JP5179233B2 - ブレード交換方法 - Google Patents

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本発明は、切削装置において切削ブレードを回転スピンドルに装着するブレード交換方法に関するものである。
半導体ウエーハ等の被加工物の切削に用いられる一般的な切削ブレードは、リング状の基台からその外周側に切り刃が突出した構成となっており、切り刃の突出量(刃先出し量)および切り刃の厚さ(刃厚)には、切削ブレード毎にバラツキがある。一方、被加工物の切削時においては、被加工物から切り出される個々のチップの品質を一定以上とする必要があるため、各切削ブレードの属性情報をバーコード等の記録コード(個性表示)に記録しておき、その記録コードを切削装置に読み込ませることにより、切り刃の摩耗管理等に利用するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、切削装置においては、対象となる被加工物の切削に際して所望の切削加工を施すために、切削ブレードを有する切削手段の切削条件およびその切削条件での切削時に使用する被加工物に対応した切削ブレードの属性が予め入力設定されてメモリ等の記録手段に記録されている。よって、所望の切削加工を施すためには、設定されている切削条件および切削ブレードに適合することが必要となる。
特開2001−144034号公報 特開2004−235250号公報
しかしながら、特許文献1に示されるように切削ブレードの一部にその属性を示す記録コード(個性表示)が付されていたとしても、切削手段の回転スピンドルに対して切削ブレードを交換装着する際には何ら規制がないため、切削条件に適合しない切削ブレードを回転スピンドルに装着してしまう人為的ミスが発生することがある。特に、複数の切削手段を備える切削装置にあっては、各々の切削手段の切削条件を異ならせ、例えば、第1の切削手段の第1の切削ブレードで幅広な切削溝を形成し、第2の切削手段の第2の切削ブレードで幅狭な切削溝を形成するステップカットを行うような場合がある。このような場合に、第1の切削ブレードと第2の切削ブレードとを異なる方の切削手段の回転スピンドルに間違えて装着してしまう切削ブレードの交換ミスが発生すると、所望の切削を行うことができなくなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設定された切削条件に適合しない切削ブレードの誤装着を未然に防止することができるブレード交換方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるブレード交換方法は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードが装着されて回転自在な回転スピンドルを有する切削手段と、該切削手段を制御する制御手段と、前記切削手段の切削条件と該切削条件での切削時に使用する被加工物に対応した前記切削ブレードの属性を予め記録した記録手段と、前記切削手段に付設されて前記回転スピンドルの回転を選択的に規制する規制手段とを備える切削装置において前記切削ブレードを前記回転スピンドルに装着するブレード交換方法であって、表面の一部に当該切削ブレードの属性に関する情報を記録した記録コードが付された前記切削ブレードを交換対象とするとともに前記記録コードの情報を読み取り可能な記録コード読取手段を用い、前記切削ブレードを交換する際には、交換しようとする当該切削ブレードに付された記録コードの情報を前記記録コード読取手段によって読み取って前記制御手段に転送し、転送された記録コードの情報に基づく当該切削ブレードの属性と、前記記録手段に前記切削手段の切削条件とともに予め記録されている切削ブレードの属性とを前記制御手段で比較し、属性が一致する場合には当該切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制し、属性が一致しない場合には当該切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制しないように前記制御手段によって前記規制手段を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかるブレード交換方法は、上記発明において、前記切削手段は、複数搭載されて前記規制手段が個別に付設され、転送された記録コードの情報に基づく当該切削ブレードの属性と、前記記録手段に前記各切削手段の切削条件とともに予め記録されている切削ブレードの属性とを前記制御手段で比較し、属性が一致する一の前記切削手段についてのみ前記回転スピンドルの回転を規制し、一致しない残りの他の前記切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制しないように前記制御手段によって前記各規制手段を制御することを特徴とする。
本発明にかかるブレード交換方法によれば、切削ブレードの交換に際しては、切削ブレードに付された記録コードを記録コード読取手段で読み取って、予め記録されている切削条件対応の切削ブレードの属性と一致するか否かを比較し、一致する場合には回転スピンドルの回転を規制手段によって規制することで該回転スピンドルに対する切削ブレードの装着を可能とするが、一致しない場合には回転スピンドルの回転を規制せず該回転スピンドルに対する切削ブレードの装着を困難とすることで、設定された切削条件に適合しない切削ブレードの誤装着を未然に防止することができるという効果を奏する。特に、複数の切削手段を備える場合には、属性が一致する切削手段の回転スピンドルに対する切削ブレードの装着のみが可能となるので、切削手段間での切削ブレードの取り違えによる誤装着を未然に防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態であるブレード交換方法について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態のブレード交換方法が適用される切削装置の一例を示す外観斜視図である。切削装置1は、複数のチップを区画する分割予定ラインに沿って被加工物Wを切削ブレードで切削することにより分割するものであり、概略構成として、図1に示すように、テープTを介して環状フレームFに保持される被加工物Wを保持するチャックテーブル2と、チャックテーブル2に保持された被加工物Wに対して切削加工を施す切削手段3とを備える。
本実施の形態の切削手段3は、Y軸方向に対向配置させて並行して切削動作が可能な第1の切削手段3Aと第2の切削手段3Bとの2つを備えるデュアル構造からなる。図2は、切削手段3の構成例を示す側面図である。すなわち、概略的には、チャックテーブル2に保持された被加工物Wに対して第1の切削ブレード31aがハーフカットを行い、第1の切削ブレード31aよりも厚さの薄い第2の切削ブレード31bがハーフカット済み部分のフルカットを行うものである。第1、第2の切削手段3A,3Bは、第1、第2の切削ブレード31a,31bが各々着脱自在に装着される回転スピンドル32a,32bを備える。これら回転スピンドル32a,32bは、第1、第2の切削ブレード31a,31bが平行に対峙するように略同一直線上に配設され、各々ボールネジ、ナット、パルスモータ等による切込み送り手段41a,41bによって独立してZ軸方向に移動可能に設けられている。また、チャックテーブル2に対して切削手段3を相対的にY軸方向に割り出し送りする割り出し送り手段42は、ボールネジ、ナット、パルスモータ等からなり第1、第2の切削ブレード31a,31bを個別にY軸方向に割り出し送りする個別割り出し送り機構42a,42bとからなる。
ここで、第1の切削手段3A及び第1の切削ブレード31aの構成例について、図3および図4を参照して説明する。図3は、切削手段の構成例を示す分解斜視図であり、図4は、その斜視図である。第1の切削ブレード31aは、円形基台310aと切り刃311aとが一体成形されたもので、円形基台310aの中心部には、回転スピンドル32aに装着するための孔である被装着部312aが形成されている。このような第1の切削ブレード31aは、ハウジング33aによって回転自在に支持された回転スピンドル32aの先端に被装着部312aを嵌挿し、第1の切削ブレード31aの裏面側がストッパ部34aに当接した状態でナット35aを雄ネジ部36aに螺合させて締め付けことにより、回転スピンドル32aに固定されて第1の切削手段3Aが構成されている。第2の切削手段3B及び第2の切削ブレード31bについても、第1、第2の切削ブレード31a,31bの属性が異なり、基本構成は同一であるので、図中に添え字bを付して示し、説明を省略する。
また、第1の切削ブレード31aの円形基台310aの表面には、この第1の切削ブレード31aの属性に関する情報を記録した記録コード37aが付されている。切削ブレードの属性に関する情報は、例えば、このブレードの固有の特性を実測した数値データであり、例えば、切り刃311aの厚さ(刃厚)、切り刃311aの突出量(刃先出し量)等に関するデータが用いられている。また、記録コード37aは、例えばバーコードの形態で設けられている。また、第2の切削ブレード31bの場合であれば、その円形基台310bの表面には、この第2の切削ブレード31bの属性に関する情報を記録した記録コード37bが付されている。なお、記録コード37a,37bを付す位置は、特に制約はなく、例えば第1、第2の切削ブレード31a,31bの裏面側に付すようにしてもよい。
また、第1、第2の切削手段3A,3Bに対しては、回転スピンドル32a,32bの回転を選択的に規制する第1、第2の規制手段5a,5bが付設されている。図5は、第1、第2の規制手段5a,5bの概略構成例を示す縦断側面図である。これら第1、第2の規制手段5a,5bは、例えば特許文献2中に示されるロック装置と同一構成でよく、詳細構成は省略するが、回転スピンドル32a,32bの所定位置の同一円周上に形成された複数の係合孔320a,320bに係脱自在に係合するようにハウジング33a,33bに設けられたシリンダピン51a,51bを備える。また、第1、第2の規制手段5a,5bは、このようなシリンダピン51a,51bを係合孔320a,320bに係合する方向に押圧する押圧手段52a,52bを備える。これら押圧手段52a,52bは、例えばエアーシリンダ構造とされている。さらに、第1、第2の規制手段5a,5bは、シリンダピン51a,51bを係合孔320a,320bから離脱する方向に弾性力を付与する弾性部材53a,53bを備える。これら弾性部材53a,53bは、例えばコイルばねからなる。
このような第1、第2の規制手段5a,5bは、押圧手段52a,52bが機能していない場合には、シリンダピン51a,51bに対しては弾性部材53a,53bからの弾性力のみが作用する。この場合、シリンダピン51a,51bが係合孔320a,320bに係合しないので、回転スピンドル32a,32bは回転が規制されず、自由に回転可能なアンロック状態となる。一方、第1、第2の規制手段5a,5bは、押圧手段52a,52bが機能する場合には、シリンダピン51a,51bに対しては弾性部材53a,53bからの弾性力に抗して内方向への押圧力が作用する。これにより、シリンダピン51a,51bが係合孔320a,320bに係合することとなり、回転スピンドル32a,32bは回転が規制され、回転不可能なロック状態となる。
また、本実施の形態の切削装置1は、記録コード読取手段6と操作パネル7と記録手段8と制御手段9とを備える。図6は、制御手段9等を含む、本実施の形態の切削装置1の制御系を示す概略ブロック図である。記録コード読取手段6は、切削ブレード31a,31bに付された記録コードの情報を光学的に読み取って制御手段9に転送するもので、例えば、ハンディスキャナタイプのバーコードリーダが用いられている。操作パネル7は、例えばタッチパネル構造のディスプレイからなり、各種情報を入力するための入力部と各種情報を表示する表示部とを兼用する。記録手段8は、各種情報を記録するメモリである。本実施の形態では、デバイスデータ設定モード等によって操作パネル7を通じて入力設定された第1、第2の切削手段3A,3Bの切削条件とその切削条件での切削時に使用する被加工物Wに対応した第1、第2の切削ブレード31a,31bの属性が予め記録手段8に記録されている。
図7は、記録手段8に記録された切削条件やブレード属性等の一例を示す説明図である。すなわち、記録手段8中には、切削条件:ステップカット、対象となる被加工物Wを特定するウエーハIDの情報とともに、第1、第2の切削ブレード31a,31bに関する属性としてブレードの種類、砥粒径等のデータに加えて、切り刃311a,311bの刃厚、刃先出し量のデータが予め格納されている。
制御手段9は、例えばCPU等で構成された演算制御装置やROM、RAM等を備えて切削装置1全体の制御を司るマイクロプロセッサからなる。このような制御手段9は、設定された切削条件等に従い第1、第2の切削手段3A,3Bを制御するとともに、後述する記録コード読取手段6の読取結果に基づき第1、第2の規制手段5a,5bの動作を制御する。
このような構成の切削装置1において、切削ブレードを交換する場合の制御例について図8を参照して説明する。図8は、制御手段9によって実行されるブレード交換時の制御例を示す概略フローチャートである。ここで、ブレード交換前は、通常状態であり、第1、第2の規制手段5a,5bはいずれも作動せず、回転スピンドル32a,32bに対してアンロック状態にある(ステップS1)。これにより、ハウジング33a,33bに回転自在に支持されている回転スピンドル32a,32bは、回転可能な状態にある。
そして、ブレード交換を行う際には、操作パネル7等による操作でブレード交換モードに設定することにより実行される。そこで、制御手段9は、ブレード交換モードに設定されているか否かを判定し(ステップS2)、ブレード交換モードに設定されていない場合には(ステップS2:No)、他の処理を実行する。一方、ブレード交換モードに設定されている場合には(ステップS2:Yes)、記録コード読取手段6の読取情報があるか否かを判定する(ステップS3)。すなわち、切削ブレードを交換する際には、交換しようとする切削ブレード31aまたは31bに付された記録コード37aまたは37bを記録コード読取手段6によって読み取らせる。読取情報がなければ(ステップS3:No)、読取情報があるまで待機し、読取情報があった場合には(ステップS3:Yes)、読み取った記録コード37aまたは37bの情報を制御手段9に転送させる(ステップS4)。
制御手段9は、転送された情報に基づき、記録コード37aまたは37b対応の切削ブレードの属性情報を取得する。そして、取得した切削ブレードの属性情報と、記録手段8に予め記録されているこれから行おうとする切削処理に対応する各切削ブレード31a,31bの属性とが一致するか否かを比較する(ステップS5)。比較の結果、取得した切削ブレードの属性情報が、第1の切削手段3Aの第1の切削ブレード31aの属性に一致する場合には(ステップS6:Yes)、属性が一致する第1の切削手段3Aについてのみ回転スピンドル32aの回転を規制するように第1の規制手段5aをロック状態に動作させるとともに、属性が一致しない第2の切削手段3Bの回転スピンドル32bの回転は規制しないように第2の規制手段5bをアンロック状態のままとする(ステップS7)。
一方、比較の結果、取得した切削ブレードの属性情報が、第1の切削手段3Aの第1の切削ブレード31aの属性に一致せず(ステップS6:No)、第2の切削手段3Bの第2の切削ブレード31bの属性に一致する場合には(ステップS8:Yes)、属性が一致する第2の切削手段3Bについてのみ回転スピンドル32bの回転を規制するように第2の規制手段5bをロック状態に動作させるとともに、属性が一致しない第1の切削手段3Aの回転スピンドル32aの回転は規制しないように第1の規制手段5aをアンロック状態のままとする(ステップS9)。
また、取得した切削ブレードの属性情報が、第1の切削手段3Aの第1の切削ブレード31aの属性に一致せず(ステップS6:No)、かつ、第2の切削手段3Bの第2の切削ブレード31bの属性にも一致しない場合には(ステップS8:No)、第1、第2の規制手段5a,5bは当初のアンロック状態のままとなる。
例えば、図7に示すような切削条件でウエーハID:1234ABCDなる被加工物Wに対して切削加工を行うに先立ち、ブレード交換を行う際に、記録コード読取手段6で読み取られた記録コード対応のブレードの属性情報が、「刃厚:35μm、刃先出し量:890μm」であった場合には、交換しようとする切削ブレードは、第1の切削手段3A用の第1の切削ブレード31aの属性に適合することとなる(ステップ6:Yes)。よって、ステップS7に従い、第1の回転スピンドル32aは回転しないようにロック状態とされるが、第2の回転スピンドル32bは回転自由なアンロック状態のままとなる。そこで、交換しようとする切削ブレードを第1の回転スピンドル32aに装着する場合には、この第1の回転スピンドル32aが回転しないロック状態にあるため、簡単かつ確実に装着することができる。一方、交換しようとする切削ブレードを間違えて第2の回転スピンドル32bに装着しようとしても、この回転スピンドル32bは回転自在なアンロック状態にあるため、装着が困難となる。よって、交換しようとする切削ブレードを回転スピンドル32bに取り違えて装着してしまうことを防止できる。
また、例えば、ブレード交換を行う際に、記録コード読取手段6で読み取られた記録コード対応のブレードの属性情報が、「刃厚:25μm、刃先出し量:640μm」であった場合には、交換しようとする切削ブレードは、第2の切削手段3B用の第2の切削ブレード31bの属性に適合することとなる(ステップ8:Yes)。よって、ステップS9に従い、第2の回転スピンドル32bは回転しないようにロック状態とされるが、第1の回転スピンドル32aは回転自由なアンロック状態のままとなる。そこで、交換しようとする切削ブレードを第2の回転スピンドル32bに装着する場合には、この第2の回転スピンドル32bが回転しないロック状態にあるため、簡単かつ確実に装着することができる。一方、交換しようとする切削ブレードを間違えて第1の回転スピンドル32aに装着しようとしても、この回転スピンドル32aは回転自在なアンロック状態にあるため、装着が困難となる。よって、交換しようとする切削ブレードを回転スピンドル32aに取り違えて装着してしまうことを防止できる。
このように、本実施の形態によれば、属性が一致する切削手段3Aまたは3Bの回転スピンドル32aまたは32bに対する切削ブレードの装着のみが可能となるので、切削手段3A,3B間での切削ブレード31a,31bの取り違えによる誤装着を未然に防止することができ、切削条件に従う適正な切削加工を行わせることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。例えば、ステップS7やステップS9の処理に際して、交換すべき切削ブレードが適合する切削手段3Aまたは3Bを操作パネル7の画面上に表示させる処理を付加してもよい。
また、本実施の形態では、2つの切削手段3A,3Bを備える2軸構造の切削装置1への適用例として説明したが、2軸に限らず、3つ以上備える場合にも同様に適用可能であり、さらには、1つの切削手段のみを備える1軸構造の場合であっても同様に適用可能である。
本発明の実施の形態のブレード交換方法が適用される切削装置の一例を示す外観斜視図である。 2軸の切削手段の構成例を示す側面図である。 切削手段の構成例を示す分解斜視図である。 切削手段の構成例を示す斜視図である。 規制手段の概略構成例を示す縦断側面図である。 制御系を示す概略ブロック図である。 記録手段に記録された切削条件やブレード属性等の一例を示す説明図である。 ブレード交換時の制御例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
1 切削装置
2 チャックテーブル
3,3A,3B 切削手段
5a,5b 規制手段
6 記録コード読取手段
8 記録手段
9 制御手段
31a,31b 切削ブレード
32a,32b 回転スピンドル
37a,37b 記録コード

Claims (2)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードが装着されて回転自在な回転スピンドルを有する切削手段と、該切削手段を制御する制御手段と、前記切削手段の切削条件と該切削条件での切削時に使用する被加工物に対応した前記切削ブレードの属性を予め記録した記録手段と、前記切削手段に付設されて前記回転スピンドルの回転を選択的に規制する規制手段とを備える切削装置において前記切削ブレードを前記回転スピンドルに装着するブレード交換方法であって、
    表面の一部に当該切削ブレードの属性に関する情報を記録した記録コードが付された前記切削ブレードを交換対象とするとともに前記記録コードの情報を読み取り可能な記録コード読取手段を用い、
    前記切削ブレードを交換する際には、交換しようとする当該切削ブレードに付された記録コードの情報を前記記録コード読取手段によって読み取って前記制御手段に転送し、
    転送された記録コードの情報に基づく当該切削ブレードの属性と、前記記録手段に前記切削手段の切削条件とともに予め記録されている切削ブレードの属性とを前記制御手段で比較し、
    属性が一致する場合には当該切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制し、属性が一致しない場合には当該切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制しないように前記制御手段によって前記規制手段を制御することを特徴とするブレード交換方法。
  2. 前記切削手段は、複数搭載されて前記規制手段が個別に付設され、
    転送された記録コードの情報に基づく当該切削ブレードの属性と、前記記録手段に前記各切削手段の切削条件とともに予め記録されている切削ブレードの属性とを前記制御手段で比較し、
    属性が一致する一の前記切削手段についてのみ前記回転スピンドルの回転を規制し、一致しない残りの他の前記切削手段の前記回転スピンドルの回転を規制しないように前記制御手段によって前記各規制手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のブレード交換方法。
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