JP5169734B2 - マナーモード解除方法及び携帯端末 - Google Patents
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Description
前記携帯端末は、着信したとき、着信を音によって報知するモード(非マナーモード)と、着信を音によっては報知しないモード(マナーモード)とを備えている。
前記携帯端末では、通常の使用状態では非マナーモードに設定しておき、着信の際にスピーカからメロディ等の音を鳴らすことによって着信を報知する。
これにより、携帯端末の使用環境に応じた報知動作を選択することができるように構成されている。
これを解決する方法として、自動的にマナーモードを解除する方法が考えられる。
例えば、特許文献1に記載された発明は、マナーモードに設定した状態でコール回数が、マナーモード強制解除用コール回数メモリ部に設定された回数になると、強制的にマナーモードを解除するように構成されている。
先の着信を受信した後、所定時間内にマナーモード解除用メールを受信したとき、報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換える。
マナーモード制御手段は、受信手段が先の着信を受信した後、所定時間内にマナーモード解除用メールを受信したとき、報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換える。
また、本発明に係る携帯端末によれば、マナーモードの解除を簡単且つ誤りなく行うことが可能になる。
図1において、携帯電話101は、音声やメール等の送信や受信を行う通信部102、通信部102が受信したデータの解析を行うデータ解析部103、データ解析部103が解析したデータを保存するデータ保存部104、着信やメール受信を報知する報知部107、データ解析部103により解析されたデータとデータ保存部104に保存したデータを比較して判別するデータ識別部109、報知部107の動作モードをマナーモード又は非マナーモードのいずれかに設定するマナーモード制御部105を備えている。
送受話部111はマイク及びスピーカを備えている。
報知部107は、音声着信やメール受信を音によって報知する音報知手段、音声着信やメール受信を音以外の方法(例えば、光や振動)によって報知する音以外報知手段を備えている。
尚、通信部102は受信手段を構成し、報知部107は報知手段を構成し、記憶部106は記憶手段を構成している。また、データ解析部103、データ保存部104、マナーモード制御部105、タイマ108及びデータ識別部109はマナーモード制御手段を構成している。
ユーザは、操作部110を操作することによって、携帯電話101のマナーモードの設定状態をオンとし、これに合わせてマナーモードを解除するための解除条件として、キーワードと所定時間を設定する。
続いて通信部102が第2メール113を受信すると、前記同様にデータ解析部103により、メールの送信者アドレス、題名、本文を解析する。
更に、解除条件を、予め指定した文字列(キーワード)が含まれるメールを連続して受信するという条件にし、前記キーワードを変更することによってセキュリティを向上させることも可能になる。
尚、前記先の着信はメールの例で説明したが、音声着信等、他の着信でもよい。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末のマナーモード解除方法に使用する携帯端末のブロック図で、携帯端末の例として携帯電話201の例を示している。尚、図2において、図1と同一機能を有する部分には同一符号を付している。
ユーザは、操作部110を操作することによって、携帯電話201のマナーモードの設定状態をオンとし、合わせてマナーモードを解除するためのキーワードと所定時間を設定する。
前記他の携帯電話から前記留守録メッセージに対する音声メッセージを通信部102が受信すると、データ・音声解析部201は、受信した音声メッセージを解析して、音声メッセージに含まれるキーワードをデータ保存部104へ保存する。
マナーモード制御部105は、データ・音声識別部203からマナーモード解除許可を受けるとタイマ108に計時動作を開始させる。
データ・音声識別部203が、データ保存部104に記憶したマナーモード解除用メールに関するデータと前記解析したメール113に関するデータとの関係が所定の解除条件を満たすと認識した場合、マナーモード制御部105は、報知部107のマナーモードを強制的に解除して非マナーモードに移行させる。
したがって、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。また、マナーモードの解除条件として音声とメールの双方を用いるため、誤りが少なく且つ簡単にマナーモードの解除が可能になる等の効果を奏する。
図3において、携帯電話301は、通信部102が受信したデータや着もじの解析を行うデータ・着もじ解析部302を備えている。また、携帯電話301は、データ・着もじ解析部302により解析されたデータ、データ保存部104に記憶したデータ、記憶部106に記憶したキーワードを比較して判定するデータ・着もじ識別部303を備えている。
ユーザは、操作部110を操作することによって、携帯電話301のマナーモードの設定状態をオンとし、合わせてマナーモードを解除するためのキーワードと所定時間を設定する。
データ・着もじ識別部303は、記憶部106に記憶しているキーワードとデータ保存部104に記憶した前記キーワードが一致すると判断すると、全ての解除条件が満たされたときに、マナーモード制御部がマナーモードの解除動作を行うことが可能な状態(マナーモード解除許可状態)にマナーモード制御部105を制御する。
その後、通信部102がメール(マナーモード解除用メール)113を受信すると、データ・着もじ解析部302により、メールの送信者アドレス、題名、本文を解析する。
データ・着もじ識別部303が、データ保存部104に記憶した着もじに関するデータ(例えば着もじに含まれるキーワード)と前記解析したメール113に関するデータ(例えばメール本文に含まれるキーワード)との関係が所定の解除条件を満たすと認識した場合、マナーモード制御部105は、報知部107のマナーモードを強制的に解除して非マナーモードにする。
尚、前記各実施の形態において、マナーモード制御部105は、マナーモードの解除を所定時間だけ一時的に行った後に再び非マナーモードに戻すように制御してもよく、あるいは、一旦マナーモードを解除すれば、操作部によるマナーモード設定操作が行われない限り、非マナーモードに維持するように制御してもよい。
102・・・通信部
103・・・データ解析部
104・・・データ保存部
105・・・マナーモード制御部
106・・・記憶部
107・・・報知部
108・・・タイマ
109・・・データ識別部
110・・・操作部
111・・・送受話部
112、113・・・電子メール
202・・・データ・音声解析部
203・・・データ・音声識別部
204・・・留守電応答部
302・・・データ・着もじ解析部
303・・・データ・着もじ識別部
Claims (4)
- 携帯端末への先の音声通話の着信が所定文字を含む文字情報付きの音声通話の着信の場合に、当該携帯端末の報知手段のマナーモードを解除可能な状態にし、
前記報知手段のマナーモードを解除可能な状態にしてから所定時間内に所定の解除条件を満たすマナーモード解除用メールを前記携帯端末が受信したとき、前記報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換えることを特徴とする携帯端末のマナーモード解除方法。 - 前記文字情報に含まれるキーワードと前記マナーモード解除用メールのメール本文に含まれるキーワードとの関係が所定の解除条件を満たすとき、前記報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末のマナーモード解除方法。
- 通話及びメールを受信する受信手段と、
着信を音によって報知する非マナーモードと着信を音では報知しないマナーモードのいずれかの動作モードをとる報知手段と、
前記報知手段をマナーモードと非マナーモードに切り換え制御すると共に、前記受信手段が先の着信を受信した後、所定時間内に所定の解除条件を満たすマナーモード解除用メールを受信したとき、前記報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換えるマナーモード制御手段とを備え、
前記受信手段は前記先の着信として所定文字を含む文字情報付きの音声通話の着信を受信すると共に、前記マナーモード制御手段は、前記受信手段が受信した文字情報に所定文字が含まれているか否かを解析して前記所定文字が含まれている場合にマナーモードを解除可能な状態にする解除許可手段と、前記解除許可手段がマナーモードを解除可能な状態にしてから所定時間内に前記所定の解除条件を満たすマナーモード解除用メールを受信したとき、前記報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換える解除手段とを備えて成ることを特徴とする携帯端末。 - 前記解除手段は、前記文字情報に含まれるキーワードと前記マナーモード解除用メールのメール本文に含まれるキーワードとの関係が所定の解除条件を満たすとき、前記報知手段のマナーモードを解除して非マナーモードに切り換えることを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
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