JP5185102B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車シートのバックシートを前後に傾倒させてシートバックの角度を調整できるリクライニング装置に関し、無段階で連続的に角度調整ができるリクライニング装置において、後席に乗車する際に大きくシートバックを前倒しする機構を備えたリクライニング装置に関するものである。
車両用シートにおいてシートクッションに対するシートバックの傾倒角度を調整するリクライニング装置には、外歯歯車または内歯歯車とロックギヤを用いて段階的に(例えば2度)角度を固定できる構成や、遊星ギヤを用い無段階に角度を調整できるリクライニング装置がある。
外歯歯車または内歯歯車とロックギヤを用いる構成のリクライニング装置は、設定された段階的な角度でしかシートバックが調整できないが、歯の噛み合いによってシートクッション側とシートバック側を固定するため、噛み合いを外した状態では最後傾から最前傾までシートバックを素早く動かすことができる。
それに対して遊星ギヤなどを用いたリクライニング装置は、常時シートクッション側とシートバック側の歯が噛み合っている状態であるので、シートバックを素早く動かすことはできないが、傾倒角度の微調整ができるという利点がある。
上述のような遊星ギヤを用いたリクライニング装置でも、遊星ギヤの噛み合いとは別のロック機構を設けて、後席に乗員が乗り降りする時には素早くシートバックを前倒しできる機構を備えたリクライニング装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用シートリクライニング装置は、シートクッションと一体の固定ブラケット(3)に減速機ユニット(5)と前倒し機構(6)とを介してシートバックと一体の可動ブラケット(4)を連結し、シートバックに設けたモータを減速機ユニット(5)に連結し、前倒し機構(6)は、減速機ユニット(5)と一体に結合されたロックプレート(14)と、該ロックプレート(14)と該ロックプレート(14)に対して回動する可動ブラケット(4)とを一体回転可能に合体させあるいは相対回転可能に切り離す合体・切離手段(15)と、固定ブラケット(3)に対して可動ブラケット(4)の相対的な回動範囲を規制する規制手段(16)とを備えた機構である。
そして、前記前倒し機構(6)は、内歯歯車(10)に一体に結合されたロックプレート(14)と、該ロックプレート(14)と該ロックプレート(14)に対して回動自在な前記可動ブラケット(4)を一体回転可能に合体させあるいは相対回転可能に切り離す合体・切離手段(15)と、前記固定ブラケット(3)に対する前記可動ブラケット(4)の相対的な回動範囲を規制する規制手段(16)とを備えた構成である。
シートバック側に固定される可動ブラケット(4)は、減速機ユニット(5)に固定されたロックプレート(14)に一体に設けられたカラー(25)に軸支されおり、その可動ブラケット(4)をロックプレート(14)に対して回転または固定している合体・切離手段(15)は、可動ブラケット(4)上にレバー(19)とラッチ(20)が支持板(17)に挟まれるように設置されている。
そして、ロックプレート(14)には凹部(14c)が形成されており、可動ブラケット(4)に設けられた軸ピン(18c)とラッチ(20)の当接部(20a)とが突起部(14a)が係合することにより、可動ブラケット(4)がロックプレート(14)と合体した状態となり、ラッチ(20)の当接部(20a)を凹部(14c)から引き出して突起部(14a)との係合を外すと切離した状態となる。
特開2007−229055号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成は、シートバックを固定する可動ブラケット(4)の回転軸方向 への移動を規制しているのはワッシャー(26)のみであり、前記合体・切離手段(15)から距離があるため、可動ブラケット(4)に回転軸方向への力が加わった場合、可動ブラケット(4)が撓み、合体・切離手段(15)の軸ピン(18c)とラッチ(20)の当接部(20a)がロックプレート(14)の凹部(14c)から外れる方向へずれる危険性がある。車両の衝突時などで乗員の荷重がシートバックにかかると、その荷重は合体・切離手段(15)へかかるため、可動ブラケット(4)の撓みや倒れは少ないことが望まれる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両の衝突時などで乗員の荷重がシートバックにかかっても、ブラケットの撓みや倒れが少ないリクライニング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載のリクライニング装置においては、シートクッション側に固定されるリクライニングユニットと、リクライニングユニットと連結しシートバック側ブラケットに固定されリクライニングユニットに対するシートバック側ブラケットの回転規制をする前倒し機構と、を備えたリクライニング装置であって、前記前倒し機構は、リクライニングユニットに固定されるブッシュと、ブッシュに対して回転不能に固定されるセクタギヤと、シートバック側ブラケットに設置され前記セクタギヤと噛合するロックギヤと、前記セクタギヤとロックギヤをシートバック側ブラケットとの間に挟むように組み付けられる押さえ板と、を備え、前記押さえ板に前記ブッシュが貫通する軸穴が穿設されていることを技術的特徴とする。
請求項1に記載のリクライニング装置によれば、前倒し機構は、リクライニングユニットに固定されるブッシュと、ブッシュに対して回転不能に固定されるセクタギヤと、シートバック側ブラケットに設置され前記セクタギヤと噛合するロックギヤと、セクタギヤとロックギヤをシートバック側ブラケットとの間に挟むように組み付けられる押さえ板と、を備え、押さえ板にブッシュが貫通する軸穴が穿設されているため、ロックギヤを回転可能に設置するロックギヤの回転軸と、ロックギヤと噛み合うセクタギヤの中心軸が固定されるため、両ギヤの噛み合いが外れにくくなり、強度が増す。
本発明にかかる回転収納シート装置について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明にかかるリクライニング装置1の概略図である。図2は、リクライニング装置1の前倒し機構3を示す分解斜視図である。
リクライニング装置1は、例えば車両用シートの背もたれとなるシートバックのシートバック側ブラケット1aと、乗員が着座するシートクッションとを連結し、任意の角度で固定可能なリクライニングユニット2と、前倒し機構3とを備えている。
リクライニングユニット2は、遊星ギヤを用い無段階に角度を調整できる公知なリクライニングユニットである。
前倒し機構3は、リクライニングユニット2に固定されるブッシュ4と、該ブッシュ4に対して回転不能に固定されるセクタギヤ5と、そのセクタギヤ5と噛合するロックギヤ6と、セクタギヤ5とロックギヤ6をシートバック側ブラケット1aとの間に挟むように組み付けられる押さえ板7とから構成されている。
ブッシュ4は略円錐状に形成され、リクライニングユニット2の一部に取り付けられ、シートバック側ブラケット1a及びセクタギヤ5、さらに押さえ板7まで挿通されるようになっている。ブッシュ4の内部は円筒状に貫通穴4aが設けられており、貫通穴4aにはシート両側に設けられているリクライニング装置を連結するシャフト9が挿通するようになっている。
セクタギヤ5は、略扇状に形成され、ブッシュ4が挿通されて軸支される挿通穴51が穿設されている。また、円弧状部分には外歯歯車52が設けられており、ロックギヤ6の歯と噛み合うようになっている。
ロックギヤ6は、後述する押さえ板7に回動自在に軸支されている。
押さえ板7は、ロックギヤ6の回転軸が設けられるロックギヤ軸穴71と、ロックギヤ6を付勢するカムの回転軸が設けられるカム軸穴72と、ブッシュ4が挿通される挿通穴73と、カムを付勢するスプリング8が取り付けられるスプリング取付部74とが設けられている。
次に組み付けを説明する。上述したように、リクライニングユニット2に固定されたブッシュ4をシートバック側ブラケット1aの挿通穴1bに挿通するようにし、シートバック側ブラケット1aにロックギヤ6及びカムを軸支し、セクタギヤ5をセクタギヤ5とリクライニングユニット2との間にシートバック側ブラケット1aが位置するようにブッシュ4に回動不能に取り付ける。その後、ロックギヤ6の回転軸がロックギヤ軸穴71と、カムの回転軸がカム軸穴72と、ブッシュ4が挿通穴73と合うように押さえ板7を取り付ける。押さえ板7を取り付けた後、スプリング8をカムとの間に懸架することとなる。
このように本発明にかかるリクライニング装置では、前倒し機構3は、リクライニングユニット2に固定されるブッシュ4と、ブッシュ4に対して回転不能に固定されるセクタギヤ5と、シートバック側ブラケット1aに設置されセクタギヤ5と噛合するロックギヤ6と、セクタギヤ5とロックギヤ6をシートバック側ブラケット1aとの間に挟むように組み付けられる押さえ板7と、を備え、押さえ板7にブッシュ4が貫通する挿通穴73が穿設されているため、ロックギヤ6を回転可能に設置するロックギヤ6の回転軸と、ロックギヤ6と噛み合うセクタギヤ5の中心軸が固定されるため、両ギヤの噛み合いが外れにくくなり、強度が増すことになる。
図1は、本発明にかかるリクライニング装置1の概略図である。 図2は、リクライニング装置1の前倒し機構3を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 リクライニング装置
1a シートバック側ブラケット
2 リクライニングユニット
3 前倒し機構
4 ブッシュ
4a 貫通穴
5 セクタギヤ
51 挿通穴
52 外歯歯車
6 ロックギヤ
7 押さえ板
71 ロックギヤ軸穴
72 カム軸穴
73 挿通穴
74 スプリング取付部
8 スプリング
9 シャフト

Claims (1)

  1. シートクッション側に固定されるリクライニングユニットと、
    該リクライニングユニットと連結しシートバック側ブラケットに固定され前記リクライニングユニットに対するシートバック側ブラケットの回転規制をする前倒し機構と、を備えたリクライニング装置であって、
    前記前倒し機構は、リクライニングユニットに固定されるブッシュと、
    該ブッシュに対して回転不能に固定されるセクタギヤと、
    シートバック側ブラケットに設置され前記セクタギヤと噛合するロックギヤと、
    前記セクタギヤと前記ロックギヤをシートバック側ブラケットとの間に挟むように組み付けられる押さえ板と、を備え、
    前記押さえ板に前記ブッシュが貫通する軸穴が穿設されていることを特徴とするリクライニング装置。
JP2008335865A 2008-12-31 2008-12-31 リクライニング装置 Active JP5185102B2 (ja)

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