JP5163632B2 - 調光ガラス - Google Patents

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本発明は、調光ガラスに関する。
従来、調光ガラスとしては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1に記載の調光ガラスは、エレクトロクロミック型とされており、印加される電圧に応じて光透過率が変化する単一の調光層を有している。
特開2003−344878号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、例えば、調光ガラスの一部が破損して調光層が正常に機能しなくなった場合、調光ガラスの略全面が着色状態となる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、一部が破損した場合でも、視界を確保することができる調光ガラスを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の調光ガラスは、それぞれ印加される電圧に応じて光透過率が変化する複数の調光領域を有して構成されたガラス本体と、前記複数の調光領域と電源とを並列に接続する並列回路と、それぞれ前記並列回路における前記各調光領域と前記電源との間に設けられ、予め定められた以上の電流が流れた場合に切断される複数の過電流防止部と、を備えている。
この調光ガラスによれば、複数の調光領域が設けられており、この複数の調光領域と電源とは、並列回路によって並列に接続されている。また、この並列回路における各調光領域と電源との間には、予め定められた以上の電流が流れた場合に切断される過電流防止部がそれぞれ設けられている。
従って、例えば、複数の調光領域のうちいずれかの調光領域が破損してショートし、この調光領域に大量に電流が流れた場合でも、この調光領域と電源との間に設けられた過電流防止部が切断されて、この調光領域と電源との接続が遮断される。これにより、その他の調光領域への電源供給を確保することができるので、これらの調光領域を通じて視界を確保することができる。
請求項2に記載の調光ガラスは、請求項1に記載の調光ガラスにおいて、前記各過電流防止部が前記ガラス本体に対して着脱可能とされた構成とされている。
この調光ガラスによれば、各過電流防止部は、ガラス本体に対して着脱可能とされているので、複数の調光領域や並列回路が正常に機能しているにもかかわらず過電流防止部が切断された場合には、この過電流防止部を交換することで調光ガラスを再度使用することができる。
以上詳述したように、本発明の調光ガラスによれば、一部が破損した場合でも、視界を確保することができる。
本発明の第一実施形態に係る調光ガラスの全体構成を示す正面図である。 図1に示される調光ガラスの要部拡大図である。 本発明の第二実施形態に係る調光ガラスの要部拡大図である。 図3に示されるヒューズの具体的な構成を示す要部拡大図である。 図3に示される調光ガラスの要部拡大側面断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の第一実施形態に係る調光ガラス10は、例えば、乗用自動車等の車両におけるサイドウィンドウガラスとされている。この調光ガラス10は、調光層12を内部に有して構成されたガラス本体14を備えている。
調光層12は、例えば、液晶パネルによって構成されており、印加される電圧に応じて光透過率が変化する構成とされている。この調光層12は、調光ガラス10の横方向に分割された複数の調光領域12Aによって構成されている。
この複数の調光領域12Aには、並列回路16が接続されている。この並列回路16は、ガラス本体14の内部に設けられた一対の導電パターン16A,16Bによって構成されている。
また、一対の導電パターン16A,16Bには、それぞれ導体20A,20Bを介して導線22A,22Bがそれぞれ接続されており、各導線22A,22Bは、バッテリ24と接続された電源としての直流交流変換器26に接続されている。
そして、この調光ガラス10では、直流交流変換器26によって各調光領域12Aに電圧が印加されると、この印加される電圧が増加するに従って各調光領域12Aの光透過率が上昇する構成とされている。一方、直流交流変換器26によって各調光領域12Aへ電圧が印加されていない状態では、各調光領域12Aが着色状態(光透過率の低下状態)となる構成とされている。
また、図2に示されるように、一方の導電パターン16Aにおける各調光領域12Aとの接続部18には、過電流防止部としてのヒューズ28が一体に形成されている。各ヒューズ28は、例えば、接続部18の一部を細径化して形成されたものであり、予め定められた以上の電流(過電流)が流れた場合に溶断(切断)される構成とされている。
なお、図1及び後述する図2では、理解の容易のために、各調光領域12Aが着色状態で示されている。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
この調光ガラス10によれば、複数の調光領域12Aが設けられており、この複数の調光領域12Aと直流交流変換器26とは、並列回路16によって並列に接続されている。また、この並列回路16における各調光領域12Aと直流交流変換器26との間には、ヒューズ28がそれぞれ設けられている。
従って、例えば、飛び石等により複数の調光領域12Aのうちいずれかの調光領域12Aが破損してショートし、この調光領域12Aに大量に電流が流れた場合でも、この調光領域12Aと直流交流変換器26との間に設けられたヒューズ28が溶断されて、この調光領域12Aと直流交流変換器26との接続が遮断される。これにより、その他の調光領域12Aへの電源供給を確保することができるので、これらの調光領域12Aを通じて視界を確保することができる。
また、上記構成とすることにより、電源である直流交流変換器26が1つで足りるため(電源を複数設ける必要が無いため)、低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。
上述の本発明の第一実施形態において、調光ガラス10は、乗用自動車等の車両に適用されていたが、その他の乗物(例えば、バイク、鉄道、船舶、航空機等)に適用されても良い。
また、調光ガラス10は、所謂、液晶式とされていたが、その他の方式とされても良い。
また、調光層12は、一例として、七つに分割されていたが、八つ以上に分割されても良い。
また、調光ガラス10は、サイドウィンドウガラスとして構成されていたが、その他にも、例えば、フロントウィンドウガラス、リアウィンドウガラス等として構成されても良い。
また、調光ガラス10は、過電流防止部として、ヒューズ28を備えていたが、これと同じ機能を有するその他の素子を備えていても良い。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図3に示される本発明の第二実施形態に係る調光ガラス30は、上述の本発明の第一実施形態に係る調光ガラス10に対し、次の如く構成が変更されている。なお、以下に説明する以外の構成については、上述の本発明の第一実施形態と同様である。
この調光ガラス30において、一方の導電パターン16Aにおける各調光領域12Aとの接続部18には、ヒューズ38が設けられている。図3において、ヒューズ38は、模式的に示されているが、このヒューズ38は、より具体的には、図4,図5に示されるように、接続部18と別体に構成されている。
また、図5に示されるように、ガラス本体14を構成する一対のガラス板14A,14Bのうち車室内側に配置されるガラス板14Aの下部には、開口部40が形成されており、上述のヒューズ38は、この開口部40を通じて車室内側に露出されている。
さらに、ヒューズ38には、シール部材42が貼り付けられている。そして、このシール部材42が一方の導電パターン16Aとガラス板14Aとの間に設けられた保護膜44やその他の周辺部に貼り付けられることにより、ヒューズ38が密閉状態(防水が確保された状態)でガラス本体14に固定されている。
この調光ガラス30によれば、各ヒューズ38は、ガラス本体14に対して着脱可能とされているので、複数の調光領域12Aや並列回路16が正常に機能しているにもかかわらずヒューズ38が溶断された場合には、このヒューズ38を交換することで調光ガラス30を再度使用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10,30 調光ガラス
12A 調光領域
14 ガラス本体
16 並列回路
26 直流交流変換器(電源)
28,38 ヒューズ(過電流防止部)

Claims (2)

  1. それぞれ印加される電圧に応じて光透過率が変化する複数の調光領域を有して構成されたガラス本体と、
    前記複数の調光領域と電源とを並列に接続する並列回路と、
    それぞれ前記並列回路における前記各調光領域と前記電源との間に設けられ、予め定められた以上の電流が流れた場合に切断される複数の過電流防止部と、
    を備えた調光ガラス。
  2. 前記各過電流防止部は、前記ガラス本体に対して着脱可能とされている、
    請求項1に記載の調光ガラス。
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