JP5178628B2 - 光接続箱の配線保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、光接続箱に入線または出線する光ファイバケーブルを固定するために光接続箱に設けられる光ファイバケーブル固定具に関するものである。
光接続箱は光ファイバの融着や分岐のために用いられるもので、内部に融着手段や分岐手段を収納した浅箱状のものが一般的である。この光接続箱には入線または出線する光ファイバケーブルを固定するための光ファイバケーブル固定具が必要である。
ところが光ファイバケーブルの種類は多く、その太さや光ファイバの心線数も様々である。このため従来は光ファイバケーブルの太さに応じた光ファイバケーブル固定具を備えた光接続箱を用意していたが、部品点数が増加してコストアップの原因となっていた。
また特許文献1に示されるように、光ファイバケーブル固定具が光接続箱の内部に設けられているため、アダプタからコネクタを引抜こうとするときに光ファイバケーブルに無理な力が加わり、光ファイバケーブルが損傷するために内部の縦方向寸法を大きく取る必要性があり、ケース全体が大きくなる問題があった。
特許第3945758号公報
本発明の主な目的は上記した従来の問題点を解決し、簡単な操作で様々な太さの光ファイバケーブルを保持させることができる光接続箱の光ファイバケーブル固定具を提供することである。また本発明の他の目的は、アダプタからコネクタを引抜こうとするときに光ファイバケーブルを損傷させるおそれのない光接続箱の光ファイバケーブル固定具を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、光ファイバケーブルを保持するブロック状の第1の配線保持部を、光ファイバケーブルの結束具が挿通可能な開口部を備えた第2の配線保持部の上面に、着脱自在に装着した構造を有し、かつ前記第1の配線保持部は底面に凹部を有し、第2の配線保持部はこの凹部に対応する結束具が通過可能な貫通孔を備えた突起を有するものであることを特徴とするものである。
なお、第1の配線保持部は光ファイバケーブルの係止部を上下2段に備え、上下段の係止部の側方に配線逃し用の空間部を形成することが好ましい。
本発明によれば、ブロック状の第1の配線保持部を着脱するだけで、第1の配線保持部と第2の配線保持部とを使い分けることができ、細い光ファイバケーブルは第1の配線保持部に保持させ、太い光ファイバケーブルは第2の配線保持部に結束具により固定することができるうえ、ねじ止めも必要ないので作業性に優れる。
また、光ファイバケーブル固定具を光ファイバ接続箱のパッキンよりも外側に配置すればケース全体の小型化を図ることができ、上下段の係止部の側方に配線逃し用の空間部を形成すれば、アダプタからコネクタを引抜こうとする前に光ファイバケーブルを配線逃し用の空間部に入れておくことによって、光ファイバケーブルを損傷させるおそれをなくすることができる。
本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 要部の拡大斜視図である。 第1の配線保持部の斜視図である。 第1の配線保持部の底部斜視図である。 要部の断面図である。 第2の配線保持部の実施形態を示す断面図である。 第2の実施形態を示す斜視図である。 第1の配線保持部の変形例を示す斜視図である。 第1の配線保持部の他の変形例を示す斜視図である。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1において、1は光接続箱24に収納されたモジュール本体であり、その内部には光ファイバを融着したり分岐させるためのスリーブやスプリッタ等が収納されている。その一端には光ファイバケーブルを引き込むためのアダプタ2が配置されており、アダプタ2にはコネクタ3が挿入されている。そしてモジュール本体1が搭載された縦型ケース4の端部付近には弾性材料からなる防水・防塵用の板状のパッキン5が取り付けられており、本発明の光ファイバケーブル固定具はこのパッキン5の外側の縦型ケース4の最端部に配置されている。光ファイバケーブル固定具はパッキン5よりも内側に配置することも可能であるが、その場合には光ファイバケーブルが折れないように内部の縦方向寸法を大きく取る必要があり、光接続箱24の全体サイズが大型化することとなるので、パッキン5の外側に配置することが好ましい。
図2はその部分を拡大した分解斜視図であり、6はブロック状の第1の配線保持部、7はこの第1の配線保持部6の下方に位置する第2の配線保持部である。第2の配線保持部7は第1の配線保持部6を着脱自在に保持する固定部としても機能するものである。以下に詳細な構造を説明する。
まず第1の配線保持部6は比較的細い光ファイバケーブルを挟み込んで止めるための係止部8、9を上下2段に備えたもので、左右両側に上段の係止部8が形成され、中央の両側に下段の係止部9が形成されている。何れも、光コード、ドロップケーブル、インドアケーブルのような細い光ファイバケーブルを挟み込めるU字状のものであり、内側には光ファイバケーブル係止用の突起10が上下方向に複数本形成されている。また下段の係止部9の側方、すなわち下段の中央部には配線逃し用の空間部11が形成されている。この配線逃し用の空間部11は、アダプタ2からコネクタ3を引き抜くときにそのコネクタ3に接続されている光ファイバケーブルを係止部8、9から外して移動させておき、光ファイバケーブルに無理な力がかかることを防止してその損傷を防止するために用いられるものである。
この実施形態では、図3、図4に示すように上段の係止部8の内部は底面に達する空洞部12となっており、下段の係止部9の下面にも凹部13が形成されている。また上段の係止部8の片側の側面には、図3に示すような溝部14が形成されている。このように左右に空洞部12を形成することにより係止部8、9が撓み易くなり、光ファイバケーブルを挟んで保持させ易くなる。
第2の配線保持部7は縦型ケース4と一体に成形されたもので、上記した第1の配線保持部6の固定部としての機能と、比較的太い光ファイバケーブルを保持する機能とを備えたものである。このため、この実施形態では中央部に突起15を備えるとともに、その左右両側に2本の係止爪16、17を備えている。第2の配線保持部7の突起15は第1の配線保持部6の凹部13に嵌合されるものである。また、係止爪17は図5に示されるように端部が凹部のように形成しており第1の配線保持部6の空洞部12に挿入され、第1の配線保持部6を左右方向にスライドさせることによって空洞部12に形成してある突起10に係止爪17の凹部が係合する上下方向の動作防止用のもので、他方の係止爪16は第1の配線保持部6を左右方向にスライドさせることによって第1の配線保持部6の側面の溝部14に係合する浮き上がり防止用のものである。これらの突起15と2本の係止爪16、17によって、第1の配線保持部6は第2の配線保持部7の上に弾性的に固定される。第1の配線保持部6の着脱は左右方向にスライドさせることによって行うので、第1の配線保持部6に光ファイバケーブルが保持されているままであっても、光ファイバケーブルが引っ張られることはない。
またこの中央部の突起15は左右両側に開口する貫通孔18を備えている。図6に示されるようにこの貫通孔18はバンド状の結束具26を通して第2の配線保持部7に太い光ファイバケーブル25を固定するために用いられる。このため第1の配線保持部6を取り外せば第2の配線保持部7に太い光ファイバケーブルを固定でき、第1の配線保持部6を取り付ければ比較的細い光ファイバケーブルを上下2段に保持させることが可能となる。なおこの実施形態では第2の配線保持部7を縦型ケースと一体に形成したが必ずしもこれに限定されるものではなく、図1に示す蓋体21に設けることも可能である。
上記した第1の実施形態では突起15に貫通孔18を形成したが、図7に示す第2の実施形態では中央部の突起15の代わりに空洞部19を形成するとともに、その左右両側にバンド状の結束具を通すための貫通孔20を形成してある。この実施形態では第1の配線保持部6の形状は第1の実施形態と同一であるから、第1の配線保持部6は2本の係止爪16、17によって第2の配線保持部7の上に弾性的に固定される。
この第2の実施形態においても、第1の配線保持部6を取り外せば第2の配線保持部7に太い光ファイバケーブルを結束具によって固定でき、第1の配線保持部6を取り付ければ比較的細い光ファイバケーブルを上下2段に保持させることが可能である。
図8は第1の配線保持部6の変形例を示す斜視図である。この例では係止部22とその側方の空間部23に図示しないゴム・スポンジ等の弾性体が挿入されており、空間部23にドロップケーブルやインドアケーブルを固定し、係止部22には細い光ファイバケーブルを突起10により保持し、同一高さに2組形成されている。空間部23を配線逃がし用として使用できることはもちろんである。また図9は第1の配線保持部6の他の変形例を示す斜視図であり、第1の実施形態とは逆に上段の係止部8を中央に形成し、下段の係止部9を両側に形成するとともに、その間に配線逃し用の空間部11を設けた。このように第1の配線保持部6についても様々な形態を採用することができる。
上記したどの実施形態においても、ブロック状の第1の配線保持部6を着脱するだけで、第1の配線保持部6と第2の配線保持部7とを使い分け、細い光ファイバケーブルも太い光ファイバケーブルも固定することができる。またブロック状の第1の配線保持部6の着脱は係止爪16、17の弾性を利用して行われるので、ねじ止めの必要もなく作業性に優れる利点がある。
1 モジュール本体
2 アダプタ
3 コネクタ
4 縦型ケース
5 パッキン
6 第1の配線保持部
7 第2の配線保持部
8 係止部
9 係止部
10 突起
11 配線逃し用の空間部
12 空洞部
13 凹部
14 溝部
15 突起
16 係止爪
17 係止爪
18 貫通孔
19 空洞部
20 貫通孔
21 蓋体
22 係止部
23 空間部
24 光接続箱
25 太い光ファイバケーブル
26 結束具

Claims (2)

  1. 光ファイバケーブルを保持するブロック状の第1の配線保持部を、光ファイバケーブルの結束具が挿通可能な開口部を備えた第2の配線保持部の上面に、着脱自在に装着した構造を有し、かつ前記第1の配線保持部は底面に凹部を有し、第2の配線保持部はこの凹部に対応する結束具が通過可能な貫通孔を備えた突起を有するものであることを特徴とする光接続箱の光ファイバケーブル固定具。
  2. 前記第1の配線保持部は光ファイバケーブルの係止部を上下2段に備え、係止部の側方に配線逃し用の空間部を形成したことを特徴とする請求項1記載の光接続箱の光ファイバケーブル固定具。
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