JP5186396B2 - 海水脱硫装置 - Google Patents

海水脱硫装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5186396B2
JP5186396B2 JP2009008391A JP2009008391A JP5186396B2 JP 5186396 B2 JP5186396 B2 JP 5186396B2 JP 2009008391 A JP2009008391 A JP 2009008391A JP 2009008391 A JP2009008391 A JP 2009008391A JP 5186396 B2 JP5186396 B2 JP 5186396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seawater
air
liquid
air outlet
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009008391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010162510A (ja
Inventor
清仁 大坪
成世 永瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
IHI Inspection and Instrumentation Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
IHI Inspection and Instrumentation Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, IHI Inspection and Instrumentation Co Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP2009008391A priority Critical patent/JP5186396B2/ja
Publication of JP2010162510A publication Critical patent/JP2010162510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5186396B2 publication Critical patent/JP5186396B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、簡略な装置構成にて硫黄を含有する排液のSO3の酸化を促進させ、CODを所定値以下に低減すると共にDOを所定値以上に高めることができるようにした海水脱硫装置に関する。
近年、環境保全の問題からクリーンエネルギーの開発が進められている。しかし、他方では技術的あるいは経済的な理由により、従来より行われている化石燃料を用いた発電等が現在でも多数稼働している。
石炭等の化石燃料を燃焼した場合には環境保全の面から、排気ガス等に含まれる硫黄を除去するための脱硫装置を設置する必要がある。脱硫装置には様々な形式のものが存在しているが、化石燃料を原料とした大型の発電所等では大量の冷却水を必要とするために海に面した場所に建設される場合が多いことや、脱硫処理のランニングコストを低く抑えられることなどの観点から、海水を利用して脱硫を行う海水脱硫が近年注目されている。
化石燃料を燃焼させて生じる排気ガスを海水脱硫する場合について説明すると、化石燃料を燃焼させて生じる排気ガスには、SO2などの形態で硫黄が含まれている。排気ガス脱硫装置は、排気ガスと海水とを気液接触させて、排気ガス中のSO2を海水に吸収させ、処理後のガスを大気中に放出するものである。上記排気ガスと海水との接触により、下記(a)から(d)に示すような反応が生じると考えられている。
(a)SO2+H2O→HSO3 -+H+
(b)HSO3 -+1/2O2→+SO4 2-+H+
(c)CO2+H2O→HCO3 -+H+
(d)HCO3 -→CO3 2-+H+
上記のように、排気ガスと海水との気液接触により亜硫酸(SO3)を酸化させて硫酸(SO4)の形態に変えて安定させるようにしているが、単に排気ガスを海水と気液接触させたのみではSO3を完全には酸化させることができず、よって硫黄吸収海水(排液)には多くのSO3が含まれている。
このため、上記排液に新たな海水を混合してpHを高めた混合液を生成し、この混合液にエアレーション(曝気)を行うことによってSO3の酸化を促進させ、化学的酸素要求量(COD)を所定値以下に低減すると共に溶存酸素(DO)を所定値以上に高めることが行われている。
上記したような海水脱硫は操業方法が簡単であるため実用性に優れており、上記海水脱硫について技術開示した先行技術情報には、例えば特許文献1、2等がある。
特開2006−55779号公報 特開平09−173769号公報
従来の硫黄を含有する排液を処理するための曝気槽では、小径の空気吹出口から空気を噴出させて微細気泡を形成することによって混合液との接触面積を増大させ、これによってSO3の酸化を促進させると共に、COD及びDOが要求値になるようにしている。
しかし近年、国によってはCODが今までの国内基準に対して1桁低いオーダーの要求値を設定している場合があり、又、DOについても厳しい要求値が設定される場合がある。これに対し、前記したような微細気泡を混合液と接触させるようにした曝気槽では、特に曝気開始直後においてSO3の酸化が進まないという問題があると共に、全体的なSO3の酸化促進効果が低いという問題があり、よってCOD及びDOの厳しい要求値に対してクリアすることが困難であるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、簡略な装置構成にて硫黄を含有する排液のSO3の酸化を促進させ、CODを所定値以下に低減すると共にDOを所定値以上に高めることができるようにした海水脱硫装置を提供することを目的とする。
本発明は、硫黄を含有する排液に海水を混合してpHを5.7〜6.5に調整した混合液を生成する混合槽と、該混合槽の混合液を導入し底部に備えた空気管の複数の吹出口から混合液の水頭圧に打ち勝って空気を噴出することにより曝気を行う曝気槽とを有する海水による脱硫装置であって、前記空気管に備える空気吹出口の口径を2ミリメートル以上としたことを特徴とする海水脱硫装置、に係るものである。
上記海水脱硫装置において、前記空気吹出口の口径が3〜5ミリメートルであることは好ましい。
上記海水脱硫装置において、前記廃液が、排気ガスと海水を気液接触して排気ガス中に含まれる硫黄を吸収除去した吸収塔からの硫黄吸収海水であることは好ましい。
本発明によれば、曝気槽に設置される空気管に備えられる空気吹出口の口径を2ミリメートル以上としたので、空気吹出口から吹き出された空気の気泡が曝気槽の混合液内を上昇する上昇力によって混合液が効果的に攪拌され、これによって、曝気開始直後でも硫黄の酸化が促進されると共に、COD及びDOの厳しい要求値が達成できるようになるという優れた効果を奏し得る。
本発明を実施する形態の一例としての海水脱硫装置の概略を示す全体側面図である。 図1の廃液処理装置の平面図である。 図2の側面図である。 図3のIV−IV矢視図である。 空気管の断面図である。 混合液のpHと曝気槽でのSO3の酸化速度との関係を調査した試験結果を示すグラフである。 空気管の空気吹出口の口径とSO3の酸化速度との関係を調査した試験結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1は海水脱硫装置の概略を示す全体側面図であり、図1中1は吸収塔である。吸収塔1は、火力発電設備等からの硫黄を含む排気ガス2を下部のガス入口3から導入して海水との気液接触により硫黄を吸収除去し、清浄になった出口ガス4を上部のガス出口5から排出するようになっており、更に、海水6を受け入れて貯留する海水ピット7の海水6を、海水ポンプ8により前記吸収塔1に設けたスプレーノズル9に供給して吸収塔1内に噴射することにより前記排気ガス2と気液接触させて排気ガス2の脱硫を行うようになっている。
前記吸収塔1で排気ガス2の脱硫を行った硫黄を含む排液10は、図1〜図3に示す廃液処理装置11に導いて排液処理を行うようになっている。前記海水ピット7は、図示しない火力発電所等の主機コンデンサからの海水(凝縮海水)又は海洋からの海水6を前端(図2、図3では左端)の海水取入口12から取り入れるようになっている。海水ピット7は後方(右側)へ向かって平面左右幅(図2では上下)が末広がり状に拡大された形状を有しておりその後端部底面には堰13が設けられている。そして、海水ピット7の海水6は堰13を乗り越えて後方へ流出するようになっている。ここで、海水ピット7の深さは例えば2.3メートルであり、堰13の高さは例えば0.9メートルとなっている。前記海水ピット7の側部には張出部14が連通して形成されており、この張出部14に前記海水ポンプ8が設置されている。
前記海水ピット7の後部には、海水ピット7と同じ深さを有し、且つ後方(右側)へ向かって平面左右幅が末広がり状に拡大された混合槽15が設けてあり、該混合槽15の底部には、前記吸収塔1の排液10を導く排液供給管16が混合槽15の左右幅方向に延設して設けてあり、該排液供給管16の長手方向には所要の間隔を有して流出口17が形成されて前記排液10が流出するようになっている。排液供給管16は直径が例えば1800ミリメートルであり、流出口17の口径は例えば350〜370ミリメートルとなっている。
更に、前記混合槽15の後部には、図2〜図4に示すように、前記海水ピット7及び混合槽15と同等の深さを有する曝気槽18が形成されており、曝気槽18の底部には、左右幅方向に延びた例えば200Aの空気管19が前後方向に所要の間隔で多数配設されている。そして、前記空気管19はコンプレッサ等の加圧空気供給装置20に接続されている。21は曝気槽18の後部底面に備えた堰であり、この堰21の高さは例えば1.5メートルとなっている。
前記空気管19には、図5に示すように、空気管19の中心を通る鉛直線に対して前後60゜の位置に、口径が2ミリメートル以上(例えば3〜5ミリメートル)の空気吹出口22が、空気管19の長手方向に例えば90ミリメートルの間隔で形成されている。
前記曝気槽18は、前後長さが例えば24メートル、左右幅が例えば20メートルとなっている。前記曝気槽18の後部には処理後の海水を排水する排出口23が設けられており、更に、排出口23の上流位置には新鮮な海水6'を供給して混合するための海水供給管24が設けられている。尚、図2、図3における25は混合槽15で排液10と海水6が混合されて曝気槽18に導かれる混合液であり、26は前記混合液25のpHを検出するpH計であり、27は海水取入口12に設けて海水6の取入を調節するための海水取入ゲートである。
次に、上記図示例の作動を説明する。
図1に示す吸収塔1の下部のガス入口3には火力発電設備等からの硫黄を含んだ排気ガス2が供給される一方、前記海水ピット7の海水6が海水ポンプ8によりスプレーノズル9に供給されて噴射することにより、吸収塔1内で排気ガス2と海水6の気液接触が行われて排気ガス2の硫黄が海水に吸収除去される。
吸収塔1内で硫黄を吸収した排液10は、図2、図3に示すように排液供給管16により混合槽15に導かれて流出口17から混合槽15内に噴出し、海水ピット7から供給される海水6と混合されることにより混合液25となる。この時、混合液25のpHを検出するpH計26の検出pHが5.7〜6.5になるように、前記排液供給管16から供給される排液10に対して海水ピット7に取り込む海水6の取り込み量を海水取入ゲート27により調節する。
前記したように吸収塔1において排気ガス2と海水6とが気液接触する際にはH+が発生し、これが海水に溶け込むために排液のpHは下がることになる。操業条件等にもよるが、多量の硫黄とCO2分を吸収して生じる排液のpHは3程度になっている。
このため、混合槽15において混合液25のpHが例えば5.7〜6.5になるように調整して曝気槽18に導き、曝気槽18の底部に設けた空気管19の空気吹出口22からコンプレッサ等の加圧空気供給装置20により供給される空気を噴出させることにより曝気を行う。このとき、加圧空気供給装置20から供給する空気は、混合液25の水頭圧に打ち勝って空気を噴出できる圧力に調整されている。
ここで、本発明者らは、曝気槽18に導く混合液25のpHと曝気槽18でのSO3の酸化速度との関係を、SO3濃度が10mg/lの混合液25を用いて調査する試験を実施し、その結果を図6に示した。
図6に示すように、SO3の酸化速度係数(K)はpHが6前後の5.7〜6.5において最も高い値を示した。
従って、曝気槽18に導く混合液25のpHが5.7〜6.5になるように、混合槽15において排液10と海水6の混合割合を調節すると、曝気槽18におけるSO3の酸化は効果的に促進されることが判明した。ここで、通常の海水6のpHは8前後であるため、混合槽15においてこの海水6と排液10を混合してpHを調整する際には大量の海水6が必要であることから、海水6の混合量を少なく押えるために混合液25のpHは5.8前後に設定することが好ましい。
又、本発明者らは、曝気槽18に設けられる空気管19の空気吹出口22の口径とSO3の酸化速度との関係を調査する試験を実施し、その結果を図7に示した。図7に示すように、SO3の酸化速度係数(K)は空気吹出口22の口径が小さいと低い値を示し、口径が大きくなると高い値を示しており、特に口径が2ミリメートル或いは3ミリメートルにおいて略ピーク値を示し、その後は口径が大きくなっても酸化速度係数(K)は殆ど上昇しないことが判明した。
従って、曝気槽18に備える空気管19の空気吹出口22の口径を2ミリメートル以上に設定すると、曝気槽18におけるSO3の酸化は効果的に促進されることが判明した。ここで、空気吹出口22の口径を大きくすると、混合液25の水頭圧に打ち勝って空気を噴出させるための空気圧が増加しコンプレッサ等の加圧空気供給装置20が大型化することから空気吹出口22の口径は小さい方が好ましく、よって、空気吹出口22の口径は3ミリメートル前後に設定することが好ましい。
又、前記したように空気吹出口22の口径を3ミリメートルに設定した時の空気吹出口22から吹き出される空気によって混合液25中に形成される気泡口径について調査したところ、平均径が約7ミリメートルの気泡が発生していることが判明した。従って、このように7ミリメートル前後の気泡が混合液25内を上昇することによる上昇力によって混合液25が効果的に攪拌されることによりSO3の酸化が効果的に促進されたものと考えられる。
このように、曝気槽18でSO3の酸化が促進された処理後の海水は、CODが0.5mg/l以下、DOが5mg/lとなっており、よってCOD及びDOの厳しい要求値に対して十分に対応することができる。
又、処理後の海水はそのまま排出口23から海洋に排出するようにしてもよいが、図2、図3に示すように海水供給管24からの新鮮な海水6'を混合してpH等の調整を行った後に排出するようにしてもよい。
なお、本発明は上記形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 吸収塔
2 排気ガス
6 海水
10 排液
15 混合槽
18 曝気槽
19 空気管
22 空気吹出口
25 混合液

Claims (3)

  1. 硫黄を含有する排液に海水を混合してpHを5.7〜6.5に調整した混合液を生成する混合槽と、該混合槽の混合液を導入し底部に備えた空気管の複数の吹出口から混合液の水頭圧に打ち勝って空気を噴出することにより曝気を行う曝気槽とを有する海水による脱硫装置であって、前記空気管に備える空気吹出口の口径を2ミリメートル以上としたことを特徴とする海水脱硫装置。
  2. 前記空気吹出口の口径は3〜5ミリメートルである請求項1に記載の海水脱硫装置。
  3. 前記排液は、排気ガスと海水を気液接触して排気ガス中に含まれる硫黄を吸収除去した吸収塔からの硫黄吸収海水である請求項1又は2に記載の海水脱硫装置。
JP2009008391A 2009-01-19 2009-01-19 海水脱硫装置 Expired - Fee Related JP5186396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008391A JP5186396B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 海水脱硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008391A JP5186396B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 海水脱硫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010162510A JP2010162510A (ja) 2010-07-29
JP5186396B2 true JP5186396B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=42579141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008391A Expired - Fee Related JP5186396B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 海水脱硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5186396B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104474874A (zh) * 2014-12-15 2015-04-01 重庆市荣冠科技有限公司 脱硫系统

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102557194B (zh) * 2011-12-31 2013-07-10 国家海洋局天津海水淡化与综合利用研究所 膜法曝气工业烟气脱硫海水恢复工艺
JP2013158734A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Ihi Corp 排煙脱硫装置
JP2013169513A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Ihi Corp 排煙脱硫装置
JP2013208605A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 海水脱硫酸化処理装置及び海水排煙脱硫システム
WO2015099171A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 クボタ化水株式会社 亜硫酸ガス含有排ガスの脱硫方法および脱硫装置
JP2016215092A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 三菱日立パワーシステムズ株式会社 海水脱硫排水の水質改質装置及び海水排煙脱硫システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067909B2 (ja) * 1985-03-30 1994-02-02 大阪瓦斯株式会社 気体吸収方法
JP4460975B2 (ja) * 2004-08-20 2010-05-12 三菱重工業株式会社 海水処理方法および海水処理装置
JP2008221119A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Nippon Sheet Glass Co Ltd 硫黄酸化物含有液中のセレン処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104474874A (zh) * 2014-12-15 2015-04-01 重庆市荣冠科技有限公司 脱硫系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010162510A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5186396B2 (ja) 海水脱硫装置
CN101557868B (zh) 海水排烟脱硫系统
JP5755340B2 (ja) 海水スクラバーからの排出海水を処理するための方法及び装置
JP6313945B2 (ja) 海水脱硫用散気装置及びそれを備えた海水脱硫装置、並びに水質改善方法
JP2012115764A (ja) 海水脱硫装置の排水水路及び海水排煙脱硫システム
KR20200072373A (ko) 탈황용 액상촉매의 제조방법과 이를 이용한 바이오가스 전처리 장치
WO2014196458A1 (ja) 海水脱硫装置及び海水脱硫システム
CN213679990U (zh) 水处理槽以及脱硫装置
JP2015058430A (ja) 海水中の泡を制御する方法及び装置
CN106256776B (zh) 具有倾斜曝气和混合自动恢复的海水设备
JP2012236146A (ja) エアレーション装置及びこれを備えた海水排煙脱硫装置
EP3144281A1 (en) Integrated air distributor arrangement for effluent seawater treatment basin
JP2015188835A (ja) 排ガス処理装置の排水処理方法
TWI765136B (zh) 水處理槽及脫硫裝置
KR20060101294A (ko) 연도 가스 정화 장치
EP2851345B1 (en) Method and apparatus for catalyzing the oxidation of sulphite to sulphate in seawater aeration basins
JP2013169513A (ja) 排煙脱硫装置
CN203139894U (zh) 一种新型烟气脱硫装置
EP3132839A1 (en) Seawater flue gas desulfurization absorber system
CN208667156U (zh) 一种海水烟气脱硫水质恢复系统
JP2012239922A (ja) 海水排煙脱硫装置
CN102430332B (zh) 脱硫用流线型表面氧化空气箱
TH120130A (th) เครื่องเติมอากาศ
TH42949B (th) เครื่องเติมอากาศ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees