JP2012177721A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像流れの発生を抑え画質の向上を図る。
【解決手段】トナーを感光体ドラムに付着させてトナー像を形成する現像部34、感光体ドラムの表面を研磨してクリーニングするブラシローラを有するクリーニング部35、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像のカバレッジを算出するカバレッジ算出部、感光体ドラムの回転軸方向に感光体ドラム表面を複数に区分して区分毎に形成されたトナー像のカバレッジを部分カバレッジとして算出する部分カバレッジ算出部、カバレッジが第1カバレッジよりも小さい場合、感光体ドラムの非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させ、カバレッジが第1カバレッジ以上の場合、部分カバレッジが第2カバレッジよりも小さい区分に対応する感光体ドラムの非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させる制御部、を備える画像形成装置。
【選択図】図1
【解決手段】トナーを感光体ドラムに付着させてトナー像を形成する現像部34、感光体ドラムの表面を研磨してクリーニングするブラシローラを有するクリーニング部35、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像のカバレッジを算出するカバレッジ算出部、感光体ドラムの回転軸方向に感光体ドラム表面を複数に区分して区分毎に形成されたトナー像のカバレッジを部分カバレッジとして算出する部分カバレッジ算出部、カバレッジが第1カバレッジよりも小さい場合、感光体ドラムの非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させ、カバレッジが第1カバレッジ以上の場合、部分カバレッジが第2カバレッジよりも小さい区分に対応する感光体ドラムの非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させる制御部、を備える画像形成装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、トナー像が形成される像担持体(例えば、感光体ドラム等)の表面上に付着したトナーの除去を行う為のクリーニング装置が設けられている。クリーニング装置としては、例えば、研磨部材(クリーニングブレードやブラシ・ローラ等)に研磨粒子を含むトナーを保持させ、当該研磨部材を像担持体の表面上に摺接させて像担持体の表面上を研磨することにより、像担持体の表面上に付着したトナーを除去するものがある。
例えば、感光体表面に潤滑剤を塗布し、当該潤滑剤をクリーニングブレードにより引き延ばして感光体表面に潤滑剤の薄層を形成するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、感光体表面の可視像の画像面積率が所定の値よりも少ないとき(低カバレッジの場合)、感光体表面の非画像領域にトナー像を形成して潤滑剤塗布ブラシにトナーを供給する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1では、トナーが過剰に供給された場合が考慮されていない。トナーが過剰に供給されると、トナーがブラシに固着し、ブラシに固着したトナーが像担持体の表面上に付着するフィルミングが発生したり、当該フィルミングによる像担持体表面上の放電生成物が残留したりすることにより、画像がぼやけたり擦れたように流れたりする現象(像流れ)が生じるおそれがある。
また、クリーニング装置が像担持体に対する研磨力を維持するためには、トナーに含まれる研磨粒子が研磨部材に一定量付着している必要がある。しかし、供給されるトナー量は、カバレッジや画像パターン等によって変化するため、研磨部材に付着する研磨粒子の量を一定量に安定して維持することが困難である。特に、トナー画像のパターン(形状)が像担持体の軸方向において偏った場合には、像担持体の軸方向においてトナーが過剰となったり枯渇したりする部分が発生し、部分的に像流れが発生するおそれがある。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、像流れの発生を抑え、画質の向上を図ることである。
請求項1に記載の発明は、潜像が形成される像担持体と、トナーが充填されており、当該トナーを前記像担持体に付着させて潜像を現像しトナー像を形成する現像部と、前記像担持体の表面を研磨してクリーニングする研磨部材を有するクリーニング部と、前記像担持体の表面に形成されたトナー像のカバレッジを算出するカバレッジ算出部と、前記像担持体の回転軸方向に前記像担持体の表面を複数に区分し、当該区分毎に形成されたトナー像のカバレッジを部分カバレッジとして算出する部分カバレッジ算出部と、前記カバレッジ算出部により算出されたカバレッジと予め設定された第1カバレッジとを比較し、前記カバレッジが前記第1カバレッジよりも小さい場合、前記像担持体の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させ、前記カバレッジが前記第1カバレッジ以上の場合、前記区分毎に部分カバレッジと予め設定された第2カバレッジとを比較し、前記部分カバレッジが前記第2カバレッジよりも小さい区分に対応する前記像担持体の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させる制御部と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記像担持体周辺の少なくとも湿度情報を含む環境状態情報を検知する環境検知部を備え、前記制御部は、前記環境検知部により検知した環境状態情報に基づいて前記像担持体が予め設定された湿度よりも高い状態にある場合、前記カバレッジと前記第1カバレッジとの比較を行う。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記クリーニング部は、前記研磨部材に当接して当該研磨部材に付着したトナーを除去するトナー除去部材と、前記トナー除去部材を前記研磨部材に当接又は離間させる接離駆動部と、を有し、前記制御部は、前記カバレッジと前記第1カバレッジよりも大きい第3カバレッジとを比較し、前記カバレッジが前記第3カバレッジよりも小さい場合、前記接離駆動部により前記トナー除去部材を前記研磨部材から離間させ、前記カバレッジが前記第3カバレッジ以上の場合、前記接離駆動部により前記トナー除去部材を前記研磨部材に当接させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記トナーは、平均一次粒径0.1〜1.0μmのチタン酸化合物である無機微粒子からなる外添剤を0.05〜0.15重量%含有する。
本発明によれば、トナー像の形状に依らず像流れの発生を抑え、画質の向上を図ることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における画像形成装置の概略断面構成図を示す。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における画像形成装置の概略断面構成図を示す。
図1に示す画像形成装置は、単色のトナーを用いる画像形成装置である。
図1に示すように、画像形成装置1には、画像読取部2、プリント部3等が設けられている。画像読取部2には、原稿自動送り部21と、読取部22とが設けられている。プリント部3には、画像形成ユニット30、転写ユニット40、クリーニングユニット50、定着ユニット60、給紙ユニット70、レジストローラ80等が設けられている。
図1に示すように、画像形成装置1には、画像読取部2、プリント部3等が設けられている。画像読取部2には、原稿自動送り部21と、読取部22とが設けられている。プリント部3には、画像形成ユニット30、転写ユニット40、クリーニングユニット50、定着ユニット60、給紙ユニット70、レジストローラ80等が設けられている。
原稿自動送り部21は、画像形成装置1の本体上部に設けられている。原稿自動送り部21は、搬送ローラを複数備え、原稿台に設置された原稿を読取部22の読取位置に搬送する。
読取部22は、光源、レンズ、コンタクトガラス、イメージセンサ22a等が設けられたスキャナを備えて構成され、原稿に照射した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、光電変換により画像信号(アナログ信号)を生成する。ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
画像信号は、後述する画像処理部によってデジタルの画像データに変換され、必要に応じて各種信号処理が施されると、一旦画像メモリに格納される。その後、画像メモリから画像データが読み出されて画像形成ユニット30に出力される。
画像形成ユニット30は、像担持体である感光体ドラム31の周囲に沿って、帯電部32、露光部33、現像部34、クリーニング部35、温湿度センサ等を備えており、画像データに基づいて画像形成を行う。画像形成ユニット30についての詳細な説明は、図2を用いて後述する。
転写ユニット40は、レジストローラ80によって搬送された用紙上に、感光体ドラム31上に形成されたトナー像を転写させた後、用紙を定着ユニット60へ搬送する。
転写ユニット40は、複数のローラによって張設され回動する転写ベルト41等を備えて構成されている。転写ベルト41は、感光体ドラム31と当接し、感光体ドラム31に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部としての機能を実現する。
転写ユニット40は、複数のローラによって張設され回動する転写ベルト41等を備えて構成されている。転写ベルト41は、感光体ドラム31と当接し、感光体ドラム31に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部としての機能を実現する。
なお、本実施の形態では、転写部として転写ベルトを用いて説明するが、これに限らず、転写位置で感光体ドラム31と当接し、副走査方向(用紙搬送方向)に回動可能な部材(例えば、転写ローラ等)であればよい。
クリーニングユニット50は、転写ベルト41に付着している残留トナーをブレード等によりそぎ落し、除去する。
定着ユニット60は、熱源を有する定着ローラ61と、加圧ローラ62とを備える。定着ローラ61と加圧ローラ62とにより、搬送された用紙に対して加熱及び加圧が行われ、定着処理が施される。定着処理された用紙は画像形成装置1の外部に設けられたトレイ上に排紙される。
給紙ユニット70は、複数の給紙カセットや手差しトレイ、給紙ローラ等を備える。給紙カセット内には、給紙カセット毎にサイズや紙種毎に予め識別された規格サイズの用紙が収容されている。手差しトレイには、ユーザのニーズに合わせて様々な規格外のサイズの用紙がその都度積載可能となっている。
給紙カセット又は手差しトレイに収容された用紙は、最上部から一枚ずつレジストローラ80まで搬送され、レジストローラ80によって転写ユニット40の転写ベルト41と感光体ドラム31との間の転写位置へ搬送される。転写ユニット40と感光体ドラム31とにより用紙上にトナー像が転写されるが、その転写位置への用紙の進入タイミングは、レジストローラ80によって感光体ドラム31の回転によるトナー像の移動と同期するよう計られる。
図2に、本実施の形態における画像形成ユニット30の概略構成図を示す。
感光体ドラム31は、駆動モータ等の駆動機構に接続されており、当該駆動モータにより一定速度で回転駆動される。
感光体ドラム31は、駆動モータ等の駆動機構に接続されており、当該駆動モータにより一定速度で回転駆動される。
帯電部32は、感光体ドラム31に電荷を付加し、感光体ドラム31の表面を予め定められた極性に帯電させる。
露光部33は、画像データに応じた光を感光体ドラム31の表面に照射して静電潜像を形成する。例えば、LEDプリンタヘッド(以下、LPHと称す。)を用いることができる。LPHは、予め設定された解像度に対応した画素ピッチで主走査方向に配列された複数の発光素子(例えば、LED(Light Emitting Diode)素子)からなるLEDアレイと、画像データに応じて発光されたLED素子からの照射光を集光させて露光面上に結像させる複数の結像レンズからなるレンズアレイとからなる。
現像部34は、無機微粒子からなる外添剤を含有するトナーが充填されたトナー補給部34aを有しており、一定速度で移動する感光体ドラム31の表面に、予め定められた極性に帯電したトナーを付着させて静電潜像を現像し、感光体ドラム31上にトナー像を形成する。
現像部34により感光体ドラム31に形成されたトナー像は、感光体ドラム31が一定速度で回転されることにより一定速度で転写位置に移動し、当該転写位置で転写される。
現像部34により感光体ドラム31に形成されたトナー像は、感光体ドラム31が一定速度で回転されることにより一定速度で転写位置に移動し、当該転写位置で転写される。
トナー補給部34aは、多量のトナーを貯留可能なトナーボトルと、トナーボトルと現像部34とを連結する連結部材とを備えている。
トナーボトルは、当該トナーボトルのトナーの流出口が連結部材に着脱自在に装着されている。連結部材は、トナーボトルの流出口と現像部34内部とを繋ぐ円筒体と、当該円筒体内部に設けられたスクリュー部材等を備えている。そして、連結部材は、トナーボトルの流出口から流出したトナーをスクリュー部材の回転に応じて現像部34内に流入させる。スクリュー部材は、トナー補給モータにより駆動される。
トナーボトルは、当該トナーボトルのトナーの流出口が連結部材に着脱自在に装着されている。連結部材は、トナーボトルの流出口と現像部34内部とを繋ぐ円筒体と、当該円筒体内部に設けられたスクリュー部材等を備えている。そして、連結部材は、トナーボトルの流出口から流出したトナーをスクリュー部材の回転に応じて現像部34内に流入させる。スクリュー部材は、トナー補給モータにより駆動される。
トナー補給部34aに充填されているトナーは、無機微粒子からなる外添剤を含有している。外添剤としては、チタン酸化合物が好ましく、本実施の形態では、チタン酸金属塩化化合物であるチタン酸カルシウムを用いる。なお、チタン酸カルシウムに限らず、チタン酸マグネシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、チタン酸アルミニウム、チタン酸ジルコニウム、チタン酸ナトリウム等を用いてもよい。
クリーニング部35は、クリーニングブレード35aやブラシローラ35b等を備え、感光体ドラム31の表面を研磨して、感光体ドラムの表面に付着しているトナー等を除去してクリーニングする。
クリーニングブレード35aは、一端部が感光体ドラム31の表面に摺接しており、当該一端部にて感光体ドラム31に付着したトナーを直接的かつ物理的に剥ぎ取り削り落として除去している。
温湿度センサは、感光体ドラム31の外周付近に設けられている。温湿度センサは、感光体ドラム31周辺温度と周辺湿度とを検知し、当該検知した周辺温度を示す温度情報と周辺湿度を示す湿度情報とを含む環境状態情報を制御部110(図4参照)へ出力する。
従って、温湿度センサは、感光体ドラム31周辺の環境状態情報(温度情報、湿度情報)を検知する環境検知部としての機能を実現する。
従って、温湿度センサは、感光体ドラム31周辺の環境状態情報(温度情報、湿度情報)を検知する環境検知部としての機能を実現する。
図3に、ブラシローラ35b周辺の一部拡大図を示す。
図3に示すように、ブラシローラ35bは、感光体ドラム31の表面に当接するように設けられており、モータ等の駆動機構によって回転駆動される。本実施の形態におけるブラシローラ35bは、感光体ドラム31の回転方向とは逆方向に回転し、感光体ドラム31との当接位置では同一方向となるように回転するように設けられている。
図3に示すように、ブラシローラ35bは、感光体ドラム31の表面に当接するように設けられており、モータ等の駆動機構によって回転駆動される。本実施の形態におけるブラシローラ35bは、感光体ドラム31の回転方向とは逆方向に回転し、感光体ドラム31との当接位置では同一方向となるように回転するように設けられている。
ブラシローラ35bが感光体ドラム31の表面に当接することにより、感光体ドラム31の表面に残留したトナーが掻き取られ除去される。感光体ドラム31の表面から掻き取られブラシローラ35bに付着したトナーは、フリッカ35cとブラシローラ35bとが接触してブラシローラ35bの繊維束が撓まされ弾かれることで、ブラシローラ35bから脱落し分離される。
フリッカ35cは、横断面が2本の線からなるT字型をしており、一方の線の端部がブラシローラ35bと接離可能に設けられ、当該一方の線が中央部に接続された他方の線の端部にはソレノイド35dとバネ35eとがそれぞれ接続されている。
ソレノイド35d及びバネ35eは、一方の線の端部をブラシローラ35bと当接又は離間させるための接離駆動部としての機能を実現する。ソレノイド35dは、後述する制御部110からの指示に従って駆動し、支点35fを基点にフリッカ35cを当接又は離間させる。
ソレノイド35d及びバネ35eは、一方の線の端部をブラシローラ35bと当接又は離間させるための接離駆動部としての機能を実現する。ソレノイド35dは、後述する制御部110からの指示に従って駆動し、支点35fを基点にフリッカ35cを当接又は離間させる。
図4に、本実施の形態における画像形成装置1の機能的構成図を示す。
図4に示すように、画像形成装置1は、画像読取部2と、プリント部3と、操作表示部4と、プリンタコントローラ5と、本体制御部10等を備えて構成される。
図4に示すように、画像形成装置1は、画像読取部2と、プリント部3と、操作表示部4と、プリンタコントローラ5と、本体制御部10等を備えて構成される。
画像読取部2は、図1に示した原稿自動送り部21、読取部22、画像読取制御部等から構成される。画像読取制御部は、原稿自動送り部21、読取部22等を制御して、原稿面の露光走査を実行させ、光の反射光をイメージセンサ22aにより光電変換を行わせて画像を読み取る。読み取られた画像のデータは、画像処理部140に出力される。
プリント部3は、図1に示した画像形成ユニット30、転写ユニット40、クリーニングユニット50、定着ユニット60、給紙ユニット70、レジストローラ80、温湿度センサ36等と、プリント出力に係る各部やプリント制御部300を備えて構成される。プリント制御部300は、制御部110からの指示に従ってプリント部3の各部の動作を制御し、画像処理部140から入力された画像データに基づいて画像形成を行わせる。
操作表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、タッチパネル、各種操作キー群、操作表示制御部から構成される。操作表示制御部は、制御部110から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種画面や各種処理結果等をLCDやELディスプレイに表示させる。また、操作表示制御部は、各種操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号を制御部110に出力する。
プリンタコントローラ5は、画像形成装置1をネットワークプリンタとして使用する場合に、LAN(Local Area Network)等のネットワークNに接続されるPC(Personal Computer)等の外部装置6から画像形成装置1に送信されるジョブの管理及び制御を行う。プリンタコントローラ5は、外部装置6からプリント対象のデータを受信し、当該データをジョブデータとして制御部110へ出力する。
本体制御部10は、制御部110、不揮発メモリ121、RAM(Random Access Memory)122、画像メモリ130、画像処理部140等を備え、各部は制御部110によって制御されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ121に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラム、各種データの中から指定されたプログラムやデータを読み出してRAM122に展開し、RAM122に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、画像形成装置1の各部を集中制御する。例えば、制御部110は、操作表示部4やプリンタコントローラ5を介して接続された外部装置6から入力される指示信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、複写、プリント、画像データの読取等の制御を行う。
また、制御部110は、不揮発メモリ121から本実施の形態に係るカバレッジ算出処理、部分カバレッジ算出処理、外添剤調整処理のプログラムや必要な各種データを読み出し、当該プログラム及び各種データとの協働により、ブラシローラ35bに付着する外添剤の付着量の調整処理を行う。
カバレッジ算出処理では、予め設定された時間あたりの感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像の印字率、即ち、カバレッジが算出される。
また、部分カバレッジ算出処理では、感光体ドラム31の回転軸方向に感光体ドラム31の表面が複数に区分され、区分毎に、予め設定された時間あたりの当該区分に形成されたトナー像の印字率(カバレッジ)が部分カバレッジとして算出される。例えば、感光体ドラム31の表面が回転軸方向に10個に区分される場合には、10個の部分カバレッジが算出されることとなる。
従って、カバレッジ算出処理及び部分カバレッジ算出処理を実行する制御部110は、カバレッジ算出部及び部分カバレッジ算出部としての機能を実現する。
また、部分カバレッジ算出処理では、感光体ドラム31の回転軸方向に感光体ドラム31の表面が複数に区分され、区分毎に、予め設定された時間あたりの当該区分に形成されたトナー像の印字率(カバレッジ)が部分カバレッジとして算出される。例えば、感光体ドラム31の表面が回転軸方向に10個に区分される場合には、10個の部分カバレッジが算出されることとなる。
従って、カバレッジ算出処理及び部分カバレッジ算出処理を実行する制御部110は、カバレッジ算出部及び部分カバレッジ算出部としての機能を実現する。
外添剤調整処理では、温湿度センサから入力された環境状態情報に基づいて感光体ドラム31に像流れが発生しやすい高温高湿状態(HH環境)である場合、カバレッジと予め設定された第1カバレッジとが比較され、カバレッジが第1カバレッジよりも小さい場合、感光体ドラム31の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像が形成される。また、カバレッジが第1カバレッジ以上の場合、区分毎に部分カバレッジと第2カバレッジとが比較され、部分カバレッジが予め設定された第2カバレッジよりも小さい区分に対応する感光体ドラムの非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像が形成される。
なお、感光体ドラム31の非画像領域とは、1枚の用紙に転写するトナー像が形成される画像領域の相互の間の領域であり、一般には「紙間」と称される。
不揮発メモリ121は、画像形成に係る各種処理プログラム及びデータの他、本実施の形態に係るカバレッジ算出処理、部分カバレッジ算出処理、外添剤調整処理のプログラム、当該プログラムを実行するために必要なテーブルやデータ、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
RAM122は、制御部110により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係る各種データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
画像メモリ130は、HDD(Hard Disk Drive)、DRAM(Dynamic RAM)等により構成され、画像データを読み書き可能に記憶する。画像メモリ130は、制御部110からの指示により、画像読取部2又はプリンタコントローラ5から入力された画像データを記憶して保存したり、画像メモリ130に記憶されている画像データを読み出して画像処理部140に出力したりする。
画像処理部140は、画像読取部2、プリンタコントローラ5又は画像メモリ130から入力された画像データにスクリーン処理等の各種画像処理を施して制御部110又は画像メモリ130に出力する。画像処理部140は、例えば、画像読取部2から入力されたアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換したり、デジタルの画像データを圧縮して画像メモリ130に出力したり、圧縮画像データを伸長して出力したりする。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図5に、本実施の形態における外添剤調整処理のフローチャートを示す。
図5に示すフローチャートは、制御部110と各部との協働によって実行される処理である。なお、フリッカ35cは、ブラシローラ35bに当接された状態である。
図5に、本実施の形態における外添剤調整処理のフローチャートを示す。
図5に示すフローチャートは、制御部110と各部との協働によって実行される処理である。なお、フリッカ35cは、ブラシローラ35bに当接された状態である。
制御部110は、温湿度センサから入力された環境状態情報に基づいて、感光体ドラム31がHH環境であるか否かを判別する(ステップS1)。
像流れが発生しやすい状況は高温高湿状態であり、温度と湿度とが高い方向に像流れが発生しやすい傾向にあることが一般的に知られているため、ステップS1の内容が判別される。特に、像流れの発生についてより支配的な条件は、湿度である。そのため、ステップS1では、例えば、環境状態情報に含まれる湿度情報が示す湿度が予め設定された湿度(例えば、80%)よりも高い場合には、HH環境であると判別される。
像流れが発生しやすい状況は高温高湿状態であり、温度と湿度とが高い方向に像流れが発生しやすい傾向にあることが一般的に知られているため、ステップS1の内容が判別される。特に、像流れの発生についてより支配的な条件は、湿度である。そのため、ステップS1では、例えば、環境状態情報に含まれる湿度情報が示す湿度が予め設定された湿度(例えば、80%)よりも高い場合には、HH環境であると判別される。
なお、本実施の形態では、湿度情報に基づいてHH環境であるか否かを判別しているが、これに限らず、温度情報も加味してHH環境であるか否かを判別してもよい。例えば、温度情報が示す温度が予め設定された温度(例えば、30℃)よりも高く、且つ、湿度情報が示す湿度が予め設定された湿度(例えば、80%)よりも高い場合には、HH環境であると判別してもよい。
HH環境ではない場合(ステップS1;NO)、制御部110は、ステップS1の処理に戻る。HH環境である場合(ステップS1;YES)、制御部110は、カバレッジが第1カバレッジ(本実施の形態では5%)よりも小さいか否かを判別する(ステップS2)。
カバレッジが第1カバレッジ(5%)よりも小さい場合(ステップS2;YES)、カバレッジと第1トナー帯幅情報とに基づいて、トナー強制排出用パターンのトナー帯幅を決定する(ステップS3)。なお、トナー帯幅とは、感光体ドラム31の回転方向(副走査方向)におけるトナー強制排出用パターンの長さである。
図6に、第1トナー帯幅情報を示すグラフの一例を示す。
第1トナー帯幅情報は、カバレッジ毎に転写残トナー量に基づいて予め設定されたものである。図6に示すように、第1トナー帯幅情報は、カバレッジ毎にトナー強制排出用パターンのトナー帯幅が設定されている。
第1トナー帯幅情報は、カバレッジ毎に転写残トナー量に基づいて予め設定されたものである。図6に示すように、第1トナー帯幅情報は、カバレッジ毎にトナー強制排出用パターンのトナー帯幅が設定されている。
制御部110は、ステップS3において決定したトナー帯幅のトナー強制排出用パターンのトナー像(トナー帯画像)を感光体ドラム31の非画像形成領域に形成させ(ステップS4)、ステップS1の処理に戻る。
カバレッジが第1カバレッジ(本実施の形態では、5%)以上の場合(ステップS2;NO)、区分毎に部分カバレッジと第2カバレッジ(本実施の形態では、5%)とを比較し、部分カバレッジが第2カバレッジ(5%)よりも小さいか否かを判別する(ステップS5)。
なお、本実施の形態では、第1カバレッジと第2カバレッジとが同じ値(5%)であるが、これに限らない。
なお、本実施の形態では、第1カバレッジと第2カバレッジとが同じ値(5%)であるが、これに限らない。
部分カバレッジが第2カバレッジ(5%)よりも小さい区分がある場合(ステップS5;YES)、カバレッジと第2トナー帯幅情報とに基づいて、トナー強制排出用パターンのトナー帯幅を決定する(ステップS6)。
図7に、第2トナー帯幅情報を示すグラフの一例を示す。
第2トナー帯幅情報は、カバレッジ毎に転写残トナー量に基づいて予め設定されたものである。図7に示すように、第2トナー帯幅情報は、第1トナー帯幅情報と同様に、カバレッジ毎にトナー強制排出用パターンのトナー帯幅が設定されている。
第2トナー帯幅情報は、カバレッジ毎に転写残トナー量に基づいて予め設定されたものである。図7に示すように、第2トナー帯幅情報は、第1トナー帯幅情報と同様に、カバレッジ毎にトナー強制排出用パターンのトナー帯幅が設定されている。
制御部110は、部分カバレッジが第2カバレッジよりも小さい区分に対応する感光体ドラム31の非画像形成領域に、ステップS6において決定したトナー帯幅のトナー強制排出用パターンのトナー像(トナー帯画像)を形成させ(ステップS7)、ステップS1の処理に戻る。
図8に、本実施の形態における外添剤調整処理の変形例のフローチャートを示す。
図8に示すフローチャートは、制御部110と各部との協働によって実行される処理である。
図8に示すフローチャートは、制御部110と各部との協働によって実行される処理である。
制御部110は、ステップS1と同様に、温湿度センサから入力された環境状態情報に基づいて、感光体ドラム31がHH環境であるか否かを判別する(ステップS11)。
なお、ステップS11の処理は、ステップS1と同様であるため、説明は省略する。
なお、ステップS11の処理は、ステップS1と同様であるため、説明は省略する。
HH環境ではない場合(ステップS11;NO)、制御部110は、ステップS11の処理に戻る。HH環境である場合(ステップS11;YES)、制御部110は、カバレッジが第3カバレッジ(本実施の形態では第1カバレッジよりも大きい10%)よりも小さいか否かを判別する(ステップS12)。
カバレッジが第3カバレッジ(10%)よりも小さい場合(ステップS12;YES)、制御部110は、ソレノイド35dを駆動してフリッカ35cをブラシローラ35bから離間させる(ステップS13)。
ステップS13後、制御部110は、ステップS14〜S16の処理を実行する。なお、ステップS14〜S16の処理は、ステップS2〜S4と同様の処理であるため、説明は省略する。ステップS16後、制御部110は、ステップS11の処理に戻る。
カバレッジが第3カバレッジ(10%)以上の場合(ステップS12;NO)、制御部110は、ソレノイド35dを駆動してフリッカ35cをブラシローラ35bに当接させる(ステップS17)。
ステップS14;NO後、又は、ステップS17後、制御部110は、ステップS18〜S20の処理を実行する。なお、ステップS18〜S20の処理は、ステップS5〜S7と同様の処理であるため、説明は省略する。ステップS20後、制御部110は、ステップS11の処理に戻る。
外添剤調整処理を行わない従来技術と、外添剤調整処理を行った本実施の形態と、において像流れの検証(1)、(2)を行った。
検証(1)では、図9(a)に示すような第1チャートC1を、HH環境下において2万枚連続的に画像形成して8時間放置した後、70%のハーフトーン画像を形成し、当該ハーフトーン画像の感光体ドラム31の軸方向の濃度分布を測定した。
第1チャートC1は、感光体ドラム31の軸方向Xに均一な画像が形成されたカバレッジが1%の画像である。
第1チャートC1は、感光体ドラム31の軸方向Xに均一な画像が形成されたカバレッジが1%の画像である。
検証(2)では、図9(b)に示すような第2チャートC2を、HH環境下において2万枚連続的に画像形成して8時間放置した後、70%のハーフトーン画像を形成し、当該ハーフトーン画像の感光体ドラム31の軸方向の濃度分布を測定した。
第2チャートC2は、感光体ドラム31の軸方向Xに偏りのある画像、例えば図9(b)に示すように感光体ドラム31の軸方向Xの中央部分に感光体ドラム31の回転方向(副走査方向)Yに延在するベタ画像が形成されたカバレッジ10%の画像である。
第2チャートC2は、感光体ドラム31の軸方向Xに偏りのある画像、例えば図9(b)に示すように感光体ドラム31の軸方向Xの中央部分に感光体ドラム31の回転方向(副走査方向)Yに延在するベタ画像が形成されたカバレッジ10%の画像である。
図10に、従来技術での検証(1)、(2)の像流れの結果を示すグラフ、図11に、本実施の形態での検証(1)、(2)の像流れの結果を示すグラフ、を示す。
図10、11に示す三角(△)のマーカは検証(1)の結果を示し、図10、11に示す四角(□)のマーカは検証例(2)の結果を示す。
図10、11に示す三角(△)のマーカは検証(1)の結果を示し、図10、11に示す四角(□)のマーカは検証例(2)の結果を示す。
まず、図10を参照して、従来技術の検証(1)、(2)の結果を説明する。
図10に示すように、検証(1)では、感光体ドラム31の軸方向Xの全域に亘って反射濃度が上昇し、像流れが発生した。これは、第1チャートC1は、低カバレッジであるため、転写残トナー量が少なく、ブラシローラのトナー付着量が減少してブラシローラによる研磨力が低下し、感光体ドラム31の表面に付着したトナーや放電生成物を除去できないためである。
図10に示すように、検証(1)では、感光体ドラム31の軸方向Xの全域に亘って反射濃度が上昇し、像流れが発生した。これは、第1チャートC1は、低カバレッジであるため、転写残トナー量が少なく、ブラシローラのトナー付着量が減少してブラシローラによる研磨力が低下し、感光体ドラム31の表面に付着したトナーや放電生成物を除去できないためである。
図10に示す検証(2)では、ベタ画像が形成された部分(感光体ドラム31の軸方向Xの中央部分)を除く領域では反射濃度が上昇し、像流れが発生した。これは、ベタ画像がある感光体ドラム31の軸方向Xの中央部分は、転写残トナーがブラシローラに付着するため研磨力は低下しないが、ベタ画像のない部分は、検証例(1)と同様に、転写残トナー量が少ないことからブラシローラのトナー付着量が減少する。そのため、ベタ画像のない部分は、ブラシローラによる研磨力が低下し、感光体ドラム31の表面に付着したトナーや放電生成物を除去できないためである。
次に、図11を参照して、本実施の形態の検証(1)、(2)の結果を説明する。
図11に示すように、検証(1)、(2)共に、感光体ドラム31の軸方向Xの全域に亘って反射濃度は適切な値を示し、像流れは発生しなかった。
図11に示すように、検証(1)、(2)共に、感光体ドラム31の軸方向Xの全域に亘って反射濃度は適切な値を示し、像流れは発生しなかった。
また、外添剤調整処理を行わない従来技術と外添剤調整処理を行った本実施の形態とにおいて、カバレッジに対するブラシローラに到達するトナー量を測定した。
図12に、カバレッジに対するブラシローラに到達するトナー量の測定結果を示す。
図12に示す黒丸(●)のマーカは従来技術の測定結果を示し、図12に示す白丸(○)のマーカは本実施の形態の測定結果を示す。
図12に、カバレッジに対するブラシローラに到達するトナー量の測定結果を示す。
図12に示す黒丸(●)のマーカは従来技術の測定結果を示し、図12に示す白丸(○)のマーカは本実施の形態の測定結果を示す。
図12に示すように、従来技術では、カバレッジが低下するに従ってブラシローラに到達するトナー量も減少する。一方、本実施の形態では、第1カバレッジ(5%)以下の低カバレッジ領域では、ブラシローラに到達するトナー量が所定量(ここでは、0.4〜0.5〔g/mm〕の範囲)に維持される。そのため、本実施の形態では、ブラシローラによる研磨力の低下を防止できることがわかる。
更に、第1チャートを用いた検証(1)を行ってトナーに配合する外添剤の配合量と粒子径の関係について検証した。図13に、トナーに配合する外添剤の配合量と粒子径との関係の結果を示す。
図13に示すように、粒子径が0.05〔μm〕以下の領域では、像流れが発生した。これは、粒子径が小さいと、外添剤の研磨力が不足し、感光体ドラム31の表面の付着物を除去できなくなるためと考えられる。
また、図13に示すように、外添剤の配合量が2.5重量%以上になると、出力物にトナーこぼれによる汚れが多数発生した。これは、外添剤の配合量が多いと、トナーの流動性が低下し、帯電量分布が不均一となり、帯電不十分な弱帯電トナーが現像スリーブからこぼれ落ちて画像不良を発生させたと考えられる。
更に、図13に示すように、外添剤の配合量が2.5重量%以下であっても、粒子径を1.0〔μm〕以上にした場合には、トナーこぼれによる画像不良が発生した。
更に、図13に示すように、外添剤の配合量が2.5重量%以下であっても、粒子径を1.0〔μm〕以上にした場合には、トナーこぼれによる画像不良が発生した。
以上のことから、外添剤に、トナーの流動性を維持しつつ像流れの発生しない研磨力を発揮させるためには、外添剤の配合量を0.05〜1.5重量%、平均一次粒子径を0.1〜1.0〔μm〕とすることが好ましい。
以上のように、本実施の形態によれば、カバレッジが第1カバレッジ(5%)よりも小さい場合、感光体ドラム31の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させることにより、トナーをブラシローラ35bに供給することができ、クリーニング部35による感光体ドラム31に対する研磨力を維持できる。また、カバレッジが第1カバレッジ(5%)以上の場合、部分カバレッジが第2カバレッジ(5%)よりも小さい区分に対応する感光体ドラム31の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させることにより、トナーが不足する区分に対応する位置のブラシローラ35bの部分にトナーを供給することができ、クリーニング部35による感光体ドラム31に対する研磨力を維持できる。従って、トナー像の形状に依らず像流れの発生を抑え、画質の向上を図ることができる。
また、像流れが発生しやすい感光体ドラム31が高温高湿状態にある場合に、カバレッジと第1カバレッジ(5%)との比較を行い、外添剤調整処理を実行することができる。そのため、像流れが発生しやすい高温高湿状態において、確実に像流れの発生を抑えることができる。
また、カバレッジが第3カバレッジ(10%)よりも小さい場合、ソレノイド35dによりフリッカ35cをブラシローラ35bから離間させることができるため、ブラシローラ35bに付着したトナーを不用に除去することを防止できる。また、カバレッジが第3カバレッジ(10%)以上の場合、ソレノイド35dによりフリッカ35cをブラシローラ35bに当接させることができるため、ブラシローラ35bに付着したトナーを除去することができ、ブラシローラ35bにトナーが過剰に付着することを防止できる。
従って、ブラシローラ35bに適切な量のトナーを付着させることができる。
従って、ブラシローラ35bに適切な量のトナーを付着させることができる。
更に、平均一次粒径0.1〜1.0μmのチタン酸化合物である無機微粒子からなる外添剤を0.05〜1.5重量%含有したトナーを用いることができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、不揮発メモリを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
2 画像読取部
3 プリント部
4 操作表示部
5 プリンタコントローラ
6 外部装置
10 本体制御部
21 原稿自動送り部
22 読取部
22a イメージセンサ
30 画像形成ユニット
31 感光体ドラム
32 帯電部
33 露光部
34 現像部
34a トナー補給部
35 クリーニング部
35a クリーニングブレード
35b ブラシローラ
35c フリッカ
35d ソレノイド
35e バネ
35f 支点
36 温湿度センサ
40 転写ユニット
41 転写ベルト
50 クリーニングユニット
60 定着ユニット
61 定着ローラ
62 加圧ローラ
70 給紙ユニット
80 レジストローラ
110 制御部
121 不揮発メモリ
122 RAM
130 画像メモリ
140 画像処理部
300 プリント制御部
C1 第1チャート
C2 第2チャート
N ネットワーク
X 軸方向
Y 回転方向
2 画像読取部
3 プリント部
4 操作表示部
5 プリンタコントローラ
6 外部装置
10 本体制御部
21 原稿自動送り部
22 読取部
22a イメージセンサ
30 画像形成ユニット
31 感光体ドラム
32 帯電部
33 露光部
34 現像部
34a トナー補給部
35 クリーニング部
35a クリーニングブレード
35b ブラシローラ
35c フリッカ
35d ソレノイド
35e バネ
35f 支点
36 温湿度センサ
40 転写ユニット
41 転写ベルト
50 クリーニングユニット
60 定着ユニット
61 定着ローラ
62 加圧ローラ
70 給紙ユニット
80 レジストローラ
110 制御部
121 不揮発メモリ
122 RAM
130 画像メモリ
140 画像処理部
300 プリント制御部
C1 第1チャート
C2 第2チャート
N ネットワーク
X 軸方向
Y 回転方向
Claims (4)
- 潜像が形成される像担持体と、
トナーが充填されており、当該トナーを前記像担持体に付着させて潜像を現像しトナー像を形成する現像部と、
前記像担持体の表面を研磨してクリーニングする研磨部材を有するクリーニング部と、
前記像担持体の表面に形成されたトナー像のカバレッジを算出するカバレッジ算出部と、
前記像担持体の回転軸方向に前記像担持体の表面を複数に区分し、当該区分毎に形成されたトナー像のカバレッジを部分カバレッジとして算出する部分カバレッジ算出部と、
前記カバレッジ算出部により算出されたカバレッジと予め設定された第1カバレッジとを比較し、前記カバレッジが前記第1カバレッジよりも小さい場合、前記像担持体の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させ、前記カバレッジが前記第1カバレッジ以上の場合、前記区分毎に部分カバレッジと予め設定された第2カバレッジとを比較し、前記部分カバレッジが前記第2カバレッジよりも小さい区分に対応する前記像担持体の非画像形成領域にトナー強制排出用パターンのトナー像を形成させる制御部と、
を備える画像形成装置。 - 前記像担持体周辺の少なくとも湿度情報を含む環境状態情報を検知する環境検知部を備え、
前記制御部は、
前記環境検知部により検知した環境状態情報に基づいて前記像担持体が予め設定された湿度よりも高い状態にある場合、前記カバレッジと前記第1カバレッジとの比較を行う、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記クリーニング部は、
前記研磨部材に当接して当該研磨部材に付着したトナーを除去するトナー除去部材と、
前記トナー除去部材を前記研磨部材に当接又は離間させる接離駆動部と、
を有し、
前記制御部は、
前記カバレッジと前記第1カバレッジよりも大きい第3カバレッジとを比較し、前記カバレッジが前記第3カバレッジよりも小さい場合、前記接離駆動部により前記トナー除去部材を前記研磨部材から離間させ、前記カバレッジが前記第3カバレッジ以上の場合、前記接離駆動部により前記トナー除去部材を前記研磨部材に当接させる、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記トナーは、
平均一次粒径0.1〜1.0μmのチタン酸化合物である無機微粒子からなる外添剤を0.05〜1.5重量%含有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011039189A JP2012177721A (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011039189A JP2012177721A (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012177721A true JP2012177721A (ja) | 2012-09-13 |
Family
ID=46979622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011039189A Withdrawn JP2012177721A (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012177721A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140241739A1 (en) * | 2013-02-26 | 2014-08-28 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image Forming Apparatus That Performs Effective Toner Refresh Process, Non-Transitory Computer-Readable Recording Medium, and Image Forming Method |
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JP2017223898A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
KR20230160398A (ko) | 2021-03-30 | 2023-11-23 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 카르복실산 환원 활성을 갖는 재조합 폴리펩티드 |
-
2011
- 2011-02-25 JP JP2011039189A patent/JP2012177721A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9042747B2 (en) * | 2013-02-26 | 2015-05-26 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus that performs effective toner refresh process, non-transitory computer-readable recording medium, and image forming method |
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JP2017223898A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
KR20230160398A (ko) | 2021-03-30 | 2023-11-23 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 카르복실산 환원 활성을 갖는 재조합 폴리펩티드 |
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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