JP5167519B2 - ポインティングデバイス及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポインティングデバイス及びその制御方法に関する。
従来から、センサを用いたポインティングデバイスには、以下に示すような種々のものが知られている。
特許文献1は、発光素子および受光素子を用いて移動速度を計算した技術を開示している。特許文献2は、ポインティングデバイスの一種であるトラックボールに赤外線センサを多数個搭載した技術を開示している。特許文献3は、赤外線センサセルと圧電素子セルを市松模様に並べて、ユーザが画面上を操作する技術を開示している。特許文献4は、赤外線源と熱型もしく焦電型の赤外線センサを用いてその出力の変化によりポインタを制御する技術を開示している。
特開平3−291716号公報 特開2000−214993号公報(特許3204237号) 特開平11−338629号公報 特開2006−350946号公報
ところが、特許文献1においては、センサとしての受光素子のみならず発光素子を具備する必要があり、コストアップにつながる。さらに、移動速度を計算するためユーザは手のひらを必ず広げた状態で操作する必要がある。したがって、動きを制限しており、使い勝手に問題がある。
また、特許文献2においては、上記で示したように、赤外線センサを多数個搭載しなければならない。特許文献2内の図面によれば、約70個の赤外線センサを必要としている。数十個レベルのセンサ信号を処理するためには、その処理系をそのまま数十個使うのではコストアップにつながるし、時分割で処理するときには必然的にその処理速度が遅くならざるを得ない。後者の場合、結果として、処理速度の遅さが使い勝手の悪さに直結する。
赤外線センサを多数必要とすることは、特許文献3でも同様である。さらに、特許文献3では、圧電素子も必要であり、コストアップと使い勝手の悪さが同様に指摘される。なおかつ、ユーザが画面へ接触することを必要としていることも使い勝手の悪さに直結する。
特許文献4においては、赤外線源の移動のみを検出できるものであり、ユーザの動作が時間的に変化しない場合、あるいは非常に遅い場合には対応できない。さらに、仮にセンサ出力の計時変化を計算できたとしても、その計算結果から具体的にポインタの制御がどのように行われるかの記述がまったく見当たらない。
そこで、本発明の目的は、人体(例えば、ユーザの手)が検出可能なパッシブ型の赤外線センサをごく少数だけ用いることでコストダウンを実現することにある。
また、本発明の他の目的は、ユーザの自然な手の動きをターゲットに赤外線センサの配置決定および信号処理を行うことにより、ユーザの使い勝手を向上させることにある。
本発明は、少なくとも2個の赤外線センサと、前記赤外線センサの出力値を測定する測定部と、前記測定部で得られた測定値を格納する格納部と、前記格納部に格納された測定値から、前記赤外線センサの出力の各々のピークを検出するピーク検出部と、前記検出されたピークのうち、第1の赤外線センサの出力のピーク発生前または発生後に、第2の赤外線センサの出力のピークが発生したか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、前記ピークを検出したときにポインタを既定の位置から所定の移動方向に所定の移動量だけ移動させる制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
前記判定部が、前記第1の赤外線センサ出力のピーク発生時刻から所定時間の範囲内に、第2の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定することを特徴とし、前記所定時間が、前記赤外線センサの出力のピーク幅であることを特徴とする
前記判定部で、前記第2の赤外線センサのピークが発生したと判定された場合に、前記制御部で、前記ポインタを移動させることを特徴とする。
少なくとも2個の赤外線センサの出力値を測定する測定ステップと、前記測定された測定値を格納する格納ステップと、前記格納された測定値から、前記赤外線センサの出力の各々のピークを検出するピーク検出ステップと、前記検出されたピークのうち、第1の赤外線センサの出力のピーク発生前または発生後に、第2の赤外線センサの出力のピークが発生したか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に基づき、前記ピークを検出したときにポインタを既定の位置から所定の移動方向に所定の移動量だけ移動させる制御を行う制御ステップとを有することを特徴とする。
前記判定ステップが、前記第1の赤外線センサ出力のピーク発生時刻から所定時間だけ前または、所定時間だけ後に、第2の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定することを特徴とし、前記所定時間が、前記赤外線センサの出力のピーク幅であることを特徴とする
前記測定ステップで、左右に配置された赤外線センサからの出力値を測定し、前記判定ステップで、左側の赤外線センサ出力のピーク発生前に、右側の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定し、右側の赤外線センサ出力のピークが発生したと判定された場合に、前記制御ステップで、ポインタを左へ移動させることを特徴とする。
前記測定ステップで、上下に配置された赤外線センサからの出力値を測定し、前記判定ステップで、上側の赤外線センサ出力のピーク発生前に、下側の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定し、下側の赤外線センサ出力のピークが発生したと判定された場合に、前記制御ステップで、ポインタを上へ移動させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが2個のセンサに対して実際のポインタの移動と同様な手の動きをすることによって、左右もしくは上下といった1次元方向のポインタの移動を自由自在に行うことが可能となる。
また、本発明によれば、センサの個数がわずか2個でコストダウンに最適であるばかりでなく、ポインティングデバイスとして広く採用されているマウスと同様の動きが実現可能であるため、使い勝手の面でも大幅に向上する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るポインティングデバイス100の構成例を示すブロック図である。
ポインティングデバイス100は、赤外線センサ部1と、センサ出力測定部2と、ポインタ制御データ生成部3と、画面上に表示されるポインタ4とから構成される。
赤外線センサ部1は、少なくとも2個の赤外線センサを備えている。
本例では、少なくとも2個の赤外線センサ11,12(図2参照)を1組として用いる。しかし、これに限定されるものではなく、3個以上の赤外線センサを1組として用いてもよい。
以下、具体例で示すように、用途に応じて最適に配置する。なお、本例に係る赤外線センサは、発光部を持たなくても検出可能なパッシブ型のものとするが、本発明の趣旨はその検出原理には依存せず、そのまま適用可能である。
センサ出力測定部2は、赤外線センサ部1からの出力値を測定する。
一般に、赤外線センサを用いただけでは、検出された信号が小さいため、オペアンプ(Operational Amplifier)等の電子部品を用いて電気的に増幅される。また必要に応じて、その電気的に増幅された電気信号がAD(Analog to Digital)変換回路によって、出力信号としてデジタルデータに変換される。
ポインタ4は、ポインタ制御データ生成部3によって、その位置や動きが制御される。そのポインタ制御データ生成部3は、センサ出力測定部2の測定結果に基づいて、所定の計算を行う。
図2は、図1のポインタ制御データ生成部3の構成例を示す。
本例では、2個の赤外線センサを1組として使用する。
2個の赤外線センサ11および赤外線センサ12からの出力値が、それぞれセンサ出力測定部21およびセンサ出力測定部22において測定される。
なお、図2においては、センサ出力測定部2は、2系統持つものとして図示したが、特にこの構成に限るものでなく、1系統持って、時分割で処理してもよい。
ポインタ制御データ生成部3は、センサ出力格納部31と、センサ出力ピーク検出部32と、ピーク幅演算部33と、ポインタ移動制御部34とから構成される。
まず、センサ出力格納部31に、センサ出力測定部21および22で得られた赤外線センサ11および赤外線センサ12のセンサデータ(出力信号)を格納する。このセンサ出力格納部31は、FIFO(FirstIn FirstOut)バッファと呼ばれるものであり、最近のセンサ出力が格納されると同時に最遠のセンサ出力が廃棄される。
なお、このセンサ出力格納部31に格納されるデータの数は、用途やコストに応じて最適に決めることができる。
続いて、センサ出力ピーク検出部32で、センサ出力格納部31に格納されているセンサデータに基づいて、2個の赤外線センサ出力のピークを検出する。さらに、センサピーク幅制御部33で、2個の赤外線センサ出力のピークにおけるピーク幅Wを演算する。このピーク幅Wは、たとえば、周知の半値幅の演算法などを用いることができる。
最後に、ポインタ移動制御部34で、2個のうち一方の赤外線センサ出力のピークが検出された時間に対し、ピーク幅の時間だけ前の時間内において、2個のうち他方の赤外線センサ出力のピークの量を計算する。この計算結果により、ポインタ4を移動する方向と、ポインタを移動する移動量とが決定される。その直後に、ポインタ4がある位置から、所定の移動方向と、所定の移動量とだけ移動する。
ここで、赤外線センサを左右(横)方向に配置したとき、実際にポインタがどのように移動するかを図3から図4を用いて説明する。
図3は、赤外線センサ部1の具体的な配置例を示した模式図である。赤外線センサ11を紙表面に対して左側に、赤外線センサ12を紙表面に対して右側に置いている。この配置に対し、ポインタ4がどのように移動するかを、図4を用いて説明する。
図4は、一般的な電子機器(テレビ、パソコン等)のディスプレイ101に対し、本例の説明に必要な部分のみを示した模式図である。
このディスプレイ101には2次元座標系(X、Y)が設定されており、左上隅が原点、すなわち(0,0)、右に行くにつれてX座標が増え、右上隅が(1024、0)、下に行くにつれてY座標が増え、左下隅が(0、768)、右下隅は(1024、768)となっているものとする。また、現在のポインタ4の位置は中心、すなわち(512、384)であるものとする。
仮に、ポインタ移動制御部34で得られた結果が、ポインタを左側に192だけ移動させる、という結果だとした場合、ポインタは現在の(512、384)の位置から左側、すなわちX軸の負の方向に192移動する。したがって、新たなポインタの位置は(320、384)となる。
これから、センサ出力ピーク検出部32、ピーク幅演算部33、ポインタ移動制御部34の具体的な演算方法について説明する。
まず、手の動きとポインタの移動の関係を以下のように設定する。この設定はマウスと同じ設定であり、したがってユーザにとって使い勝手の向上というメリットを享受することができる設定である。
・第1の手の動き:
赤外線センサ11および赤外線センサ12のごく近傍で、手を右から左に動かす。すなわち、赤外線センサ12から赤外線センサ11に向かうように動かす。−−> このとき、ポインタは左側に動く。
・第2の手の動き:
赤外線センサ11および赤外線センサ12のごく近傍で、手を左から右に動かす。すなわち、赤外線センサ11から赤外線センサ12に向かうように動かす。−−> このとき、ポインタは右側に動く。
・第3の手の動き:
赤外線センサ11および赤外線センサ12のごく近傍で、手を両方の赤外線センサに向かって同時に近づけたり遠ざけたりする。−−> このとき、ポインタは動かない。
・第4の手の動き:
赤外線センサ11および赤外線センサ12のごく近傍で、手を左右に振動させる。すなわち、赤外線センサ11と赤外線センサ12に交互に近づける。−−> このとき、ポインタは動かない。あるいは、左右に振動する。
もし、第1もしくは第2のそれぞれの手の動きを連続的に行った場合、この動きを模式図で示すと、図5(a)(b)のようになる。すなわち、鉛直平面内において、第1の手の動きの場合には、図5(a)ように右回り(時計回り)、第2の手の動きの場合には、図5(b)のように左回り(反時計回り)となる。
また、もし、第1から第4のそれぞれの手の動きを連続的に行った場合、赤外線センサ11および赤外線センサ12の概略波形は、第1の手の動きの場合が図6、第2の手の動きの場合が図7、第3の手の動きの場合が図8、第4の手の動きの場合が図9、のようになる。この波形に基づいて、どのように演算を実行するかを以下で説明する。
まず、図6の例において、手は右回り(時計回り)に動かしているので、センサ出力ピーク検出部32によって赤外線センサ12のピークが検出された直後に、同じくセンサ出力ピーク検出部32によって赤外線センサ11のピークが検出されることになる。
したがって、○(丸印)の時刻t1、t2、t3(以下同様)で、ピーク幅演算部33によって赤外線センサ11のピーク幅を演算することにより、さらにそのピーク幅だけ前の時間帯において赤外線センサ12のピークが検出されていたことを求めることができる。そこで、これらの時刻以外ではポインタを移動させず、これらの時刻でのみポインタを左に移動させるように、ポインタ移動制御部34に指令を出す。なお、これらの時刻でのポインタの移動量は、ある一定の値、ピークの半値幅、ピークでのセンサ出力の積分値(和)、など任意に設定することが可能である。
続いて、図7の例において、手は左回り(反時計回り)に動かしているので、センサ出力ピーク検出部32によって赤外線センサ11のピークが検出された直後に、同じくセンサ出力ピーク検出部32によって赤外線センサ12のピークが検出されることになる。
したがって、□(四角印)の時刻、すなわち、t4、t5、t6(以下同様)の時刻で、ピーク幅演算部33によって赤外線センサ12のピーク幅を演算することにより、さらにそのピーク幅だけ前の時間帯において赤外線センサ11のピークが検出されていたことを求めることができる。そこで、これらの時刻以外ではポインタを移動させず、これらの時刻でのみポインタを右に移動させるように、ポインタ移動制御部34に指令を出す。なお、上記と同様に、これらの時刻でのポインタの移動量は、ある一定の値、ピークの半値幅、ピークでのセンサ出力の積分値(和)、など任意に設定することが可能である。
さて、図8の例において、手を両者の赤外線センサに同時に近づけたり遠ざけたりしているので、赤外線センサの11のピークと赤外線センサ12のピークは一致している。したがって、一方のピークの直後に他方のピークがあることはない。これにより、ポインタを移動させないように指令を出し続けていればよい。
最後に、図9の例において、手を両者の赤外線センサの間で振動させているので、図6および図7に対する説明と同じ方法を用いる。これにより、赤外線センサ11のピークの直後に赤外線センサ12のピークがあり、その赤外線センサ12のピークの直後にさらに赤外線センサ11のピークがあることになる。
そこで、△(三角印)の時刻、すなわち、t7、t9、t11、t13、t15の時刻でポインタを右に移動させ、×(バツ印)の時刻、すなわち、t8、t10、t12、t14、t16の時刻でポインタを左に移動させ、他の時刻はポインタを移動させないように、ポインタ移動制御部34に指令を出す。仮に、この△(三角印)および×(バツ印)で同じ移動量を設定していれば、結果的にポインタは同じ場所を振動し続けることになる。
なお、以上の処理については、ポインティングデバイス100の動作は連続的に、しかも任意の時間間隔で実行可能である。したがって、ポインティングデバイス100に対してこの連続的な動作をさせることによって、ユーザが左右の手を赤外線センサ11および赤外線センサ12の間で左右いずれかに回転させることにより、ポインタを左右に自由自在に移動させることができるようになる。
また、この構成例において赤外線センサを上下(縦)に配置したときのポインタの移動についても、上記の左右(横)を上下(縦)に置き換えればすべて同じ議論が適用できるので、説明を省略する。また、左右上下ではなく斜めの任意方向に対してもまったく同様の議論が適用できる。
本発明の第1の実施の形態である、ポインティングデバイスの概略構成を示すブロック図である。 ポインティングデバイスにおける内部構成例を示すブロック図である。 赤外線センサの配置を示す説明図である。 ポインタの移動を示す説明図である。 手の動きを示す説明図である。 第1の手の動きによって各赤外線センサから得られた出力信号の時系列的変化を示す説明図である。 第2の手の動きによって各赤外線センサから得られた出力信号の時系列的変化を示す説明図である。 第3の手の動きによって各赤外線センサから得られた出力信号の時系列的変化を示す説明図である。 第4の手の動きによって各赤外線センサから得られた出力信号の時系列的変化を示す説明図である。
符号の説明
1 赤外線センサ部
2 センサ出力測定部
3 ポインタ制御データ生成部
4 ポインタ
11 赤外線センサA
12 赤外線センサB
21 センサ出力測定部A
22 センサ出力測定部B
31 センサ出力格納部
32 センサ出力ピーク検出部
33 ピーク幅演算部
34 ポインタ移動制御部
100 ポインティングデバイス
101 ディスプレイ

Claims (7)

  1. 少なくとも2個の赤外線センサと、
    前記赤外線センサの出力値を測定する測定部と、
    前記測定部で得られた測定値を格納する格納部と、
    前記格納部に格納された測定値から、前記赤外線センサの出力の各々のピークを検出するピーク検出部と、
    前記検出されたピークのうち、
    第1の赤外線センサの出力のピーク発生前または発生後に、第2の赤外線センサの出力のピークが発生したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、前記ピークを検出したときにポインタを既定の位置から所定の移動方向に所定の移動量だけ移動させる制御を行う制御部と
    を備えたことを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 前記判定部が、
    前記第1の赤外線センサ出力のピーク発生時刻から所定時間の範囲内に、第2の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定することを特徴とし、
    前記所定時間が、前記赤外線センサの出力のピーク幅であることを特徴とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
  3. 前記判定部で、前記第2の赤外線センサのピークが発生したと判定された場合に、
    前記制御部で、前記ポインタを移動させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のポインティングデバイス。
  4. 少なくとも2個の赤外線センサの出力値を測定する測定ステップと、
    前記測定された測定値を格納する格納ステップと、
    前記格納された測定値から、前記赤外線センサの出力の各々のピークを検出するピーク検出ステップと、
    前記検出されたピークのうち、第1の赤外線センサの出力のピーク発生前または発生後に、第2の赤外線センサの出力のピークが発生したか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づき、前記ピークを検出したときにポインタを既定の位置から所定の移動方向に所定の移動量だけ移動させる制御を行う制御ステップと
    を有することを特徴とするポインティングデバイスの制御方法。
  5. 前記判定ステップが、
    前記第1の赤外線センサ出力のピーク発生時刻から所定時間だけ前または、所定時間だけ後に、第2の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定することを特徴とし、
    前記所定時間が、前記赤外線センサの出力のピーク幅であることを特徴とする請求項4に記載のポインティングデバイスの制御方法。
  6. 前記測定ステップで、
    左右に配置された赤外線センサからの出力値を測定し、
    前記判定ステップで、
    左側の赤外線センサ出力のピーク発生前に、右側の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定し、右側の赤外線センサ出力のピークが発生したと判定された場合に、
    前記制御ステップで、ポインタを左へ移動させることを特徴とする請求項4又は5に記載ポインティングデバイスの制御方法。
  7. 前記測定ステップで、
    上下に配置された赤外線センサからの出力値を測定し、
    前記判定ステップで、
    上側の赤外線センサ出力のピーク発生前に、下側の赤外線センサ出力のピークが発生したか否かを判定し、下側の赤外線センサ出力のピークが発生したと判定された場合に、
    前記制御ステップで、ポインタを上へ移動させることを特徴とする請求項4又は5に記載ポインティングデバイスの制御方法。
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