JP5180885B2 - ペダル装置 - Google Patents

ペダル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5180885B2
JP5180885B2 JP2009066350A JP2009066350A JP5180885B2 JP 5180885 B2 JP5180885 B2 JP 5180885B2 JP 2009066350 A JP2009066350 A JP 2009066350A JP 2009066350 A JP2009066350 A JP 2009066350A JP 5180885 B2 JP5180885 B2 JP 5180885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
driver
pad
reaction force
pedal pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009066350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010218389A (ja
Inventor
英明 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009066350A priority Critical patent/JP5180885B2/ja
Publication of JP2010218389A publication Critical patent/JP2010218389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5180885B2 publication Critical patent/JP5180885B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車体に上端を枢支されたペダルアームと、前記ペダルアームの下端に設けられて運転者の足裏で操作されるペダルパッドと、前記ペダルアームを運転者側に付勢してペダル反力を発生させるペダル反力付与手段とを備えるペダル装置に関する。
アクセルペダルの支軸にモータを接続し、車速が大きい場合、ハンドルの操作角が大きい場合、路面の下り勾配が大きい場合、路面の凹凸が大きい場合等に、モータのトルクでペダル反力を増加させてアクセルペダルを踏み込み難い状態にし、車速が上限値を超えないように抑制するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2003−260951号公報
しかしながら、上記従来のものは、アクセルペダルのペダル反力を増加させるべく、アクセルペダルの枢支軸にモータ等の反力増強手段を追加するものであり、運転者の踏込み力が入力される部分(反力が作用する部分)に対してモータ等の距離が遠くなることから、運転者に充分に体感させる反力を得るために大きな力が必要になるため、モータ等を大型で高出力なものにする必要があるといった問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ペダル反力付与手段の負荷を増加させることなくペダル装置に所望のペダル反力を発生させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車体に上端を枢支されたペダルアームと、前記ペダルアームの下端に設けられて運転者の足裏で操作されるペダルパッドと、前記ペダルアームを運転者側に付勢してペダル反力を発生させるペダル反力付与手段とを備えるペダル装置において、前記ペダルアームに対する前記ペダルパッドの取付角を変更する取付角変更手段を備え、前記取付角変更手段は、運転者に前記ペダルパッドを戻すように促すときは該ペダルパッドの上部が運転者側に近づくように前記取付角を変更し、運転者に前記ペダルパッドを踏み込むように促すときは該ペダルパッドの下部が運転者側に近づくように前記取付角を変更することを特徴とするペダル装置が提案される。
尚、実施の形態のブラケット12は本発明の車体に対応し、実施の形態のペダル反力付与スプリング16は本発明のペダル反力付与手段に対応し、実施の形態のアクチュエータ19は本発明の取付角変更手段に対応する。
請求項1の構成によれば、車体に上端を枢支したペダルアームの下端に設けたペダルパッドの取付角を変更する取付角変更手段が、運転者にペダルパッドを戻すように促すときはペダルパッドの上部を運転者側に近づけ、運転者にペダルパッドを踏み込むように促すときはペダルパッドの下部を運転者側に近づけるので、運転者の足裏がペダルパッドに接触する点から運転者の足の踵がフロアパネルに接触する点までの距離と、運転者の足裏がペダルパッドに接触する点からペダルアームの支軸までの距離とが互いに変化するため、ペダル反力付与手段によりペダルアームに加わる反力が同じでも、運転者が体感する反力を変化させることができる(つまりペダルを踏み込むために必要な力を変化させることができる)。このとき、アクチュエータはペダルパッドを揺動させるものであるため、運転者の足裏とペダルパッドとの接触点に近い位置に力を加えることができ、ペダルアームの支軸等に力を加える場合に比べて小型のアクチュエータを使用することができる。
アクセルペダルの側面図(第1の実施の形態)。 図1の要部拡大断面図(第1の実施の形態)。 前記図2に対応する作用説明図(第1の実施の形態)。 前記図2に対応する図(第2の実施の形態)。 前記図3に対応する図(第2の実施の形態)。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車のアクセルペダル11は、車体に設けたブラケット12に車幅方向に延びる支軸13を介して上端を枢支されたペダルアーム14と、ペダルアーム14の下端に設けられたペダルパッド15と、支軸13に接続されてペダルアーム14を乗員側に付勢するペダル反力付与スプリング16とを備える。運転者の足で踏まれるペダルパッド15の踏面15aは、運転者側に向かって凸に湾曲している。
図2から明らかなように、ペダルパッド15の下面中央部に、車幅方向に延びるピン17と、ピン17を中心とする半割状のウオームホイール18とが一体に形成されており、ピン17はペダルアーム14の下部上面に形成した開口14aに臨むように架設される。ペダルアーム14の内部に電動モータよりなるアクチュエータ19が収納されており、その回転軸19aの先端がニードルベアリング20でペダルアーム14の下端に回転自在に支持される。そしてアクチュエータ19の回転軸19aに形成したウオーム21が前記ウオームホイール18に噛合しており、アクチュエータ19を駆動するとウオーム21およびウオームホイール18を介してピン17まわりにペダルパッド15が揺動し、ペダルアーム14に対するペダルパッド15の踏面15aの角度が変化する。
図2に示すように、アクチュエータ19を一方向に駆動するとペダルパッド15はピン17を中心にして図中反時計方向に、つまりペダルパッド15の下部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏はペダルパッド15の踏面15aの下方側のPL点に当接する。
図3に示すように、アクチュエータ19を他方向に駆動するとペダルパッド15はピン17を中心にして図中時計方向に、つまりペダルパッド15の上部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏はペダルパッド15の踏面15aの上方側のPU点に当接する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図1に示すように、ペダルパッド15の揺動角が中間位置にあり、運転者の足裏がペダルパッド15の踏面15aの下方側のPL点および上方側のPU点の中間のP0点に当接している場合を考える。
このとき、アクセルペダル11の支軸13とP0点との距離をLpとし、フロアパネル22に接触する運転者の足の踵とP0点との距離をLfとし、ペダル反力付与スプリング16が発生する反力モーメントをMpとし、運転者の足がアクセルペダル11に加える踏力モーメントをMfとし、P0点において運転者の足裏とペダルパッド15との間に作用するペダル反力をFとすると、
F=Mf/Lf≒Mp/Lp …(1)
の関係が成立する。
(1)式を踏力モーメントMfについて解くと、
Mf=Mp(Lf/Lp) …(2)
が得られる。ペダル反力付与スプリング16が発生する反力モーメントMpは一定であるため、距離Lp,Lfの増減に応じてペダル反力Fおよび踏力モーメントMfが増減する。
即ち、図2に示すように、ペダルパッド15の下部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏がペダルパッド15の踏面15aの下方側のPL点に当接すると、距離Lpが増加して距離Lfが減少するため、(1)式においてペダル反力Fが減少し、また(2)式において踏力モーメントMfが減少することで、運転者が感じるアクセルペダル11のペダルフィーリングが軽くなる。
逆に、図3に示すように、ペダルパッド15の上部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏がペダルパッド15の踏面15aの上方側のPU点に当接すると、距離Lpが減少して距離Lfが増加するため、(1)式においてペダル反力Fが増加し、また(2)式において踏力モーメントMfが増加することで、運転者が感じるアクセルペダル11のペダルフィーリングが重くなる。
従って、車速が大きい場合、ハンドルの操作角が大きい場合、路面の下り勾配が大きい場合、路面の凹凸が大きい場合に等に、図3に示すように、ペダルパッド15の上部を運転者側に近づくように揺動させてアクセルペダル11のペダルフィーリングを重くすることで、車速の上昇を抑制することができる。このように、ペダル反力付与スプリング16にモータ等による反力増強手段を追加することなくアクセルペダル11のペダル反力を増加させることができる。
また路面の上り勾配が大きい場合等に、図2に示すように、ペダルパッド15の下部を運転者側に近づくように揺動させてアクセルペダル11のペダルフィーリングを軽くすることで、アクセルペダル11を踏み込み易くして車速の低下を抑制することができる。
ペダルパッド15を揺動自在に支持するピン17の位置はP0点、PU点、PL点に近いため、ペダルパッド15を揺動させるのに必要なアクチュエータ19の駆動力は小さくて済み、小型で小出力のアクチュエータ19を採用することができる。仮に、アクセルペダル11の支軸13にモータを接続してペダル反力の制御を行おうとすると、前記支軸13からペダルパッド15までの距離が大きいため、大型で大出力のモータが必要になってしまう。
次に、図4および図5に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態はペダルパッド15の揺動角を変更する構造において第1の実施の形態と異なっており、その他の構造は第1の実施の形態と同じである。
即ち、アクチュエータ19は減速機付きモータで構成されており、その出力軸19bに一端を固定した第1リンク23の他端がピン24を介して第2リンク25の一端に連結され、ペダルアーム14の開口14bを通過した第2リンク25の他端がピン26を介してペダルパッド15の上部裏面に連結される。従って、アクチュエータ19を一方向に駆動すると、図4に示すようにペダルパッド15の下部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏はペダルパッド15の踏面15aの下方側のPL点に当接し、アクチュエータ19を他方向に駆動すると、図5に示すようにペダルパッド15の上部が運転者側に近づくように揺動し、運転者の足裏はペダルパッド15の踏面15aの上方側のPU点に当接する。
この第2の実施の形態によっても、上述した第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではペダル装置としてアクセルペダル11を例示したが、本発明はブレーキペダルに対しても適用することができる。
また実施の形態ではペダル反力付与手段としてペダル反力付与スプリング16を例示したが、スプリングに代えてモータを使用しても良い。この場合、小型軽量で消費電力の小さいモータを使用することができる。
12 ブラケット(車体)
14 ペダルアーム
15 ペダルパッド
16 ペダル反力付与スプリング(ペダル反力付与手段)
19 アクチュエータ(取付角変更手段)

Claims (1)

  1. 車体(12)に上端を枢支されたペダルアーム(14)と、前記ペダルアーム(14)の下端に設けられて運転者の足裏で操作されるペダルパッド(15)と、前記ペダルアーム(14)を運転者側に付勢してペダル反力を発生させるペダル反力付与手段(16)とを備えるペダル装置において、
    前記ペダルアーム(14)に対する前記ペダルパッド(15)の取付角を変更する取付角変更手段(19)を備え、前記取付角変更手段(19)は、運転者に前記ペダルパッド(15)を戻すように促すときは該ペダルパッド(15)の上部が運転者側に近づくように前記取付角を変更し、運転者に前記ペダルパッド(15)を踏み込むように促すときは該ペダルパッド(15)の下部が運転者側に近づくように前記取付角を変更することを特徴とするペダル装置。
JP2009066350A 2009-03-18 2009-03-18 ペダル装置 Expired - Fee Related JP5180885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066350A JP5180885B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 ペダル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066350A JP5180885B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 ペダル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010218389A JP2010218389A (ja) 2010-09-30
JP5180885B2 true JP5180885B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=42977140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009066350A Expired - Fee Related JP5180885B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 ペダル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5180885B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9582024B2 (en) * 2013-04-05 2017-02-28 Cts Corporation Active vibratory pedal assembly
DE102015209387A1 (de) * 2015-05-22 2016-11-24 Continental Automotive Gmbh Pedal mit einer Pedalplatte und mit einer Einrichtung zur Erzeugung einer Bewegung zur haptischen Signalgebung
CN110065481A (zh) * 2019-05-13 2019-07-30 六安堰山自动化设备销售有限公司 制动踏板总成

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171560U (ja) * 1984-10-17 1986-05-15
JPH05301565A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Toyota Motor Corp ペダル比可変ブレーキペダル装置
JP3583453B2 (ja) * 1993-12-27 2004-11-04 豊田鉄工株式会社 前後調節可能な操作ペダル装置
JP4141154B2 (ja) * 2002-03-07 2008-08-27 アルプス電気株式会社 車両の運転制御装置
JP2005301441A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 自動車のペダル装置
JP4079128B2 (ja) * 2004-07-16 2008-04-23 日産自動車株式会社 アクセルペダル装置
JP2007204012A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Toyota Motor Corp 警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010218389A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101470145B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
JP4685491B2 (ja) ペダル装置
JP5180885B2 (ja) ペダル装置
RU2526122C2 (ru) Устройство управления усилием на педали акселератора
JP4940314B2 (ja) 自動車玩具
KR20140126545A (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
WO2002097550A1 (fr) Dispositif de pedale d'accelerateur et de frein pour automobile
KR101406489B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
US20140316649A1 (en) Active control method of accelerator pedal effort
KR101417421B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
JP4946706B2 (ja) ペダル装置
ATE540849T1 (de) Lenkradanordnung
JP2010208413A (ja) 電動車両の緊急停止機構
KR101360442B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
KR101406533B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
KR101406585B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
JP2018184122A (ja) 教習車用補助ブレーキ装置
KR101406592B1 (ko) 가속페달 장치의 답력 능동 조절방법
WO2011136038A1 (ja) ペダル装置
JP2009090838A (ja) ブレーキペダル
JP2019156376A (ja) 自動車用アクセルペダル
WO2024053349A1 (ja) 路面状況検知装置、路面状況検知方法、電動二輪車、及び、路面状況検知システム
JP5844592B2 (ja) ペダル装置
JP2019162923A (ja) アクセルペダル機構
JPS644632Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees