JP5161227B2 - 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム - Google Patents

重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5161227B2
JP5161227B2 JP2009530031A JP2009530031A JP5161227B2 JP 5161227 B2 JP5161227 B2 JP 5161227B2 JP 2009530031 A JP2009530031 A JP 2009530031A JP 2009530031 A JP2009530031 A JP 2009530031A JP 5161227 B2 JP5161227 B2 JP 5161227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clothing
dimensional model
outside
simulation
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009530031A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009028311A1 (ja
Inventor
眞司 森本
俊統 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Manufacturing Ltd filed Critical Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority to JP2009530031A priority Critical patent/JP5161227B2/ja
Publication of JPWO2009028311A1 publication Critical patent/JPWO2009028311A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5161227B2 publication Critical patent/JP5161227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T19/00Manipulating 3D models or images for computer graphics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2113/00Details relating to the application field
    • G06F2113/12Cloth
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2210/00Indexing scheme for image generation or computer graphics
    • G06T2210/16Cloth

Description

この発明は、重ね着のシミュレーションに関する。
特許文献1(特開2002−117414)は、重ね着のシミュレーションを記載している。シミュレーションでは、衣類を着装する順序を指定し、内側の衣類から順に着装状態をシミュレーションする。ここで内側と外側の衣類との干渉に対し、内側の衣類は外側の衣類の影響を受けず、外側の衣類は内側の衣類の影響を受けるものとして、計算を単純化している。また衣類間の干渉の有無を評価するための、衣類を構成するポリゴン間の衝突の判定法を開示している。
重ね着では衣類を着る順序に自由度があるが、特許文献1はこの点を考慮していない。例えばスカートやズボンの上に、シャツやセーターを着るか、シャツやセーターの上にスカートやズボンを着るかの選択がある。またシャツの下に、スカートを着るか、ジーンズをはくかの自由度がある。特許文献1では、着装の順序を変更するとシミュレーションは最初に戻り、以前のシミュレーションでのデータはほとんど利用できない。
特開2002−117414
この発明の課題は、重ね着の順序の変更や、衣類の組み合わせの変更を含むシミュレーションを、短時間で行うことにある。
この発明は、人体モデルが複数の衣類を重ね着した状態をシミュレーションするために、重ね着する衣類の内外の順序を入力するための入力手段と、衣類毎の3次元モデルでの内外の順序に反する箇所を検出するための検出手段と、内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させるための移動手段、とを備える装置において、
重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを、衣類毎に記憶するための記憶手段を備え、前記検出手段は記憶手段が記憶する衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、内外の順序に反する箇所を検出し、
前記移動手段により移動された外側の衣類の3次元モデルを平滑化するための平滑化手段を備え、
かつ平滑化手段により平滑化された外側の衣類の3次元モデルを元に、重ね着の着装状態をシミュレーションするためのシミュレーション手段を備えることを特徴とする。
この発明はまた、人体モデルが複数の衣類を重ね着した状態をシミュレーションするために、入力手段から重ね着する衣類の内外の順序を入力し、検出手段により前記衣類毎の3次元モデルでの内外の順序に反する箇所を検出し、移動手段により内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させる、重ね着のシミュレーション方法において、
記憶手段により、重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを衣類毎に記憶し、前記検出手段は記憶手段が記憶する衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、内外の順序に反する箇所を検出し、
平滑化手段により、前記移動手段で移動した後の外側の衣類の3次元モデルを平滑化し、
かつ平滑化手段で平滑化した外側の衣類の3次元モデルを元に、シミュレーション手段により、重ね着の着装状態をシミュレーションすることを特徴とする。
この発明はさらに、人体モデルが複数の衣類を重ね着した状態をシミュレーションするために、入力手段から重ね着する衣類の内外の順序を入力し、検出手段により前記衣類毎の3次元モデルでの内外の順序に反する箇所を検出し、移動手段により内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させる、重ね着のシミュレーション方法において、
記憶手段により、重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを衣類毎に記憶し、前記検出手段は記憶手段が記憶する衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、内外の順序に反する箇所を検出し、
平滑化手段により、前記移動手段で移動した後の外側の衣類の3次元モデルを平滑化し、
かつ平滑化手段で平滑化した外側の衣類の3次元モデルを元に、シミュレーション手段により、重ね着の着装状態をシミュレーションすることを特徴とする。
好ましくは、重ね着の着装状態のシミュレーションでは、外側の衣類との干渉により内側の衣類が変形するようにシミュレーションする。
好ましくは、前記衣類の3次元モデルは各々複数のポリゴンで構成され、
前記検出手段では、外側にあるべき衣類の3次元モデルのポリゴンが、内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側にあるかどうかを所定の順序で走査すると共に、走査結果を記憶して近接したポリゴンでの走査結果を、以降の走査に利用する。
この明細書において、シミュレーション装置に関する記載は、シミュレーション方法やシミュレーションプログラムにもそのまま当てはまり、シミュレーション方法やシミュレーションプログラムに関する記載はシミュレーション装置にも当てはまる。
この発明で、例えば2枚の衣類の重ね着をシミュレーションする場合、
a: 2枚の衣類の着装状態を単独でシミュレーションし、
b: 重ね着の順序を入力し、
c: 2枚の衣類の画像(3次元モデル)を重ね合わせ、外側にあるべき衣類が外側に位置するように、シミュレーション画像(シミュレーションにより得られた衣類の3次元モデル)を移動させ、
d: 次いで重ね着の着装状態をシミュレーションする。
ここで重ね着の順序を変更しても、aの処理は無駄にはならず、c,dの処理を再実行すればよい。
1枚の衣類の着装状態をシミュレーションし、その3次元モデルの上から2枚目の衣類の着装状態をシミュレーションする場合と比べると、1回目のシミュレーションは低速である。しかし重ね着の順序を変更して再度シミュレーションする場合、aの処理を繰り返す必要がないので、高速になる。また重ね着する組み合わせを変更する場合、例えばスカートと組み合わせるシャツを変更する場合、aの処理を一部省略できるので効率的である。
また外側の衣類との干渉により内側の衣類が変形するようにシミュレーションすると、内側の衣類を固定して、外側の衣類のみをシミュレーションする場合よりも、リアルなシミュレーションができる。
さらに重ね着の着装状態のシミュレーション前に、移動後の外側の衣類の画像(3次元モデル)を平滑化すると、重ね着の着装状態のシミュレーションでの初期的な状態を最終の状態に近づけ、シミュレーションを高速化できる。
重ね合わせた画像(3次元モデル)が内外の順序に反する箇所を高速で検出するため、以下の処理が望ましい。外側にあるべき衣類の3次元モデルのポリゴンが、内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側にあるかどうかを所定の順序で走査し、走査結果を記憶する。さらに近接したポリゴンでの走査結果を、以降の走査に利用する。重ね着の1つの位置で、一方の衣類のどのポリゴンと他方の衣類のどのポリゴンとが近接しているかが分かると、他の位置でもどのポリゴンとどのポリゴンとが近接しているかが推定できる。このため重ね合わせた3次元モデルが、内外の順序に反する箇所を高速で検出できる。
実施例の重ね着シミュレーション装置のブロック図 実施例での重ね着のシミュレーションを示す図 実施例での内外判定部のブロック図 内外判定でのスキャンを示す図 内外判定でのスキャン方向の変形例を示す図 内外判定をポリゴン単位で模式的に示す図 実施例での内外判定テーブルを模式的に示す図 衣類を外側に移動させたことに伴い、ポリゴン間に発生する力を模式的に示す図 実施例での平滑化部のブロック図 ポリゴン間に働く力を模式的に示す図 重ね着シミュレーションの所要時間を模式的に示す図で、1)は実施例を、2)は内側の衣類を人体モデルと同様な剛体と見なした際の従来例を、3)は内外の衣類間の干渉を考慮した従来例を示す。 実施例の重ね着シミュレーションプログラムのブロック図
符号の説明
2 重ね着シミュレーション装置 4 マニュアルインプット
6 画像入出力 8 カラーモニタ 10 カラープリンタ
12 個別シミュレーション部 14 内外判定部 16 平滑化部
18 干渉処理部 20 レンダリング部 22 メモリ
32 スキャン管理部 34 干渉検出部 36 内外判定テーブル
38 移動部 40,50 外側の衣類 42,52 内側の衣類
44,54 移動後の外側の衣類 46,56 軸 90 応力計算部
92 移動処理部 94 衝突判定部 100〜104 ポリゴン
105〜107 移動後のポリゴン 121 個別シミュレーション命令
122 内外判定命令 123 平滑化命令
124 重ね着シミュレーション命令 P1〜P3 ポリゴン
a,b,c 頂点ベクトル n 法線ベクトル p 頂点ベクトル
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図12に、実施例の重ね着シミュレーションを示す。図において、2は重ね着シミュレーション装置で、4はマニュアルインプットで、例えばキーボードやマウス、スタイラス、トラックボールなどである。6は画像入出力で、ディスクドライブやネットワークインターフェースなどであり、8はカラーモニタ、10はカラープリンタである。12は個別シミュレーション部で、人体モデルに対して重ね着する個々の衣類の着装状態をシミュレーションする。14は内外判定部で、重ね着した衣類間での内外の状態を判定し、外側にあるべき衣類が内側にある箇所を検出し、外側へ移動させる。16は平滑化部で、内外判定部14により外側に移動した衣類の画像を平滑化する。なおこの明細書では、物理的なモデルとしての衣類や衣類の画像を単に衣類と言うことがある。衣類の画像は例えば複数のポリゴンやループのモデルなどから成る3D画像で、物理的な衣類のデータはポリゴンの中心やループの中心の座標と弾性率、摩擦係数、質量などのデータからなる。
干渉処理部18は内外判定と平滑化とにより、内外の順序に沿って重ね着した衣類に対し、衣類と衣類との間の干渉を含めてシミュレーションすることにより、重ね着の着装状態をシミュレーションする。なおこの明細書では、人体モデルと衣類との干渉では衣類のみが変形するものとし、衣類と衣類との干渉では内側の衣類も外側の衣類も共に変形するものとするが、外側の衣類のみが変形するようにしてもよい。重ね着の着装状態のシミュレーションでは、内外の衣類に働く重力、衣類間の接触による摩擦力や反発力、人体から衣類に働く摩擦力や反発力、衣類の変形に伴う応力などを考慮して、シミュレーションする。干渉処理部18により、重ね着した衣類の3次元形状が定まる。
これにレンダリング部20でレンダリングを施し、例えば衣類のテクスチャーをマッピングし、シェーディングを施す。さらに外側の衣類が半透明な箇所では、内側の衣類と外側の衣類の画像を合成する。レンダリング部20はこれ以外に、画像の縮小/拡大、視点の変換などの処理を行う。メモリ22はシミュレーションデータを記憶し、特に人体モデルの3Dデータと、重ね着する個々の衣類(パーツ)の着装前の3D画像と、パーツを単独で着装した際のシミュレーション画像とを記憶する。さらに重ね着後のシミュレーション画像や、シミュレーションの過程での各データを記憶する。実施例では内/外の向きを明確にするため、人体モデルに胴,両手,両脚の5本の軸を設け、この軸から遠ざかる側を外側、この軸に近づく側を内側とする。実施例の重ね着シミュレーション装置は、専用コンピュータやパーソナルコンピュータなどで実現できる。
図2に、重ね着のシミュレーションアルゴリズムを示す。ステップ1で重ね着するアイテム(個々のパーツ)の着装状態をシミュレーションし、シミュレーション結果を記憶する。着装状態をシミュレーションした2枚の画像、ここではスカートとシャツの画像をステップ2で読み込み、合成表示する。次にマニュアルインプットから、ユーザは着装する順番を指定する(ステップ3)。そしてステップ4で、2つの衣類の内外の順序をチェックし、外側の衣類のポリゴンで内側の衣類のポリゴンの内側にあるものを検出する。そして検出したポリゴンを、人体モデルの軸から遠ざかる向きに移動させ(ステップ5)、外側の衣類のポリゴンの頂点が内側の衣類のポリゴンと接触していないか、また外側の衣類のポリゴンの辺が内側の衣類のポリゴンと接触していないかを確認する(ステップ6)。以上によって、内外の衣類の順序が整えられるが、外側に移動した衣類は平滑ではなくなる。そこでステップ7で外側の衣類を平滑化する。次にステップ8で、内側の衣類と外側の衣類の重ね着の状態をシミュレーションし、この時、内外の衣類の干渉により、内側の衣類も外側の衣類も共に変形するようにシミュレーションする。そしてレンダリングを施すと、シミュレーション画像が得られる(ステップ8)。
図3に、内外判定部14の構成を示す。内外の判定は、例えば外側の衣類の全てのポリゴンを所定の順序でスキャンすることにより行う。スキャン管理部32はスキャンを管理し、干渉検出部34は、外側にあるべき衣類が内側にあるべき衣類と接触している箇所、もしくは外側にあるべき衣類が内側にあるべき衣類の内側にある箇所を検出する。これらの検出はポリゴン単位で行い、外側にあるべき衣類のポリゴンの各頂点や各辺について行う。内外判定テーブル36は、干渉検出部34で検出した内外の順序が正しいか否かの判定結果、並びに外側の衣類の各ポリゴンに対し、内側の衣類のポリゴンで干渉の可能性のあるもののID、及びポリゴンとの干渉の程度(反転距離)を記憶する。そしてスキャンの都度、外側の衣類の各ポリゴンについて、検出結果を内外判定テーブル36に書き込み、次のスキャンに対し、内外判定テーブル36を用いて、干渉する可能性のある内側の衣類のポリゴンの候補を絞る。移動部38は内外の順序が反転している箇所につき、外側の衣類を人体モデルの軸の外側に移動させる。
図4,図5にスキャンの例を示す。図4において、40は外側の衣類、42は内側の衣類で、44は移動後の外側の衣類である。図の白丸の点から矢印の方向にスキャンを開始すると、外側の衣類40の各ポリゴンに対し、内側の衣類42のポリゴンで干渉の可能性のあるものが判明する。干渉の可能性があるのは、軸46からの半径方向にほぼ重なっているものに限られ、このことをポリゴンが対応していると呼ぶ。衣類40,42ではポリゴンは規則的に配置されているので、それまでのスキャンで内外の衣類40,42でのポリゴンの対応関係が判明すると、それ以降のスキャンに対して、外側の衣類40のポリゴンに対応する内側の衣類42のポリゴンを求めることができる。そして衣類間の内外の逆転や干渉は、対応するポリゴンとの間で起こる。なお衣類にはドレープなどが生じるので、外側の衣類40の外側に、内側の衣類42が複数回存在していることがある。衣類40,42は軸46を取り巻いているので、外側の衣類40を移動させる方向は、軸46と該当するポリゴンとを結ぶ線の外側で、軸46から遠ざかる向きである。図5で、56は軸であり、50は外側の衣類、52は内側の衣類、54は移動後の外側の衣類である。外側の衣類50は例えばスカートとする。スキャンは、図4のようにスカート50の周方向に行っても、図5のように上下方向に行ってもよい。
図6に、ポリゴンとポリゴンとの干渉判定を示す。予めポリゴン間の対応関係が、図3の内外判定テーブルから判明しているものとする。図の△P1P2P3は外側の衣類のポリゴンで、△abcは内側の衣類のポリゴンとする。そして内側の衣類のポリゴン△abcの法線ベクトルをnとする。頂点P1がポリゴン△abcと接触もしくはその内側にある場合、ポリゴン△abcの適宜の点から頂点P1へ向けたベクトルと、法線nとの内積は0もしくは負のはずである。そこでポリゴン△P1P2P3の各頂点に対し、内積n・(P−a)を求め、これが負もしくは0で内外の順序が反転しているものとする。なお法線nは軸から遠ざかる向きとする。なお内外判定の手法自体は任意である。
図7に内外判定テーブル36を示す。テーブルの行は外側の衣類のポリゴン毎に設けられ、対応する内側の衣類のポリゴンのIDと、反転距離とが記載されている。対応するポリゴンとは、衣類が取り巻く人体の軸からの半径方向に、重なる可能性のあるポリゴンである。反転距離は接触や内外の反転の可能性がないときは0で、接触で1で,外側にあるべき衣類が内側に反転しているほど値が大きくなる。そして全ての反転距離が0となるように、外側の衣類のポリゴンを移動させる。
図8に、外側の衣類の移動を模式的に示す。図の破線は内側にあるべき衣類で、外側の衣類のポリゴンP1,P2,P3のうち、ポリゴンP2,P3を移動させる必要がある。これらをポリゴンP2’,P3’のように移動させると、ポリゴンが変形し、これに伴う力が発生する。実施例では移動前にポリゴンは釣り合っている状態にあるものとし、移動によるポリゴンの伸縮によって、各ポリゴンを引き寄せもしくは遠ざける力が発生するものとする。なお図8の白丸は人体モデルの軸である。
図9に平滑化部16の構成を示し、90は応力計算部で、移動によるポリゴンの伸縮に伴い、ポリゴン間に発生する応力を計算する。92は移動処理部で、応力を解消するように外側の衣類のポリゴンを移動させ、衝突判定部94は人体モデルや内側の衣類との衝突を検出し、衝突したポリゴンを人体モデルや内側の衣類と接触しない位置まで再移動させる。
図10は、衣類のポリゴン間に働く力のモデルを示し、このモデルは平滑化や干渉の処理などで使用する。100〜104はポリゴンで、ここではポリゴンの中心座標を表す。隣接したポリゴンは互いにバネなどで接続される。なお個々の衣類の着装状態のシミュレーションや、衣類間の干渉を考慮した重ね着のシミュレーションでは、これ以外にポリゴンに働く重力や、人体モデルとの接触による反発力や摩擦力、内外の衣類間の接触による反発力や摩擦力を加える。各ポリゴンは、ポリゴン間に働く力により移動し、移動後のポリゴンを105〜107で示す。そして移動後の各ポリゴンに働く力を求め、ポリゴンを移動させる。上記のサイクルを繰り返すと、平滑化やその他のシミュレーションが行える。
内外判定や平滑化で用いるポリゴンのサイズと、個別の着装状態のシミュレーションや重ね着のシミュレーションで用いるポリゴンのサイズとを異ならせることが好ましい。即ち内外判定や平滑化では、他の処理に比べて大きなポリゴンを用いることにより、内外判定を高速化してもよい。そして個別の着装状態のシミュレーションや重ね着のシミュレーションでは小さなサイズのポリゴンを用い、精細なシミュレーションを行っても良い。なお内外判定を、個別の着装状態のシミュレーションや、重ね着のシミュレーションと同じサイズのポリゴンで行うと、平滑化を不要にすることも可能である。平滑化が完了すると、内側の衣類と外側の衣類のそれぞれに対し、ポリゴンに働く力、即ちポリゴン間の応力と重力、内外の衣類間の干渉による反発力や摩擦力、人体モデルから受ける反発力や摩擦力を加味してシミュレーションを行い、重ね着の着装状態をシミュレーションする。
図11にシミュレーションの所要時間を示す。例えば図2のようにシャツとスカートを人体モデルが着装するとして、シャツのみの着装状態とスカートのみの着装状態を個別にシミュレーションし、シミュレーションデータを記憶する。次にスカートをシャツの外に出し、スカートとシャツとの干渉を考慮して重ね着をシミュレーションする。次に着装順序を反転させると、シャツとスカートの個別のシミュレーション結果まで戻り、シャツをスカートの外に出し、重ね着をシミュレーションする。これらによって、重ね着の順序を反転した2種類のシミュレーションを実行できる。
これに対し、内側の衣類と外側の衣類の干渉を加味した従来例のシミュレーションを従来例1とする。従来例1では、最初にシャツを着装し、次にスカートを着せ付けてシャツとの干渉を加味して重ね着をシミュレーションする。スカートを下にする場合、同様の処理を最初から繰り返すので、処理時間は長くなる。重ね着に対して内外の衣類間の干渉を無視すると、言い換えると内側の衣類を剛体と近似する(従来例2)と、実施例とほぼ同じ処理時間でシミュレーションできるが、衣類間の干渉を無視しただけシミュレーション結果は不自然である。
図12に実施例のシミュレーションプログラムを示す。121は個別シミュレーション命令で、重ね着する個々の衣類の着装状態をシミュレーションする。122は内外判定命令で、衣類間の内外の順序の入力に基づき、この順序と一致しない箇所を検出し、その部分で外側にあるべき衣類を移動させる。123は平滑化命令で、移動後の外側の衣類を平滑化し、省略可能である。124は重ね着シミュレーション命令で、内側の衣類と外側の衣類との干渉を加味しながら、平滑化後の衣類に対し重ね着をシミュレーションする。
実施例ではシャツとスカートとのシミュレーションを示したが、例えば同じスカートに対し、上に着るシャツの種類を変更したり、同じシャツに対してスカートをズボンに変更したりすることもできる。
また重ね着のシミュレーションプログラムは、パーソナルコンピュータや適宜のデザイン用の専用コンピュータで実行可能である。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) 重ね着の順序を反転したり、重ね着により組み合わせる相手を変更した場合、短時間でシミュレーションできる。
(2) 重ね着した衣類の内外判定につき、内外の衣類のポリゴン間の対応関係を利用して、内外の関係をチェックすべきポリゴン数を小さくできる。
(3) 大きなポリゴンを用いて内外判定を容易にし、その後平滑化を行うことにより、内外判定に要する時間を短縮できる。
(4) 重ね着のシミュレーションでは内外の衣類間の干渉を加味するので、正確なシミュレーションができる。

Claims (5)

  1. 人体モデルが複数の衣類を重ね着した状態をシミュレーションするために、重ね着する衣類の内外の順序を入力するための入力手段と、衣類毎の3次元モデルでの内外の順序に反する箇所を検出するための検出手段と、内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させるための移動手段、とを備える装置において、
    重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを、衣類毎に記憶するための記憶手段を備え、前記検出手段は記憶手段が記憶する衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、内外の順序に反する箇所を検出し、
    前記移動手段により移動された外側の衣類の3次元モデルを平滑化するための平滑化手段を備え、
    かつ平滑化手段により平滑化された外側の衣類の3次元モデルを元に、重ね着の着装状態をシミュレーションするためのシミュレーション手段を備えることを特徴とする、重ね着のシミュレーション装置。
  2. シミュレーション手段では、外側の衣類との干渉により内側の衣類が変形するようにシミュレーションすることを特徴とする、請求項1の重ね着のシミュレーション装置。
  3. 前記衣類の3次元モデルは各々複数のポリゴンで構成され、
    前記検出手段では、外側にあるべき衣類の3次元モデルのポリゴンが、内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側にあるかどうかを所定の順序で走査すると共に、走査結果を記憶して近接したポリゴンでの走査結果を、以降の走査に利用するようにしたことを特徴とする、請求項1の重ね着のシミュレーション装置。
  4. 人体モデルが複数の衣類を重ね着した状態をシミュレーションするために、入力手段から重ね着する衣類の内外の順序を入力し、検出手段により前記衣類毎の3次元モデルでの内外の順序に反する箇所を検出し、移動手段により内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させる、重ね着のシミュレーション方法において、
    記憶手段により、重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを衣類毎に記憶し、前記検出手段は記憶手段が記憶する衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、内外の順序に反する箇所を検出し、
    平滑化手段により、前記移動手段で移動した後の外側の衣類の3次元モデルを平滑化し、
    かつ平滑化手段で平滑化した外側の衣類の3次元モデルを元に、シミュレーション手段により、重ね着の着装状態をシミュレーションすることを特徴とする、重ね着のシミュレーション方法。
  5. 人体モデルへの衣類の着装状態をシミュレーションするために、デジタル情報処理装置に、重ね着する衣類の内外の順序の入力を受け付けるための入力ステップと、衣類毎の3次元モデルでの入力された内外の順序に反する箇所を検出するための検出ステップと、内外の順序に反する箇所に対して、外側にあるべき衣類の3次元モデルを内側にあるべき衣類の3次元モデルの外側へ移動させるための移動ステップ、とを実行させるプログラムにおいて、
    前記デジタル情報処理装置にさらに、
    重ね着する他の衣類無しで着装状態をシミュレーションした際の衣類の3次元モデルを、デジタル情報処理装置のメモリに衣類毎に記憶するための記憶ステップを実行させて、前記検出ステップでは、前記記憶した衣類毎の3次元モデルを重ね合わせた状態で、入力された内外の順序に反する箇所を、デジタル情報処理装置の検出手段により検出させ
    前記移動ステップにより移動された外側の衣類の3次元モデル、デジタル情報処理装置の平滑化手段により平滑化するための平滑化ステップと、
    前記平滑化ステップにより平滑化された外側の衣類の3次元モデルを元に、デジタル情報処理装置のシミュレーション手段により、重ね着の着装状態をシミュレーションするためのシミュレーションステップ、とを実行させることを特徴とする、重ね着のシミュレーションプログラム。
JP2009530031A 2007-08-24 2008-08-05 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム Active JP5161227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009530031A JP5161227B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-05 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218007 2007-08-24
JP2007218007 2007-08-24
PCT/JP2008/064054 WO2009028311A1 (ja) 2007-08-24 2008-08-05 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム
JP2009530031A JP5161227B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-05 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009028311A1 JPWO2009028311A1 (ja) 2010-11-25
JP5161227B2 true JP5161227B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=40387037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009530031A Active JP5161227B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-05 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2184714B1 (ja)
JP (1) JP5161227B2 (ja)
CN (1) CN101785033B (ja)
WO (1) WO2009028311A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124208A (ko) * 2014-04-28 2015-11-05 (주)에프엑스기어 증강 현실 기반 가상 피팅을 위한 의상의 물리적 시뮬레이션 장치 및 방법

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010110053A1 (ja) * 2009-03-24 2010-09-30 株式会社島精機製作所 プリーツ製品の着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム
WO2010116875A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 株式会社島精機製作所 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム
JP5543962B2 (ja) * 2009-04-08 2014-07-09 株式会社島精機製作所 着装シミュレーション装置及びシミュレーションプログラム
KR101620108B1 (ko) * 2010-03-17 2016-05-11 주식회사 넥슨코리아 3d 가상 공간에서 캐릭터 의상 아이템을 조합하는 캐릭터 의상 아이템 조합 시스템 및 그 방법
KR101620109B1 (ko) 2010-06-15 2016-05-12 주식회사 넥슨코리아 캐릭터 모자 아이템 조합 시스템 및 그 방법
CN104809287B (zh) * 2015-04-24 2019-01-04 厦门唯尔酷信息技术有限公司 穿着物分层方法及其系统、分层穿着物模拟方法及其系统
US9870646B2 (en) 2015-06-26 2018-01-16 Virtual Outfits, Llc Three-dimensional model generation based on two-dimensional images
CN113610960B (zh) * 2021-07-19 2024-04-02 福建凯米网络科技有限公司 一种三维模型合并时防穿模的方法、装置及存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331050A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Fujitsu Ltd 物体位置判定方法、物体の形状モデルの作成方法、これらの装置、および記憶媒体
JP2002117414A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Toyobo Co Ltd 衣服衝突処理方法および衣服衝突処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004070519A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Digital Fashion Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754431A (en) * 1995-09-18 1998-05-19 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. Method and apparatus for designing a tubular knitted fabric using a flat knitting machine
JP4533643B2 (ja) * 2004-02-26 2010-09-01 株式会社島精機製作所 人体モデルへのニットガーメントの着装シミュレーション方法とその装置、並びにそのプログラム
KR100631581B1 (ko) * 2004-08-18 2006-10-09 엘지전자 주식회사 패션 코디네이션 기능을 구비한 이동통신 단말기 및 이를이용한 코디네이션 방법

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331050A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Fujitsu Ltd 物体位置判定方法、物体の形状モデルの作成方法、これらの装置、および記憶媒体
JP2002117414A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Toyobo Co Ltd 衣服衝突処理方法および衣服衝突処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004070519A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Digital Fashion Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124208A (ko) * 2014-04-28 2015-11-05 (주)에프엑스기어 증강 현실 기반 가상 피팅을 위한 의상의 물리적 시뮬레이션 장치 및 방법
KR101586010B1 (ko) * 2014-04-28 2016-01-15 (주)에프엑스기어 증강 현실 기반 가상 피팅을 위한 의상의 물리적 시뮬레이션 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP2184714A4 (en) 2011-12-14
CN101785033A (zh) 2010-07-21
WO2009028311A1 (ja) 2009-03-05
CN101785033B (zh) 2012-07-18
JPWO2009028311A1 (ja) 2010-11-25
EP2184714B1 (en) 2016-06-01
EP2184714A1 (en) 2010-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161227B2 (ja) 重ね着のシミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム
US10529127B2 (en) System and method for simulating realistic clothing
Jiang et al. Bcnet: Learning body and cloth shape from a single image
US11514646B2 (en) System, device, and method of generating a reduced-size volumetric dataset
JP5161230B2 (ja) 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム
KR102348137B1 (ko) 아바타에 착장된 의상의 전이 패턴 생성 방법
Xu et al. 3d virtual garment modeling from rgb images
Chen et al. Tightcap: 3d human shape capture with clothing tightness field
CN112395786A (zh) 服装纸样的自动放码
Chen et al. Structure-preserving 3D garment modeling with neural sewing machines
Wolff et al. 3D Custom fit garment design with body movement
JP5161229B2 (ja) 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム
JP5010603B2 (ja) 着装シミュレーション装置とその方法及びプログラム
JP5543961B2 (ja) 着装シミュレーション装置及びシミュレーションプログラム
WO2008149827A1 (ja) ニットウェアの折り畳みシミュレーション装置、シミュレーション方法及び記憶媒体
Lee et al. ClothCombo: Modeling Inter-Cloth Interaction for Draping Multi-Layered Clothes
US20220383575A1 (en) Wearing simulation device
Xu et al. Virtual Garment Using Joint Landmark Prediction and Part Segmentation
JP3974829B2 (ja) パターン情報生成システム、プログラムおよび情報記憶媒体
Ait Mouhou et al. 3D garment positioning using Hermite radial basis functions
Ju Garment mesh reconstruction and animation
Wang et al. Clothing Modular Design Based on Virtual 3D Technology
차익훈 Convergence Guaranteed Untangling for Clothing Simulation
Liang Dynamics-Inspired Garment Reconstruction and Synthesis for Simulation-Based Virtual Try-On
Hasler et al. Cloth Simulation Based Motion Capture of Dressed Humans

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5161227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3