JP5177368B2 - 車両用シートのオットマン装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用シートのオットマン装置に関し、特にオットマン本体を、シートクッション前端下方に垂下状態で収納するようにしたオットマン装置に関する。
オットマン装置として、図4に示すように使用時にはオットマン本体1が支持機構2によって車両用シートSのシートクッションS1前方の使用位置に支持されて乗員の脚を載せることができるとともに、図5に示すように不使用時にはオットマン本体1がシートクッションS1の前端下方に垂下姿勢で格納されるようにしたものがある(特許文献1)。このようなオットマン装置において、特許文献2に示すように使用時のオットマン本体1を前方ないし後方へ移動調整可能としたものがある。ここでは、図6に示すように、オットマン本体1のクッション11内から後方へ脚部311を突出させ、この脚部311を支持機構2に設けた筒状の保持部材32内に挿入して支持させている。この場合、前後進させた際の脚部移動位置での節度感を付与するために、脚部311の長手方向複数位置に傾斜面を有する切欠き313を形成して、ここにバネ付勢された係合片314の係合縁315を進入させている。なお、図6は格納に先立ってオットマン本体1を最後位置まで後退させ脚部311の最前部の凹所313に係合片314を進入させた状態を示す。
特開2006−312012 特開2006−239269
ところで、オットマン本体1を最後位置へ後退させてこれを垂下姿勢の格納位置とした場合に、上記従来の構造では、車両が振動した際等にオットマン本体1の自重によって係合片314の係合縁315が切欠き313の斜面に沿って当該切欠き313内から脱出し、垂下姿勢のオットマン本体1が下降移動してしまうことがあった。この不具合は、係合片314のバネ力を強くすれば解消されるが、これでは使用時におけるオットマン本体1の、前後方向での移動調整のスムーズさが損なわれてしまうという問題がある。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、使用時におけるオットマン本体の前後調整のスムーズさを損なうことなく、格納時におけるオットマン本体の下降移動を確実に防止できる車両用シートのオットマン装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、オットマン本体(1)と、当該オットマン本体(1)を前後方向へスライド可能に支持するスライド機構(3)と、オットマン本体(1)前記スライド機構(3)と一体にシートクッション(S1)の前端下方へ垂下姿勢で格納するとともに、オットマン本体(1)をスライド機構(3)と一体にシートクッション(S1)前方の使用位置へ振り出す振り出し機構(4)と、当該振り出し機構(4)を構成するアーム部材(44)に設けられ、オットマン本体(1)を垂下姿勢で格納する際のアーム部材(44)の旋回に伴ってオットマン本体(1)に当接してその自重による下降移動を規制するとともに、オットマン本体(1)使用位置振り出す際のアーム部材(44)の旋回に伴って当該オットマン本体(1)から離間して当接状態を解消するストッパ体(48)とを具備している。
本発明においては、オットマン本体が垂下姿勢で格納されている時にはストッパ体がオットマン本体に当接して自重による下降移動が確実に規制される。オットマン本体が使用位置へ振り出されるとオットマン本体がストッパ体から離間して両者の当接状態が解消されるから、オットマン本体をスムーズに前後方向へ移動調整することができる。本発明によれば、オットマン本体の格納位置での下降移動の規制と、使用位置でのスムーズな前後調整移動を簡易な構造で実現することができる。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の車両用シートのオットマン装置によれば、使用時におけるオットマン本体の前後調整のスムーズさを損なうことなく、格納時におけるオットマン本体の下降移動を確実に防止することができる。
図1にはオットマン本体1をシートクッションS1前方で略水平姿勢に支持して使用位置としたオットマン装置の側面図を示す。これは、従来例の図4に示す状態に対応するものである。オットマン本体1を支持する支持機構2は、オットマン本体1を前後方向へスライド可能に支持するスライド機構3と、オットマン本体1をシートクッションS1前端下方の格納位置から図示の使用位置へ振り出すための振り出し機構4とで構成されている。オットマン本体1は図2に示すように、クッション11とこれの内部に埋設されたフレーム12とを備えている。フレーム12は平面視で略長方形の板体で、これよりもやや大きい平面視で近似形の上記クッション11内の底面近くに配設されている。クッション11は、フレーム12をインサート材として一体発泡成形されたものである。フレーム12はその前縁の一部が下方へ屈曲して当接部121となっており、当接部121に隣接するクッション11の底面は一部が凹陥して進入凹所111となっている。
スライド機構3はオットマン本体1に設けられた左右一対の脚部31と、振り出し機構4側に設けられた保持部材32とを備えている。脚部31は丸棒を略U字形に湾曲成形したもので、略平行な第1及び第2の直線部311,312を有する。直線部312は、クッション11内に位置するフレーム12の両端下面にそれぞれ接合固定されている。直線部311は直線部312に対してクッション11の中央側にずれた位置にある。
振り出し機構4は基板41を備えており、当該基板41には左右位置に保持枠42が設けられている。基板41には保持枠42の内側の左右位置下面にブラケット板43が突設してあり、これらブラケット板43にそれぞれアーム部材44,45が回動可能に結合されて(図1)、これらアーム部材44,45によって基板41(図2)が支持されている。各保持枠42には、中心に円形の貫通孔を形成した樹脂製筒状の上記保持部材32が嵌着されている。
左右の脚部31の直線部311を保持部材32内に挿入することによって、オットマン本体1はスライド機構3に支持される。直線部311の外周には長手方向の複数位置に従来技術で説明したと同様の(図6参照)山形溝状の切欠き313が一定間隔で形成されており、これら切欠き313に、従来技術で説明したと同様の(図6参照)、バネ付勢された係合片314の係合縁315が進入することによって、保持部材32内に挿入された直線部311が位置決めされる。
オットマン本体1を前方へスライドさせる場合には、オットマン本体1を掴んでこれを前方(図6の左方)へ引っ張ると、バネ付勢力に抗して係合片314の係合縁315が切欠き313内から退出して、直線部311が保持部材32内から引き出される。係合片314が別の切欠き313に進入する度に引っ張り抵抗が大きくなるから、一定引出し量毎の節度感を持ってオットマン本体1が引き出されて前進し、適当位置で位置決めされる。オットマン本体1を押し込んで後方へスライドさせる場合も、同様に切欠き313内への係合片314の進入による節度感を持ってオットマン本体1が押し込まれて、後退方向へスライドさせられる。
振り出し機構4は、基端がシートクッションフレームの前上端に設けた軸体461に結合されて図1に示すように前上方へ回動可能とされたアーム部材46を有し、上記アーム部材44は、アーム部材46の先端とブラケット板43の前端部とにそれぞれ軸体462,441によって回動可能に結合されている。アーム部材44には長手方向中間位置の側面にストッパ体48が突設してある。
振り出し機構4は補助アーム47を備えており、アーム部材45は、ブラケット板43の後端部と補助アーム47の先端、およびアーム部材46の中間部にそれぞれ軸体451,452,463によって回動可能に結合されている。補助アーム47は基端が、上記軸体461の後下方位置のシートクッションフレームに設けられた軸体471に回動可能に結合されている。振り出し機構4は内設されたバネ部材(図示略)の付勢力によってアーム部材46が図1に示すように前上方へ回動させられ、これに伴い各アーム部材44,45,47が回動して、スライド機構3およびこれに支持されたオットマン本体1が略水平姿勢の使用位置へ振り出されている。
オットマン本体1を格納する場合には、バネ部材の付勢力に抗してオットマン本体1を下方へ押し込むと、アーム部材46が下方へ旋回し、これに伴って他のアーム部材44,45,47も旋回して、図3に示すように、オットマン本体1が起立した垂下姿勢でシートクッションS1の前端下方へ移動させられ、格納位置となる。この状態で、アーム部材44に設けたストッパ体48がオットマン本体1の進入凹所111内へ相対進入して基板12の当接部121に当接し、オットマン本体1の下方への移動が規制される。これにより、車両振動等が加わってもオットマン本体1が下降移動することはない。オットマン本体1を使用位置に振り出せば、図1に示すように、ストッパ体48はオットマン本体1の進入凹所111内から脱出して当接状態が解消されるから、既述のようにオットマン本体1をスムーズに前後に移動調整することができる。
本発明の一実施形態を示す、オットマン本体を使用位置にしたオットマン装置の側面図である。 オットマン本体の横断面図である。 オットマン本体を格納位置にしたオットマン装置の側面図である。 従来例を示す、オットマン本体を使用位置にした車両用シートの全体斜視図である。 オットマン本体を格納位置にした車両用シートの全体斜視図である。 オットマン本体のスライド機構の断面図である。
符号の説明
1…オットマン本体、2…支持機構、3…スライド機構、4…振り出し機構、48…ストッパ体、S1…シートクッション。

Claims (1)

  1. オットマン本体と、当該オットマン本体を前後方向へスライド可能に支持するスライド機構と前記オットマン本体を前記スライド機構と一体にシートクッションの前端下方へ垂下姿勢で格納するとともに、前記オットマン本体を前記スライド機構と一体に前記シートクッション前方の使用位置へ振り出す振り出し機構と、当該振り出し機構を構成するアーム部材に設けられ、オットマン本体を垂下姿勢で格納する際のアーム部材の旋回に伴ってオットマン本体に当接してその自重による下降移動を規制するとともに、前記オットマン本体前記使用位置振り出す際のアーム部材の旋回に伴って当該オットマン本体から離間して当接状態を解消するストッパ体とを具備する車両用シートのオットマン装置。
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