JP5171986B2 - ズームレンズ及びそれを有するカメラ - Google Patents
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Description
該第3レンズ群は光軸と垂直方向の成分を持つように移動可能であり、
変倍に際しては、該第1レンズ群は広角端に比べ望遠端で物体側に位置する様に、該第2レンズ群は広角端に比べ望遠端で像面側に位置する様に、該第3レンズ群は広角端に比べ望遠端で物体側に位置する様に移動し、該第4レンズ群は広角端から望遠端への変倍に際して物体側に凸状の軌跡または物体側に単調に移動しており、
前記第3レンズ群は像面に凹面を向けたメニスカス状の負の屈折力の負メニスカスレンズを有し、前記第3レンズ群と該負メニスカスレンズ32の焦点距離を各々f3、f32とするとき、
0.8< |f32/f3| ≦1.152
なる条件式を満足することを特徴としている。
√(fw・ft)
までは物体側へ移動し、その後像面側へ移動させている。これにより第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との空間の有効利用を図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。各実施形態において例えば、望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4cに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことで行っている。
ここで偏心敏感度TSとは望遠端において無限遠物体に合焦しているときでシフト群Y2を光軸Laに垂直方向に移動させたときのシフト群Y2の移動量ΔLとする。そのときの像面での像の移動量ΔIの比
TS=ΔI/ΔL
である。
0.5< TS <2.5 ・・・(1)
を満足するようにしている。
0.8< TS <1.3 ・・・(1´)
とすることで更に良好な防振特性が得られる。
0.5< f1/ft <1.0 ・・・(2)
なる条件を満足するのが望ましい。
0.55< f1/ft <0.8 ・・・(2´)
の範囲とすることで更なる小型化と高性能化の両立が可能となる。
0.05< |m1/m2| <0.5 ・・・(3)
なる条件式を満足するようにしている。これによって広角端におけるレンズ全長の短縮化と前玉径の小型化を図っている。条件式(3)の下限値を越えて第1レンズ群L1の移動量が第2レンズ群L2の移動量に比べて小さくなると広角端におけるレンズ全長の短縮や前玉径の縮小効果が不十分になる。逆に上限値を超えて第1レンズ群L1の移動量が第2レンズ群L2の移動量に比べて大きくなると第1レンズ群L1を繰り出すためのカム軌跡がきつくなったりレンズ鏡筒構造が複雑になったりして良くない。
0.07< |m1/m2| <0.3 ・・・(3´)
の範囲に設定すると更なる小型化とカムカーブ角度の低減等のレンズ鏡筒構造の簡素化が達成出来る。
0.25<|f2|/√(fw・ft)<0.6 ・・・(4)
なる条件式を満足するのが良い。
0.35<|f2|/√(fw・ft)<0.55 ・・・(4’)
の範囲に設定すると更なる小型化と高性能化の両立が容易となる。
0.8< |f32/f3|≦1.152 ・・・(5)
なる条件式を満足することが望ましい。
0.1 <|m3/m2|< 0.3 ・・・(6)
なる条件を満足するのが良い。条件式(6)の下限値を超えて第3レンズ群L3の移動量が小さくなり過ぎると前玉径の短縮が十分に達成されない。逆に上限値を超えると防振機構が移動するための多くのスペースが必要となってレンズ鏡筒の小型化が困難となる。
x=(h2/R)/[1+[1−(1+k)(h/R)2]1/2]+A´h3+Bh4+B´h5+Ch6+C´h7+Dh8+Eh10
で表示される。但しRは曲率半径である。また例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。fは焦点距離、FnoはFナンバーωは半画角を示す。
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
SP 絞り
FP フレアーカット絞り
IP 結像面
G CCDのフォースプレートやローパスフィルター等のガラスブロック
ω 半画角
fno Fナンバー
Claims (8)
- 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、各レンズ群を光軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズにおいて、
該第3レンズ群は光軸と垂直方向の成分を持つように移動可能であり、
変倍に際しては、該第1レンズ群は広角端に比べ望遠端で物体側に位置する様に、該第2レンズ群は広角端に比べ望遠端で像面側に位置する様に、該第3レンズ群は広角端に比べ望遠端で物体側に位置する様に移動し、該第4レンズ群は広角端から望遠端への変倍に際して物体側に凸状の軌跡または物体側に単調に移動しており、
前記第3レンズ群は像面に凹面を向けたメニスカス状の負の屈折力の負メニスカスレンズを有し、前記第3レンズ群と該負メニスカスレンズの焦点距離を各々f3、f32とするとき、
0.8< |f32/f3| ≦1.152
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 望遠端において、無限遠物体に合焦しているときの、前記第3レンズ群の光軸に垂直方向の成分の移動量をΔL、このときの像面での結像位置の移動量をΔIとし、
該第3レンズ群の偏心敏感度TSを
TS=ΔI/ΔL
とおいたとき、
0.5< TS <2.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。 - 広角端と、望遠端における全系の焦点距離を各々fw、ft、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき
0.25<|f2|/√(fw・ft)<0.6
なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項のズームレンズ。 - 前記第1レンズ群は1枚の負レンズと2枚の正レンズを有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群は屈折力の絶対値が物体側の面に比べ像面側の面が強い負レンズと正レンズを有し、いずれか1つの面が非球面であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項のズームレンズ。
- 広角端から望遠端までの該第2レンズ群と前記第3レンズ群の移動量を各々m2、m3とするとき
0.1< |m3/m2| <0.3
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項のズームレンズ。 - 撮像素子に像を形成するための光学系であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
- 請求項1乃至7のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有していることを特徴とするカメラ。
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JP2011093222A JP5171986B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | ズームレンズ及びそれを有するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011093222A JP5171986B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | ズームレンズ及びそれを有するカメラ |
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JP2008041458A Division JP4886714B2 (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | ズームレンズ及びそれを有するカメラ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5171986B2 true JP5171986B2 (ja) | 2013-03-27 |
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Family Applications (1)
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JP2011093222A Expired - Fee Related JP5171986B2 (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | ズームレンズ及びそれを有するカメラ |
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Family Cites Families (2)
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JP4545849B2 (ja) * | 1999-08-27 | 2010-09-15 | キヤノン株式会社 | 変倍光学系 |
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2011
- 2011-04-19 JP JP2011093222A patent/JP5171986B2/ja not_active Expired - Fee Related
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