するトナー像担持体の表面は、実質的に広い隔壁部分と接触しており、その接触している広い隔壁部分によって残留トナーは擦り落とされる。従って、比較的小さい部材であっても、効率的に残留トナーを除去することが可能になる。また、転写ベルト60のカウンタ方向に回転させることによって、その除去能力をさらに向上させることが可能になる。
なお、クリーニングローラ77aは、例えば正極性のように、トナーの除去に適する極性に帯電するように電圧がかけられてもよい。
作像部90a,90b,90c,90dは、静電潜像担持体として円筒状の感光体96を有する。感光体96の周囲には、その回転方向(図中時計回り方向)に沿って順に、感光体96のトナーを除去する感光体クリーニング部材94、クリーニングされた感光体96を一様に帯電させる帯電器97、感光体に担持させる潛像に応じて光を照射することによって感光体96を部分的に除電する露光装置98、及び、静電気力を利用して静電潛像を有する感光体96にトナーを担持させる現像装置100が配置されている。感光体96が担持するトナー像は、感光体96に対応付けて配置された補助ローラ66との間に挟まれながら移動する転写ベルト60に順次、転写される。このとき、補助ローラ66に電圧を掛けることによって、感光体96のトナーを確実且つ効率的に転写ベルト60に転写することができる。
画像読取部40は、原稿に含まれる画像を読み取ることによって、画像データを取得する。画像読取部40は、詳細は図示しないが、例えば、原稿が載置されるコンタクトガラスと、コンタクトガラスに載置された原稿に光を照射する照射部と、照射部によって照射された光の反射光を受光可能な受光部とを備える。受光部は、例えば、複数のセンサを有するラインセンサを備える。センサの一例としては、CCDを挙げることができる。受光部の各センサは、受光する反射光に含まれる各色成分の有無及びその強度を電気信号に変換し、さらにそれら電気信号を画像データに変換する。
プリント部50は、給紙トレイ112に蓄積された紙110を給紙トレイ112の出口から排紙部114にまで順次移動させる部分であり、紙110が通過する搬送路116と、搬送路116を形成する複数の搬送ローラ118と、プリント部50側のメインローラ64との間で搬送路116の一部であるニップ部122を形成する転写ローラ120とを有する。転写ローラ120とメインローラ64とが、ニップ部122を通過する紙110と転写ベルト60とを挟圧することによって、転写ベルト60がその外表面に担持するトナー像が、紙110に転写される。転写ローラ120としては、例えばイオン導電性ローラが用いられるが、電子導電性ローラを用いてもよい。
制御部30は、これまで説明した複写機20に含まれる各部位の動きを制御する。特に本実施の形態に係る制御部30は、クリーニングローラ77aが常に回転するように、クリーニングローラ77aの回転を制御する。好ましくは、制御部30は、クリーニングローラ77aの回転とともに転写ベルト60の移動をも制御し、少なくとも転写ベルト60が移動している間、クリーニングローラ77aが回転するように制御する。
なお、実施の形態1のクリーニングローラ77aは円柱状であるとしたが、クリーニングローラ77aは柱状であれば、その回転の中心となる長軸方向からみたその断面は円形に限られない。例えば、図3に示すようにクリーニングローラ77bは、その回転の中心となる長軸83方向からみた断面において、表面に凹凸を有する又は複数の突起が設けられた柱状の形状であってもよい。
このように、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置10は、スクレーパ76に加えて残留トナーを掻き取るクリーニングローラ77a(77b)を備える。クリーニングローラ77a(77b)は、多数の気泡を形成する隔壁部分を有する多孔質材料を用いて作られている。そのため、転写ベルト60の外表面は、実質的に広い隔壁部分と接触しており、その接触している広い隔壁部分によって残留トナーは擦り落とされる。小さい部材で効率的に残留トナーを除去することが可能になる。
また、クリーニングローラ77a(77b)は、転写ベルト60の移動方向とは反対の方向に回転可能である。この回転によって、さらに効率的に残留トナーを除去することができる。さらに、クリーニングローラ77a(77b)は、少なくとも転写ベルト60が移動している間、回転する。クリーニングローラ77a(77b)の回転を停止させる停止時間を設けることによって消費電力を低減できる。また、転写ベルト60が停止しているときにクリーニングローラ77a(77b)の回転を停止することによって、転写ベルト60の一部分のみがクリーニングローラ77a(77b)によって擦り続けられることがなくなり、転写ベルト60の長寿命化が可能になる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る画像形成装置の構成は、概ね実施の形態1に係る画像形成装置10と同様である。本発明の実施の形態2と本発明の実施の形態1との違いは、クリーニングローラの形状及びその回転の制御方法にある。説明を簡潔にするため、本実施の形態では、上述の実施の形態1と同様である構成に関する説明は省略する。
図4は、本発明の実施の形態2に係るクリーニングローラ77cを示す図である。クリーニングローラ77cは、実施の形態1と同様に、柱状の部材であって、例えばウレタンフォーム等の多孔質材料を用いて作られている。本実施の形態のクリーニングローラ77cにおいて、その回転の中心である長軸83の方向から見た断面の形状は、多角形であり、同図には正八角形である例を示す。クリーニングローラ77cは、その断面における多角形の1辺に対応して長軸83の方向に伸びる面である当接面129を有する。当接面129は、転写ベルト60に当接しており、クリーナ部70側のメインローラ62に対向する。
このような、クリーニングローラ77cを回転させる方法について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係るクリーニングローラ77cの回転に関する制御手順を示すフローチャートである。同図に示す制御は、例えば、記録媒体としての紙110の各々にトナー像を転写する際に、制御部30により実行される。
本実施の形態において、制御部30は、予め設定されるクリーニングローラ77cを回転するタイミングを示す情報である設定情報(第1情報)を記憶している設定情報記憶部(第1情報記憶部)と、クリーニングローラ77cの1回当たりの回転角度を示す情報である回転量情報(第2情報)を記憶している回転量記憶部(第2情報記憶部)と、ある時点から付着した残留トナーによってクリーニングローラ77cの当接面129が汚れる程度を示す第3情報として、例えば転写した紙110の枚数を示す情報である転写枚数情報を記憶している転写枚数記憶部(第3情報記憶部)とを自身に備える。なお、これらの記憶部は、制御部30から参照及び更新が可能に、制御部30の外部に備えられてもよい。
制御部30は、搬送路160に紙110を搬送するとともに、転写ベルト60を移動させることによって、ニップ部122において紙110にトナー像を転写する(S1)。制御部30は、転写枚数記憶部が記憶している転写枚数情報が示す転写枚数を1だけインクリメントする(S2)。制御部30は、設定情報記憶部が記憶している設定情報を取得することによって、設定情報が示す設定枚数を参照する(S3)。制御部30は、インクリメント処理(S2)が実行された転写枚数が、参照処理(S3)において参照された設定枚数以上であるか否かを判断する(S4)。
転写枚数が設定枚数以上ではないと判断した場合(S4で「No」)、制御部30は、クリーニングローラ77cの回転に関する制御処理を終了する。
転写枚数が設定枚数以上であると判断した場合(S4で「Yes」)、制御部30は、回転量記憶部が記憶している回転量情報を取得し、回転量情報が示す回転角度だけクリーニングローラ77cを回転させる(S5)。本実施の形態では、クリーニングローラ77cの断面が正八角形であるため、クリーニングローラ77cを45度回転させることによって当接面129は変更される。そのため、クリーニングローラ77cは45度だけ回転する。続けて、制御部30は、転写枚数を0にリセットして転写枚数記憶部に格納して、クリーニングローラ77cの回転に関する制御処理を終了する。
このように、予め設定された記録媒体への記録枚数に応じて、クリーニングローラを回転させる。記録枚数にほぼ比例してクリーニングローラの当接面が汚れるため、転写ベルト60には一定以上の汚れがないクリーニングローラが常に当接することになる。従って、転写ベルト60の残留トナーを確実に除去することが可能になる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る画像形成装置の構成は、概ね実施の形態1に係る画像形成装置10と同様である。実施の形態3に係る画像形成装置と実施の形態1に係る画像形成装置10の構成上の違いは、クリーニングローラの形状にある。また、クリーニングローラの回転の制御方法は、概ね実施の形態2と同様である。説明を簡潔にするため、本実施の形態では、上述の実施の形態1と同様の構成に関する説明は省略する。
図6は、本発明の実施の形態3に係るクリーニングローラ77dの形状を示す図である。クリーニングローラ77dは、実施の形態1と同様に、柱状の部材であって、例えばウレタンフォーム等の多孔質材料を用いて作られている。本実施の形態のクリーニングローラ77dにおいて、その回転の中心である長軸83の方向から見た断面の形状は、概ね円形であり、一定の角度毎に外周から内方に伸びる複数の溝124を有する。本実施の形態の溝124は、120度毎に回転の中心から半径方向に3つ設けられている。クリーニングローラ77dの溝124の1つが、概ねクリーナ部70側のメインローラ62に対向するように、クリーニングローラ77dは配置される。
クリーニングローラ77dの溝124の各々は、長軸83の方向から見た断面形状において、クリーニングローラ77dの回転方向の上流側及び下流側のそれぞれに互いに対向して所定幅だけ離れて設けられる上流側壁部125及び下流側壁部126と、上流側壁部125及び下流側壁部126の中心側端部を接続する底部127を有する。
上流側壁部125の外周側端部は、転写ベルト60に当接している。これによって、転写ベルト60の外表面の残留トナーは、上流側壁部125の外周側端部によって掻き落とされる。上流側壁部125の外周側端部によって掻き落とされた残留トナーは、溝124の中に溜まるため、残留トナーが飛散することなどによる転写ベルト60の汚れを防止することができる。
下流側壁部126の外周側端部は、転写ベルト60から離隔している。これによって、転写ベルト60の外表面の残留トナーは、下流側壁部126の外周側端部に掻き落とされることなく、残留トナーのほぼ全てが上流側壁部125の外周側端部のみによって掻き落とされることになる。従って、残留トナーのほぼ全てが溝124の中に溜まるため、残留トナーが飛散することなどによる転写ベルト60の汚れを防止することができる。
このようなクリーニングローラ77dの回転に関する制御は、実施の形態2と同様に、予め設定された記録媒体への記録枚数に応じて、クリーニングローラを予め決められた回転だけさせる。実施の形態3では、回転量に関して、溝の数に応じて決定されることが好ましい。すなわち、残留トナーが溜まっていない未使用の溝が順次、転写ベルト60に当接するように、回転量は決定される。具体的には、実施の形態3では溝の数が3であるため、1回の回転につき120度だけ回転するように決められる。
(実施例1)
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置10を利用して本発明の効果を検証した。検証に使用した画像形成装置10は、回転方向から見た断面形状が円形のクリーニングローラ77aを備える。クリーニングローラ77aは、異なる種類のポリエーテル系ウレタンフォームを用いて作られたものを使用する。また、各種のクリーニングローラ77aについて、異なる接触圧で転写ベルト60に当接させる。未使用のクリーニングローラ77aを使用してプリントした紙にフィルミングによって白スジが生じるまでの枚数を比較することによって、本発明の効果の検証を行った。
図7は、実施例1において使用したクリーニングローラ77aの材料の一覧を示す。同図に示すように、本実施例では、品種Aから品種Dまでの4種類のポリエーテル系ウレタンフォームの製品を使用した。具体的には、品種A、品種B、品種C及び品種DのCLD硬度及び密度はそれぞれ、5kPa(密度65kg/m)、14kPa(密度110kg/m)、12.75kPa(密度50kg/m)及び8kPa(密度52kg/m)のポリエーテル系ウレタンフォームの製品である。また、各品種についてセル数が異なるものを用いた。具体的には、品種Aについて、セル数が22個、33個及び44個のものを使用した。品種Bについて、セル数が15個及び23個のものを使用した。品種Cについて、セル数が16個及び24個のものを使用した。品種Dについて、セル数が16個及び24個のものを使用した。
ここで、セル数の計数方法について図8を参照して説明する。図8は、クリーニングローラ77aの拡大写真である。セル数は、クリーニングローラ77aの周方向の単位長さ当たりに含まれるセルの数であり、写真中の矢印が示す方向の25mmの線分と交わる部分を有するセル数を数えることによって求められる。クリーニングローラ77aの周長さは、8〜16mmとした。
クリーニングローラ77aの食い込み量は0.5mm〜1.5mmとした。食い込み量とは、クリーニングローラ77aが転写ベルト60に当接することによって、回転中心から見た断面における半径方向の内側に食い込む量をいう。例えば、クリーニングローラ77aが転写ベルト60に当接しない状態での上記の断面における半径が5mmである場合、クリーニングローラ77aが転写ベルト60に当接することによって、上記断面における回転中心から当接面までの最短距離が4mmとなったとき、食い込み量は1mmとする。
中温度・中湿度環境(室温23℃,室内湿度65%)にて検証を行った。画像形成装置10の作動速度(転写ベルト60の移動速度)は最高で310mm/sとした。トナーは、チタン酸カルシウムやチタン酸ストロンチウムを添加しない0.2〜1μmのものを使用した。
まず、品種Aについて、セル数が22個、33個及び44個のものを使用し、食い込み量を一定の1mmとした場合に、各色5%印字でA4横通し5P/Jのモードで10万面プリント後、PWM(Pulse Width Modulation)20%のハーフトーンパターン上に白スジが発生しているか否かを目視確認した。ここで、PWM20%とは、パルス波のデューティー比を変化させることで20%濃度の画像を得ることをいう。その結果、セル数が22個のものでは白スジが生じたが、33個及び44個のものでは、白スジは生じなかった。従って、クリーニングローラ77の回転軸方向のセル数が多い程、残留トナーを除去する能力は高くなる。
次に、品種Aのセル数44個のものについて、接触圧を変化させた場合に、各色5%印字でA4横通し5P/Jのモードで10万面プリント後、PWM20%のハーフトーンパターン上に白スジが発生しているか否かを目視確認した。ここで、接触圧は、クリーニングローラ77aに一定の距離だけ食い込むように押し付け部材を押し付けた場合に、単位面積当たりに掛かる荷重である。本実施例では、押し付け部材として、ロードセルの先端に取り付けた直径10mmの部材を用いた。接触圧の測定に用いるクリーニングローラ77aは5mm角とした。押し付け部材が取り付けられたロードセルによって測定される荷重をクリーニングローラ77の一面の面積である25mmで割った値を接触圧とした。その結果、接触圧が0.002(N/mm)の場合は白スジが生じたが、0.0035(N/mm)、0.0040(N/mm)及び0.0045(N/mm)の場合は白スジが生じなかった。従って、クリーニングローラ77の接触圧が高い程、残留トナーを除去する能力は高くなることが分かる。
(実施例2)
本実施例では、各品種の材料を用いたクリーニングローラ77aについて、実施例1と同様に測定される種々のセル数及び接触圧を適用して、各色5%印字でA4横通し5P/Jのモードで10万面プリント後、PWM20%のハーフトーンパターン上に白スジが発生しているか否かを目視確認した。この結果を図9にまとめて示す。図の縦軸はセル数(個)を示し、横軸は接触圧(N/mm)を示す。図9では、品種Aに関する結果を丸で、品種Bに関する結果を三角で、品種Cに関する結果を正方形で、品種Dに関する結果を菱形で示す。各品種について、セル数の多寡は各マークの大きさに対応して示される。すなわち、同じ品種でセル数が多い程大きいマークで示す。また、白スジが発生した場合、各マークの中は塗り潰して示しており、白スジが発生しない場合、各マークの中は白抜きにして示す。
図9において、例えば、図中の左上にある4つの大きい丸印は、品種Aのセル数44個に関する結果を示す。また、それらの丸印は、左から順に接触圧が、0.0021(N/mm)、0.0034(N/mm)、0.004(N/mm)及び0.0045(N/mm)での検証結果を示しており、0.0021(N/mm)のみ白スジが発生し、他の3つはいずれも白スジが発生しないことを示す。
図9から分かるように、接触圧をx、セル数をyとすると、次の(数1)を満たす場合、各色5%印字でA4横通し5P/Jのモードで10万面プリント後、PWM20%のハーフトーンパターン上に白スジが発生しておらず、セル数と接触圧との関係は(数1)を満たすように決定されることが好ましい。
(実施例3)
最後に、従来の画像形成装置と、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置と、本発明の実施の形態3に係る画像形成装置との耐久性能を比較する検証について説明する。従来の画像形成装置は、実施の形態1に係る画像形成装置が備えるクリーニングローラ77に代えて、クリーニング・ブレードを備えており、その他の構成は実施の形態1に係る画像形成装置と同じである。クリーニング・ブレードは、クリーニングローラ77と概ね同じ位置に固定される板状の部材であり、一辺が転写ベルトの幅方向(移動方向に垂直な方向)とほぼ平行に配置され、その一辺が転写ベルトに当接する。このクリーニング・ブレードによって、転写ベルトの残留トナーは掻き取られる。
本実施例では、A4サイズの紙を横通しで45万枚、両面印刷した場合に、白スジが発生するか否かを目視確認することによって、耐久試験を行った。転写ベルトは未使用の状態から開始する。クリーニングローラ77は、ポリエーテル系ポリウレタンフォームを用いて作られ、回転軸の長さ方向のセル数が33個/25mmのものを用いる。接触圧は上記(数1)を満たすように決定した。プリントチャートは、文字チャート各色5%のものを使用する。未使用の転写ベルト60を用いて25万枚プリントし、1万枚ごとにフィルミングによる白スジが発生しているか否かを目視確認した。その結果、従来の画像形成装置の場合、7万枚目でフィルミングによる白スジの発生が確認された。これに対して、本発明の実施の形態1及び実施の形態3に係る画像形成装置の場合、25万枚目までフィルミングによる白スジが発生しなかった。また、転写ベルト上のフィルミングもなかった。従って、本発明によると、従来の画像形成装置に比べて、フィルミングの防止及びそれによる白スジの発生の防止に著しい効果を奏することが確認された。
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機等に利用できる。
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成の概要を示す図。 実施の形態1に係る画像形成装置が備えるクリーナ部の詳細を示す図。 画像形成装置が備えるクリーニングローラの一変形例を示す図。 本発明の実施の形態2に係るクリーニングローラを示す図。 実施の形態2に係るクリーニングローラの回転に関する制御手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態3に係るクリーニングローラの形状を示す図。 実施例1において使用したクリーニングローラの材料の一覧を示す。 クリーニングローラの拡大写真。 各品種の材料を用いたクリーニングローラについて、種々のセル数及び接触圧を適用して確認された白スジの発生の有無を示す図。
符号の説明
10 画像形成装置、30 制御部、40 画像読取部、50 プリント部、60 転写ベルト、62,64 メインローラ、66 補助ローラ、70 クリーナ部、71 ハウジング、72 帯電ブラシ、73 クリーニングブラシ、74 回収ローラ、76 スクレーパ、77a,77b,77c,77d クリーニングローラ、83 長軸、90a,90b,90c,90d 作像部、96 感光体、110 紙、122 ニップ部、124 溝、125 上流側壁部、126 下流側壁部、127 底部、129 当接面。

Claims (4)

  1. 循環移動できるように環状をなす外表面を有し、記録媒体に転写するためのトナー像を上記外表面上に担持するトナー像担持体と、
    上記トナー像担持体から上記記録媒体に転写した後に、上記トナー像担持体の外表面に残留するトナーである残留トナーを清掃するために、上記トナー像担持体の外表面に接触して設けられる第1清掃部材と、
    上記残留トナーを清掃するために、上記第1清掃部材よりも上記トナー像担持体の移動方向の下流側に上記トナー像担持体の外表面に接触して設けられる多孔質材料からなる第2清掃部材とを備え
    上記第2清掃部材は、柱状に形成され、上記トナー像担持体の外表面に接触した状態を保ちながら長軸を中心に、上記トナー像担持体の移動方向の反対方向に回転可能であり、
    上記第2清掃部材の回転を制御するための条件を示す制御情報を記憶するとともに、上記制御情報により示される条件に従って上記トナー像担持体の移動と上記第2清掃部材の回転を制御する制御部を備え、
    上記制御情報は、予め設定された上記記録媒体の枚数を示す第1情報と、上記第2清掃部材の1回当たりの回転角度を示す第2情報とを含み、
    上記制御部は、記録した上記記録媒体の枚数が上記第1情報に示される枚数に到達したか否かを判断し、上記第1情報に示される枚数に到達したと判断した場合に、上記第2清掃部材を上記第2情報に示される角度だけ回転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記第2清掃部材は、長軸の方向から見た断面形状において、外周から内方に伸びる複数の溝を有し、
    上記溝の各々は、長軸の方向から見た断面形状において、上記第2清掃部材の回転方向の上流側及び下流側のそれぞれに互いに対向して設けられる上流側壁部及び下流側壁部とを有し、
    上記上流側壁部の外周側端部は、上記トナー像担持体に当接している請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記下流側壁部の外周側端部は、上記トナー像担持体から離隔している請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 上記第2清掃部材は、ポリウレタンフォームであり、25mm当たりに含まれる気泡が30〜45個である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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