JP5169420B2 - 照明装置、表示装置、ファインダ装置およびカメラ - Google Patents

照明装置、表示装置、ファインダ装置およびカメラ Download PDF

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Description

本発明は、照明装置等に関し、より詳細にはファインダ装置等に備えられるのに好適な照明装置等に関する。
カメラ等に備えられるファインダ装置の中には、ファインダ内表示装置を備えるものが存在する。このようなファインダ内表示装置に用いられる照明装置としては、平行光束を得られるものが好ましい。平行光束を得られる照明装置としては、たとえば立体射影レンズ群と放物面鏡とを、両者の焦点が一致するように配置したもの等が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術に係る照明装置では、光源から出射される光を効率よく導こうとする場合、放物面鏡が大型化する傾向にあり、照明装置を小型化することが困難であった。また、立体射影レンズ群と放物面鏡とを含む複数の光学部材を組み合わせて光路を構成するため、構造が複雑になるという問題点を有していた。あるいは、従来技術に係る照明装置では、光源の放射角特性等の影響により、被照射面の光量を均一にすることが困難であった。
特開平5−333269号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、その目的は、小型で光損失が少なく、光量ムラを抑制した照明装置および当該照明装置を有する表示装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、
第1光源(52)からの光が入射する第1入射面(60)と、
第2光源(53)からの光が入射する第2入射面(61)と、
前記第1入射面および第2入射面から入射した光の少なくとも一部が出射する出射面(66,86)とを有する透明基板(54,54a)を備え、
前記透明基板は、
前記第1入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射させて前記出射面に導く第1放物面(62)と、
前記第2入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射させて前記出射面に導く第2放物面(63)とを有し、
前記出射面は、前記第1放物面を反射した光と前記第2放物面を反射した光とが、合成されて出射される合成出射領域(66a)を有することを特徴とする。
また、例えば、前記第1および第2入射面と、前記第1および第2放物面とは、前記透明基板の側面(58)に配置されていてもよい。
また、例えば、前記第1入射面から入射した光は、前記側面と交差する主面で反射を繰り返して前記第1入射面から前記第1放物面および前記第1放物面から前記出射面の間を進行し、前記第2入射面から入射した光は、前記主面で反射を繰り返して前記第2入射面から前記第2放物面および前記第2放物面から前記出射面の間を進行してもよい。
また、例えば、本発明に係る照明装置において、前記第1光源からの光および前記第2光源からの光を全反射する全反射面が、前記透明基板の前記側面と交差する主面(56)に配置されていてもよい。
また、例えば、前記第1放物面は、前記第1光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第1の部分(62a)を有し、
前記第2放物面は、前記第2光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第2の部分(63a)を有し、
前記第1の部分と、前記第2の部分とは、前記側面と平行な方向に隣り合って配置されていてもよい。
また、例えば、前記第1放物面は、前記第1光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第1の部分(62a)と、前記第1光源からの光を前記出射面中の前記合成出射領域とは異なる第1出射領域(66b)に向かって反射させる第3の部分(62b)とを有し、
前記第2放物面は、前記第2光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第2の部分(63a)と、前記第2光源からの光を前記出射面中の前記合成出射領域および前記第1出射領域とは異なる第2出射領域(66c)に向かって反射させる第4の部分とを有していてもよい。
また、例えば、前記第3の部分と、前記第4の部分とは、前記側面と平行な方向の幅が略同一であり、
前記第1の部分は、前記第3の部分に対して、前記側面と平行な方向の幅が略半分であり、
前記第2の部分は、前記第4の部分に対して、前記側面と平行な方向の幅が略半分であってもよい。
また、例えば、前記出射面は、前記透明基板の側面に配置されていてもよい。
また、例えば、前記出射面は、前記透明基板の前記側面と交差する主面に配置されており、
前記第1および第2放物面で反射された前記第1および第2光源からの光の少なくとも一部を、前記出射面に向かって反射する反射面(64)が、前記透明基板の側面に配置されていてもよい。
また、例えば、前記反射面は、前記側面と交差する主面に対して0度より大きく90度より小さい所定の角度を有していてもよい。
また、例えば、本発明に係る照明装置には、前記第1放物面を反射した光が、前記第1光源の方向に向かわないように前記第1放物面が設けられており、前記第2放物面を反射した光が、前記第2光源の方向に向かわないように前記第2放物面が設けられていてもよい。
また、例えば、前記第1入射面は、前記第1光源と前記第1放物面との間に配置されており、
前記第2入射面は、前記第2光源と前記第2放物面との間に配置されていてもよい。
また、例えば、前記透明基板の前記第1放物面および前記第2放物面に、反射率を向上させるための金属膜が設けられていてもよい。
また、例えば、本発明に係る照明装置は、前記第1放物面の焦点に配置された前記第1光源と、
前記第2放物面の焦点に配置された前記第2光源と、を有していてもよい。
また、本発明に係る表示装置は、上記いずれかに記載の照明装置を有する。
また、本発明に係るファインダ装置は、上記の表示装置を有する。
また、本発明に係るカメラは、上記のファインダ装置を有する。
なお上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置を備えるカメラの概略図、
図2は、図1に示すカメラが有する表示装置の拡大平面図、
図3は、図2に示す表示装置の要部断面図、
図4は、図2および図3に示す表示装置に備えられる照明装置の斜視図、
図5は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第1照明光の進行状態を表した模式図、
図6は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第2照明光の進行状態を表した模式図、
図7は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第1照明光および第2照明光の進行状態を表した模式図、
図8は、図5に示す照明装置における断面線VIII-VIIIに沿う断面図であり、透明基板の主面で全反射しながら進行する照明光を表した模式図、
図9は、図4に示す照明装置を主面側から見た要部平面図、
図10は、図4に示す照明装置の出射面から出射される光量の分布を表した図表、
図11は、本発明の第2実施形態に係る照明装置を備える表示装置の平面図、
図12は、図11に示す照明装置の斜視図である。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る一眼レフカメラ2は、カメラボディ4を有し、カメラボディ4には、撮影レンズ6を備えるレンズ鏡筒8が交換可能に装着されている。一眼レフカメラ2としては、記録媒体9として、銀塩フィルムを用いるフィルム式カメラでも、記録媒体9としてCCDやCMOS等の撮像素子が用いられる一眼レフ方式のデジタルカメラでもよい。
撮影レンズ6と記録媒体9との間には、被写体14からの撮影光L1をファインダ光学系へと反射させるクイックリターンミラー10が配設されている。なお、図示していないが、記録媒体9とクイックリターンミラー10との間にはシャッタが設けられている。
記録媒体9の画像結像面と光学的に共役な位置には、ファインダスクリーン12が配置されており、被写体14からの撮影光L1はクイックリターンミラー10で反射されてファインダスクリーン12上に結像する。ファインダスクリーン12上に結像された被写体像は、ペンタプリズム16および接眼レンズ18を介して、ファインダを覗く人に観察される。
撮影の際には、クイックリターンミラー10が撮影光L1の光路上から光路外へと移動され、記録媒体9上に被写体像が結像される。なお、各実施形態の説明においては、図1のようにX軸、Y軸、Z軸を定義して説明を行う。すなわち、撮影レンズ6から記録媒体9に撮影光L1が向かう方向をX軸の正方向、クイックリターンミラー10からペンタプリズム16に撮影光L1が向かう方向をZ軸の正方向、X軸およびZ軸に垂直な方向をY軸方向とする。
カメラボディ4内には、ファインダ装置が内蔵してある。ファインダ装置は、ファインダスクリーン12、ペンタプリズム16、接眼レンズ18および表示装置20を有する。表示装置20は、ファインダスクリーン12とペンタプリズム16の間に配置された表示素子21と、表示素子21に取り付けられた照明装置22を有する。
本実施形態では、表示素子21として、屈折率型回折格子を用いた表示部を有する回折光学素子を用いている。しかし、表示装置20に用いる表示素子21としてはこれに限定されず、透過型液晶表示素子や高分子分散型液晶表示素子を用いても良い。図1において、照明装置22から表示素子21内に入射した照明光は、表示素子21の屈折率型回折格子によりペンタプリズム16方向へ回折される。表示素子21の屈折率回折格子は、表示素子21に配線48を介して接続してある駆動部50からの制御に応じて、照明光を回折する。
表示素子21は、図2に示すように、屈折率型回折格子で構成される表示部32によりファインダ視野内に所定の情報、例えば焦点検出エリア等のマークを表示する。ファインダ装置内の表示素子21から出射された表示光L2は、図1に示すペンタプリズム16において反射され、接眼レンズ18を介して撮影者に所定の情報として観察される。その結果、所定の情報が上述の被写体像に重ねてファインダ視野内に表示され、撮影者は被写体像と所定の情報とを同時に観察することが可能となり、いわゆるスーパーインポーズ表示が実現される。
図2に示すように、本実施形態に係る表示装置20は、矩形平板形状の表示素子21と、この矩形平板形状の表示素子21におけるX軸正方向側の短辺側面21aに取り付けられた照明装置22とを有する。図3は、図2に示す表示装置20のIII−III線に沿う要部断面図であり、表示素子21の内部構造を模式的に表したものである。
表示素子21は、図3に示すように、透明な第1基板24aと第2基板24bとを有する。第1基板24aと第2基板24bの間には、光学材料層26が形成してある。この光学材料層26は、第1および第2基板24a,24bの外周縁部を密封するように接続してある透明シール材28により封止されている。
光学材料層26のうち、透明電極36,38によって挟まれた表示部32は液晶ホログラムとなっている部分である。表示部32は、屈折率等方性領域40と屈折率異方性領域42とが、交互に繰り返される縞状の層構造を形成している。屈折率等方性領域40と屈折率異方性領域42とは、表示素子21の平面に沿って配置されている。また、屈折率等方性領域40と屈折率異方性領域42とは、照明装置22からの照明光L2の進行方向に沿って、屈折率等方性領域40と屈折率異方性領域42が交互に繰り返されるように配置されている。なお、光学材料層26において、表示部32の周辺には、非表示部34が形成されている。
透明電極36,38に電圧が印加されていない状態では、屈折率等方性領域40の屈折率と屈折率異方性領域42の屈折率は、互いに異なった屈折率をとなるように設計されている。この場合、屈折率等方性領域40の屈折率と屈折率異方性領域42の屈折率とは、照明装置22から入射した第1および第2照明光L2a,L2bに対して、ブラッグ回折条件を満たす屈折率値をとる。すなわち、透明電極36,38に電圧が印加されていない状態では、表示部32には、屈折率の大きい層と屈折率の小さい層とが交互に並んだ屈折率型回折格子が形成される。
このとき、表示部32に形成される屈折率型回折格子の回折条件は、照明光L2a,L2bを回折させ、表示光L2が図1に示すペンタプリズム16の方向(Z軸の正方向)に回折されるように設定されている。すなわち、図2に示す表示素子21の短辺側面21aを通して光学材料層26内に入り、光学材料層26内部を進行する照明光L2a,L2bは、表示部32によって、ペンタプリズム16の方向(Z軸の正方向)に回折される。
それに対して、透明電極36,38に電圧が印加された状態では、内部に存在する液晶の配向が変化することによって屈折率異方性領域42の屈折率が変化し、屈折率異方性領域42の屈折率が屈折率異方性領域42の屈折率と等しくなる。その結果、照明装置22から出射されて光学材料層26内に入り、X軸の負方向に進行する照明光L2a,L2bは、表示部32にて回折されることなく表示部32を透過する。
このように、表示装置20を制御する制御部は、各透明電極36,38への電圧の印加、非印加を切り換えることによって、表示素子21の表示部32の表示、非表示を切り換えることができる。
図4は、図2および図3に示す表示装置20に備えられる照明装置22の斜視図である。照明装置22は、第1光源52と、第2光源53と、透明基板54とを有している。第1光源52と、第2光源53は、透明基板54を挟んで、透明基板54のY方向両側に配置されている。光源52,53はとしては、LE、LED等の点光源、面光源または体積光源等を使用することができる。また、透明基板54は、主としてガラスまたは樹脂等の透明な材料で構成される。透明基板54は、2つの光源52,53で発生した照明光を、略平行光束とした後に出射させ、表示素子21に入射させることができる。
本実施形態における透明基板54は、側面58と、側面58と交差する主面56とを有する。透明基板54における主面56は、図4に示すY軸およびZ軸を通るYZ平面に略平行な面である。側面58は、主面56と交差し、主面56を接続している。
透明基板54は、第1および第2入射面60,61と、第1および第2放物面62,63と、反射面64と、出射面66とを有する。図4示すように、入射面60,61、放物面62,63および反射面64は、透明基板54の側面58に配置されており、出射面66は、透明基板54の主面56に配置されている。
図5は、図4に示す照明装置において、第1光源52で発生した第1照明光L2aの進行状態を表した模式図である。透明基板54の第1入射面60からは、第1光源52で発生した第1照明光L2aが、透明基板54の内部に入射する。第1入射面60から入射した第1照明光L2aは、第1放物面62に向かって透明基板54の内部を進行する。このとき、透明基板54の内部に入射した第1照明光L2aは、図8に示すように、主面56で反射を繰り返しながら、第1放物面62に向かって進行する。
透明基板54の内部を進行する照明光L2aのうち、図8に示す入射角θa(主面56に対する照明光L2aの入射角)を有する照明光L2aが、主面56において全反射される条件は、おおむね以下の式(1)で表される。
θa > sin−1(1/n1) (1)
ここで、n1は、透明基板54の屈折率である。
本実施形態において、透明基板54の屈折率n1は1.47以上とすることが好ましい。透明基板54の屈折率n1が大きいほど、より小さい入射角θaを有する第1照明光L2aを、主面56において全反射させることができる。このように、主面56が、照明光L2aを全反射させる全反射面となることによって、照明光L2aが第1放物面62に向かって進行する際に発生する光損失を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係る透明基板54において、第1入射面60は第1光源52と近接するように配置されている。また透明基板54は、第1入射面60から入射した第1照明光L2aを全反射させながら第1放物面62へと導く。したがって、透明基板54を有する照明装置22は、小型であるにもかかわらず、第1光源52で発生した照明光L2aを効率よく透明基板54の内部に導き、光損失を抑制しながら導くことができるため、省エネルギーである。
図5に示す第1放物面62は、主として第1照明光L2aを平行光にして反射させる。主面56の法線方向(X軸方向)から透光基板54を観察した図9に示すように、第1放物面62は、第1光源52を焦点とする放物面を構成している。したがって、第1入射面60から透明基板54に入射した第1照明光L2aは、第1放物面62によって、第1放物面62の頂点P1と、第1放物面62の焦点に配置された第1光源52を結ぶ方向D1に対して、略平行な方向に反射される。
このように、主面56の法線方向(X軸方向)から透明基板54を観察した場合、第1放物面62は、第1入射面60から透明基板54の内部に入射した第1照明光L2aを、方向D1に平行な平行光にして反射させる。透明基板54の第1放物面62には、第1照明光L2aの反射率を向上させるために、銀、アルミニウム、その他の金属等による反射膜が形成されていてもよい。なお、本実施形態において、図9に示す第1放物面62は、第1放物面62の頂点P1を含まないため、第1放物面62から出射面66(図5)までの照明光L2の伝達経路を、第1光源52が妨害することがない。したがって、本実施形態に係る照明装置22では、出射面66における第1照明光L2aの強度分布が、第1光源52の影によって不均一となる現象が防止されている。
第1放物面62で反射した第1照明光L2aは、図8に示すように、再び主面56で反射を繰り返しながら、反射面64に向かって進行する。なお、照明光L2aが主面56において全反射する条件については、照明光L2aが第1入射面60から第1放物面62に向かって進行する場合と同様である。
図5に示す反射面64は、第1放物面62で反射された第1照明光L2aを出射面66に向かって反射させる。本実施形態における反射面64は、主面56に対して0度より大きく90度より小さい所定の角度θ1の傾きを有することが好ましい(図8)。反射面64と主面56との間の角度θ1を適切な範囲に設定することによって、第1照明光L2aの進行方向や、出射面66に対する第1照明光L2aの入射角が最適な状態に調整される。したがって、透明基板54は、第1照明光L2を出射面66から効率的に出射させることができる。
反射面64には、第1放物面62と同様に、第1照明光L2aおよび図6に示す第2照明光L2bの反射率を向上させるために銀、アルミニウム、その他の金属等による蒸着膜が形成されていてもよい。なお、透明基板54のうち、反射面64および出射面66が配置される部分については、透明基板54におけるその他の部分とは屈折率等が異なる別部材で構成されていてもよい。
図5に示す出射面66は、第1放物面62、第1反射面64等で反射された第1照明光L2aを出射させる。本実施形態では、出射面66には、表示素子21の短辺側面21a(図3)が密着するように取り付けられている。したがって、出射面66から出射した照明光L2は、直ちに表示素子21に入射し、図3に示す光学材料層26の内部を進行する。
なお、図3に示す透明基板54の出射面66は、主面56に対して所定の傾きを有するように構成することも可能である。出射面66を主面56に対して傾けることによって、照明光L2の出射方向を調整したり、透明基板54と表示素子21の取付け角度を調整することができる。
図6は、図4に示す照明装置において、第2光源53で発生した第2照明光L2bの進行状態を表した模式図である。第2光源53に近接して配置される第2入射面61からは、第2光源53で発生した第2照明光L2bが、透明基板54の内部に入射する。第2入射面61から入射した第2照明光L2bは、第2放物面63に向かって透明基板54の内部を進行する。透明基板54の内部に入射した第2照明光L2bは、図8に示す第1照明光L2aと同様に、主面56で反射を繰り返しながら、第2放物面63に向かって進行する。なお、第2照明光L2bが主面56において全反射する条件についても、第1照明光L2aと同様である。
図6に示す第2放物面63は、主として第2照明光L2bを平行光にして反射させる。図9に示すように、第2放物面63は、第2光源53を焦点とする放物面を構成している。したがって、第2入射面61から透明基板54に入射した第2照明光L2bは、第2放物面63によって、第2放物面63の頂点P2と、第2放物面63の焦点に配置された第2光源53を結ぶ方向D2に対して、略平行な方向に反射される。
ここで、透明基板54における各放物面62,63は、第2放物面63の頂点P2と焦点を結ぶ方向D2と、第1放物面62の頂点P1と焦点を結ぶ方向D1とが略平行になるように構成されている。したがって、第1放物面62で反射された第1照明光L2aと、第2放物面63で反射された第2照明光L2bとは、互いに略平行な光束となり、図4〜図7に示す反射面64に向かって進行する。なお、図9に示す第2放物面63は、第1放物面62と同様に、第2放物面63の頂点P1を含まないため、第2放物面63から出射面66(図5)までの照明光L2bの伝達経路を、第2光源53が妨害することがない。また、第2放物面63にも、第1放物面62と同様に、第2照明光L2bの反射率を向上させるために、金属膜等が形成されていてもよい。
第2放物面63で反射した第2照明光L2bは、図8に示す第1照明光L2aと同様に、再び主面56で反射を繰り返しながら、反射面64に向かって進行する。図6に示す反射面64は、第2放物面63で反射された第2照明光L2bを、第1放物面62で反射され第1照明光L2aと同様に、出射面66に向かって反射させる。透明基板54は、反射面64と主面56との間の角度θ1を適切な範囲に設定することによって、第1照明光L2aと同様に、第2照明光L2bの進行方向や、出射面66に対する第2照明光L2bの入射角を調整することができる。
出射面66は、第2放物面63、反射面64等で反射された第2照明光L2bについても、第1照明光L2aと同様に出射させる。出射面66から出射した第2照明光L2bも、第1照明光L2aと同様に、表示素子21に入射し、図3に示す光学材料層26の内部を進行する。図1および図2に示す表示装置20は、光学材料層26に入射した照明光L2を回折することによって、スーパーインポーズ表示を行う。
図7は、図4に示す照明装置において、主として透明基板54の主面56に沿う方向に関する第1照明光L2aおよび第2照明光L2bの進行状態を表した模式図である。本実施形態に係る照明装置54は、図7に示すように、第1光源52で発生する照明光L2aと、第2光源で発生する第2照明光L2bの両方を、同時に出射面66から出射させることができる。
出射面66は、第1光源52で発生して第1放物面62で反射された第1照明光L2aと、第2光源53で発生して第2放物面63で反射された第2照明光L2bが合成されて出射される合成出射領域66aを有する。また、出射面66は、主として第1光源52からの第1照明光L2aが出射される第1出射領域66bと、主として第2光源53からの第2照明光L2bが出射される第2出射領域66cとを、さらに有する。
ここで、照明装置22に用いられる光源52,53は、放射方向に依存して光量が異なる放射角特性を有する場合がある。したがって、例えば光源が一つである場合等には、光源52,53の放射角特性等の影響により、出射面66から出射される光量が、出射面66における位置によって大きく変化し、出射面66から出射される光量が不均一になりやすい。しかし、本実施形態における照明装置24は、第1および第2光源52,53からの第1および第2照明光L2a,L2bが合成されて出射される合成出射領域66aを有するため、出射面66から出射される光量をより均一にすることができる。
図10に、第1実施形態に係る照明装置22において、出射面66から出射される光量のばらつきをシミュレーションした結果を示す。図10の実線90は、出射面66におけるY軸方向に沿う各位置において出射される光量を表している。仮に照明装置22が、第1光源52しか有しない場合は、点線92で示すように、第1出射領域66bから、第2出射領域66cへ向かって光量が低下し、出射面66から出射される光量が不均一になると考えられる。また、仮に第2光源53しか有しない場合も、一点鎖線93で示すように、第2出射領域66cから、第1出射領域66bへ向かって光量が低下し、出射面66から出射される光量が不均一になると考えられる。
しかしながら、本実施形態における照明装置22における合成出射領域66aでは、第1照明光L2aと第2照明光L2bとが合成されることによって、光源52,53の放射性特性による光量の変化を相互に打ち消す関係となる。したがって本実施形態における照明装置24は、出射面66から出射される照明光L2a,L2bの光量が、出射面66における位置によってばらつく現象を抑制できる。
また、図7に示すように、第1放物面62は、第1光源52からの照明光L2aを合成出射領域66aに向かって反射させる放物面第1部分62aと、第1出射領域66bに向かって反射させる放物面第3部分62bとを有する。また、第2放物面63は、第2光源53からの照明光L2bを合成出射領域66aに向かって反射させる放物面第2部分63aと、第2出射領域66cに向かって反射させる放物面第4部分63bとを有する。
本実施形態における照明装置22において、第1放物面62における第1部分62aは、第1光源52から入射される照明光L2aの光量が少ない領域であり、第3部分62bは、第1光源52から入射される照明光L2aの光量が多い領域である。また、第2放物面63における第2部分63aは、第2光源53から入射される照明光L2bの光量が少ない領域であり、第4部分63bは、第2光源53から入射される照明光L2bの光量が多い領域である。
すなわち、放物面の第3または第4部分62b,63bから照明光が導かれる第1および第2出射領域66b,66cでは、いずれか一つの光源52,53から導かれる照明光L2a,L2bの光量が多い。それに対して、放物面の第1および第2部分62a,63aから照明光が導かれる合成出射領域66aでは、一つの光源から導かれる照明光の光量は少ないが、両方の光源52,53から照明光L2a,L2bが導かれる。したがって、本実施形態の照明装置24は、各出射領域66a〜66cから出射される照明光L2a,L2bの光量を均一化することができ、出射面66における位置によって光量がばらつく現象を抑制できる。
また、本実施形態における照明装置22において、第1放物面62における第1部分62aと、第2放物面63における第2部分63aとは、図7に示すように、X軸方向に隣り合って配置されている。すなわち、第1部分62aと第2部分63aとを、光源52,53の配列方向であるY軸方向に対して直行するX軸方向に隣り合うように配置することによって、Y軸方向に発生する光量変化(放射角特性)を効果的に打ち消すことができる。
また、図2に示すように、本実施形態における照明装置22において、第1放物面62における第3部分62bのX軸方向の幅D1と、第2放物面63における前記第4部分63bのX軸方向の幅D2は略同一である。また、第1放物面62における第1部分62aのX軸方向の幅D3は、幅D1の略半分であり、第2放物面63における第2部分63aのX軸方向の幅D4は、幅D2の略半分である。照明装置22における放物面62,63の各部分62a,62b,63a,63bの幅D1〜D4を上述のように設定することによって、透明基板54のX軸方向の幅を小さくすることができる。したがって、照明装置22を薄型化することができる。
本実施形態に係る照明装置22は、照明光L2a,L2bが入射する入射面60,61と、照明光L2a,L2bを平行光にして反射させる放物面62,63と、照明光L2a,L2bを出射する出射面66とを有する透明基板54を有する。したがって、本実施形態に係る照明装置22は、光源52,53によって発生した照明光L2a,L2bを、指向性のある光束にすることができ、それと同時に、照明光L2a,L2bが照明装置22から出射するまでの間に起きる光損失を抑制することができる。すなわち、本実施形態に係る照明装置22は、光源52,53で発生した照明光L2a,L2bを、大きく損失することなく、平行光等の指向性のある光束として出射することができる。
また、透明基板54は、光源52,53で発生した照明光L2a,L2bを、平行光にする機能と、所定の位置の配置されており所定の面積を有する出射面66まで導いて出射する機能の両機能を、一つの光学部材で実現している。したがって、本実施形態に係る照明装置22は、両機能を実現する従来技術に比べて構造がシンプルであり、小型化を実現することができる。また、本実施形態において、透明基板54の入射面60,61は、光源52,53と放物面62,63との間に設けられているため、光源52と放物面62,63の間に透明基板54以外のミラーもしくはレンズ等を設ける必要がなく、照明装置22をさらに小型化することができる。
また、本実施形態に係る照明装置22は、透明基板54の入射面60,61および放物面62,63が、照明光L2a,L2bの主要な伝達方向に沿う方向(YZ平面に沿う方向)に広がる主面56と交差する側面58に配置されているため、薄型化が容易である。さらに照明光L2a,L2bは、透明基板54の内部において、主面56で全反射しながら透明基板54の内部を進行する。そのため、本実施形態に係る照明装置22は、照明光L2a,L2bが光源52,53で発生し、出射面66から出射するまでの間に起きる光損失を、効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係る照明装置22では、透明基板54の側面58に反射面64が配置されているため、側面58と交差する主面56に配置された出射面66から照明光L2a,L2bを出射させることができる。この際、反射面64と主面56との間の角度θ1を、0度より大きく90度より小さい所定の角度とすることによって、照明光L2a,L2bを出射面66から効率的に出射させることができる。
また、本実施形態における照明装置22は、合成出射領域66aを有するため、光源52,53の放射性特性による光量の変化を相互に打ち消し、出射面66から出射される照明光L2a,L2bの光量を均一化することができる。したがって、本実施形態における照明装置22は、均一な光量の光が照射される被照射領域を形成することができる。
第2実施形態
図11は、本発明の第2実施形態に係る照明装置22aを有する表示装置20aの平面図である。第2実施形態に係る照明装置22aは、出射面86が透明基板54aの側面に配置されており、第1実施形態における反射面64に相当する反射面を有しないことを除き、第1実施形態に係る照明装置22と同様である。なお、第2実施形態に係る照明装置22aおよびこれを有する表示装置20aに関して、第1実施形態と同様である部分については説明を省略する。
第2実施形態に係る照明装置22aは、図12に示すように、入射面60,61、放物面62,63および出射面86が、すべて透明基板54aの側面58に配置されている。したがって、照明装置22aの内部における照明光L2a,L2bの主な進行方向と、表示素子21の内部における照明光L2a,L2bの主な進行方向とが、共にXY平面に沿う方向となり、一致するため、表示装置20全体を薄型化することができる。
また、図9に示すように、第2実施形態に係る照明装置22aは、第1実施形態に照明装置22における反射面64を有しないため、より構造がシンプルである。なお、透明基板54aの内部において、照明光L2が主面56で全反射しながら透明基板の内部を進行する点については、第1実施形態に係る照明装置22と同様である。
このように、第2実施形態に係る照明装置22aを有する表示装置20aは、第1実施形態に係る照明装置22を有する表示装置20が有する効果に加えて、表示装置20を薄型にできるという効果を有する。
その他の実施形態
上述の第1および第2実施形態では、照明装置22,22aを、カメラに備えられた表示装置20,20aに適用した例によって説明したが、本発明に係る照明装置の用途はこれに限定されない。例えば、本発明の照明装置を、小型で光損失が少なく省エネルギーであるという特性を活用し、LCDのバックライトや、携帯電話に備えられた表示等の照明装置として用いてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置を備えるカメラの概略図である。 図2は、図1に示すカメラが有する表示装置の拡大平面図である。 図3は、図2に示す表示装置の要部断面図である。 図4は、図2および図3に示す表示装置に備えられる照明装置の斜視図である。 図5は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第1照明光の進行状態を表した模式図である。 図6は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第2照明光の進行状態を表した模式図である。 図7は、図4に示す照明装置において、主として透明基板の主面に沿う方向に関する第1照明光および第2照明光の進行状態を表した模式図である。 図8は、図5に示す照明装置における断面線VIII-VIIIに沿う断面図であり、透明基板の主面で全反射しながら進行する照明光を表した模式図である。 図9は、図4に示す照明装置を主面側から見た要部平面図である。 図10は、図4に示す照明装置の出射面から出射される光量の分布を表した図表である。 図11は、本発明の第2実施形態に係る照明装置を備える表示装置の平面図である。 図12は、図11に示す照明装置の斜視図である。
符号の説明
2… 一眼レフカメラ
20… 表示装置
21… 表示素子
22,22a… 照明装置
52… 第1光源
53… 第2光源
54… 透明基板
56… 主面
58… 側面
60,61… 入射面
62… 第1放物面
62a… 第1部分
62b… 第3部分
63… 第2放物面
63a… 第2部分
63b… 第4部分
64… 反射面
66,86… 出射面
66a… 合成出射領域
66b… 第1出射領域
66c… 第2出射領域
L2a,L2b… 照明光

Claims (15)

  1. 第1光源からの光が入射する第1入射面と、
    第2光源からの光が入射する第2入射面と、
    前記第1入射面および第2入射面から入射した光の少なくとも一部が出射する出射面とを有する透明基板を備え、
    前記透明基板は、
    前記第1入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第1放物面と、
    前記第2入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第2放物面とを有し、
    前記出射面は、前記第1放物面を反射した光と前記第2放物面を反射した光とが、合成されて出射される合成出射領域を有し、
    前記第1および前記第2入射面と、前記第1および前記第2放物面とは、前記透明基板の側面に配置され、
    前記第1入射面から入射した光は、前記側面と交差する主面で反射を繰り返して前記第1入射面から前記第1放物面および前記第1放物面から前記出射面の間を進行し、前記第2入射面から入射した光は、前記主面で反射を繰り返して前記第2入射面から前記第2放物面および前記第2放物面から前記出射面の間を進行することを特徴とする照明装置。
  2. 第1光源からの光が入射する第1入射面と、
    第2光源からの光が入射する第2入射面と、
    前記第1入射面および第2入射面から入射した光の少なくとも一部が出射する出射面とを有する透明基板を備え、
    前記透明基板は、
    前記第1入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第1放物面と、
    前記第2入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第2放物面とを有し、
    前記出射面は、前記第1放物面を反射した光と前記第2放物面を反射した光とが、合成されて出射される合成出射領域を有し、
    前記第1および前記第2入射面と、前記第1および前記第2放物面とは、前記透明基板の側面に配置され、
    前記第1放物面は、前記第1光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第1の部分と、前記第1光源からの光を前記出射面中の前記合成出射領域とは異なる第1出射領域に向かって反射させる第3の部分とを有し、
    前記第2放物面は、前記第2光源からの光を前記合成出射領域に向かって反射させる第2の部分と、前記第2光源からの光を前記出射面中の前記合成出射領域および前記第1出射領域とは異なる第2出射領域に向かって反射させる第4の部分とを有し、
    前記第3の部分と、前記第4の部分とは、前記側面と平行な方向の幅が略同一であり、
    前記第1の部分は、前記第3の部分に対して、前記側面と平行な方向の幅が略半分であり、
    前記第2の部分は、前記第4の部分に対して、前記側面と平行な方向の幅が略半分であることを特徴とする照明装置。
  3. 第1光源からの光が入射する第1入射面と、
    第2光源からの光が入射する第2入射面と、
    前記第1入射面および第2入射面から入射した光の少なくとも一部が出射する出射面とを有する透明基板を備え、
    前記透明基板は、
    前記第1入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第1放物面と、
    前記第2入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第2放物面とを有し、
    前記出射面は、前記第1放物面を反射した光と前記第2放物面を反射した光とが、合成されて出射される合成出射領域を有し、
    前記第1および前記第2入射面と、前記第1および前記第2放物面とは、前記透明基板の側面に配置され、
    前記出射面は、前記透明基板の前記側面と交差する主面に配置されており、
    前記第1および前記第2放物面で反射された前記第1および前記第2光源からの光の少なくとも一部を、前記出射面に向かって反射する反射面が、前記透明基板の側面に配置されていることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項に記載された照明装置であって、
    前記反射面は、前記側面と交差する主面に対して0度より大きく90度より小さい所定の角度を有することを特徴とする照明装置。
  5. 請求項から請求項のいずれか1項に記載された照明装置であって、
    前記第1放物面を反射した光が、前記第1光源の方向に向かわないように前記第1放物面が設けられており、前記第2放物面を反射した光が、前記第2光源の方向に向かわないように前記第2放物面が設けられていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項から請求項のいずれか1項に記載された照明装置であって、
    前記第1入射面は、前記第1光源と前記第1放物面との間に配置されており、
    前記第2入射面は、前記第2光源と前記第2放物面との間に配置されていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項から請求項のいずれか1項に記載された照明装置であって、
    前記透明基板の前記第1放物面および前記第2放物面に、反射率を向上させるための金属膜が設けられていることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項から請求項のいずれか1項に記載された照明装置であって、
    前記第1放物面の焦点に配置された前記第1光源と、
    前記第2放物面の焦点に配置された前記第2光源と、を有する照明装置。
  9. 請求項から請求項8のいずれか1項に記載の照明装置を有する表示装置。
  10. 請求項に記載の表示装置を有するファインダ装置。
  11. 請求項10に記載のファインダ装置を有するカメラ。
  12. 第1光源からの光が入射する第1入射面と、
    第2光源からの光が入射する第2入射面と、
    前記第1入射面および第2入射面から入射した光の少なくとも一部が出射する出射面とを有する透明基板を備え、
    前記透明基板は、
    前記第1入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第1放物面と、
    前記第2入射面から前記透明基板内に入射した光の少なくとも一部を平行光にして反射し、前記出射面に導く第2放物面とを有し、
    前記出射面は、前記第1放物面を反射した平行光と前記第2放物面を反射した平行光とが、合成されて出射される合成出射領域を有し、
    前記第1放物面と前記第2放物面との少なくとも一部分が、前記出射面から出射される平行光の方向に重なって配置されることを特徴とする照明装置。
  13. 請求項12に記載された照明装置であって、
    前記第1および第2入射面と、前記第1および第2放物面とは、前記透明基板の側面に配置されていることを特徴とする照明装置。
  14. 請求項12または請求項13に記載された照明装置であって、
    前記第1光源からの光および前記第2光源からの光を全反射する全反射面が、前記透明基板の側面と交差する主面に配置されていることを特徴とする照明装置。
  15. 請求項12から請求項14のいずれか1項に記載された照明装置であって、
    前記出射面は、前記透明基板の側面に配置されていることを特徴とする照明装置。
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