JP5172106B2 - 保護リレー装置 - Google Patents
保護リレー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5172106B2 JP5172106B2 JP2006134079A JP2006134079A JP5172106B2 JP 5172106 B2 JP5172106 B2 JP 5172106B2 JP 2006134079 A JP2006134079 A JP 2006134079A JP 2006134079 A JP2006134079 A JP 2006134079A JP 5172106 B2 JP5172106 B2 JP 5172106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- frame
- transmission
- inquiry
- response frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/02—Details
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/26—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents
- H02H3/28—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to difference between voltages or between currents; responsive to phase angle between voltages or between currents involving comparison of the voltage or current values at two spaced portions of a single system, e.g. at opposite ends of one line, at input and output of apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H1/00—Details of emergency protective circuit arrangements
- H02H1/0061—Details of emergency protective circuit arrangements concerning transmission of signals
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/26—Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
- H02H7/261—Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured involving signal transmission between at least two stations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
このような同期をとるための技術として、非特許文献1に開示された保護リレー装置の代表例を、以下に説明する。非特許文献1には、P.156〜165に、ディジタル電流差動リレーの構成が説明され、P.160、図8.7に、その構成の一例が記載されている。
(a) 電力系統の電気量を入力した後、サンプリングしてA/D変換するアナログ入力手段(アナログ入力ユニット)
(b) アナログ入力手段から得られた電流値を含むデータを、他装置へ送信し、かつサンプリング同期制御を行う送信手段(伝送制御ユニット)
(c) 他装置から電流値を含むデータを受信する受信手段(伝送制御ユニット)
(d) 他装置とサンプリング同期制御するサンプリング同期手段(伝送制御ユニット)
(e) アナログ入力手段から得られた電流値と受信した電流値を使用して、保護継電演算をする保護演算手段(演算ユニット)
(f) 保護演算手段の結果を装置外部へ出力する出力手段
次に、特許文献2には、保護リレー装置において伝送路にLANを用い、その伝送を利用してサンプリング同期制御を行うことが記載されている。これは、あらかじめ算出した伝送遅延時間とオンラインで計測した伝送遅延時間のずれをなくす方向に制御することにより、サンプリング同期制御を行うものである。この方式においては、サンプリング基準信号に対して、一定時間後にデータ伝送を行うことが前提となっている。
さらに、特許文献3には、サンプリング同期制御において、サンプリング基準信号に対するデータ伝送タイミングが不定であることを前提とし、これを考慮した制御を行う技術が開示されている。これは、まず、端末Aから、サンプリング基準信号に対する送信タイミングT1を送信する。相手の端末Bでは、前記データを受信したのち、一定時間後にタイミングT2を載せて端末Aに返送する。ここで、T2=t0−t1+t2、t1=T1である。t0は、サンプリング基準信号に対する受信したタイミングである。t2は返送時のサンプリング同期信号に対する送信タイミングである。
[第1の実施形態]
[構成]
(システム全体)
まず、本実施形態を適用したシステム全体の構成例を、図1を参照して説明する。なお、図1は、保護リレー装置1と、周辺装置との関わりを示す説明図である。すなわち、複数の保護リレー装置1は、電圧変成器10および電流変成器11を介して、電力系統9に接続されている。これにより、電力系統9の電圧および電流は、保護リレー装置1に入力されて処理される。そして、各保護リレー装置1は、スイッチングハブ12を介して、伝送網13に接続されている。これにより、各保護リレー装置1は、互いにデータを送受信することができる。なお、これらの構成は特許文献2等でも開示された公知の技術に基づくものであり、本発明の特徴ではない。
(概要)
次に、保護リレー装置1の構成の概要を、図2を参照して説明する。なお、図2は、保護リレー装置1のブロック構成図である。すなわち、保護リレー装置1は、入力変換部2、アナログフィルタ3、A/D変換部4、演算処理部5、信号発生部6、伝送制御部7、メモリM等を有している。A/D変換部4、演算処理部5、伝送制御部7およびメモリMの間は、バス8で接続され、それぞれの間で信号のやりとりが可能となっている。
上記の保護リレー装置1における伝送制御部7の構成を、図3を参照して説明する。なお、図3は、伝送制御部7のブロック構成図である。すなわち、伝送制御部7は、マイクロプロセッサ15、タイマーカウンタ16、通信制御部17を有している。マイクロプロセッサ15は汎用のものである。このマイクロプロセッサ15は、図示しない内部メモリ若しくはメモリM上にあらかじめ記憶されたプログラムにしたがって、後述する作用で示す手順で動作することにより、時刻付加部15a(第1および第2の時刻付加手段、電気量時刻付加手段)、時刻抽出部15b(第1および第2の時刻抽出手段)、時刻ずれ演算部15c、時刻修正部15dとして機能する。
以上のような構成を有する本実施形態の作用を、図4〜17を参照して説明する。
(装置の時刻管理)
まず、装置の時刻は以下のように管理する。これは、本実施形態の動作の前提となるものであるが、周知の内容であり本発明の本質的な特徴ではない。
tb(新) = tb(旧) +T …式(1)
ts=tsc×tc …式(2)
そして、tを次式で求める(ステップ603)。
t=tb+ts …式(3)
このように求めたtを、装置が持つ時刻とする。
データを送信する際、マイクロプロセッサ15は、送信時刻取得手段として機能する。すなわち、送信時、タイマーカウンタ16のtsを読み、式(3)にしたがってtを求め、送出時刻を取得する(図8、ステップ801、図6)。そして、マイクロプロセッサ15は、通信制御部17に対して、送信データと送信開始指令を書き込む(ステップ802,803)。
次に、マイクロプロセッサ15(時刻ずれ演算部15c)によって、時刻ずれを求める計算の手順を説明する。
(伝送フレーム)
図14は、各保護リレー装置1が、他の保護リレー装置1との間でやり取りする伝送フレームである。これはIEEE802.3等の伝送フレームに代表される公知の技術である。フレーム同期信号はプリアンブルに相当する。データ不良検査コードはFCS(Frame Check Sequence)に相当する。
時刻ずれ(Δt)を計算する際、まず、保護リレー装置1は、他装置に向けて時刻問合せフレームを送信する。この時刻問合せフレームは、図14で示された伝送フレーム中のデータ部を、図15のようにしたものである。
一方、他装置が送信した時刻問合せフレームを受信する場合もある。その場合には(図10、ステップ1001)、時刻抽出部15が、時刻問合せフレームからtS1Aを抽出し、メモリM等の保存手段に保存しておく(図10、ステップ1002)。時刻抽出部15bによるtS1Aの抽出は、前記のとおり通信制御部17から読み込んだデータ(図9、ステップ902)から、tS1Aを読み取ることで実現できる。
t1B=tS2B …式(4)
t2B=tS1A …式(5)
t3B=tR1B …式(5a)
他装置が送信した、すなわち返送されてきた時刻応答フレームを受信した際には、時刻抽出部15bが、時刻応答フレームからt1B、t2B、t3Bを抽出し、メモリM等の保存手段に保存しておく。tR2Aも、メモリM等の保存手段に保存しておく。tR2Aは、時刻応答フレームの到着時刻である。tR2Aは前記の受信時刻取得手段で取得する(図9、ステップ901)。
そして、t1B、t2B、t3BおよびtR2Aを用いて、次式でΔtを計算する。
Δt={(t3B−t2B)−(tR2A−t1B)}/2 …式(6)
次に、上記のように求めた時刻ずれを考慮して、電気量を演算する手順を説明する。
(電気量フレーム)
図17は、他装置と送受信する電気量フレームのデータ部である。A/D変換後の電気量とともに、時刻付加部15aによって、その電気量をサンプングした時刻、すなわち前記のtbに相当する時刻tEが付加されている。なお、この電気量フレームは前記の時刻問合せフレームと結合したものでも構わない。また、この電気量フレームは前記の時刻応答フレームと結合したものでも構わない。
他装置が送信した電気量フレームに時刻tEBBが付加されているとする。このとき次式でtEBAを求める。
tEBA=tEBB−Δt …式(7)
ΔtV=tEBA−tEAA …(8)
Δθ=(ΔtV/f)×2π(rad) … (9)
そして、VtEBBをΔθ遅らせたものとVtEAAとを使用して電気量演算を行う。
次に、図11を用いて、上記のΔtを求める計算式の妥当性を説明する。まず、A装置とB装置との間の時刻ずれがΔtであるとする。すなわち、A装置の時刻に対して、B装置の時刻がΔt進んでいるとする。A装置が時刻問合せフレームを送信したときの送出時刻が、tS1Aであるとする。同一時点のB装置での時刻がtS1Bであるとする。このとき次式が成り立つ。
tS1B=tS1A+Δt …式(10)
tR1B=tS1B+td …式(11)
したがって、式(10)(11)から、次式が成り立つ。
td=tR1B−tS1A−Δt …式(12)
tR2B=tR2A+Δt …式(13)
tR2B=tS2B+td …式(14)
したがって、式(13)(14)から、次式が成り立つ。
td=tR2A−tS2B+Δt …式(15)
Δt={(tR1B−tS1A)−(tR2A−tS2B)}/2 …式(16)
これは式(6)に、式(4)(5)(5a)を代入した式と同一である。すなわち、式(6)により、Δtが正しく求められる。
また、各装置における電気量の比較を、図12を参照して説明する。まず、他装置(B装置)が、自装置(A装置)に対して、Δt進んだ時刻を持っているとする。B装置での時刻tEBBと同一時点のA装置における時刻を、tEBAとする。このとき、式(7)が成り立つ。そして、VtEBBとVtEAAの時刻差(ΔtV)は式(8)で求めることができる。すなわち、VtEBBはVtEAAに対してΔtV遅れた電気量ということがわかる。したがって、VtEBBとVtEAAの両者を用いた電気量演算をする場合にはΔtVを考慮すればよい。
以上のような本実施形態によれば、汎用のLAN等を用いて通信費用や設備費用の負担軽減を図りながら、送信タイミングや返送タイミングの制御を不要として、装置間の時刻ずれΔtを正確に求めることができる。そして、その時刻ずれΔtと電気量に付加された時刻とに基づいて算出されるΔθによって、各装置間で位相ずれのない正確な電気量演算が可能となる。
本実施形態は、基本的には上記の第1の実施形態と同様である。但し、本実施形態においては、第1の実施形態で説明した時刻応答フレーム中のt2Bを、式(5)の代わりに、次の式(17)で求める。また、式(5a)で示したt3Bは、時刻応答フレームには含めない。
t2B=tR1B−tS1A …式(17)
Δt={t2B-(tR2A−t1B)}/2 …式(18)
本実施形態は、基本的には上記の第1の実施形態と同様である。但し、本実施形態においては、第1の実施形態で説明した時刻応答フレーム中のt1Bを、式(4)の代わりに、次の式17aで求める。また、式(5)(5a)で示したt2B、t3Bは、時刻応答フレームには含めない。
t1B=tR1B−tS1A+tS2B …式(17a)
Δt=(t1B−tR2A)/2 …式(18a)
本実施形態は、上記の第1の実施形態と同様の構成を有しており、マイクロプロセッサ15の時刻修正部15dが、Δtを用いて、装置の時刻を修正するものである。修正のための式は、次の通りである。
tAN = tA + Δt … 式(19)
tAは修正前の装置の時刻であり、tANは修正後の時刻である。そして、修正後は、第1の実施形態の式(7)において、Δtをゼロにする。
本実施形態は、基本的には上記の第1の実施形態と同様である。但し、本実施形態においては、第1の実施形態で説明した時刻応答フレームを、時刻応答フレーム1と時刻応答フレーム2に分けて送受信する。時刻応答フレーム1には、t2B(=tS1A)とt3B(=tR1B)を付加する。時刻応答フレーム2には、t1B(=tS2B)を付加する。そして、時刻応答フレーム2を受信した際の到着時刻を、tR2Aとする。それ以降は、第1の実施形態と同様である。
Δt={(tR1B’−tS1A’)−(tR1B−tS1A)}/2 …式(20)
本実施形態は、基本的には上記の第2の実施形態と同様である。但し、本実施形態においては、第2の実施形態における時刻応答フレームを、時刻応答フレーム1と時刻応答フレーム2に分けて送受信する。時刻応答フレーム1には、t2B(=tR1B−tS1A)を付加する。時刻応答フレーム2には、t1B(=tS2B)を付加する。そして、時刻応答フレーム2を受信した際の到着時刻をtR2Aとする。それ以降は、第2の実施形態と同様である。
Δt={(tR1B’−tS1A’)−(tR1B−tS1A)}/2 …式(20a)
本発明は、上記のような各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で、他にも多種多様な変形例が実現可能である。例えば、時刻の管理の手法としては、上記の手法には限定されず、現在または将来において適用可能なあらゆる手法が適用可能である。データの表現形式、伝送フレームの形式についても、特定のものには限定されない。
2…入力変換部
3…アナログフィルタ
4…A/D変換部
5…演算処理部
6…信号発生部
7…伝送制御部
8…バス
9…電力系統
10…電圧変成器
11…電流変成器
12…スイッチングハブ
13…伝送網
14…サンプリング基準信号
15…マイクロプロセッサ
15a…時刻付加部
15b…時刻抽出部
15c…時刻ずれ演算部
15d…時刻修正部
16…タイマーカウンタ
17…通信制御部
Claims (8)
- サンプリング基準信号に基づいて、電力系統の電気量をサンプリングしてアナログ/ディジタル変換し、アナログ/ディジタル変換後のデータを、伝送路を介して他装置へ送信する保護リレー装置において、
前記電気量などの各種情報を含むフレームを前記装置間で送受信する通信制御手段と、
時刻を計時する時刻計時手段と、
前記通信制御手段から送信される送信フレームの送出時刻を取得する送信時刻取得手段と、
前記通信制御手段にて受信される受信フレームの到着時刻を取得する受信時刻取得手段と、
他装置に時刻を問い合わせる時刻問合せフレームに、当該時刻問合せフレームの送出時刻を付加する第1の時刻付加手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームから、当該時刻問合せフレームの送出時刻を抽出する第1の時刻抽出手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームに応答する時刻応答フレームに、他装置との時刻のずれを計算するための値を付加する第2の時刻付加手段と、
前記通信制御手段が送信した時刻問合せフレームに応答して、他装置が送信した時刻応答フレームから、他装置における第2の時刻付加手段により付加された値を抽出する第2の時刻抽出手段と、
前記第1および第2の時刻抽出手段により抽出された値、他装置からの時刻応答フレームの到着時刻に基づいて、他装置との時刻のずれを計算する時刻ずれ演算手段と、
を有し、
前記第2の時刻付加手段により付加される値は、
送出される時刻応答フレームの送出時刻、
前記第1の時刻抽出手段により抽出された時刻問合せフレームの送出時刻、
当該時刻問合せフレームの到着時刻、
を含むことを特徴とする保護リレー装置。 - サンプリング基準信号に基づいて、電力系統の電気量をサンプリングしてアナログ/ディジタル変換し、アナログ/ディジタル変換後のデータを、伝送路を介して他装置へ送信する保護リレー装置において、
前記電気量などの各種情報を含むフレームを前記装置間で送受信する通信制御手段と、
時刻を計時する時刻計時手段と、
前記通信制御手段から送信される送信フレームの送出時刻を取得する送信時刻取得手段と、
前記通信制御手段にて受信される受信フレームの到着時刻を取得する受信時刻取得手段と、
他装置に時刻を問い合わせる時刻問合せフレームに、当該時刻問合せフレームの送出時刻を付加する第1の時刻付加手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームから、当該時刻問合せフレームの送出時刻を抽出する第1の時刻抽出手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームに応答する時刻応答フレームに、他装置との時刻のずれを計算するための値を付加する第2の時刻付加手段と、
前記通信制御手段が送信した時刻問合せフレームに応答して、他装置が送信した時刻応答フレームから、他装置における第2の時刻付加手段により付加された値を抽出する第2の時刻抽出手段と、
前記第1および第2の時刻抽出手段により抽出された値、他装置からの時刻応答フレームの到着時刻に基づいて、他装置との時刻のずれを計算する時刻ずれ演算手段と、
を有し、
前記第2の時刻付加手段により付加される値は、
送出される時刻応答フレームの送出時刻、
前記第1の時刻抽出手段により抽出された時刻問合せフレームの送出時刻と到着時刻との差、
を含むことを特徴とする保護リレー装置。 - サンプリング基準信号に基づいて、電力系統の電気量をサンプリングしてアナログ/ディジタル変換し、アナログ/ディジタル変換後のデータを、伝送路を介して他装置へ送信する保護リレー装置において、
前記電気量などの各種情報を含むフレームを前記装置間で送受信する通信制御手段と、
時刻を計時する時刻計時手段と、
前記通信制御手段から送信される送信フレームの送出時刻を取得する送信時刻取得手段と、
前記通信制御手段にて受信される受信フレームの到着時刻を取得する受信時刻取得手段と、
他装置に時刻を問い合わせる時刻問合せフレームに、当該時刻問合せフレームの送出時刻を付加する第1の時刻付加手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームから、当該時刻問合せフレームの送出時刻を抽出する第1の時刻抽出手段と、
他装置から受信した時刻問合せフレームに応答する時刻応答フレームに、他装置との時刻のずれを計算するための値を付加する第2の時刻付加手段と、
前記通信制御手段が送信した時刻問合せフレームに応答して、他装置が送信した時刻応答フレームから、他装置における第2の時刻付加手段により付加された値を抽出する第2の時刻抽出手段と、
前記第1および第2の時刻抽出手段により抽出された値、他装置からの時刻応答フレームの到着時刻に基づいて、他装置との時刻のずれを計算する時刻ずれ演算手段と、
を有し、
前記第2の時刻付加手段により付加される値は、
前記第1の時刻抽出手段により抽出された時刻問合せフレームの送出時刻と到着時刻との差に、送出される時刻応答フレームの送出時刻を加えた値であることを特徴とする保護リレー装置。 - 前記時刻ずれ演算手段は、
送信した時刻応答フレームの送出時刻をt1B、
送信した時刻問合せフレームの送出時刻をt2B、
受信した時刻問合せフレームの到着時刻をt3B、
受信した時刻応答フレームの到着時刻をtR2A、
時刻ずれをΔt、
とすると、
Δt={(t3B−t2B)−(tR2A−t1B)}/2
の計算式により、時刻ずれを求めることを特徴とする請求項1記載の保護リレー装置。 - 前記時刻ずれ演算手段は、
送信した時刻応答フレームの送出時刻をt1B、
受信した時刻問合せフレームの到着時刻と送出時刻との差をt2B、
受信した時刻応答フレームの到着時刻をtR2A、
時刻ずれをΔt
とすると、
Δt={t2B−(tR2A−t1B)}/2
の計算式により、時刻ずれを求めることを特徴とする請求項2記載の保護リレー装置。 - 前記時刻ずれ演算手段は、
受信した時刻問合せフレームの到着時刻と送出時刻との差に、送信した時刻応答フレームの送出時刻を加えた値をt1B、
受信した時刻応答フレームの到着時刻をtR2A、
時刻ずれをΔt、
とすると、
Δt=(t1B−tR2A)}/2
の計算式により、時刻ずれを求めることを特徴とする請求項3記載の保護リレー装置。 - 前記時刻ずれ演算手段によって得られた時刻ずれに基づいて、時刻を修正する時刻修正手段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の保護リレー装置。
- 電気量を含むフレームに対して、電気量をサンプリングした時点に相当する時刻を付加する電気量時刻付加手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の保護リレー装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006134079A JP5172106B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 保護リレー装置 |
PCT/JP2007/000464 WO2007132551A1 (ja) | 2006-05-12 | 2007-04-26 | 保護リレー装置、保護リレー装置の制御方法および制御プログラム |
KR1020087027620A KR101070161B1 (ko) | 2006-05-12 | 2007-04-26 | 보호 릴레이 장치, 보호 릴레이 장치의 제어 방법 및 제어 프로그램을 기록한 기록 매체 |
MYPI20084502A MY154407A (en) | 2006-05-12 | 2007-04-26 | Protective relay device, control method and control program thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006134079A JP5172106B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 保護リレー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007306739A JP2007306739A (ja) | 2007-11-22 |
JP5172106B2 true JP5172106B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=38693653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006134079A Active JP5172106B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 保護リレー装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5172106B2 (ja) |
KR (1) | KR101070161B1 (ja) |
MY (1) | MY154407A (ja) |
WO (1) | WO2007132551A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5663267B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2015-02-04 | 株式会社日立製作所 | 保護リレーシステム及び保護リレー装置 |
JP5475551B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-04-16 | 株式会社東芝 | 保護継電装置 |
JP5530956B2 (ja) * | 2011-02-23 | 2014-06-25 | 株式会社日立製作所 | 伝送路を利用する保護継電装置 |
US9279846B2 (en) | 2011-07-21 | 2016-03-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Fault identification and location in a power supply line which is fed from one side |
JP5895512B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2016-03-30 | 株式会社明電舎 | 環線系統保護継電システムのサンプリング同期回路 |
JP6034059B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-11-30 | 株式会社東芝 | 電流差動保護継電器 |
US8963558B2 (en) * | 2012-10-31 | 2015-02-24 | General Electric Company | Current differential protection |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039310A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-01 | 株式会社東芝 | サンプリング同期方法 |
JPH01231618A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-14 | Toshiba Corp | サンプリング時刻同期方法 |
JP3830865B2 (ja) * | 2002-06-26 | 2006-10-11 | 三菱電機株式会社 | 保護リレーシステム |
JP2004032820A (ja) * | 2003-10-20 | 2004-01-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 弾性表面波高周波フィルタ |
-
2006
- 2006-05-12 JP JP2006134079A patent/JP5172106B2/ja active Active
-
2007
- 2007-04-26 WO PCT/JP2007/000464 patent/WO2007132551A1/ja active Search and Examination
- 2007-04-26 MY MYPI20084502A patent/MY154407A/en unknown
- 2007-04-26 KR KR1020087027620A patent/KR101070161B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MY154407A (en) | 2015-06-15 |
KR20080110670A (ko) | 2008-12-18 |
KR101070161B1 (ko) | 2011-10-05 |
JP2007306739A (ja) | 2007-11-22 |
WO2007132551A1 (ja) | 2007-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5172106B2 (ja) | 保護リレー装置 | |
US8355476B2 (en) | Timestamping method and apparatus for precise network synchronization | |
US9537648B2 (en) | Data transmission over packet switched network | |
US8321162B2 (en) | Minimizing circulating current using time-aligned data | |
EP2288070A1 (en) | Time synchronizing method, device and system of master clock side and slave clock side in synchronous network | |
CN103299575B (zh) | 传输装置以及传输方法 | |
JP5663267B2 (ja) | 保護リレーシステム及び保護リレー装置 | |
WO2012075881A1 (zh) | 基于ieee1588多从钟的采样值多接口同步系统 | |
CN103872769A (zh) | 用于同步相量数据管理的系统 | |
TW201530155A (zh) | 用於分散式電力系統測量之通訊系統與方法 | |
CN114157377B (zh) | 一种配电终端实时时钟同步方法、同步系统及配电终端 | |
EP3720053A1 (en) | Flexible ethernet delay measurement method and related device | |
WO2011074529A1 (ja) | 時刻同期システム、スレーブノード、時刻同期方法及び時刻同期用プログラム | |
CN104144047A (zh) | 通信网络系统的同步方法、中间节点和从节点 | |
JP5507025B1 (ja) | 電流差動リレー | |
JP5734668B2 (ja) | 保護制御計測装置 | |
WO2021129755A1 (zh) | 时钟时间同步方法、装置、设备和存储介质 | |
CN103178920A (zh) | 数字化变电站测试系统中的多通道同步方法 | |
CN103986601A (zh) | 一种报文传输时延获取方法及装置 | |
JP6654498B2 (ja) | ディジタル保護継電装置及びディジタル保護継電システム | |
CN106612150A (zh) | 网络设备、时间同步方法及其网络系统 | |
CN103888238A (zh) | 一种基于网络补偿的多sv链路数据同步方法与装置 | |
Kezunovic et al. | Signal processing, communication, and networking requirements for synchrophasor systems | |
WO2020105232A1 (ja) | 測定結果受信装置および測定装置ならびにこれらの方法、プログラムおよび記録媒体 | |
CN111220878A (zh) | 一种同步录波方法和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20071017 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5172106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |