JP5169406B2 - 演算処理装置及びそれを用いた画像表示装置、並びに演算処理方法 - Google Patents
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Description
A.第1の実施例:
B.第2の実施例:
C.第3の実施例:
D.第4の実施例:
E.変形例:
A1.装置構成:
図1は、本発明の第1の実施例における演算処理装置を適用したプロジェクタの概略構成を示す説明図である。このプロジェクタ100は、投写型プロジェクタであり、スクリーンScに画像を投写表示させることができる。プロジェクタ100は、A/D変換部102と、画像メモリ103と、撮像部104と、撮像制御部105と、液晶パネル駆動部106と、画像処理部110と、画像投写部112と、CPU120と、メモリ122と、操作パネル124とを備えている。
プロジェクタ100(図1)では、画像を投写表示する際に色ムラ補正を行う。具体的には、色ムラ補正制御部120aは、色ムラ補正回路110aを制御して各画素の補正値を決定し、その補正値を用いて画像データを補正することにより色ムラ補正を行う。このとき、色ムラ補正制御部120aは、各画素のうち、所定の画素間隔(ピッチ)ごとに位置する画素(以下、「代表画素」と呼ぶ)に設定されている補正値を用いて二次補間を行って各画素の補正値を決定するようにしている。
プロジェクタ100(図1)では、起動時においてテスト用画像を投写表示し、スクリーンScに投写表示された画像を撮像部104によって撮像して画像データを得る。テスト用画像としては、例えば、一面グレー(R:128,G:128,B:128)の画像を用いることができる。また、このテスト用画像データは、予めメモリ122に格納しておくことができる。色ムラ補正制御部120aは、撮像により得られた画像データとテスト用画像データとに基づき、代表画素となるべき位置の画素について、これら画像データの差分を求めて補正値を決定し、補正値格納部111bに格納する。例えば、或る代表画素の実測データが(R:120,G:120,B:128)であれば、補正値として(R:+8,G:+8,B:0)が決定され補正値格納部111bに格納される。このように代表画素のみを対象として実測データから補正値を求めるのは、色ムラ補正用メモリ111の記憶容量を節約するためである。なお、代表画素の補正値の決定は、上述したプロジェクタ100の起動時以外にも、ユーザが色ムラ補正モードを操作パネル124において選択した直後や、プロジェクタ100の電源オフ時など、任意のタイミングで行うことができる。
図3は、図1に示す色ムラ補正回路110aの詳細構成を示す説明図である。色ムラ補正回路110aは、5つの乗算器11,12,13,14,30と、加算器20と、ビットシフト回路40と、浮動小数点化逆数回路50と、を備えている。図3の例では、図2に示す画素NPの補正値Zを決定する場合を示している。乗算器11には、色ムラ補正制御部120aから「K−X」,「L−Y」,「A」の各変数の値が入力され、乗算器11は、これらの値を掛け合わせる。同様に、乗算器12は色ムラ補正制御部120aから入力された「X」,「L−Y」,「B」の各変数の値を、乗算器13は色ムラ補正制御部120aから入力された「K−X」,「Y」,「C」の各変数の値を、乗算器14は色ムラ補正制御部120aから入力された「X」,「Y」,「D」の各変数の値を、それぞれ掛け合わせる。なお、色ムラ補正制御部120aは、変数K,Lの値として、ユーザにより選択された色ムラ補正のモードに応じた値を各乗算器11〜14に入力する。例えば、高精度モードが選択されている場合には、K,Lの値として、いずれも「11」を入力する。加算器20は、乗算器11〜14における演算結果を足し合わせる。
図11は、第2の実施例における色ムラ補正回路の構成を示す説明図である。第2の実施例におけるプロジェクタは、色ムラ補正回路の構成と、浮動小数点化逆数回路の構成とにおいて、第1の実施例と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
図12は、第3の実施例における色ムラ補正回路の構成を示す説明図である。第3の実施例におけるプロジェクタは、色ムラ補正回路の構成と、浮動小数点化逆数回路の構成とにおいて、第1の実施例と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
図13は、第4の実施例における色ムラ補正回路の構成を示す説明図である。第4の実施例におけるプロジェクタは、色ムラ補正回路の構成と、変数Mの値及び指数iの値の決定方法において第1の実施例と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上述した各実施例では、指数iの値は、各対象画素の補正値Zを算出するたびに、指数i決定回路58(図4)又は変数決定回路51(図13)によって決定されていたが、これに代えて、予め定められた固定値を設定することもできる。具体的には、変数K,Lの値が所定の数値範囲内でのみ変化し得る構成であれば、指数uの値は固定値となる。そして、演算精度を一定として変数nの値も固定値とすれば、指数iの値は、上記式12に示すように固定値となる。したがって、ビットシフト回路40(図3,図13)に対して、固定値iを直接入力する構成とすることもできる。すなわち、一般には、ビットシフト回路40におけるビットシフト量(指数i)を任意の方法で決定する構成を、本発明の演算処理装置に採用することができる。
上述した各実施例では、乗算器30(図3,11,13)や乗算器61〜64(図12)では、変数Mの値(512〜1023)を扱うのに9ビット必要であったが、8ビットで扱うようにすることもできる。具体的には、以下のごとく実現可能である。浮動小数点化逆数回路50,50aや変数決定回路51において求められる値は、512〜1023(10進法)の範囲内の数値であるので、必ず最上位1ビットは「1」となる。そこで、この1ビットを除いた下位8ビットで表わされる値(0〜511:10進法)を変数Mとして乗算器30,61〜64に入力する。なお、この場合、例えば乗算器30(図3)では、加算器20からの出力結果に対して変数Mを掛け合わせると共に、加算器20からの出力結果に対して512(10進法)を掛け合わせ、これら2つの乗算結果を足し合わせて出力値とすることが好ましい。以上の構成によって、乗算器30,61〜64の回路規模をより小さくすることができる。
上述した各実施例では、補正値Zを求めるのに4つの代表画素の補正値を用いた二次補間処理を行っていたが、これに限らず、2つの代表画素の補正値を用いた補間(線形補間)や、3つの代表画素を用いた二次補間など、複数の代表画素の補正値を用いて補間を行う任意の構成を採用することができる。また、各対象画素の補正値を求める場合に限らず、各対象画素の画素値(R,G,B)を求める場合に、代表画素の画素値(R,G,B)を用いて、上述した色ムラ補正回路110cを適用することもできる。すなわち、複数の代表画素にそれぞれ与えられる特徴量に基づき対象画素の特徴量を算出する場合において、本発明の演算処理装置を適用することができる。さらに、対象画素の補正値や画素値等の特徴量を算出する場合に限らず、複数の画素間の距離に関連した値による除算処理を実行する任意の場合において、本発明の演算処理装置を適用することができる。
上述した各実施例では、各対象画素の補正値を求めるタイミングは、プロジェクタ100が画像を投写表示するタイミングであったが、これに代えて、代表画素の補正値を求めるのと同じタイミングで求めておき、予め補正値格納部111bに格納しておく構成とすることもできる。この構成においても、各対象画素の補正値を求めるのに上述した色ムラ補正回路110cを用いることで、比較的小規模の回路で色ムラ補正回路110cを構成することができる。
上述した各実施例は、プロジェクタ100への適用例であったが、プロジェクタ100に限らず、他の画像表示装置に本発明を適用することもできる。例えば、投写型プロジェクタに代えて、背面投写型のリアプロジェクションTV受像機や、プラズマディスプレイなど、色ムラ補正を行う任意の画像表示装置に適用することができる。また、画像表示装置に限らず、色ムラ補正を行って補正後の画像データを生成する画像処理装置に適用することもできる。このような画像処理装置としては、例えば、コンピュータディスプレイ等に表示させる画像の色ムラを補正するコンピュータ本体を採用することができる。なお、コンピュータ本体に本発明の演算処理装置を適用した場合、補間精度は一定でも、コンピュータ本体に接続されるディスプレイの解像度によって、上述した変数K,Lの値が変化し得る。この場合であっても、本発明によれば、変数K,Lの変化に関わらず、補正値Zの値を精度良く求めることができる。
上述した実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
Claims (6)
- 画像を構成する複数の画素間の距離に関連する距離関連値による除算処理を行い、画素補間を行うための演算処理装置であって、
前記複数の画素間の距離を取得する距離取得部と、
前記複数の画素間の距離に基づき前記距離関連値を算出する距離関連値算出部と、
所定数値範囲内の第1の変数を掛け合わせる乗算処理を行う第1の演算部と、
2のべき乗による除算処理を行う第2の演算部と、
前記距離関連値に基づき前記第1の変数の値と前記2のべき乗における指数の値とを決定する決定部と、
を備え、
前記演算処理装置は、前記第1の演算部を用いた乗算処理と、前記第2の演算部を用いた除算処理と、によって、前記距離関連値による除算処理を実行する、演算処理装置。 - 請求項1に記載の演算処理装置において、
前記決定部は、前記距離関連値と前記所定数値範囲とに基づき、前記指数の値を決定する、演算処理装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
前記演算処理装置は、画像を構成する複数の画素のうち、複数の代表画素にそれぞれ与えられる特徴量に基づき、前記複数の代表画素とは異なる対象画素についての特徴量を算出する際に、前記距離関連値による除算処理を行う、演算処理装置。 - 請求項4に記載の演算処理装置を備える画像表示装置。
- 画像を構成する複数の画素間の距離に関連する距離関連値による除算処理を行い、画素補間を行うための演算処理方法であって、
(a)前記複数の画素間の距離を取得する工程と、
(b)前記複数の画素間の距離に基づき前記距離関連値を算出する工程と、
(c)所定数値範囲内の第1の変数を掛け合わせる乗算処理を行う工程と、
(d)2のべき乗による除算処理を行う工程と、
(e)前記距離関連値に基づき前記第1の変数の値と前記2のべき乗における指数の値とを決定する工程と、
を備える、演算処理方法。
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