JP5181548B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は操舵系に操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置に関し、特にトルクセンサを含むトルク系に異常が検出された場合に代替制御トルクを算出し、操舵トルクに代わる代替制御トルクによってモータを制御するための電流指令値を決定するようにした電動パワーステアリング装置に関する。
車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助力)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図4に示して説明すると、ステアリングホイール1のコラム軸(ステアリングシャフト)2は減速ギア6、ユニバーサルジョイント9A及び9B、ピニオンラック機構10を経て操向車輪のタイロッド11に連結されている。コラム軸2には、ステアリングホイール1の操舵角度θaを検出する舵角センサ3、ステアリングホイール1の操舵トルクTを検出するトルクセンサ4が設けられており、ステアリングホイール1の操舵力を補助するモータ7が減速ギア6を介してコラム軸2に連結されている。トルクセンサ4は、ステアリングホイール1の操舵トルクTによってトーションバー5が捩れると、操舵トルクTに応じた電気信号を出力するようになっている。また、モータ7には、モータ回転角度θを検出するモータ回転角センサ8が備えられている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット100には、バッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー13を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット100は主としてCPU(又はMPUやMCU)で構成され、トルクセンサ4で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基づいてアシスト(操舵補助)指令の電流指令値Iの演算を行い、演算された電流指令値Iに基づいてモータ7に供給する電流を制御する。
このような電動パワーステアリング装置において、トルクセンサ4に異常が生じた場合の従来の制御手順を図5のフローチャートに示して説明する。
先ずイグニションキー13がONにされエンジンが始動されると(ステップS21)、トルク系信号、車速V、ステアリングホイール回転角度θやモータ回転角度θ等のその他の信号がコントロールユニット100に入力される(ステップS22)。トルク系信号としては、トルクセンサ4に供給される電源に関する信号、トルクセンサ4のトルクメイン信号及びトルクサブ信号、コントロールユニット100の増幅回路で生成される増幅信号等がある。そして、トルクセンサ4を含むトルク系の異常診断(ステップS23)及びトルク系以外の異常診断を行い(ステップS24)、正常と判定された場合、トルク増幅信号T及び車速Vによりモータ7への電流指令値Iを決定し、その他の補正電流も加えてモータ7へ電流供給を行い(ステップS25)、モータ7を駆動し(ステップS26)、上記ステップS22にリターンして上記動作を繰り返す。
一方、上記ステップS23又はステップS24で異常と判定された場合、モータ7によるアシスト制御を停止し、運転者に異常が検出されたことを知らせるために警報部15から、例えば警告灯を点灯又は点滅させる等の警報を出力する(ステップS27)。
トルク系に異常が発生した場合の対処機能を備えた電動パワーステアリング装置として、特開2004−224077号公報(特許文献1)に以下の電動パワーステアリング装置が開示されている。この電動パワーステアリング装置ではトルクセンサとして2系統(メイン及びサブ)設けられており、2系統のトルクセンサがそれぞれ検出した操舵トルクに基づいて、モータを駆動するようにしている。即ち、2系統のトルクセンサがそれぞれ検出した操舵トルク信号T1及びT2の差の絶対値が所定値以上であれば、舵角センサが検出した操舵角、モータ回転角センサが検出した回転角、トーションバーのばね定数及び減速ギアの減速比に基づいて、操舵トルク値Tcalを算出する。そして、操舵トルク信号T1及びT2の内、操舵トルク値Tcalに近い方のトルク信号に基づきモータを駆動しながら、その駆動力を漸減させ、徐々に操舵補助を停止させるか、若しくはその駆動力を漸減させずに、操舵補助を続行させるようにしている。
また、特開2005−219573号公報(特許文献2)には、トルクセンサの動作が正常でないと判定された場合に、推定されたトーションバーの捩れ角度にトーションバーのばね定数を乗ずることで代替操舵トルク値を演算し、この代替操舵トルク値に基づいて基本アシスト制御量を演算する電動パワーステアリング制御装置が開示されている。
更に、特開2006−143151号公報(特許文献3)には、トルクセンサが故障した場合に、操舵トルクを推定する電動パワーステアリング装置が開示されている。操舵角信号と操舵トルク信号とから操舵トルクセンサの故障を検出し、操舵トルクセンサが故障の場合、操舵角信号とタイヤの向き(タイヤ角)とに基づいて操舵トルクを推定し、この推定した操舵トルク信号と車速信号とに基づいてモータを制御するようにしている。
特開2004−224077号公報 特開2005−219573号公報 特開2006−143151号公報
従来の電動パワーステアリング装置では、トルク系において異常が検出された場合に、モータによるアシスト制御を停止し、警告灯により運転者に異常が検出されたことを知らせている。このため、トルク系の異常が検出されるとすぐにアシスト制御が停止され(システムダウン)、アシストの継続が可能であるにも拘らず、運転者に過大な負担が掛かるという問題がある。特に車両の大型化に伴い、システムダウンによる操舵力増大が問題視され、トルク系異常時においても、代替制御によるアシスト継続が強く望まれている。
特許文献1、特許文献2及び特許文献3には、トルクセンサに異常が生じた場合に、代替制御によってアシストを継続することが記載されているが、これらの代替制御においても、運転者がより良い操舵感を得るための改良が望まれている。
本発明は上述のような事情によりなされたものであり、本発明の目的は、トルクセンサを含むトルク系に異常が検出された場合に、運転者がより快適な操舵感の得られる代替制御機能を備えた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルクを検出するトルクセンサと、ステアリングホイールの回転角度を検出する舵角センサと、モータ回転角度を検出するモータ回転角センサとを具備し、前記操舵トルク及び車速に基づいて電流指令値を演算し、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵捕助力を付与するモータを制御するようになっている電動パワーステアリング装置に関し、本発明の上記目的は、トルク系の異常が検出された場合に、前記モータ回転角度及び前記ステアリングホイール回転角度に基づいて代替制御トルクを算出すると共に、前記電動パワーステアリング装置の減速機構部で生じるギアバックラッシュの量と前記電動パワーステアリング装置のダンパ機構部で生じる弾性変形量との両方を角度に置き換えた量を補正値として前記代替制御トルクを補正し、前記操舵トルクの代わりに前記補正した代替制御トルクを用いて前記電流指令値を決定することにより達成される。
本発明の上記目的は、前記操舵トルクの代わりに用いる代替制御トルクTsubは、θaを前記ステアリングホイールの回転角度、θrを前記モータ回転角度、θcを前記補正値、Grを電動パワーステアリング装置のギア比、TBをトーションバーバネレート、Kを係数として、Tsub=K(TB(θa−θr/Gr−θc))で算出すること、前記異常が、少なくとも、前記トルクセンサに供給される電源の異常、トルクセンサ回路異常、前記トルクセンサとコントロールユニットを繋ぐハーネスの断線、地絡及び天絡による異常、前記コントロールユニット内部のトルク信号入力インタフェースの異常及び前記コントロールユニットの制御用信号増幅回路の異常であることによって、或いは前記異常が検出された場合に、警告灯を点灯又は点滅させることによって、或いは前記舵角センサがコラム軸の入力軸側に配設されていることによって、或いは前記舵角センサがコラム軸の出力軸側に配設されていることによって、より効果的に達成される。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、トルクセンサを含むトルク系に異常が発生した場合にもアシスト制御を停止せず、代替制御によってアシスト制御を継続するようにしているため、運転者に過大な負担が掛かることを防止することができる。
また、本発明の代替制御方式では、モータ回転角度及びステアリングホイール回転角度に基づいて代替制御トルクを算出しており、運転者がより良い操舵感を得ることができる。更に、ギアバックラッシュ及びダンパ機構で生じる弾性変形量を角度に置き換えた量を、補正値として代替制御トルクの算出に加味しているので、運転者がより良い操舵感を得ることができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置では、トルクセンサを含むトルク系に異常(故障を含む)が検出された場合に、モータ回転角度及びステアリングホイール回転角度に基づいて代替制御トルクを算出し、操舵トルクに基づくアシスト制御に代え、代替制御トルクに基づいてアシスト制御する代替制御を実行する。ステアリングホイール回転角度はコラム軸に配置されている舵角センサから得られ、モータ回転角度はアシスト制御用モータに配置されているモータ回転角センサから得られ、操舵系のバックラッシュやダンパ機構の弾性変形量を補正して代替制御トルクを算出するようにしているので、代替制御を実行しても運転者に操舵感の低下を感じさせないか、若しくは操舵感の低下感を小さくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の構成例を図4に対応させて示している。本発明のコントロールユニット100内には、トルクセンサ4を含むトルク系の異常を検出するための異常監視部101と、異常監視部101でトルク系の異常が検出された場合に代替制御に切り換える制御切換部102と、トルクの異常が検出された場合に、舵角センサ3からのステアリングホイール1の回転角度θ及びモータ回転角センサ8からのモータ回転角度θによって、代替制御トルクTsubを算出する代替制御トルク算出部103と、入力される制御トルクに基づいてモータ7への電流指令値Iを決定する電流指令値決定部104とが設けられている。電流指令値決定部104には、車速センサ12からの車速Vと共に制御トルクとしてのトルク増幅信号T又は代替制御トルクTsubが入力される。制御トルクは、トルク系が正常の場合、トルクセンサ4からの操舵トルクTを増幅したトルク増幅信号Tであるが、トルク系に異常が検出された場合には、代替制御トルク算出部103で算出された代替制御トルクTsubに置き換えられる。また、異常監視部101で異常が検出された際に、音や光で警報を出力する警報部15が設けられている。
トルク系に異常が生じた場合の代替制御を、図2の構成図を参照して説明する。
トルクセンサ4からの操舵トルクTにはトルクメイン信号T及びトルクサブ信号Tがあり、そのうちトルクメイン信号Tはコントロールユニット100内の増幅回路で3倍程度に増幅されてトルク増幅信号Tとなり、異常監視部101及び制御切換部102の接点aに入力される。そして、トルク系の異常が検出されていない場合は、制御切換部102の接点状態は図2に示すように接点aに接続されており、モータ7への電流指令値Iを決定するために、トルク増幅信号Tが制御切換部102を経て電流指令値決定部104に入力される。異常監視部101には、トルク系の信号として、増幅前の前段信号としてのトルクメイン信号Tと増幅後のトルク増幅信号Tと共に、トルクサブ信号T、トルクセンサ4に供給される電源に関するトルク電源信号が入力されている。異常監視部101がトルク系の異常を検出すると異常検出信号AD1及びAD2を出力し、異常検出信号AD1が代替制御トルク算出部103に入力されることにより代替制御トルクTsubの算出が行われ、異常検出信号AD2が制御切換部102に入力されることにより、接点が“a”から“b”に切替えられ、代替制御トルク算出部103で算出された代替制御トルクTsubが電流指令値決定部104に入力される。また、運転者に警報部15から警報が出力される。
代替制御トルク算出部103には、ステアリングホイール回転角度信号θ及びモータ回転角度信号θが入力されており、下記数1により代替制御トルクTsubが算出される。
(数1)
sub=K(TB(θ−θ/Gr−θ))
ただし、θは電動パワーステアリング装置のギアバックラッシュ及びダンパ
機構で生じる弾性変形量を角度で置き換えた数値であり、Grは電動パワース
テアリング装置のギア比、TBはトーションバーバネレート、Kは係数である
次に、本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御手順を、図3のフローチャートを参照して説明する。
先ずイグニションキー13がONにされエンジンが始動されると(ステップS1)、トルク系信号、車速V、ステアリングホイール回転角度θやモータ回転角度θ等の信号がコントロールユニット100に入力される(ステップS2)。トルク系信号としては、トルクセンサ4に供給される電源に関する信号、トルクセンサ4のトルクメイン信号T及びトルクサブ信号T、コントロールユニット100の増幅回路で生成される増幅信号等がある。この状態では、制御切換部102の接点は“a”に接続されている。そして、コントロールユニット100内の異常監視部101で、トルクセンサ4を含むトルク系の異常診断を行う(ステップS3)。異常監視部101で検出されるトルク系の異常には、少なくとも、トルクセンサ4に供給される電源の異常、トルクセンサ回路異常、トルクセンサ4とコントロールユニット100を繋ぐハーネスの断線、地絡及び天絡による異常、コントロールユニット100内部のトルク信号入力インタフェースの異常及びコントロールユニット100の制御用信号増幅回路の異常等があり、これら異常が異常監視部101で検出されたときに異常検出信号AD1及びAD2が出力される。
上記ステップS3においてトルク系が正常と判定された場合は、更にその他の異常診断を行い(ステップS4)、正常と判定されると、制御切換部102は接点“a”に接続されたままであるので、トルク増幅信号Tを制御トルクに設定して電流指令値決定部104に入力する(ステップS5)。電流指令値決定部104は、車速V、制御トルクとしてのトルク増幅信号T、その他の補正電流によって、モータ7へ供給するための電流指令値Iを決定し(ステップS8)、電流指令値Iに基づいてモータ7を駆動すると共に(ステップS9)、上記ステップS2にリターンする。
一方、上記ステップS3においてトルク系が異常と判定された場合には異常監視部101から異常検出信号AD1及びAD2が出力され、異常検出信号AD1が代替制御トルク算出部103に入力されることにより、代替制御トルク算出部103は、代替制御トルクTsubを算出して制御切換部102(接点b)に入力すると共に、異常検出信号AD2によって制御切換部102の接点が“a”から“b”に切替えられ、算出された代替制御トルクTsubが制御トルクとして電流指令値決定部104に入力される(ステップS6)。また、異常監視部101は、異常が発生して運転者に代替制御が実行されていることを知らせるために、警報部15において警報を出力する(ステップS6)。このときの警報の出力は、例えば警告灯の点滅によって行う。その後、上記ステップS8に進む。
なお、異常監視部101で検出されるトルク系の異常には、トルクセンサ4に供給される電源の異常、トルクセンサ回路異常、トルクセンサ4とコントロールユニット100を繋ぐハーネスの断線、地絡及び天絡による異常、コントロールユニット100内部のトルク信号入力インタフェースの異常及びコントロールユニット100の制御用信号増幅回路の異常等がある。
また、上記ステップS4においてトルク系以外の他が異常と判定された場合には、アシスト制御を停止し、警報部15において例えば警告灯を点灯する等の警報を出力する(ステップS7)。
本実施形態では、代替制御トルク算出部103で算出する代替制御トルクTsubに数1を用いており、電動パワーステアリング装置のギアバックラッシュ及びダンパ機構で生じる弾性変形量による補正を考慮に入れているが、この補正を考慮に入れず、下記数2により簡易的に代替制御トルクTsubを算出するようにしても良い。
(数2)
sub=K(TB(θ−θ/Gr))
また、図1の実施例では、舵角センサ3をコラム軸の入力軸2A側に配設しているが、舵角センサ3はコラム軸の出力軸2B側に配設しても良い。更に、本例ではトルク系の異常が検出されたときに数1に従って代替制御トルクTsubを算出しているが、トルク系の異常の有無に関係なく算出し、トルク系の異常が検出されたときに制御切換部102に入力するようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。 本発明の代替制御システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の動作例を示すフローチャートである。 一般的な電動パワーステアリング装置の構成例を示す図である。 従来の一般的な制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 コラム軸(ステアリングシャフト)
3 舵角センサ
4 トルクセンサ
5 トーションバー
7 モータ
8 モータ回転角センサ
10 ピニオンラック機構
12 車速センサ
13 イグニションキー
14 バッテリ
15 警報部
100 コントロールユニット
101 異常監視部
102 制御切換部
103 代替制御トルク算出部
104 電流指令値決定部

Claims (6)

  1. 操舵トルクを検出するトルクセンサと、ステアリングホイールの回転角度を検出する舵角センサと、モータ回転角度を検出するモータ回転角センサとを具備し、前記操舵トルク及び車速に基づいて電流指令値を演算し、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵捕助力を付与するモータを制御するようになっている電動パワーステアリング装置において、
    トルク系の異常が検出された場合に、前記モータ回転角度及び前記ステアリングホイール回転角度に基づいて代替制御トルクを算出すると共に、前記電動パワーステアリング装置の減速機構部で生じるギアバックラッシュの量と前記電動パワーステアリング装置のダンパ機構部で生じる弾性変形量との両方を角度に置き換えた量を補正値として前記代替制御トルクを補正し、前記操舵トルクの代わりに前記補正した代替制御トルクを用いて前記電流指令値を決定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記操舵トルクの代わりに用いる代替制御トルクTsubは、θaを前記ステアリングホイールの回転角度、θrを前記モータ回転角度、θcを前記補正値、Grを電動パワーステアリング装置のギア比、TBをトーションバーバネレート、Kを係数として、Tsub=K(TB(θa−θr/Gr−θc))で算出することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記異常が、少なくとも、前記トルクセンサに供給される電源の異常、トルクセンサ回路異常、前記トルクセンサとコントロールユニットを繋ぐハーネスの断線、地絡及び天絡による異常、前記コントロールユニット内部のトルク信号入力インタフェースの異常及び前記コントロールユニットの制御用信号増幅回路の異常である請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記異常が検出された場合に、警告灯を点灯又は点滅させる請求項1乃至3のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記舵角センサがコラム軸の入力軸側に配設されている請求項1乃至のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記舵角センサがコラム軸の出力軸側に配設されている請求項1乃至のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
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