JP5183411B2 - スクリュー式払出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貯留タンク内に貯留された遊技球をリードスクリューの回転によって払い出す弾球遊技機の球払出装置に係わり、特に、貯留タンクから払い出された遊技球を払出通路と球抜通路のいずれか一方に振り分ける通路切替機構に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機には、貯留タンク内に貯留された遊技球を払い出すための球払出装置が備えられており、このような球払出装置の従来例として、貯留タンクの内底部に配設したリードスクリューを、ステッピングモータを駆動源として一方向へ回転することにより、遊技球をリードスクリューの外周面に沿って1個ずつ払い出すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来の球払出装置には、貯留タンクから払い出された遊技球を賞球として誘導する払出通路と、貯留タンクから払い出された遊技球を抜球として誘導する球抜通路とが設けられており、これら払出通路と球抜通路の分岐部に切替弁が配設されている。
この切替弁はソレノイドを駆動源として動作され、通常の球払出し時はソレノイドへの電力供給が遮断されることにより、切替弁は球抜通路を閉じて払出通路を開く位置に保持されている。
そして、貯留タンク内に貯留された遊技球を外部に排出する場合、ソレノイドへ電力が供給されることにより、切替弁は払出通路を閉じて球抜通路を開く位置へ回動する。
特開2007−175316号公報
前述したように、特許文献1に開示された従来の球払出装置では、貯留タンク内に貯留された遊技球を外部に排出する球抜時に、ソレノイドへの通電によって切替弁を自動的に切替動作することができるため、切替弁を手動操作する場合に比べて操作性を著しく高めることができる。
しかしながら、その反面、切替弁の駆動源として高価なソレノイドを必要とするため、球払出装置のトータルコストが上昇するという難点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、貯留タンク内に貯留された遊技球をリードスクリューにて外部に排出する球抜時に行う前記切替弁の切替えに際して、高価なソレノイドを不要とすると共に、不正操作に対するセキュリティを確保できる遊技機の払出装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明によるスクリュー式払出装置は、貯留タンクに配設され、回転することにより当該タンク内に貯留されている遊技球を1個ずつ払い出すリードスクリューと、前記リードスクリューを回転駆動するステッピングモータと前記貯留タンクから払い出された遊技球を払出通路と球抜き通路の何れかの通路に振り分ける切替弁と、前記切替弁を切替動作する弁切替機構とを備え、前記弁切替機構は、前記ステッピングモータの回転駆動力を断続するワンウエイクラッチと、当該ワンウエイクラッチの回転に従動して回転するカム手段とから構成されおり、前記ステッピングモータを一方向に回転すると、前記ワンウエイクラッチを遮断して前記リードスクリューから遊技球を1個ずつ払い出し、他方向に回転すると、前記ワンウエイクラッチが前記ステッピングモータの回転にロックされて前記カム手段が回転することにより前記切替弁を切替える構成とした。
本発明による弾球遊技機の払出装置は、リードスクリューを回転駆動するモータの回転を、球抜き時には遊技球排出方向と逆方向に回転して当該回転駆動力をワンウエイクラッチに伝達し、当該ワンウエイクラッチの回転動作を変換して切替弁の切替動作とするものであるから、高価なソレノイドを使用することなく前記切替弁の切替を可能にする効果を有すると共に、切替弁の切替動作と遊技球の排出動作が個別操作できない一連動作であるから、従来の球抜操作、払出通路開操作を個別に操作可能とした払出装置に比べて、不正行為に対するセキュリティが向上する効果を有する。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態に係わるスクリュー式払出装置の外観図、図2は図1に示す外観図においてカバーを外した一部破断図、図3はワンウエイクラッチの分解斜視図、図4はワンウエイクラッチの動作説明図、図5はモータと、ワンウエイクラッチと、リードスクリューの配置関係説明図、図6は図8(a)の拡大図で、モータを除去して図2のA方向から見た払出機構の構成図、図7は図9(a)の拡大図で、図2のB方向から見た払出機構の構成図、図8は、モータを除去して図2のA方向から見たワンウエイクラッチの回転に伴うリンク、切替弁の動作説明図、図9はモータを除去して図2のB方向から見たワンウエイクラッチの回転に伴う切替弁の動作説明図、図10は球抜動作を説明するフローチャート、図11は回転変位を直線変位に変換する他の例を示す図である。
図1、図2に示すように、本実施形態に係わるスクリュー式払出装置1は、略矩形状の遊技球貯留タンク2と、当該遊技球貯留タンク2の一側面に固定された、ステッピングモータ4、リードスクリュー5、ワンウエイクラッチ6、切替弁8(図7参照)及び当該切替弁を駆動するリンク7等からなる払出機構と、当該払出機構から排出された遊技球を、遊技機の図示しない受け皿に払い出す遊技球通路へ連結するための中継通路11とから構成されている。
前記遊技球貯留タンク2は、図2に示されるように、島設備から供給される遊技球を受け入れる開口部を上面に備え、その底面2−1は、遊技球を排出する遊技球排出口2−2が設けられ、さらに、当該遊技球排出口2−2に向かって遊技球が流下する様に傾斜構造となっている。
前記中継通路11は、一端が前記払出機構に連結し、他端が前記図示しない受け皿に払い出す遊技球通路に連結する払出用中継通路11−1と、図示しない球抜通路に連結する球抜用中継通路11−2とから構成されている。
次に払出機構について図2、図5、図7に基づいて説明する。
払出機構は、図2に示されるように、払出機構ケース底面3−1に、前記貯留タンク2の遊技球排出口2−2に臨むリードスクリュー5と、当該リードスクリュー5を回転駆動するステッピングモータ4と、当該リードスクリュー5と前記ステッピングモータ4間においてステッピングモータ4の駆動軸に配設されたワンウエイクラッチ6(図5参照)と、当該ワンウエイクラッチ6の回転に追従して変位するリンク7と、当該リンク7の変位に応じて、払出通路部9、球抜通路部10の何れか一方を遊技球貯留タンク2から排出される遊技球の通路として開放し、他方を閉鎖する様に切替える切替弁8(図7参照)とが設けられ、さらに、これらを被う払出機構ケースカバー3−1等から構成されている。
前記リードスクリュー5は、図5に示すように、その外周面に遊技球が嵌入可能な螺旋状溝が形成されており、当該リードスクリュー5を前記ステッピングモータ4により1方向(以下「正方向」という)に回転駆動すると、前記螺旋状溝に嵌入している遊技球は当該螺旋状溝に沿ってリードスクリュー5の端部、すなわち、ワンウエイクラッチ6方向に向けて搬送され、当該リードスクリュー5の端部(以下「排出端部」という)から1個づつ排出される。
前記ワンウエイクラッチ6は、図3に示されるように、楕円形状をしたカム形状外輪6−1と、当該カム形状外輪6−1を前記ステッピングモータ4の前記1方向と反対方向、すなわち、遊技球が貯留タンク2から排出される正方向と反対方向(以下「逆方向」という)の回転のときのみ、当該カム形状外輪6−1を回転駆動可能なクラッチ構造体6−3から構成されている。
前記カム形状外輪6−1は、その外周面にディテント用突部6−11が設けられ、また、内部は、前記クラッチ構造体6−3を収納するクラッチ構造体収納凹部6−2が設けられており、当該凹部6−2の周面には突部6−21が設けられた凹凸状態となっている。
また、前記クラッチ構造体6−3は、カムベース6−31に、モータ駆動軸と係合して回転駆動力が伝達される係合貫通孔6−32と、当該係合貫通孔6−32の周囲に枢支軸6−34に枢支されて所定範囲回転可能な複数のカムストッパ6−33とが配設された構成をなしている。
ここで、ワンウエイクラッチ6の動作を図4に基づいて説明する。
カムベース6−31がステッピングモータ4の回転に応じて時計回りに回転、つまり前記正方向に回転すると、カムストッパ6−33は、クラッチ構造体収納凹部6−2の回転方向に存在する突部6−21に突き当たり、さらに
さらにカムベース6−31が回転するとカムストッパ6−33は、枢支軸6−34を中心に反時計方向に回転して前記突部6−21 を乗り越えるのでステッピングモータ4の駆動力がカム形状外輪6−1には伝達されずに遮断されるので回転しない。
このとき、前記カムストッパ6−33は自重により前記所定範囲限度まで拡開されているが、係合貫通孔6−32を挟んで前記のカムストッパ6−33の反対側に位置しているカムストッパは、図4に示されるように自重により枢支軸6−34を中心に反時計方向に回転して閉じた状態となっており、前記突部6−21と係合することはない。
一方、カムベース6−31がステッピングモータ4の回転に従動して反時計回りに回転、つまり前記逆方向に回転すると、カムストッパ6−33は、逆回転方向にある突部(図4における突部6−21の反時計側にある突部、以下「反時計側突部」という)に突き当たり、さらにカムベース6−31が回転すると、カムストッパ6−33は前記所定範囲限度まで拡開した状態となっているので、前記反時計側突部を乗り越えることができずに当該反時計側突部と係合した状態でカム形状外輪6−1が回転する。
次にリンク7、切替弁について図6、図7を用いて説明する。
図6に示されるように、リンク7はリンク基部7−1と当該基部の両端に立下部を備えた略逆U字形状をしており、当該基部7−1の中央位置にはカム形状外輪6−1のディテント用突部6−11と協働しディテント作用を行うディテント凹部7−3を備え、さらに、当該立下部の先端に切替弁8と係合するためのリンク係合孔7−2を備え、その自重により常にカム形状外輪6−1に圧接している。
また、切替弁8は、リードスクリュー5にて搬送されてきた遊技球を払出通路部9、又は球抜通路部10の何れか一方の通路に誘導する弁体8−1と、図6に示すように当該弁体8−1の弁体回転軸8−2と、当該回転軸8−2の下方外側に前記リンク7のリンク係合孔7−2と係合する係合ピン8−3とから構成されている。
ここでワンウエイクラッチ6の回転によりリンク7が上昇又は下降変位する動作を図8に基づいて説明する。
ワンウエイクラッチ6のカム形状外輪6−1が図8aの状態のときは、切替弁8の弁体8−1は払出通路部9を開放した状態にあり(図7参照)、ここで、ステッピングモータ4が逆回転すると、当該回転に従動して、図8(b)、図8(c)に示されるようにワンウエイクラッチ6が回転するのでそのカム形状外輪6−1も回転し、当該回転に伴ってリンク7はカム形状外輪6−1に押し上げられて上昇し始める。
当該リンク7が上昇するとリンク7のリンク係合孔7−2も上昇するので、当該係合孔7−2と係合する切替弁8の係合ピン8−3も上昇する。
すると、弁体8−1は弁体回転軸8−2を中心に回転して今まで閉鎖していた球抜通路部10の開放を始め、逆に今まで開放していた払出通路部9の閉鎖を始める。
そして、カム形状外輪6−1が90度回転したところで、弁体8−1が払出通路部9を閉鎖し、球抜通路部10を開放して遊技球の通路を切替えると共に、カム形状外輪6−1のディテント突部6−11とリンク基部7−1のディテント用凹部7−3との協働によるディテント作用にて当該位置にカム形状外輪6−1が保持される(図8(d)参照)。
ここで、ステッピングモータ4が再度逆回転してカム形状外輪6−1がさらに90度回転すると、上記動作と逆にリンク7がカム形状外輪6−1に従動して下降する。
すると、弁体8−1が球抜通路部10を閉鎖し、払出通路部9を開放して遊技球の通路を切替えると共に、前記ディテント作用にて当該位置にカム形状外輪6−1が保持される図8(a)の状態に戻る。
切替弁8 が行う払出通路部9と球抜通路部10との切替動作について図9に基づいて説明する。
図9(a)〜図9(d)は各々図8(a)〜図8(d)に対応する図であり、ワンウエイクラッチ6のカム形状外輪6−1が図8(a)に示される状態のときは、図9(a)に示されるようにリードスクリュー5にて搬送された遊技球Pはその排出端部から排出され、弁体8−1により閉鎖されていない払出通路部9に誘導されるので矢示のように払出用中継通路11−1に進入する。
ここで、ステッピングモータ4が逆方向回転すると、リードスクリュー5も逆方向回転して遊技球Pが貯留タンク2の方に搬送されるので、リードスクリュー5の排出端部からは遊技球Pが排出されないが、ワンウエイクラッチ6のカム形状外輪6−1は回転するので切替弁8の弁体8−1が図9(b)、図9(c)のように回転する。
前記カム形状外輪6−1が90度回転したところで、前記弁体8−1が球抜通路部10を開放し、払出通路部9を閉鎖して遊技球の通路切替が図9(d)のように完了したら、ステッピングモータ4を正方向回転してリードスクリュー5を正方向に回転する。
すると、遊技球Pがリードスクリュー5の排出端部から排出され、弁体8−1により閉鎖されていない球抜通路部10に遊技球を誘導するので矢示のように球抜用中継通路11−2に進入する。
前記構成を備えたスクリュー式払出装置1の動作について以下説明する。
まず、賞球のための遊技球を払出す払出動作について説明する。
図示しないステッピングモータ制御装置が賞球払出信号を検出すると、当該制御装置はステッピングモータ4を正方向に回転してリードスクリュー5を正方向に回転する。
すると、遊技球貯留タンク2に貯留されていた遊技球はリードスクリュー5にて搬送されてその排出端部から排出され、前記弁体8−1により払出通路部9へ遊技球が誘導される。
次に遊技球の球抜動作について図10に示されるフローチャートを用いて説明する。
前記図示しないステッピングモータ制御装置が球抜きボタンの押し下げ信号を検出すると(ステップS1)、当該制御装置はステッピングモータ4を逆方向に回転する(ステップS2)。
前記ステップS2の逆方向回転によりワンウエイクラッチ6が回転駆動され、当該回転駆動に従動して、カム形状外輪の回転―リンクの上昇−弁体の回転等一連の動作により切替弁8の弁体8−1が球抜通路部9を開放したか否か判定する(ステップS3)。
前記ステップS3の判定が、払出通路部9が閉鎖されて球抜通路部10が開放されたとの判定のときは、ステッピングモータ4を正方向に回転し(ステップS4)、球抜きボタンの再押し下げが有るまでステッピングモータ4の回転を継続する。
前記球抜きボタンの再押し下げが有ると判定すると(ステップS5)ステッピングモータ4を逆方向に回転する(ステップS6)。
前記ステップS6の逆方向回転により弁体8−1も前記と逆方向に回転するので、当該弁体8−1が球抜通路部10を閉鎖して払出通路部9を開放したか否か判定し(ステップS7)、当該判定が球抜通路部10を閉鎖して払出通路部9を開放したとの判定のときは、前記ステッピングモータ4の回転を停止させて球抜きを終了する(ステップS8)
上記実施例によれば前記した効果以外にさらに以下の効果を奏する。
(1).切替弁を動作させるリンクの上下変位を行わせるカムとして、ワンウエイクラッチの外輪をカム形状として当該カムを直接利用しているので、ワンウエイクラッチの回転駆動力を、さらに軸を介しカムを備えているカム軸に伝達する場合に比して小型化できる効果を有する。
(2).スクリュー式払出装置が賞球用の払出動作を行っている最中に、誤って球抜きボタンを押し下げてしまった場合でも、ステッピングモータ4は逆回転して遊技球の排出を停止するので、切替弁の切替動作中に遊技球と衝突する虞がなくなり、切替弁の破損が生じない効果を有する。
(3).また、球抜き終了後に再度ステッピングモータ4を回転して切替弁が払出通路を開放状態にしているので、直ちに遊技状態に移行できる効果を奏する。
前記実施形態の変形例として以下のようにしても良い。
(1).前記実施形態においては、切替弁を動作させるリンクの上下変位を行わせるカムとして、ワンウエイクラッチのカム形状外輪としたが、これに限らず、ワンウエイクラッチの外輪の駆動力をカム軸に伝達し、当該カム軸の回転によるカムの回転変位を利用しても良い。
すると、駆動伝達手段を介して適宜位置に配設された切替弁についても、対応できるのでスペースを有効活用できる効果を有する。
(2).前記実施形態においては、リンクとカム形状外輪との圧接をリンクの自重にて確保しているが、当該圧接を弾性付与手段にて確保しても良い。
すると、リンクとカムとの配置関係、すなわち、どちらが上になっても良い配置の自由度が増す効果を有する。
(3).前記実施形態においては、切替弁を切替える弁切替機構をワンウエイクラッチ、リンク、リンクの上下変位手段としての回転カムにて構成したが、ワンウエイクラッチの回転を上下変位に変換する回転−直線変換手段としては、カムに限らず如何なる回転−直線変換手段でも良い。
例えば、図10に示されるように、回転軸12−1を中心にして回転する回転円盤12−2に設けられた係合突部12−3に、リンクに連結する変換バー12−4の係合孔12−5を遊嵌させて、回転円盤12−2が回転することにより前記係合突部12−3が上下する変位を利用した回転−直線変換手段12としても良い。
すると、カムとリンクとの圧接手段が不要になる効果を奏する。
(4).前記実施形態においては、カムに従動するカム従動体として略逆U字形状リンクとしたが、切替弁の動作、および構造に適した形状としても良い。
(5).前記実施形態においては、ステッピングモータを逆方向回転した後行う正方向回転の停止契機として、球抜きボタンの再押し下げとしたが、逆方向回転後の前記正方向回転開始から所定時間、例えば、遊技球貯留タンクから遊技球が全て排出されるのに要する時間の経過を契機としても良い。
すると、球抜きボタンの再押し下操作が不要となるので省力化が図れる。
(6).前記実施形態においては、モータとしてステッピングモータを用いたが、回転量を正確に制御できる正逆回転可能なモータならば、直流モータでも誘導モータでも如何なるモータでも良い。
(7).払出機構の、払出通路部、球抜通路部と、中継通路の払出用中継通路、球抜用中継通路を一体的構成として製作工程を少なくしても良いし、また、分離構成とし、図示しない受け皿に連結する球通路との接続のフレキシビリティを確保しても良い。
前記スクリュー式排出装置は、遊技球に限らず、リードスクリューの回転より搬送する流体、粉体の搬送先を切替える切替弁にも適用可能である。
すなわち、リードスクリューの回転より搬送する流体または粉体の搬送先を切替弁にて切り替える際に、本発明の切り替え機構を用いると、切替弁の切替動作は、搬送すべき流体または流体又は粉体の搬送がリードスクリューの逆方向回転により停止されて当該流体又は粉体が存在しない状態で行われるので、切替弁の動作中に当該流体又は粉体による切替弁の動作が邪魔されることなくスムーズに切替ることができ、しかも当該切替動作と流体又は粉体の搬送の一時停止をリードスクリューを回転するモータの逆方向回転により同時に行えるのでその機構も簡素化される効果を有する。
スクリュー払出装置の外観図である。 図1において、カバーを外した一部破断図である。 ワンウエイクラッチの分解斜視図である。 ワンウエイクラッチの動作説明図である。 モータ、ワンウエイクラッチ、リードスクリュー配置関係図である。 図8(a)の拡大図で、図2のA方向から見た図である。 図9(a)の拡大図で、図2のB方向から見た図である。 モータを除去した図2のA方向から見たワンウエイクラッチの回転に伴うリンク、切替弁の動作説明図である。 図2のB方向から見たワンウエイクラッチの回転に伴う切替弁の動作説明図である。 球抜動作を説明するフローチャートである。 他の回転−直線変換手段の例を示す図である。
符号の説明
1 スクリュー式払出装置
2 遊技球貯留タンク
2−1 底面
2−2 遊技球排出口
3 払出機構ケース
3−1 払出機構ケース底面
3−2 払出機構ケースカバー
4 ステッピングモータ
5 リードスクリュー
6 ワンウエイクラッチ
6−1 カム形状外輪
6−11 ディテント用突部
6−2 クラッチ構造収納凹部
6−21 突部
6−3ワンウエイクラッチ構造体
6−31 カムベース
6−32 係合貫通孔
6−33 カムストッパ
6−34 枢支軸
7 リンク
7−1 リンク基部
7−2 リンク係合孔
7−3 ディテント用凹部
8 切替弁
8−1 弁体
8−2 弁体回転軸
8−3 係合ピン
9 払出通路部
10 球抜通路部
11 中継通路
11−1 払出用中継通路
11−2 球抜用中継通路
12 回転−直線変換手段
12−1 回転軸
12−2 回転円盤
12−3 係合突部
12−4 変換バー
12−5 係合孔

Claims (2)

  1. 貯留タンクに配設され、回転することにより当該タンク内に貯留されている遊技球を1個ずつ払い出すリードスクリューと、
    前記リードスクリューを回転駆動するステッピングモータと
    前記貯留タンクから払い出された遊技球を払出通路と球抜き通路の何れかの通路に振り分ける切替弁と、
    前記切替弁を切替動作する弁切替機構と
    を備え、
    前記弁切替機構は、
    前記ステッピングモータの回転駆動力を断続するワンウエイクラッチと、
    当該ワンウエイクラッチの回転に従動して回転するカム手段と
    から構成されおり、
    前記ステッピングモータを一方向に回転すると、前記ワンウエイクラッチを遮断して前記リードスクリューから遊技球を1個ずつ払い出し、他方向に回転すると、前記ワンウエイクラッチが前記ステッピングモータの回転にロックされて前記カム手段が回転することにより前記切替弁を切替えることを特徴とするスクリュー式払出装置
  2. 前記ワンウエイクラッチは、外輪と、前記ステッピングモータと係合すると共に当該外輪を前記他方向に回転可能とするクラッチ構造体とから構成され、当該外輪が前記カム手段として作用するカム形状外輪であることを特徴とする、請求項1記載のスクリュー式払出装置。
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