JP5241898B2 - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents
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Description
30 < ν− < 40
Pgf− < 0.6
ν+ > 75
1.2 < |f1N|/f1 ≦ 1.847
なる条件式を満足することを特徴としている。
今、偏心群Y2の偏心敏感度TSが大きすぎると、移動量Δは小さな値となり防振に必要なシフト群Y2の移動量は小さく出来るが、適切に防振を行うための制御が困難になり、補正残りが生じてしまう。特に、ビデオカメラやデジタルスチルカメラでは、CCDなどの撮像素子のイメージサイズが銀塩フィルムと比べて小さく、同一画角に対する焦点距離が短いため、同一角度を補正するための偏心群Y2のシフト量Δが小さくなる。従って、メカの精度が同程度だと画面上での補正残りが相対的に大きくなることになってしまう。
(ア−1) 第1レンズ群L1を、物体側より順に、物体側に比べ、像側に屈折力の絶対値に大きい凹面を向けた負レンズG11、正レンズG12、物体側に凸面を向けた2枚のメニスカス形状の正レンズG13、G14で構成している。負レンズG11と正レンズG12は独立又は接合されている。
30 < ν− < 40 ・・・(1)
Pgf− < 0.6 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
但し Pgf= (Ng−Nf)/(Nf−Nc)
Ng,Nc,Nfは各々g線、c線、f線に対する材料の屈折率である。
32 < ν− < 38 ・・・(1a)
Pgf− < 0.59 ・・・(2a)
とするのが良い。
ν+ > 75 ・・・(3)
なる条件を満足している。条件式(3)の下限を超えると条件式(1)の条件下で色収差の補正を行おうとすると各レンズの屈折力が大きくなり過ぎて他の諸収差、特に望遠端における球面収差やコマ収差の補正が困難になるので良くない。
ν+ > 76 ・・・(3a)
とするのが良い。
(ア−4) 通常、民生用の4つのレンズ群より成るズームレンズでは第1レンズ群は1枚の負レンズと2枚の正レンズで構成されている。低分散硝材は屈折率も低いため、これをそのまま第1レンズ群中に使用すると各レンズの曲率が大きくなって望遠端における球面収差の補正が困難になる。
1.2 < |f1N|/f1 ≦ 1.847・・・(4)
なる条件式を満足している。条件式(4)の下限を超えると広角端での歪曲の補正が困難になるので良くない。また上限を超えると第1レンズ群L1内での色収差の補正が十分に行えないので良くない。
1.4 < |f1N|f1 ≦ 1.847 ・・・(4a)
とするのが良い。
ν1+ > 80 ・・・(5)
なる条件式を満足する正レンズを2枚以上有している。
1.7<f1/√(fw・ft)<2.9 (6)
0.3<|f2|/√(fw・ft)<0.6 (7)
なる条件式を満足している。
2.0<f1/√(fw・ft)<2.5 (6a)
0.4<|f2|/√(fw・ft)<0.5 (7a)
とするのが良い。
−3.8 <(R11b+R11a)/(R11b−R11a)<−2.0
・・・(8)
なる条件式を満足している。
−3.0<(R11b+R11a)/(R11b−R11a)<−2.2
・・・(8a)
とするのが良い。
0.55<(R12b+R12a)/(R12b−R12a)<1.1・・・(9)
なる条件式を満足している。
0.60<(R12b+R12a)/(R12b−R12a)<1.0・・(9a)
とするのが良い。
1.3<(R31b+R31a)/(R31b−R31a)<2.3・・・(10)
−4.0<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−1.5
・・・(11)
の条件式を満足している。
1.5<(R31b+R31a)/(R31b−R31a)<2.0・・・(10a)
−3.5<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−2.0
・・・(11a)
とするのが良い。
x=(h2/R)/[1+[1−(1+k)(h/R)2]1/2]+Bh4+Ch6+Dh8+Eh10+Fh12+Gh14+Hh16
で表示される。但しRは曲率半径である。また例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。fは焦点距離、FnoはFナンバーωは半画角を示す。
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
SP 絞り
FP フレアーカット絞り
IP 結像面
G CCDのフォースプレートやローパスフィルター等のガラスブロック
ω 半画角
fno Fナンバー
Claims (11)
- 物体側より順に、変倍及び合焦の為に光軸方向に不動で正の屈折力の第1レンズ群、変倍機能を有する負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、変倍により変動する像面の補正機能と合焦機能を有する正の屈折力の第4レンズ群より構成されたズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は1枚以上の負レンズと複数の正レンズを有し、前記第1レンズ群中の1つの負レンズの材料のアッベ数をν−、部分分散比をPgf−、前記第1レンズ群中の複数の正レンズの材料の平均アッベ数をν+、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、第1レンズ群中の負レンズの焦点距離をf1Nとするとき、
30 < ν− < 40
Pgf− < 0.6
ν+ > 75
1.2 < |f1N|/f1 ≦ 1.847
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記第1レンズ群は、物体側より順に、物体側に比べ像側に屈折力の絶対値が大きい凹面を向けた負レンズ、正レンズ、正レンズを有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 前記第1レンズ群は、物体側より順に、物体側に比べ像側に屈折力の絶対値が大きい凹面を向けた負レンズ、正レンズ、正レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズより成ることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 前記第1レンズ群は、材料のアッベ数をν1+とするとき、
ν1+ > 80
を満足する正レンズを2枚以上有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
1.7<f1/√(fw・ft)<2.9
0.3<|f2|/√(fw・ft)<0.6
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第1レンズ群中の1つの負レンズの物体側の面の曲率半径をR11a、像側の面の曲率半径をR11bとするとき、
−3.8<(R11b+R11a)/(R11b−R11a)< −2.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第1レンズ群の最も物体側に位置する正レンズの物体側の面の曲率半径をR12a、像側の面の曲率半径をR12bとするとき、
0.55<(R12b+R12a)/(R12b−R12a)< 1.1
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第3レンズ群の全体を光軸に対し垂直方向の成分を持つように変位させて光軸に対し垂直方向の像位置の補正を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群は物体側より順に、物体側に凸面を向けた正レンズG31と、像面側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG32を有し、前記正レンズG31の物体側の面の曲率半径をR31a、像側の面の曲率半径をR31b、前記負レンズG32の物体側の面の曲率半径をR32a、像側の面の曲率半径をR32bとするとき、
1.3<(R31b+R31a)/(R31b−R31a)<2.3
−4.0<(R32b+R32a)/(R32b−R32a)<−1.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 撮像素子に像を形成する為の光学系であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする光学機器。
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JP2011184597A JP5241898B2 (ja) | 2011-08-26 | 2011-08-26 | ズームレンズ及びそれを有する光学機器 |
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JP2011184597A JP5241898B2 (ja) | 2011-08-26 | 2011-08-26 | ズームレンズ及びそれを有する光学機器 |
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JP2011184597A Expired - Fee Related JP5241898B2 (ja) | 2011-08-26 | 2011-08-26 | ズームレンズ及びそれを有する光学機器 |
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