JP5170309B2 - カバーの着脱機構およびこれを備えたプロジェクタ - Google Patents

カバーの着脱機構およびこれを備えたプロジェクタ Download PDF

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Description

本発明は、カバーの着脱機構およびこれを備えたプロジェクタに関する。
一般的なプロジェクタには、開口部が形成された筐体に開口部を覆うように装着可能なカバーが設けられている。このようなプロジェクタでは、カバーが筐体から取り外された状態で、筐体に収容された光源などの部品が開口部から交換される。そして、カバーが筐体に装着された状態では、プロジェクタの使用時にユーザの手が開口部から筐体内に入って高温の部品に触れることが防止される。また、カバーによって、開口部から筐体内に埃が混入することも防止される。
図1Aおよび図1Bは一般的なプロジェクタの斜視図である。プロジェクタ101には、開口部121が設けられた筐体102と、筐体102の開口部121を覆うように筐体102に装着可能なカバー103と、が設けられている。図1Aは筐体102にカバー103を装着した状態を示しており、図1Bは筐体102からカバー103を取り外した状態を示している。図1Bに示すように筐体102にはねじ穴105が設けられており、カバー103はねじ104によって筐体102のねじ穴105に固定される。
しかし、図1Aおよび図1Bに示したプロジェクタ101では、カバー103を筐体102に着脱する際に、ねじ104を絞めたり緩めたりするための工具を用意する必要がある。そのため、カバー103の筐体102への着脱に手間がかかる。
特許文献1には、カバーを筐体に着脱する際に工具を必要としないカバーの着脱機構を備えたプロジェクタが記載されている。このプロジェクタについて図2A〜図2Dを参照して説明する。説明には、図中に示した互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を用いる。図2Aは筐体202の内部を示した斜視図であり、図2Bはカバー203の内面側を示した斜視図である。図2Aは、筐体202にカバー203が装着された状態を示している。
カバー203はL字型であり、X軸方向に延びる被覆部203aと、被覆部203aのX軸方向の一方の端部から被覆部203aの内面側に延びる側面部203bと、を有している。カバー203の筐体202への装着時に、被覆部203aは筐体202の開口部221を覆って筐体202の上面の一部を構成し、側面部203bは筐体202の側面の一部を構成する。
カバー203には、被覆部203aのX軸方向の他方の端部に係合片205が設けられている。係合片205は、被覆部203aからX軸方向に突出しており、さらに先端が被覆部203aの外面側に突出している。筐体202の内面には凹形状の係合部223が設けられており、カバー203の筐体202への装着時には、カバー203の係合片205の先端が筐体202の係合部223に入り込んでいる。したがって、筐体202に装着されたカバー203は、筐体202に対してX軸方向に移動することが規制されている。
また、カバー203のY軸方向の両端には、カバー203の内面側に突出したフック部204が設けられている。各フック部204は、Y軸方向に弾性変形可能な平板部204aと、平板部204aの先端に形成され、外向きに突出した突出部204bと、を有している。一方、筐体202の内面には、開口部221を囲うリブ222が設けられている。カバー203の筐体202への装着時には、平板部204aは筐体202のリブ222に開口部221の内側から係合し、突出部204bはリブ222の端部に係合している。したがって、筐体202に装着されたカバー203は、筐体202に対してY軸方向およびZ軸方向に移動することが規制されている。
このプロジェクタでは、カバー203の係合片205の、筐体202の係合部223に対する係合を解除すると、カバー203を筐体202に対してX軸方向にスライドさせることができるようになる。その際、カバー203は、フック部204の平板部204aおよび突出部204bをリブ222に係合させたまま移動するため、カバー203は筐体202に対してY軸方向およびZ軸方向には動かない。
筐体202の各リブ222には、筐体202に装着されたカバー203の側面部203bに隣接する互いに対向する部分に、空間形成部206が設けられている。空間形成部206について図2Cおよび図2Dを用いて説明する。
図2Cは筐体202およびカバー203を外面側から示した図であり、図2Dは図2CのA−A’線断面図である。図2Cおよび図2Dは、図2Aに示した状態から、カバー203をスライドさせてフック部204が空間形成部206に達した状態を示している。空間形成部206は、フック部204の平板部204aと筐体202との間に、筐体202の外面側からユーザが指を挿入可能な空間207を形成している。
このプロジェクタでは、図2Cおよび図2Dに示した状態において、ユーザが各空間207に指を入れてフック部204をつまみ、各突出部204bが互いに近接するように平板部204aを弾性変形させると、突出部204bの空間形成部206に対する係合が解除される。そうすると、カバー203が筐体202からZ軸方向に離脱可能となり、カバー203を筐体202から取り外すことができる。
以上をまとめると、このプロジェクタでは、以下の操作を行うことによりカバー203を筐体202から取り外すことができる。
(1)カバーの外面を押圧して、カバー203の係合片205の、筐体202の係合部223に対する係合を解除させる。
(2)カバー203を筐体202に対してX軸方向にスライドさせ、カバー203のフック部204を筐体202の空間形成部206まで移動させる。
(3)カバー203のフック部204をつまみ、フック部204の突出部204bの、筐体202の空間形成部206に対する係合を解除させる。
(4)カバー203を筐体202からZ軸方向に離脱させる。
このように、このプロジェクタでは、ユーザが上記の4つの動作を含む操作を行うことによりカバー203を筐体202から取り外すことができる。
また、このプロジェクタでは、カバー203を筐体202から取り外す操作とは反対の操作にてカバー203を筐体202に装着することが可能である。すなわち、まずフック部204を空間207に挿入し、突出部204bを空間形成部206に係合させる。そして、カバー203をスライドさせ、係合片205を筐体202の係合部223に係合させることにより、カバー203の筐体202への装着が完了する。
特開2007−95793号公報
上述したように、特許文献1に記載されたプロジェクタでは、カバーを筐体から取り外す際に、4つの異なる動作を含む操作を行う必要がある。しかし、カバーはより簡単な操作にて筐体から取り外すことができることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、簡単かつ安全に筐体からカバーを取り外すことが可能なカバーの着脱機構およびこれを備えたプロジェクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のカバーの着脱機構は、筐体と、該筐体に着脱されるカバーとに設けられるカバーの着脱機構であって、前記筐体には突起部が形成され、前記カバーには、前記突起部を嵌合させることにより、前記カバーが前記筐体に沿って第1の位置と第2の位置との間をスライドする際に、前記カバーがスライド方向とは異なる方向へ移動することを規制するスライドガイド部と、前記カバーが前記第2の位置にあるときに、前記スライドガイド部への前記突起部の嵌合を解除させ、前記カバーを前記筐体から前記スライド方向とは異なる方向に離脱可能とする離脱部と、が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単かつ安全に筐体からカバーを取り外すことが可能なカバーの着脱機構およびこれを備えたプロジェクタを提供することができる。
一般的なプロジェクタの斜視図である。 図1Aに示したプロジェクタの斜視図である。 本願発明に関連するプロジェクタの筐体の内部を示した斜視図である。 図2Aに示したカバーの内面側を示した斜視図である。 図2Aに示した筐体およびカバーの上面図である。 図2Aに示した筐体およびカバーの図2CのA−A’線断面図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタの斜視図である。 図3に示したプロジェクタの筐体の内部を示した斜視図である。 図4Aに示した筐体の領域Aを拡大して示した図である。 図3に示したプロジェクタのカバーの外面側を示した斜視図である。 図3に示したプロジェクタのカバーの内面側を示した斜視図である。 図5Bに示したカバーの領域Bを拡大して示した図である。 図3に示したプロジェクタの斜視図である。 図3に示したプロジェクタの斜視図である。 図3に示したプロジェクタの斜視図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、説明には図中に適宜示した互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を用いる。
図3は本発明の一実施形態に係るプロジェクタの斜視図である。プロジェクタ1には、光を投射するための光源、光学系、電源ユニット(いずれも不図示)などを収容した筐体2と、筐体2に装着されたカバー3とが設けられている。
カバー3はL字型であり、X軸方向に延びる被覆部31と、被覆部31の一方の端部から被覆部31の内面側に延びる側面部32と、を有している。カバー3の筐体2への装着時に、被覆部31は筐体2のXY平面に平行な外面である上面の一部を構成し、側面部32は筐体2の側面の一部を構成する。また、被覆部31の外面には筐体2に着脱されるための操作に用いられる操作部38が設けられている。
図4Aおよび図4Bを参照して筐体2の詳細について説明する。図4Aは、筐体2の内部を、図3の下方から見た状態を示した斜視図であり、図4Bは図4Aの領域Aを拡大して示した図である。
筐体2には上面のX軸方向の端部に寄せた位置に開口部21が設けられている。図3では開口部21はカバー3の被覆部31によって筐体2の外面側から覆われている。また、開口部21の、筐体2のX軸方向の端部に近接するY軸方向の両端部には、筐体2の内面から突出したリブ22が設けられている。また、開口部21の、リブ22側とは反対側のX軸方向の端部には凹形状の係合部23が設けられている。また、開口部21に隣接する位置に、スリット状のガイド穴26がX軸方向に沿って形成されている。
図4Bに示すように、リブ22には開口部21側に突出した突起部24が設けられている。すなわち、突起部24の突出方向はY軸方向である。また、筐体2には、各リブ22に対して開口部21側に隣接する位置に、Z軸方向に貫通しているスリット25がX軸方向に沿って形成されている。
次に、図5A〜図5Cを参照してカバー3の詳細について説明する。図5Aおよび図5Bはカバー3の斜視図であり、図5Cは図5Bの領域Bを拡大して示した図である。図5Aはカバー3の外面側を示しており、図5Bはカバー3の内面側を示している。
カバー3には、被覆部31の内面の、側面部32側とは反対側のX軸方向の端部には係合片34が設けられている。係合片34は、被覆部31からX軸方向に突出しており、先端が被覆部31の外面側に突出している。カバー3の筐体2への装着時に、カバー3は、係合片34が図4Aに示した筐体2の係合部23に嵌合することにより、筐体2に対してX軸方向に移動することが規制されている。すなわち、係合片34は筐体2の係合部23とともに、カバー3の筐体2への装着時にカバー3のスライドを規制する規制機構として機能する。
また、被覆部31には内面から突出した爪35が設けられている。爪35は、カバー3の筐体2への装着時に、図4Aに示した筐体2のガイド穴26に挿通される。ガイド穴26に挿通された爪35は、ガイド穴26によってY軸方向に移動することが規制されており、ガイド穴26に沿ってX軸方向に移動可能である。
被覆部31の側面部32に隣接するY軸方向の両端には、板状のリブ33が設けられている。リブ33は、被覆部31の内面に、被覆部31および側面部32に直交するように立てて設けられている。図5Cを参照して、リブ33の詳細について説明する。
図5Cに示すように、リブ33には、外向きの面から突出したガイドレール39が設けられている。リブ33には、ガイドレール39によって、X軸方向に延在するスライドガイド部36が形成されている。スライドガイド部36の側面部32側とは反対側の端部は、Z軸方向にリブ33の端部まで延びる離脱部37とされている。離脱部37には、X軸方向の幅が最小となる狭幅部37aが設けられ、狭幅部37aからリブ33のZ軸方向の端部にかけてX軸方向の幅が拡大している開放部37bが設けられている。
各リブ33のスライドガイド部36には、図4Bに示した筐体2の各リブ22の突起部24がそれぞれ嵌合する。図3に示したカバー3の筐体2への装着時に、筐体2の突起部24は、スライドガイド部36の側面部32側の端部に係合している。
スライドガイド部36のZ軸方向の幅は、図4Bに示した筐体2の突起部24が入り込むことが可能なように、突起部24の径より少し大きく形成されている。したがって、突起部24に嵌合されたスライドガイド部36は、突起部24によってZ軸方向に移動することが規制されている。また、スライドガイド部36に嵌合している突起部24の先端がリブ33の表面に当接しているため、カバー3はY軸方向に移動することが規制されている。一方、スライドガイド部36は突起部24によってX軸方向に移動することは規制されないため、カバー3はスライドガイド部36に突起部24を嵌合させたまま、筐体2に対してX軸方向に移動可能である。
また、スライドガイド部36の側面部32側とは反対側の端部は、離脱部37によってリブ33の端部に向けてZ軸方向に開放されている。そのため、図4Bに示した筐体2の突起部24がスライドガイド部36の側面部32側とは反対側の端部に係合しているときには、突起部24のスライドガイド部36への嵌合を解除可能となっている。
離脱部37の狭幅部37aのX軸方向の幅は、突起部24の径よりも少し小さく形成されている。したがって、突起部24は、狭幅部37aに係合することにより、カバー3が筐体2からZ軸方向に離間することを妨げる。狭幅部37aを、突起部24を通過させるためには、カバー3を筐体2から離間させるZ軸方向の力をカバー3に付与することにより、突起部24から狭幅部37aにZ軸方向の力が加わるようにする。これにより、狭幅部37aは、X軸方向の幅が大きくなるように弾性変形して、突起部24を通過する。狭幅部37aが突起部24を通過して、リブ33の突起部24に係合される位置が狭幅部37aから開放部37bに移動すると、リブ33は突起部24からZ軸方向に離脱可能となる。
図6A〜図6Cを参照して、本実施形態に係るプロジェクタ1における、カバー3を筐体2から取り外す操作について説明する。
まず、図6Aに示すように筐体2に装着されたカバー3の操作部38に、Z軸方向に押圧する力F1を付与する。そうすると、カバー3が弾性変形して操作部38が押し下げられ、図5Aに示したカバー3の係合片34の図4Aに示した筐体2の係合部23に対する係合が解除される。これにより、カバー3は筐体2に対してXY平面に平行なスライド面に沿ってX軸方向に移動可能となる。
次に、図6Bに示すように、図6Aに示す第1の位置にあるカバー3の操作部38にX軸方向の力F2を付与して、カバー3を筐体2に対してスライドさせて図6Bに示す第2の位置まで移動させる。その際に、筐体2の突起部24が、カバー3のスライドガイド部36がY軸方向およびZ軸方向に移動することを規制しているため、カバー3は筐体2に対してY軸方向およびZ軸方向には動かない。図6Bに示すカバー3が第2の位置にある状態では、図4Bに示した筐体2の突起部24は、図5Cに示したスライドガイド部36の、離脱部37に隣接した位置にある。
そして、図6Cに示すように、カバー3にZ軸方向の力F3を付与する。そうすると、筐体2の突起部24によって押し広げられた離脱部37の狭幅部37aが突起部24を通過し、カバー3が筐体2から離脱する。
図6Bに示す状態では、筐体2の突起部24は、スライドガイド部36の、離脱部37に隣接した位置にあるが、カバー3が筐体2から離間しようとすると離脱部37の狭幅部37aが突起部24に係合し、カバー3が筐体2から離間することを妨げる。そのため、図6Bに示す状態において筐体2およびカバー3に振動が加わるような場合にもユーザの意に反してカバー3が筐体2から外れることを防止できる。したがって、プロジェクタ1は高い安全性を有する。
以上述べたように、本実施形態に係るプロジェクタ1では、以下の操作を行うことにより筐体2に装着されたカバー3を筐体2から取り外すことができる。
(1)カバー3の操作部38にZ軸方向の力F1を付与して、カバー3の係合片34の、筐体2の係合部23に対する係合を解除させる(図6A参照)。
(2)カバー3の操作部38にX軸方向の力F2を付与して、カバー3を筐体2に対してスライドさせる(図6B参照)。
(3)カバー3にZ軸方向の力F3を付与して、カバー3を筐体2から離脱させる(図6C参照)。
このように、本実施形態に係るプロジェクタ1では、ユーザは、これらの3つの動作を含む操作を行うことによって簡単に筐体2に装着されたカバー3を筐体2から取り外すことが可能である。
プロジェクタ1では、離脱部37の狭幅部37aを、筐体2の突起部24を通過させるために付与する力F3の方向と、筐体2からカバー3を離間させる方向と、が一致している。これにより、プロジェクタ1では、単一の動作(3)において、離脱部37の狭幅部37aを、筐体2の突起部24を通過させることと、筐体2からカバー3を離間させることと、を行うことができる。そのため、本実施形態に係るプロジェクタ1では、少ない動作で筐体2に装着されたカバー3を筐体2から取り外すことができる。
また、プロジェクタ1では、動作(1)における操作部38への押圧方向と、動作(2)におけるカバー3の筐体2に対するスライド方向と、が異なり、さらに、動作(2)におけるカバー3の筐体2に対するスライド方向と、動作(3)におけるカバー3を持ち上げる方向と、が異なる。したがって、プロジェクタ1では、ユーザが3つの動作を的確に行わない限り、カバー3が筐体2から外れない。そのため、本実施形態に係るプロジェクタ1ではユーザがカバー3を筐体2から取り外す際の誤操作を防止することができる。
なお、本実施形態に係るプロジェクタ1では、上述したカバー3を筐体2から取り外す操作とは反対の操作にてカバー3を筐体2に装着することが可能である。すなわち、まず図5Cに示した各離脱部37の開放部37bを図4Bに示した筐体2の突起部24に係合させ、離脱部37の狭幅部37aが突起部24を通過するようにカバー3をZ軸方向に押圧してスライドガイド部36に突起部24を押し入れる。そして、カバー3をX軸方向にスライドさせ、カバー3の係合片34を筐体2の係合部23に嵌合させることにより、カバー3の筐体2への装着が完了する。
また、本実施形態では、図6Bに示した状態において、カバー3を筐体2から離脱させるために力を加える方向である離間方向は、カバー3の筐体2に対するスライド面に垂直な方向である。しかし、カバー3の離間方向は、カバー3の筐体2に対するスライド方向と異なっていれば、ユーザがカバー3を筐体2から取り外す際の誤操作を防止することができる。したがって、本実施形態では、図5Cに示すように離脱部37がZ軸方向に開放されているが、離脱部37をZ軸に対して傾いた方向に開放させるようにガイドレール39を形成してもよい。
また、本実施形態では、筐体2は、上面がカバー3の筐体2に対するスライド面に平行になるように形成されている。しかし、筐体2の上面は様々な形状に形成することが可能であり、カバー3の筐体2に対するスライド面に平行でなくてもよい。
また、本実施形態では、カバー3のスライドガイド部36は、ガイドレール39によって形成されているが、Y軸方向に凹んだ形状を有し、筐体2の突起部24の移動することを規制することができればよい。したがって、スライドガイド部36は、たとえば、リブ33に形成された溝であってもよい。
1 プロジェクタ
2 筐体
3 カバー
21 開口部
22 リブ
23 係合部
24 突起部
25 スリット
31 被覆部
32 側面部
33 リブ
34 係合片
36 スライドガイド部
37 離脱部
37a 狭幅部
37b 開放部
38 操作部
39 ガイドレール

Claims (3)

  1. 筐体と、該筐体に着脱されるカバーとに設けられるカバーの着脱機構であって、
    前記筐体には突起部が形成され、
    前記カバーには、
    前記筐体に沿ってスライドするスライド方向に沿った面を有するリブと、
    前記リブから突出し前記スライド方向に延在する一対の第一凸部によって前記突起部を嵌合させることにより、前記カバーが前記筐体に沿って第1の位置と第2の位置との間をスライドする際に、前記カバーが前記スライド方向とは異なる離脱方向へ移動することを規制するスライドガイド部と、
    前記一対の第一凸部の前記スライド方向における前記第2の位置側の端部から前記離脱方向における前記リブの端部まで延在した一対の第二凸部によって前記スライドガイド部と連結された前記突起部の経路を構成し、前記カバーが前記第2の位置にあるときに、前記スライドガイド部への前記突起部の嵌合を解除させ、前記カバーを前記筐体から前記離脱方向に離脱可能とする離脱部と、が形成されており、
    前記一対の第二凸部は、前記スライド方向において前記突起部の径より小さい幅に形成された狭幅部と、前記離脱方向に向かうにつれて前記スライド方向の幅が拡大しており、前記狭幅部よりも前記離脱方向における前記リブの端部側に位置する開放部と、を有し、
    前記スライドガイド部は、前記カバーの、前記スライド方向に直交する方向の両端部にそれぞれ形成されている、カバーの着脱機構。
  2. 前記カバーが前記第1の位置にあるときに、前記カバーがスライドすることを規制する規制機構が設けられている、請求項1に記載のカバーの着脱機構。
  3. 光源を収容し、開口部が設けられた筐体と、該筐体に前記開口部を覆うように装着可能なカバーと、該カバーを前記筐体に着脱可能にする請求項1または2に記載のカバーの着脱機構と、を備えたプロジェクタ。
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