JP5180332B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ回路を備えて構成される遊技機に関し、特に、不正遊技を有効に排除できる構造を有する遊技機に関する。
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数個の表示図柄を所定時間変動させた後に停止させるといった一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると、遊技球の入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄を所定時間変動させる。その後、7−7−7などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしている。
大当り状態に突入するか否かは、例えば、図柄始動口を遊技球が通過した入賞時における乱数値に基づいて決定される。すなわち、遊技者の遊技動作に関連して所定の入賞状態が発生すると、これに起因する乱数値を用いた当否抽選によって遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かを決定している。
そのため、不正遊技者が、枠体と扉体との間に隙間を作り、そこからピアノ線やセルロイド板などの異物を進入させ、大入賞口や、図柄始動口やその他の入賞口に大量の遊技球を違法に入賞させようとする違法行為が懸念される。それは、大量の遊技球を違法入賞させることにより、大量の賞球が得られるだけでなく、図柄始動口に入賞させた場合には大当り状態の招来が確率的に近づくためである。
また、スロットマシンなどの回胴遊技機においては、遊技機本体内部に遊技状態に応じて遊技者に払い出すべき遊技メダルが大量にストックされている。そのため、不正遊技者が、枠体と扉体との間に隙間を作り、そこからピアノ線やセルロイド板などの異物を進入させ、入賞によらず遊技機本体内部にストックされている大量の遊技メダルを不正に得ようとする違法行為も懸念される。
そこで、かかる違法行為を排除するため、各種の工夫が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の発明では、光、電波、超音波などの信号を送信する送信部と、送信部からの送信信号を受信する受信部とを有する検出部を使用している。そして、この検出部は、遊技機の筐体の扉の開閉に係る隙間部分に設けられている。この特許文献1の発明によれば、遊技機の筐体内部に異物が侵入したことを検出し、警報を発したり、遊技機の動作を停止したりすることができる、と説明されている。
特開2005−152107公報
しかしながら、上記の遊技機では、送信部と受信部とを必要とするので、全体としての構成が簡単ではなく、稀にしか生じない違法行為のための対策としては現実的でない。なお、特許文献1には、圧力スイッチの使用にも言及しているが、言及された圧力スイッチは、スタートスイッチ、ストップスイッチ、ベットスイッチなどに設けられて圧力を検出するに過ぎず、本発明の課題を解決できるものではない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成でありながら、例
えば、ガラス扉の隙間から不正器具を不正侵入させようとするような違法行為を有効に排除できる遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、開閉扉と、開閉扉によって閉鎖される本体部とを有する遊技機であって、開閉扉と本体部の一方又は双方に、平板状の感圧導電性エラストマの表裏面に導体板を配置し、加圧状態に応じて抵抗値が変化する圧力センサを取り付けることで、開閉扉と本体部の間の隙間が、直流電圧が供給されて配置された圧力センサによって埋められるよう構成され、開閉扉と本体部の間の隙間を開けるべく定常状態の圧力センサが加圧されると、定常状態の正常値から、最大加圧状態を示す限界値に向かって、圧力センサの両端電圧の変化に対応して変化する検出信号(SG)を出力するセンサ回路と、検出信号(SG)の信号レベルが、正常値と限界値の間において、正常値に近い比較値を超えると、異常レベルの検出信号を出力する判定部と、を有して異常事態を検出可能に構成されたことを特徴とする。
上記した本発明によれば、極めて簡単な構成でありながら、違法遊技を有効に排除することができる。
実施例に示すパチンコ機の斜視図である。 ガラス扉を開放した状態のパチンコ機を示す概略斜視図である。 図1のパチンコ機の遊技盤を詳細に図示した正面図である。 図1のパチンコ機の全体構成を示すブロック図である。 第一実施例の検出回路を説明する回路図(a)、審理値表(b)、及びタイムチャート(c)である。 第一実施例の変形例を説明する回路図(a)、審理値表(b)、及びタイムチャート(c)である。 第二実施例の検出回路の特徴部分を示す斜視図である。 第二実施例の検出回路を説明する回路図(a)、審理値表(b)、及びタイムチャート(c)である。 第三実施例の検出回路の特徴部分を示す斜視図である。 第三実施例の変形例を説明する回路図(a)、及びタイムチャート(b)である。 図11は、第一実施例の変形例を示す斜視図である。
以下、実施例に係る弾球遊技機に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例のパチンコ機を示す正面図である。図示のパチンコ機は、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着された第1ヒンジ2Aを介して開閉可能に枢着
される前枠3とで構成されている。この前枠3には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉(開閉扉)6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。
図2に示すように、ガラス扉6は、第2ヒンジ2Bを介して開閉可能に構成されている。そして、前枠3における、ガラス扉6の戸先側6Aが当接される位置には、圧力センサSNpが設けられている。圧力センサSNpは、ガラス扉6からの押圧力を感知可能なものであれば特に限定されないが、ここでは、平板状の感圧導電性エラストマBDの表裏面に、導体薄板D1,D2を積層した圧力スイッチを使用している(図2(b))。
感圧導電性エラストマBDは、例えば、非絶縁性の弾性体に導体微粒子を均一に分散させて構成される。そして、ガラス扉6が閉じられた押圧状態では、感圧導電性エラストマBDが収縮して、導体薄板D1−D2間の抵抗値が、例えば10Ω以下の導通抵抗となるが、ガラス扉6が開放された非押圧状態では、例えば、10MΩ程度の大抵抗となるよう設定されている。
図1に示すように、前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠4の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
上皿8の外周面には、チャンスボタン11が設けられている。このチャンスボタン11は、遊技者の左手で操作できる位置に設けられており、遊技者は、発射ハンドル10から右手を離すことなくチャンスボタン11を操作できる。このチャンスボタン11は、通常時には機能していないが、ゲーム状態がボタンチャンス状態となると内蔵ランプが点灯されて操作可能となる。なお、ボタンチャンス状態は、必要に応じて設けられるゲーム状態である。
上皿8の右部には、カード式球貸し機に対する球貸し操作用の操作パネル12が設けられ、カード残額を3桁の数字で表示する度数表示部と、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチとが設けられている。
上皿8の更に右部には、遊技機を開放するための鍵穴HOが設けられている。そして、鍵穴HOに開錠キーを挿入して時計方向に少し回転すると、ガラス扉6が前枠3から開放されるよう構成されている(図2)。また、鍵穴HOに挿入した開錠キーを大きく回転すると、前枠3が外枠1から開放されるようになっている。この前枠3の開放状態では、遊技盤5や各制御基板20〜26が前枠3と一体的に開放される。この実施例では、ガラス扉6の施錠を解除した第一開錠状態、及び、前枠3の施錠を解除した第二開錠状態では、各開錠状態を示すスイッチ信号が各々出力されるよう構成されている。
図3に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール13が環状に設けられ、その内側の遊技領域5aの略中央には、液晶カラーディスプレイDISPが配置されている。また、遊技領域5aの適所には、図柄始動口15、大入賞口16、複数個の普通入賞口17(大入賞口16の左右に4つ)、2つの通過口であるゲート18が配設されている。これらの入賞口15〜18は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊技球の通過を検出できるようになっている。
液晶ディスプレイDISPは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。この液晶ディス
プレイDISPは、中央部に特別図柄表示部Da〜Dcと右上部に普通図柄表示部19を有している。そして、特別図柄表示部Da〜Dcでは、大当り状態の招来を期待させるリーチ演出が実行され、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、当否結果を不確定に報知する予告演出などが実行される。
普通図柄表示部19は普通図柄を表示するものであり、ゲート18を通過した遊技球が検出されると、表示される普通図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート18の通過時点において抽出された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。
図柄始動口15は、左右1対の開閉爪15aを備えた電動式チューリップで開閉されるよう例えば構成され、普通図柄表示部19の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合には、開閉爪15aが所定時間だけ開放されるようになっている。図柄始動口15に遊技球が入賞すると、特別図柄表示部Da〜Dcの表示図柄が所定時間だけ変動し、図柄始動口15への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄で停止する。なお、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、一連の図柄演出の間に、予告演出が実行される場合がある。
大入賞口16は、例えば前方に開放可能な開閉板16aで開閉制御されるが、特別図柄表示部Da〜Dcの図柄変動後の停止図柄が「777」などの大当り図柄のとき、「大当り」と称する特別遊技が開始され、開閉板16aが開放されるようになっている。大入賞口16の内部に入賞領域16bが設けられている。
大入賞口16の開閉板16aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すると開閉板16aが閉じる。このような動作は、最大で例えば15回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。なお、特別図柄表示部Da〜Dcの変動後の停止図柄が特別図柄のうちの特定図柄であった場合には、特別遊技の終了後のゲームが高確率状態となるという特典が付与される。通常、この特定図柄による大当りを「確変大当り」と言う。
図4は、上記した各動作を実現するパチンコ機1の全体回路構成を示すブロック図である。図中の破線は、主に、直流電圧ラインを示している。
図示の通り、このパチンコ機1は、AC24Vを受けて各種の直流電圧を出力すると共に電源投入時にシステムリセット信号を出力する電源基板20と、遊技動作を中心的に制御する主制御基板21と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMDに基づいてランプ演出及び音声演出を実行する演出制御基板22と、演出制御基板22から受けた信号を各部に伝送する演出インターフェイス基板23と、演出インターフェイス基板23から受けた制御コマンドCMD’に基づいて液晶ディスプレイDISPを駆動する液晶制御基板24と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて払出モータMを制御して遊技球を払い出す払出制御基板25と、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる発射制御基板26とを中心に構成されている。
ここで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路がそれぞれ搭載されている。そこで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25に搭載された回路及びその回路によって実現される動作を機能的に総称して、以下の説明では、主制御部21、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25と言うことがある。また、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25の全部又は一部がサブ制御部である。
図4に示す通り、主制御基板21は、コマンド中継基板29に接続されると共に、遊技盤中継基板27を経由して、遊技盤5の各遊技部品に接続されている。そして、遊技盤上の各入賞口16〜18に内蔵された検出スイッチのスイッチ信号を受ける一方、電動チューリップなどのソレノイド類を駆動している。なお、図柄始動口15からのスイッチ信号については、遊技盤中継基板27を経由することなく、直接、主制御部21が受けている。
先に説明した通り、払出制御部25は、主制御部21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて指定された賞球を払出している。具体的には、払出モータM1を所定数回転させることで必要な賞球動作を実現している。そして、遊技球の払出動作を示す賞球計数信号や、払出動作の異常に係わるステイタス信号CONを主制御部21に送信している。なお、ステイタス信号CONには、例えば、補給切れ信号、払出不足エラー信号、下皿満杯信号が含まれる。
また、払出制御部25は、発射制御基板26に対して、交流電圧AC24Vと発射制御信号CTLを出力している。この発射制御信号CTLは、発射モータM2を動作させる条件となるものであり、発射制御信号CTLがLレベルであると遊技球の発射動作が禁止される。
更にまた、払出制御部25は、ホールコンピュータに対して、賞球信号とドア信号DRとを出力している。ここで、ホールコンピュータとは、遊技ホールの全遊技機の一元管理をするコンピュータ機器であり、各遊技機から受けた賞球信号に基づいて、払出モータM1の賞球動作を管理している。
ドア信号DRは、この実施例では2ビット長であり、ガラス扉6が開放されたことを示すドア開放信号DR1と、開錠キーを操作することなくガラス扉6を開けようとする不審行為を特定可能な異常信号DR2とで構成されている。遊技球の詰りなどを解消するために、係員が開錠キーを操作してガラス扉6を開放したことは、ドア開放信号DR1によって確認することができ、一方、不審行為は、ドア開放信号DR1を伴うことなく異常信号DR2のみが発生することで検出可能である。
<第一実施例>
図5は、不審行為の検出回路DETの第一実施例を図示したものである。この検出回路は、払出制御部25に設けられるが、ガラス扉6の開閉を検知する圧力センサSNpの出力に基づいてドア信号DRを生成している。
図5(a)に示す通り、第一実施例の検出回路DETは、加圧状態に応じて抵抗値R1が変化する圧力センサSNpと、圧力センサSNpの第一電極D1に接続される電源電圧Vccと、圧力センサSNpの第二電極D2とアース間に接続される検出抵抗R2と、2つのコンパレータCOM1,COM2と、排他ORゲートG1と、ANDゲートG2と、ドライバGTとで構成されている。この実施例では、ドライバGTは、NOT動作をするSink Driverであり、その出力がプルアップされてドア信号DRとなる。なお、ドア信号
DRは、ドア開放信号DR1と異常信号DR2とからなる2ビット長である。
図示の通り、コンパレータCOM1,COM2の反転端子(−)には、検出抵抗R2の両端電圧である検出信号SGが供給される。電源電圧Vccは、2つの抵抗R1,R2で分圧されるので、検出信号SGは、R2/(R1+R2)×Vccとなり、圧力センサSNpの加圧状態に対応した電圧値を示す。具体的には、加圧レベルに応じて、圧力センサSNpの抵抗値R1が、大抵抗値→0に向けて変化し、これに対応して検出信号SGは、
≒0→≒Vccに向けて変化する。
コンパレータCOM1,COM2の非反転端子(+)には、基準電圧E1,E2が供給されている。図5(c)に示す通り、基準電圧E1は、圧力センサSNpが非圧縮状態となるガラス扉6開放時の検出信号SG≒0より僅かに高く設定されている。また、基準電圧E2は、圧力センサSNpが圧縮状態となるガラス扉6閉鎖時の検出信号SG≒Vccより僅かに低く設定されている。
排他ORゲートG1とANDゲートG2の入力端子には、2つのコンパレータCOM1,COM2の出力信号Q1,Q2が供給されている。そのため、検出信号SGの電圧レベル(SG>E,E2>SG>E1,SG<E1)に応じて、コンパレータCOM1,COM2の出力Q1,Q2は、図5(b)の審理値表に示すレベルとなる。
具体的に確認すると、ガラス扉6が完全開放された場合には、検出信号SGがSG<E1となり、Q1=Q2=Hレベルより、ANDゲートG2の出力がHレベルとなる。つまり、ドア開放信号DR1は、ガラス扉6が完全開放された場合にだけ、Lレベルに立ち下り、それ以外はHレベルである。一方、ガラス扉6が完全に閉塞された場合には、検出信号SGがSG>E2となり、Q1=Q2=Lレベルとなる。
ところで、閉塞状態のガラス扉6と前枠3との間の隙間を、無理に広げようとする違法行為も懸念されるところである。これは、無理に広げた隙間にピアノ線などを忍び込ませ、ピアノ線を引っ掛けて大入賞口16を開けたり、或いは、図柄始動口15への阻止釘を広げるためである。かかる場合には、違法行為者は、必要な隙間を確保するため、最初に、閉塞状態のガラス扉6を開放方向に広げようとする。
すると、ガラス扉6と前枠3との間の隙間が、若干広がることに対応して、圧力センサSNpの圧縮状態が緩和されて、検出信号SGが基準電圧E2を下回り(E2>SG)、コンパレータCOM2の出力Q2は、LレベルからHレベルに変化する。但し、圧力センサSNpの圧縮状態は、それなりに維持されるので(SG>E1)、コンパレータCOM1の出力Q1はLレベルのままである(図5(c)参照)。
このような2つのコンパレータCOM1,COM2の出力信号Q1,Q2は、排他ORゲートG1の入力端子に供給されている。そのため、上記した違法行為の初期段階で、排他ORゲートG1の出力がHレベルに立ち上がり、レベル反転されてLレベルに立下がった異常信号DR2が出力される。この異常信号DR2は、ホールコンピュータに伝送されるので、異常信号DR2が数秒にわたってLレベルを維持することに対応して、係員が急行などして違法行為を未然に防止することができる。この場合、ホールコンピュータは、Lレベル異常信号DR2の継続時間や、Lレベル異常信号DR2の断続的な発生に基づいて、違法行為の発生を認定することになる。
ところで、異常信号DR2は、係員によるガラス扉6の正規開放時にも、瞬間的に立下る。しかし、この正規開放時には、異常信号DR2の立下りに続いて、ドア開放信号DR1も立下がるので、違法行為との区別が可能である。また、係員がガラス扉6を改めて閉鎖する場合にも、異常信号が瞬間的に立下る。しかし、この正規閉鎖時には、これに先行してドア開放信号がLレベルであることから違法行為との区別が可能である。したがって、ホールコンピュータでは、異常信号の継続時間などに基づいて違法行為を検出するのではなく、上記のロジックを踏まえて、ガラス扉6の開放を伴わない違法行為を検出することもできる。なお、違法行為を個々の遊技機で検出できるよう払出制御部25にロジック回路を追加し、警報音などを個々の遊技機で発生させるのも好適である。
<変形実施例>
図6は、開錠キーの操作を踏まえて違法行為を検出する第一実施例の変形例を示している。図2に関して説明した通り、この実施例では、ガラス扉6の施錠を解除した第一開錠状態を検出できるようになっている。具体的には、第一開錠状態は、図6に示す施錠検出回路50によって検出され、施錠検出回路50は、プルアップされた開錠スイッチSWと、NOTゲートG4とを中心に構成されている。NOTゲートG4の出力は、施錠信号として、ANDゲートG3の入力端子と、発光ダイオードに供給されている。
ガラス扉6を施錠すると、開錠スイッチSWがON状態になるが、一方、開錠スイッチSWは、第一開錠状態に向けたキー操作によってOFF状態に変化する。このように、本実施例では、施錠状態では開錠スイッチSWがON状態であるので、NOTゲートG4の出力はHレベルとなって、発光ダイオードが点灯する。したがって、係員は、施錠状態を発光ダイオードの点灯によって、施錠状態を目視確認することができ、わざわざガラス扉6を引っ張って施錠を確認する必要は無い。
ところで、NOTゲートG4の出力は、排他ORゲートG1の出力と共に、ANDゲートG3の入力端子に供給されている。ガラス扉6の施錠状態では、NOTゲートG4の出力は、施錠状態では常にHレベルである。したがって、排他ORゲートG1のHレベル出力は、施錠状態であることを条件に、ANDゲートG3を通過して、ドライバGTに供給されることになる。一方、係員による正規のガラス開閉時は、ガラス扉6は、開錠状態であってNOTゲートG4の出力がLレベルであるから、排他ORゲートG1のHレベル出力が、ANDゲートG3を通過することはない。
以上の通り、この変形実施例によれば、ガラス扉6の開閉に伴って排他OGゲートG1の出力がHレベルに変化してもホールコンピュータには伝送されることがない。したがって、ホールコンピュータでは、異常信号DR2の立下がり検出すると、直ちに、違法行為が発生したと認定することができる。
<第二実施例>
図7は、第二実施例の検出回路DETの概略構成を示している。圧力センサSNpは、ガラス扉6の戸先側の先端部60に配置され、これに対応して、前枠3には、圧力センサSNpを受入れる円弧溝30が形成されている。ここで、円弧溝30は、ガラス扉6の閉鎖状態において、圧力センサSNpを非圧縮の自由状態で受け入れている。なお、圧力センサSNpは、第一実施例の場合と同様の構成であり、加圧レベルに応じて収縮して抵抗値が変化するが、加圧状態が解除されると、元の自由状態の形状に復帰し、抵抗値も元の値に戻る。
ガラス扉6の閉鎖状態では、圧力センサSNpが非圧縮の自由状態であり、その抵抗値が大きい。一方、ガラス扉6を開けようとすると、圧力センサSNpが円弧溝30に押圧されるので、その抵抗値が押圧力に対応して減少する。このように、第二実施例では、ガラス扉6の閉鎖状態における圧力センサの動作状態が、第一実施例の場合と逆である。すなわち、第一実施例では、ガラス扉6の閉鎖状態において、圧力センサが圧縮状態であるのに対して、第二実施例では、ガラス扉6の閉鎖状態において、圧力センサが自由状態である。
しかし、第二実施例の場合には、ガラス扉6の閉鎖状態において、圧力センサSNpがストレスを受けないので、永年使用においても、圧力センサSNpの特性劣化のおそれが少ない。また、第二実施例では、圧力センサSNpの非圧縮の自由状態を維持したままでは、如何にしても、ガラス扉6を開放できない利点もある。これに対して、第一実施例の場合には、違法器具を使用すれば、圧力センサSNpの加圧(圧縮)状態を維持したまま
、ガラス扉6を開放することも不可能ではない。
図8は、第二実施例の検出回路DETの回路図である。この検出回路DETは、加圧状態に応じて抵抗値R1が変化する圧力センサSNpと、圧力センサSNpの第一電極D1に接続される電源電圧Vccと、圧力センサSNpの第二電極D2とアース間に接続される検出抵抗R2と、コンパレータCOMと、施錠検出回路50と、コンパレータCOMと施錠検出回路50の出力を受けるANDゲートG3と、ドライバGTとで構成されている。
コンパレータCOMの非反転端子(+)には、検出抵抗R2の両端電圧である検出信号SGが供給されている。検出信号SGは、R2/(R1+R2)×Vccであり、圧力センサSNpの加圧状態に対応した電圧値を示す。具体的には、加圧レベルに応じて、圧力センサSNpの抵抗値R1が、大抵抗値→≒0に向けて変化し、これに対応して検出信号SGは、≒0→≒Vccに向けて変化する。なお、この点は第一実施例の場合と同じである。
コンパレータCOMの反転端子(−)には、基準電圧Erが供給されている。図8(c)に示す通り、基準電圧Erは、圧力センサSNpが非圧縮状態であるガラス扉6の閉鎖時における電圧値より僅かに高く設定されている。第一実施例の場合と異なり、ガラス扉6の閉鎖時に圧力センサSNpが自由状態であるから、圧力センサSNpは、大抵抗値を示す。
このガラス扉6の閉鎖時に、開錠キーを操作することなく、ガラス扉6と前枠3の間に隙間を作ろうとすると、ガラス扉6が開放方向にやや移動することによって、圧力センサSNpに圧縮力が加わる。すると、検出信号SGは、Vccに向けて増加するので、コンパレータCOMの出力QがLレベルからHレベルに変化する。この時、施錠状態であることから、NOTゲートG4の出力はHレベルであり、したがって、コンパレータCOMの出力Qは、レベル判定されて異常信号DR2としてホールコンピュータに伝送される。
なお、図示の第二実施例では、ドア開放信号DR1を省略しているが、第一実施例の場合のように、2つのコンパレータを設けてドア開放信号DR1を生成しても良い。また、施錠検出回路50とANDゲートG3を省略して、コンパレータCOMの出力を、そのまま(必要に応じてドライバを介して)ホールコンピュータに伝送しても良い。なお、この場合には、異常信号の継続時間や発生頻度、或いは、ドア開放信号DR1との関係に基づいて違法行為を検出することになる。
<第三実施例>
図9は、第三実施例の検出回路DETの概略構成を示しており、圧力センサSNpが、ガラス扉6の内面側にコ字状に配置されている。第二実施例の場合と同様、第三実施例でも、ガラス扉6を閉鎖した状態で圧力センサSNpが非加圧状態である。なお、違法行為の検出回路は、図8(a)の回路と全く同じで良い。
第三実施例の検出回路DETでは、ガラス扉6に隙間を作るために、違法行為者が圧力センサSNpを加圧したり、或いは、忍び込ませたピアノ線などが圧力センサSNpを加圧すると、その加圧点の抵抗値Rがゼロに近づく。この場合、第二実施例の場合のように、圧力センサSNpの全体に、ほぼ均一な圧力が加わることはなく、圧力は局所的に加わると思われる(図9(b)参照)。
しかし、この圧力センサSNpは、長板状の導体薄板D1,D2の間に、多数の抵抗体が並列接続されているのと等価であるから(図9(c)参照)、全体としての抵抗値は、
加圧点における抵抗値とほぼ同一となり、図8(a)の回路構成によって異常信号DR2を生成することができる。
<変形実施例>
なお、不正行為者に狙われやすい箇所を特定するためには、図10のような回路構成が好ましい。この場合には、ガラス扉6の内面外周を覆う単一の圧力センサSNpを使用するのではなく、複数の圧力センサSNp・・・SNpを分離して配置することで、全体としてガラス扉の内面外周を覆う。
図10は、8個の圧力センサSNpを使用する回路例であり、各圧力センサSNpの第一電極D1には、アナログスイッチ41の出力端子Y0〜Y7が接続されている。なお、アナログスイッチ40は、詳細には、8チャンネルマルチプレクサであり、入力端子Xinの電圧Vccが、3ビットの制御端子A〜Cの信号レベルに応じて、出力端子Y0〜Y7の何れかに出力される。
そして、制御端子A〜Cには、8進カウンタ41の3ビット出力が供給されている。また、8進カウンタ41の3ビット出力(制御信号)は、ラッチ回路42に供給されており、ラッチ回路42は、ANDゲートG3の出力が立ち上がるのに同期して、8進カウンタ41の3ビット出力を取得するようになっている。ラッチ回路42の出力端子には、発光ダイオードが接続されており、その点灯状態に応じて、制御端子A〜Cの制御信号を確認できるようになっている。
図10(b)に示す通り、クロックパルスΦの進行に応じて、Y0〜Y7端子から順番にVccレベルの電圧が出力され、これに対応して、8個の圧力センサSNpの加圧状態が順番にチェックされる。ここで、出力端子Y2に接続された圧力センサSNpが加圧状態であったとすると、施錠状態であることを条件に、図10(b)に示すタイミングで、ANDゲートG3からHレベルのパルス出力が得られる。この時、ホールコンピュータには異常信号DR2が伝送されるが、ANDゲートG3の出力が立ち上がるのに同期して、制御信号A〜Cがラッチ回路42に取得されている。したがって、違法行為の検出された遊技機に急行した係員は、発光ダイオードの点灯状態に基づいて、違法行為者に狙われた箇所を知ることができる。例えば、いつも同じ箇所が狙われるような場合には、その旨の遊技ホールからの情報に基づいて、製造メーカは、その後に製造する遊技機に適切な対応を採ることが可能となる。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、具体的な記載内容は何ら本発明を限定するものではなく、各種の改変が可能である。例えば、実施例では、圧力センサSNpをガラス扉6や前枠3に配置したが、ガラス扉6に対面する前枠3や、前枠3に対面するガラス扉6に圧力センサSNpを配置しても良いのは勿論である。例えば、図7の場合には、円弧溝30の位置に、略円柱状に形成した圧力センサSNpを嵌合させる。また、図7のようにガラス扉の戸先側に圧力センサSNpを配置するのではなく、第二ヒンジ2Bの側に、圧力センサSNpを配置するのも好適である。
また、各実施例では、ガラス扉6と前枠3の何れか一方に圧力センサSNpを配置したが、双方に圧力センサSNpを配置するのも好適である。図11は、第一実施例の変形例であり、ガラス扉6と前枠3に各々二個の圧力センサSNpを設けた場合を例示している。この場合の検出回路DETは、図5又は図6のように構成される。そして、図10と同様に、4チャンネルマルチプレクサ40と、4進カウンタ41を設けることで、4つの圧力センサの加圧状態を時間順次に検査することができる。この場合には、ガラス扉6と前枠3に圧力センサSNpが配置されているので、圧力センサSNpの圧縮状態を維持したまま、ガラス扉6を開放することが不正行為者にとって容易でない。
その他、具体的に例示した回路構成や回路素子が、適宜に変更可能であるのは勿論である。また、ガラス扉が開放されたことを検出した場合の処理としては、単に、ホールコンピュータに通知するだけでなく、これに加えて、例えば(1)賞球の払出動作を直ちに禁止
する、及び/又は、(2)音声、ランプ、液晶ディスプレイを利用して扉の開放状態を派手
に報知する、などの措置を採るのが効果的である。このような実施態様を採る場合には、払出動作の再開は、ホール係員による解除ボタンの操作によって実行される。なお、解除ボタンは、例えば、払出制御基板に設けられる。
6 開閉扉(ガラス扉)
3 本体部(前枠)
SNp 圧力センサ

Claims (3)

  1. 開閉扉と、開閉扉によって閉鎖される本体部とを有する遊技機であって、
    開閉扉と本体部の一方又は双方に、平板状の感圧導電性エラストマの表裏面に導体板を配置し、加圧状態に応じて抵抗値が変化する圧力センサを取り付けることで、開閉扉と本体部の間の隙間が、直流電圧が供給されて配置された圧力センサによって埋められるよう構成され、
    開閉扉と本体部の間の隙間を開けるべく定常状態の圧力センサが加圧されると、定常状態の正常値から、最大加圧状態を示す限界値に向かって、圧力センサの両端電圧の変化に対応して変化する検出信号(SG)を出力するセンサ回路と、
    検出信号(SG)の信号レベルが、正常値と限界値の間において、正常値に近い比較値を超えると、異常レベルの検出信号を出力する判定部と、
    を有して異常事態を検出可能に構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 開閉扉は、ヒンジを枢軸にして開閉可能に構成され、
    圧力センサは、ヒンジの配置された枢軸部分を除いて、開閉一の内面側に平面視でコ字状に配置されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 開閉扉が施錠されていることを示す施錠信号を生成する回路を設け、
    施錠信号の存在下でセンサ信号が変化する場合には、異常事態であると判定する請求項1又は2に記載の遊技機.
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