JP5178387B2 - 金属ベース及びこれを用いた電気電子モジュール - Google Patents

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本発明は、金属ベース及びこれを用いた電気電子モジュールに関する。
自動車などに搭載される電気電子モジュールは、水や腐食性ガスの侵入を防止して電子回路基板を保護する構成であることが求められる。
このような電気電子モジュールとしては、電子回路が搭載される電子回路基板と、この電子回路基板を搭載するための金属ベースとを一体成形封止する構成のものが知られている(特許文献1等参照)。
特開2007−273796号公報
上記従来技術のような電気電子モジュールの樹脂封止は、例えば、成形金型の下型の上に金属ベース及び電子回路基板を配置して上型により型締めし、この上下の成形金型により画定される空間(キャビティ)に溶かした封止樹脂を充填することにより行われる。この封止樹脂の充填においては、キャビティの密閉性の確保が重要であり、もし密閉性が低い状態で封止樹脂を充填した場合には、隙間からの樹脂漏れにより充填樹脂不足となって未充填部が生じたり、成形圧力不足により残留気泡が生じたりし、封止性能(防水性能など)が低下する恐れがある。
上記従来技術のように、キャビティの密閉性が成形金型と金属ベースの型締め時の接触状態に依存するような金型構成の場合には、金属ベースの厚さのばらつきが大きいと金属ベースと成形金型の間に隙間が生じ、キャビティの密閉性が低下する恐れがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、キャビティの密閉性を向上させ、封止樹脂充填時の樹脂漏れを抑制する金属ベース及びこれを用いた電気電子モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電子回路基板を取り付けるベースであって前記電子回路基板を樹脂でモールドする際に前記電気電子回路基板とともに樹脂成形用の一対の金型で挟持される電気電子モジュールの金属ベースにおいて、樹脂成形時に電子回路基板側の金型に押圧されて前記電子回路基板周りの樹脂の充填空間を画定する凸部であって樹脂充填用に開口した一部を除いて前記樹脂の充填空間の外縁を囲むシール部を備え、かつ前記シール部の両端は、前記金属ベース上を前記樹脂充填用の開口部に向かって延伸し、折れ曲がって樹脂成形時に前記樹脂充填用の開口部に対向する金型の対向面に端面部が当接するように形成されているものとする。
本発明においては、キャビティの密閉性を向上させることができ、封止樹脂充填時の樹脂漏れを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図11を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態における電気電子モジュールの一実施の形態を示す五面図であり、図1(a)〜図1(e)は、それぞれ正面図、底面図、背面図、右側面図、平面図である。また、図2は、図1(e)におけるA−A線断面図である。
図1において、電気電子モジュールは、電子部品(図示せず)が搭載・実装される電子回路基板5(図2参照)を搭載する金属ベース1と、金属端子3が組み付けられたコネクタ2と、金属ベース1と電子回路基板5を一体的に封止する封止樹脂4とで概略構成されている。
金属ベース1の前面側(図2中左側)には、コネクタ2に組み付けられた金属端子3を通すための開口部が設けられており、この開口部の周辺部にはコネクタ2を固定するための取付部1bが設けられている。コネクタ2は、例えば、ネジや接着剤により取付部1bに固定される。コネクタ2が取付部1bに取り付けられると金属端子3は、金属ベース1の取付部1bと連なる立ち上がり部1cの内側に沿うように収容される。なお、金属ベース1の材料としては、例えば、アルミ、アルミ合金、銅、銅合金、鉄(表面をメッキ(加工)したもの)が用いられる。
電子回路基板5は、例えば、ネジや接着剤により金属ベース1に取り付け固定される。電子回路基板5には端子接続部(図示せず)が設けられており、電子回路基板5が金属ベース1に搭載される際に金属端子3と半田等により導電接続される。
以上のような電気電子モジュールにおいて、封止樹脂4を除く構成(すなわち、樹脂封止前の組立体)をモジュールサブアッシ11(図3等参照)と呼ぶ。
本実施の形態における電気電子モジュールは、モジュールサブアッシ11をトランスファモールド成形方法により樹脂封止することにより得られる。
図3〜図5は、本実施の形態におけるトランスファモールド成形方法の一例を示す図である。
本実施の形態におけるトランスファモールド成形方法においては、成形金型である上型8、下型9、及び成形樹脂タブレット4T等を用いてモジュールサブアッシ11の樹脂封止を行う。
上型8及び下型9は、外形成形のために所望の封止樹脂形状に掘り込まれている。また、下型9には、常温で固形状態である成形樹脂タブレット4Tを装填するポット9aと、成形樹脂タブレット4Tをポット9aから金型内に押し出すプランジャ10とが設けられている。
以下、トランスファモールド成形方法の手順を説明する。
(手順1)上型8及び下型9は、170℃〜180℃に予め加熱されており、下型9にモジュールサブアッシ11をセットすると共に、成形樹脂タブレット4Tをポット9aに装填する(図3(1))。なお、モジュールサブアッシ11を予め規定の温度で予備加熱しておくことにより、サイクルタイムを短縮することができる。
(手順2)上型8と下型9を数十トンの力で型締めする(図3(2))。
(手順3)任意の速度で、プランジャ10を押し上げることにより(図3(3))、溶けた成形樹脂タブレット4T(封止樹脂4)が樹脂充填用の開口部(ゲート)を介して金型内(キャビティ)に充填される(図4(4))。
(手順4)金型内に封止樹脂4が充填されたところで、数十kgf/cmの成形圧力を印加し、約3分間その状態を保持する(図4(5))。
(手順5)成形金型(金型8,9)を開き、封止樹脂4が施されたモジュールサブアッシ11を取り出す(図4(6)、図5(7))。
(手順6)電気電子モジュールとして余分な箇所であるカル12を除去し、電気電子モジュールを完成させる(図5(8))。
このようなトランスファモールド成形方法により樹脂封止される本実施の形態のモジュールサブアッシ11の詳細を図6〜図8を用いて説明する。
図6(a)は、本実施の形態におけるモジュールサブアッシ11を示す平面図であり、図6(b)は、そのD部の拡大図である。
図6(a)において、モジュールサブアッシ11は、前述の金属ベース1、電子回路基板5、及びコネクタ2を備えている。
金属ベース1は、型締め時に電子回路基板5側の成形金型(本例の場合は上型8)と当接する部分に、その金属ベースと一体形成された凸状のシール部6を備えている。
シール部6は、樹脂充填用の開口部1a(ゲート)を除いて金属ベース1に取り付けられた電子回路基板5を囲むように設けられている。シール部6の両端部は図6(b)に示すように、金属ベース1上を樹脂充填用の開口部1aに向かって延伸し、L字型に折れ曲がって樹脂成形時(成形金型の型締め時)に樹脂充填用の開口部1aに対向する形成金型(本例の場合は下型9)の対向面に端面部が当接するように設けられている。なお、図6(b)においては、シール部6の一端(D部)を代表して示す。
図7(a)は、図4(5)におけるB−B線断面図であり、図7(b)は、封止樹脂4の充填時におけるC部の拡大図である。
図7(a)に示す樹脂成形時(成形金型の型締め時)において、シール部6が電子回路基板5側の成形金型(上型8)に押圧されて押し潰され(図7(b)参照)、電子回路基板5周りの封止樹脂4の充填空間(キャビティ)が画定される。
図8は、樹脂成形時(封止樹脂4の充填時)におけるシール部6の端部(図6(a)のD部)の拡大図である。
図8に示すように、シール部6の端部においては、シール部6、下型9、上型8(不図示)、及び金属ベース1(不図示)により充填空間(キャビティ)が画定され、この充填空間に封止樹脂4が充填される。
以上のように構成した本実施の形態においては、モジュールサブアッシ11を成形金型(上型8、下型9)により型締めする場合、金属ベース1と成形金型(上型8)の当接部に設けられたシール部6が押圧されて押し潰されるので、金属ベース1の厚さのばらつきによって生じる金属ベース1と成形金型(上型8)の隙間がシール部6の変形によって吸収される。その結果、キャビティの密閉性が向上され、封止樹脂4を充填する際の樹脂漏れを抑制することができる。これにより、キャビティの密閉性をより向上させ、封止樹脂充填時の樹脂漏れを抑制することができ、封止性能(防水性能など)の低下を抑制することができる。
また、例えばシール部の両端部を図9及び図10に示すように金属ベース1上を樹脂充填用の開口部1aに到達する位置まで延伸した場合と比較して、次のような効果を得ることができる。すなわち、図10(a)のモジュールサブアッシ110を成形金型により型締めした場合、図10(a)のE−E線断面図(図10(b))に示すように金属ベース1、シール部60、上型8及び下型9により空間13が形成される。したがって、樹脂充填用の開口部1aから溶かした封止樹脂4をキャビティ内に充填すると、矢印15で示すように開口部1a側から空間13に封止樹脂4が漏れ出る場合がある。このような場合においては、充填樹脂不足となって未充填部が生じたり、成形圧力不足により残留気泡が生じたりし、封止性能(防水性能など)が低下する恐れがある。
これに対し、本実施の形態においては、シール部6の両端部の端面が樹脂成形時(成形金型の型締め時)に樹脂充填用の開口部1aに対向する形成金型(本例の場合は下型9)の対向面に当接するように構成したので、樹脂成形時において開口部1a側から空間13への封止樹脂4の漏れを抑制することができる。これにより、キャビティの密閉性をより向上させ、封止樹脂充填時の樹脂漏れを抑制することができ、封止性能(防水性能など)の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、シール部6を金属ベース1と一体形成するよう構成したがこれに限られず、例えば、ゴムパッキン材など成形金型による押圧により変形(弾性変形)するシール部材をシール部6に用いても良い。この場合、シール部材の耐熱温度は樹脂成形時の金型温度(例えば180℃)以上である。
また、本実施の形態においては、シール部6の両端部が成形金型の下型9に当接する場合を例に説明したが、これに限られず、成形金型の型締め時に樹脂充填用の開口部1aに対向する形成金型が上型8となるような成形金型の構成である場合においても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第2の実施の形態を図12〜図17を参照しつつ説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態のシール部6の両端部に面取り部を設けた場合のものである。図中、第1の実施の形態と同等の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図12は、本実施の形態の金属ベース1のシール部6の一端を代表して示す拡大図であり、図13は、図12におけるF−F線断面図である。
図13(a)において、シール部6の端部には、樹脂成型の際の型締め時に一対の成型金型(上型8、下型9)により画定されるコーナー部に対向する部分に面取り部18aが設けられている。面取り部18aのテーパ面は、金属ベース1の上型8側の面よりも上側(上型8側)に設けられている。面取り部18aは、この面取り部18aのテーパ面、下型9、及び下型9の上型8との対向面に囲まれた空間の容積と、そのシール部6の端部における下型9の上型8側の面(対向面)よりも上側(上型8側)の部分の容積とが同じになるように形成されている。
このように構成した金属ベース1を用いたモジュールサブアッシ11を成形金型8,9により型締めすると、シール部6の端部における下型9の上型8側の面(対向面)よりも上側(上型8側)の部分が上型8により押圧されて押し潰され、面取り部18aのテーパ面、下型9、及び下型9の上型8との対向面に囲まれた空間の形状に合うように塑性変形する。これにより、図14に示すように、金属ベース1のシール部6は上型8及び下型9により画定されるコーナー部に密着する。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態の作用及び効果を順次説明する。
図15〜図17は、シール部6の両端部に面取り部を設けない場合を示す図である。
図15に示すように、シール部6の両端部に面取り部を設けない金属ベース1を用いたモジュールサブアッシ11を成形金型8,9により型締めする場合、図16に示すようにシール部6の一対の成型金型(上型8、下型9)により画定されるコーナー部に対向する部分が上型8と下型9の当接部に挟み込まれることにより、上型8と下型9の間に隙間Xができ、隙間Xから封止樹脂4が漏れ出る恐れがある。また、図17に示すように、型締めの際にシール部6の端部に加えられる力により金属ベース1に歪みが生じ、金属ベース1と下方9の当接面に隙間Yができ、隙間Yから封止樹脂4が漏れ出る恐れがある。
これに対し、本実施の形態においては、シール部6の両端部に面取り部18aを設け、このシール部6の成形金型8,9間への挟み込みや金属ベース1の歪みを抑制するので、封止樹脂4の漏れを抑制することができる。これにより、キャビティの密閉性をより向上させ、封止樹脂充填時の樹脂漏れを抑制することができ、封止性能(防水性能など)の低下をさらに抑制することができる。
なお、面取り部の形状はこれに限られず、図13(b)に示すように、面取り部18bのテーパ面を金属ベース1の上側(上型8側)の面の上下に跨るよう設けてもよい。この場合においても、同様の効果を得ることができる。
本発明の第3の実施の形態を図18を参照しつつ説明する。
本実施の形態は、本発明の第2の実施のシール部6の両端部に設けた面取り部に替えて段差部を設けた場合のものである。図中、第2の実施の形態と同等の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図18は、図12におけるF−F線断面図である。
図18(a)において、シール部6の端部には、樹脂成形の型締め時に一対の成形金型(上型8,下型9)により画定されるコーナー部に対向する部分に、他の部分より低い段差部18cが設けられている。段差部18cは、その上面が金属ベース1の上型8側の面よりも上側(上型8側)に設けられている。段差部18cは、この段差部18c、下型9、及び下型9の上型8との対向面に囲まれた空間の容積と、そのシール部6の端部における下型9の上型8側の面(対向面)よりも上側(上型8側)の部分の容積とが同じになるように形成されている。
このように構成した金属ベース1を用いたモジュールサブアッシ11を成形金型8,9により型締めすると、シール部6の端部における下型9の上型8側の面(対向面)よりも上側(上型8側)の部分が上型8により押圧されて押し潰され、段差部18c、下型9、及び下型9の上型8との対向面に囲まれた空間の形状に合うように塑性変形する。これにより、図14に示すように、金属ベース1のシール部6は上型8及び下型9により画定されるコーナー部に密着する。
その他の構成は、第2の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1及び第2の実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、面取り部の形状はこれに限られず、図18(b)に示すように、段差部18dの上面を金属ベース1の上側(上型8側)の面よりも下側となるよう設けてもよい。この場合においても、同様の効果を得ることが出来る。
第1の実施の形態における電気電子モジュールを示す五面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 トランスファモールド成形方法の一例を示す図である。 トランスファモールド成形方法の一例を示す図である。 トランスファモールド成形方法の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるモジュールサブアッシを示す図である。 図4におけるB−B線断面図である。 第1の実施の形態におけるモジュールサブアッシの説明図である。 モジュールサブアッシの比較例を示す図である。 モジュールサブアッシの比較例を示す図である。 モジュールサブアッシの比較例を示す図である。 第2の実施の形態におけるシール部の端部を示す図である。 図12におけるF−F線断面図である。 図12におけるF−F線断面図である。 シール部の端部形状の比較例を示す断面図である。 シール部の端部形状の比較例を示す断面図である。 シール部の端部形状の比較例を示す断面図である。 第3の実施の形態におけるシール部の端部の断面図である。
符号の説明
1 金属ベース
2 コネクタ
3 金属端子
4 封止樹脂
5 電子回路基板
6 シール部
8 上型
9 下型
11 モジュールサブアッシ

Claims (7)

  1. 電子回路基板を取り付けるベースであって前記電子回路基板を樹脂でモールドする際に前記電気電子回路基板とともに樹脂成形用の一対の金型で挟持される電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    樹脂成形時に前記電子回路基板側の金型に押圧されて前記電子回路基板周りの樹脂の充填空間を画定する凸部であって樹脂充填用に開口した一部を除いて前記樹脂の充填空間の外縁を囲むシール部を備え、かつ前記シール部の両端は、前記金属ベース上を前記樹脂充填用の開口部に向かって延伸し、折れ曲がって樹脂成形時に前記樹脂充填用の開口部に対向する金型の対向面に端面部が当接するように形成されていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  2. 請求項1記載の電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    前記シール部、前記開口部に向かって延伸し、L字型に折れ曲がって前記開口部に対向する金型の対向面に端面部が当接するように形成されていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  3. 請求項1又は2記載の電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    前記シール部の両端部は、樹脂成形の際の型締め時に前記一対の金型により画定されるコーナー部に対向する部分が、型締め時前において面取りされていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  4. 請求項3記載の電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    前記シール部の面取り部は、そのテーパ面、金属ベース側の金型及び前記金属ベース側の金型の前記電子回路基板側の金型との対向面に囲まれた空間の容積分だけ該対向面よりも高い部分を有するように形成されていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  5. 請求項1又は2記載の電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    前記シール部の両端部は、樹脂成形の際の型締め時に前記一対の金型により画定されるコーナー部に対向する部分に、型締め時前において他の部分よりも低い段差部が設けられていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  6. 請求項5記載の電気電子モジュールの金属ベースにおいて、
    前記シール部の段差部は、その一段下がった部分、金属ベース側の金型及び前記金属ベース側の金型の前記電子回路基板側の金型との対向面に囲まれた空間の容積分だけ該対向面よりも高い部分を有するように形成されていることを特徴とする電気電子モジュールの金属ベース。
  7. 金属ベース及び該金属ベースに取り付けた電子回路基板を備え、前記金属ベース及び前記電子回路基板を樹脂成形用の一対の金型で挟持して樹脂を充填し前記電子回路基板をモールドして構成した電気電子モジュールにおいて、
    前記金属ベースが、樹脂成形時に前記電子回路基板側の金型に押圧されて前記電子回路基板周りの樹脂の充填空間を画定する凸部であって樹脂充填用に開口した一部を除いて前記樹脂の充填空間の外縁を囲むシール部を備え、かつ前記シール部の両端は、前記金属ベース上を前記樹脂充填用の開口部に向かって延伸し、折れ曲がって樹脂成形時に前記樹脂充填用の開口部に対向する金型の対向面に端面部が当接するように形成されていることを特徴とする電気電子モジュール。
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