JP5170664B2 - エアバック用ティアラインのパネル残厚測定方法 - Google Patents

エアバック用ティアラインのパネル残厚測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、車輌のパネル裏面に形成されたエアバック用ティアラインを構成する間欠溝におけるパネル残厚測定方法に関する。
自動車等の車輌には、車輌に既定値以上の衝撃が作用した際に、パネルの内部に装着されたエアバックに対して気体を急激に供給することによりパネルの一部を開裂して車内に飛び出させて乗員を保護するエアバック装置が装着されている。そしてエアバックの膨張時にパネルの開裂を容易化するため、エアバック装着箇所に応じたパネルの裏面に、エアバッグが突出可能な大きさの横長角形状及び該角形状の中央部左右方向に延びる間欠溝を切削してティアライン(開裂線)を形成している。
本出願人は、パネルにティアラインを形成する装置として、特許文献1に示すように、裏面にティアラインが形成されるパネルがセットされ、装置の前後方向(Y軸方向)へ移動する加工テーブル、加工テーブルの上方にて水平方向(X軸方向)へ移動するスライダー及び該スライダーに対し、スピンドルに取付けられた切削具としてのエンドミルを上下方向(Z軸方向)へ移動する上下動プレートを備えたエアバックティアライン形成装置を提案した。
上記ティアラインを形成する際、エアバックの非膨張時には、パネルの表面側に作用する外力によるパネルが容易に開裂するのを防止する一方、エアバックの膨張時には、パネルの開裂を確実化する必要から、形成する間欠溝の深さ、従ってパネル残厚が一定になるように高い精度で間欠溝を形成する必要がある。
このため、例えば検知子の移動ストロークを検知する変位センサー等の残厚検知手段により形成されたティアラインの間欠溝の内、サンプリングされた複数個の間欠溝の深さ、従ってパネル残厚を測定し、その測定値に基づいてティアラインの良否を選別している。
しかし、加工テーブルに取付けられる加工冶具に対し、例えば吸引装置等によりパネルを吸着して密着するようにセットされるが、パネルの湾曲状態やエンドミルにより間欠溝の切削する際の振動等により、加工冶具の保持面とパネル表面との間に隙間ができる恐れがある。このような状態で間欠溝の深さ、従ってパネル残厚を測定しても、その測定値に上記した隙間分の誤差が発生するため、間欠溝の深さ、従ってパネル残厚を正確に測定できない問題を有している。
特開2005−96705号公報 特開2006−36148号公報 特開2001−300748号公報 特開2005−22452号公報
解決しようとする問題点は、形成されたティアラインの間欠溝の深さを測定する際に、加工冶具の上面とパネルの表面の間に隙間ができ易く、間欠溝の深さ、従ってパネル残厚を正確に測定できない点にある。
本発明の請求項1は、加工冶具にセットされたパネルをY軸方向移動すると共に切削具をX軸方向及びZ軸方向へ移動してパネルの裏面に間欠溝を切削してエアバック用ティアラインを形成するエアバックティアライン形成方法において、検知子の変位量を検知する残厚検知用変位センサーにより間欠溝のパネル残厚を測定する際に、加工治具上方の所定位置に設定された測定基準位置から間欠溝内に向かって残厚検知用変位センサーを移動して間欠溝内に進入して底面に当接する検知子の変位量に基づいて測定された残厚検知用変位センサーの移動量及び加工治具から上記測定基準位置までの距離により算出されるパネル残厚値を、検知子の変位量を検知するパネル検知用変位センサーにより検知される加工冶具とパネル表面の間隙データにより補正することを最も主要な特徴とする。
本発明は、パネルに形成されたティアラインにおける間欠溝の深さを測定する際に、加工冶具の上面とパネルの表面の間に隙間があっても、間欠溝の深さ、従ってパネル残厚を正確に測定することができる。
本発明に係るエアバック用ティアラインのパネル残厚測定方法は、残厚検知手段により間欠溝のパネル残厚を測定する際に、残厚検知手段により測定されたパネル残厚値を、パネル検知手段により検知される加工冶具とパネル表面の間隙データにより補正することを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明方法を説明する。
先ず、本発明方法が適用されるエアバックティアライン形成装置1の概略に付いて説明すると、図1乃至図4に示すように、エアバックティアライン形成装置1における本体フレーム3の前方(手前側)には、前後方向(Y軸方向)に延びるY軸フレーム5が固定され、該Y軸フレーム5には、Y軸可動体7がY軸方向へ移動するように支持される。また、Y軸可動体7には、冶具テーブル9が固定され、該冶具テーブル9には、ティアライン加工されるパネル11がセットされる加工冶具13が交換可能に取付けられる。該加工冶具13は、ティアライン加工されるパネル11の種類に応じて予め、複数種類、用意され、ティアライン加工されるパネル11に応じて適宜、交換される。
該加工冶具13のティアライン加工箇所には、パネル保持部材15が設けられる。パネル保持部材15の載置板15aには、図示しない吸引装置に接続される複数の吸引口15bが形成され、該載置板15a上に載置されたパネル11のティアライン加工面を吸着して保持する。また、載置板15aには、パネル検知手段を構成し、検知子17aの変位量を検知する、例えば磁気スケール等の変位センサーからなる複数個のパネル変位センサー17が、予め設定された複数の測定箇所にそれぞれ取付けられる。各パネル変位センサー17の検知子17aは、パネル11の非検知時に載置板15aに形成された透孔15cを挿通して上方へ所定の長さで突出している。
加工位置側へ移動した加工冶具13の上方に応じた本体フレーム3には、Y軸フレーム5の長手方向と直交して水平方向(X軸方向)に延びるX軸フレーム19が取付けられる。該X軸フレーム19には、X軸可動体21が水平方向へ移動可能に支持され、該X軸可動体21には、X軸フレーム19の長手方向と直交する上下方向(Z軸方向)に延びるZ軸フレーム23が固定される。該Z軸フレーム23には、Z軸可動体25が上下方向へ移動可能に支持され、該Z軸可動体25には、下方向に垂下する取付け板27が固定される。
該取付け板27の下部には、上下方向に軸線を有した切削具としてのエンドミル29が交換可能に取付けられる電動モータ31が固定される。また、電動モータ31の側方に位置する取付け板27には、エアーシリンダーや電磁ソレノイド等の上下動部材33に連結されて一定のストロークで昇降する可動板35が支持される。
該可動板35には、残厚検知手段を構成し、エンドミル29と平行な軸線を有した検知子37aの変位量を検知する、例えば磁気スケール等の変位センサーからなる残厚変位センサー37が取付けられる。該残厚変位センサー37の検知子37aは、可動板35が上方へ移動したとき、その先端がエンドミル29の刃先より上方へ所定の間隔をおいた位置に、また可動板35が下方へ移動したとき、その先端がエンドミル29の刃先より下方へ所定の間隔をおいた位置にそれぞれ移動される。
上記Y軸可動体7、X軸可動体21及びZ軸可動体25は、それぞれに連結されるサーボモータ39,41,43の駆動に伴って所定の方向へ往復移動される。そしてY軸可動体7、X軸可動体21及びZ軸可動体25の移動位置及び移動量は、それぞれのサーボモータ39,41,43に設けられたロータリーエンコーダ等の位置検出部材(図示せず)により検知される。
尚、Y軸可動体7、X軸可動体21及びZ軸可動体25の駆動部材としては、リニアモータ(図示せず)であってもよい。Y軸可動体7、X軸可動体21及びZ軸可動体25の駆動部材をリニアモータとする場合にあっては、例えばそれぞれのフレーム5,19,23に対して長手方向に沿って取付けられ、長手方向に対して多数のスリットが所定の位置検知分解能に応じた間隔をおいて形成される図示しないタイミングフェンスと、それぞれの可動体7,21,25に対し、タイミングフェンスを挟んで相対するように取付けられるレーザダイオード、LED等の発光素子及びフォトダイオード等の受光素子から構成される光学位置検知部材を設け、各可動体7,21,25の移動に伴って対応する受光素子から出力される電気信号に基づいて移動位置及び移動量を検知する。
また、位置検知部材としては、各フレーム5,19,23の長手方向に沿って取付けられ、所定の検出分解能に応じた間隔で異なる磁極が交互に着磁された図示しない磁気部材と、上記磁気部材に相対して各可動体7,21,25にそれぞれ取付けられ、磁界の変化に基づいて電気信号を出力するホール素子等の図示しない磁気検知器とから構成される磁気位置検知部材とし、各可動体7,21,25の移動に伴って対応する磁気検知器から出力される電気信号に基づいて移動位置及び移動量を検知してもよい。
先ず、上記のように構成されたエアバックティアライン形成装置1によるティアライン形成方法の概略を説明する。
図5乃至図7に示すように、先ず、ステップ51によりパネル保持部材15の載置板15a上にパネル11を吸着保持させた後、ステップ53によりパネル11が正規状態でセットされたか否かを判定する。この判定は、各パネル変位センサー17からの信号に基づいて検知される。即ち、載置板15a上に載置されたパネル11が吸着されると、この吸着に伴ってパネル11の表面(下面)に当接する各検知子17aが押下げられて変位する。そして各検知子17aの変位量が、予め設定された所定量になった際に、パネル保持部材15に対してパネル11が正規状態でセットされたと判断する。反対に、複数のパネル変位センサー17の内、少なくとも1個の検知子17aの変位量が所定量に達しないときには、パネル保持部材15に対してパネル11が正規状態でセットされていないと判断し、上記ステップ51に戻る。
一方、上記ステップがYESのとき、ステップ55により図示しない加工開始スイッチがONされたか否かを判定する。今、該ステップ55の判定がNOの場合には、ステップ51に戻る。反対に、ステップ55の判定がYESのときには、ステップ57によりティアライン加工が初回であるか、又はティアライン加工回数が所定回数に達したか否かを判定する。
ティアライン加工が初回、又はティアライン加工回数が所定数に達してステップ57の判定がYESのとき、ステップ59により図示しない刃先検知手段によりエンドミル29の刃長を測定した後、ステップ61によりエンドミル29の刃長が所定の長さであるか否かを判定する。ステップ61の判定がNOのとき、ステップ63により各可動体7,21,25をそれぞれの原点位置に戻して停止制御すると共にアラーム処理する。
一方、上記ステップ57の判定がNOのとき、又はステップ61の判定がYESのとき、ステップ65により制御手段の記憶手段(いずれも図示せず)に予め記憶されたティアラインの間欠溝に関する位置データ、深さデータや電動モータ29の駆動データ、加工冶具13の高さ基準データ、エンドミル27の加工基準データ等に基づいて各可動体7,21,25を移動制御してパネル11の裏面に間欠溝を切削してティアラインを形成する。
次に、ティアライン形成後、ステップ67により上下動部材33を作動して残厚変位センサー37を下方へ移動して検知子37aの先端をエンドミル29の刃先より下方に位置させた状態でZ軸可動体25を移動制御し、検知子37aをサンプリングされた複数個の間欠溝内にそれぞれ進入してパネル残厚を測定する。
そしてステップ69によりパネル残厚が所定値内であるか否かを判定し、該ステップ69の判定がNOの場合には、ステップ63に移り、形成されたティアラインが不良品であると判断して各可動体7,21,25をそれぞれの原点位置に戻すと共にアラーム処理する。反対に、ステップ69の判定がYESの場合には、ステップ71によりエンドミル29の刃先に圧縮空気を噴射したりして付着した切削屑を除去した後、ステップ73により上記ステップ59と同様にエンドミル29の刃長を測定して所定値内であるか否かを判定する。
上記ステップ73の判定がYESの場合、ステップ75によりパネル11に形成されたティアラインが規格品であることを示すための刻印処理を行った後、ステップ77によりティアラインが形成されたパネル11の取出し処理を行ってステップ51に戻る。
一方、ステップ73の判定がNOで、エンドミル29の刃長が所定値外の場合には、形成されたティアラインにおける間欠溝が所定の深さに形成されていない可能性があるため、ステップ79により各可動体7,21,25をそれぞれの原点位置に戻した後、ステップ81により上記ステップ65と同様にして間欠溝におけるパネル残厚を再測定し、該パネル残厚が所定値内であるか否かを判定する。
今、再測定されたパネル残厚が所定値内で、ステップ81がYESの場合には、ステップ75に移って刻印処理を行う。反対に、再測定されるパネル残厚が所定値外で、ステップ81がNOの場合には、ステップ77に移り、不良のティアラインが形成されたパネル11の取出し処理を行う。
次に、上記したステップ67による残厚測定値補正処理方法を説明する。
図8乃至図15に示すように、ステップ91により残厚変位センサー37が上方に移動しているか否かを判定し、該ステップ91がYESのとき、ステップ93によりZ軸可動体25をZ軸の原点位置に戻すと共に上下作動部材33を作動して残厚変位センサー37を下方位置に移動させた後、ステップ95により残厚変位センサー37が下方位置に移動していることを確認する。尚、上記ステップ91がNOのときには、ステップ95に移る。
次に、ステップ97によりX軸可動体21及びY軸可動体7をそれぞれ移動制御して予め設定された測定箇所の上方へ残厚変位センサー37を相対させた後、ステップ99により測定箇所の上方に残厚変位センサー37が位置しているか否かを判定する。今、上記ステップ99がYESのとき、ステップ101によりZ軸可動体25を下方に向かって高速度で移動制御した後、ステップ103によりZ軸可動体25が、予め登録された測定基準位置に達したか否かを判定する。尚、上記ステップ99がNOのときには、ステップ97に戻る。
上記ステップ103がYESのとき、ステップ105によりZ軸可動体25の移動速度を微速度に切換え制御し、次にステップ107により残厚変位センサー37の検知子37a先端が形成されたティアラインの間欠溝内に進入して溝底面に当接したか否かを判定する。この判定は、検知子37aの先端が溝底面に当接して変位し始めると、残厚変位センサー37から出力される変位量の電気信号に基づいて行う。尚、ステップ103がNOのときには、ステップ101に戻る。また、上記ステップ107がNOのときには、ステップ105に戻る。(図10及び図11参照)
上記ステップ107がYESのとき、ステップ109によりZ軸可動体25の移動に伴って変位する検知子37aの変位量を読み取り、ステップ111により検知子37aの変位量が予め設定された所定値であるか否かを判定する。今、検知子37aの変位量が所定値になってステップ111がYESのとき、ステップ113によりZ軸可動体25の移動方向を上方に切換えて微速度で上昇させた後、ステップ115によりZ軸可動体25の上昇に伴う検知子37aの戻し変位量を検知する。尚、ステップ111がNOのときには、ステップ109に戻る。(図12参照)
次に、ステップ117により検知子37aの戻し変位量が所定値であるか否かを判定し、該ステップ117がYESのとき、ステップ119により検知子37aの戻し変位量が所定値になったタイミングでZ軸可動体25の移動位置を読込んで記憶させると共にステップ121によりZ軸可動体25の移動速度を高速度に切換えてZ軸原点位置に戻す。尚、上記ステップ117がNOのときには、ステップ115に戻る。(図13参照)
次に、ステップ123によりパネル変位センサー17により検知される検知子17aの変位量に基づいて載置板15a上面とパネル11の表面との隙間幅を検知して記憶させた後、ステップ125により予め登録されたパネル11の板厚データt、載置板15aから上方に所定の距離D1をおいた距離測定基準位置データと上記ステップ119により記憶された測定データD2及びステップ123により測定された間隔データG1とに基づいて測定箇所における間欠溝のパネル残厚Tを演算して記憶させる。(図14参照)
次に、ステップ127により予め登録されたすべての測定箇所におけるパネル残厚の測定が終了したか否かを判定し、該ステップ127がYESのときには、上記ステップ69に移る。反対に上記ステップ127がNOのとき、ステップ129により予め登録された次の測定箇所に関するX軸及びY軸の位置データを読込んで上記ステップ97に移る。
本実施例は、ティアラインの間欠溝内に進入する残厚変位センサー37による測定値を、パネル変位センサー17により検知される載置板15aとパネル11表面の隙間幅に基づいて修正することにより間欠溝におけるパネル残厚を正確に測定することができる。
エアバックティアライン形成装置の概略を示す正面図である。 図1の平面図である。 エンドミル及び残厚変位センサーの箇所を拡大して示す部分斜視図である。 パネル保持部材箇所を示す一部破断説明図である。 ティアライン加工方法の一部を示すフローチャートである。 ティアライン加工方法の一部を示すフローチャートである。 形成されたティアラインを示す説明図である。 パネル残厚の測定方法の一部を示すフローチャートである。 パネル残厚の測定方法の一部を示すフローチャートである。 下方向に対するZ軸可動体の移動速度切換え状態を示す説明図である。 検知子先端が間欠溝の底面に当接した状態を示す説明図である。 検知子の変位量が所定量に達した際の状態を示す説明図である。 上方向に対するZ軸可動体の移動状態を示す説明図である。 パネル残厚測定を示す説明図である。
符号の説明
1 エアバックティアライン形成装置
3 本体フレーム
5 Y軸フレーム
7 Y軸可動体
9 冶具テーブル
11 パネル
13 加工冶具
15 パネル保持部材
15a 載置板
17 パネル検知手段としてのパネル変位センサー
17a 検知子
19 X軸フレーム
21 X軸可動体
23 Z軸フレーム
25 Z軸可動体
27 取付け板
29 切削具としてのエンドミル
31 電動モータ
33 上下動部材
35 可動板
37 残厚検知手段としての残厚変位センサー
37a 検知子
39・41・43 サーボモータ

Claims (2)

  1. 加工冶具にセットされたパネルをY軸方向移動すると共に切削具をX軸方向及びZ軸方向へ移動してパネルの裏面に間欠溝を切削してエアバック用ティアラインを形成するエアバックティアライン形成方法において、
    検知子の変位量を検知する残厚検知用変位センサーにより間欠溝のパネル残厚を測定する際に、加工治具上方の所定位置に設定された測定基準位置から間欠溝内に向かって残厚検知用変位センサーを移動して間欠溝内に進入して底面に当接する検知子の変位量に基づいて測定された残厚検知用変位センサーの移動量及び加工治具から上記測定基準位置までの距離により算出されるパネル残厚値を、検知子の変位量を検知するパネル検知用変位センサーにより検知される加工冶具とパネル表面の間隙データにより補正する残厚測定方法。
  2. 請求項1において、
    残厚検知用変位センサーは、間欠溝内に進入する検知子が溝底面に当接して所定量の変位量になった後に検知子を進入方向と反対方向に移動して戻り量が上記所定量になったタイミングで残厚検知用変位センサーの移動量を測定するエアバック用ティアラインのパネル残厚測定方法。
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