JP5166989B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータに係り、特に、ガス流入口とガス流出口との間を連通する流路に流速センサが配置されたガスメータに関するものである。
従来から、図9(A)に示すように、メータボディ(図示せず)に設けられたガス流入口2Aとガス流出口2Bとの間を連通する流路3を通過するガスの流量を検出するガスメータ1が知られている(例えば特許文献1)。上記流路3は、入口流路部3Aと、出口流路部3Bと、計測流路部3Cと、から構成されていて、U字状に折れ曲がっている。入口流路部3Aは、ガス流入口2Aと連通すると共に鉛直方向に沿うように設けられている。出口流路部3Bは、ガス流出口2Bと連通すると共に鉛直方向に沿うように設けられている。計測流路部3Cは、入口流路部3A及び出口流路部3B間に水平に沿うように設けられている。この計測流路部3C内には、複数の整流板9が配置され、この整流板9の近傍にはガスの流速を検出するための流速センサ(図示せず)が配置されている。そして、流速センサとしての一対の超音波振動子の間の超音波の伝搬速度を利用して、流量計測が行われる。
この流量計測では、ガスの流れ(単にガス流とも呼ぶ)と超音波伝搬経路のなす角をθとし、一対の超音波振動子間のガス流れ方向の長さをLとすると、上流方向への超音波の伝搬時間T1及び下流方向への超音波の伝搬時間T2に基づいて、流速V=L/2cosθ(1/T1−1/T2)を求めることができる。従って、流量=KVSとして求めることができる。ここで、Sは計測流路部3Cの断面積であり、Kは流速Vを断面積Sにおける平均流速に変換するときの変換係数である。
上記構成のガスメータ1において、図9(A)中、太矢印で示すように、ガス流入口2Aに流入してきたガスは、細矢印で示すように、入口流路部3Aを通過して計測流路部3Cに流入する。そして、ガスは、計測流路部3C内の整流板9にて整流され、上記計測方法を利用して流量計測され、出口流路部3Bを通過し、ガス流出口2Bから流出していく。
また、組立工数削減のために、図10に示すように、遮断弁5をガスメータ1本体の正面から取り付ける構造が提案されている。このため、ガス流入口2Aから流入したガスが、まっすぐ下方に降りて計測流路部3Cに入ることができない。なお、図10中の矢印はガスの流れを示す。また、矢印の太さが太いほどガスの流れが速いことを示す。
詳しく説明するとガス流入口2Aから流入したガスは、遮断弁5の部分で一度ガスメータ1の背面へ流れ、ガスメータ1の背面をたどって下降し、ガスメータ1の背面から計測流路部3Cに流れるという複雑な流れとなった。よって、図中の太矢印に示すように計測流路部3Cにおいて背面側はガスの流れが速く、図中の細矢印に示すように正面側はガスの流れが遅い。即ち、計測流路部3C内においては、図11(A)に示すように、正面側と背面側とでガスの流量差がないのが理想的である。しかしながら、上述したように遮断弁5をガスメータ1本体の正面から取り付ける構造にすると、図11(B)に示すように、計測流路部3C内においては、背面側のガス流量が正面側のガス流量より大きくなり、正面側と背面側とでガスの流量差が生じてしまう。このような計測流路部3C内でのガス流速(流量)の偏りは、ガスの流量が少ないときは問題がない。
しかしながら、ガスの流量が増加し、流速が早くなるに従って、上述した計測流路部3C内でのガス流速の偏りは大きくなる。そして、ある一定流量(例えば、6000〜8000L/h)を越えると、計測流路部3C内で局所的に強い乱流(渦)が発生し、圧力損失が急に増加するという不具合が発生する。つまり、ある一定流量以上の領域では、図12に示すように、流量係数(器差補正係数)を非常に大きくしないと、正しい流量が計測できなくなる。そればかりか、この一定流量以上の領域では、流量計測値のバラつきが大きく、流量誤差が大きくなってしまう、という問題があった。
そこで、図9(B)に示すように、ガス流入口2A側、前面側、及び、背面側に端部が前記入口流路部3Aの計測流路部3Cとの連結部の内壁と接するように水平に整流板7を設けるガスメータ1が提案されている(特許文献2)。このガスメータ1によれば、ガスが整流板7にぶつかることによって、ガスの偏った流れを乱し、かき混ぜ、均一にしてから計測流路部3C内に流入させて、精度の良い流速計測を行うことができる。しかしながら、図9(B)に示す従来のガスメータ1では、高流量域においては整流板7が全くない状態よりは、流量特性は改善されていたが完全に安定するまでは達成できていない、という問題があった。
特開平9−43015号公報 特開2006−118864号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、高流量域でも精度の良い流速計測を行うことができるガスメータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、上方に突出するガス流入口と連通すると共に鉛直方向に設けられた入口流路部と、前記入口流路部内に配置された前面から背面又は背面から前面に向かってガスが流れる開口が設けられた弁座部と、前記弁座部と当接して開口を塞いでガスの流れを遮断する遮断弁と、上方に突出するガス流出口と連通すると共に鉛直方向に設けられた出口流路部と、流速センサが設けられた、前記入口流路部及び前記出口流路部間に水平方向に設けられた計測流路部と、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部の内壁と接するように水平に設けた整流板と、を備えたガスメータにおいて、前記整流板には、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には背面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には前面側、の端部において前記ガス流出口側に向かって突起する第1の突起部が設けられていることを特徴とするガスメータに存する。
請求項2記載の発明は、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部が、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には前面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には背面側、に向かって下に行くほど流路が広がるように設けられ、前記整流板には、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には前面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には背面側、の端部において前記ガス流出口側に向かって突起する第2の突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスメータに存する。
請求項3記載の発明は、ガス流入口と連通すると共に鉛直方向に設けられた入口流路部と、ガス流出口と連通すると共に鉛直方向に設けられた出口流路部と、流速センサが設けられた、前記入口流路部及び前記出口流路部間に水平方向に設けられた、計測流路部と、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部内壁と接するように水平に設けた整流板と、を備えたガスメータにおいて、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部が、前面側又は背面側に向かって流路が広がるように設けられ、前記整流板には、前記ガス流出口側の端部のうち最も前記連結部において流路が広がる方向側から前記ガス流出口側に向かって突起する第2の突起部が設けられていることを特徴とするガスメータに存する。
請求項4記載の発明は、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁に上流側が流路中心に向かって突起するような段差部が設けられ、前記整流板が、前記段差部上に搭載されて設けられていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータに存する。
請求項5記載の発明は、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁と、前記整流板と、の間の隙間にシール剤を塗布したことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータに存する。
請求項6記載の発明は、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁に前記整流板の前記ガス流入口側、前記前面側、及び、前記背面側、の端部が嵌められる溝が形成された弾性部材が、設けられたことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータに存する。
請求項7記載の発明は、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部の内壁にガスの流れ方向に沿うようにボスが突設され、前記整流板が、前記ボスにビス止めされて設けられていることを特徴とする請求項1〜6何れか1項に記載のガスメータに存する。
請求項8記載の発明は、前記ボスの側面をR形状に設けたことを特徴とする請求項7記載のガスメータに存する。
請求項9記載の発明は、前記整流板の端面をR形状に設けたことを特徴とする請求項1〜8何れか1項に記載のガスメータに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、弁座部の開口に前面から背面に向かってガスが流れる場合、ガス流入口から入ってきたガスは、弁座部で一度ガスメータ背面に流れ、ガスメータの背面をたどって下降してくるため、背面で特に流速が早くなっている。そこで、整流板に、背面側の端部においてガス流出口に向かって突起する第1の突起部を設けることにより、背面側の速い流れを第1の突起部に意図的にぶつけて、ガスメータ背面側に偏ったガスの流れを乱し、かき混ぜ、均一にし、それを計測流路部に偏りなく流入させることができる。また、弁座部の開口に背面から前面に向かってガスが流れる場合、ガス流入口から入ってきたガスは、弁座部で一度ガスメータ前面に流れ、ガスメータの前面をたどって下降してくるため、前面で特に流速が速くなっている。そこで、整流板に、前面側の端部においてガス流出口に向かって突起する第1の突起部を設けることにより、前面側の速い流れを第1の突起部に意図的にぶつけて、ガスメータ前面側に偏ったガスの流れを乱し、かき混ぜ、均一にし、それを計測流路部に偏りなく流入させることができる。これにより、計測流路部内でも偏りのない均一な流れとなり、高流量域でも偏りのない均一な流れとなり、計測流路部内で乱流(渦)が発生することを抑制できるため、高流量域でも流量計測値のばらつきが小さく、流量計測誤差を小さくして、流速計測精度の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、流路が広がる方向側、つまり、第2の突起部へ流れこんだ流れを第2の突起部ではね返し、流路中央部へ流すことで、流路中央部を流れていた速い流れとぶつかり、かき混ざり、流れが均一になり、それを計測流路部に偏りなく流入させることができる。これにより、計測流路部内でも偏りのない均一な流れとなり、高流量域でも偏りのない均一な流れとなり、計測流路部内で乱流(渦)が発生することを抑制できるため、高流量域でも流量計測値のばらつきが小さく、流量計測誤差を小さくして、流速計測精度の向上を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、整流板と入口流路部及び出口流路部の連結部内壁との隙間をなくすことができる。これにより、隙間を通過した速い流れが計測流路部内に入り込んでしまい、計測流路部内が偏った流れとなり、流量特性に悪影響を与えることがなくなり、より一層、流速計測精度の向上を図ることができる。また、整流板をビス止めする場合、整流板を段差部の上に載せてからビス止めできるため、組み立てが安定し、作業性が向上し、組み立て工数を削減することができる。
請求項5及び6記載の発明によれば、整流板と入口流路部及び計測流路部の連結部内壁との隙間をなくすことができる。これにより、隙間を通過した速い流れが計測流路部内に入り込んでしまい、計測流路部内が偏った流れとなり、流量特性に悪影響を与えることがなくなり、より一層、流速計測精度の向上を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、整流板にぶつかって反射したガスがボスにまでぶつかって、乱反射し、いろいろな方向に流れ、ぶつかり合い、全体の流れを均一にミックスすることに寄与し、より一層、流量特性を改善して、流速計測精度の向上を図ることができる。また、整流板を接着剤で固定するよりも作業性がよく、作業工数が削減される。また、高流量域で整流板が吹き飛んでしまうという心配がなく、品質が安定する。
請求項8記載の発明によれば、ボスがR形状であるため、ガスがボスとぶつかってより一層いろいろな方向に反射して流れ、ぶつかり合い、全体の流れを均一にミックスする。これにより、より一層、流量特性を改善して、流量計測精度の向上を図ることができる。
請求項9記載の発明によれば、整流板の端面にぶつかったガスを滑らかに下流側に送り込むことができる。この結果、流量特性と圧力損失との両方を測定した結果、両方とも改善することができる。
以下、本発明のガスメータの実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すガスメータ1は、略箱型の外形を有し、マイクロコンピュータ(マイコン)を利用して流量計算処理や保安制御を行う電子式のガスメータである。ガスメータ1は、ガス供給源に接続されるガス流入口2Aとガス消費源に接続されるガス流出口2Bとの間に連通する流路3を有している。ガス流入口2A及びガス流出口2Bは、円筒状であり、側面にネジ山が形成され、やや上方に突出している。流路3は、アルミ製の入口流路部3Aと、出口流路部3Bと、計測流路部3Cと、から構成され、U字状に設けられている。
入口流路部3Aは、ガス流入口2Aと連通すると共に鉛直方向に沿うように設けられている。この入口流路部3Aは、弁座部4と、遮断弁5(図2)と、が設けられている。弁座部4は、図2に示すように、背壁部6A及び前壁部6B間に設けられた壁部であり、その中央に円形の開口(図1)が設けられている。背壁部6Aは、入口流路部3Aの背面から突出した壁部であり、前壁部6Bよりも上流側に設けられている。前壁部6Bは、入口流路部3Aの前面から突出した壁部であり、背壁部6Aよりも下流側に設けられている。これにより、弁座部4の開口には、図2中の矢印に示すように、前面から背面に向かってガスが流れる。上記遮断弁5は、その弁体5Aを前面から背面に向かって突出させて弁座部4の開口縁を塞ぐことにより、入口流路部3Aの途中でガスの流れを遮断するように設けられている。
上述した入口流路部3Aは、図2に示すように、計測流路部3Cとの連結部の流路を前面側に向かって広げる上壁部3A1が設けられている。そして、この上壁部3A1よりも下流側の入口流路部3Aに樹脂製の整流板7が設けられている。この整流板7は、図3及び図4に示すように、ガス流入口2A側、前面側、及び、背面側の端部がそれぞれ入口流路部3Aの内壁に接するように設けられ、ガス流出口2B側の端部が開放されて設けられている。また、整流板7には、第1の突起部7Aと、第2の突起部7Bと、ビス穴7C(図7参照)と、が設けられている。第1の突起部7Aは、図3及び図4に示すように、整流板7のガス流出口2B側の端部のうち最も背面側からガス流出口2B側に向かって突起するように設けられている。第2の突起部7Bは、ガス流出口2B側の端部のうち最も前面側(=入口流路部3A及び計測流路部3Cとの連結部において流路が広がる方向)からガス流出口2B側に向かって突出するように設けられている。ビス穴7Cは、図7に示すように、整流板7の板厚方向に貫通するように2つ又は3つ設けられている。
また、図5及び図6に示すように、上記上壁部3A1からは、ボス8がガス流れ方向に沿って突出して設けられている。ボス8には、ビス穴8A(図5参照)が設けられている。整流板7は、ビスB(図3及び図4)によってこのボス8に固定される。また、整流板7の端部が接する入口流路部3Aの内壁には、図5及び図6に示すように、上流側が流路中心に向かって突起するような段差部3A2が設けられている。この段差部3A2と上記ボス8とを一体に設けるために、上記ボス8は入口流路部3A内壁に沿って突出して設けられている。本実施形態では、ボス8は、入口流路部3Aの前面側の内壁に沿って2つ立設されていて、入口流路部3Aのガス流入口2A側の内壁に沿って1つ立設されている。なお、この入口流路部3Aのガス流入口2A側の内壁に沿って立設されたボス8は、図5及び図6に示すように、上壁部3A1の背面側の端部から距離Lだけ離間して配置されている。
また、ボス8と段差部3A2とは同一の高さで設けられている。整流板7は、この段差部3A2及びボス8に搭載された状態でボス8にビス止めされている。また、図5に示すように、上記ボス8の側面、ボス8と段差部3A2との連結面は、R形状に設けられている。さらに、上記整流板7の入口流路部3Aの内壁と接していない端面は、図7に示すようにR形状に設けられている。
出口流路部3Bは、図1に示すように、ガス流出口2Bと連通すると共に鉛直方向に沿うように設けられている。計測流路部3Cは、入口流路部3A及び出口流路部3B間に水平方向に沿うように設けられている。上記計測流路部3Cには、流速センサとしての一対の超音波センサ(図示せず)が設けられている。また、計測流路部3Cは、一対の超音波センサ間を流れるガスを整流する複数の整流板9を含む整流器10が配置されている。整流器10は、図1に示すように、それぞれが平行になるようにして配置された複数の整流板9及びこれを支持する筒状の外枠部11から基本構成されている。また、外枠部11は、上述した整流板7と距離Aだけ重なるように設けられている。
上述した構成のガスメータ1のガスの流れについて説明する。ガス流入口2Aから流入したガスは、入口流路部3Aに沿って鉛直下向きに進む。その後、弁座部4の開口部を通ると、図2の矢印に示すように、ガスメータ1の背面側に向かって流れガスメータ1の背面をたどって鉛直下向きに下降する。その後、ガスは、距離Aだけ重なるように鉛直方向に離間して配置された整流板7と外枠部11とによって、図1の矢印に示すように、一旦ガス流入口2A側に曲がった後にガス流出口2Bに曲がって迂回した後に整流器10に流入される。
整流器10に流入したガスは、整流板9にて整流され、この整流板9の近傍に配置された、ガスの流量を検出するための一対の超音波センサにて流量が計測される。即ち、この流量計測では、上述したように、上流方向への超音波の伝搬時間T1及び下流方向への超音波の伝搬時間T2に基づいて流速V=L/2cos(1/T1−1/T2)を求めることができるので、流量=KVSとして求めることができる。この流量計測は、図示しないマイコンにて処理される。整流器10から流出したガスは、図1中の細矢印で示すように、出口流路部3Bに沿って鉛直上向きに流れガス流出口2Bから流出していく。
上述したガスメータ1によれば、整流板7には、ガス流出口2B側の端部のうち最も背面側からガス流出口2Bに向かって突起する第1の突起部7Aが設けられている。上述したようにガス流入口2Aから入ってきたガスは、弁座部4で一度ガスメータ1背面に流れ、ガスメータ1の背面をたどって下降してくるため、背面側で特に流速が早くなっている。そこで、整流板7にガス流出口2B側の端部のうち最も背面側からガス流出口2Bに向かって突起する第1の突起部7Aを設けることにより、背面側の速い流れを第1の突起部7Aに意図的にぶつけて、ガスメータ1背面側に偏ったガスの流れを乱し、かき混ぜ、均一にし、それを計測流路部3Cの整流器10に偏りなく流入させることができる。これにより、計測流路部3Cの整流器10内でも偏りのない均一な流れとなり、高流量域でも偏りのない均一な流れとなり、計測流路部3Cの整流器10内で乱流(渦)が発生することを抑制できるため、高流量域でも流量計測値のばらつきが小さく、流量計測誤差を小さくして、流速計測精度の向上を図ることができる。
また、上述したガスメータ1によれば、整流板7には、ガス流出口2B側の端部のうち最も前面側からガス流出口2Bに向かって突起する第2の突起部7Bが設けられている。第2の突起部7Bは、流路3が広げる上壁部3A1の前面側(奥)の部分であり、流速は遅いため、ここに第2の突起部7Bを設けても効果のないように思われた。しかしながら、流路が広がった前面側、つまり、第2の突起部7Bへ流れこんだ遅い流れを第2の突起部7Bではね返し、流路中央部へ流すことで、流路中央部を流れていた速い流れと遅い流れとがぶつかり、かき混ざり、流れが均一になり、それを計測流路部3C内の整流器10に偏りなく流入させることができる。これにより、計測流路部3Cの整流器10内でも偏りのない均一な流れとなり、高流量域でも偏りのない均一な流れとなり、計測流路部3C内で乱流(渦)が発生することを抑制できるため、高流量域でも流量計測値のばらつきが小さく、流量計測誤差を小さくして、流速計測精度の向上を図ることができる。
また、上述したガスメータ1は、アルミ製の入口流路部3Aに樹脂製の整流板7をビスBで固定するため、どうしても入口流路部3Aの内壁と整流板7の端部との間に隙間S(図4参照)が生じてしまう。隙間Sは、入口流路部3Aと整流板7との接触面すべてに生じるが、最悪条件においては最大0.5mm程度の隙間Sが生じる場合がある。ここで、最悪条件とは、バラつく要因(入口流路部3Aの寸法、整流板7の寸法、ボス8のビス穴8Aの寸法、整流板7のビス穴7Cの寸法、組み付け時の寸法等)全てが、隙間Sを大きくする方向に重なったときのことである。特に、第1の突起部7Aの隙間は、悪影響が大きい。
そこで、上述したガスメータ1によれば、整流板7と接する入口流路部3Aの内壁に上流側が流路中心に向かって突起するような段差部3A2が設けられ、整流板7が段差部3A2上に搭載されている。このように段差部3A2を設けることにより、図6に示すように、整流板7と入口流路部3Aの内壁との間に隙間Sが生じても段差部3A2により塞いで隙間Sをなくすことができる。これにより、隙間Sを通過した速い流れが計測流路部3Cの整流器10内に入り込んでしまい、計測流路部3Cの整流器10内が偏った流れとなり、流量特性に悪影響を与えることがなくなり、より一層、流速計測精度の向上を図ることができる。また、組み立て時、整流板7をこの段差部3A2の上に載せてからビス止めできるため、組み立てが安定し、作業性が向上し、組み立て工数を削減することもできる。
また、上述したガスメータ1によれば、入口流路部3Aに設けたボス8上に整流板7を搭載してビスBにより整流板7をボス8に固定して設けた。これによれば、整流板7にぶつかって反射したガスがボス8にまでぶつかって、乱反射し、いろいろな方向に流れ、ぶつかり合い、全体の流れを均一にミックスすることに寄与し、より一層、流量特性を改善して、流速計測精度の向上を図ることができる。また、整流板7を接着剤により固定するよりも作業性がよく、作業工数が削減される。また、高流量域で整流板7が吹き飛んでしまうという心配がなく、品質が安定する。
さらに、本発明者らは、ボス8の設ける位置を検討した結果、上壁部3A1の背面側端部では高流量域において流量特性が改善されないことが分かった。これは、ボス8を上壁部3A1の背面側端部に設けると上壁部3A1に達したガスが、ボス8を伝わって流れた後に整流板7とぶつかるため、ガスの逃げ場がなく、全体の流れを均等にミックスすることに寄与度がたりなくなるからである。そこで、上述したようにボス8を上壁部3A1の背面側の端部から距離L(例えば5mm程度)だけ離間して配置した(図5及び図6参照)。これにより、上壁部3A1に達したガスが、整流板7とぶつかった後にボス8とぶつかって、いろんな方向に反射して流れ、ぶつかりあい、全体の流れを均等にミックスするため、流量特性をより一層改善することができた。
また、上述したガスメータ1によれば、ボス8の側面と、ボス8及び段差部3A2の連結面とが、R形状であるため、ガスが、ボス8の側面とボス8及び段差部3A2の連結面とにぶつかってより一層いろいろな方向に反射して流れ、ぶつかり合い、全体の流れを均一にミックスする。これにより、より一層、流量特性を改善して、流量計測精度の向上を図ることができる。
また、上記整流板7を備えると、高流量域の流量特性は改善されるが、整流板7の面積を大きくすると、今度は圧力損失が大きくなり、ガスメータ1として問題が生じてくる。ガスメータ1内部の圧力損失が大きくなると、下流側のガス機器に供給するガス圧が低くなり、燃焼不良などの問題が生じてしまう可能性がある。よって、整流板7の面積は、流路3の面積、流量に応じて最適値に設計しなければならない。高流領域の流量特性と圧力損失とは、まさに相反した要因である。そこで、上述したようにガスメータ1の入口流路部3Aの内壁と接していない部分の整流板7の端面をR形状に設けることにより(図7参照)、整流板7の端面にぶつかったガス流をなめらかに下流側に送り込む効果を得ることができた。この結果、流量特性と圧力損失との両方を測定した結果、両方とも改善することができた。特に、高流量域において、整流板7には予想以上の速いガス流がぶつかる。整流板7の端面をR形状とするという簡単な構成で圧力損失を小さく改善する効果を得ることができた。
なお、上述した実施形態では、段差部3A2を設けて入口流路部3Aと整流板7との隙間Sを塞いでいたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、段差部3A2を設けていなくても上記隙間Sにシール剤を塗布して隙間Sを塞ぐことも考えられる。
また、図8に示すように、整流板7と接する内壁に整流板7のガス流入口2A、前面側、及び、背面側、の端部が嵌められる溝12Aが形成された弾性部材としてのゴムブッシュ12を設けて隙間Sを塞ぐようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、整流板7に第1の突起部7Aと第2の突起部7Bとの両方が設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第1の突起部7A及び第2の突起部7Bのうち何れか一方のみを設けるようにしてもよい。このようしても、整流板7に第1の突起部7A及び第2の突起部7Bの両方を設けない場合に比べて、流量特性を改善することができる。
また、上述した実施形態では、弁座部4の開口に前面から背面に向かってガスが流れるように遮断弁5を正面から取り付けたガスメータ1に本発明を適用していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、実施形態とは逆に、弁座部4の開口に背面から前面に向かってガスが流れるように、遮断弁5を背面から取り付けるように設けられたガスメータ1に本発明を適用してもよい。この場合、第1の突起部7Aは、整流板7のガス流出口2B側の端部のうち最も前面側からガス流出口2B側に向かって突出するように設ければよい。また、このとき、入口流路部3A及び計測流路部3Cの連結部の流路が背面側に向かって広がるようにガスメータ1が構成されていれば、第2の突起部7Bは、整流板7のガス流出口2B側の端部のうち最も背面側からガス流出口2B側に向かって突出するように設ければよい。
また、上述した実施形態では、入口流路部3Aに整流板7を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、計測流路部3Cの入口流路部3Aとの連結部、即ち計測流路部3Cの整流器10より上流側に整流板7を設けることも考えられる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のガスメータの一実施形態を示す概略断面図である。 図1のI−I線概略断面図である。 計測流路部を外した状態での図1のII−II線断面図である。 計測流路部を外した状態での図1のII−II線部分断面図である。 整流板を外した状態での図3に示す断面図である。 図4のIII−III線部分断面図である。 (A)は整流板の正面図であり、(B)は(A)に示す整流板のP1矢視図であり、(C)は(A)に示す整流板のP2矢視図であり、(D)は(A)に示す整流板のP3矢視図であり、(E)は(A)に示す整流板のIV−IV線断面図である。 他の実施形態におけるガスメータの部分断面図である。 従来のガスメータの概略構造及び作用を説明するための説明図である。 図9に示すガスメータの斜視図である。 (A)は理想的な計測流路部内の流量分布を示す説明図であり、(B)は遮断弁を正面から取り付けたガスメータにおける計測流路部内の流量分布を示す説明図である。 流量に対する図10に示すガスメータによる流量計測に用いられる流量係数を示す流量性能グラフである。
符号の説明
1 ガスメータ
2A ガス流入口
2B ガス流出口
3A 入口流路部
3A2 段差部
3B 出口流路部
3C 計測流路部
4 弁座部
5 遮断弁
7 整流板
7A 第1の突起部
7B 第2の突起部
8 ボス
12 ゴムブッシュ(弾性部材)
12A 溝

Claims (9)

  1. 上方に突出するガス流入口と連通すると共に鉛直方向に設けられた入口流路部と、前記入口流路部内に配置された前面から背面又は背面から前面に向かってガスが流れる開口が設けられた弁座部と、前記弁座部と当接して開口を塞いでガスの流れを遮断する遮断弁と、上方に突出するガス流出口と連通すると共に鉛直方向に設けられた出口流路部と、流速センサが設けられた、前記入口流路部及び前記出口流路部間に水平方向に設けられた計測流路部と、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部の内壁と接するように水平に設けた整流板と、を備えたガスメータにおいて、
    前記整流板には、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には背面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には前面側、の端部において前記ガス流出口側に向かって突起する第1の突起部が設けられている
    ことを特徴とするガスメータ。
  2. 前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部が、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には前面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には背面側、に向かって下に行くほど流路が広がるように設けられ、
    前記整流板には、前記弁座部をガスが前面から背面に向かって流れる場合には前面側、前記弁座部をガスが背面から前面に向かって流れる場合には背面側、の端部において前記ガス流出口側に向かって突起する第2の突起部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
  3. ガス流入口と連通すると共に鉛直方向に設けられた入口流路部と、ガス流出口と連通すると共に鉛直方向に設けられた出口流路部と、流速センサが設けられた、前記入口流路部及び前記出口流路部間に水平方向に設けられた、計測流路部と、前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部内壁と接するように水平に設けた整流板と、を備えたガスメータにおいて、
    前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部が、前面側又は背面側に向かって流路が広がるように設けられ、
    前記整流板には、前記ガス流出口側の端部のうち最も前記連結部において流路が広がる方向側から前記ガス流出口側に向かって突起する第2の突起部が設けられている
    ことを特徴とするガスメータ。
  4. 前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁に上流側が流路中心に向かって突起するような段差部が設けられ、
    前記整流板が、前記段差部上に搭載されて設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータ。
  5. 前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁と、前記整流板と、の間の隙間にシール剤を塗布した
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータ。
  6. 前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部において前記整流板と接する内壁に前記整流板の前記ガス流入口側、前記前面側、及び、前記背面側、の端部が嵌められる溝が形成された弾性部材が、設けられた
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のガスメータ。
  7. 前記入口流路部及び前記計測流路部の連結部の内壁にガスの流れ方向に沿うようにボスが突設され、
    前記整流板が、前記ボスにビス止めされて設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6何れか1項に記載のガスメータ。
  8. 前記ボスの側面をR形状に設けた
    ことを特徴とする請求項7記載のガスメータ。
  9. 前記整流板の端面をR形状に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜8何れか1項に記載のガスメータ。
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