JP5177984B2 - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも一方の基板に層間絶縁膜、オーバーコート層等といった樹脂膜が形成された一対の基板をシール材によって貼り合わせると共に、それらの基板の間隔を柱状スペーサによって一定に維持する構造の液晶装置及びその液晶装置を用いた電子機器に関する。
現在、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末機)等といった電子機器に液晶装置が広く用いられている。例えば、電子機器に関する各種の情報を表示するための表示部として液晶装置が用いられている。この液晶装置においては、一般に、ガラス等によって形成された基板上の領域であってシール材によって囲まれる領域内に表示領域が形成され、この表示領域内に文字、数字、図形等といった画像が表示される。
この液晶装置においては、一対の基板間に液晶層が設けられ、この液晶層に印加する電圧を画素ごとに制御することにより、該液晶層を通過する光を画素ごとに変調し、これにより画像が表示される。この液晶装置において鮮明な表示を行うためには、液晶層の層厚を表示領域の平面内で一定に維持することが望まれる。液晶層の層厚を一定に維持するために、従来、フォトリソグラフィ処理によって表示領域内に柱状スペーサを設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1には、シール材によって囲まれる領域内に該シール材を越えることなくオーバーコート層を設けるという技術が知られている。この種のオーバーコート層のようにシール材によって囲まれた領域内に該シール材を越えることなく設けられた膜を本明細書では選択膜と呼ぶことにする。
特開2005−309149号公報(第6〜7頁、図1)
上記の選択膜を用いる場合には、シール材の内周近傍におけるセルギャップが画像を表示する平面領域である表示領域内のセルギャップに対して変動するおそれがあり、このギャップ変動が発生するため、従来の液晶装置においては、シール材によって囲まれる領域内で表示領域を広くとることができず、表示に寄与しない周辺領域である額縁領域が広くなるという問題がある。
本発明は、上記の問題を解消するために成されたものであって、樹脂膜及び柱状スペーサを備えた液晶装置及び電子機器において、シール材の内周近傍における表示品質を向上することにより、表示領域を広くし、その結果として額縁領域を狭くすることを目的とする。
本発明に係る液晶装置は、表示領域を囲むように設けられたシール材によって互いに貼り合わされた第1基板及び第2基板を有する液晶装置であって、複数の着色膜と、複数の着色膜の周囲に設けられた遮光膜と、着色膜及び遮光膜を覆うオーバーコート層と、が積層される第1基板と、共通電極と、該共通電極上に設けられたゲート絶縁膜と保護膜とを有する層間絶縁膜と、該層間絶縁膜上に設けられた複数の画素電極と、が積層される第2基板と、表示領域内であって互いに隣接する一対の画素電極間の領域に対応して設けられた第1柱状スペーサと、を有し、オーバーコート層及び遮光膜は、第1基板の表示領域と該表示領域からシール材の形成部を越えた領域に設けられ、共通電極、ゲート絶縁膜及び保護膜は、第2基板の表示領域と該表示領域からシール材の形成部を越えた領域に設けられており、第1柱状スペーサと同じ高さの第2柱状スペーサをシール材の中に設けたものである。
シール材によって囲まれた領域内に該シール材を越えることなく設けられた膜を選択膜と呼ぶことは既述の通りであるが、上記のように基板の表示領域と当該表示領域からシール材の形成部を越えた領域に設けられた膜は本明細書において全面膜と呼ぶことがある。
上記構成において「第2柱状スペーサをシール材の中に設ける」という構成要件は、第2柱状スペーサを第1基板上に形成する場合と、第2柱状スペーサを第2基板上に形成する場合の、いずれをも含むものである。
上記の液晶装置によれば、第1基板上のオーバーコート層及び遮光膜と、第2基板上の共通電極、ゲート絶縁膜及び保護膜と、を全面膜として設けた上で、シール材の中に第2柱状スペーサを設けたので、シール材の内周近傍の基板間隔を表示領域内の基板間隔に近づけることができ、そのためにシール材の内周近傍における表示品質を向上することができ、そのために表示領域を広くすること、換言すれば額縁領域を狭くすることができる。
次に、上記の液晶装置において、遮光膜は複数の着色膜の少なくとも2つの材料を積層することによって形成されることが望ましい。一般に遮光膜はCr等といった金属材料によって形成することもできるし、遮光性の樹脂によって形成することもできる。遮光膜を着色膜材料の重ね合わせによって形成することは、遮光膜を樹脂材料によって形成するということである。
本発明に係る液晶装置は、第2基板上に共通電極及び画素電極の2つの電極を設け、第1基板上には電極を設けない構成の、横電界型の液晶装置である。仮に、この横電界型の液晶装置において、電極を設けない方の基板である第1基板上に何等かの導電性部材を設けることにすると、第1基板上に形成される横電界を構成する電気力線がその導電性部材によって乱されるおそれがある。これに対し、本発明態様のように遮光膜を樹脂材料によって形成すれば、遮光膜によって横電界が乱されることがなくなるので、高い表示品質を維持できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した液晶装置を有する。本発明に係る液晶装置によれば、基板上の主要な膜要素を全面膜として構成することにより、シール材の内周近傍における表示品質を向上することができ、そのために表示領域を広くでき、そのために額縁領域を狭くすることができる。従って、その液晶装置を用いて構成された本発明に係る電子機器においては、狭い空間内でできるだけ広い表示を提供できる。また逆に、液晶装置の額縁領域を狭くすることにより、電子機器の内部構造において液晶装置の周囲の空間に余裕を持たせることができる。
(液晶装置の第1実施形態)
以下、液晶装置の一例として、透過型でカラー表示が可能なアクティブマトリクス方式の液晶装置に本発明を適用した場合を例に挙げて本発明の実施形態を説明する。また、本実施形態では、チャネルエッチ型でシングルゲート構造のポリシリコンTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)素子をスイッチング素子として用いた液晶装置に本発明を適用する。また、本実施形態における液晶装置では、動作モードとしてFFS(Fringe Field Switching)モードを採用するものとする。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、以下の説明で用いる図面では、特徴部分を分かり易く示すために、複数の構成要素の寸法を実際とは異なった比率で示す場合がある。
図1は本発明に係る液晶装置の断面構造を示している。図2は図1の矢印Z2で示す1つのサブ画素近傍を拡大して示している。図3は図2のZ3−Z3線に従った平面構造を示している。図2は図3のZ2−Z2線に従った断面に相当する。これらの図において、マトリクス状に配列される画素の行方向を符号Xで示し、列方向を符号Yで示している。
図1において、液晶装置1は、液晶パネル2と照明装置3とを有する。この液晶装置1に関しては、矢印Aが描かれた側が観察側であり、上記の照明装置3は液晶パネル2に関して観察側と反対側に配置されてバックライトとして機能する。液晶パネル2は、矢印A方向から見て長方形又は正方形で環状のシール材4によって互いに貼り合わされた第1基板5及び第2基板6を有する。第1基板5はカラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板である。第2基板6はスイッチング素子が形成される素子基板である。本実施形態では、観察側にカラーフィルタ基板5が配置され、観察側から見て背面に素子基板6が配置される。
シール材4は、カラーフィルタ基板5と素子基板6との間に間隙、いわゆるセルギャップGを形成する。セルギャップGは液晶パネル2内に設けられた複数の第1柱状スペーサ7によってその高さが維持されている。本実施形態では、セルギャップを3.5μmとした。第1柱状スペーサ7は、通常、感光性樹脂をフォトリソグラフィ処理によってパターニングすることによって形成される。シール材4の中には第2柱状スペーサ8が設けられている。この第2柱状スペーサ8は第1柱状スペーサ7の形成工程と別の形成工程で形成しても良いが、好ましくは、第1柱状スペーサ7と同じ工程で同じ材料によって形成する。第1柱状スペーサ7及び第2柱状スペーサ8はカラーフィルタ基板5又は素子基板6のいずれに形成しても良いが、本実施形態ではカラーフィルタ基板5の表面に形成されている。
第2柱状スペーサ8をシール材4の中に形成するための具体的な方法として、例えば次の方法が考えられる。第1に、カラーフィルタ基板5又は素子基板6のいずれか一方の表面にフォトリソグラフィ処理によって第2柱状スペーサ8を形成し(このとき、同時に第1柱状スペーサ7も表示領域V内に形成する)、その第2柱状スペーサ8の上からシール材4を印刷によって形成する。第2に、カラーフィルタ基板5又は素子基板6のいずれか一方の表面に第2柱状スペーサ8を形成し、他方の基板の表面にシール材4を印刷等によって形成し、カラーフィルタ基板5と素子基板6とをシール材4によって貼り合わせる際に、シール材4の中に第2柱状スペーサ8を挿入する。
シール材4はその一部に液晶注入口(図示せず)を有し、この液晶注入口を介してカラーフィルタ基板5と素子基板6との間に電気光学物質である液晶が注入される。注入された液晶はセルギャップG内で液晶層9を形成する。液晶注入口は液晶の注入が完了した後に封止剤によって封止される。なお、図では液晶層9を破線で示しているが、この破線は液晶分子の配列状態を示している訳ではなく、単に、液晶が在ることを示すものである。
互いに対向する一対の基板の双方に電極を設ける構成の縦電界型の液晶装置においては、双方の基板間で電気的な導通をとるためにシール材4の中に導通粒子を含ませる。例えば、スイッチング素子としてTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)素子を用い、素子基板側にドット状の画素電極が形成され、対向基板にストライプ状の対向電極が形成される構造の液晶装置では、シール材4の中に多数の導通粒子が分散状態で含まれる。また、スイッチング素子としてTFT素子を用い、素子基板側にドット状の画素電極が形成され、対向基板に面状の共通電極が形成される構造の液晶装置では、シール材4の中の特定の局所部分、例えば隅部分に導通粒子が含まれる。他方、IPS(In-Plain Switching)モードやFFSモードといった横電界型の液晶装置においては、一対の電極は一方の基板に設けられ、対向基板には電極が設けられないので、シール材4の中に導通粒子を含ませる必要がない。
シール材4の中に導通粒子を含ませる構成の液晶装置においてそのシール材4の中に第2柱状スペーサ8を設ける場合には、導通をとる部分のギャップが律速(すなわち、支配的)となるため、その部分のギャップに拘束されて第2柱状スペーサ8を設けた部分との間でギャップにバラツキが生じ易い。これに対し、本実施形態のような横電界型の液晶装置ではシール材4の中に導通粒子が含まれないので、第2柱状スペーサ8によって正確なギャップ調整を行うことができる。
本実施形態では、液晶として、負の誘電率異方性を有するネマティック液晶(いわゆる、ネガ液晶)を用いる。液晶の比誘電率に関しては、液晶分子の長軸方向の誘電率はε=10、液晶分子の短軸方向の誘電率はε=4である。また、屈折率異方性の大きさはΔn=0.1である。なお、ネマティック液晶に代えて、正の誘電率異方性を有するネマティック液晶(いわゆる、ポジ液晶)を用いることもできる。
図1において、照明装置3は、光源としてのLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)11と、平板形状の導光体12とを有する。光源としては、LEDのような点状光源以外に、冷陰極管のような線状光源を用いることもできる。導光体12は、例えば透光性を有する樹脂を材料として成形加工することによって形成され、LED11に対向する側面が光入射面12aであり、液晶パネル2に対向する面が光出射面12bである。矢印Aで示す観察側から見て導光体12の背面には、必要に応じて、光反射膜13が設けられる。また、導光体12の光出射面12bには、必要に応じて、光拡散膜14が設けられる。
素子基板6は矢印A方向から見て長方形又は正方形の第2の透光性の基板6aを有する。この第2透光性基板6aは、例えば透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成されている。第2透光性基板6aの外側表面には偏光板15bが貼り付けられている。必要に応じて、偏光板15b以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。他方、第1透光性基板6aの内側表面には、図2及びその平面図である図3に示すように、ゲート線18及び共通線21が互いに平行に行方向Xに延びて形成されている。そして、互いに隣り合うゲート線18の間の基板6a上に略長方形状の共通電極32が複数設けられている。これらの共通電極32はその一部分が共通線21の上に重なった状態に形成されており、これにより、各共通電極32と共通線21との電気的な導通がとられている。
ゲート線18及び共通電極32の上に、これらを被覆する面状の樹脂膜であるゲート絶縁膜19が形成され、その上にソース線20が列方向Yに延びて形成されている。図3において、ゲート線18とソース線20とによって囲まれる長方形状の領域内にサブ画素Pxが設定される。共通電極32はサブ画素Px内に含まれている。本実施形態ではR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色によってカラー表示を行うものとしており、サブ画素Pxは個々の色に対応した単位画素であり、それら3つの色に対応するサブ画素Pxの集まりによって1つの画素が構成される。複数のサブ画素Pxが図1の矢印A方向から見てマトリクス状(行列状)に並ぶことによって表示領域Vが構成されている。図1では、サブ画素Px内の構造を分かり易く示すためにサブ画素Pxの液晶パネル2に対する寸法を実際の寸法よりも非常に大きく描いている。
図3において、ゲート線18とソース線20との交差部分の近傍に、スイッチング素子として機能するアクティブ素子であるTFT(Thin Film Transistor)素子22が設けられている。TFT素子22は、ボトムゲート構造及びシングルゲート構造のチャネルエッチ型のポリシリコンTFTとして形成されている。このTFT素子22は、図2において、ゲート線18の一部分であるゲート電極18aと、ゲート絶縁膜19と、ポリシリコンを用いて形成された半導体膜23と、ソース電極24と、そしてドレイン電極25とを有する。ソース電極24及びドレイン電極25は、スイッチング素子であるTFT素子22の電極端子である。ソース電極24は、図3の右下に示すように、ソース線20から分岐して形成されている。本実施形態のTFT素子22はボトムゲート構造であるが、これをトップゲート構造とすることもできる。
図2において、TFT素子22及びソース線20を被覆するための面状の樹脂膜であるパッシベーション膜(保護膜)29がゲート絶縁膜19の上に設けられている。パッシベーション膜29は、例えば感光性樹脂によって形成されている。パッシベーション膜29の上に画素電極34が設けられ、その上に配向膜35bが設けられている。図3では配向膜35bの図示を省略している。図2において、TFT素子22のドレイン電極25の上部領域においてパッシベーション膜29の内部にスルーホール36が形成され、このスルーホール36を介して画素電極34とドレイン電極25とが導電接続されている。
共通電極32及び画素電極34は、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム・スズ酸化物)等といった透光性の金属酸化物によって形成されている。パッシベーション膜29及びゲート絶縁膜19は、それぞれ、共通電極32と画素電極34との間に設けられた層間絶縁膜として機能すると共に、他の要素を被覆するための樹脂膜であるオーバーコート層として機能する。パッシベーション膜29及びゲート絶縁膜19は、例えばアクリル系樹脂、SiN(窒化シリコン)、又はSiO(酸化シリコン)によって形成されている。配向膜35aは、例えばポリイミドによって形成されている。
画素電極34は、図3に示すように、サブ画素Pxに対応して長方形状の平面形状に形成されており、その内部に複数のスリット37を有している。スリット37は画素電極34を貫通する溝状の開口であり、当該スリット37を通して画素電極34の下層であるパッシベーション膜29を見ることができる。また、複数のスリット37は、行方向Xに沿って上端が右側へ傾斜した状態で、列方向Yに沿って互いに間隔を空けて平行に設けられている。これらのスリット37の間に帯状の画素電極34aが配置されている。
本実施形態ではスリット37の両短辺が閉じた状態となっているが、スリット37の両短辺の一方は開放状態とすることができる。この開放状態の場合には、複数の帯状電極34aのそれぞれは片持ち梁の状態となり、全体的には櫛歯形状となる。
FFSモードを実現するための横斜め電界(すなわち、放物線状電界)を形成できるようにするため、図2において、帯状画素電極34aと共通電極32との間の基板面に沿った間隔Dが液晶層9の層厚Dよりも小さく、すなわち
>D
に設定されている。特に本実施形態では、共通電極32が基板6a上のサブ画素領域Px内に面状(いわゆる、ベタ状)に設けられており、それ故、D=0(ゼロ)となっている。共通電極32にも画素電極34と同様にスリットを形成して帯状部分を形成すれば、D≠0とすることができる。こうして形成された帯状共通電極と帯状画素電極34aとの間隔を広くとることにより、
<D
に設定すれば、FFSモードに代えてIPSモードを実現できる。
斜めスリット37の配列構成は図3に示す構成に限られず、例えば、個々のスリット37の傾斜方向を、サブ画素Pxの長手方向(列方向Y)の中心を境として列方向Yで対称に配置することもできる。つまり、サブ画素Px内の右側半分では上端が右側へ傾斜する状態とし、左側半分では上端が左側へ傾斜する状態とすることができる。
図1の素子基板6において、ゲート絶縁膜19、パッシベーション膜29、共通電極32、及び配向膜35bの各膜要素は、シール材4によって囲まれる領域内だけに設けられる膜ではなく、表示領域Vからシール材4の形成部を越えた領域、すなわちシール材4を越えて基板6aの辺端に達するまでの領域に全面的に設けられた膜として形成されている。本明細書では、シール材4によって囲まれた領域内だけに設けられる膜を選択膜といい、シール材4を越えて設けられる膜を全面膜ということにする。なお、パッシベーション膜29等が基板6aの辺端まで設けられるのは、後述する駆動用IC49が実装される図1の左側の辺端部を除いた辺端部である。駆動用IC49が実装される辺端部に関しては、パッシベーション膜29等はシール材4を越えるものの駆動用IC49を実装するための領域には設けられていない。
ゲート絶縁膜19及びパッシベーション膜29は、ぞれぞれ、他の膜要素を覆って面状(ベタ状)に設けられる層であるオーバーコート層として機能する。このオーバーコート層がシール材4を越えて延在する膜(すなわち、全面膜)である場合、このオーバーコート層は全面オーバーコート層と呼ばれることがある。一方、オーバーコート層がシール材4を越えることなく、シール材4によって囲まれる領域内だけに設けられる膜(すなわち、選択膜)である場合、そのオーバーコート層は選択オーバーコート層と呼ばれることがある。
図1において、素子基板6に対向するカラーフィルタ基板5は、矢印A方向から見て長方形又は正方形の第1の透光性の基板5aを有する。この第1透光性基板5aは、例えば透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成されている。第1透光性基板5aの外側表面には偏光板15aが貼り付けられている。必要に応じて、偏光板15a以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。
第1透光性基板5aの内側表面には、図2に示すように、カラーフィルタを構成する着色膜40が形成され、その周囲に遮光膜41が形成されている。個々の着色膜40は矢印A方向から見てサブ画素Pxに対応する長方形又は正方形のドット状(すなわち、島状)に形成されている。また、着色膜40は複数個が矢印A方向から見て行方向X及び列方向Yにマトリクス状に配列されている。遮光膜41はそれらの着色膜40を囲む格子状に形成されている。
着色膜40の個々はR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の1つを通過させる光学的特性に設定され、それらR,G,Bの着色膜40が矢印A方向から見て所定の配列、たとえばストライプ配列、モザイク配列、デルタ配列で並べられている。ストライプ配列を採用するものとすれば、図2及び図3において列方向YにR,G,Bの同色が並び、行方向XにR,G,Bが1色ずつ順々に交互に並ぶ。なお、着色膜40の光学的特性は、R,G,Bの3色に限られず、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色、あるいは、その他の4色以上とすることもできる。遮光膜41は異なる色の着色膜40を2色又は3色重ねることによって形成されている。遮光膜41は、樹脂膜に代えて、適宜の遮光性金属材料(例えば、Cr(クロム))によって形成することもできる。
本実施形態のように、R,G,Bの3色から成る着色膜40を用いてカラー表示を行う場合は、R,G,Bの3色に対応する3つの着色膜40に対応する3つのサブ画素Pxによって1つの画素が形成される。他方、白黒又は任意の2色でモノカラー表示を行う場合は、1つのサブ画素Pxによって1つの画素が形成される。着色膜40及び遮光膜41の上にオーバーコート層42が形成され、その上に配向膜35aが形成されている。オーバーコート層42は、着色膜40及び遮光膜41を覆って面状(ベタ状)に設けられる層である。図1に示すように、遮光膜41、オーバーコート層42、及び配向膜35aの各膜要素はシール材4によって囲まれる領域内だけに設けられる膜ではなく、表示領域Vからシール材4の形成部を越えた領域に設けられている。すなわち、遮光膜41、オーバーコート層42、及び配向膜35aの各膜要素はシール材4を越えて設けられた全面膜として形成されている。全面膜としてのオーバーコート層42は、特に、全面オーバーコート層と呼ばれることがある。
着色膜40は、例えば、感光性樹脂材料に顔料や染料を混合することによって形成されている。オーバーコート層42は、例えばアクリル系樹脂によって形成されている。配向膜35aはポリイミドによって形成されている。オーバーコート層42は、カラーフィルタの構成材料が液晶に混入することを防止する保護膜及びカラーフィルタの表面を平坦化する平坦化膜として機能する。
図1において、カラーフィルタ基板5側の配向膜35a及び素子基板6側の配向膜35bに施されるラビング方向は、本実施形態のように液晶層9を負の誘電率異方性を有するネマティック液晶を用いて形成した場合、図4に示すように、列方向Yに平行なアンチパラレル方向である。なお、正の誘電率異方性を有するネマティック液晶を用いて液晶層9を形成する場合には、ラビング方向は行方向Xに平行なアンチパラレル方向である。また、素子基板6側(観察背面側)の偏光板15b及びカラーフィルタ基板5側(観察側)の偏光板15aの各透過軸は互いに直角であり、観察側の偏光板15aの透過軸は、配向膜35a,35bのラビング方向と平行であり、観察背面側の偏光板15bの透過軸はラビング方向と直交している。
次に、図1において、素子基板6を構成する第2透光性基板6aはカラーフィルタ基板5の外側へ張り出す張出し部45を有している。この張出し部45の表面には、配線46がフォトエッチング処理等によって形成されている。配線46は矢印A方向から見て複数本形成されており、それらの複数本が行方向Xに沿って互いに間隔を空けて並べられている。また、張出し部45の辺端には複数の外部接続用端子47が行方向Xに沿って互いに間隔を空けて並ぶように形成されている。これらの外部接続用端子47が設けられた張出し部45の辺端に、例えばFPC(Flexible Printed Circuit;可撓性配線回路)基板が接続される。
複数の配線46は、シール材4に囲まれた領域内に向けて列方向Yに延びるように形成されている。これらの配線46の一部は、素子基板6上のソース線20に直接につながってデータ線として機能する。また、複数の配線46の他の一部は、シール材4によって囲まれた領域内で素子基板6の側辺に沿って列方向Yに沿って延びて形成され、さらに折れ曲がって行方向Xへ延びるパターンとして形成されている。この折れ曲がったパターンの配線46は、素子基板6上のゲート線18に直接につながって走査線として機能する。
張出し部45の表面には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)48を用いたCOG(Chip On Glass)技術によって駆動用IC49が実装されている。駆動用IC49は、ソース線20へデータ信号を伝送し、ゲート線18へ走査信号を伝送する。駆動用IC49は1つのICチップによって形成されることもあるし、複数のICチップによって形成されることもある。なお、駆動用IC49は液晶パネル2内に実装されることに限られず、液晶パネル2とは別に設けられた配線基板上に実装することもできる。この場合、その配線基板はヒートシール等といった配線要素を介して液晶パネル2に導電接続される。
以上のように構成された液晶装置1によれば、照明装置3をバックライトとして用いて透過型の表示が行われる。具体的には、図1においてLED11が点灯し、それからの光が導光体12へ導入され、さらに光出射面12bから面状の光として出射する。この面状の光が液晶層9へ供給される。こうして液晶層9へ光が供給される間、素子基板6上の画素電極34と共通電極32との間には、走査信号及びデータ信号によって特定される所定の電圧が印加され、液晶層9内の液晶分子の配向がサブ画素Pxごとに制御される。以下、この配向制御について詳しく説明する。
図2において、帯状の画素電極34aと面状の共通電極32とが層間絶縁膜(すなわち、パッシベーション膜29及びゲート絶縁膜19)を挟んで積層されている。共通電極32の形状は面状であるので、帯状画素電極34aと共通電極32との間の基板面に沿った(すなわち、列方向Yに沿った)距離Dはゼロであり、液晶層の層厚Dに対する関係はD>Dである。この状態で両電極間に所定の電圧が印加されると、スリット37の近傍で両電極間に横斜め電界Eが発生する。この横斜め電界Eは、液晶層9の厚さ方向(すなわち、Z方向)と横方向(すなわち、列方向Y)の両方向にわたって斜めに進む電界、換言すれば放物線状の電界である。この横斜め電界Eによって、液晶層9内の液晶分子の配向が基板水平面内で制御される。
この結果、液晶層9内に供給された光がサブ画素Pxごとに変調される。この変調された光が、カラーフィルタ基板5の偏光板15a(図1参照)を通過するとき、その偏光板15aの偏光特性によりサブ画素Pxごとに通過を規制され、カラーフィルタ基板5の表面に文字、数字、図形等といった像が表示され、これが矢印A方向から視認される。この場合、液晶分子の配向の制御は縦方向(基板に対して直角方向)の面内で行われるのではなく、横方向(基板に対して平行方向)の面内で行われるので、観察者が液晶パネル2の表示面を見る角度が斜めに傾いても、液晶分子を見る角度に変化はない。このため、本実施形態のFFSモードは広い視角特性を得ることができる。
ところで、図1において、素子基板6を構成するゲート絶縁膜19、パッシベーション膜29、共通電極32、及び配向膜35bの各膜は全面膜、すなわち、シール材4で囲まれた表示領域Vから当該シール材4の形成部を越えた領域に形成される膜として形成されている。他方、カラーフィルタ基板5を構成する遮光膜41、オーバーコート層42、及び配向膜35aも表示領域Vからシール材4の形成部を越えた領域に形成される膜である全面膜として形成されている。さらに、セルギャップGを維持するために表示領域V内に設けた第1柱状スペーサ7と同じ高さの第2柱状スペーサ8をシール材4の中に設けた。
このように、基板5a及び基板6a上の各膜を、シール材4によって囲まれる領域内だけに存在する膜(いわゆる、選択膜)ではなく、シール材4の外側まで延在する全面膜として形成すると共に、シール材4の中に第2柱状スペーサ8を設けることにより、シール材4の内周近傍におけるセルギャップGを表示領域V内におけるセルギャップGと等しくすることができる。そのため、シール材4によって囲まれる領域内で表示領域Vを可能な限り大きく設定することができる。換言すれば、表示領域Vの周囲領域であって表示に寄与できない領域である額縁領域を狭くすることができる。
本実施形態において、カラーフィルタ基板5内に設けられる遮光膜41は着色膜40の材料を重ねることによって形成された樹脂膜である。仮に、この遮光膜41が金属膜であるとすると、素子基板6上に形成される横電界を構成する電気力線がその金属膜によって乱されてしまい、表示品質が低下するおそれがある。しかしながら、本実施形態のように遮光膜41を樹脂膜によって形成すれば、遮光膜41によって電気力線が乱されることがなくなり、表示品質の低下を防止できる。
(液晶装置の第2実施形態)
図1に示した実施形態では、カラーフィルタ基板5及び素子基板6の両方に全面膜(すなわち、シール材4を越えて延在する膜)を設けた。この構成に代えて、カラーフィルタ基板5だけに全面膜を設け、素子基板6内の膜要素、すなわちゲート絶縁膜19、パッシベーション膜29、共通電極32、及び配向膜35bの全ての膜を選択膜(すなわち、シール材4によって囲まれる領域内だけに設けられる膜)とすることができる。この液晶装置によれば、カラーフィルタ基板5上に設けた全面膜の働きにより、シール材4の内周近傍のセルギャップを表示領域V内のセルギャップに近づけることができ、シール材4の内周近傍の表示品質を向上できる。
なお、カラーフィルタ基板5内において全面膜とする膜は、遮光膜41、オーバーコート層42、及び配向膜35aの少なくとも1つである。この場合、配向膜35aの膜厚は非常に薄いので、この配向膜35aだけを全面膜としても、あまり効果的ではないかもしれない。オーバーコート層42及び遮光膜41は比較的膜厚が厚いので、これらを全面膜とすることが効果的であると考えられる。
(液晶装置の第3実施形態)
図1に示した実施形態では、カラーフィルタ基板5及び素子基板6の両方に全面膜を設けた。この構成に代えて、素子基板6だけに全面膜を設け、カラーフィルタ基板5内の膜要素、すなわち遮光膜41、オーバーコート層42、及び配向膜35aの全ての膜を選択膜とすることができる。この液晶装置によれば、素子基板6上に設けた全面膜の働きにより、シール材4の内周近傍のセルギャップを表示領域V内のセルギャップに近づけることができ、シール材4の内周近傍の表示品質を向上できる。
なお、素子基板6内において全面膜とする膜は、ゲート絶縁膜19、パッシベーション膜29、共通電極32、及び配向膜35bの少なくとも1つである。この場合、配向膜35bの膜厚は非常に薄いので、この配向膜35bだけを全面膜としても、あまり効果的ではないかもしれない。パッシベーション膜29及び層間絶縁膜33は比較的膜厚が厚いので、これらを全面膜とすることが効果的であると考えられる。
(液晶装置の第4実施形態)
図1に示した実施形態は横電界型液晶装置、特にFFSモードの液晶装置である。本発明は、FFSモード以外の横電界型液晶装置にも適用できる。例えば、本発明はIPSモードの横電界型液晶装置にも適用できる。IPSモードは図2において共通電極32にもスリット又は開口を設けることにより、電極間間隔をD1<D0に設定することによって実現できる。
また、本発明は、横電界型液晶装置以外の液晶装置、例えば、縦電界型の液晶装置にも適用できる。縦電界型の液晶装置としては、例えば、TN(Twisted Nematic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モードの各モードの液晶装置が考えられる。縦電界型の液晶装置においては、一般に、対向する基板の双方に電極が設けられ、これらの電極間で液晶分子の配向が制御される。
(液晶装置の第5実施形態)
図1に示した実施形態は、3端子型のスイッチング素子であるTFT素子を用いた液晶装置に本発明を適用した。しかしながら、本発明は、2端子型のスイッチング素子、例えばTFD素子を用いた液晶装置にも適用できる。また、本発明は、スイッチング素子を用いない構造である単純マトリクス型の液晶装置にも適用できる。
(電子機器の第1実施形態)
以下、本発明に係る電子機器の実施形態を説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図5は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶装置101と、これを制御する制御回路102とを有する。液晶装置101は液晶パネル103及び駆動回路104を有する。また、制御回路102は、表示情報出力源105、表示情報処理回路106、電源回路107及びタイミングジェネレータ108によって構成される。
表示情報出力源105は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ108により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路106に供給する。
表示情報処理回路106は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路104へ供給する。ここで、駆動回路104は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路107は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶装置101は、例えば、図1に示した液晶装置1を用いて構成できる。この液晶装置1においては、一対の基板5,6の表面に形成するオーバーコート層29,42等といった膜要素を全面膜として設けると共に、シール材4の中に第2柱状スペーサ8を設けたので、シール材4の内周近傍の基板間隔を表示領域V内の基板間隔に近づけることができ、そのためにシール材4の内周近傍における表示品質を向上することができ、そのために表示領域Vを広くすること、換言すれば額縁領域を狭くすることができる。従って、その液晶装置101を用いて構成された本実施形態の電子機器においては、狭い空間内でできるだけ広い表示を提供できる。また逆に、液晶装置101の額縁領域を狭くすることにより、電子機器の内部構造において液晶装置101の周囲の空間に余裕を持たせることができる。
(電子機器の第2実施形態)
図6は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機110は、本体部111と、この本体部111に対して開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。表示体部112には表示装置113及び受話部114が設けられる。電話通信に関する各種表示は、表示装置113の表示画面115に表示される。表示装置113の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部111又は表示体部112の内部に格納される。本体部111には操作ボタン116及び送話部117が設けられる。
表示装置113は、例えば、図1に示した液晶装置1を用いて構成できる。この液晶装置1においては、一対の基板5,6の表面に形成するオーバーコート層29,42等といった膜要素を全面膜として設けると共に、シール材4の中に第2柱状スペーサ8を設けたので、シール材4の内周近傍の基板間隔を表示領域V内の基板間隔に近づけることができ、そのためにシール材4の内周近傍における表示品質を向上することができ、そのために表示領域Vを広くすること、換言すれば額縁領域を狭くすることができる。従って、その表示装置113を用いて構成された本実施形態の電子機器においては、狭い空間内でできるだけ広い表示を提供できる。また逆に、表示装置113の額縁領域を狭くすることにより、携帯電話機110の内部構造において表示装置113の周囲の空間に余裕を持たせることができる。
なお、本発明を適用可能な電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
本発明に係る液晶装置の一実施形態を示す断面図である。 図1の矢印Z2で示す部分を拡大して示す図である。 図2のZ3−Z3線に従った平面図である。 光学要素の光軸関係を示す図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示す斜視図である。
符号の説明
1.液晶装置、 2.液晶パネル、 3.照明装置、 4.シール材、
5.カラーフィルタ基板(第1基板)、 5a.第1透光性基板、
6.素子基板(第2基板)、 6a.第2透光性基板、 7.第1柱状スペーサ、
8.第2柱状スペーサ、 9.液晶層、 11.LED、 12.導光体、
12a.光入射面、 12b.光出射面、 13.光反射膜、 14.光拡散膜、
15a,15b.偏光板、 18.ゲート線、 18a.ゲート電極、
19.ゲート絶縁膜膜、 20.ソース線、 21.共通線、 22.TFT素子、
23.半導体層、 24.ソース電極、 25.ドレイン電極、
29.パッシベーション膜、 32.共通電極、 34.画素電極、
34a.帯状画素電極、 35a,35b.配向膜、 36.スルーホール、
37.スリット、 40.着色膜、 41.遮光膜、 45.張出し部、
46.配線、 47.外部接続用端子、 101.液晶装置、 103.液晶パネル、
104.駆動回路、 110.携帯電話機(電子機器)、 113.表示装置、
115.表示画面、 D0.電極間隔、 D1.液晶層厚、 E.横斜め電界、
G.セルギャップ、 Px.サブ画素、 V.表示領域、 X.行方向、
Y.列方向、 Z.液晶層厚方向

Claims (3)

  1. 表示領域を囲むように設けられたシール材によって互いに貼り合わされた第1基板及び第2基板を有する液晶装置において、
    複数の着色膜と、前記複数の着色膜の周囲に設けられた遮光膜と、前記着色膜及び前記遮光膜を覆うオーバーコート層と、が積層される前記第1基板と、
    共通電極と、該共通電極上に設けられたゲート絶縁膜と保護膜とを有する層間絶縁膜と、該層間絶縁膜上に設けられた複数の画素電極と、が積層される前記第2基板と、
    前記表示領域内であって互いに隣接する一対の画素電極間の領域に対応して設けられた第1柱状スペーサと、を有し、
    前記オーバーコート層及び前記遮光膜は、前記第1基板の前記表示領域と該表示領域から前記シール材の形成部を越えた領域に設けられ、
    前記共通電極、前記ゲート絶縁膜及び前記保護膜は、前記第2基板の前記表示領域と該表示領域から前記シール材の形成部を越えた領域に設けられており、
    前記第1柱状スペーサと同じ高さの第2柱状スペーサを前記シール材の中に設けた液晶装置。
  2. 請求項1記載の液晶装置において、前記遮光膜は前記複数の着色膜の少なくとも2つの材料を積層することによって形成された樹脂遮光膜である液晶装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1つに記載の液晶装置を有する電子機器。
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