JP5183974B2 - 包装袋 - Google Patents

包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP5183974B2
JP5183974B2 JP2007149188A JP2007149188A JP5183974B2 JP 5183974 B2 JP5183974 B2 JP 5183974B2 JP 2007149188 A JP2007149188 A JP 2007149188A JP 2007149188 A JP2007149188 A JP 2007149188A JP 5183974 B2 JP5183974 B2 JP 5183974B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
films
opening assisting
sealing
spout member
packaging bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007149188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008302941A (ja
Inventor
安弘 武田
賢司 鷲田
貴広 小山
潤一 橋本
松太郎 小野
康治 高田
敏彦 森
盛稔 小国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd, Morinaga Milk Industry Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP2007149188A priority Critical patent/JP5183974B2/ja
Priority to PCT/JP2008/060282 priority patent/WO2008149896A1/ja
Priority to KR1020097025069A priority patent/KR101451186B1/ko
Priority to CN2008800185994A priority patent/CN101687573B/zh
Priority to EP08765095A priority patent/EP2154080B1/en
Publication of JP2008302941A publication Critical patent/JP2008302941A/ja
Priority to US12/630,544 priority patent/US8657496B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5183974B2 publication Critical patent/JP5183974B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5883Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2575/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D2575/52Details
    • B65D2575/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D2575/583Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture the non-integral spout having an elongate cross-sectional shape, e.g. canoe or boat shaped

Description

本発明は、フィルムの間に注出口部材が密閉された包装に関する。
包装袋から内容物の取り出しを容易にするため、包装袋の上部に注出口部材(スパウト部材)が設けられた注出口部材付き包装袋が使用されている。注出口部材が包装袋の外側に露出されていると、注出口部材が外気や塵埃などに触れて汚れるおそれがあるため、注出口部材をフィルム間に密封したものがある(特許文献1参照)。この文献に記載された注出具付き包装袋の場合、内容物を取り出すには、まず、袋を引き裂いて注出具を表出させ、次に注出口の薄肉部を手指で切断して注出口とするものとされている(特許文献1の段落0024参照)。
特開平10−305850号公報
しかしながら、注出口を開口するときに注出口部材に手指を触れる必要があると、袋を開封するときに袋の表面の汚れが手指に移行したり、また反対に手指の汚れが袋に移行したりするおそれがあるので、袋の表面の汚れ等に注意して開封する必要があり、袋の開封と注出口の開口を一連の動作として迅速に行うようにすることが望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、フィルムの間に注出口部材が密閉され、袋の開封と注出口の開口を一連の動作として迅速に行うことが可能な包装袋を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、袋体に固着される基部と、該基部から上方に突出する筒部と、破断可能な薄肉部を介して前記筒部の先端を封止する封止部とを備える注出口部材が、袋体を構成する2枚のフィルムの間に配置され、前記注出口部材の基部は、前記2枚のフィルムの内面と前記基部の外面とがシールされてなる第1のシール部によって前記2枚のフィルムに固着され、前記注出口部材の筒部及び封止部は、前記筒部及び前記封止部の周囲で前記2枚のフィルムの内面同士がシールされてなる第2のシール部と前記第1のシール部とにより囲まれてなる密封室内において前記2枚のフィルムに挟持される状態で収容され、前記密封室は、両端を前記第2のシール部内に有する前記第1のシール部に沿って開封可能とする開封補助線に沿って前記2枚のフィルムを引き裂くことによって開封されるようになっており、前記注出口部材の封止部には、少なくとも左右どちらか一方側に張り出した開封補助板が前記開封補助線の上方に配置されるとともに、該開封補助板と前記開封補助線との間には、前記2枚のフィルムの内面同士をシールして挟持を補強する挟持補強シール部が設けられていることを特徴とする包装袋を提供する。
本発明の包装袋においては、前記注出口部材の封止部に、左右両側に張り出した開封補助板が前記開封補助線の上方に配置されるとともに、該開封補助板と前記開封補助線との間には、前記挟持補強シール部が前記注出口部材の左右それぞれに設けられ、左右の前記挟持補強シール部同士の間隔は、前記開封補助板の左右方向の幅よりも短いことが好ましい。
本発明の包装袋においては、前記密封室を前記第1のシール部に沿って一部開封した後、前記注出口部材の前記封止部を前記2枚のフィルムに挟持させた状態で前記開封補助板をねじって前記薄肉部を破断して前記筒部を開封し、次いで前記封止部を前記2枚のフィルムに挟持したまま前記2枚のフィルムの残余の部分を引き裂いて包装袋本体から分離することが可能である。
また、本発明の包装袋においては、前記開封補助板が前記封止部から斜め下方に膨出した板状であることが好ましい
前記開封補助板が前記筒部を対称軸として左右対称に設けられていることが好ましい。
前記開封補助板が前記筒部に破断可能な薄肉部を介して接続されていることが好ましい。
前記筒部がその外面にチューブを係止する環状の凸条を有することが好ましい。
本発明の包装袋によれば、フィルムの間に密閉された注出口部材を開封するとき、注出口部材に直接触れることなく容易に開封することができるので、衛生的である。また、開封後、フィルムのうち注出口部材を挟持する部分を除去するとき、開封補助板が挟持補強シール部に引っかかることで、注出口部材の封止部が脱落することがない。
本発明の注出口部材によれば、注出口部材がフィルムの間に密閉されたときでも、注出口部材に直接触れることなく容易に開封することができる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1〜図5は、本発明の包装袋の一形態例を示す図面であり、図1(a)は正面図、図1(b)は中央縦断面図、図2は要部を示す拡大正面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図2のB−B線に沿う断面図、図5は開封した状態を示す正面図である。
図1に示すように、本形態例の包装袋10は、フィルムからなる袋体11の内部に注出口部材14を密封したものである。この例の場合、袋体11は、互いに平面形状が同一である2枚の胴部フィルム12、12から構成された平袋である。この袋体11の両側縁部には、側縁シール部11a,11bが形成されており、袋体11の下部は未シールとされて充填口11cが開口している。この充填口11cは、収納室13に内容物を充填した後で胴部フィルム12、12同士をシールして底シール部11d(図5参照)を設けることにより、封止することができる。なお、特に図示しないが、袋体11の下部に底部フィルムを設けてスタンディングパウチとすることもできる。
また、側縁シール部11a,11bの袋体11の外縁部に1〜2mmの未シール部を設けると、袋体の側縁部が柔軟になり、内容物を取り出す際に素手で取り扱っても手指などを傷つけることがないので好適である。
袋体11を構成するフィルムとしては、従来より使用されているもの、例えば二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等からなるフィルムを基材フィルムとし、これらの基材フィルムに、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をシーラント層として積層した積層体が用いられる。積層フィルムを製造する方法としては、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法などが挙げられる。基材フィルム層とシーラント層との間には接着強度の向上のため、接着剤やアンカー剤等を設けることができる。この場合、包装袋の強度を高めるために基材フィルムを複数枚積層してもよい。あるいは気体や紫外線や水蒸気などのバリア性を高めるため、アルミニウム箔等の金属箔、金属蒸着層、セラミック等の無機質蒸着層、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルムなどを積層してもよい。
袋体11の水平方向への易引裂性を高めるため、ポリオレフィンやナイロン等の一軸延伸フィルムを用いたり、6ナイロンとMXD6のような芳香族ナイロンを混合した樹脂フィルムを延伸して得られる易引裂性ナイロンフィルムを使用したりすると、任意の位置で直線状に引き裂くことができ、易引裂性を発現させることができるので、好ましい。
また、水平方向への易引裂性を確保する手段として、上記の基材フィルムにミシン目を穿設した後、シーラント層や他の層を積層したり、レーザー光線などでハーフカットの溝を胴部フィルムの表面に形成したりしても良い。
袋体11の寸法は特に限定されるものではないが、例えば高さ100〜500mm程度、幅は70〜300mm程度、内容物の充填量として100〜5000g程度と例示することができる。
注出口部材14は、袋体11に固着される基部14aと、該基部14aから上方に突出する筒部14bと、破断可能な薄肉部14dを介して筒部14bの先端を封止する封止部14cとを少なくとも備えて構成されている。注出口部材14は、2枚の胴部フィルム12,12の間に配置されており、その基部14aは、胴部フィルム12の内面と基部14aの外面とがシールされてなる第1のシール部15aによって胴部フィルム12に固着されている。また、注出口部材14の筒部14b及び封止部14cの周囲には、胴部フィルム12の内面同士がシールされてなる第2のシール部15bが設けられ、筒部14b及び封止部14cは、この第2のシール部15bと第1のシール部15aとにより囲まれてなる密封室15内に収容されている。袋体11において、第1のシール部15aよりも下側の部分は、内容物が収納される収納室13となっており、密封室15は、第1のシール部15aによって収納室13と区分けされている。
図2,図3に示すように、注出口部材14の封止部14cには、左右両側に張り出した一対の開封補助板14e,14eが形成されている。本形態例においては、開封補助板14eは、封止部14cの筒部14b先端を封止する部分から斜め下方に膨出した板状の部材とされており、開封補助板14eは、筒部14bの先端側から基部14a側に向かって形成されている。また、開封補助板14eが筒部14bを対称軸として左右対称に設けられている。このため、左右どちらからでも同じように開封することができ、開封の向きを選ぶ必要がない。
なお、本発明においては、図8,図9に示すように、筒部14bに対して破断可能な薄肉部18aを介して開封補助板14e,14eと接続する補強接続片18を設けると、意図しない開封が防止できるので好適である。
また、本発明においては、開封補助板14eを封止部14cの少なくとも左右どちらか一方側に張り出したものとしても良く、その場合、後述する挟持補強シール部17は、開封補助板14eを設けた側であれば、筒部14bの左右どちらか一方側のみに設ければ良い。
図3,図4に示すように、注出口部材14の内部には、収納室13に通じる注出孔14fが設けられるが、該注出孔14fは、収納室13に内容物が充填されて流通する時には密封されていることが必要である。このため、注出口部材14の筒部14bの先端は、封止部14cによって封止されている。この封止部14cは、注出口部材14の筒部14b先端の周方向に薄肉部14dを形成して、薄肉部14dの破断により注出孔14fの開口14gが設けられるようにしている。この場合、封止部14cは、薄肉部14dより上側の部分であり、図5に示すように、注出口部材14の開封状態では、開封補助板14eとともに除去される。また、図8,図9に示すように、補強接続片18を設けた場合には、補強接続片18と筒部14bとの接続が薄肉部18aによってなされており、注出口部材14を開封するときにこの薄肉部18aを破断することにより、図10に示すように、封止部14cは、開封補助板14e及び補強接続片18とともに除去される。
注出孔14fの筒部先端における内径は内容物の粘度などにより適宜決定され、その内径が3mm〜5mmの範囲内であると、内容物の粘度が100〜10000mPa・sの場合に好適であり、500〜5000mPa・sの場合により好適である。
筒部14bの外面に環状の凸条14hを設けると、筒部14bにチューブを接続して使用する場合に、チューブの脱落を防止できる。
注出口部材14の基部14aは、本形態例においては第1のシール部15aに沿って左右に拡がった形状(いわゆる舟形)をしており、胴部フィルム12の内面へのシールが容易で確実になっている。
注出口部材14は、例えば熱可塑性樹脂を用いた射出成形等により成形したものを用いることができる。前記熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンが例示できる。また、注出口部材14がポリオレフィンなどのバリア性が乏しい材質を用いて成形したものである場合でも、フィルム12のバリア性包材と組み合わせることで包装袋全体のバリア性を確保することができる。
胴部フィルム12は、密封室15となる部分に開封補助線16を有する。開封補助線16は、ミシン目などによって構成することもできるが、密封室15の内部が外気と通じないように、ハーフカット溝からなることが好ましい。また、この開封補助線16に沿って胴部フィルム12,12を引き裂くことによって、図5に示すように、袋体11のうち注出口部材14を覆う部分(以下、「注出口部材被覆部」という。詳しくは開封補助線16より上側の部分)15Aが除去され、密封室15が開封される。開封補助板14e,14eは、開封補助線16の上方に配置されており、開封時、注出口部材14の封止部14cが注出口部材被覆部15Aとともに除去されるようになっている。
開封補助線16の両端16aの位置は、いずれも第2のシール部15b内にある。本形態例においては、開封補助線16の延長線上にノッチ16bが設けられている。ノッチ16bは、例えば2枚の胴部フィルム12,12を厚み方向に貫通した打ち抜きなどによって形成することができる。開封補助線16のそれぞれの端部16aは、ノッチ16bから引き裂いたときに生じる引き裂き線が開封補助線16とつながるよう、V字型とされている。ノッチ16bは、図2に示す例ではIノッチであるが、Vノッチ等を採用することもできる。ノッチは開封補助線と連続していても良いが、本形態例のように、ノッチが開封補助線から分離されていると、例えば包装袋の輸送中等にノッチに外力が加わったとき、意図せずに開封補助線まで破れてしまうことを抑制することができる。
また、開封補助板14eと開封補助線16との間には、2枚の胴部フィルム12,12の内面同士がシールされてなる挟持補強シール部17,17が、注出口部材14の左右にそれぞれ設けられている。挟持補強シール部17,17は、密封室15の内部における開封補助板14eの周囲の隙間を狭めるためのものであり、開封後(図5参照)に、注出口部材被覆部15Aを袋体11から分離したとき、封止部14cが注出口部材被覆部15Aから脱落するのを防止するために設けられている。ここで、開封補助板14eの引っ掛かりを確実にするため、図2に示すように、左右の挟持補強シール部17,17同士の間隔dは、開封補助板14e,14eの左右方向の幅dよりも短いことが好ましい。
本形態例の包装袋10を開封するときには、密封室15の一端側から開封補助線16の一部を引き裂き、密封室15を第1のシール部15aに沿って一部開封した後、注出口部材14の封止部14cを2枚のフィルム12,12に挟持させた状態で開封補助板14eをねじって筒部14b先端の薄肉部14dを破断して筒部14bを開封し、次いで封止部14cを2枚のフィルムに挟持したまま開封補助線16に沿って2枚のフィルム12,12の残余の部分を引き裂いて、注出口部材被覆部15Aを、袋体11の残余の部分である包装袋本体(収納室13側の部分)から分離する。これにより、開封補助線16を開封するとともに、注出口部材14の筒部14bを開封することができる。開封時には、例えば、片手を注出口部材被覆部15Aに当て、反対側の手を、第1のシール部15aをつまみながら、袋体11の収納室13側に当てるようにして包装袋10を持つことができる。
開封後、開封補助板14eが挟持補強シール部17に引っかかることで、注出口部材14の封止部14cが注出口部材被覆部15Aから脱落することがない。このため、袋の開封と注出口の開口を一連の動作として迅速に行うことが可能となる。また、注出口部材14に触れることなく、袋体11の注出口部材被覆部15Aの上から開封補助板14eをつまんで封止部14cを除去することができるので、衛生的である。また、封止部14cと注出口部材被覆部15Aとが分離しないので、ゴミが散らばらず、廃棄が容易である。
注出口部材被覆部15Aの大きさは、開封補助線16に沿ってフィルム12を引き裂くとき、フィルム12の上から開封補助板14eを例えば手のひらの中に保持したときに指先が開封補助線16の端部16aに届くことが可能な程度(例えば数cmから十数cm程度)とすることが好ましい。袋体11の収納室13の容積を確保するため、図1に示すように、注出口部材被覆部15Aの幅(図1の左右方向の寸法)が収納室13の幅よりも小さいようにすることができる。
開封後は、例えば、内容物が経管経腸栄養剤や経管経腸流動食である場合には、注出口部材14の筒部14bは、図5,図10に示すように、封止部14cを除去した状態で注出口となり、該注出口にチューブ等(図示略)を接続して内容物を外部へ注出することができる。また、筒部14bの外面にチューブを係止する環状の凸条14hを有するので、注出時にチューブの抜けや外れが防止される。また、他の物品の場合には、チューブ等の接続なしに、注出口先端の開口14gから内容物を外部へ注出することもできる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。図6,図7に本発明の改変例を模式的に示す。図1に示す形態例では、開封補助板14eおよび挟持補強シール部17は丸みを帯びた形状としたが、図6に示すように、開封補助板24eおよび挟持補強シール部27が、正面視で略多角形状であってもよい。また、図1,図6に示す形態例では、挟持補強シール部17,27は第2のシール部15b,25bとつながった形状とされているが、図7に示すように、挟持補強シール部27Aが第2のシール部25bから分離されていてもよい。
本発明は、飲食物、薬品、日用品、産業用資材等の各種物品の収納に用いることが可能であり、特に、外部からの汚染を避けることが望まれる内容物の収納に好適に用いることができる。
本発明の包装袋の一形態例を示す図面であり、(a)は正面図、(b)は中央縦断面図である。 図1に示す包装袋の要部を示す拡大正面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 図1に示す包装袋を開封した状態を示す正面図である。 本発明の包装袋の別の形態例の要部を模式的に示す図面である。 本発明の包装袋のさらに別の形態例の要部を模式的に示す図面である。 本発明の改変例に係る包装袋の要部を示す拡大正面図である。 図8のC−C線に沿う断面図である。 図8に示す包装袋を開封した状態を示す正面図である。
符号の説明
…挟持補強シール部同士の間隔、d…開封補助板の左右方向の幅、10…包装袋(注出口部材付き包装袋)、11,21…袋体、11a,21a…一方の側縁シール部、11b,21b…他方の側縁シール部、12…胴部フィルム(2枚のフィルム)、13,23…収納室、14,24…注出口部材、14a,24a…基部、14b,24b…筒部、14c,24c…封止部、14d,24d…薄肉部、14e,24e…開封補助板、14h…環状の凸条、15,25…密封室、15a,25a…第1のシール部、15b,25b…第2のシール部、16,26…開封補助線、17,27,27A…挟持補強シール部、18…補強接続片。

Claims (7)

  1. 袋体に固着される基部と、該基部から上方に突出する筒部と、破断可能な薄肉部を介して前記筒部の先端を封止する封止部とを備える注出口部材が、袋体を構成する2枚のフィルムの間に配置され、
    前記注出口部材の基部は、前記2枚のフィルムの内面と前記基部の外面とがシールされてなる第1のシール部によって前記2枚のフィルムに固着され、
    前記注出口部材の筒部及び封止部は、前記筒部及び前記封止部の周囲で前記2枚のフィルムの内面同士がシールされてなる第2のシール部と前記第1のシール部とにより囲まれてなる密封室内において前記2枚のフィルムに挟持される状態で収容され、
    前記密封室は、両端を前記第2のシール部内に有する前記第1のシール部に沿って開封可能とする開封補助線に沿って前記2枚のフィルムを引き裂くことによって開封されるようになっており、
    前記注出口部材の封止部には、少なくとも左右どちらか一方側に張り出した開封補助板が前記開封補助線の上方に配置されるとともに、該開封補助板と前記開封補助線との間には、前記2枚のフィルムの内面同士をシールして挟持を補強する挟持補強シール部が設けられていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記注出口部材の封止部に、左右両側に張り出した開封補助板が前記開封補助線の上方に配置されるとともに、該開封補助板と前記開封補助線との間には、前記挟持補強シール部が前記注出口部材の左右それぞれに設けられ、左右の前記挟持補強シール部同士の間隔は、前記開封補助板の左右方向の幅よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記密封室を前記第1のシール部に沿って一部開封した後、前記注出口部材の前記封止部を前記2枚のフィルムに挟持させた状態で前記開封補助板をねじって前記薄肉部を破断して前記筒部を開封し、次いで前記封止部を前記2枚のフィルムに挟持したまま前記2枚のフィルムの残余の部分を引き裂いて包装袋本体から分離することが可能な請求項1または2に記載の包装袋。
  4. 前記開封補助板が前記封止部から斜め下方に膨出した板状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装袋
  5. 前記開封補助板が前記筒部を対称軸として左右対称に設けられた請求項1ないしのいずれかに記載の包装袋
  6. 前記開封補助板が前記筒部に破断可能な薄肉部を介して接続されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の包装袋
  7. 前記筒部がその外面にチューブを係止する環状の凸条を有することを特徴とする請求項ないし6のいずれかに記載の包装袋
JP2007149188A 2007-06-05 2007-06-05 包装袋 Active JP5183974B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149188A JP5183974B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 包装袋
PCT/JP2008/060282 WO2008149896A1 (ja) 2007-06-05 2008-06-04 包装袋および注出口部材
KR1020097025069A KR101451186B1 (ko) 2007-06-05 2008-06-04 포장백
CN2008800185994A CN101687573B (zh) 2007-06-05 2008-06-04 包装袋以及出口部件
EP08765095A EP2154080B1 (en) 2007-06-05 2008-06-04 Package bag and spout member
US12/630,544 US8657496B2 (en) 2007-06-05 2009-12-03 Package bag and spout member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149188A JP5183974B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008302941A JP2008302941A (ja) 2008-12-18
JP5183974B2 true JP5183974B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=40093708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007149188A Active JP5183974B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 包装袋

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8657496B2 (ja)
EP (1) EP2154080B1 (ja)
JP (1) JP5183974B2 (ja)
KR (1) KR101451186B1 (ja)
CN (1) CN101687573B (ja)
WO (1) WO2008149896A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5520548B2 (ja) * 2009-09-04 2014-06-11 株式会社細川洋行 スパウト及びスパウト付容器
FR2981337B1 (fr) * 2011-10-18 2015-01-02 Valois Sas Distributeur de produit fluide.
ES2527656T3 (es) * 2012-02-29 2015-01-28 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Envase tipo bolsa apilable
DE102012006305A1 (de) 2012-03-21 2013-09-26 Christof Rummel Genußmittel
JP6490396B2 (ja) * 2014-10-30 2019-03-27 旭化成パックス株式会社 スパウト付き袋体
KR102169596B1 (ko) 2017-11-27 2020-10-23 유한회사 실버엘리베이터코리아 자외선과 플라즈마를 이용한 공기살균기가 적용된 엘리베이터

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3189227A (en) * 1962-12-07 1965-06-15 American Home Prod Fluid dispenser
US4248227A (en) * 1979-05-14 1981-02-03 Bristol-Myers Company Fluid unit dispensing device
US4454979A (en) * 1980-09-05 1984-06-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd. Laminated packing bag with spout formed from handle portion
US4797309A (en) * 1987-12-14 1989-01-10 Johnson & Johnson Orthopaedics, Inc. Foil pouch
DE9017419U1 (ja) * 1990-12-24 1991-03-14 Imer, Rodney Haydn, Dipl.-Ing., 4000 Duesseldorf, De
ATE142590T1 (de) * 1991-05-16 1996-09-15 Cellpack Ag Beutel
US5238157A (en) * 1991-05-24 1993-08-24 Aliseo Gentile Squeezeable container and integral cap formed from a laminated flat blank
JP2572364Y2 (ja) * 1992-03-27 1998-05-20 川澄化学工業株式会社 医療用プラスチック容器
EP0673213A1 (en) * 1992-12-18 1995-09-27 R.P. Scherer Corporation Fragrance sample container
US5957584A (en) * 1996-02-20 1999-09-28 Lakey; Michael D. Flexible tamper-evident package with integral fitment
JP3935555B2 (ja) 1997-05-02 2007-06-27 大日本印刷株式会社 注出具付き包装袋
US5918783A (en) * 1997-06-26 1999-07-06 Courtaulds Packaging, Inc. Thermoplastic squeeze tube with self-sealing dispensing orifice
JPH1143155A (ja) * 1997-07-23 1999-02-16 Hosokawa Yoko Co Ltd 液体容器
JPH11263354A (ja) * 1998-03-13 1999-09-28 Fuji Seal Inc 包装袋
JPH11263355A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Fujimori Kogyo Kk 薬液用包装袋
US5937617A (en) * 1998-05-01 1999-08-17 Innoflex Incorporated Pouch with pre-inserted straw
US6050451A (en) * 1998-11-19 2000-04-18 Aptargroup, Inc. Dispensing structure incorporating a valve-containing fitment for mounting to a container and a package with a dispensing structure
JP3061374U (ja) * 1999-02-10 1999-09-17 日本製薬株式会社 合成樹脂製成型容器
FR2794433B1 (fr) * 1999-06-02 2005-08-19 Acp Sa Sachet plat, scelle
US7005150B2 (en) * 2000-06-02 2006-02-28 Kabushiki Kaisha Hosokawa Yoko Beverage container
PT1286892E (pt) 2000-06-07 2005-07-29 Loctite R & D Ltd Conjunto de injeccao com uma tampa separavel reutilizavel, um recipiente possuindo um conjunto de injeccao, e respectiva embalagem
EP1816083B1 (en) * 2002-11-22 2008-08-13 Toyo Seikan Kaisya, Ltd. Method for manufacturing a pouch
US6991140B2 (en) * 2003-06-02 2006-01-31 E.I. Du Pont De Nemours And Company, Inc. Fitment for a flexible pouch with child-safety properties
US20090097779A1 (en) * 2007-09-25 2009-04-16 Dedra Machelle Branch Multi-opening, leak-proof packet

Also Published As

Publication number Publication date
CN101687573A (zh) 2010-03-31
US8657496B2 (en) 2014-02-25
US20100086243A1 (en) 2010-04-08
JP2008302941A (ja) 2008-12-18
EP2154080B1 (en) 2012-08-29
EP2154080A1 (en) 2010-02-17
KR101451186B1 (ko) 2014-10-15
CN101687573B (zh) 2011-08-24
EP2154080A4 (en) 2011-04-06
WO2008149896A1 (ja) 2008-12-11
KR20100017545A (ko) 2010-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5183974B2 (ja) 包装袋
KR101110521B1 (ko) 액체 주출 노즐, 그것을 사용한 포장봉지
JP2005059958A (ja) 液体注出ノズルおよびそれを用いた包装袋ならびに包装袋の使用方法
JP2006199337A (ja) ガセット包装袋
JP2007191200A (ja) 開口保持機能付き袋
JP2009505911A (ja) 引裂き可能な筒状パウチ本体を有する筒状パウチ
JP2006335479A (ja) 分岐した小室を設けたパウチ
JP5343431B2 (ja) 注出口付き袋
JP7170465B2 (ja) ガゼット袋およびバッグインボックス
JP6712158B2 (ja) パウチ容器及びその製造方法
JP6649776B2 (ja) 包装袋
JP2005206163A (ja) 口栓付き袋
JP6944762B2 (ja) 収納容器
JP2016188093A (ja) パウチ容器
KR200307698Y1 (ko) 친환경적 소재의 적용이 가능한 블리스터 패키지의토출구 개봉구조
JP2017171341A (ja) パウチ容器
JP2008308206A (ja) 注出口部材付き包装袋
JP2002326641A (ja) パウチ
JP2008132100A (ja) 液体バッグの包装袋及び液体バッグ包装体
JP2006321517A (ja) 包装袋
KR200481939Y1 (ko) 개봉이 편리한 용기용 실링커버
JP2012012100A (ja) 印刷インキ用容器
JP2017159943A (ja) 複室容器
JP2006123938A (ja) 漏斗付きキャップ、注出口部材および包装袋
WO2015076108A1 (ja) 密閉容器および密閉容器セット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5183974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250