JP5182536B2 - スタンパー偏心量測定方法 - Google Patents
スタンパー偏心量測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5182536B2 JP5182536B2 JP2010154551A JP2010154551A JP5182536B2 JP 5182536 B2 JP5182536 B2 JP 5182536B2 JP 2010154551 A JP2010154551 A JP 2010154551A JP 2010154551 A JP2010154551 A JP 2010154551A JP 5182536 B2 JP5182536 B2 JP 5182536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stamper
- eccentricity
- holder
- rotation angle
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title claims description 3
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 233
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 87
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 80
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 73
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 51
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 49
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 37
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 25
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 12
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 5
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 18
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 17
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 17
- 230000008859 change Effects 0.000 description 14
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 2
- 238000011410 subtraction method Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
本発明の一実施形態に係るスタンパー偏心量測定装置について図面を用いて説明する。図1は、スタンパー偏心量測定装置の全体構成図である。この場合、スタンパーSTはROM型の光ディスクを作製するもの、すなわちピット列が形成されたものであるとする。スタンパー偏心量測定装置は、スタンパーSTを回転駆動する回転駆動装置10と、スタンパーSTにレーザ光を照射するとともにレーザ光の照射によるスタンパーSTからの反射光を受光する光ピックアップ装置20を備えている。
上記のように構成した実施形態の作動について説明する前に、スタンパー偏心量の検出動作原理について簡単に説明しておく。スタンパーSTをホルダー13に保持させてクランプ12にセットし、さらに押し当て具15によりスタンパーSTをホルダー13に押し当てた後、スピンドルモータ11を回転させるとともに、フォーカスサーボ制御を行いながらレーザ光をスタンパーSTに照射する。この場合、トラッキングサーボ制御は行われていないので、スタンパーST上のレーザスポットは、スタンパーST上のビット列を径方向に横切り、スタンパーSTが1回転する間に1往復する。なお、実際には、スタンパーSTが径方向に移動することでピット列が径方向に移動する。一方、カウント回路42は、このレーザスポットのビット列に対する径方向への横切りをカウントするとともに、横切る方向に応じてカウントダウン又はカウントアップする。本実施形態においては、レーザスポットがビット列を横切る方向がスタンパーSTの外側方向(正方向)である場合に、カウント値はカウントアップする。
(押し当て偏心量の取得工程)
上記のように構成した実施形態の具体的な作動について説明する。まず、作業者は、(b)スタンパーSTをホルダー13に押し当てることによる偏心量を求めておく。この場合、作業者は、スタンパーSTの穴の直径とホルダー13の円筒状凸部13aの外径を精密な測定器で測定して、入力装置101を操作して、コントローラ100に押し当て偏心量取得プログラムを実行させる。コントローラ100は、図4のステップS10にて押し当て偏心量取得プログラムの実行を開始し、ステップS11,S12にて、表示装置102を用いて、スタンパーSTの穴の直径及びホルダー13の円筒状凸部13aの外径の入力を促す。作業者が、入力装置101を用いてスタンパーSTの穴の直径及びホルダー13の円筒状凸部13aの外径を入力すると、コントローラ100は、ステップS11,S12にて前記入力されたスタンパーSTの穴の直径及びホルダー13の円筒状凸部13aの外径を取り込む。
次に、作業者は、スピンドルモータ11の回転を開始させる際にスピンドルモータ11の回転軸11a及びクランプ12の回転位置が常に一定となるようにするために、入力装置101を操作してコントローラ100に位置決めプログラムを実行させる。この位置決めプログラムの実行はステップS20にて開始され、コントローラ100は、ステップS21にて、スピンドルモータ制御回路31を制御して、スピンドルモータ11を低速で回転させる。そして、ステップS22にて、スピンドルモータ11のエンコーダ11bからインデックス信号Idexの入力を待つ。スピンドルモータ11の回転により、エンコーダ11bからインデックス信号Idexが出力されると、コントローラ100は、ステップS22にて「Yes」と判定して、ステップS23にてスピンドルモータ制御回路31を制御してスピンドルモータ11の回転を停止させて、ステップS24にてこの位置決めプログラムの実行を終了する。この場合、スピンドルモータ11の回転速度を遅くしているために、エンコーダ11bからインデックス信号Idexが出力された直後の回転位置にてスピンドルモータ11は回転を停止する。このスピンドルモータ11の回転軸11a及びクランプ12の停止位置を基準位置とし、次にスピンドルモータ11の回転を開始させるときには、スピンドルモータ11の回転軸11a及びクランプ12はこの基準位置から回転し始める。
次に、スピンドルモータ11の回転軸11a及びクランプ12が基準位置にある状態で、偏心ベクトルを測定しようとするスタンパーSTをクランプ12に対して基準位置にセットする(前述した図3の状態)。そして、作業者は、入力装置101を操作して、コントローラ100にスタンパー偏心ベクトル取得プログラムを実行させる。コントローラ100は、図8のステップS70にてスタンパー偏心ベクトル取得プログラムの実行を開始する。このスタンパー偏心ベクトル取得プログラムのステップS71〜S89の処理は、前述した図6の測定偏心ベクトル取得プログラムのステップS31〜S49の処理と同じである。このステップS71〜S89の処理により、測定しようとするスタンパーSTの偏心ベクトルが導出される。なお、この測定しようとするスタンパーSTが、前述したモータ回転の偏心ベクトルを導出するために用いたスタンパーSTと同じであれば、図12(A)に示すようにスタンパーST及びホルダー13をクランプ12にセットして導出した偏心ベクトルを記憶しておけば、前記図6の測定偏心ベクトル取得プログラムの実行によって取得された測定偏心ベクトルを利用できる。
上記実施形態では、スタンパーSTをホルダー13に押し当てて1回転させて測定したスタンパーSTの偏心ベクトルから、別途測定して記憶しておいた押し当て偏心量に基づく押し当て偏心ベクトル及び別途測定して記憶しておいたモータ回転偏心ベクトルを減算してスタンパーST自身の偏心ベクトルを計算するようにした。しかし、これに代えて、スタンパーST自身の偏心ベクトルとモータ回転偏心ベクトルとを加算した偏心ベクトルを測定して、この測定した偏心ベクトルからモータ回転偏心ベクトルを減算してスタンパーST自身の偏心ベクトルを取得するようにしてもよい。
上記実施形態では、スタンパーSTはROM型の光ディスクを作製するためのもの、すなわちピット列が形成されたものであった。しかし、スタンパーSTがR型及びRW型の光ディスクを作成するためのもの、すなわちグルーブ及びランド(図18参照)が形成されたものである場合には、以下のように構成すればよい。すなわち、トラッキングエラー信号生成回路37を、プッシュプル(Push Pull)法によってトラッキングエラー信号を生成する回路に変更する。トラッキングエラー信号生成回路37で生成されたトラッキングエラー信号は、図17に示すように、ローパスフィルタ51を介した後に、微分回路38及び2値化回路41に供給するようにする。進行方向変化検出回路39は、微分回路38からの微分信号に加えて、トラッキングエラー信号生成回路37で生成されたトラッキングエラー信号を、ハイパスフィルタ52を介して入力する。そして、進行方向変化検出回路39は、前記ハイパスフィルタ52を通過した信号の振幅値が所定レベルよりも大きいか否かにより信号レベルが変化する2値化信号を作成し、微分回路38からの微分信号がハイレベルであるときにおける2値化信号のレベルにハイレベルがあるか否かにより、カウント回路42へのカウントアップ又はカウントダウンを制御するための信号の有無を切換える。
上記変形例1においては、押し当て偏心ベクトルを除去して、スタンパーST自身の偏心ベクトルとモータ回転偏心ベクトルとを加算した偏心ベクトルを求める際に、4種類の偏心ベクトルを求めた後に、これらの4種類の偏心ベクトルを加算して「4」で除することにより偏心ベクトルを求めるようにした。しかし、これに代えて、スタンパーSTの回転角度に応じて変化する4種類のカウント値(径方向ずれ量)を合成して、スタンパーSTの回転角度に応じて変化する1種類のカウント値(径方向)を求めて偏心ベクトルを求めるようにしてもよい。
上記実施形態及び変形例では、スタンパーSTの偏心ベクトル、モータ回転の偏心ベクトル、及びスタンパーSTの偏心ベクトルにモータ回転の偏心ベクトルを加えた偏心ベクトルを求めるための、図8のスタンパー偏心ベクトル取得プログラム、図6の測定偏心ベクトル取得プログラム、及び図20の径方向ずれ量取得プログラムにおいては、スタンパーSTを1回転だけさせて、スタンパーSTの1回転分のカウント値及び回転角度を取り込んで偏心ベクトルを計算するようにした。しかし、スタンパーSTの1回転は最低限の回転であり、前記に代えて、スタンパーSTを複数回回転させて、スタンパーSTの複数回転分のカウント値及び回転角度を取り込んで偏心ベクトルを計算するようにしてもよい。この場合、複数回転分のカウント値を回転角度ごとに平均すればよい。
Claims (10)
- スタンパーを回転させるためのモータと、
スタンパーの中央の穴を、中央部に設けた円筒状凸部に嵌め込ませてスタンパーを保持するホルダーと、
前記モータの回転軸に固定されて前記ホルダーをセットするクランプと、
前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てるための押し当て具と、
レーザ光源からのレーザ光を対物レンズで集光して、前記クランプにセットされた前記ホルダーに保持されているスタンパー上に光スポットを形成し、前記光スポットによるスタンパーからの反射光をフォトディテクタで受光して受光信号を出力する光ピックアップ装置と、
前記モータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、
スタンパーの回転時における回転中心に対するスタンパーの中心の所定の径方向における径方向ずれ量を前記光ピックアップ装置との協働により検出するずれ量検出手段とを備えたスタンパー偏心量測定装置を用いて、スタンパーの偏心量を測定するスタンパー偏心量測定方法であって、
スタンパーの穴の内周面を一方向から前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に押し当てた際の前記ホルダーの中心とスタンパーの中心とのずれ量を測定して押し当て偏心量として記憶しておく押し当て偏心量測定工程と、
スタンパーの穴を前記ホルダーの円筒状凸部に嵌め込ませるとともに、前記押し当て具を用いて、前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記クランプにセットして、前記モータを駆動することによりスタンパーを少なくとも1回転させるスタンパー回転工程と、
前記スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する径方向ずれ量取得工程と、
前記径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量を用いて、スタンパーの偏心量及び偏心方向を計算する測定偏心計算工程と、
前記測定偏心計算工程で計算したスタンパーの偏心量及び偏心方向から定まる測定偏心ベクトルから、前記押し当て偏心量測定工程で記憶した押し当て偏心量及び前記スタンパー回転工程でスタンパーをホルダーに押し当てた方向から定まる押し当て偏心ベクトルを減算する減算処理の手法により、スタンパー自身の偏心量を計算するスタンパー偏心量計算工程と
を含むようにしたことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項1に記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記押し当て偏心量測定工程は、
スタンパーの穴の径を測定するとともに、前記ホルダーの円筒状凸部の外径を測定し、
前記測定したスタンパーの穴の径から前記測定したホルダーの円筒状凸部の外径を減算して「2」で除することにより、スタンパーの穴の内周面を一方向から前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に押し当てた際の前記ホルダーの中心とスタンパーの中心とのずれ量を押し当て偏心量として計算するスタンパー偏心量測定方法。 - スタンパーを回転させるためのモータと、
スタンパーの中央の穴を、中央部に設けた円筒状凸部に嵌め込ませてスタンパーを保持するホルダーと、
前記モータの回転軸に固定されて前記ホルダーをセットするクランプと、
前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てるための押し当て具と、
レーザ光源からのレーザ光を対物レンズで集光して、前記クランプにセットされた前記ホルダーに保持されているスタンパー上に光スポットを形成し、前記光スポットによるスタンパーからの反射光をフォトディテクタで受光して受光信号を出力する光ピックアップ装置と、
前記モータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、
スタンパーの回転時における回転中心に対するスタンパーの中心の所定の径方向における径方向ずれ量を前記光ピックアップ装置との協働により検出するずれ量検出手段とを備えたスタンパー偏心量測定装置を用いて、スタンパーの偏心量を測定するスタンパー偏心量測定方法であって、
スタンパーの穴を前記ホルダーの円筒状凸部に嵌め込ませるとともに、前記押し当て具を用いて、前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記クランプにセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第1スタンパー回転工程と、
前記第1スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第1径方向ずれ量取得工程と、
前記スタンパーの穴を前記ホルダーの円筒状凸部に嵌め込ませるとともに、前記押し当て具を用いて、前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に前記第1スタンパー回転工程とは反対方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記クランプの前記第1スタンパー回転工程と同一回転位置にセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第2スタンパー回転工程と、
前記第2スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第2径方向ずれ量取得工程と、
前記第1径方向ずれ量取得工程で前記スタンパーの回転角度に対応させて記憶した前記スタンパーの径方向ずれ量と、前記第2径方向ずれ量取得工程で前記スタンパーの回転角度に対応させて記憶した前記スタンパーの径方向ずれ量とを用いて、前記スタンパーの穴の内周面の前記ホルダーの円筒状凸部への押し当てによる影響を除去することにより、スタンパー自身の偏心量を計算するスタンパー偏心量計算工程と
を含むようにしたことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項3に記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記スタンパー偏心量計算工程を、
前記第1径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量を用いて、スタンパーの第1偏心量及び第1偏心方向を計算する第1測定偏心計算工程と、
前記第2径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量を用いて、スタンパーの第2偏心量及び第2偏心方向を計算する第2測定偏心計算工程と、
前記第1測定偏心計算工程で計算したスタンパーの第1偏心量及び第1偏心方向から定まる第1測定偏心ベクトルと、前記第2測定偏心計算工程で計算したスタンパーの第2偏心量及び第2偏心方向から定まる第2測定偏心ベクトルとの加算処理の手法により、スタンパー自身の偏心量を計算する加算工程と
で構成したことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項3に記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記スタンパー偏心量計算工程を、
前記第1径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量と、前記第2径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量とをスタンパーの回転角度ごとに平均化することにより、スタンパーの回転角度に応じて変化する合成径方向ずれ量を計算する合成工程と、
前記合成工程により合成されたスタンパーの回転角度に応じて変化する合成径方向ずれ量を用いてスタンパーの偏心量を計算する偏心量計算工程と
で構成したことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項1乃至5のうちのいずれか一つに記載したスタンパー偏心量測定方法において、さらに、
前記モータによる前記ホルダーの回転時における回転中心に対する前記ホルダーの中心のずれである偏心量及び偏心方向を取得するモータ回転偏心取得工程を含み、
前記スタンパー偏心量計算工程は、さらに前記モータ回転偏心取得工程で取得した偏心量及び偏心方向から定まるモータ回転偏心ベクトルの減算処理の手法を加えたうえで、スタンパー自身の偏心量を計算することを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項6に記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記モータ回転偏心取得工程を、
前記スタンパーの穴を前記ホルダーの円筒状凸部に嵌め込ませるとともに、前記押し当て具を用いて、前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記クランプにセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第3スタンパー回転工程と、
前記第3スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第3径方向ずれ量取得工程と、
前記第3径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量を用いて、スタンパーの第3偏心量及び第3偏心方向を計算する第3測定偏心計算工程と、
前記スタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に前記第3スタンパー回転工程と同一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記第3スタンパー回転工程とは180度回転させて前記クランプにセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第4スタンパー回転工程と、
前記第4スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第4径方向ずれ量取得工程と、
前記第4径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量を用いて、スタンパーの第4偏心量及び第4偏心方向を計算する第4測定偏心計算工程と、
前記第3測定偏心計算工程で計算したスタンパーの第3偏心量及び第3偏心方向から定まる第3測定偏心ベクトルと、前記第4測定偏心計算工程で計算したスタンパーの第4偏心量及び第4偏心方向から定まる第4測定偏心ベクトルとの加算処理の手法により、前記ホルダーの回転時における回転中心に対する前記ホルダーの中心のずれである偏心量及び偏心方向を計算する加算工程と
で構成したことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項6に記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記モータ回転偏心取得工程を、
前記スタンパーの穴を前記ホルダーの円筒状凸部に嵌め込ませるとともに、前記押し当て具を用いて、前記ホルダーに保持されたスタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記クランプにセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第3スタンパー回転工程と、
前記第3スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第3径方向ずれ量取得工程と、
前記スタンパーの穴の内周面を前記ホルダーの円筒状凸部の外周面に前記第3スタンパー回転工程と同一方向から押し当てた状態で、前記ホルダーを前記第3スタンパー回転工程とは180度回転させて前記クランプにセットして、前記モータを駆動することにより前記スタンパーを少なくとも1回転させる第4スタンパー回転工程と、
前記第4スタンパー回転工程時に、前記回転角度検出手段によって検出されたモータの回転角度を、前記ホルダーを前記クランプにセットした状態から変化するスタンパーの回転角度として取得するとともに、前記ずれ量検出手段によって検出されたスタンパーの径方向ずれ量を取得して、前記スタンパーの回転角度に対応させて前記スタンパーの径方向ずれ量を記憶する第4径方向ずれ量取得工程と、
前記第3径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量と、前記第4径方向ずれ量取得工程で記憶したスタンパーの回転角度に応じて変化する径方向ずれ量とをスタンパーの回転角度ごとに平均化することにより、スタンパーの回転角度に応じて変化する合成径方向ずれ量を計算する合成工程と、
前記合成工程により合成されたスタンパーの回転角度に応じて変化する合成径方向ずれ量を用いて、前記ホルダーの回転時における回転中心に対する前記ホルダーの中心のずれである偏心量及び偏心方向を計算する偏心計算工程と
で構成したことを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項1乃至8のうちのいずれか一つに記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記ずれ量検出手段は、トラッキングサーボ制御をかけない状態で、前記フォトディテクタによる受光信号を用いて前記光スポットに対する前記スタンパーの径方向移動量を測定することにより、前記スタンパーの径方向ずれ量を検出することを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。 - 請求項1乃至8のうちのいずれか一つに記載したスタンパー偏心量測定方法において、
前記ずれ量検出手段は、トラッキングサーボ制御をかけた状態で前記対物レンズの径方向移動量を測定することにより、前記スタンパーの径方向ずれ量を検出することを特徴とするスタンパー偏心量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010154551A JP5182536B2 (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | スタンパー偏心量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010154551A JP5182536B2 (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | スタンパー偏心量測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012018717A JP2012018717A (ja) | 2012-01-26 |
JP5182536B2 true JP5182536B2 (ja) | 2013-04-17 |
Family
ID=45603869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010154551A Expired - Fee Related JP5182536B2 (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | スタンパー偏心量測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5182536B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109115604A (zh) * | 2018-07-26 | 2019-01-01 | 辽宁工业大学 | 电阻应变式万能试验机压力偏心检测器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61219816A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-09-30 | Yokogawa Electric Corp | デイスク形状測定装置 |
JPH03120640A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-22 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | 偏心測定方法 |
JPH04241261A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 光ディスク再生装置 |
JPH06342578A (ja) * | 1993-04-07 | 1994-12-13 | Toshiba Corp | 磁気ディスク装置およびその組立て方法 |
JP2001076361A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-23 | Sony Precision Technology Inc | ディスクの偏芯量の測定方法及び測定装置 |
JP3863828B2 (ja) * | 2002-08-26 | 2006-12-27 | 富士通株式会社 | ディスク媒体の位置決め方法 |
-
2010
- 2010-07-07 JP JP2010154551A patent/JP5182536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012018717A (ja) | 2012-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5182536B2 (ja) | スタンパー偏心量測定方法 | |
EP1093119B1 (en) | Information write device and information read device | |
US20050254359A1 (en) | Optical pickup | |
TWI354271B (en) | Method for radial tracking in an optical disc driv | |
JP2009211751A (ja) | 光ディスクの表面評価方法及び表面評価装置 | |
JP4212461B2 (ja) | トラッキング学習調整方法および光ディスク装置 | |
JP3499815B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2012190525A (ja) | 光ディスク装置、信号処理装置、及び信号処理方法 | |
JP5624116B2 (ja) | 光学的情報再生装置、光学的情報記録装置、光学的情報再生方法及び光学的情報記録方法 | |
JP4349228B2 (ja) | 評価用ディスク | |
JP2008097740A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2007164927A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3870130B2 (ja) | 光ディスク装置および光ディスクの回転制御方法 | |
JP2644126B2 (ja) | 光記録再生装置 | |
US8953424B2 (en) | Optical recording medium driving apparatus, and method of generating tracking error signal | |
JP5098735B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2006268961A5 (ja) | ||
WO2005034100A2 (en) | Method of determining setting of spherical aberration corrector | |
JP2737183B2 (ja) | 光ディスクの特性測定方法 | |
CN103680532A (zh) | 光学拾波器与光盘装置 | |
KR100887900B1 (ko) | 광디스크의 틸트조정장치 및 방법 | |
KR101055639B1 (ko) | 측정 시스템 | |
JP2007018650A (ja) | 光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法 | |
JP2010135018A (ja) | 光ディスク装置およびトラック位置誤差検出方法並びにプログラム | |
WO2008117228A1 (en) | Method for tracking the information track of an optical disc |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |