JP5169852B2 - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、後処理装置及び画像形成装置に関する。
用紙を複数枚整合し、綴じ針を用いて用紙の中央部を綴じる中綴じ処理や、中綴じした部分を、折り部材を用いて折る折り処理を実行する後処理装置が提案されている。
しかし、中綴じ処理や、折り処理された用紙が後処理装置から排紙される際の排紙位置が、後処理装置の下方であると、車椅子に座って作業している人や、身体障害者の人や、椅子に腰掛けたまま作業する人たちにとって不安定な姿勢を強いることになる。
これらを回避する目的で、搬送された用紙を積載する排紙トレイを、用紙搬送方向下流側が上向きにした傾斜状とすることで用紙束の位置を上方に変位する手段が取られているが、上記作業者に対して充分な位置ではない場合がある。
しかし、単純に排紙トレイの高さを作業しやすい高さに配置してしまうと、別の用紙排紙トレイの積載量に影響が及んでしまうという問題がある。
このような問題に対して特許文献1では、排出された用紙を搬送する第1、第2搬送手段を有し、下流側の第2搬送手段を、下流側に向かうに従い上方に傾斜する用紙搬送面を有するように構成して、排出された用紙の視認性、取り出し性を向上した後処理装置が提案されている。
しかし、近年では、ユニバーサルデザインという考え方が導入されつつある。ユニバーサルデザインを具体化したものとしては、例えば、米国リハビリテーション法第508条では、コントロール装置の床面からの高さが15インチ(381mm)以上であることが義務づけられている。
用紙排出に際し、この条件を当てはめた場合、特許文献1では、後処理装置から排出された用紙は第2搬送手段により上方に移動させてはいるが、特に床面からの高さについて規定がなく、ユニバーサルデザインの観点からはなお、十分ではない。
特開2007−45620号公報
本発明は、ユニバーサルデザインの原則を満たし、特に、誰でも楽な姿勢で用紙を取り出すことがでる後処理装置を提供することを目的とする。
1.少なくとも用紙を綴じ針で綴じる綴じ手段、または前記用紙を折る折り手段を有するサドルユニットと、
前記サドルユニットによって処理された前記用紙を搬送する用紙搬送駆動手段と、
前記用紙搬送駆動手段から搬送された前記用紙を集積させる用紙排紙台と、
前記用紙排紙台に設けられ、前記用紙の搬送を開始、または停止させる排紙釦と、
少なくとも前記用紙搬送駆動手段を制御する制御手段と、
を有する後処理装置であって、
前記排紙釦の高さ位置は、床面から381mmよりも上に設けたことを特徴とする後処理装置。
2.前記制御手段は、
前記用紙搬送駆動手段が前記用紙を搬送するときの搬送速度を、前記サドルユニットの動作が終了し前記用紙を搬送するときの搬送速度をv1、前記排紙釦を押しているときの搬送速度をv2としたとき、
v1≧v2
となるように制御することを特徴とする前記1に記載の後処理装置。
3.前記制御手段は、前記排紙釦が押し続けている間、前記用紙搬送駆動手段を駆動し、押し動作が解除されたときに駆動を停止するように制御することを特徴とする前記1または2に記載の後処理装置。
4.前記制御手段は、前記後処理装置の電源を入力し、イニシャライズ動作を行っている間は、前記排紙釦を押しても前記用紙搬送駆動手段の駆動を行わないように制御することを特徴とする前記1から3のいずれかに記載の後処理装置。
5.前記制御手段は、前記サドルユニットの動作中において、
前記用紙搬送駆動手段が作動中に前記排紙釦が押された場合、前記用紙搬送駆動手段の前記搬送速度をv1にし、
前記用紙搬送駆動手段が非作動中に前記排紙釦が押された場合、前記搬送速度をv2とすることを特徴とする前記1または2に記載の後処理装置。
6.前記制御手段は、前記排紙釦が押されている途中に、前記用紙が前記用紙排紙台に搬送された場合、前記搬送速度をv1に切りかえることを特徴とする前記1または2に記載の後処理装置。
7.前記制御手段は、前記用紙が前記サドルユニットから前記用紙排紙台に搬送される前、もしくは搬送されている途中に前記排紙釦が押され、かつ排紙動作が完了してもまだ押されている場合、前記用紙搬送駆動手段を排紙動作終了からの所定タイミングで停止させ、前記排紙釦からのON信号は受け付けないことを特徴とする前記1から6のいずれかに記載の後処理装置。
8.前記用紙排紙台の用紙搬送方向下流側の終端部は、床面から381mmより上の位置になるように用紙搬送方向上流側よりも高くなるように傾斜させ、さらに、前記終端部には前記傾斜よりも大きく傾斜させた先端トレイを設けたことを特徴とする前記1に記載の後処理装置。
9.前記1から8のいずれか1項に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、排出された用紙が、その頭部を持ち上げて処理されること、及び用紙を排紙搬送させるための排紙釦の高さ位置がユニバーサルデザインを満足する位置に設けたことにより、ユニバーサルデザインの原則に適合した後処理装置が実現される。
本発明の実施の形態に係る後処理装置の部分図である。 折り処理部の正面図である。 処理部及び用紙搬送駆動手段を示す図である。 処理部及び用紙搬送駆動手段を示す図である。 用紙搬送駆動手段の平面図である。 制御手段のブロック図である。
本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限定されない。
本発明の実施の形態に係る後処理装置を、図1を用いて説明する。
図1は、用紙Sに画像を形成する画像形成装置Aから排出された用紙Sが排紙ローラ8に挟持搬送され、後処理装置FSに挿入されるところを示す図である。後処理装置FSは、用紙搬入部20と、サドルユニットとしての綴じ処理部72、折り処理部50、及び用紙搬送駆動手段83等を有する。
綴じ処理部72は、用紙搬入部20から搬送路H1に搬送された用紙Sの搬送方向に対して直角な方向の中央部を、綴じ針を用いて綴じる処理部である。
折り処理部50は、用紙搬入部20から搬送路H1を下方に搬送された用紙Sを、中折りまたは三つ折りする処理部である。
折り処理部50について図2を用いて説明する。図2は折り処理部50の正面図である。
搬送路H1は、折り処理部50の上流部で用紙Sをガイドする案内板51A及び下流部で用紙Sをガイドする案内板51Bからなる案内部材51で構成される。
搬送路H1には、折り処理部50の下流側で用紙Sの位置を規制する規制部材51Cが設けられている。規制部材51Cは用紙Sの下端を所定位置に規制するものであり、用紙サイズに応じて変位可能である。
折り処理部50は、折り板52、折り上ローラ(以下、上ローラと称す)53、折り下ローラ(以下、下ローラと称す)54、折りローラ55、切り替え案内手段としての搬送路切替部材57、案内手段としての案内部材58、先端停止部材581等から構成されている。
一対の第1のローラである上ローラ53、下ローラ54は搬送により用紙Sを屈曲させて、下ローラ54と折りローラ55との間に挿入する。
一対の第2のローラである下ローラ54と折りローラ55とは用紙Sをニップして搬送することにより用紙Sを折り処理する。
上ローラ53、下ローラ54は、また、二つ折りにおいて折り処理を行うとともに、三つ折り処理において、1番目の折り処理を行う。下ローラ54は用紙の搬送と折り処理とに共用される。
上ローラ53と下ローラ54とは、ほぼ対称形をなす左右一対の押圧手段により支持されている。一方の押圧手段は、上ローラ53を回転可能に支持し、支軸531を中心に揺動可能な支持板532と、この支持板532の一端に係止され、上ローラ53を挟持位置方向に付勢するバネ533とから成る。もう一方の押圧手段は、支軸541を中心に揺動可能な支持板542と、この支持板542の一端に係止され、下ローラ54を挟持位置方向に付勢するバネ543とから成る。上ローラ53、下ローラ54は、折りローラ駆動モータ(図示せず)により駆動回転される。上ローラ53、下ローラ54の各外周面は、高摩擦抵抗材により形成されている。
切り替え案内手段としての搬送路切替部材57はソレノイドSDにより駆動されて揺動可能であり、三つ折り処理時には、実線で示す位置に設定されて用紙Sを案内部材58で形成される搬送路にガイドする。
搬送路切替部材57は、二つ折り、即ち、中折り及び中綴じ・中折りには、点線の位置に設定されて、用紙Sを排出口E1にガイドする。
58は搬送手段と先端停止部材581との間で用紙Sを案内する案内手段としての案内部材であり、用紙Sの中央部が下方に屈曲するような搬送路を形成する。
<折り処理>
次に折り処理部50の折り動作について説明する。
1)三つ折り
三つ折りにおいては、搬送路切替部材57は用紙Sを案内部材58により形成された搬送路に用紙Sをガイドする。
用紙Sは搬送路H1を搬送され、その先端が規制部材51Cに突き当たって停止する。
設定枚数の用紙Sが規制部材51Cで規制され集積した段階で、折り板52が駆動手段(図示せず)により駆動されて矢印W1で示す方向に移動し、用紙Sの折り目を上ローラ53と下ローラ54との間に挿入する。
折り板52の作動と同時に上ローラ53、下ローラ54及び折りローラ55それぞれが矢印のように回転して、用紙Sを折り処理しつつ搬送する。
折り板52は用紙Sが上ローラ53、下ローラ54間にニップされた段階で矢印W1と反対方向に移動して退避する。
上ローラ53、下ローラ54により折り処理された用紙Sは折り目を先頭にして搬送され、折り目が先端停止部材581に突き当たる。
用紙Sの折り目が先端停止部材581に突き当たった後も上ローラ53、下ローラ54及び折りローラ55は回転を継続する。
上ローラ53、下ローラ54の回転継続により、用紙Sは上ローラ53、下ローラ54間のニップと先端停止部材581との間で撓み湾曲する。
図示のように、案内部材58は上ローラ53、下ローラ54を通過した用紙Sを下方に屈曲させる形状に形成されている。従って、用紙Sは下方に湾曲する。
湾曲した用紙Sは下ローラ54と折りローラ55間のニップに進入し、下ローラ54と折りローラ55とにより、2番目の折り目が形成される。
下ローラ54及び折りローラ55の継続する回転により、2カ所で折られた用紙S、即ち、三つ折り処理された用紙Sは下方にガイド部材56Aに沿って搬送され、排出口E2から用紙搬送駆動手段83に排出される。
2)中折り
中折り(二つ折り)においては、前記のように、折り板52、上ローラ53及び下ローラ54により折り処理された用紙Sは、点線の位置に設定された搬送路切替部材57により、上方のガイド部材56Bの上方の排出口E1から用紙搬送駆動手段83に排出される。
なお、中綴じ・中折り処理においては、規制部材51Cは用紙Sの搬送方向中心線が綴じ処理部72(図1参照)による綴じ位置となるように、用紙Sを停止させる。
そして、綴じ処理部72による綴じ処理が終了した段階で規制部材51Cは、用紙の中心線が折り板52の先端に一致するように移動する。
<用紙排出>
次に、折り処理または中綴じ・中折り処理された用紙Sを排出する用紙搬送駆動手段83について、図3〜図5を参照して説明する。
図3、4は折り処理部50及び用紙搬送駆動手段83を示す図であり、図3はサドルユニットが実行中(ジョブ実行中という)の状態を示し、図4はジョブ終了時の状態を示す。図5は用紙搬送駆動手段83の平面図である。
用紙搬送駆動手段83は、用紙を搬送するための搬送ベルト831、搬送された用紙を集積させる用紙排紙台840、用紙搬送駆動手段831の駆動を開始、または停止させる排紙釦841、搬送ベルト831を駆動する不図示のモータMを主な構成としている。
搬送ベルト831は用紙排紙台840に設けられた一対のローラ832A、832Bに張架され、搬送ベルト831はモータMの駆動で、用紙を支持する部分が図3の左上方向に移動するように周回する。
用紙排紙台840は、その用紙搬送方向下流側の終端部が、床面UKLから381mm(HO)より上の位置になるように用紙搬送方向上流側よりも高くなるように傾斜させ、さらに、終端部には傾斜よりも大きく傾斜させた先端トレイ833を設けている。
搬送ベルト831は、ジョブが完了すると用紙Sを用紙排紙台840上に搬送するために回転する。この時排紙生産性を高めるために、二つ折り処理の時の方が三つ折り処理の時より速く回転するようになっている。また数十部の用紙Sを後処理する際、搬送ベルト831は、一部毎にわずかに回転し、数十部完成した時点で先端トレイ833まで搬送するように回転する。
このように、搬送ベルト831の回転速度は、高回転で行っている(本実施の形態では1330rpm)。その時に発生する動作音が高いという問題が発生する。
そのため搬送ベルト831の搬送速度(回転速度)は、ジョブ動作が終了し、用紙Sを搬送するときの搬送速度v1と、排紙釦841を押しているときの搬送速度v2とが、
v1≧v2
となるように設定してある。
ユーザが排紙釦841を押しているときは、低速回転にすることによって、搬送ベルト831が回転するときに発生する動作音を低く抑えることができる。
排紙釦841の高さ位置は、車椅子に座って作業している人や、身体障害者の人や、椅子に腰掛けたまま作業する人たちに対しても操作できるようにするというユニバーサルデザイン(以下UDと言う)を考慮して、床面から381mm(15インチ)以上の高さ(HO)に設けられている(図3参照)。
図3において、用紙搬送台831の水平線に対する傾斜角度θ1は先端トレイ833の用紙支持面の水平線に対する傾斜角度θ2よりも小さい。すなわちθ1<θ2とすることにより、先端トレイ833が用紙を受け止める機能を有することになり、多数枚の用紙Sは先端トレイ833上に密に集積される。
<用紙搬送>
次に、制御手段CRが行う用紙搬送駆動手段831と排紙釦841の制御について実施例1、実施例2を用いて説明する。
制御手段CRは、画像形成装置A全体の制御を行う主制御手段MCRからインターフェースI/Fを介してジョブ開始信号を受け取り、後処理装置FSの制御を行う。ジョブが完了したときはジョブ完了信号を主制御手段MCRに戻す。図6は、そのブロック図である。
実施例1
1)搬送ベルト831は、排紙釦841が押されている間(オンしている)モータMによって駆動されて回動し、排紙釦841が押されていない間(オフしている)モータMによって駆動されず停止している。なお以降は単に「搬送ベルトが回転または停止」と表現する。
2)最初に後処理装置の電源を入れ、機械動作の確認のためのイニシャライズ動作を行っている間は、排紙釦841を押しても、搬送ベルト831は回転しない。
3)ジョブが実行中で、かつ搬送ベルト831が回転中に排紙釦841が押された場合、用紙排出動作を優先させ、搬送ベルト831の搬送速度を通常の搬送速度v1とし、用紙搬送駆動手段83が作動していないときに排紙釦841が押された場合、搬送速度を落として搬送速度v2とする。
4)排紙釦841が押されている途中に、サドルユニットから用紙排紙台840に搬送される(用紙排出という)が行われたとき、搬送速度はv2の速度からv1の速度に速めるように切りかえる。
5)用紙Sが用紙排出される前、もしくは用紙排出の途中に排紙釦841が押され、かつ用紙排出が完了してもまだ押されている場合、搬送ベルト831は、用紙排出動作が終了したときから所定タイミングで停止し、排紙釦841からの入力信号は受け付けない。
なお実施例1では搬送ベルトを駆動するモータMの回転数は、
排紙釦オン :500rpm
中折り、中綴じ処理時 :1330rpm
三つ折り処理時 :500rpm
とした。
このように、搬送速度を切りかえる機能を有することにより搬送ベルト831が回転しているときの動作音を低減することができる。
ユーザが排紙釦841を押している間は、排紙された用紙の積載崩れが発生しても、ユーザが近くにいるので、すぐに崩れを修正することができる。
実施例2
次に、実施例2について説明する。実施例2では排紙釦841をオンしている時間を規定し、その時のモータMの駆動を制御する。
1)排紙釦841をワンプッシュで6秒間搬送ベルト831を回す。
2)搬送ベルト831動作中に再度排紙釦841が押された場合、再度押された時点から6秒搬送ベルト831を回す。
3)排紙釦841を1秒以上6秒未満の間押し続けられた場合、排紙釦841が離された時点で搬送ベルト831を停止する。
4)排紙釦841を6秒以上押し続けられた場合、6秒後に搬送ベルト831を停止させ、排紙釦841が離され再度押されるまでは、搬送ベルト831は動作しない。
実施例2のモータMの回転数は、
排紙釦オン :1330rpm
中折り、中綴じ処理時 :1330rpm
三つ折り処理時 :500rpm
とした。
実施例2では、実施例1程搬送ベルト回転動作音を低減する効果はないものの、ユーザが排紙釦841を押し続ける必要がないという利点がある。
以上説明したように、用紙を排紙搬送させるための排紙釦の高さ位置がユニバーサルデザインを満足する位置に設けたことにより、ユニバーサルデザインの原則に適合した後処理装置が実現される。
A 画像形成装置本体
FS 後処理装置
50 折り処理部
72 綴じ手段
83 用紙搬送駆動手段
831 搬送ベルト
841 排紙釦
HO 指標となる線
UKL 床面
S 用紙

Claims (9)

  1. 少なくとも用紙を綴じ針で綴じる綴じ手段、または前記用紙を折る折り手段を有するサドルユニットと、
    前記サドルユニットによって処理された前記用紙を搬送する用紙搬送駆動手段と、
    前記用紙搬送駆動手段から搬送された前記用紙を集積させる用紙排紙台と、
    前記用紙排紙台に設けられ、前記用紙の搬送を開始、または停止させる排紙釦と、
    少なくとも前記用紙搬送駆動手段を制御する制御手段と、
    を有する後処理装置であって、
    前記排紙釦の高さ位置は、床面から381mmよりも上に設けたことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記用紙搬送駆動手段が前記用紙を搬送するときの搬送速度を、前記サドルユニットの動作が終了し前記用紙を搬送するときの搬送速度をv1、前記排紙釦を押しているときの搬送速度をv2としたとき、
    v1≧v2
    となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記排紙釦が押し続けている間、前記用紙搬送駆動手段を駆動し、押し動作が解除されたときに駆動を停止するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記後処理装置の電源を入力し、イニシャライズ動作を行っている間は、前記排紙釦を押しても前記用紙搬送駆動手段の駆動を行わないように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記サドルユニットの動作中において、
    前記用紙搬送駆動手段が作動中に前記排紙釦が押された場合、前記用紙搬送駆動手段の前記搬送速度をv1にし、
    前記用紙搬送駆動手段が非作動中に前記排紙釦が押された場合、前記搬送速度をv2とすることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記排紙釦が押されている途中に、前記用紙が前記用紙排紙台に搬送された場合、前記搬送速度をv1に切りかえることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記用紙が前記サドルユニットから前記用紙排紙台に搬送される前、もしくは搬送されている途中に前記排紙釦が押され、かつ排紙動作が完了してもまだ押されている場合、前記用紙搬送駆動手段を排紙動作終了からの所定タイミングで停止させ、前記排紙釦からのON信号は受け付けないことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の後処理装置。
  8. 前記用紙排紙台の用紙搬送方向下流側の終端部は、床面から381mmより上の位置になるように用紙搬送方向上流側よりも高くなるように傾斜させ、さらに、前記終端部には前記傾斜よりも大きく傾斜させた先端トレイを設けたことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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