JP5180652B2 - 蒸気タービンの車室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気を用いてロータを回転駆動することで発電を行う蒸気タービンの車室構造に関するものである。
一般的な蒸気タービンにおいては、外部車室内に内部車室が設けられると共に、上部に蒸気入口部が設けられ、中心部にロータが回転自在に支持され、このロータに動翼が複数段にわたって固定される一方、内部車室に支持された翼環リングに静翼が複数段にわたって固定され、ロータに固定された動翼と交互に配設されている。
従って、蒸気タービンの運転時に、蒸気が蒸気入口部から内部車室に入ると、この蒸気は隔壁を介して翼環リングに支持された静翼を経て動翼に噴出することでロータが回転し、このロータに連結された発電機を駆動する。
この蒸気タービンのタービン本体を構成する車室(外部車室、内部車室)は、ロータの挿入や組立、分解作業の作業性を向上するため、ロータを通る平面で上下二つに分割され、フランジとボルトにより組み立てられる。そして、蒸気タービンが低圧タービンであるとき、外部車室の下部は復水器に連結されており、蒸気タービンの起動時には、内部車室及び外部車室を真空状態とすることで、蒸気を蒸気入口部から車室内部に吸引する(特許文献1、参照)。
このとき、外部車室は、この外部車室の天井や壁を形成する端板が内側に大きく凹むように変形することから、この天井や壁を補強する必要がある。蒸気タービンにおける外部車室の補強構造としては、例えば、外部車室の端板にロータ軸を中心に均等に分配されて複数のリブを溶接等により接合すると共に、外部車室の下半部の端板に複数のリブを格子状に交差して溶接等により接合するものがある。また、外部車室の内部に、パイプステーを架設するものがある(特許文献2、参照)。
このような蒸気タービンの車室構造では、外部車室の上半部の端板にI型リブをロータ軸を中心に放射状に複数本配置すると共に、その配置角度を垂直から水平になるにつれて漸次増大させている。
特開2005−113721号公報 特許第3831617号公報
ここで、発電機の発電効率を上げるために蒸気タービンの大型化が望まれており、蒸気タービンを大型化すると、動翼及び静翼の長さが長くなることから、外部車室も大型化する必要がある。
しかしながら、従来の蒸気タービンの車室構造では、組立てた状態でベローズを取り付けるベローズ取付部の軸方向ズレを機械加工で平面に仕上げる必要があるため、外部車室が大きくなると、上下一体に組み上げた状態でベローズ取付部の機械加工を行うことができない、という問題がある。
また、大型化した外部車室を上下一体に組み立てたり、定期検査時などに外部車室の上部を吊り上げるためには、建屋の高さを高くする必要があるため、外部車室を上下一体に組み立てたり、外部車室の上部を吊り上げることができない、という問題がある。
また、外部車室を上下一体に組み立てベローズ取付部の機械加工を行ったとしても、車室を上下一体に組み立てた状態で工場から搬送することができない、という問題がある。
また、外部車室を立てた状態で機械加工を行うため、横型の加工機械で加工する必要があるが、ベローズ取付部の位置が高いと加工精度を維持することが困難である、という問題がある。
更に、大型化する外部車室では加工用のテーブルに収まらないため、外部車室を横置きにした状態で機械加工を行うことができない、という問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、現状の設備でベローズ取付部の機械加工を行うことを可能とする蒸気タービンの車室構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、外部車室を上下に分割する蒸気タービンの車室構造において、前記外部車室をロータが通る水平面で上部車室と下部車室とに分割すると共に、分割された前記上部車室、前記下部車室の何れか一方又は両方を、ロータの通る貫通孔が少なくとも一部含まれている部分とそれ以外の部分とに分割し、前記上部車室が、前記貫通孔を有する中ブロック又は端板コーン部の端板コーン上部と、天板を有する上ブロックとに分割されてなり、前記外部車室の上部車室の端板に前記貫通孔の軸中心から補強リブを放射状に複数本配置することを特徴とする蒸気タービンの車室構造にある。
の発明は、第1の発明において、記上部車室が、前記端板コーン部の端板コーン上部と、前記天板を有する上ブロックとに分割される場合には、
前記下部車室が、前記端板コーン部の端板コーン下部と、それ以外の部分の下ブロックとに分割されてなることを特徴とする蒸気タービンの車室構造にある。
の発明は、第の発明において、前記端板コーン部の外周部の接合部をL字状としてなることを特徴とする蒸気タービンの車室構造にある。
の発明は、第又はの発明において、前記端板コーン部の外形の周囲の形状を多角形状とすることを特徴とする蒸気タービンの車室構造にある。
の発明は、第乃至の何れか一つの発明において、前記上ブロックを前記貫通孔の中心から垂直面で左右に分割することを特徴とする蒸気タービンの車室構造にある。
請求項1の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、外部車室をロータが通る水平面で上部車室と下部車室とに分割すると共に、分割された前記上部車室、前記下部車室の何れか一方又は両方を、ロータの通る貫通孔が少なくとも一部含まれている部分とそれ以外の部分とに分割し、前記上部車室が、前記貫通孔を有する中ブロック又は端板コーン部の端板コーン上部と、天板を有する上ブロックとに分割されてなり、前記外部車室の上部車室の端板に前記貫通孔の軸中心から補強リブを放射状に複数本配置するので、前記上部車室を組み合わせない状態で、工場などの現状設備内でベローズ取付部の機械加工を行うことができる。
また、端板コーン部のみを横置きにして工場などの現状設備内でベローズ取付部の機械加工を行うことができるため、工場などの現状設備内でベローズ取付面の機械加工を行うことができると共に、機械加工の精度を向上させることができる。
また、定期検査時には、前記上部車室のみを取外すことでロータの取替えを行うことができる。また、前記上部車室の高さは従来よりも低くなるので建屋の高さを高くする必要がないため、現地の建屋の高さを変更することなく前記上部車室を分解することができる。
請求項の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、前記外部車室がロータが通る水平面で上部車室と下部車室とに分割され、前記上部車室が、前記貫通孔を有する中ブロックと、天板を有する上ブロックとに分割されてなるので、前記上ブロックを組むことなく下部車室(下ブロック)と中ブロックとを組んだ状態で、工場などの現状設備内で端板コーン部に設けられているベローズ取付部の機械加工を行うことができる。
また、定期検査時には、前記上ブロックのみを取外すことでロータの取替えを行うことができる。また、前記上ブロックの高さは従来よりも低くなるので建屋の高さを高くする必要がないため、現地の建屋の高さを変更することなく前記上ブロックを分解することができる。
請求項の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、記上部車室が、前記端板コーン部の端板コーン上部と、前記天板を有する上ブロックとに分割される場合には、前記下部車室が、前記端板コーン部の端板コーン下部と、それ以外の部分の下ブロックとに分割されてなるので、前記端板コーン上部と前記端板コーン下部を接合して前記端板コーン部のみを横置きにして工場などの現状設備内でベローズ取付部のあるベローズ取付面の機械加工を行うことができるため、工場などの現状設備内でベローズ取付面の機械加工を行うことができると共に、機械加工の精度を向上させることができる。
請求項の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、前記端板コーン部の外周部の接合部をL字状としてなるので、前記端板コーン部の前記外部車室との接合部における継手部がL字形状であり、前記接合部が前記外部車室と縦継手となるように形成されているので、平面継手が可能であり、ボルトの継手面を平面にすることができるため、シール性能を向上させることができる。
請求項の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、前記端板コーン部の外形の周囲の形状を多角形状とするので、ボルト継手面を平面にすることができるため、シール性能を向上させることができる。
請求項の発明の蒸気タービンの車室構造によれば、前記上ブロックを前記貫通孔の中心から垂直面で左右に分割するので、前記上ブロックの高さは従来よりも更に低くなり、分解した前記上部車室をそのまま横方向に移動するたけで前記上部車室を分割することができる。このため、建屋の高さを高くする必要がないため、現地の建屋の高さを変更することなく前記上ブロックを分解することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るシール部材の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施例1に係る蒸気タービンの車室構造が適用された蒸気タービンの概略構成図、図2は、本発明の実施例1に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室の斜視図、図3は、本発明の実施例1に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。
実施例1の蒸気タービン10は、図1に示すように、外部車室11の上部に蒸気入口部12が設けられ、回転体であるタービンロータ(以下、「ロータ」という)13を回転自在に支持する軸受14によって支持し、軸受14を蒸気タービン10のコンクリート等からなる基礎台15の上に設けられる軸受台16で支持している。また、グランド部17は軸受台16とその連結部18とにより支持している。また、グランド部17と車室11との間には蒸気のリークを防止するベローズ19が用いられている。
また、ベローズ19は外部車室11のロータ13が通る貫通孔20で外部車室11の端板コーン部21Aのベローズ取付部22の機械加工面にボルトにより取り付けられている。
本実施例においては、外部車室11は、上部車室と下部車室とに分割されると共に、ロータ13の通る貫通孔20が少なくとも一部含まれている部分とそれ以外の部分とに分割されてなるものである。
即ち、図2、3に示すように、外部車室11がロータ13が通る水平面で上部車室31と下部車室(下ブロック)32とに分割され、上部車室31を貫通孔20を有する中ブロック33と天板31aを有する上ブロック34とに分割されている。
本実施例においては、外部車室11はロータ13が通る水平面で上部車室31と下ブロック室32とを第一の分割面35により分割される。また、上部車室31は貫通孔20を有する中ブロック33と天板31aを有する上ブロック34とに第二の分割面36により分割される。
また、上部車室31は、湾曲形状をなす天板31aと前後の端板31bにより構成され、下部にフランジ部31cが一体に形成されている。
また、下部車室32は、前後左右の端板32aにより構成され、上部にフランジ部32bが一体に形成されている。
そして、上部車室31と下部車室32は、各フランジ部31c、32bが図示しない締結ボルトにより連結される一方、下部車室32の下端部が図示しない基礎部に嵌合し、図示しない復水器に連結されている。
また、外部車室11の上部車室31の端板31bに補強リブ37を貫通孔20を中心に放射状に複数本配置している。
また、上ブロック34、中ブロック33、下ブロック32は各々分割して構成されており、例えば上ブロック34、中ブロック33、下ブロック32は各々3分割される。この各々のブロックが分割される数は特にこれに限定されるものではない。
よって、実施例1の蒸気タービンの車室構造によれば、外部車室11がロータ13が通る水平面で上部車室31と下部車室32とに分割され、上部車室31が貫通孔20を有する中ブロック33と天板31aを有する上ブロック34とに分割されている。このため、上ブロック34を組むことなく下ブロック32と中ブロック33とを組んだ状態で、工場などの現状設備内で端板コーン部21Aに設けられているベローズ取付部22の機械加工を行うことができる。
また、定期検査時には、上ブロック34のみを取外すことでロータ13の取替えを行うことができる。また、上ブロック34の高さは従来よりも低くなるので建屋の高さを高くする必要がないため、現地の従来の建屋の高さを変更することなく上ブロック34を分解することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。
なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。また、蒸気タービンの全体の説明については省略し、外部車室の構成についてのみ説明する。
本実施例の蒸気タービンの車室構造において、図4に示すように、外部車室11が天板31aを有する上部車室(上ブロック)41と貫通孔20を有する下部車室42とに分割され、下部車室42を貫通孔20の中心から水平方向に端板コーン部21Aを含んで切り出される中ピース43と、端板コーン部21Aを含む残りの下ブロック44とに分割されている。
本実施例においては、外部車室11はロータ13が通る水平面で上ブロック41と下部車室42とを第二の分割面36により分割される。また、下部車室42は貫通孔20の中心から水平方向に端板コーン部21Aを含んで切り出される中ピース43と、端板コーン部21Aを含む残りの下ブロック44とに第三の分割面45により分割される。
また、上ブロック41、中ピース43は各々分割して構成されており、例えば上ブロック41は3分割され、中ピース43は4分割される。この上ブロック41、中ピース43の各々の分割される数は特にこれに限定されるものではない。
よって、上ブロック41の無い状態で、下ブロック44と中ピース43とを組んだ状態で、工場などの現状設備内で端板コーン部21Aに設けられているベローズ取付部22の機械加工を行うことができる。
また、中ピース43とすることで実施例1の中ブロック33とする場合に比べて重量を小さくすることができると共に、上ブロック41と下ブロック44との接合面のボルト本数を減少させることができるため、組立作業の作業性を向上することができる。
図5は、本発明の実施例3に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図、図6は、図5のA−A断面図である。
なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。また、蒸気タービンの全体の説明については省略し、外部車室の構成についてのみ説明する。
実施例3の蒸気タービンの車室構造において、外部車室11をロータ13が通る水平面で上部車室51と下部車室52とに分割する第一の分割面35に、更に端板コーン部21Aを分割するようにしたものである。
即ち、実施例3の蒸気タービンの車室構造において、図5に示すように、外部車室11がロータ13が通る水平面で上部車室51と下部車室52とに分割され、上部車室51が端板コーン部21Aの端板コーン上部21A−1と天板31aを有する上ブロック53とに分割されると共に、下部車室52を端板コーン部21Aの端板コーン下部21A−2とそれ以外の部分の下ブロック54とに分割されている。
よって、端板コーン部21Aのみを横置きにして工場などの現状設備内でベローズ取付部22の機械加工を行うことができるため、工場などの現状設備内でベローズ取付面の機械加工を行うことができると共に、機械加工の精度を向上させることができる。
また、図6に示すように、端板コーン部21Aは外周部55の接合部56をL字状としている。即ち、端板コーン部21Aと外部車室11の上ブロック53(下ブロック54)との接合部56では、端板コーン部21Aの継手部分21aをL字形状とし、上ブロック53(下ブロック54)の継手部分53a(54a)と縦継手となるように形成されている。
端板コーン部21Aの外周部55の接合部56をL字状とすることで、端板コーン部21Aの継手部分21aの先端部が上ブロック53(下ブロック54)の継手部分53a(54a)と平面接合することになる。よって、端板コーン部21Aの継手部分21aと上ブロック53(下ブロック54)の継手部分53a(54a)との平面継手が可能となり、ボルト57の継手面を平面にすることができるため、シール性能を向上させることができる。
図7は、本発明の実施例4に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図、図8は、図7のA−A断面図である。
なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。また、蒸気タービンの全体の説明については省略し、外部車室の構成についてのみ説明する。
実施例4の蒸気タービンの車室構造において、実施例3の蒸気タービンの車室構造における端板コーン部21Aの外形の周囲の形状を多角形状とした端板コーン部21Bを用いたものである。本実施例では、端板コーン部の外形を変形の11角形としている。但し、本発明はこれに限定されるものではない。
即ち、実施例4の蒸気タービンの車室構造において、図7に示すように、外部車室11がロータ13が通る水平面で上部車室61と下部車室62とに分割され、上部車室61が端板コーン部21Bの端板コーン上部21B−1と天板31aを有する上ブロック63とに分割されると共に、下部車室62を端板コーン部21Bの端板コーン下部21B−2とそれ以外の部分の下ブロック64とに分割されている。
端板コーン部21Bの外形の周囲の形状を多角形状とすることで、図8に示すように、端板コーン部21Bの外周部65と上ブロック63(下ブロック64)との接合部66におけるボルト継手面を平面にすることができる。即ち、端板コーン部21Bと上ブロック63(下ブロック64)との接合部66では、端板コーン部21Bの継手部分21aと上ブロック53(下ブロック54)の継手部分63a(64a)とを平面接合することができる。
よって、端板コーン部21Bのように外形の周囲の形状を多角形状とすることで、端板コーン部21Bの継手部分21aと上ブロック63(下ブロック64)の継手部分63a(64a)とが平面接合し、ボルト継手面を平面にすることができるため、シール性能を向上させることができる。
図9は、本発明の実施例5に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図であり、上ブロックを組み合わせたものである。図10は、上ブロックの一部を分解した図である。
なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。また、蒸気タービンの全体の説明については省略し、外部車室の構成についてのみ説明する。
実施例5の蒸気タービンの車室構造において、上ブロックを貫通孔の中心から垂直面で左右に分割し、2つの上ブロックに分解している。
即ち、図9、10に示すように、上ブロック63は上ブロック63を貫通孔20の中心から垂直面に左右に分割し、上ブロック63−1、63−2に分解している。
本実施例においては、上ブロック63はロータ13が通る垂直面で上ブロック63−1と上ブロック63−2とを第四の分割面68により分割される。
よって、上ブロック63を左右に分解することで、上ブロック63の高さは従来よりも更に低くなり、分解した上ブロック63−1、63−2をそのまま横方向に移動するたけで上ブロック63−1、63−2を分割することができる。このため、建屋の高さを高くする必要がないため、現地の建屋の高さを変更することなく上ブロック63−1、63−2を分解することができる。
また、本発明はこれに限定されるものではなく、図11に示すように、図5に示すような端板コーン部21Aを有する外部車室11を用いた場合でも同様に上ブロック51を貫通孔20の中心から垂直面に左右に分割し、上ブロック53−1、53−2に分解するようにしてもよい。
本発明に係る蒸気タービンの車室構造は、車室の分解、運搬を容易に行い、現状の設備でベローズ取付部の機械加工を行うものであり、いずれの種類の蒸気タービンにも適用することができる。
本発明の実施例1に係る蒸気タービンの車室構造が適用された蒸気タービンの概略構成図である。 実施例1に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室の斜視図である。 本発明の実施例1に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。 本発明の実施例2に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。 本発明の実施例3に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。 図5のA−A断面図である。 本発明の実施例4に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。 図7のA−A断面図である。 本発明の実施例5に係る蒸気タービンの車室構造を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。 上ブロックの一部を分解した図である。 本発明の実施例5に係る蒸気タービンの車室構造の他の構成を表す外部車室を軸方向に対して垂直方向から見たときの断面図である。
符号の説明
10 蒸気タービン
11 外部車室
12 蒸気入口部
13 タービンロータ(「ロータ」)
14 軸受
15 基礎台
16 軸受台
17 グランド部
18 連結部
19 ベローズ
20 貫通孔
21a 継手部分
21A、21B 端板コーン部
21A−1、21B−1 端板コーン上部
21A−2、21B−2 端板コーン下部
22 ベローズ取付部
31、41、51 上部車室
31a、41a、51a、61a 天板
31b 端板
31c フランジ部
32、42、52 下部車室
44、54 下ブロック
32a 端板
32b フランジ部
33 中ブロック
34、53 上ブロック
35 第一の分割面
36 第二の分割面
43 中ピース
45 第三の分割面
53a、54a、63a、64a 継手部分
55、65 外周部
56、66 接合部
57、67 ボルト
68 第四の分割面

Claims (5)

  1. 外部車室を上下に分割する蒸気タービンの車室構造において、
    前記外部車室をロータが通る水平面で上部車室と下部車室とに分割すると共に、
    分割された前記上部車室、前記下部車室の何れか一方又は両方を、ロータの通る貫通孔が少なくとも一部含まれている部分とそれ以外の部分とに分割し、
    前記上部車室が、前記貫通孔を有する中ブロック又は端板コーン部の端板コーン上部と、天板を有する上ブロックとに分割されてなり、
    前記外部車室の上部車室の端板に前記貫通孔の軸中心から補強リブを放射状に複数本配置することを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  2. 請求項1において、
    記上部車室が、前記端板コーン部の端板コーン上部と、前記天板を有する上ブロックとに分割される場合には、
    前記下部車室が、前記端板コーン部の端板コーン下部と、それ以外の部分の下ブロックとに分割されてなることを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  3. 請求項において、
    前記端板コーン部の外周部の接合部をL字状としてなることを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  4. 請求項又はにおいて、
    前記端板コーン部の外形の周囲の形状を多角形状とすることを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  5. 請求項乃至の何れか一つにおいて、
    前記上ブロックを前記貫通孔の中心から垂直面で左右に分割することを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
JP2008093346A 2008-03-31 2008-03-31 蒸気タービンの車室構造 Active JP5180652B2 (ja)

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