JP5174257B2 - 色処理装置およびその方法 - Google Patents
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Description
図3は実施例の色処理装置101の構成例を示すブロック図である。
図4は色処理装置101の処理例を示すフローチャートである。
図8は光源情報取得部103の動作(S12)を説明するフローチャートである。
変換データ取得部105の動作を説明する前に、変換データの作成方法を説明する。
┌ ┐ ┌ ┐┌ ┐
│Xn│ │m11 m12 m13 m14││Xi│
│Yn│=│m21 m22 m23 m24││Yi│ …(1)
│Zn│ │m31 m32 m33 m34││Zi│
└ ┘ └ ┘│ 1│
└ ┘
ここで、XnYnZn:分光放射輝度データから計算される三刺激値
XiYiZi:分光反射率データから計算される三刺激値
[Ms] = {(Tn1-Tv)/(Tn1-Tn2)}[M2] + {(Tv-Tn2)/(Tn1-Tn2)}[M1] …(2)
ここで、Msは観察光源(Tv)下の変換データ
M1は基準光源(Tn1)下の変換データ
M2は基準光源(Tn2)下の変換データ
ただし、Tn2<Tv<Tn1
図11は測色値変換部107の動作(S15)を説明するフローチャートである。
図12は実施例2の色処理装置101の構成例を示すブロック図である。実施例1と異なるのは、光源情報取得部103と光源テーブル保持部109の代わりに、光沢度情報取得部115と光沢特性テーブル保持部114を備えることである。
図13は色処理装置101の処理例を示すフローチャートである。
図16は光沢度情報取得部115の動作(S22)を説明するフローチャートである。
図18は変換データ取得部105の動作(S24)を説明するフローチャートである。
[Ms] = {(Ln1-Lv)/(Ln1-Ln2)}[M2] + {(Lv-Ln2)/(Ln1-Ln2)}[M1] …(3)
ここで、Msは光沢度(Lv)の変換データ
M1は光沢度(Ln1)の変換データ
M2は光沢度(Ln2)の変換データ
ただし、Ln2<Tv<Ln1
図11に示した、実施例1の測色値変換部107の動作と同様であるから説明を省略する。
●観察条件
観察条件として、実施例1では観察光源の色温度、実施例2では使用するメディアの光沢度を用いる例を説明した。しかし、観察条件はこれらに限定されることはない。例えば、メディアの特性として光沢度以外の鮮鋭性、写像性など、試料(例えば色票)を印刷する色材の種類、観察時の幾何条件など、様々な観察条件を用いることができる。つまり、変換データの変動要因になるパラメータであれば、それをユーザが設定する観察条件として採用することができる。勿論、観察条件として、上記の情報を組み合わせてもよい。
実施例1には、観察光源の選択に光色記号や標準イルミナント、補助標準イルミナントなどを利用する例を示したが、国際照明委員会(CIE)が規定する蛍光灯に関する規格のFナンバなどを利用してもよい。つまり、光源の種類を特定可能な名称や記号であれば、どのようなものを利用しても構わない。
式(1)は、分光放射輝度と分光反射率をそのまま用いず、分光放射輝度と分光反射率から計算されたCIEXYZ値を用いて変換を行う。変換式および変換データの形式は、式(1)に限定されない。例えば、複数の色票の分光放射輝度と分光反射率の測定データを用いて、最小二乗法などを使用して、式(4)に示す係数a(λ)と定数b(λ)を波長ごとに算出し、分光反射率から分光放射輝度を予測する変換式を用いてもよい。
S(λ) = a(λ)・R(λ) + b(λ) …(4)
ここで、S(λ)は波長λにおける分光放射輝度
R(λ)は波長λにおける分光反射率
S(λ) = Σai(λ)・Rn(λ) …(5)
ただし、Σ演算の範囲はi=0からnまで
上記の実施例において、変換データ作成用の試料の種類は、特に限定されない。例えば、プリンタを用いて試料を印刷する場合は、プリンタの色再現範囲(出力色域)の境界部の色である、白、シアン、マゼンタ、イエロー、赤、緑、青、黒の一部または全部を用いてもよい。また、出力色域の白色点から黒色点に至る各色相線を通る、所定明度間隔のグレイスケールパッチの集合を試料に用いてもよい。
上記の実施例においては、基準光源(メディア)の変換データを、色温度(光沢度)の線形和によって補間演算する例を説明した。しかし、補間演算は線形和に限定されるものではなく、例えば、CIEXYZ空間、CIExy色度図、CIEuv色度図上の距離の比で補間演算してもよい。または、色温度(光沢度)の逆数の線形和を用いて補間演算してもよい。
実施例1において、変換データは、基準光源(規格光源)に対応するマトリクス係数を示した。しかし、変換データは、規格光源に限定されることはなく、規格光源以外の光源下で作成した変換データを用いてもよい。また、変換データの数は、例えば図7に示すように三種類に限定されるものではなく、基準光源(メディア)に応じて多数の変換データを用意することができる。
なお、本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置、制御装置など)に適用してもよい。
Claims (6)
- 分光反射率に関する測色データを、分光放射輝度に関する測色データに変換する変換データを、光沢度が異なる複数の基準メディアに対応して複数保持する第一の保持手段と、
メディアの種類に対応する光沢度情報を保持する第二の保持手段と、
使用メディアを示すユーザ指示を入力する入力手段と、
前記ユーザ指示に基づき、前記第二の保持手段から前記使用メディアの光沢度情報を取得する光沢度情報の取得手段と、
前記分光反射率に関する測色データを取得する測色データの取得手段と、
前記使用メディアの光沢度情報と前記基準メディアの光沢度情報に基づき、前記第一の保持手段から前記使用メディアの光沢度に対応する変換データを取得する変換データの取得手段と、
前記取得した変換データを用いて、前記取得した分光反射率に関する測色データを前記分光放射輝度に関する測色データに変換する変換手段とを有することを特徴とする色処理装置。 - 前記変換データの取得手段は、前記使用メディアの光沢度に一致する光沢度をもつ基準メディアが存在しない場合、前記使用メディアの光沢度を挟む光沢度をもつ複数の基準メディアの変換データから、前記使用メディアの光沢度に対応する変換データを補間演算することを特徴とする請求項1に記載された色処理装置。
- 前記変換手段は、前記変換データによって、前記分光反射率に関する測色データを、前記分光放射輝度の測定における幾何条件を考慮した測色データに変換することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された色処理装置。
- 前記ユーザ指示はさらに測色データの入力先を示し、前記測色データの取得手段は、前記ユーザ指示が示す入力先から前記測色データを取得することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載された色処理装置。
- 分光反射率に関する測色データを、分光放射輝度に関する測色データに変換する変換データを、光沢度が異なる複数の基準メディアに対応して複数保持する第一の保持手段、メディアの種類に対応する光沢度情報を保持する第二の保持手段、入力手段、光沢度情報の取得手段、測色データの取得手段、変換データの取得手段、変換手段を有する色処理装置の色処理方法であって、
前記入力手段が、使用メディアを示すユーザ指示を入力し、
前記光沢度情報の取得手段が、前記ユーザ指示に基づき、前記第二の保持手段から前記使用メディアの光沢度情報を取得し、
前記測色データの取得手段が、前記分光反射率に関する測色データを取得し、
前記変換データの取得手段が、前記使用メディアの光沢度情報と前記基準メディアの光沢度情報に基づき、前記第一の保持手段から前記使用メディアの光沢度に対応する変換データを取得し、
前記変換手段が、前記取得した変換データを用いて、前記取得した分光反射率に関する測色データを前記分光放射輝度に関する測色データに変換することを特徴とする色処理方法。 - コンピュータを請求項1から請求項4の何れか一項に記載された色処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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