JP5169707B2 - レジスト調整装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
用紙Pは、図25に矢印で示すように下方から送り込まれ、搬送ローラ対3,4により搬送され、図26に示すように、レジストローラ対50の金属ローラ51に衝突し、その後、図27に示すように、レジストローラ対50のニップに突入する。搬送ローラ対3,4は、用紙がセンサS2を通過後に所定量だけ用紙を送り込むように制御され、これにより、図28に示すように、用紙がたわんでスキュー(斜行)が補正される。そして、図示しない作像部の画像とタイミングを合わせるようにレジストローラ対50が駆動され、図29に示すように、再び用紙が搬送される。図30に、用紙先端が金属ローラ51に突き当たった様子を拡大して示す。また、図31に、用紙先端がレジストローラ対50のニップに突入した様子を拡大して示す。
また、前記弾性体コロは、ローラ軸または前記補助部材に円筒状弾性部材を挿入して構成されていると好ましい。
また、前記弾性体コロは、摩擦係数が前記低摩擦コロと同等か小さい表面層を有すると好ましい。
また、前記弾性体コロが複数設けられていると好ましい。
また、前記第2ローラは軸方向に分割された複数のゴムローラ部を有し、該ゴムローラ部が前記第1ローラの前記低摩擦コロに圧接されるとともに、該ゴムローラ部の間に前記第1ローラの前記弾性体コロが位置するよう設けられていると好ましい。
また、前記第2ローラが、軸方向に一つのゴムローラ部を有する構成であると好ましい。
また、前記弾性体コロは発泡樹脂により形成されると好ましい。
また、前記弾性体コロ又は前記可撓性コロは、当該レジスト装置が対応する少なくとも最小サイズの記録材と当接可能な位置に配置されると好ましい。
請求項4の構成により、前記弾性体コロは、ローラ軸または前記補助部材に弾性部材を巻き付けて構成されているので、弾性体コロを容易に製作することができる。また、部材コストを低減することができる。
請求項10の構成により、前記第2ローラが、前記第1ローラの前記弾性体コロに接触するように設けられているので、記録材のローラ長手方向への波うち変形を防止することができる。
請求項12の構成により、弾性体コロは発泡樹脂により形成されるため、記録材の衝突エネルギーを吸収して静音化することができる。
請求項15の構成により、可撓性コロは熱可塑性エラストマーにより形成されるため、可撓性とコロ表面の低摩擦係数とを両立でき、静音化及び第一ローラに記録材が突き当たったときの先端の折れや、第一ローラに記録材が引っ掛かってレジストニップに届かなくなることなどを両立して防止できる。
請求項17の画像形成装置によれば、レジスト衝撃音を低減させ、用紙搬送に関わる騒音を少なくした静音な画像形成装置を提供することができる。
図1は、本発明に係るレジスト調整装置の一例を示す構成図である。この図に示す本実施形態のレジスト調整装置は、レジスト手段であるレジストローラ対10の構成が異なる(レジストローラ対50がレジストローラ対10に代わった)こと以外は図14のレジスト調整装置と同様であり、同一の部分には同一の符号を付している。また、動作説明にあたっては図25〜図28を参照する場合もある。
レジスト第一ローラ21は、左右両側に計2つの金属コロ21aを有する2分割の金属ローラであり、2つの金属コロ21aの間の軸方向中央部に金属コロ21aよりも直径が大きい弾性体コロ21bを軸21cに挿入して設けた構成となっている。弾性体コロ21bは伸縮可能なので、軸21cの端部から押し広げて挿入してもよいし、軸21cに弾性部材を巻きつけてローラ状にしてもよい。弾性体は発泡ポリウレタン等の衝撃を吸収する材料を用いる。
図16に示す第4実施例のレジストローラ対30は、レジスト第一ローラ31を、図2のレジストローラ対10におけるレジスト第一ローラ11と同様の3分割の金属ローラとし、レジスト第二ローラ32を一本棒のゴムローラとしたものである。該構成により、レジスト第一ローラ31の弾性体コロ31b,31bは、ゴムローラであるレジスト第二ローラ32に圧接される。
多くの配合剤(充てん材、老化防止剤、可塑剤、架橋剤等)を原料ポリマーに配合し、架橋(加硫)工程を経て成形品になる。分子構造的には分子内に架橋点を持ち、3次元の網目構造になっているので、材料の流動性を防止することができる。そのため、高温において加圧されても分子が流動しないので熱変形しにくくなっている。逆に言い換えれば再成形が簡単でないことになり、現在の潮流であるリサイクルには向かない材料とも言える。
プラスチックの成形と同じように射出成形により材料を溶融させて成形品となる。一般的には、分子内に架橋(結合している部分)はなく分子内の硬質層の分子グループにより分子を拘束状態にして流動することを防止しているだけで、高温で加圧されると塑性変形する。つまりゴムとは逆に再成形をすることができるので、その成形工程の単純化とあわせて、省エネルギー、省資源対策に適していると言える。
この図に示す画像形成装置100は複写装置として構成されたものであり、装置本体のほぼ中央に画像形成部101が配置され、この画像形成部101の下方に給紙部102が配置されている。給紙部102は各段に給紙トレイ121を備えている。画像形成部101の上方には原稿を読み取る読取部103が配設されている。画像形成部101の左側には排紙収納部104が形成され、画像形成された用紙が排紙収納される。
11,21,31,41,61 レジスト第一ローラ
11a,21a,31a,41a,61a 金属コロ
11b,21b,31b 弾性体コロ
12,22,32 レジスト第二ローラ
12a,22a,32a ゴムローラ部
13 表面層
14 内部層(弾性層)
25 カラー(補助部材)
41b 弾性体コロ(テーパーコロ)
41c,61c 中央金属コロ
61b 可撓性コロ
100 画像形成装置
101 画像形成部
102 給紙部
103 読取部
S1,S2 用紙センサ
Claims (17)
- 記録材を挟持して搬送するレジストローラ対を有し、記録材を所定のタイミングで送り出すレジスト調整装置であって、前記レジストローラ対を構成する第1ローラと第2ローラのうち前記第1ローラに記録材を突き当てた後に記録材をローラニップに導くよう構成されたレジスト調整装置において、
前記第1ローラは、表面の摩擦係数が前記第2ローラの表面の摩擦係数よりも小さくかつ軸方向に分割された複数の低摩擦コロと、該低摩擦コロと同軸上に配置され該低摩擦コロよりも大径で弾性層を有する弾性体コロとからなることを特徴とするレジスト調整装置。 - 前記弾性体コロは、ローラ軸に対して回転自在な補助部材を介して前記ローラ軸に装着されていることを特徴とする、請求項1に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロは、ローラ軸または前記補助部材に円筒状弾性部材を挿入して構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロは、ローラ軸または前記補助部材に弾性部材を巻き付けて構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロは、摩擦係数が前記低摩擦コロと同等か小さい表面層を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロは、ローラ軸方向両端の直径が異なりコロの一端から他端に向かって次第に径が変化するテーパー形状に構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロが複数設けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 前記第2ローラが、前記第1ローラの前記弾性体コロに接触しないように設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 前記第2ローラは軸方向に分割された複数のゴムローラ部を有し、該ゴムローラ部が前記第1ローラの前記低摩擦コロに圧接されるとともに、該ゴムローラ部の間に前記第1ローラの前記弾性体コロが位置するよう設けられていることを特徴とする、請求項8に記載のレジスト調整装置。
- 前記第2ローラが、前記第1ローラの前記弾性体コロに接触するように設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 前記第2ローラが、軸方向に一つのゴムローラ部を有する構成であることを特徴とする、請求項10に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロは発泡樹脂により形成されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 記録材を挟持して搬送するレジストローラ対を有し、記録材を所定のタイミングで送り出すレジスト調整装置であって、前記レジストローラ対を構成する第1ローラと第2ローラのうち前記第1ローラに記録材を突き当てた後に記録材をローラニップに導くよう構成されたレジスト調整装置において、
前記第1ローラは、表面の摩擦係数が前記第2ローラの表面の摩擦係数よりも小さくかつ軸方向に分割された複数の低摩擦コロと、該低摩擦コロと同軸上に配置され記録材が突き当たることにより変形可能な可撓性コロとからなり、
前記可撓性コロは、前記低摩擦コロ表面の摩擦係数と同等か又は小さい摩擦係数を有するとともに、ローラ軸方向両端の直径が異なりコロの一端から他端に向かって次第に径が変化するテーパー形状に構成されていることを特徴とするレジスト調整装置。 - 前記可撓性コロは、前記テーパーの大径部の直径が前記低摩擦コロの直径よりも大きく、前記テーパーの小径部の直径が前記低摩擦コロの直径よりも小さくなっていることを特徴とする、請求項13に記載のレジスト調整装置。
- 前記可撓性コロは熱可塑性エラストマーにより形成されることを特徴とする、請求項13又は14に記載のレジスト調整装置。
- 前記弾性体コロ又は前記可撓性コロは、当該レジスト装置が対応する少なくとも最小サイズの記録材と当接可能な位置に配置されることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のレジスト調整装置。
- 請求項1〜16のいずれか1項に記載のレジスト調整装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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