JP5186990B2 - 復旧過程評価用コンピュータ、及び復旧過程評価プログラム - Google Patents
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Description
前記コンピュータは、前記生産施設を構成するもののうち、評価の対象とする評価対象を決定し、
前記コンピュータは、前記評価対象毎に、損傷状態を場合分けし、
前記コンピュータは、場合分けされた前記損傷状態毎に、当該損傷状態が発生する確率と、前記地震が発生してからある時間だけ経過した時点での当該損傷状態における生産低下率と、当該損傷状態の復旧期間とを決定し、
前記コンピュータは、前記評価対象毎の前記損傷状態の場合分けの組み合わせ数をN個(Nは自然数)としたときに、個々の組み合わせ毎に、前記確率の積を、当該組み合わせの発生確率Pi(iは自然数)として算出し、
前記コンピュータは、前記組み合わせ毎に前記生産低下率の最大値を特定し、当該最大値を1から減算することにより、前記組み合わせ毎の前記生産稼働率PRi(t)(tは、地震が発生してからの経過時間)を決定し、
前記コンピュータは、前記発生確率Piと、前記生産稼働率PRi(t)を乗じて得られるPi×PRi(t)を、iが1の場合からNの場合まで加算し、
前記コンピュータは、前記加算により得られる生産稼働率PR(t)を表示することを特徴とする。
コンピュータに、前記生産施設を構成するもののうち、評価の対象とする評価対象を決定させ、
前記コンピュータに、前記評価対象毎に場合分けされた前記損傷状態毎に、当該損傷状態が発生する確率と、前記地震が発生してからある時間だけ経過した時点での当該損傷状態における生産低下率と、当該損傷状態の復旧期間とを決定させ、
前記コンピュータに、前記評価対象毎の前記損傷状態の場合分けの組み合わせ数をN個(Nは自然数)としたときに、個々の組み合わせ毎に、前記確率の積を、当該組み合わせの発生確率Pi(iは自然数)として算出させ、
前記コンピュータに、前記組み合わせ毎に前記生産低下率の最大値を特定させ、当該最大値を1から減算することにより、前記組み合わせ毎の前記生産稼働率PRi(t)(tは、地震が発生してからの経過時間)を決定させ、
前記コンピュータに、前記発生確率Piと、前記生産稼働率PRi(t)を乗じて得られるPi×PRi(t)を、iが1の場合からNの場合まで加算させ、
前記コンピュータに、前記加算により得られる生産稼働率PR(t)を表示させることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る復旧過程評価方法を実現するためのコンピュータの構成を示すブロック図である。
図3に示すサプライチェーン200は、確保された原材料が、最終的に、製品として消費者に至るまでに関わる企業活動を示したものである。サプライチェーン200において、原材料と消費者との間には、生産施設210が設けられている。
評価対象が「建物211」である場合について説明する。
図11は、評価対象が建物211である場合における損傷確率決定処理のフローチャートである。
まず、CPU120は、ステップS432aで決定される補正値に該当する補正係数kを求める。このために、CPU120は、被災直前情報に基づいて、補正に用いる影響値qiを決定すると共に、劣化設定シートから得られる耐震性低減情報に基づいて、補正に用いる経年指標Tjを決定する。ここで、耐震性低減情報とは、各評価対象の耐震性への悪影響を示す情報である。影響値qiは、現状設定シート(図6)中、建物211の形状に関する質問(例えば質問番号5〜7)に対する各回答を0〜1の間で数値化したもの(被災直前情報)が相当し、インデックスiは、対応する質問番号である。経年指標Tjは、劣化設定シート(図8)中、建物211に関する質問(例えば質問番号1〜6)に対する各回答を0〜1の間で数値化したもの(耐震性低減情報)が相当し、インデックスjは、対応する質問番号である。続いて、CPU120は、決定した影響値qiの全てを掛け合わせたもの(Πqi)と、全ての経年指標Tjのうちの最小値(Tmin)とを掛け合わせることで、補正係数kを求める(つまり、k=Πqi×Tmin)。
建物211に起因する生産施設210の生産低下率は、影響度設定シート(図9)から得られた生産低下率情報を採用する。ここで、生産低下率とは、地震発生前において生産施設210の生産が正常に行われているとき(正常時)の生産量を「生産稼働率1」として、地震発生により評価対象が被害を受けたことに起因する生産量の低下の割合を示すものである。したがって、生産低下率を1から減算することによって、生産施設210の生産稼働率を算出することができる。
建物211の復旧期間は、復旧期間データベース133に格納された情報に基づいて建物211の損傷状態毎にCPU120によって決定される。このとき、建物211の延べ床面積などを参照して、建物211の復旧期間を決定することが好ましい。
CPU120は、建物211の損失費用を決定するために、まず、復旧費用データベース134に格納された復旧費用の中から、建物211の損傷状態に対応する復旧費用を読み出す。これにより、建物211の復旧費用が損傷状態毎に決定される。続いて、CPU120は、損傷状態毎に決定した復旧費用と、上述したように決定した損傷確率とに基づいて、建物211の損失費用を算出する。具体的には、損傷状態毎に、復旧費用と損傷確率との積を算出し、それらを足し合わせることによって、建物211の損失費用は算出される。
次に、図7の処理において、評価対象が天井211aである場合について説明する。
天井211aの損傷確率は、天井211aに崩落対策が施されているか否かに応じて決定される。具体的には、CPU120は、被災直前情報に基づいて、天井211aに崩落対策が施されていることを特定した場合、天井211aの損傷確率を小さく設定する。一方、天井211aに崩落対策が施されていない場合には、天井211aの損傷確率を大きく設定する。ここで設定される天井211aの損傷確率の値は、予め、上記地震の被害データなどに基づいて決定された値であり、メモリ130に記憶されている。
天井211aに起因する生産施設210の生産低下率は、天井211aに崩落対策が施されているか否かに応じて、CPU120によって決定される。例えば、天井211aが崩落する場合、生産低下率の値として1が設定され、崩落しない場合、0が設定される。なお、天井211aは建物211の一部をなすため、建物211が全壊する場合には、天井211aに崩落対策が施されているか否かに関わらず、生産低下率の値として1が設定される。これらの天井211aの生産低下率の値は、メモリ130に予め格納されている。
天井211aの復旧期間は、復旧期間データベース133に格納された情報と、決定した損傷確率とに基づいて、天井211aの損傷状態毎にCPU120によって決定される。天井211aの損失費用は、建物211の損失費用の決定方法と同様に決定される。つまり、CPU120は、天井211aの損傷状態毎に決定した復旧費用と、決定した損傷確率とに基づいて、天井211aの損失費用を決定する。
次に、図7の処理において、評価対象が建築設備機器213である場合について説明する。
図13は、評価対象が建築設備機器213である場合における損傷確率決定処理の詳細を示すフローチャートである。
Aiは、i層の床応答加速度であり、後述するi層の床応答加速度増幅率Biと、前述した地表面最大速度PGVとの積で表される。式(2)におけるλは、前述した式(1)におけるλとは異なるものであり、転倒限界の対数平均値である。転倒限界の対数平均値λは、建築設備機器213の高さh(cm)に対する建築設備機器213の幅b(cm)の比に、重力加速度g(=980cm/sec2)を掛けたものの対数の値を算出することで得られる定数である。上記式(2),式(3)におけるζは、定数であり、本実施の形態では「0.3」が設定されている。式(3)におけるαは、滑り始めの余裕率であり、本実施の形態では「2.0」が設定されている。μは、摩擦係数である。
式(4)におけるBT0は、増幅率の平均値であり、建物211の1次周期Tが0.6以下である場合に、3.2×γdが設定され、1次周期Tが0.6よりも大きいときに、1.9×γd/Tが設定される。このγdは、減衰による補正係数であり、1.5/(1+10h)で表される。ここで、γdを決めるhは、本実施の形態では、建物211の構造形式がRC造又はSRC造である場合に、「0.05」が設定され、S造である場合に、「0.02」が設定されるようになっている。また、式(4)におけるβiは、高さによる補正係数であり、建物211の高さHに対するi層の高さhiの比で表される。
P=1−(1−P1)×(1−P2) …(5)
建築設備機器213に起因する生産施設210の生産低下率は、影響度設定シート(図9)から得られた生産低下率情報を採用する。
建築設備機器213の復旧期間は、復旧期間データベース133に格納された情報と、決定した損傷確率とに基づいて、建築設備機器213の損傷状態毎にCPU120によって決定される。建築設備機器213の損失費用は、建物211の損失費用の決定方法と同様に決定される。つまり、CPU120は、建築設備機器213の損傷状態毎に決定した復旧費用と、決定した損傷確率とに基づいて、建築設備機器213の損失費用を決定する。
次に、図7の処理において、評価対象が生産機器220である場合について説明する。
評価対象が生産機器220である場合も、評価対象が建築設備機器213である場合と同様に、生産機器220の損傷確率と、生産機器220に起因する生産施設210の生産低下率とが、生産機器220の損傷状態毎に決定される。生産機器220の損失費用も、評価対象が建築設備機器213である場合と同様に決定されるが、決定の際、新築時情報に含まれる生産機器220の調達費用に関する情報が用いられる。
生産機器220の復旧期間は、復旧期間設定シート(図10)から得られた復旧期間情報を採用する。
次に、図7の処理において、評価対象が配管212である場合について説明する。
図15は、評価対象が配管212である場合における配管損傷確率決定処理の詳細を示すフローチャートである。
配管212に起因する生産施設210の生産低下率は、影響度設定シート(図9)から得られた生産低下率情報を採用する。
配管212の復旧期間は、復旧期間データベース133に格納された情報と、決定した損傷確率とに基づいて、配管212の損傷状態毎にCPU120によって決定される。配管212の損失費用は、建築設備機器213の損失費用の決定方法と同様に決定される。つまり、CPU120は、配管212の損傷状態毎に決定した復旧費用と、決定した損傷確率とに基づいて、配管212の損失費用を決定する。
次に、図7の処理において、評価対象がライフライン240である場合について説明する。
ライフライン240の損傷確率は、電気、水道、ガス、及び通信のそれぞれについて決定される。CPU120は、被害想定結果データベース132から、対応するライフライン240の損傷確率を読み出すことによって決定する。このため、被害想定結果データベース132には、設定震度毎に作成された地震被害想定結果が格納されている。なお、国や自治体などが作成した地震被害想定結果を用いてもよい。
ライフライン240に起因する生産施設210の生産低下率は、影響度設定シート(図9)から得られた生産低下率情報を採用する。したがって、生産低下率は、電気、水道、ガス、及び通信のそれぞれについて損傷状態毎に決定される。
ライフライン240の復旧期間は、復旧期間データベース133に格納された情報と、決定した損傷確率とに基づいて、ライフライン240の損傷状態毎にCPU120によって決定される。
ライフライン240の損失費用は、本実施の形態では、計上しないように設定されている。つまり、ライフライン240の損失費用は、0に決定される。
図17(a),図17(b)は、図7のステップS49において実行されるイベントツリー解析を説明するための図である。図17(a)は、生産施設210を構成する建物211、天井211a、建築設備機器213、配管212、及び生産機器220、並びにライフライン240を構成する電気、ガス、水道、及び通信に対してイベントツリー解析を行ったときの解析結果を示している。図17(b)は、イベントツリー解析の結果、決定される各モードと、モード毎に決定される発生確率及び生産施設210の生産稼働率などとの関係を示している。
PR(0〜100)=0.1×1+0.5×0.8+0.3×0.6+0.1×0.3=0.71 …(7)
PR(0〜100)=1−(0.5×0.8+0.3×0.6+0.1×0.3)=0.71 …(8)
PR(100〜150)=(0.1+0.5)×1+0.3×0.6+0.1×0.3=0.81 …(9)
モード3では、評価対象である建物211と建築設備機器213とで復旧期間が互いに異なるため、それらが並行して復旧すると、生産稼働率は、上述したように、段階的に回復することになる。このため、モード3において、生産稼働率を求めるために必要な、生産低下率の最大値を決定するためには、各評価対象の復旧期間を考慮する必要がある。
図23は、図4のステップS5において実行されるボトルネック評価処理の詳細を示すフローチャートである。
ΔPR(tk)=PR(tk)−PR(tk-1) …(10)
図26は、図4のステップS6において実行される地震ライフサイクルコスト評価処理の詳細を示すフローチャートである。
具体的には、ステップS64において、図27(a)に示すように、直接損失費用の再調達価格に対する比を、評価対象毎に一覧表示する。ステップS65では、CPU120は、建物211全体の新築費用と、生産機器220の調達費用と、各評価対象の直接損失費用と、間接損失費用とを、それらの総和である地震ライフサイクルコストが分かるように、表示する(図27(b)参照)。なお、図27(b)に示す例において、「建物全体」とは、建物211、天井211a、配管212、及び建築設備機器213の総称である。また、図27(b)に示す例では、建物211の構造種別「耐震建物」が表示されている。
110 コントローラ
120 CPU
130 メモリ
131 地震被害データベース
132 被害想定結果データベース
133 復旧期間データベース
134 復旧費用データベース
150 キーボード
160 ディスプレイ
200 サプライチェーン
210 生産施設
211 建物
211a 天井
212 配管
213 建築設備機器
220 生産機器
240 ライフライン
Claims (5)
- 地震が発生してから生産施設の生産が復旧するまでの過程を評価する復旧過程評価用コンピュータであって、
前記コンピュータは、前記生産施設を構成するもののうち、評価の対象とする評価対象を決定し、
前記コンピュータは、前記評価対象毎に、損傷状態を場合分けし、
前記コンピュータは、場合分けされた前記損傷状態毎に、当該損傷状態が発生する確率と、前記地震が発生してからある時間だけ経過した時点での当該損傷状態における生産低下率と、当該損傷状態の復旧期間とを決定し、
前記コンピュータは、前記評価対象毎の前記損傷状態の場合分けの組み合わせ数をN個(Nは自然数)としたときに、個々の組み合わせ毎に、前記確率の積を、当該組み合わせの発生確率Pi(iは自然数)として算出し、
前記コンピュータは、前記組み合わせ毎に前記生産低下率の最大値を特定し、当該最大値を1から減算することにより、前記組み合わせ毎の前記生産稼働率PRi(t)(tは、地震が発生してからの経過時間)を決定し、
前記コンピュータは、前記発生確率Piと、前記生産稼働率PRi(t)を乗じて得られるPi×PRi(t)を、iが1の場合からNの場合まで加算し、
前記コンピュータは、前記加算により得られる生産稼働率PR(t)を表示することを特徴とする、復旧過程評価用コンピュータ。 - 前記生産稼働率が変化するときの変化量に基づいて、前記評価対象が前記生産稼働率の変化に与える影響の度合いを示す影響度を算出することを特徴とする請求項1に記載の復旧過程評価用コンピュータ。
- 場合分けされた前記損傷状態毎に、当該損傷状態の復旧費用を決定し、
前記損傷状態毎に決定された前記復旧費用と前記確率とに基づいて、前記評価対象毎に、当該評価対象の損失費用を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の復旧過程評価用コンピュータ。 - 前記損失費用と、前記生産施設の調達費用と、前記生産施設が前記地震を受けて前記生産稼働率が変化するときの変化量に基づいて算出された間接費用とに基づいて、前記生産施設を新築してから前記生産施設の生産が復旧するまでの総費用を、地震ライフサイクルコストとして算出することを特徴とする請求項3に記載の復旧過程評価用コンピュータ。
- 地震が発生してから生産施設の生産が復旧するまでの過程を評価する復旧過程評価プログラムであって、
コンピュータに、前記生産施設を構成するもののうち、評価の対象とする評価対象を決定させ、
前記コンピュータに、前記評価対象毎に場合分けされた前記損傷状態毎に、当該損傷状態が発生する確率と、前記地震が発生してからある時間だけ経過した時点での当該損傷状態における生産低下率と、当該損傷状態の復旧期間とを決定させ、
前記コンピュータに、前記評価対象毎の前記損傷状態の場合分けの組み合わせ数をN個(Nは自然数)としたときに、個々の組み合わせ毎に、前記確率の積を、当該組み合わせの発生確率Pi(iは自然数)として算出させ、
前記コンピュータに、前記組み合わせ毎に前記生産低下率の最大値を特定させ、当該最大値を1から減算することにより、前記組み合わせ毎の前記生産稼働率PRi(t)(tは、地震が発生してからの経過時間)を決定させ、
前記コンピュータに、前記発生確率Piと、前記生産稼働率PRi(t)を乗じて得られるPi×PRi(t)を、iが1の場合からNの場合まで加算させ、
前記コンピュータに、前記加算により得られる生産稼働率PR(t)を表示させることを特徴とする、復旧過程評価プログラム。
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