JP5176107B2 - ハンマー動作検出装置及び鍵盤楽器 - Google Patents

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この発明は、鍵盤楽器に関する。特に、鍵盤楽器のハンマーの動作を検出するハンマー動作検出装置に関する。
一般的なグランドピアノの構成の概要を説明する。グランドピアノは、図9に示すように、床面と平行に支持される棚板16と、この棚板16の周縁に所定の高さを維持してめぐらされ、前方(鍵が配置される方向)に開放面を形成する側板17と、この側板17の互いに対向する面の上側の相互に差し渡されたピン板28と、このピン板28と側板17とによって囲まれる平面に実装されるフレーム8と、このフレーム8とピン板28の上に設けられたチューニングピン9と、このチューニングピン9と図示していないこまピンとにより両端が固定され、所望の音高の音を発生する弦10とを備える。
特許文献1に記載された自動グランドピアノにおいては、図10に示すように、棚板16と側板17とピン板28とによって囲われる空洞6に、自動グランドピアノ用の鍵盤メカユニット20が配置される。鍵盤メカユニット20は、棚板16の上に配置される基台21と、この基台21の上に各弦10に対応して設けられた鍵19と、この鍵19の押鍵によって動かされるレペティション装置7と、このレペティション装置7により力を受けて動くハンマーシャンク11と、このハンマーシャンク11の回動遊端に取り付けられ、弦10を叩いて音を発生させるハンマー14と、ハンマーシャンク11をハンマーシャンクフレンジを介して回動自在に支持するハンマーレール25と、このハンマーレール25を基台21に固定するブラケット26とを含む。
鍵盤メカユニット20は、ピアノの演奏時には図10に示す位置にあるが、調律時には空洞6から引き出されて、鍵19の歯並びやレペティション装置7の調整等が行われる。
図10に例示する自動グランドピアノにおいて、演奏状態の検出並びに記録、及び、演奏の再生制御等のために、ハンマー動作検出装置によりハンマーの動作を検出することが行われている。図10の例ではハンマー動作検出装置は、フォトインタラプタ1、センサ保持機構2及びシャッター3を含む。
以下、このハンマー動作検出装置を詳細に説明する。ハンマー14が取り付けられたハンマーシャンク11の揺動面内で、ハンマーシャンク11の上方に一対のフォトインタラプタ1を設ける。フォトインタラプタ1は、センサ保持機構2により保持される。
一方、ハンマーシャンク11が打鍵等により揺動すると、シャッター3が一対のフォトインタラプタ1を遮るように、シャッター3をハンマーシャンク11に取り付ける。
シャッター3が一対のフォトインタラプタ1のそれぞれを遮る時間を計測する。そして、その時間のずれに基づいて、ハンマー14の速度を検出し、そのハンマー14の速度から打弦速度を推定する。この打弦速度に基づき打弦時刻や打弦強度等を算出することにより、ハンマー14の動作状態を検出していた。
なお、調律等のために鍵盤メカユニット20を鍵盤楽器の内部から出し入れするときに、換言すれば鍵盤メカユニット20を図10の紙面に対して左右方向に移動させるときに、ハンマー動作検出装置がピン板28にぶつからないようにするために、ハンマー動作検出装置はピン板28の下面よりも下に設けられていた。
特許第2884729号公報
ハンマー動作検出装置を、ピン板の下面よりも下であり、かつ、ハンマーシャンクよりも上という狭い空間に配置させるためには、ハンマー動作検出装置を薄くする必要がありその形状が限定されるという問題があった。
この発明は、上記問題に鑑み、形状の自由度を増したハンマー動作検出装置及びそのハンマー動作検出装置が取り付けられた鍵盤楽器を提供することを目的とする。
この発明によるハンマー動作検出装置は、弦とハンマーシャンクとの間に配置される回動軸と、回動軸の周面から一方向に突出され、回動軸の第一の回動位置においてハンマーシャンクの先端に設けられたハンマーが弦を叩くのを阻止し、回動軸の第二の回動位置においてハンマーが弦を叩くのを阻止しない消音バーと、ハンマーの動作状態を検出するセンサが取り付けられたセンサ基板と、鍵盤楽器への取り付け時に回動可能であり、回動軸及びセンサ基板を支持する回動アームと、ハンマーレールに取り付けられ、回動アームを固定する回動アーム固定具と、を備える。
この発明の鍵盤楽器は、上記ハンマー動作検出装置を備える。
ハンマー動作検出装置の一部又は全部がピン板の下面よりも上に配置されていたとしても、回動アームを回動させることにより、ハンマー動作検出装置をピン板にぶつけることなく、鍵盤メカユニットを出し入れすることができる。したがって、ハンマー動作検出装置の形状の自由度が増す。
以下、図面を参照して、この発明の一実施例について説明する。対応する部分には同じ符号を付けて重複説明を略する。
この発明によるハンマー動作検出装置は、鍵盤楽器の消音装置の一部品である回動アーム23に、ハンマーの動作状態を検出するセンサを取り付けたものである。したがって、まず、図1を参照して、鍵盤楽器の消音装置の仕組みについて説明する。
[鍵盤楽器の消音装置]
弦10とハンマーシャンク11の間の空間に回動軸12が配置され、回動軸12の周面から一方向に消音バー13が突出している。回動軸12は、回動アーム23によって回動自在に支持されており、図示していない回動機構により回動される。回動アーム23と回動アーム23を固定する回動アーム固定具24の構造については後述する。消音バー13は回動軸12の回動に伴い第一の回動位置と第二の回動位置の間で移動する。図1において、実線で示した消音バー13の位置が、回動軸12が第一の回動位置に位置する状態であり、一点鎖線で示した消音バー13の位置が、回動軸12が第二の回動位置に位置する状態である。
消音バー13が第一の回動位置に位置する場合(この場合を「消音モード」とする。)、押鍵によってハンマーシャンク11は跳ね上るが、ハンマーシャンク11の先端に設けられたハンマー14が弦10を叩く前にハンマーシャンク11が消音バー13に当たる。したがって、この場合、ハンマー14が弦10を叩くことはないため、弦10から音は発生しない。図1に、消音バー13との衝突時におけるハンマーシャンク11及びハンマー14を二点鎖線で示す。なお、消音バー13の先端には緩衝材15が取り付けられ、この緩衝材15はハンマーシャンク11と消音バー13との衝突により発生する衝突音を緩和する。また、消音モードにおいては、後述するこの発明によるハンマー動作検出装置が、ハンマー14の動作を検出して、その動作に応じた音を電子的に発生させる。
一方、消音バー13が第二の回動位置に位置する場合(この場合を「アコースティックモード」とする。)、押鍵によってハンマーシャンク11は跳ね上るが、ハンマーシャンク11が消音バー13に当たることはない。したがって、この場合、鍵盤楽器の消音装置が取り付けられていない場合と同様に、ハンマーシャンク11の先端に設けられたハンマー14は弦10を叩き、これにより弦10から音が発生する。
鍵盤楽器の演奏者は、回動軸12の回動位置を切り替える手段により、消音モードとアコースティックモードとを自由に選択することができる。
次に、図1から3を参照して、回動軸12を支持し、鍵盤楽器の消音装置の取り付け時に回動可能な回動アーム23と、ピアノに取り付けられ、回動アーム23を固定する回動アーム固定具24とを説明する。
まず、回動アーム固定具24について説明する。回動アーム固定具24(図2参照)は、互いに対向する二枚の平板部と、これらの平板部を連結する連結部24bとから構成され、この例では、一枚の金属板をコ字型に折り曲げることにより形成されている。
平板部に形成された切欠24aをハンマーレール25に引っ掛け、連結部24bに形成された第一のねじ穴24dに螺合されたアーム固定具取付ねじ33の先端をハンマーレール25に突き当てることにより、回動アーム固定具24とハンマーレール25が固定される。また、回動アーム固定具取付ねじ33は、ねじ緩止ナット34と連結部24bのダブルナット効果によって固定されてその緩みが防止される。
図3に、一般的なグランドピアノに鍵盤楽器の消音装置を取り付けて上から見たときの状態を示す。図3に示すように、複数のハンマーシャンク11及び複数のハンマー14がハンマーレール25の延伸方向に配列されているが、互いに隣接するハンマーシャンク11の間に、ハンマーレール25を固定するためのブラケット26が設置される少し広めの空間sが空いている場所が数箇所ある。回動アーム固定具24は、これらの空間s及びハンマーレール25の両端にそれぞれ設置される。具体的には、回動アーム固定具24は、ハンマーレール25を基台21に固定するブラケット26とぶつからないようにするために、回動アーム固定具24の2枚の平板部の間にブラケット26が位置するように、ハンマーレール25に取り付けられる。
再度、図1,図2を参照して説明をする。回動アーム23のピアノの奥側(図1では紙面に対して右側)に位置する後方突出部23aの先端に回動軸12が回動自在に支持される。回動アーム23の中央突出部23bには、回動支持軸23cが回動アーム23の面に対して垂直に突出して設けられている。回動支持軸23cは、その外周にねじが切られており、テーパブッシュ29と、回動アーム固定具24に形成された皿穴24cとに挿入されて、軸固定ナット36により、回動アーム23が回動アーム固定具24に対して回動自在となるように締結される。テーパブッシュ29には、円周の一部を切断するように溝が形成されると共に軸方向に沿って傾斜部を設けられている。換言すれば、テーパブッシュ29は、略円錐台形であり軸方向の断面がc字型である。テーパブッシュ29は、皿穴24cに押し当てられるように取り付けられ、軸固定ナット36の締結によって回動支持軸23cを締め付けるように構成される。テーパブッシュ29は、ポリアセタール等の樹脂や真鍮等の金属で形成される。
また、回動アーム23と回動アーム固定具24の互いに対向する面にポリアセタール等の樹脂からなる緩衝材40(図2参照)が設けられる場合もある。
回動アーム固定具24の連結部24bに形成された第二のねじ穴24d’(図2参照)には雌ねじが切られている。微調整金具固定ねじ35は、微調整金具30の穴30bに挿入され、第二のねじ穴24d’に螺合される。これにより、微調整金具30は、回動アーム固定具24に固定される。
この例では、微調整金具30’は、両端が異なる側に折り曲げられており、断面が略s字型(又は略逆s字型)になっている(図2参照)。このため、折り曲げられた一方の縁を、連結部24bの下面に係合させることにより、微調整金具固定ねじ35をねじ穴24d’に螺合するときに生じ得る微調整金具30’の回転を防ぐことができる。なお、微調整金具と記載しているが、微調整金具30’を、金属以外の樹脂等の材料により形成してもよい。
この場合、ねじ穴24d’に雌ねじを切る代わりに、微調整金具固定ねじ35としてセルフタップねじを使って自ら締結相手(ねじ穴24d’)の下穴にねじを切りながら締結してもよい。回動アーム23の前方突出部23dには折曲部23eが形成され、その折曲部23eにはねじ23fが突出して設けられている。ねじ23fは、微調整金具30の裏側に位置する高さ決めナット31に螺合されて、微調整金具30に形成された長穴30aに挿入される。回動アーム23は、自重、回動軸12及び消音バー13の重みにより、回動支持軸23cを中心として、図6の紙面における時計回りに回動しようとする。しかし、ねじ23fに螺合された高さ決めナット31が微調整金具30に当たり、回動アーム23の回動が阻止される。
この構成により、高さ決めナット31のねじ23fへの取り付け位置を変えると、回動アーム23の回動阻止位置を変えることが可能となり、その結果として回動軸12及び消音バー13の高さ方向の位置を調整することが可能となる。
消音バー13の位置が決まったら、微調整金具30の表裏を、高さ決めナット31及び微調整金具の表側に位置する微調整固定ナット32で挟みつけて固定する。これにより、回動アーム23及び消音バー13の位置が固定される。
ねじ23f、微調整金具30、高さ決めナット31、微調整固定ナット32及び微調整金具固定ねじ35からなる消音バー支持位置微調手段は、このように回動軸12及び消音バー13の位置を微調整する機能を有する。
このように、回動アーム23は、回動支持軸23c及び微調整金具30を介して、回動アーム固定具24に固定される。一方、回動支持軸23cに締結された軸固定ナット36(図2参照)を緩めると共に、微調整金具30による回動アーム23と回動アーム固定具24との固定を解除することにより、回動支持軸23cを中心にして、回動アーム23を回動することが可能である。これにより、鍵盤楽器の消音装置の取り付け作業及び取り外し作業が容易になるというメリットがある。
すなわち、ハンマーレール25に鍵盤楽器の消音装置が取り付けられた状態においては、図1に示すように、ピン板28の下面より回動アーム23の後方突出部23aや消音バー13の高さの方が高い。この状態では、鍵盤楽器の消音装置を含む鍵盤メカユニット20をピアノの手前側に引き出す方向に移動させようとするとピン板28と、回動アーム23の後方突出部23a又は消音バー13とがぶつかるため、鍵盤メカユニット20を図6の紙面における左右方向に移動することはできない。
一方、微調整金具固定ねじ35を取り外して、図4に示すように、後方突出部23aを基台27に近づく方向に回動アーム23を回動させる。この状態では、回動アーム23の後方突出部23a、消音バー13及びハンマー14は、ピン板28の下面より寸法cだけ低くなるので、鍵盤メカユニット20を図4の紙面における左右方向に移動することができる。これにより、鍵盤メカユニット20の鍵19の高さ調整、レペティション装置7の調整作業及び鍵盤楽器の消音装置の取付作業並びに取外作業を、ピアノの外で行うことが可能となり、作業性が向上するというメリットが生まれる。
[ハンマー動作検出装置]
この発明によるハンマー動作検出装置は、上述の鍵盤楽器の消音装置の一部品である回動アーム23に、ハンマーの動作状態を検出するセンサを取り付けたものである。以下、ハンマー動作検出装置の一実施例を、図1から図5を参照して説明する。
回動アーム23の腕部に、折曲部23g(図2参照)が形成される。折曲部23gには、雌ねじ23hが切られている。
センサ基板42には、複数のセンサ41が取り付けられる。センサ41は、図3に例示するようにハンマーシャンク11ごとに設けられる。センサ41はこの例では、透過型フォトインタラプタである。センサ基板42には、穴42aが設けられており、また、必要に応じて速度検出演算用のLSI等の電子部品44(図1参照)が搭載される。
ねじ43は、穴42aに挿入され、雌ねじ23hに螺合される。これにより、センサ基板42は、回動アーム23に固定される。
透過型フォトインタラプタであるセンサ41は、その脚部の内側にそれぞれ発光部41a及び受光部41b(図5参照)を有する。押鍵により跳ね上がるハンマーシャンク11は、発光部41aから受光部41bへ出射される光46を遮る。受光部41bが光46の光量を逐次検出し、その光量のデータを用いて上記速度検出演算用のLSI又は図示していないマイクロコンピュータがその光量のデータを用いてハンマーシャンク11及びその回動遊端に設けられたハンマー14の運動状態を検出する。
従来、鍵盤メカユニット20を鍵盤楽器から出し入れすることができるようにするために、ハンマー動作検出装置は、ピン板28の下面よりも下に配置されていた。このため、ハンマー動作検出装置の形状が限定されるという問題があった。具体的には例えば、ハンマー動作検出装置を薄く構成する必要があるため使用するセンサの種類が限定されるという問題、及び、ハンマー動作検出装置の強度を確保することが難しいという問題があった。
一方、この発明においては、ハンマー動作検出装置の一部又は全部がピン板28の下面よりも上に配置されていたとしても、回動アーム23を図4に例示するように回動させることにより、ハンマー動作検出装置をピン板28にぶつけることなく、鍵盤メカユニット20を出し入れすることができる。したがって、必ずしも、ハンマー動作検出装置をピン板28の下面よりも下に設ける必要はない。このため、ハンマー動作検出装置の形状の自由度が増す。具体的には例えば、センサ41の選択の自由度を増すことができ、ハンマー動作検出装置の強度を確保することができる。
[変形例]
基板固定桟45を介して、センサ基板42を回動アーム23に取り付けてもよい。図6から図8にその例を示す。図6は、回動アーム23、センサ基板42及び基板固定桟45の取り付け状態を重点的に示す図であるため、ハンマーシャンク11、ハンマー14及び消音バー13等は省略している。
基板固定桟45は、例えばアルミ押出形材等のセンサ基板42よりも剛性が高い材料であり、長手方向に延伸する溝45cを一方の面に有する。溝45cには、雌ねじ45a(図7参照)、穴45b(図8参照)が形成される。
ねじ47で、センサ基板42を基板固定桟45に対して固定する。具体的には、図7に示すように、ねじ47を、センサ基板42に形成された穴42bに挿入して、基板固定桟45に形成された雌ねじ45aに螺合することにより固定を行う。図7は、図6のx−x断面図である。
センサ基板42が取り付けられた基板固定桟45を、ねじ48で回動アーム23の折曲部23gに対して固定する。具体的には、図8に示すように、ねじ48を、基板固定桟45に形成された穴45bに挿入して、回動アーム23の折曲部23gに形成された雌ねじ23hに螺合することにより固定を行う。図8は、図6のy−y断面図である。
このように基板固定桟45を介して、センサ基板42を回動アーム23に固定することにより、ハンマー動作検出装置の強度をさらに増すことができる。
上記の例では、センサ41として透過型フォトインタラプタを用いたが、ハンマーシャンク11及びハンマー14の運動状態を検出するものであれば、どのようなセンサを用いてもよい。例えば、ハンマーシャンク11が反射した光を検出する反射型フォトインタラプタを用いてもよい。
図3に示した例では、センサ41がそれぞれ取り付けられた2つのセンサ基板42を鍵盤楽器に取り付けているが、センサ基板42の数は2つでなくてもよい。例えば、必要なセンサ41のすべてを取り付けた1つのセンサ基板42を、鍵盤楽器に取り付けてもよい。
回動アームが固定されている状態のハンマー動作検出装置の例を横から見た模式図。 この発明によるハンマー動作検出装置の例を斜めから見た模式図。 この発明によるハンマー動作検出装置が取り付けられた鍵盤楽器を上から見た模式図。 背景技術による回動アームが回動した状態のハンマー動作検出装置の例を横から見た模式図。 ハンマーの動作検出用のセンサーの事例を示す図。 基板固定桟を介して基板が回動アームに取り付けられた状態の例を示す図。 図6のx−x断面図。 図6のy−y断面図。 一般的なグランドピアノの概要を説明するための図。 この発明が解決しようとする課題を説明するための図。
符号の説明
7 レペティション装置
8 フレーム
9 チューニングピン
10 弦
11 ハンマーシャンク
12 回動軸
13 消音バー
14 ハンマー
23 回動アーム
24 回動アーム固定具
25 ハンマーレール
41 センサ
42 センサ基板
45 基板固定桟

Claims (3)

  1. 弦とハンマーシャンクとの間に配置される回動軸と、
    上記回動軸の周面から一方向に突出され、上記回動軸の第一の回動位置において上記ハンマーシャンクの先端に設けられたハンマーが上記弦を叩くのを阻止し、上記回動軸の第二の回動位置において上記ハンマーが上記弦を叩くのを阻止しない消音バーと、
    ハンマーの動作状態を検出するセンサが取り付けられたセンサ基板と、
    鍵盤楽器への取り付け時に回動可能であり、上記回動軸及び上記センサ基板を支持する回動アームと、
    ハンマーレールに取り付けられ、上記回動アームを固定する回動アーム固定具と、
    を備えるハンマー動作検出装置。
  2. 請求項1に記載のハンマー動作検出装置において、
    上記センサ基板は、基板固定桟を介して上記回動アームに固定されている、
    ことを特徴とするハンマー動作検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載のハンマー動作検出装置を備える鍵盤楽器。
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