JP5173632B2 - 軌条車両の車種判別方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電車、モノレール、新交通等のような軌条を走行する軌条車両の車種判別方法に関する。
軌条車両の車輪に関して、その車輪径の測定が求められるような場合として、振り子式鉄道車両における車輪径の補正(例えば、特許文献1参照)が挙げられる。振り子制御式鉄道車両の車輪径自動補正方法では、ある基準地上子間毎の走行パルス数と距離データから車輪径を演算することが行われている。
また、走行路に複数のセンサを設置し、走行中における車両の車輪の大きさを検出し、車輪の大きさから車両の種類を判別する車種別方法が提案されている(特許文献2)。この方法は道路上を走行する車両(自動車)に限らず、軌道上を走行する鉄道車両等の車種判別にも適用可能である。
上記のような従来技術による判別方法は、車両外部から得た情報に基づいて車種を判別する方法であり、これを実施するには、地上子・センサなどの地上側設備の設置が必要となる問題があり、コストがかかるものとなっている。
特開2001−106070号公報 特開昭59−43500号公報
そこで、車両外部から得た情報に基づくのではなく、車両内部の情報に基づいて、安価に軌条車両の車種を判別可能にする点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、車両外部の設備を不要としつつ、且つチェックを行って安全性を向上させた車種判別方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明による軌条車両の車種判別方法は、列車の速度が制限速度を超過したときに、ブレーキを出力して制限速度以下又は停止させるATC装置による自動列車制御において、前記車両からの車両認識信号と前記ATC装置内で設定される車輪径設定スイッチによる設定値とに基づいて車種判別することを特徴とする。
この軌条車両の車種判別方法によれば、車両側からATC装置内に車両認識信号が入力され、また、ATC装置内の車輪径設定スイッチを用いて車輪径の設定値が設定される。車両内部の車両認識信号と車輪径設定スイッチを用いて車種判別するので、車両の内部の情報に基づいて二重にチェックが働き、車種判別を確実に行うことができる。
この軌条車両の車種判別方法において、前記車両認識信号は実際の車種に応じてそれぞれ有無を出力するコード表示された信号値であり、それぞれの前記信号値と、前記車輪径設定スイッチによる前記設定値からコード変換された車輪径コードとを論理比較し、その論理比較結果に基づいて車種判別を行うことができる。
また、この軌条車両の車種判別方法において、前記論理比較は、前記車両認識信号の実際の車種に応じた前記有無を表す前記信号値と前記車輪径コードとが整合・非整合することに応じてそれぞれ0又は1を出力し、更に当該出力同士の論理和によって、その出力が0であるときに前記車種に応じた前記信号値を正常と判定することができる。
車両認識信号の一方の車種に応じた信号値及び車輪径コードが整合していれば0を出力し、整合していなければ1を出力する論理比較を行う。車両認識信号の他方の車種に応じた信号値においても同様の論理比較を行う。これらの論理比較結果について更に論理和を取ることにより、いずれの出力も0のときのみ当該論理和の出力が0となり、このとき車種に応じた信号値を正常と判定し車種判別を行うことができる。その他の場合には出力が1となり、このとき車種に応じた信号値を異常と判定する。
更に、この軌条車両の車種判別方法において、前記コード変換に合わせて、前記車輪径設定スイッチによる前記設定値に基づいて正常と車輪径範囲外との正常異常検知コードを出力し、前記論理和の出力と前記正常異常検知コードとの更なる論理和に基づいて、車両認識異常の判定が行うことができる。
この発明によれば、車種の判定のために、車両外部の設備が不要となり、また判定を行う処理についても、車両認識信号と車輪径コードとに基づいて二重にチェックを行って安全性を向上させた車種判別方法及び装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、この発明による車種判別方法の実施形態を説明する。図1は本発明である車種判別装置の一実施例を示すブロック図である。
図1に示すように、車両制御装置11は、制御部1系13、制御部2系14、及びこれら2つの制御系の論理をとる共通部17を統合した制御部12と、車両側へ信号を伝える継電器部18とを備えている。制御部1系13と制御部2系14とで2重系の制御部が構成されている。
車両制御装置11においては、車輪の回転に応じて発せられるパルス信号としての走行速度24と、ATC信号としての制限速度25とが、制御基板16,16に入力される。制御基板16,16は、走行速度24が制限速度25を超過したと判定すると、ブレーキON指令の制御信号を出力し、列車を制限速度以下に減速又は停止させる。
車輪径が異なるA車両とB車両との車種判別を行うため、A車両の車両認識信号21が装置の入力ピン(例えばピン番3)から入力され、B車両では装置の別の入力ピン(例えばピン番4)から車両認識信号22が入力される。車両認識信号21及び22は、制御部1系13及び制御部2系14においてそれぞれ入出力基板15,15に入力され、入出力基板15,15を通して制御基板16,16へ車両認識信号(SH1,SH2)として転送され、後述する車種判別の処理が行われる。車両認識信号(SH1,SH2)は、それぞれの入力信号の有無に基づく信号であり、A車両の有りのとき「1」、無しのとき「0」の値である。例えば、A車両を選択してその信号が入力ピンに入力されるとき、車両認識信号21は「1」である。このとき、通常は、B車両の信号が入力ピンに入力されることはなく、車両認識信号22は「0」である。
車両制御装置11には、制御部1系13及び制御部2系14において、それぞれ車輪径を設定するスイッチ23,23が設けられている。スイッチ23,23では、A車種(=910)とB車種(=026)に応じた値を設定する。ここで、「910」は車輪径910mmを表し、「026」は車輪径1026mmを表している。
図2は、車種判別を実現する論理構成である。
スイッチ23,23で設定された車輪径設定値は、変換器31で車輪径コード37にコード変換される。即ち、設定値「910」は「0」に変換され、設定値「1026」は「1」に変換される。また、変換器31は、コード変換と同時に、スイッチ23での設定値が「910」,「1026」である場合には正常であることを示す「0」を出力し、「910」,「1026」以外である場合には車輪径範囲外38として範囲外であることを示す「1」を出力する異常検知機能を備えている。
車種判別を正常と認識する論理構成は、A車両で入力される車両認識信号21と車輪径コード37とが回路32で比較され、車両認識信号21が入力ありで且つ車輪径コード37が「0」のとき、出力は正常(=0)となる。
このとき、B車両で入力される車両認識信号22と車輪径コード37とは回路(XOR回路)33で比較され、車両認識信号22が入力なし(即ち、車両認識信号21が入力ありであるので、車両認識信号22の方は入力なしが正常であるはず)で車輪径コード37が「0」のとき、出力は正常(=0)となる。
上記の論理構成は、車両認識信号21が入力なしで車両認識信号22が入力ありの場合も、車輪径コード37が「1」となる外は同様であり、出力は正常(=0)である。
即ち、B車両で入力される車両認識信号22と車輪径コード37とは回路33で比較され、車両認識信号22が入力ありで車輪径コード37が「1」のとき、出力は正常(=0)となる。
このとき、A車両で入力される車両認識信号21と車輪径コード37とは回路32で比較され、車両認識信号21が入力なしで車輪径コード37が「1」のとき、出力は正常(=0)となる。
回路(OR回路)34では回路32及び回路33で得られた結果を突合せ、どちらの論理も正常なとき、つまり上記2つの例(回路32の出力が「0」で、回路33の出力も「0」の場合のみ)であるとき、出力は正常(=0)となる。その他の場合では、出力は故障(=1)となる。
異常検知機能の出力が車輪径範囲外38(=1)であるときは、回路34における結果に関わらず車種を認識することができないため、回路(OR回路)35で突合せ、車両認識異常36(=1)の出力を行う。車両認識異常36(=0)は正常である。
車両認識異常を出力した制御系は故障と判断し、故障出力を行う。
図3は、車種判別論理が纏めて表形式(表1)に表されている。正常と指示されているケースのみが正常であり、その他のケースは車両認識が異常となる。また、図4は、表1に纏められている車種判別論理に対応した、信号・論理の内容を表形式(表2)に表したものである。
本発明による車種判別方法を実施するための装置の概略ブロック図である。 本発明による車種判別を実現する論理構成である。 本発明による車種判別のための論理構成を纏めた表である。 本発明による車種判別のための信号・論理の内容を纏めた表である。
符号の説明
11・・・ATC装置 12・・・制御部
13・・・制御部1系 14・・・制御部2系
15・・・入出力基板(BUF) 16・・・制御基板(OPE)
17・・・共通部 18・・・継電器部
21・・・車両認識信号(A車種) 22・・・車両認識信号(B車種)
23・・・車輪径設定値 24・・・走行速度
25・・・制限速度(ATC信号)
31・・・車輪径コード変換・車輪径範囲外検知
32・・・A車種の車両認識信号と車輪径コードによる車種判別論理
33・・・B車種の車両認識信号と車輪径コードによる車種判別論理
34・・・33と34の車種判別の突合せ論理
35・・・35と39の車種判別の突合せ論理
36・・・車両認識異常
37・・・車輪径コード 38・・・車輪径範囲外

Claims (4)

  1. 列車の速度が制限速度を超過したときに、ブレーキを出力して制限速度以下又は停止させるATC装置による自動列車制御において、車輪径が異なる車両であることを示す車両認識信号と前記ATC装置内で設定される車輪径設定スイッチによる設定値とによる二重チェックに基づいて車種判別することを特徴とする軌条車両の車種判別方法。
  2. 請求項1記載の軌条車両の車種判別方法において、
    前記車両認識信号は実際の車両から入力される信号の有無に基づきコード表示された信号値であってこの信号値と、前記車輪径設定スイッチによる前記設定値からコード変換された車輪径コードとが論理比較され、その論理比較結果に基づいて車種判別が行われることを特徴とする軌条車両の車種判別方法。
  3. 請求項2記載の軌条車両の車種判別方法において、
    前記論理比較は、前記車両認識信号の前記信号値と前記車輪径コードとが整合又は非整合することに応じてそれぞれ0又は1を出力し、更に二種類の車種に応じた当該出力同士の論理和によって、その出力が0であるときに前記車種に応じた前記信号値を正常と判定することを特徴とする軌条車両の車種判別方法。
  4. 請求項3記載の軌条車両の車種判別方法において、
    前記コード変換に合わせて、前記車輪径設定スイッチによる前記設定値正常であるか車輪径範囲外の異常であるかが検知コードとして出力され、前記論理和の出力と前記検知コードとの更なる論理和に基づいて、車両認識異常の判定が行われることを特徴とする軌条車両の車種判別方法。
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