JP5168177B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
水素ガスを燃料として使用する内燃機関が知られている。水素ガスは、軽油やガソリン等の液体燃料に比べて燃焼性が高いという性質を有する。そのため、機関の低負荷時にこのような水素ガスを燃料として使用することで、リーンバーン(希薄燃焼)領域の限界、すなわちリーン限界を拡大することができる。リーン限界の拡大に伴い、燃費の向上やNOx排出量の低減も可能になる。
特許文献1には、かかる内燃機関に係る技術が開示されている。特許文献1に開示された技術によれば、機関の低負荷時には水素ガスのみで、一方、高負荷時にはガソリンのみで運転するよう運転態様を切り替えている。
特開2005−299501号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように水素ガスのみで運転する運転態様を設けると、水素ガスの消費量が多くなってしまうため、水素ガスを十分に蓄えることができる装置が必要となる。
そこで、これら水素ガス及びガソリンに加えて燃焼性の比較的高い軽油を使用することにより燃料の消費を抑制することが考えられるが、この場合の各種の燃料の使い分けについては十分に検討されていなかった。
本発明は、このような技術的課題を鑑みてなされたもので、各種の燃料を使い分けて効果的に燃料を消費することで、燃費の向上や排ガスの低減を実現する内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、低オクタン価燃料、高オクタン価燃料及び高燃焼速度燃料を燃料として使用する内燃機関の動作を制御する内燃機関の制御装置(20)であって、前記内燃機関(1)の運転状態を検出する運転状態検出手段(S1)と、前記内燃機関(1)の運転状態に応じて、前記低オクタン価燃料及び前記高燃焼速度燃料のみを用いて燃焼させる第1モードと、全ての燃料を用いて燃焼させる第2モードと、前記低オクタン価燃料及び前記高オクタン価燃料のみを用いて燃焼させる第3モードと、を切り替える制御手段(S2〜S6)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、運転状態に応じて、使用する燃料を第1のモードと、第2のモードと、第3のモードとに切り替えているので、各種の燃料を使い分けて効果的に燃料を消費することができ、燃費の向上や排ガスの低減を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示す図である。 ECU20の制御ロジックを示すフローチャートである。 各モードにおける噴射燃料の重量割合の第1の例を説明する図である。 図3の各モードにおける燃料噴射を説明する図である。 各モードにおける噴射燃料の重量割合の第2の例を説明する図である。 排ガス浄化装置15を説明する図である。 排ガスの温度上昇のための制御を説明する図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(システム構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示す図である。図1に示す内燃機関1には、シリンダヘッド31とシリンダブロック32とピストン33とによって、燃焼室(主燃焼室)2が形成されている。この燃焼室2は、吸気弁3及び排気弁4を介してそれぞれ吸気ポート(吸気通路)5及び排気ポート(排気通路)6と連通している。これら吸気弁3及び排気弁4は、それぞれ吸気弁用カム7及び排気弁用カム8によって開閉駆動される。
また本実施形態に係る内燃機関1には、第1燃料噴射弁11、第2燃料噴射弁12、第3燃料噴射弁13、EGR弁14、排ガス浄化装置15等が設けられている。
第1燃料噴射弁11は、低オクタン価燃料を燃焼室2に直接噴射する噴射弁である。ここでの低オクタン価燃料とは、異なるオクタン価の燃料のうちの相対的にオクタン価が低い燃料である。異なるオクタン価の燃料が軽油及びガソリンであれば、軽油である。
第2燃料噴射弁12は、高燃焼速度燃料を吸気ポート5に噴射する噴射弁である。ここでの高燃焼速度燃料とは、燃焼速度が軽油やガソリン等の液体燃料に比べて高速の燃料である。例えば水素ガス、アセチレン、エチレンに代表される層流燃焼速度の大きな燃料である。
第3燃料噴射弁13は、高オクタン価燃料を吸気ポート5に噴射する噴射弁である。ここでの高オクタン価燃料とは、異なるオクタン価の燃料のうちの相対的にオクタン価が高い燃料である。異なるオクタン価の燃料が軽油及びガソリンであれば、ガソリンである。
EGR弁14は、排気ポート6から吸気ポート5に還流する排ガスの量、すなわち内燃機関1の排気再循環量(以下、「EGR量」とする)を開度に応じて制御する弁である。
排ガス浄化装置15は、排気ポート6の後方に配設され、排気ポート6を通流してきた排ガスを内部に介装した三元触媒、酸化触媒やNOx触媒によって浄化する装置である。
図1に示すECU(Engine Control Unit、内燃機関の制御装置)20は、これら第1燃料噴射弁11、第2燃料噴射弁12、第3燃料噴射弁13による燃料の噴射やEGR弁14の開度等を制御するマイクロコントローラである。このECU20は、内燃機関1の運転状態(例えばアクセル開度センサ21により検出される内燃機関1の機関負荷)を検出してこの運転状態に応じて各燃料噴射弁11乃至13による燃料の噴射を制御する。このECU20の具体的な制御内容は後述する。
(ECU20の制御ロジック)
図2は、本発明の一実施形態に係るECU20の制御ロジックを示すフローチャートである。ECU20は、ECU20が起動している間は図2に示される制御ロジックを繰り返す。
まず、ステップS1においてECU20は、機関負荷を検出する(S1)。ステップS1ではECU20は、アクセル開度センサ21から内燃機関1の機関負荷を検出する。
続いてステップS1で検出された機関負荷が低負荷のときには(S2においてYES)、ステップS3へ移ってECU20は、第1モードに切り替える(S3)。ここでは、ステップS1で検出された内燃機関1の機関負荷が予め機関負荷を高負荷、中負荷及び低負荷の三段階に分類したときの低負荷を示す場合に、第1モードに切り替える。第1モードの詳細については後述する。
また、ステップS1で検出された機関負荷が中負荷のときには(S2においてNO、且つ、S4においてYES)、ステップS5へ移ってECU20は、第2モードに切り替える(S5)。ここでは、ステップS1で検出された内燃機関1の機関負荷が中負荷を示す場合に、第2モードに切り替える。第2モードの詳細についても後述する。
また、ステップS1で検出された機関負荷が高負荷のときには(S2においてNO、且つ、S4においてNO)、ステップS6へ移ってECU20は、第3モードに切り替える(S6)。ここでは、ステップS1で検出された内燃機関1の機関負荷が高負荷を示す場合に、第3モードに切り替える。第3モードの詳細についても後述する。
以上に示される制御ロジックによりECU20は、内燃機関1の機関負荷が低負荷のときには第1モード(S3)、中負荷のときには第2モード(S4)、高負荷のときには第3モード(S5)と切り替える。以下、各モードの詳細について説明する。
(第1〜第3モードの第1の例)
図3は、各モードにおける噴射燃料の重量割合の第1の例を説明する図である。図4は、図3の各モードにおける燃料噴射を説明する図である。図3では、横軸に機関負荷を、縦軸に機関負荷毎の全燃料噴射量に対する各燃料の重量割合(単位:パーセント、以下、これを「噴射割合」という。)を示している。また、図3に示す破線は、EGR率を示している。EGR率とは、EGR量/(EGR量+吸入新気量(吸気ポート5に吸入される新気の量))(単位:パーセント)である。
(第1モードについて)
まず、第1モードについて説明する。図3に示す第1モードでは、軽油及び水素ガスが噴射される。具体的には、機関負荷が所定の負荷Lよりも低負荷側では軽油のみを噴射し、負荷Lよりも高負荷側に移行するに伴って軽油の噴射割合を低くして水素ガスの噴射割合を高くする。言い換えると、軽油の燃焼割合を低くして水素ガスの燃焼割合を高くする。燃焼割合とは、全ての燃料の燃焼重量に対する各燃料の燃焼重量の割合である。
図4(a)は、この第1モードにおける燃料噴射を説明する図である。図4(a)では軽油及び水素ガスの両方を噴射する場合、すなわち負荷Lよりも高負荷側の場合を示す。
まず吸気行程において、水素ガスが吸気ポート5に噴射(MPI(Multi Point Injection)方式で噴射)される。続く圧縮行程に移行すると、この水素ガスと吸気の混合気は燃焼室2内に吸入され、均質に混合される。続いて圧縮行程の後半において、少量の軽油が燃焼室2に噴射(パイロット噴射)される。さらにTDC(Top Dead Center、上死点)付近において再び軽油が燃焼室2に噴射(噴霧拡散)される。このようにして、燃料と吸気の混合気を圧縮自着火させて燃焼させる。
以上の燃料噴射に係るECU20の動作を説明する。まず吸気行程において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量の水素ガスを第2燃料噴射弁12により吸気ポート5に噴射させる。続いて圧縮行程の後半において、ECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる(ディーゼル内燃機関のパイロット噴射に相当)。さらにTDC付近において、ECU20は再び軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴霧拡散の態様で噴射させる(ディーゼル内燃機関のメイン噴射に相当)。
以上説明してきた第1モードにおける燃料噴射によれば、以下のような効果がある。すなわち、第1に、負荷Lよりも低負荷側で軽油のみを噴射することで、水素ガスの消費量を抑えて従来のディーゼル内燃機関と同様の方法でリーン限界を拡大して燃費の向上やNOx排出量の低減を実現することができることである。
第2に、負荷Lよりも高負荷側に移行するに伴って軽油の噴射割合を低くして水素ガスの噴射割合を高くすることで、燃焼安定性を高めることができることである。すなわち、高負荷側に機関負荷が上昇すると、ECU20は排ガスの排出量を低減するためにEGR率を上昇させるようEGR弁14を制御する(図3の破線参照)。そうすると、このEGR率の上昇に伴って燃焼室2における未燃燃料の割合が増加する。未燃燃料の割合が増加すると、煤の発生量が多くなる等により燃焼不安定になる問題がある。そこで、あらたに燃焼速度が高速な燃料である水素ガスを噴射して燃焼を促進させることで、EGR率を上昇させた場合の未燃燃料の割合の増加や煤の発生量の増加を防いで燃焼安定性を高めることができるのである。
なお、図3に示す負荷L、すなわち水素ガスの噴射を開始する機関負荷の値は、水素ガスの残存量に応じて決定されることが望ましい。これは、水素ガスの消費量に応じた制御を可能にすることで水素ガスの消費量の増大を抑制するためである。具体的には、ECU20が水素ガスを蓄えた水素ガスタンク内の水素ガスの残存量をセンサ等により検出し、この残存量が多いほど負荷Lを低負荷側(図中左側)に、残存量が少ないほど高負荷側(図中右側)に制御する。
(第2モードについて)
次に、第2モードについて説明する。図3に示す第2モードでは、軽油、水素ガス及びガソリンの全ての燃料が噴射される。具体的には、機関負荷が低負荷側から高負荷側に移行するに伴って軽油及び水素ガスの噴射割合を低くしてガソリンの噴射割合を高くする。言い換えると、軽油及び水素ガスの燃焼割合を低くしてガソリンの燃焼割合を高くする。
図4(b)は、この第2モードにおける燃料噴射を説明する図である。まず吸気行程において、水素ガス及びガソリンが吸気ポート5に噴射(MPI方式で噴射)される。続く圧縮行程に移行すると、この水素ガスとガソリンと吸気の混合気は燃焼室2内に吸入され、均質に混合される。続いて圧縮行程の略中間において、軽油が燃焼室2に噴射(予混合)される。そうすると、前述した水素ガスとガソリンと吸気の混合気にさらに軽油が混合され、圧縮行程が進行するに従い燃料の温度が上昇する。続いて圧縮行程の後半において、少量の軽油が燃焼室2に噴射(パイロット噴射)される。
以上の燃料噴射に係るECU20の動作を説明する。まず吸気行程において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量の水素ガス及びガソリンをそれぞれ第2燃料噴射弁12及び第3燃料噴射弁13により吸気ポート5に噴射させる。続いて圧縮行程の略中間において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる。続いて圧縮行程の後半(TDCの10乃至40度前)において、ECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる(ディーゼル内燃機関のパイロット噴射に相当)。
以上説明してきた第2モードにおける燃料噴射によれば、以下のような効果がある。すなわち水素ガス、ガソリン及び軽油の3種類の燃料を予め混合させて燃焼させることで、EGR率を上昇させた場合であっても煤の発生量の低減やNOx排出量の低減を実現することができ、且つ、第1モードよりも大きい機関負荷にも対応できることである。
なお、圧縮行程の後半においてECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により噴射させているが、厳密にはこの噴射はいわゆるディーゼル内燃機関のパイロット噴射ではなく、予め混合させた水素ガス、ガソリン及び軽油を多点着火する着火用噴射に相当する。また、この着火用噴射の時期は、機関負荷が低負荷側から高負荷側へ移行するに従い遅角側に移行させることが望ましい。これは、燃焼の開始時期を一定に制御するためである。
(第3モードについて)
続いて、第3モードについて説明する。図3に示す第3モードでは、軽油及びガソリンが噴射される。
図4(c)は、この第3モードにおける燃料噴射を説明する図である。まず吸気行程において、ガソリンが吸気ポート5に噴射(MPI方式で噴射)される。続く圧縮行程に移行すると、このガソリンと吸気の混合気は燃焼室2内に吸入され、均質に混合される。続いて圧縮行程の後半において、少量の軽油が燃焼室2に噴射(パイロット噴射)される。
以上の燃料噴射に係るECU20の動作を説明する。まず吸気行程において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量のガソリンを第3燃料噴射弁13により吸気ポート5に噴射させる。続いて圧縮行程の後半(TDCの10乃至40度前)において、ECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる(ディーゼル内燃機関のパイロット噴射に相当)。
以上説明してきた第3モードにおける燃料噴射によれば、以下のような効果がある。すなわち、軽油とガソリンを噴射することで、燃焼速度が高速な水素ガスを使用することなく煤の発生量の低減やNOx排出量の低減を実現でき、且つ、第2モードよりも大きい機関負荷にも対応できることである。
なお、上記の第2モードと同様に、圧縮行程の後半においてECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により噴射させているが、厳密にはこの噴射はガソリンを多点着火する着火用噴射に相当する。この着火用噴射によって、燃焼室2においてガソリン火炎伝播燃焼が実現される。そのため、本実施形態に係る内燃機関1ではガソリンを着火するための点火プラグを利用していない。
(第1モードから第2モードへの切り替えについて)
以下、第1モードから第2モードへの切り替えについて補足する。図4(a)、(b)に示すように、第1モード(図4(a))と第2モード(図4(b))とは、吸気行程におけるガソリンの噴射、圧縮行程の略中間における軽油(予混合)の噴射、及び、TDC付近における軽油(噴霧拡散)の噴射、においてその態様が異なる。
本実施形態に係るECU20は、第1モードから第2モードへ切り替える際には、吸気行程におけるガソリンの噴射割合を徐々に高めて、圧縮行程の略中間における軽油(予混合)の噴射割合を徐々に高めて、TDC付近における軽油(噴霧拡散)の噴射割合を徐々に低くするよう制御する。すなわち、ECU20は第1モードから第2モードへ連続的に切り替える。連続的に切り替えることによって、車両安定性を維持した状態での燃料噴射態様の移行が可能になる。
以上、第1〜第3モード及び第1モードから第2モードへの切り替えについて説明してきた。このようにECU20は、内燃機関1の機関負荷に応じて第1乃至第3モードを切り替えて各燃料噴射弁11乃至13による燃料の噴射を制御している。補足すると、第1モードから第2モードにかけては機関負荷の上昇に伴いリーン運転からストイキ運転へ連続的に移行させるよう制御し、第3モードにおいてはストイキ運転を実現するよう制御している。そのため、以下のような効果がある。
第1に、内燃機関1のリーン限界を拡大できる点である。すなわち、従来のディーゼル内燃機関のリーン限界は空燃比でA/F=45程度であったが、本実施形態によれば上記のように水素ガスや軽油を用いることで、リーン限界の空燃比をA/F=55程度まで拡大することができる。また、このようなリーン限界の拡大に伴い、第1モードにおける未燃燃料の排出の低減、燃費の向上やNOx排出量の低減が可能になる。
第2に、第1モード及び第2モードの領域におけるEGR率の成立範囲を拡大できる点である。すなわち、従来の内燃機関ではEGR率の成立範囲が10乃至30パーセントであったが、本実施形態によれば上記のように水素ガスによる煤の低減が可能であるため、EGR率の成立範囲を20乃至50パーセントまで拡大することができる。
(第1乃至第3モードの第2の例)
図5は、各モードにおける噴射燃料の重量割合の第2の例を説明する図である。図5では、図3と同様に、横軸に機関負荷を、縦軸に機関負荷毎の全燃料噴射量に対する各燃料の重量割合(単位:パーセント)を示している。また、図5に示す破線は、EGR率を示している。
前述の第1の例(図3参照)の第2モードでは、軽油、水素ガス及びガソリンの全ての燃料が噴射された。一方、この第2の例に係る第2モードでは、図5に示すように水素ガスは噴射されずに軽油及びガソリンのみが噴射される。このような第2の例に係る第2モードを適用するのは、水素ガスの残存量が第1モードを適用できない程度に少ない場合であって水素ガスの消費量を抑えたい場合である。具体的には、ECU20が水素ガスタンク内の水素ガスの残存量をセンサ等により検出し、この残量が所定閾値よりも少ないと判定した場合である。なお、第1モード及び第3モードについては前述の第1の例と同様であるためここでは説明を省略し、第2モードについて説明する。
(第2モードについて)
図5に示す第2モードでは、軽油及びガソリンが噴射される。具体的には、機関負荷が低負荷側から高負荷側に移行するに伴って軽油の噴射割合を低くしてガソリンの噴射割合を高くする。言い換えると、軽油の燃焼割合を低くしてガソリンの燃焼割合を高くする。
この第2モードの燃料噴射に係るECU20の動作を説明する。まず吸気行程において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量のガソリンを第3燃料噴射弁13により吸気ポート5に噴射させる。続いて圧縮行程の略中間において、ECU20はそのときの機関負荷に応じた量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる。続いて圧縮行程の後半(TDCの10乃至40度前)において、ECU20は少量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる(着火用噴射に相当)。
以上説明してきた第2の例に係る第2モードによれば、前述した第1の例に係る第2モードの効果に加えて以下のような効果がある。すなわち、水素ガスの残存量が第1モードを適用できない程度に少ない場合にこの第2モードを適用することで、水素ガスの消費を抑制できることである。そのため、機関負荷が中負荷の場合に、水素ガスの残存量に応じて第1の例に係る第2モードと第2の例に係る第2モードを切り替えて制御することが望ましい。
(排ガス浄化装置15について)
図6は、排ガス浄化装置15を説明する図である。図6に示す排ガス浄化装置15は、内部に三元触媒17を介装した装置である。この排ガス浄化装置15には、三元触媒17の内部を挿通する燃料改質装置16が設けられている。
燃料改質装置16は、燃料を改質する装置である。すなわち、低オクタン価燃料(例えば軽油)を導入し、内部に介装した脱水素反応触媒16aにおいて導入した低オクタン価燃料に脱水素反応を施すことで、水素ガスと脱水素生成物とを分離する。その後、分離した水素ガスを水素ガスタンク(不図示)に導出し、分離した脱水素生成物を低オクタン価燃料タンク(不図示)に導出する。つまり、燃料改質装置16は低オクタン価燃料から水素ガスを生成することができる。
ここで、脱水素反応触媒16aが上記の脱水素反応を施すためには、この脱水素反応触媒16aが活性化する程度に高温度である必要がある。そこで、この脱水素反応触媒16aを排ガス浄化装置15(三元触媒17)の内部に配設することで、排気ポート6を通流する排ガスによる脱水素反応触媒16aの加熱を可能にしている。なお、脱水素反応触媒16aの温度が活性化しない程度に低い場合には、この脱水素反応触媒16aの温度を上昇させるべく排気ポート6を通流する排ガスの温度を上昇させるように制御するのが望ましい。
(排ガスの温度上昇のための制御について)
図7は、排ガスの温度上昇のための制御を説明する図である。図7は、図4(b)に示される第2モードの燃料噴射制御に、膨張行程における軽油の噴射(ポスト噴射)を加えたものである。具体的には、膨張行程において、ECU20が所定量の軽油を第1燃料噴射弁11により燃焼室2に噴射させる(ディーゼル内燃機関のポスト噴射に相当)。
このように膨張行程における軽油の噴射を加えることで、以下のような効果がある。すなわち、排ガスの温度を上昇させることで脱水素反応触媒16aを活性化させて、燃料改質装置16による水素ガスの生成を促進できることである。そこで、ECU20は脱水素反応触媒16aの温度をセンサ等により検出し、この温度が所定閾値よりも小さいと判定した場合に図7に示す制御を実行する。
(まとめ)
以上実施形態について説明してきたが、本実施形態によればECU20は、運転状態に応じて、使用する燃料を第1のモードと、第2のモードと、第3のモードとに切り替えているので、各種の燃料を使い分けて効果的に燃料を消費することができ、燃費の向上や排ガスの低減を実現することができる。
また、本実施形態によればECU20は、低負荷状態であるときには第1モードに、中負荷状態であるときには第2モードに、高負荷状態であるときには第3モードに切り替えているので、機関負荷に応じて効果的に各種の燃料を使い分けることができる。
また、本実施形態によれば第1モードは、高負荷側であるほど、低オクタン価燃料の噴射割合を低くして高燃焼速度燃料の噴射割合を高くしているので、高負荷側への移行に伴いEGR率が上昇した場合であっても、煤の発生量の低減やNOx排出量の低減を実現することができる。
また、本実施形態によれば第2モードは、高負荷側であるほど、低オクタン価燃料及び前記高燃焼速度燃料の噴射割合を低くして前記高オクタン価燃料の噴射割合を高くしているので、EGR率が上昇した場合であっても煤の発生量の低減やNOx排出量の低減を実現することができ、且つ、第1モードよりも大きい機関負荷にも対応できる。
また、本実施形態によれば内燃機関1は、燃焼室2に低オクタン価燃料を噴射する第1燃料噴射弁11と、吸気ポート5に高燃焼速度燃料を噴射する第2燃料噴射弁12と、吸気ポート5に高オクタン価燃料を噴射する第3燃料噴射弁13と、を備えている。またECU20は、第1モードに切り替えた場合には、吸気行程において高燃焼速度燃料を噴射し、圧縮行程後半において低オクタン価燃料をパイロット噴射し、略上死点において低オクタン価燃料をメイン噴射している。これにより、低負荷状態における燃費の向上やNOx排出量の低減を実現することができる。
また、本実施形態によればECU20は、第2モードに切り替えた場合には、吸気行程において高燃焼速度燃料及び高オクタン価燃料を噴射し、圧縮行程略中間において低オクタン価燃料を予混合的に噴射し、圧縮行程後半において低オクタン価燃料を着火用に噴射する。これにより、中負荷状態における燃費の向上やNOx排出量の低減を実現することができる。
また、本実施形態によればECU20は、高燃焼速度燃料の残存量が少ないときには、第2モードに切り替えた場合であっても、高燃焼速度燃料の噴射を規制する。そのため、高燃焼速度燃料の消費を抑制することができる。
また、本実施形態によればECU20は、第1モードから第2モードに切り替える際には、吸気行程における高燃焼速度燃料の噴射割合を徐々に低くするとともに高オクタン価燃料の噴射割合を徐々に高め、且つ、圧縮行程略中間における低オクタン価燃料の噴射割合を徐々に高くし、且つ、略上死点における低オクタン価燃料の噴射割合を徐々に低くする。このように連続的に切り替えているので、車両安定性を維持した状態での燃料噴射態様の移行が可能になる。
また、本実施形態によれば内燃機関1は、排ガス浄化装置15に介装され、低オクタン価燃料に脱水素反応を施すことで高燃焼速度燃料を生成する脱水素反応触媒16aを備えている。またECU20は、脱水素反応触媒16aの触媒温度が所定温度より低い場合には、第2モードにおける低オクタン価燃料の噴射時期、噴射量、多段噴射回数のうち少なくとも一つを変更して排気ポート6を通流する排ガスの温度を上昇させることで脱水素反応触媒16aの触媒温度を上昇させる。そのため、脱水素反応触媒16aは活性化し、水素ガスの生成を促進させることができる。
また、本実施形態によれば内燃機関1は、ECU20により動作制御される。そのため、各種の燃料を使い分けて効果的に燃料を消費することができ、燃費の向上や排ガスの低減を実現することができる内燃機関1を提供することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、上記各実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記各実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記説明においては、第2燃料噴射弁12及び第3燃料噴射弁13が吸気ポート5に噴射する態様(図1参照)について説明したが、燃焼室2に直接噴射する態様であってもよい。これは、各燃料の均質化のためである。
また例えば、上記説明においては、第2モード及び第3モードの圧縮行程後半において軽油は着火用に噴射される(図4(b)、(c)参照)と説明したが、点火プラグを用いて着火してもよい。
また例えば、上記説明においては、排ガスの温度上昇のための制御として、第2モードの燃料噴射制御に膨張行程における軽油の噴射(ポスト噴射)を加えた態様(図7参照)について説明したが、第3モードの燃料噴射制御にも同様に膨張行程における軽油の噴射を加えてもよい。
また例えば、上記説明においては、排ガスの温度上昇のための制御として、膨張行程における軽油の噴射(ポスト噴射)を加えた態様(図7参照)について説明したが、軽油の噴射時期、噴射量、多段噴射回数のうちの少なくとも一つを変更するその他の態様により排ガスの温度上昇を図ってもよい。
また例えば、水素ガスや高オクタン価燃料の残存量が一定量以下の場合には、第1乃至第3モードのいずれの運転状態においても低オクタン価燃料のみを噴射するように制御してもよい。
1 内燃機関
2 燃焼室
5 吸気ポート(吸気通路)
11 第1燃料噴射弁
12 第2燃料噴射弁
13 第3燃料噴射弁
16 燃料改質装置
16a 脱水素反応触媒
20 ECU(内燃機関の制御装置)
ステップS1 運転状態検出手段
ステップS2〜S6 制御手段

Claims (9)

  1. 低オクタン価燃料、高オクタン価燃料及び高燃焼速度燃料を燃料として使用する内燃機関の動作を制御する内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記内燃機関の運転状態に応じて、前記低オクタン価燃料及び前記高燃焼速度燃料のみを用いて燃焼させる第1モードと、全ての燃料を用いて燃焼させる第2モードと、前記低オクタン価燃料及び前記高オクタン価燃料のみを用いて燃焼させる第3モードと、を切り替える制御手段と、
    を有することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記内燃機関の運転状態が機関負荷を高負荷、中負荷及び低負荷の三段階に分類した場合の低負荷であるときには前記第1モードに、中負荷であるときには前記第2モードに、高負荷であるときには前記第3モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記第1モードは、高負荷側であるほど、前記低オクタン価燃料の噴射割合を低くして前記高燃焼速度燃料の噴射割合を高くするモードであることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記第2モードは、高負荷側であるほど、前記低オクタン価燃料及び前記高燃焼速度燃料の噴射割合を低くして前記高オクタン価燃料の噴射割合を高くするモードであることを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関は、燃焼室に低オクタン価燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、吸気通路に高燃焼速度燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、吸気通路に高オクタン価燃料を噴射する第3燃料噴射弁と、を備えており、
    前記制御手段は、前記第1モードに切り替えた場合には、吸気行程において前記高燃焼速度燃料を噴射し、圧縮行程後半において前記低オクタン価燃料をパイロット噴射し、略上死点において前記低オクタン価燃料をメイン噴射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2モードに切り替えた場合には、吸気行程において前記高燃焼速度燃料及び前記高オクタン価燃料を噴射し、圧縮行程略中間において前記低オクタン価燃料を予混合的に噴射し、圧縮行程後半において前記低オクタン価燃料を着火用に噴射することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記制御手段は、高燃焼速度燃料の残存量が少ないときには、前記第2モードに切り替えた場合であっても、前記高燃焼速度燃料の噴射を規制することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1モードから前記第2モードに切り替える際には、吸気行程における前記高燃焼速度燃料の噴射割合を徐々に低くするとともに前記高オクタン価燃料の噴射割合を徐々に高め、且つ、圧縮行程略中間における前記低オクタン価燃料の噴射割合を徐々に高くし、且つ、略上死点における前記低オクタン価燃料の噴射割合を徐々に低くすることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記内燃機関は、排気通路の後方に配設された排ガス浄化装置に介装され、前記低オクタン価燃料に脱水素反応を施すことで前記高燃焼速度燃料を生成する脱水素反応触媒を備えており、
    前記制御手段は、前記脱水素反応触媒の触媒温度が所定温度より低い場合には、前記第2モードにおける低オクタン価燃料の噴射時期、噴射量、多段噴射回数のうち少なくとも一つを変更して前記排気通路を通流する排ガスの温度を上昇させることで前記脱水素反応触媒の触媒温度を上昇させることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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