JP5170867B2 - 組電池構造体および接続ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、組電池に接続ケーブルを接続した組電池構造体、および接続ケーブルに関する。
近年、繰り返し充放電が可能な二次電池、あるいはこれを複数備える組電池を電力源として用いた、例えば、ハイブリッド電気自動車(HEV)や電気自動車(EV)等の車両、ノートパソコンなどの電池搭載機器が広く普及しつつある。
このような電池(組電池)とこれを用いる電池搭載機器本体との接続や両者の切り離しの手法としては、例えば、以下が挙げられる(特許文献1参照)。
即ち、電池搭載機器本体(携帯電話)の電池収容部にフィルム状のプルタブを設け、このプルタブと共に電池を収容部内に収容して、電池の端子と電池搭載機器本体との電気的接続を行う。一方、電池を取り出すには、プルタブを手指で引き上げて、電池を収容部内から起こす。これにより、電池を電池搭載機器本体から脱離させると共に、電池搭載機器本体と電池との接続を切り離す。
特開2001−237935号公報
ところで、組電池と電池搭載機器本体など他機器とを接続する場合、組電池に外部接続端子を設ける一方、接続ケーブルの一端に電池接続端子を設け、これを外部接続端子に接続する手法を取ることも考えられる。
このときの外部接続端子と電池接続端子との接続形態としては、組電池に設けた外部接続端子にナットを螺合して、電池接続端子を締結するなど、容易には脱着できない形態とするものが挙げられる。その他、外部接続端子及び電池接続端子の少なくともいずれかに弾性変形させる部位を設けて、接続ケーブルの電池接続端子を組電池の外部接続端子に着脱可能に接続する形態とするものも挙げられる。
しかしながら、上述のように電池接続端子を外部接続端子に着脱可能に接続させるものにおいて、両者を低抵抗で確実に接続させようとすると、両者の部材同士が強く圧接する構造とするなど、外部接続端子に接続されている電池接続端子を、この外部接続端子から脱離させる際に要する力が大きくなりがちである。
すると、電池接続端子を手指で把持して、外部接続端子から脱離させようとしても、脱離させ難かったり、脱離に際して電池接続端子を外部接続端子に対してこじるなどにより、一方あるいは両者の部材が変形する等の不具合が生じることがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、組電池の外部接続端子に接続した接続ケーブルの電池接続端子を、この外部接続端子から容易に脱離させることができる組電池構造体を提供することを目的とする。さらには、外部接続端子から容易に脱離させることができる電池接続端子を備える接続ケーブルを提供することを目的とする。
そして、その解決手段は、複数の電池、および、上記電池の出力を外部へ導出する外部接続端子を有する組電池と、電線、および、上記電線の一端に形成され、上記外部接続端子に着脱可能に接続する電池接続端子を有する接続ケーブルと、を備える組電池構造体であって、上記外部接続端子に接続された上記電池接続端子を、この外部接続端子から脱離させる際に、上記電池接続端子を移動させる方向を、脱離方向としたとき、上記脱離方向は、上記外部接続端子をなす正極金属端子又は負極金属端子が向かって形成された方向と同じ方向であり、上記電池接続端子は、手指または脱着具を係合可能としてなり、係合した上記手指または脱着具により、上記電池接続端子全体を上記脱離方向に移動させて、上記外部接続端子からの脱離を可能とする形態を含む脱離用係合部を有し、上記電線が上記電池接続端子から延出する方向を延出方向としたとき、上記外部接続端子は、自身に上記電池接続端子を接続させ、上記電線を上記延出方向に延出させた状態で、上記電線および上記電池接続端子を上記脱離方向に脱離可能としつつ、上記電池接続端子を取り囲む形態の壁面を有し、上記電池接続端子は、上記外部接続端子と結合する電池接続端子本体を有し、上記脱離用係合部は、上記電池接続端子本体に付設され、自身の形態を変化させうる脱離補助部材であり、上記脱離補助部材は、上記手指または脱着具を係合させる手指係合部を有し、この手指係合部を、上記壁面および上記電池接続端子本体よりも、上記脱離方向に位置させ得る形態となる一方、上記壁面のうち最も上記脱離方向に位置する壁面脱離方向側端、および、上記電池接続端子本体のうち最も上記脱離方向に位置する端子本体脱離方向側端、のいずれか上記脱離方向に位置するものよりも、上記脱離補助部材全体を上記脱離方向とは逆側に位置させ得る形態となる組電池構造体である。
本発明の組電池構造体において、電池接続端子は、脱離用係合部を備えている。このため、脱離用係合部に手指等を係合させて、電池接続端子を外部接続端子から容易に脱離させることができる。また、脱離の際に、例えば、一方あるいは両端子をこじるなどして変形させてしまう不具合の発生を防止して、電池接続端子を適切に外部接続端子から脱離させることができる。
また、本発明の組電池構造体において、外部接続端子は上述の形態の壁面を有する。このため、外部接続端子に対する電池接続端子および電線の接続時の姿勢を一定に規定できる。例えば、外部接続端子の表面に沿う沿面放電が懸念される場合でも、壁面を設けたことにより、沿面距離を長く取ることができ、この外部接続端子における沿面放電の発生を抑制することができる。
また、本発明の組電池構造体で、脱離用係合部は上述の形態の脱離補助部材である。この脱離補助部材の手指係合部は、壁面および電池接続端子本体よりも脱離方向に位置させ得るので、これに手指または脱着具を係合させて、脱離方向に脱離補助部材を移動させることができる。従って、電池接続端子を外部接続端子から容易に脱離させることができる。
さらに、脱離補助部材は、壁面脱離方向側端、および、端子本体脱離方向側端のいずれか脱離方向に位置するものよりも、脱離方向とは逆側に位置させることができる。従って、電池接続端子を外部接続端子から脱離させないときには、このような形態としておくことで、この脱離補助部材が、電池接続端子本体よりも脱離方向で、他の部材と干渉(接触等)することを防止できる。
なお、脱離用係合部としては、例えば、電池接続端子に形成した、手指等が差し込めるような穴や、他と比べて手指等との間に大きな摩擦を生じるように凹凸等を形成した面や、手指に合致する形態を有する凹部が挙げられる。また、例えば、電池接続端子のうち本体部材に付設されたもので、C字状、コ字状などの半環状や、ひも状、舌状などの形態を有し、手指等を係合させて、これと共に本体部材をも脱離方向に引っ張ることができるものが挙げられる。また、脱離用係合部は、その形態を変化させ得ないもののほか、電池接続端子を脱離させる際に、手指を係合させやすい形態にできる等、その形態を変化可能に構成しても良い。
また、壁面としては、例えば、外部接続端子が、電池接続端子を囲むように脱離方向に突出する板状の壁を備えるとした場合において、そのうちの電池接続端子側に面する面が挙げられる。また、外部接続端子を組電池に凹設した場合の凹部の内側面が挙げられる。
また、電池接続端子を囲む壁面が、電池接続端子の近くに位置しているために、両者間に手指を入れて電池接続端子を把持して脱離させ難い場合には、本発明は特に有効である。
また、脱離補助部材の形態としては、例えば、両端部が電池接続端子本体に係合し、その中間部を手指係合部として、そこに手指等を係合させ脱離方向に引っ張ることにより、電池接続端子本体を脱離方向に引っ張ることができるようにした、コ字状、U字状などの半環状が挙げられる。また、電池接続端子に付設され、手指等でつかんで脱離方向に引っ張ることができる略板状、フィルム状、ひも状の形態の部材が挙げられる。また、脱離補助部材の材質としては、金属でも良いが、絶縁性の材質がより好ましく、例えば、絶縁性の樹脂、ゴム、天然繊維が挙げられる。
さらに、他の解決手段は、電線、および、上記電線の一端に形成され、外部接続端子を備える組電池の上記外部接続端子に着脱可能に接続する電池接続端子、を備える接続ケーブルであって、上記外部接続端子に接続された上記電池接続端子を、この外部接続端子から脱離させる際に、上記電池接続端子を移動させる方向を、脱離方向としたとき、上記脱離方向は、上記外部接続端子をなす正極金属端子又は負極金属端子が向かって形成された方向と同じ方向であり、上記電池接続端子は、手指または脱着具を係合可能としてなり、係合した上記手指または脱着具により、上記電池接続端子全体を上記脱離方向に移動させて、上記外部接続端子からの脱離を可能とする形態を含む脱離用係合部を有し、上記外部接続端子と結合する電池接続端子本体を有し、上記脱離用係合部は、上記電池接続端子本体に付設され、自身の形態を変化させうる脱離補助部材であり、上記脱離補助部材は、上記手指または脱着具を係合させる手指係合部を有し、この手指係合部を、上記電池接続端子本体よりも、上記脱離方向に位置させ得る形態となる一方、上記電池接続端子本体のうち最も上記脱離方向に位置する端子本体脱離方向側端よりも、上記脱離補助部材全体を、上記脱離方向とは逆側に位置させうる形態となる接続ケーブルである。
本発明の接続ケーブルは、電池接続端子に脱離用係合部を有している。このため、脱離用係合部に手指等を係合させて、電池接続端子を組電池の外部接続端子から容易に脱離させることができる。また、脱離の際に、例えば、一方あるいは両端子をこじるなどして変形させてしまう不具合の発生を防止して、電池接続端子を適切に外部接続端子から脱離させることができる。
また、本発明の接続ケーブルで、脱離用係合部は上述の形態の脱離補助部材を含む。この脱離補助部材の手指係合部は、電池接続端子本体よりも脱離方向に位置させ得るので、これに手指または脱着具を係合させて、脱離方向に脱離補助部材を移動させることができる。従って、電池接続端子を電池の外部接続端子から容易に脱離させることができる。
さらに、脱離補助部材を、端子本体脱離方向側端よりも脱離方向とは逆側に位置させうる。従って、電池接続端子を外部接続端子から脱離させないときには、このような形態としておくことで、この脱離補助部材が、電池接続端子本体よりも脱離方向で、他の部材と干渉(接触等)することを防止できる。
(実施形態)
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の組電池構造体1は、図1に示すように、複数のニッケル水素二次電池(以下、単に電池とも言う)11を含む組電池10、および、2つの接続ケーブル(正極接続ケーブル20、負極接続ケーブル30)を有する。
この組電池構造体1では、組電池10の外部接続端子15に、正極接続ケーブル20の正極ケーブル端子23、および、負極接続ケーブル30の負極ケーブル端子33が、それぞれ電気的にかつ着脱可能に接続している。この正極ケーブル端子23、負極ケーブル端子33を外部接続端子15から脱離させるには、これらをそれぞれを脱離方向DR(図1中、上方)に移動させる。なお、外部接続端子15と接続ケーブル20,30との接続および脱離については、後ほど詳述する。
このうち、組電池10は、複数の電池11と、これらを収納する略矩形箱状のアルミ製の組電池ケース18と、外部接続端子15とを備える。複数の矩形箱型の電池11は、互いに列置されると共に、互いに直列に電気接続されてなり、組電池ケース18の内部に収容されている。
また、組電池ケース18内には、電池11を空冷するための冷却ファン(図示しない)が配置され、吸気口71から組電池ケース18外部の空気を導入し、各電池11を冷却した後、排気口72から空気を排出する。
さらに、組電池10は、組電池ケース18内から外部まで導出された円管状で樹脂製のガス排出チューブ60を含む。このガス排出チューブ60は、各々の電池11の安全弁(図示しない)と連結しており、万一、いずれかの電池11で安全弁が開弁した場合に、安全弁から放出されたガスを速やかにガス排出チューブ60を通して外部へ導く。
また、組電池10の外部接続端子15は、組電池ケース18のうち、その側面から張り出した台座部18Dの台座上面18Daに配置されている(図1参照)。この外部接続端子15(図4参照)は、絶縁性樹脂からなる端子本体部材15Aに、略円柱状で金属製の正極金属端子15Xおよび負極金属端子15Yをインサート成型してなる。この外部接続端子15の端子本体部材15Aは、台座部18D(台座上面18Da)と当接する底部15bを有する。また、この底部15bは、正極金属端子15Xおよび負極金属端子15Yを、それぞれ台座上面18Daに直立するように担持する正極担持部15bXおよび負極担持部(図示しない)を有する。
さらに、外部接続端子15は、底部15bから直立して脱離方向DRに延び、正極金属端子15Xおよび負極金属端子15Yを、それぞれ3方向から矩形コ字形状をなすように包囲する板状の壁部15Wを有する。この壁部15Wは、正極金属端子15Xと負極金属端子15Yとの間で、外部接続端子15に沿って沿面放電が生じるのを抑制している。なお、この壁部15Wは、正極金属端子15X側あるいは負極金属端子15Y側を向く内壁面15Wbを構成している。
さらに、外部接続端子15の端子本体部材15Aは、後述する接続ケーブル20,30のケーブル(正極ケーブル24、負極ケーブル34)を支持するケーブル支持部15Nを有する。さらに、端子本体部材15Aは、組電池ケース18内のセンサ類(図示しない)との通信に用いる通信ケーブル(図示しない)を挿入する通信ケーブル用開口部15Mを有する(図4(a)参照)。
また、正極金属端子15Xは、正極担持部15bXよりも上述の台座部18D側に位置する正極基端部15Xbを有する(図4(b)参照)。正極金属端子15Xは、この正極基端部15Xbで、各電池11のうち最も正電位側の電池の端子(図示しない)と電気的に接続している。
また、この正極金属端子15Xは、正極担持部15bXから台座部18Dに直交して脱離方向DR側に突出する正極突出部15Xa、および、この正極突出部15Xaの先端部分に形成した凹溝状の溝部15Xcを有する。この正極金属端子15Xは、図3に示すように、後述の正極接続ケーブル20の正極ケーブル端子本体21と接続される。
一方、負極金属端子15Yもまた、上述の正極金属端子15Xと同様に、外部接続端子15の底部15bよりも台座部18D側に位置する負極基端部15Ybを有する。この負極基端部15Ybは、各電池11のうち最も負電位側の電池の端子(図示しない)と電気的に接続している。また、負極金属端子15Yも、台座部18Dに直交して、脱離方向DR側に突出する負極突出部15Ya、および、この負極突出部15Yaの先端部分に形成した凹溝状の溝部15Ycを有する。この負極金属端子15Yは、後述の負極接続ケーブル30の負極ケーブル端子本体31と接続される。
次に、正極接続ケーブル20について、図5を参照しつつ説明する。この正極接続ケーブル20は、銅製の導線CLを絶縁性樹脂PVで被覆してなる正極ケーブル24と、この正極ケーブル24の先端部24dに結合され、外部接続端子15のうち正極金属端子15Xと着脱可能に接続する正極ケーブル端子23とを有する。さらに、この正極ケーブル端子23は、正極ケーブル端子本体21、およびこれに係合する正極プルタブ22を有する。なお、この正極ケーブル24は、正極ケーブル端子23とは逆側(基端側)で、図示しないインバータ装置と接続している。
正極ケーブル端子本体21は、金属からなる正極金属体21Aと、この正極金属体21Aをほぼ覆ってなる絶縁性樹脂製の正極端子ケース21Cとを有する。このうち、正極金属体21Aは、正極金属端子15Xの正極突出部15Xaと接触する有底円筒形状の嵌合部21Am、および正極ケーブル24の先端部24dを周囲から包囲して挟持する挟持部21Anを含む。
このうち、嵌合部21Amは、この内側面21Amaに半球状の突起部21Ampを複数有する。この突起部21Ampは、嵌合部21Amを正極金属端子15Xの正極突出部15Xaに被せて、この正極突出部15Xaを嵌合部21Am内に押し込んだとき、正極金属端子15Xの溝部15Xcと嵌合して、機械的にも、かつ、電気的にも両者を接続する。
一方、正極プルタブ22は、略コ字状の形態を有し、その両端部に位置する支持部22Tと、これらの中間に位置し、手指を係合して引っ張るのに用いる手指係合部22Sとを有する。この正極プルタブ22の2つの支持部22Tは、それぞれ一部が正極端子ケース21C内に回動可能に挿入されている。これにより、手指係合部22Sを含め正極プルタブ22全体が、支持部22Tを中心として回動可能である。
従って、例えば、図6(a)に示すように、正極プルタブ22を寝かせる、即ち、手指係合部22Sを正極ケーブル端子本体21の受け板部21CMに当接させるようにすると、手指係合部22Sを含めた正極プルタブ22は、この正極ケーブル端子本体21のうちで最も脱離方向DR側に位置する上端面21Caよりも、脱離方向DRとは逆側(図6中、下方)に位置する。つまり、この状態では、正極プルタブ22は、正極ケーブル端子本体21よりも脱離方向DR側に突出しないようにすることができる。
一方、図6(b)に示すように、正極プルタブ22を起こす、即ち、支持部22Tを中心に正極プルタブ22を回動させて脱離方向DRに延びる形態とすると、その手指係合部22Sは、上端面21Caよりも、脱離方向DRに位置する状態となる。
なお、負極接続ケーブル30についても、正極接続ケーブル20と同様の形態を有するので、説明を省略する。
次に、接続ケーブル20,30と組電池10(外部接続端子15)とを接続した組電池構造体1について説明する。前述したように、この組電池構造体1では、正極接続ケーブル20および負極接続ケーブル30は、その正極ケーブル端子23および負極ケーブル端子33が、組電池ケース18の台座部18Dにおいて、外部接続端子15に接続している。接続した正極接続ケーブル20の正極ケーブル端子23、および、負極接続ケーブル30の負極ケーブル端子33は、正極ケーブル24、負極ケーブル34が延出する延出方向DAを除く3方向から、外部接続端子15のうち壁部15Wの内壁面15Wbに囲まれている。
図3に、正極接続ケーブル20の正極ケーブル端子23と外部接続端子15が接続した状態における断面図(図2(b)のA−A断面)を示す。正極ケーブル端子23の正極ケーブル端子本体21は、その嵌合部21Amが正極金属端子15Xと嵌合することにより、電気的にも、機械的にも、これと接続している。
なお、この図3から判るように、本実施形態では、外部接続端子15に正極ケーブル端子23を接続した状態で、正極ケーブル端子本体21の上端面21Caよりも、壁部15Wの内壁面15Wbのうち、脱離方向DRの端である壁面上端15Wbaの方が、脱離方向DRの側に位置する形態としてある。つまり、正極ケーブル端子本体21は、その全体が、脱離方向DRに見て、壁面上端15Wbaよりも低位とされている。
また、正極接続ケーブル20の正極ケーブル24は、外部接続端子15のうちケーブル支持部15Nにより支持されている。このケーブル支持部15Nは、その上面高さが正極ケーブル端子本体21から延出する正極ケーブル24の底部高さと同じにしてあり、正極ケーブル24をほぼまっすぐ保持して、振動等による応力が正極ケーブル24の先端部23dにかかりにくくしてある。
なお、接続している負極接続ケーブル30についても、正極接続ケーブル20と同様にして外部接続端子15に接続しているので、説明を省略する。
次いで、図6を用いて外部接続端子15から正極接続ケーブル20の正極ケーブル端子23を脱離させる手法を示す。
正極ケーブル端子23を脱離させない場合(通常の場合)には、図6(a)に示すように、正極プルタブ22を寝かせておく。
一方、正極ケーブル端子23を脱離させるときには、正極プルタブ22を、支持部22Tを中心に回動させて起こし、その手指係合部22Sを正極端子ケース21Cの上端面21Caおよび壁部15Wよりも脱離方向DR(図6中、上方)に位置させる(図6(b)参照)。
その後、この手指係合部22Sに手指を係合する。この際、壁部15Wや正極端子ケース21Cが手指の係合の障害にならないため、容易に手指を手指係合部22Sに係合させることができる。ついで、正極プルタブ22を脱離方向DR(図6中、上方)に引っ張る。すると、支持部22Tに係合する正極端子ケース21Cも脱離方向DRに引っ張られ、正極ケーブル端子23全体を正極金属端子15Xの正極突出部15Xaから脱離させることができる(図6(c))。
なお、外部接続端子15から負極ケーブル端子33を脱離させる手法も、上述と同様であるので、説明を省略する。
以上で説明したように、本実施形態の組電池構造体1において、正極ケーブル端子23および負極ケーブル端子33は、それぞれプルタブ22,32を備えている。このため、これらプルタブ22,32の手指係合部22S,32Sに手指を係合して、プルタブ22,32を脱離方向DRに引っ張り、正極ケーブル端子23(負極ケーブル端子33)を組電池10の外部接続端子15から容易に脱離させることができる。また、正極ケーブル端子23(負極ケーブル端子33)を脱離させる際、プルタブ22,32の手指係合部を脱離方向DRに引っ張って脱離させるので、例えば、正極ケーブル端子本体21(負極ケーブル端子本体31)の嵌合部21Am,31Amおよび外部接続端子15の金属端子15X,15Yの一方あるいは両方をこじるなどして変形させてしまう不具合の発生を防止できる。
その他、本実施形態の組電池構造体1は、外部接続端子15は壁部15Wの内壁面15Wbを有する。このため、正極金属端子15Xと負極金属端子15Yを含む外部接続端子15に対する、ケーブル端子23,33および電線24,34の接続時の姿勢を一定に規定できる。例えば、外部接続端子15の表面に沿う沿面放電が懸念される場合でも、内壁面15Wbを設けたことにより、沿面距離を長く取ることができ、この外部接続端子15における沿面放電の発生を抑制することができる。
さらに、本実施形態の組電池構造体1で、プルタブ22,32は手指係合部22S,32Sを有する。この手指係合部22S,32Sは、壁部15Wの内壁面15Wbよりも脱離方向DRに位置させ得るので、これに手指等を係合させて、脱離方向DRにプルタブ22,32を移動させることができる。従って、ケーブル端子23,33を外部接続端子15から容易に脱離させることができる。
しかも、プルタブ22,32は、壁面上端15Wbaおよび上端面21Caのうち、脱離方向DRに位置する壁面上端15Wbaよりも低位、つまり、これらよりも脱離方向DRとは逆側に位置させることができる。これにより、手指係合部22S,23Sを含め、プルタブ22,32全体が、壁面上端15Wbaおよび上端面21Caよりも脱離方向DRに突出しないので、このプルタブ22,32が、正極ケーブル端子本体21(負極ケーブル端子本体31)の脱離方向DRで、他の部材と干渉(接触等)することも防止できる。
なお、ケーブル端子23,33を囲む内壁面15Wbが、ケーブル端子23,33の近くに位置しているために、内壁面15Wbとケーブル端子23,33との間に、手指を入れてケーブル端子23,33を把持して脱離させがたい本実施形態には、本発明が特に有効である。
なお、ケーブル端子本体21,31は電池接続端子本体に、上端面21Ca,31Caは端子本体脱離方向側端に、プルタブ22,32は脱離補助部材、脱離用係合部に、ケーブル端子23,33は電池接続端子に、ケーブル24,34は電線に、それぞれ対応している。
(変形形態1)
次に、上述した実施形態の第1の変形形態について、図1および図7を参照しつつ説明する。
本変形形態1の組電池構造体101は、実施形態におけるプルタブ22,32に代えてひも状のプルタブを有する点で上述の実施形態と異なり、それ以外は同様である。
そこで、異なる点を中心に説明し、同様の部分の説明は省略または簡略化する。なお、同様の部分については同様の作用効果を生じる。また、同内容のものには同番号を付して説明する。
本変形形態にかかる組電池構造体101の正極接続ケーブル120は、図7(a)に示すように、正極端子ケース21Cにその両端部122Tで固着された正極プルタブ122を有する。但し、この正極プルタブ122は、合成繊維からなり可撓性のあるひも状である点で実施形態と異なる。
この端部122Tはいずれも、正極端子ケース21Cの上端面21Caよりも脱離方向DRとは逆側(図7(a)中、下方)に位置している。一方、これら端部122Tの間に位置する手指係合部122Sは、手指を係合させてこれを引っ張ることができる部位である。なお、壁部15Wおよび正極ケーブル端子本体21より脱離方向DRの側で、手指係合部122Sを手指に係合させると、容易に行うことができる。
一方、正極プルタブ122の一部を、例えば正極端子ケース21Cの受け板部21CM上に配置すると(図7(b)参照)、ひも状の正極プルタブ122は、壁部15Wの壁面上端15Wbaおよび上端面21Caよりも低位、つまり、これらよりも脱離方向DRとは逆側に位置する。このため、この正極プルタブ122でも、正極ケーブル端子本体21の脱離方向DRで、他の部材と干渉することを防止できる。
なお、負極接続ケーブル130における負極プルタブ132についても、正極接続ケーブル120と同様の形態を有するので、説明を省略する。
(変形形態2)
次に、実施形態の第2の変形形態について、図1、図8および図9を参照しつつ説明する。
本変形形態2の組電池構造体201は、外部接続端子からケーブル端子を脱離させないとき(通常時)に、端子ケースにプルタブを固定可能な形態とされている点で上述の実施形態と異なり、それ以外は同様である。
そこで、異なる点を中心に説明し、同様の部分の説明は省略または簡略化する。なお、同様の部分については同様の作用効果を生じる。また、同内容のものには同番号を付して説明する。
本変形形態2にかかる組電池構造体201の正極接続ケーブル220は、実施形態の正極接続ケーブル20と同様の正極プルタブ22を有する。但し、正極ケーブル端子本体221に、正極プルタブ22を固定する爪部221CNを有する。
具体的には、正極端子ケース221Cの上面(受け板部221CM上)から薄板状の爪部221CNが突出している(図8(b)参照)。この爪部221CNの先端部221CNaは、正極プルタブ22の支持部22T側に向かって屈曲してなり、この端部221CNaと受け板部221CMとの間で、正極プルタブ22(手指係合部22S)を固定することができる。つまり、正極プルタブ22を用いないとき、例えば、正極プルタブ22を用いて外部接続端子15から正極ケーブル端子223を脱離させないとき、爪部221CNに、正極プルタブ22を係合させ固定しておくことができる(図9参照)。なお、外部接続端子15から正極ケーブル端子223を脱離させるときなど、正極プルタブ22を用いるときは、爪部221CNの端部221CNaを正極ケーブル24の延出方向DAに押して、正極プルタブ22の固定を解けば良い。
なお、負極接続ケーブル230についても、正極接続ケーブル220と同様の形態を有するので、説明を省略する。
本変形形態にかかる組電池構造体201は、実施形態における作用効果に加えて、外部接続端子15からケーブル端子223,233を脱離させないときに、ケーブル端子本体221,231の爪部221CN,231CNで、プルタブ22,32を固定できる。これにより、外部からの振動によりプルタブ22,32が振動する、またこれによって、プルタブ22,32と他の部材とが当たって異音を発生することを抑制できる。
参考態)
次に、参考形態について、図1、図10および図11を参照しつつ説明する。
参考態の組電池構造体301は、これに用いる正極ケーブル端子(負極ケーブル端子)が、脱離方向に突出して固定されたプルタブを備える点、および、外部端子部材が壁部を有さない点で、上述の実施形態と異なり、それ以外は同様である。
そこで、異なる点を中心に説明し、同様の部分の説明は省略または簡略化する。なお、同様の部分については同様の作用効果を生じる。また、同内容のものには同番号を付して説明する。
参考態にかかる組電池構造体301の正極接続ケーブル320について、図10(a)を参照しつつ説明する。
このうち、正極プルタブ322は、実施形態と同様、略コ字状の形態を有し、その両端部に位置する支持部322Tと、これらの中間に位置し、手指を係合して引っ張るのに用いる係合部322Sとを有する。但し、正極プルタブ322は正極端子ケース321Cと一体に形成され、2つの支持部322Tは、正極ケーブル端子本体321の上端面321Caから延出し、正極プルタブ322全体が、正極ケーブル端子本体321(上端面321Ca)から脱離方向DRに向けて突出してなる。なお、正極プルタブ322は固定されているので、実施形態と異なり、正極接続ケーブル320は受け板部を持たない。
また、負極接続ケーブル330についても、正極接続ケーブル320と同様の形態を有するので、説明を省略する。
図10(b)に、接続ケーブル320,330と、これを接続してなる外部接続端子315を示す。この外部接続端子315は、前述の実施形態と異なり、壁部を持たない。つまり、接続ケーブル320,330のケーブル端子323,333は、他の部材に囲まれていない。
図11に、正極接続ケーブル320を外部接続端子315に接続させた状態における断面図(図10(b)のE−E断面)を示す。正極接続ケーブル320の正極ケーブル端子323は、実施形態と同様、その嵌合部21Amが正極金属端子15Xと嵌合することにより、電気的にも、機械的にも、これと接続している。
なお、接続している負極接続ケーブル330についても、正極接続ケーブル320と同様にして外部接続端子315と接続しているので、説明を省略する。
以上で説明したように、本参考態の組電池構造体301では、正極ケーブル端子323および負極ケーブル端子333は、それぞれプルタブ322,332を備えている。このため、これらプルタブ322,332に手指を係合させて、正極ケーブル端子323(負極ケーブル端子333)を組電池10の外部接続端子315から容易に脱離させることができる。また、正極ケーブル端子323(負極ケーブル端子333)を脱離させる際、例えば、正極ケーブル端子本体321(負極ケーブル端子本体331)の嵌合部21Am,31Amおよび外部接続端子315の金属端子15X,15Yの一方あるいは両方をこじるなどして変形させてしまう不具合の発生を防止して、正極ケーブル端子323(負極ケーブル端子333)を適切に外部接続端子315から脱離させることができる。
以上において、本発明を実施形態および変形形態1,2に即して説明したが、本発明は上述の実施形態等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態等では、組電池構造体に用いる電池をニッケル水素二次電池としたが、本発明を例えば、リチウムイオン二次電池、鉛蓄電池等の二次電池に適用しても良い。
また、実施形態等では、プルタブの形態を、手指等を係合させ脱離方向に引っ張ることにより、電池接続端子を脱離方向に引っ張ることができる半環状の形態としたが、例えば、手指等でつかんで脱離方向に引っ張ることができる略板状、フィルム状、ひも状、舌状などの形態でも良い。さらに、プルタブの材質を、実施形態および変形形態2では絶縁性樹脂、変形形態1では合成繊維としたが、例えば、金属、ゴム、天然繊維でも良く、中でも、絶縁部材である、ゴム、天然繊維がより良い。
また、実施形態等では、脱離用係合部を、電池接続端子のうち本体部材に付設されたプルタブとしたが、例えば、電池接続端子に形成した、手指等が差し込めるような穴や、他と比べて手指等との間に大きな摩擦を生じるような凹凸等を形成した面や、手指に合致する形態を有する凹部等でも良い。
また、実施形態では、外部接続端子の壁面15Wbを、壁部15Wで構成したが、例えば、凹設された凹部を外部接続端子とした場合の、その凹部の内側の側面で構成しても良い。さらに、実施形態および変形形態1,2では、外部接続端子の壁面15Wbの壁面上端15Wbaを、ケーブル端子の上端面21Caよりも脱離方向DR(上位)に位置しているが、これに限定されない。また、プルタブ全体が、外部接続端子の壁面上端15Wbaよりも、脱離方向DRの逆側(下位)に位置していても良い。
実施形態、変形形態1、変形形態2にかかる組電池構造体を示す斜視図である。 実施形態にかかる組電池構造体のうち、外部端子部材付近(A部)の部分拡大説明図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。 実施形態にかかる組電池構造体のうち、外部端子部材および正極接続ケーブルの部分拡大断面図(B−B断面)である。 実施形態、変形形態1、変形形態2にかかる組電池のうち、外部端子部材付近の様子を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図(C−C断面)である。 実施形態にかかる接続ケーブルの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図(D−D断面)である。 実施形態にかかり、接続ケーブルを外部端子から脱離させる手法を示す説明図である。 変形形態1にかかる接続ケーブルの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は外部端子に接続時の斜視図である。 変形形態2にかかる接続ケーブルの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図(E−E断面)である。 変形形態2にかかる組電池構造体のうち、外部端子部材付近(A部)の部分拡大説明図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。 参考態にかかる接続ケーブルの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は外部端子に接続時の斜視図である。 参考態にかかる組電池構造体のうち、外部端子部材および正極接続ケーブルの部分拡大断面図(F−F断面)である。
1,101,201,301 組電池構造体
10 組電池
11 リチウムイオン二次電池(電池)
15,315 外部接続端子
15Wb 内壁面(壁面)
15Wba 壁面上端(壁面脱離方向側端)
20,120,320 正極接続ケーブル(接続ケーブル)
21,221,321 正極ケーブル端子本体(電池接続端子本体)
21Ca,31Ca,321Ca,331Ca 上端面(端子本体脱離方向側端)
22,122,222 正極プルタブ(脱離補助部材、脱離用係合部)
22S,32S,122S,132S,322S,332S 手指係合部
23,123,223,323 正極ケーブル端子(電池接続端子)
24 正極ケーブル(電線)
30,130,330 負極接続ケーブル(接続ケーブル)
31,231,331 負極ケーブル端子本体(電池接続端子本体)
32,132,232 負極プルタブ(脱離補助部材、脱離用係合部)
33,133,233,333 負極ケーブル端子(電池接続端子)
34 負極ケーブル(電線)
322 正極プルタブ(脱離用係合部)
332 負極プルタブ(脱離用係合部)
DA 延出方向
DR 脱離方向

Claims (2)

  1. 複数の電池、および、上記電池の出力を外部へ導出する外部接続端子を有する組電池と、
    電線、および、上記電線の一端に形成され、上記外部接続端子に着脱可能に接続する電池接続端子を有する接続ケーブルと、を備える
    組電池構造体であって、
    上記外部接続端子に接続された上記電池接続端子を、この外部接続端子から脱離させる際に、上記電池接続端子を移動させる方向を、脱離方向としたとき、
    上記脱離方向は、
    上記外部接続端子をなす正極金属端子又は負極金属端子が向かって形成された方向と同じ方向であり、
    上記電池接続端子は、
    手指または脱着具を係合可能としてなり、係合した上記手指または脱着具により、上記電池接続端子全体を上記脱離方向に移動させて、上記外部接続端子からの脱離を可能とする形態を含む脱離用係合部を有し、
    上記電線が上記電池接続端子から延出する方向を延出方向としたとき、
    上記外部接続端子は、
    自身に上記電池接続端子を接続させ、上記電線を上記延出方向に延出させた状態で、上記電線および上記電池接続端子を上記脱離方向に脱離可能としつつ、上記電池接続端子を取り囲む形態の壁面を有し、
    上記電池接続端子は、上記外部接続端子と結合する電池接続端子本体を有し、
    上記脱離用係合部は、上記電池接続端子本体に付設され、自身の形態を変化させうる脱離補助部材であり、
    上記脱離補助部材は、
    上記手指または脱着具を係合させる手指係合部を有し、
    この手指係合部を、上記壁面および上記電池接続端子本体よりも、上記脱離方向に位置させ得る形態となる一方、
    上記壁面のうち最も上記脱離方向に位置する壁面脱離方向側端、および、上記電池接続端子本体のうち最も上記脱離方向に位置する端子本体脱離方向側端、のいずれか上記脱離方向に位置するものよりも、上記脱離補助部材全体を上記脱離方向とは逆側に位置させ得る形態となる
    組電池構造体。
  2. 電線、および、
    上記電線の一端に形成され、外部接続端子を備える組電池の上記外部接続端子に着脱可能に接続する電池接続端子、を備える
    接続ケーブルであって、
    上記外部接続端子に接続された上記電池接続端子を、この外部接続端子から脱離させる際に、上記電池接続端子を移動させる方向を、脱離方向としたとき、
    上記脱離方向は、
    上記外部接続端子をなす正極金属端子又は負極金属端子が向かって形成された方向と同じ方向であり、
    上記電池接続端子は、
    手指または脱着具を係合可能としてなり、係合した上記手指または脱着具により、上記電池接続端子全体を上記脱離方向に移動させて、上記外部接続端子からの脱離を可能とする形態を含む脱離用係合部を有し、
    上記外部接続端子と結合する電池接続端子本体を有し、
    上記脱離用係合部は、上記電池接続端子本体に付設され、自身の形態を変化させうる脱離補助部材であり、
    上記脱離補助部材は、
    上記手指または脱着具を係合させる手指係合部を有し、
    この手指係合部を、上記電池接続端子本体よりも、上記脱離方向に位置させ得る形態となる一方、
    上記電池接続端子本体のうち最も上記脱離方向に位置する端子本体脱離方向側端よりも、上記脱離補助部材全体を、上記脱離方向とは逆側に位置させうる形態となる
    接続ケーブル。
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