JP5163581B2 - 楽器音投稿システム、楽器音投稿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、演奏された楽器の楽器音データを投稿する楽器音投稿システム、楽器音投稿装置等に関する。
従来、パートごとの楽器演奏が別の場所・別の時間に行われ、それぞれの楽器音信号が記録され、記録された楽器音信号を取得・ミックスダウン・視聴するシステムが提案されている。例えば、下記特許文献1には、パート毎に携帯情報端末で別々に作成されたMIDI信号に基いて楽音データを作成して合奏を行う合奏システムが記載されている。
特開2008−96462号公報
上記のようなシステムでは、MIDI信号に含まれるタイミング情報を利用して各楽器音信号の同期を取ることができるが、演奏された楽器の各楽器音信号がPCM信号等である場合には、どのようにして同期を取るかが問題となる。この点、メトロノームを利用することも考えられるが、演奏曲によっては演奏途中でテンポが変わるものもあり、汎用のメトロノームではそのような演奏曲に対応することができない。
例えば、ベース音の楽器音信号(PCM信号等)とギター音の楽器音信号(PCM信号等)とを同時に出力して合奏しようとする場合、両楽器音信号のテンポ(演奏速度)を一致させる必要がある。しかしながら、ベースを演奏したユーザとギターを演奏したユーザとが互いに好みのテンポ(演奏速度)で演奏した場合、各楽器音信号の速度を示す情報がなければ、両楽器音信号のテンポ(演奏速度)を一致させることができない。また、各楽器音信号の速度を示す情報を用いる場合、どのような情報を用いるかが問題となる。
本発明は、データベースに記録される楽器音データを用いて再生する再生装置において同期を確実に取ることができる環境を提供するための楽器音投稿システム、楽器音投稿装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、生音形式及びMIDI形式の楽器音データが記録されているデータベースを管理する投稿サーバと、前記投稿サーバを介して演奏した楽器の楽器音データを投稿する楽器音投稿装置とからなる楽器音投稿システムであって、前記データベースは再生装置からアクセスされるものであり、また、当該再生装置は当該データベースから複数の楽器音データを取得し当該複数の楽器音データを用いて楽音を再生するものであり、前記楽器音投稿装置は、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示を受け付け、前記楽器音投稿装置は、演奏する楽器の入力を受け付け、前記楽器音投稿装置は、演奏する楽曲の入力を受け付け、前記楽器音投稿装置は、入力された演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが前記データベースに投稿されているかどうかを前記投稿サーバに問い合わせ、前記投稿サーバは、前記問い合わせに対する回答信号を送信し、前記楽器音投稿装置は、前記伴奏を行わないことが指示され、かつ入力された演奏する楽器が打楽器以外であり、かつ前記回答信号に基いて前記演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが投稿されていないと判断した場合に、前記演奏する楽器で演奏された際の楽器音データの投稿を禁止することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、他の楽器の演奏における基準となる打楽器(例えば、ドラム)で演奏された楽器音データが存在しない場合には、打楽器以外の楽器で演奏された楽器音データの投稿を禁止する。これにより、基準となる楽器音データ(ドラム等の打楽器の楽器音データ)が存在しない状態で打楽器以外の楽器が演奏された際の楽器音データの投稿を禁止し、基準となる楽器音データ(ドラム等の打楽器の楽器音データ)に基いて演奏された打楽器以外の楽器の楽器音データを投稿可能とすることで、再生装置において、当該基準となる楽器音データを用いて各楽器音データの同期を確実に取ることができる。
また、請求項2に係る発明は、生音形式及びMIDI形式の楽器音データが記録されているデータベースに、投稿サーバを介して演奏した楽器の楽器音データを投稿する楽器音投稿装置であって、前記データベースは再生装置からアクセスされるものであり、また、当該再生装置は当該データベースから複数の楽器音データを取得し当該複数の楽器音データを用いて楽音を再生するものであり、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示を受け付ける伴奏指示手段と、演奏する楽器の入力を受け付ける楽器入力手段と、演奏する楽曲の入力を受け付ける楽曲入力手段と、前記伴奏を行わないことが指示され、かつ入力された演奏する楽器が打楽器以外であり、かつ入力された演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが投稿されていないと判断した場合に、前記演奏する楽器で演奏された際の楽器音データの投稿を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする。
請求項2に係る発明では、他の楽器の演奏における基準となる打楽器(例えば、ドラム)で演奏された楽器音データが存在しない場合には、打楽器以外の楽器で演奏された楽器音データの投稿を禁止する。これにより、基準となる楽器音データ(ドラム等の打楽器の楽器音データ)が存在しない状態で打楽器以外の楽器が演奏された際の楽器音データの投稿を禁止し、基準となる楽器音データ(ドラム等の打楽器の楽器音データ)に基いて演奏された打楽器以外の楽器の楽器音データを投稿可能とすることで、再生装置において、当該基準となる楽器音データを用いて各楽器音データの同期を確実に取ることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項2の楽器音投稿装置であって、既に投稿されている打楽器の楽器音データの中から、前記演奏する楽器の演奏時に用いる打楽器の楽器音データを入力する入力操作を受け付ける合奏音入力手段と、前記演奏する楽器の楽器音データを投稿する際に、入力された打楽器の楽器音データを示す識別信号を付して投稿する投稿手段とをさらに有することを特徴とする。
請求項3に係る発明では、投稿されている打楽器の楽器音データのうちどの楽器音データを用いて演奏を行ったかを示す識別情報を、演奏された楽器の楽器音データに付して投稿する。これにより、投稿された楽器音データがどの楽器音データを基準として演奏されたものであるかを判別することができ、同じ識別情報を有する楽器音データを用いて合奏することで、各楽器音データの同期を確実に取ることができる。
本発明によれば、データベースに記録される楽器音データを制限することができるので、当該楽器音データを用いて再生する再生装置において同期を確実に取ることができる。また、楽器音データを用いるUGC(user-generated content)システムにおいて、楽器音データを容易に扱うことができる環境を提供することができる。
UGCシステムの全体構成を示した図である。 投稿システムの構成の一例を示した図である。 投稿曲データベースのデータ構造の一例を示した図である。 投稿システムにおける情報の流れの一例を示した説明図である。 カラオケ側処理のフローチャートである。 サーバ側処理のフローチャートである。
[本発明の前提となるUGCシステムの説明]
まず、本発明が適用されるUGCシステムの全体構成について図1を用いて説明する。本発明において、「同期を取る」とは、同時に出力する「再生に係る楽音」や「演奏に係る楽器音」のテンポ(演奏速度)を一致させることを意味する。
UGCシステムは、データベースと当該データベースにコンテンツを投稿(記録)する投稿システムと当該データベースから情報を取得し再生する再生システムとから構成される。また、投稿システムは楽器音投稿装置と投稿サーバとから構成され、楽器音投稿装置は演奏された楽器の楽器音データを投稿サーバに送信し、投稿サーバは受信した楽器音データをデータベースに記録する。また、再生システムは配信サーバと再生装置とから構成され、配信サーバはデータベースから楽器音データを取得して再生装置に送信し、再生装置は受信した楽器音データを用いて楽音を再生する。なお、図1では、投稿サーバ及び配信サーバを別体として示しているが、実際は1つのサーバが投稿サーバ及び配信サーバとして機能することができる。また、図1では、楽器音投稿装置及び再生装置を別体として示しているが、実際は1つの装置が楽器音投稿装置及び再生装置として機能することができる。
本発明は、上述したUGCシステムの投稿システム及び楽器音投稿装置に関するものであり、また、既存のカラオケシステムの資源やインフラを活用することができる。以下、本発明の実施形態に係る投稿システムについて説明する。
[投稿システムの構成]
本実施形態の投稿システムは、図2に示すように、各地のカラオケ店舗の客室に設置されたカラオケ装置100と各種情報の配信・管理を行うサーバ200とから構成され、各カラオケ装置100とサーバ200とは通信網を介して接続されている。なお、図2ではカラオケ装置100は1つであるが、実際は多数のカラオケ装置100がサーバ200に接続される構成となっている。また、カラオケシステムのサーバ200には、パソコン400・携帯電話500・ゲーム機600からも通信可能である。また、サーバ200は、カラオケ楽曲データベース301及び投稿曲データベース302を有するデータベース300にアクセス可能である。
なお、本発明において、「楽器」とは、パソコン400・携帯電話500・ゲーム機600によって実現される疑似的な楽器も含むものとする。
[カラオケ装置100の構成]
図2に示すように、カラオケ装置100は、リモコン110とコマンダ120とから構成される。なお、複数のリモコン110が、コマンダ120と通信可能となるように構成してもよい。
リモコン110は、制御部111と表示部112とタッチパネル113とを有している。
制御部111は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記録された各種プログラムを読み出して実行することにより、リモコン110全体を統括制御し、かつ「禁止手段」、「投稿手段」として機能する。また、コマンダ120やサーバ200と通信するための機能を有する。
表示部112には、本実施形態を実現するために必要な情報を含む種々の情報を表示する。
表示部112の前面にはユーザインタフェースとして機能するタッチパネル113が設けられており、タッチパネル113は、後述するように、「カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示」、「演奏する楽器の入力」、「演奏する楽曲の入力」、「選択された楽器の演奏時に出力する打楽器の楽器音データを選択する入力操作」のそれぞれを受け付ける「伴奏指示手段」、「楽器入力手段」、「楽曲入力手段」、「合奏音入力手段」として機能する。
コマンダ120は制御部121を有し、制御部121は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記録された各種プログラムを読み出して実行することにより、コマンダ120全体を統括制御する。また、コマンダ120には、楽器音取得部130が接続されており、ユーザが楽器を用いて演奏した楽曲の楽器音を取得する。楽器音取得部130は、マイクや楽器に直接接続する端子等で構成される。
ここで、楽器音取得部130においては、楽曲の楽器音を取得するときに、MIDI形式であればテンポ値を対応付けて記録する。また、PCM信号等の生音形式であれば、サンプリング周波数を対応付けて記録する。そして、再生装置では、当該テンポ値やサンプリング周波数を用いて楽音を再生する。
なお、リモコン110及びコマンダ120の構成のうち、本発明の理解に直接関係のない部分については詳細な説明を省略する。
[サーバ200の構成]
サーバ200は制御部201を有し、制御部201は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記録された各種プログラムを読み出して実行することにより、サーバ200全体を統括制御する。また、カラオケ楽曲データベース301及び投稿曲データベース302を有するデータベース300にアクセスする。
カラオケ楽曲データベース301には、カラオケ楽曲の再生等に用いられるカラオケ楽曲データが記録されている。カラオケ楽曲データベース301のデータ構造等は公知のものを採用でき、本発明の理解に直接関係のない部分であるので詳細な説明を省略する。
投稿曲データベース302には、カラオケ装置100から投稿された「投稿データ」が記録される。投稿データには、カラオケ装置100内で演奏された楽器の楽器音データ(以下、「投稿楽器音データ」という。)が含まれる。
図3に示すように、投稿曲データベース302には、「識別コード」をキーとして、「投稿楽器音データ」、「楽曲コード」、「楽器コード」、「合奏コード」、「投稿者コード」、「投稿日」等が記録されている。
「識別コード」は、各投稿楽器音データを識別するためのユニークな識別符号である。
「楽曲コード」は、投稿楽器音データの楽曲名を示す識別符号であり、当該楽曲名がカラオケ楽曲データベース301に存在するものであれば、カラオケ楽曲データベース301と同じ楽曲コードが用いられる。また、当該楽曲がカラオケ楽曲データベース301に存在しないものであれば、新たな楽曲コードが付されることになる。
「楽器コード」は、当該楽器音データの楽器を示す識別符号である。
「合奏コード」は、投稿楽器音データの楽器演奏の際に用いた合奏音(打楽器音)を示す識別符号であり、上記識別コードが記載される。また、楽器コードが打楽器(例えば、ドラム)を示している場合は、合奏コードは記載されない。
「投稿者コード」は、投稿楽器音データを投稿したユーザを識別するための識別符号である。
「投稿日」は、投稿楽器音データが投稿された日時を示している。
サーバ200は、再生装置からの要求に応じてカラオケ楽曲データベース301や投稿曲データベース302に記録されているカラオケ楽曲データや投稿楽器音データを配信する(以下、配信されたカラオケ楽曲データ及び投稿楽器音データを「配信楽器音データ」という。)。
再生装置は、取得した複数の配信楽器音データを用いて楽音を再生する。このとき、各楽器音データがMIDI形式であれば、MIDI形式のデータに含まれる速度のタイミング信号であるテンポ値を用いて同期を取る(すなわち、各楽器音データの楽音のテンポ(演奏速度)を一致させる)ことができる。しかしながら、各楽器音データが生音形式の場合、同期を取るためのテンポ値が含まれていないため、同期を取ることができない。この点、各生音形式の楽器音データ毎に別途タイミング信号を作成して、当該楽器音データに付加することも可能であるが、膨大な作業コストが必要である。
本実施形態では、サーバ200に投稿できる楽器音データを制限することにより、この問題点を解決する。
[投稿システムで送受信される情報]
次に、投稿システムで送受信される情報(楽器音データの投稿を禁止する場合)の一例について、図4を参照しつつ説明する。
カラオケ装置100は、ユーザの操作(カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示、演奏する楽器の入力、演奏する楽曲の入力)を、タッチパネル113を介して受け付ける(1)。
カラオケ装置100は、受け付けた操作に関する情報(特に、演奏する楽曲に関する情報)を問い合わせ信号としてサーバ200に送信する(2)。
サーバ200は、受信した問い合わせ信号に基いて投稿曲データベース302を参照し、カラオケ装置100に送信する回答信号を作成する(3)。
サーバ200は、回答信号をカラオケ装置100に送信する(4)。
カラオケ装置100は、受信した回答信号に基いて、演奏した楽器の楽器音データの投稿を禁止するか否かを判断するための判断処理を行う(5)。
カラオケ装置100は、演奏した楽器の楽器音データの投稿を禁止すると判断した場合に、その旨を示す内容をリモコン110の表示部112やコマンダ120に接続されているディスプレイに表示するための禁止処理を行う(6)。
以上の処理により、複数の配信楽器音データを用いて楽音を再生する際に同期を取ることができないような楽器音データの投稿を禁止するので、投稿曲データベース302には、他のデータと同期をとることが容易な投稿楽器音データのみが記録されることになり、その結果、再生装置において各楽器音データの同期を確実に取ることができるようになる。
[カラオケ装置100側の処理]
次に、カラオケ装置100側で実行されるカラオケ側処理について図5のフローチャートを用いて具体的に説明する。カラオケ装置側処理のプログラムは、制御部111及び制御部121内のROMに記録されており、制御部111内のCPU及び制御部121内のCPUにより実行される。
まず、S101において、制御部111は、ユーザからの操作を受け付ける。ユーザからの操作には、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示、演奏する楽器の入力、演奏する楽曲の入力が含まれる。このとき、表示部112には操作を促すための画面が表示される。S101により、制御部111は、ユーザがどの楽曲をどの楽器で演奏するか、また、カラオケ楽曲の楽器音データの伴奏は用いるか否かの情報を取得する。
S102において、制御部111は、S101で受け付けた操作に関する情報を問い合わせ信号としてサーバ200に送信する。ただし、S101でカラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行わないことが指示され、かつ演奏する楽器が打楽器以外である場合に限って、演奏する楽曲の楽曲コードが問い合わせ信号として送信される。なお、リモコン110から送信される問い合わせ信号に対するサーバ200からの回答信号は、後述のS109の処理が実行されるまでの間に受信されているものとする。
S103において、制御部111は、S101でカラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うことが指示されたか否かを判断する。ここで、カラオケ楽曲とは、通常の通信カラオケの楽曲データであり、カラオケ楽曲には、ガイドメロディ、打楽器音情報等に代表されるユーザが合奏に必要な音楽情報が予め組み込まれている。なお、従来の楽曲データはMIDI形式であったが、最近のカラオケ楽曲には、PCM録音された打楽器音(生音)を、打楽器を識別する情報(楽器コード)ともに記録したものもある。この処理において、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うことが指示されたと判断した場合は(S103:YES)、制御部111は、演奏する楽曲の楽曲コードをリモコン110に送信し、処理をS104に移行させる。
S104において、コマンダ120の制御部121は、受信した楽曲コードの楽音を、打楽器音以外をミュートして再生し、また、演奏された楽器の楽器音データを楽器音取得部130を介して取得する。ユーザは、再生される打楽器音のテンポを基準として楽器の演奏を行う。すなわち、再生される打楽器音と同期を取りながら楽器の演奏を行う。これにより、取得された楽器音データにはテンポの基準となるデータが存在するので、他の楽器音データと同期を取ることが可能となる。なお、再生する楽音の楽音データがコマンダ120内に存在しない場合は、コマンダ120は、サーバ200に対し当該楽音データのリクエストを行うものとする。
S105において、制御部121は、投稿データを作成し、作成した投稿データをサーバ200に送信する。投稿データには、演奏された楽器の楽器音データと楽曲コードと楽器コードと投稿者コードが含まれる。ここで、楽器音データ及び楽曲データについては、S101で取得した情報が再度用いられる。また、ユーザがリモコン110にログインしている場合は、当該ログインのユーザIDを投稿者コードとすることができる。なお、制御部121は、リモコン110を介して入力可能な(制御部201が識別可能な)楽曲コード、楽器コードの候補を表示部112に表示して投稿するユーザに選択させてもよい。
一方、S103において、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行わないことが指示されたと判断した場合は(S103:NO)、制御部111は、処理をS106に移行させる。
S106において、制御部111は、S101で入力された演奏する楽器が打楽器(例えば、ドラム)か否かを判断する。この処理において、演奏する楽器が打楽器であると判断した場合は(S106:YES)、制御部111は、楽器音データ取得をコマンダ120に指示し、処理をS107に移行させる。
S107において、コマンダ120の制御部121は、演奏された楽器の楽器音データを楽器音取得部130を介して取得する。ユーザは、自身の好みのテンポで打楽器の演奏を行う。
S108において、制御部121は投稿データを作成し、作成した投稿データをサーバ200に送信する。投稿データには、演奏された楽器の楽器音データと楽曲コードと楽器コードと投稿者コードが含まれる。ここで、楽器音データ及び楽曲データについては、S101で取得した情報が再度用いられる。また、ユーザがリモコン110にログインしている場合は、当該ログインのユーザIDを投稿者コードとすることができる。なお、制御部121は、リモコン110を介して入力可能な(制御部201が識別可能な)楽曲コード、楽器コードの候補を表示部112に表示して投稿するユーザに選択させてもよい。
一方、S106において、演奏する楽器が打楽器ではないと判断した場合は(S106:NO)、制御部111は、処理をS109に移行させる。
S109において、制御部111は、演奏する楽曲の打楽器の楽器音データが投稿曲データベース302に投稿されているか否かを判断する。この判断には、サーバ200から受信した回答信号が用いられる。この処理において、打楽器の楽器音データが投稿されていると判断した場合は(S109:YES)、処理をS110に移行させる。
S110において、制御部111は、投稿されている打楽器の楽器音データが複数か否かを判断する。この処理において、投稿されている打楽器の楽器音データが複数であると判断した場合は(S110:YES)、制御部111は、処理をS111に移行させる。
S111において、制御部111は、複数の打楽器の楽器音データのうち、どの楽器音データを楽音再生させるかについての操作を受け付ける。このとき、制御部111は、表示部112に各楽器音データの説明文(楽器音データを作成したユーザの「投稿者コード(ユーザIDに相当)」、「投稿日時」、「楽器コード(楽器種別に相当)」等を出力する。また、各楽器音データを用いて楽音を視聴させるように構成してもよい。この場合、上記回答信号に、視聴のために各楽器音データが含まれるように構成する。
S112において、制御部111は、コマンダ120に対し、打楽器の楽器音データの楽音の再生を指示し、処理をS113に移行させる。
S113において、コマンダ120の制御部121は、指示された打楽器の楽器音データを用いて楽音を再生し、また、演奏された楽器の楽器音データを楽器音取得部130を介して取得する。ユーザは、打楽器の楽器音データの楽音のテンポを基準として楽器の演奏を行う。すなわち、再生される打楽器音と同期を取りながら楽器の演奏を行う。これにより、取得された楽器音データにはテンポの基準となるデータが存在するので、他の楽器音データと同期を取ることが可能となる。
S114において、制御部121は、投稿データを作成し、作成した投稿データをサーバ200に送信する。投稿データには、演奏された楽器の楽器音データと楽曲コードと楽器コードと投稿者コードが含まれる。ここで、楽器音データ及び楽曲データについては、S101で取得した情報が再度用いられる。また、ユーザがリモコン110にログインしている場合は、当該ログインのユーザIDを投稿者コードとすることができる。なお、制御部121は、リモコン110を介して入力可能な(制御部201が識別可能な)楽曲コード、楽器コードの候補を表示部112に表示して投稿するユーザに選択させてもよい。
一方、S109において、打楽器の楽器音データが投稿されていないと判断した場合は(S109:NO)、制御部111は、処理をS115に移行させる。
S115において、制御部111は、楽器音データの投稿ができない旨を表示部112に表示する。また、コマンダ120に接続されているディスプレイにも表示してもよい。
これにより、制御部111は、S101で選択された楽器で演奏された際の楽器音データの投稿を禁止する。なお、制御部111は、S101で選択された楽器による演奏自体を禁止するように構成してもよく、演奏自体は許可して投稿のみを禁止するように構成してもよい。
以上説明したカラオケ側処理によれば、複数の配信楽器音データを用いて楽音を再生する際に同期を取ることができないような楽器音データの投稿を禁止するので、投稿曲データベース302には、他のデータと同期をとることが容易な投稿楽器音データのみが記録されることになり、その結果、再生装置において各楽器音データの同期を確実に取ることができるようになる。
[サーバ側処理]
次に、サーバ側処理について説明する。サーバ側処理は、所定周期で繰り返し実行される。
S201において、制御部201は、カラオケ装置100から問い合わせ信号を受信したか否かを判断する。この処理において、問い合わせ信号を受信したと判断した場合は(S201:YES)、制御部201は、処理をS202に移行させる。
S202において、制御部201は、回答信号を作成する。具体的には、制御部201は、受信した問い合わせ信号に含まれる楽曲コードをキーとして投稿曲データベース302をアクセスし、当該楽曲コードの打楽器の投稿楽器音データが存在するか否かを判断する。そして、打楽器の投稿楽器音データが存在する場合には、その情報を回答信号とし、また、存在しない場合には、そのことを示す情報を回答信号として作成する。
S203において、制御部201は、S202で作成した回答信号を、カラオケ装置100に送信する。
一方、S201において、問い合わせ信号を受信していないと判断した場合は(S201:NO)、制御部201は、処理をS204に移行させる。
S204において、制御部201は、カラオケ装置100から投稿データを受信したか否かを判断する。この処理において、投稿データを受信していないと判断した場合は(S204:NO)、制御部201は、サーバ側処理を終了する。一方、この処理において、投稿データを受信したと判断した場合は(S204:YES)、制御部201は、処理をS205に移行させる。
S205において、制御部201は、受信した投稿データに基いて投稿曲データベース302を更新する。
以上説明したサーバ側処理によれば、カラオケ装置100で必要な情報を送信し、また、投稿楽器音データを投稿曲データベース302に記録することができるので、その結果、再生装置において各楽器音データの同期を確実に取ることができるようになる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、他の楽器の演奏における基準となる打楽器(例えば、ドラム)で演奏された楽器音データが存在しない場合には、打楽器以外の楽器で演奏された楽器音データの投稿を禁止する。これにより、基準となる楽器音データを有しない状態で演奏された楽器音データの投稿を禁止し、基準となる楽器音データ(ドラム等の打楽器の楽器音データ)に基いて演奏された打楽器以外の楽器の楽器音データを投稿可能とすることで、当該基準となる楽器音データを用いて各楽器音データの同期を確実に取ることができる。また、楽器音データを用いるUGCシステムにおいて、楽器音データを容易に扱うことができる環境を提供することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。
また、投稿システムのサーバ200には、パソコン400・携帯電話500・ゲーム機600からもアクセス可能であり、当該パソコン400・携帯電話500・ゲーム機600からも楽器音データを投稿曲データベース302に投稿することができる。また、パソコン400・携帯電話・ゲーム機600から複数の楽器音データを取得し、当該複数の楽器音データを用いて楽音を再生することもできる。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、該各フローチャートの処理と同等の結果を得ることができるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
また、上述したリモコン、コマンダ、サーバに係る各方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体等としても本発明は実現可能である。
100…カラオケ装置
110…リモコン、111…制御部、112…表示部、113…タッチパネル
120…コマンダ、121…制御部
200…サーバ、201…制御部
300…データベース、301…カラオケ楽曲データベース、302…投稿曲データベース
400…パソコン、500…携帯電話、600…ゲーム機

Claims (3)

  1. 生音形式及びMIDI形式の楽器音データが記録されているデータベースを管理する投稿サーバと、前記投稿サーバを介して演奏した楽器の楽器音データを投稿する楽器音投稿装置とからなる楽器音投稿システムであって、
    前記データベースは再生装置からアクセスされるものであり、また、当該再生装置は当該データベースから複数の楽器音データを取得し当該複数の楽器音データを用いて楽音を再生するものであり、
    前記楽器音投稿装置は、カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示を受け付け、
    前記楽器音投稿装置は、演奏する楽器の入力を受け付け、
    前記楽器音投稿装置は、演奏する楽曲の入力を受け付け、
    前記楽器音投稿装置は、入力された演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが前記データベースに投稿されているかどうかを前記投稿サーバに問い合わせ、
    前記投稿サーバは、前記問い合わせに対する回答信号を送信し、
    前記楽器音投稿装置は、前記伴奏を行わないことが指示され、かつ入力された演奏する楽器が打楽器以外であり、かつ前記回答信号に基いて前記演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが投稿されていないと判断した場合に、前記演奏する楽器で演奏された際の楽器音データの投稿を禁止する、
    ことを特徴とする楽器音投稿システム。
  2. 生音形式及びMIDI形式の楽器音データが記録されているデータベースに、投稿サーバを介して演奏した楽器の楽器音データを投稿する楽器音投稿装置であって、
    前記データベースは再生装置からアクセスされるものであり、また、当該再生装置は当該データベースから複数の楽器音データを取得し当該複数の楽器音データを用いて楽音を再生するものであり、
    カラオケ楽曲の楽器音データを用いて伴奏を行うかどうかの指示を受け付ける伴奏指示手段と、
    演奏する楽器の入力を受け付ける楽器入力手段と、
    演奏する楽曲の入力を受け付ける楽曲入力手段と、
    前記伴奏を行わないことが指示され、かつ入力された演奏する楽器が打楽器以外であり、かつ入力された演奏する楽曲を打楽器で演奏した際の楽器音データが投稿されていないと判断した場合に、前記演奏する楽器で演奏された際の楽器音データの投稿を禁止する禁止手段と、
    を有する楽器音投稿装置。
  3. 既に投稿されている打楽器の楽器音データの中から、前記演奏する楽器の演奏時に用いる打楽器の楽器音データを入力する入力操作を受け付ける合奏音入力手段と、
    前記演奏する楽器の楽器音データを投稿する際に、入力された打楽器の楽器音データを示す識別信号を付して投稿する投稿手段と、
    をさらに有する請求項2の楽器音投稿装置。
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